JPS6025942Y2 - 棒状化粧品容器 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本案は、外筒に嵌合して封筒の抜は出しを防止する構造
に特長を有する棒状化粧品容器に関するもので、内周面
に螺旋溝２を刻設してなる回転筒１と、下半部両側に縦
孔４を有する長寸の封筒３と、上部に化粧品温６を一体
的に形成してなる昇降筒５とからなり、回転筒１に封筒
３を、又封筒３に昇降筒５をそれぞれ挿嵌し、昇降筒５
の下部両側に突設してなるピン７を上記縦孔４並びに螺
旋溝２に係合し、回転筒１の回転により昇降筒５を上下
動せしめるようになる構成において、回転筒１の下端部
内周壁面に環状凹部８を形成すると共に封筒３の底部外
側に環状突部９を突設し、更に該環状突部９の一端を割
欠し且つ縦孔４と連通ずる如くｒ型の切欠部１０を形成
し、上記環状凹部８に収納された環状突部９が該環状凹
部８の上壁肩部８′に係止し、且つ前記封筒３の中間部
外周面に形成した段差部３′に回転筒１の上端部１′を
係当せしめるようになる構成を要旨とするものである。

以下本案の詳細を図面に示す実施例について説明すると
、１は内周面に螺旋溝２を刻設してなる回転筒、３は下
半部両側に縦孔４を有する長寸の封筒、５は上部に化粧
品温６を一体的に形成してなる昇降筒であって、回転筒
１に封筒３の下半部を、又封筒３に昇降筒５をそれぞれ
挿嵌し、昇降筒５の下部両側に突設したピン７を上記縦
孔４並びに螺旋溝２に係合し、回転筒１の回転により昇
降筒５が上下動するようになる。

８は回転筒１の下端部内周壁面に形成した環状凹部、９
は封筒３の底部外周に突設した環状突部であって、該環
状突部９の一端を割欠し且つ上記縦孔４と連通ずる「型
切欠部１０を形成してあり、環状凹部８内に収められた
環状突部９は上記環状凹部８の上壁肩部８′に係止し、
且つ封筒３の中間部外周面に形成した段差部３′に回転
筒１の上端部１′を係当せしめるようになる。

尚図中１１はキャップ、１２は棒状化粧品である。

本案は成上の如く、回転筒１の下端部内周壁面に環状凹
部８を形成腰他方封筒３の底部外側に環状突部９を突設
すると共に、更に該環状突部９の一端を割欠し且つ縦孔
４と連通ずる如く「型の切欠部１０を形成し、環状凹部
８に収められた環状突部９は該環状凹部８の上壁肩部８
′に係止し、且つ身部３の中間部外周面に形成した段差
部３′に回転筒１の上端部１′を係当せしめるようにし
たもので、回転筒１の回転作用を何等阻害することなく
、回転筒１と身部３を確実に結合し、身部３の上下方向
に対する抜は出しを完全に防止［−得ると共に環状突部
９はその一端を割欠し且っ縦孔４と連通ずる「型の切欠
部１０を形成したもので、身部３の底部は弾力を有腰圧
縮が可能であって、回転筒１に対する身部３の挿嵌が容
易であり、且つ環状凹部８に収められると同時に圧縮さ
れた身部３の下部はその弾力で復元し、環状突部９が環
状凹部８の上壁肩部８′に確実に係止し、身部３の抜出
防止効果が得られ、更に化粧品温６を完全に収納した時
点においては、ピン７は「型切欠部１０に係止し、した
がって運搬時の振動等で不用意に化粧品温６が浮上する
のを阻止することができ、化粧品の頭突防止効果をも兼
有するものである。

【図面の簡単な説明】

図面は本案の実施例を示すもので、第１図は縦断面図、
第２図は要部の断面斜視図である。 １・・・・・・回転筒、２・・・・・・螺旋溝、３・・
・・・・身部、４・・・・・・縦孔、５・・・・・・昇
降筒、６・・・・・・化粧品温、７・・・・・ゼン、８
・・・・・・環状凹部、９・・・・・・環状突部、１゜
・・・・・・「型切欠部。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 内周面に螺旋溝２を刻設してなる回転筒１と、下半部両
   側に縦孔４を有する長寸の封筒３と、上部に化粧品温６
   を一体的に形成してなる昇降筒５とからなり、回転筒１
   に封筒３を、又封筒３に昇降筒５をそれぞれ挿嵌し、昇
   降筒５の下部両側に突設してなるピン７を上記縦孔４並
   びに螺旋溝２に係合腰回転筒１の回転により昇降筒５を
   上下動せしめるようになる構成において、回転筒１の下
   端部内周壁面に環状凹部８を形成すると共に封筒３の底
   部外側に環状突部９を突設し、更に該環状突部９の一端
   を割欠し且つ縦孔４と連通ずる如く「型の切欠部１０を
   形成し、上記環状凹部８に収納された環状突部９が該環
   状凹部８の上壁肩部８′に係止し、且つ前記封筒３の中
   間部外周面に形成した段差部３′に回転筒１の上端部１
   ′を係当せしめるようになることを特徴とする棒状化粧
   品容器。