JPS60258215A - カルボキシル化金属オキシアルミネ−ト化合物を含む触媒組成物を用いた高シス−1,4ジエン重合体の製造法 - Google Patents

カルボキシル化金属オキシアルミネ−ト化合物を含む触媒組成物を用いた高シス−1,4ジエン重合体の製造法

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JPS60258215A
JPS60258215A JP60079438A JP7943885A JPS60258215A JP S60258215 A JPS60258215 A JP S60258215A JP 60079438 A JP60079438 A JP 60079438A JP 7943885 A JP7943885 A JP 7943885A JP S60258215 A JPS60258215 A JP S60258215A
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F36/00Homopolymers and copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, at least one having two or more carbon-to-carbon double bonds
    • C08F36/02Homopolymers and copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, at least one having two or more carbon-to-carbon double bonds the radical having only two carbon-to-carbon double bonds
    • C08F36/04Homopolymers and copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, at least one having two or more carbon-to-carbon double bonds the radical having only two carbon-to-carbon double bonds conjugated

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  • Transition And Organic Metals Composition Catalysts For Addition Polymerization (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、シス−1,4付加を高含量で有し且つ同時に
良好な禾熟氏(green)強度と粘着性(tack)
を有するジエン重合体の製造法に関する。
更に特に、本発明は金属がニッケル又はコバルトである
カルボキシル化された金属オキジアルミネート化合物、
第1.I、及び■族の金属の有機金属化合物、そして1
種又はそれ以上の弗素含有化合物を含んでなる新規な触
媒系の存在下に1,3−ジエン単量体を溶液重合させる
ことを含む該重合体の製造法に関する。
シス−1,4付加を高含量で有するポリブタジェン重合
体及びそれらの製造法は技術的に公知である。そのよう
左重合体は種々の有機ニッケル又は有機コバルト化合物
、第1. II、及び■族の有機金属化合物、及び種々
の弗素含有化合物からガる触媒組成物を含む多種類の触
媒系を用いるととにより、1,3−ブタジェンを溶液重
合条件下に重合させることによって製造されてきた。
即ちスロックモー ) 7 (Throck?7Lor
ton)らの米国特許第3.483.177号は、(1
)第■、■及び■族の金属の有機金属化合物、中でもト
リアルキルアルミニウム化合物;(2)有機ニッケル又
は有機コバルト化合物からなる静″から選択される少く
とも1種の化合物;及び(3)三弗化ホウ素を、炭素が
酸素及び窒素から選択される少くとも1種の原子に多重
結合によって直接結合しているケトン、アルデヒド、エ
ステル及びニトリルから選択される群の少くともl員と
錯体化させることによって合成される少くとも1種の三
弗化ホウ素錯体、からなる触媒系の存在下に、1,3−
ブタジェンを溶液重合させることを含んでなるシス−1
,4付加を高含量で有するポリブタジェンの製造法に関
するものである。この特許の第2欄13〜21行には、
トリエチルアルミニウム、有機ニッケル塩及び三弗化ホ
ウ素−ジエチルエーテル錯1体ヲ含んでなる従来法の触
媒組成物が記述されている。
スロックモートンらの米国特許第3,528,957号
は、(1)第1、I及び■族の金属の有機金属化合物、
(2〉有機ニッケル及び有機コバルト化合物からなる種
類から選択される少くとも1種の化合物、及び(3)三
弗化ホウ素を、1価のアルコール、フェノール、水及び
含酸素の鉱酸からなる種類のl員と錯体化させることに
よって合成される少くとも1種の三弗化ホウ素錯体、の
混合物からなる触媒系の存在下に1,3−ブタジェンを
溶液重合させることを含んでなるシス−1,4付加を高
含量で有するポリブタジェンの製造法に関するものであ
る。
ビッツy (pierson)らの米国特許第3.98
5゜941号は、(1)トリインブチルアルミニウム及
びトリーn−ブチルアルミニウムからなゐ群から選択さ
れる有機アルミニウム化合物;(2)有iニッケ触媒系
の存在下に1,3−ブタジェンを溶液重合させることを
含んでなるシス−1,4付加を高含 )□量で有するポ
リブタジェンの製造法に関するものである。
オモリ(Omo r i )らの米国特許第4.304
.885号は、高分子量の通常固体のポリブタジェンの
、非常に軟い低分子量のポリブタジェン重合体との混合
物を含んでなる加橡してない状態で高粘着性を有するポ
リブタジェンゴム組成物に関するものである。この特許
は、両型合体が、有機ニッケル化合物、トリアルキルア
ルミニウム化合物及び三弗化ホウ素エーテレートからな
る触媒系を含む種種の触媒を用いる溶液重合で製造され
ることを述べている。
上述の特許は、本発明の方法で用い、る触媒系といくつ
かの類似性をもつ重合触媒系を用いることによる、シス
−1,4付加を高含量で有するポリブタジェンの製造法
を記述している。
しかしながら、この従来法で用いる触媒系と本発明の方
法で用いる触媒系とでは、重合様式及び得られるポリブ
タジェン重合体の性質の双方に影響する多くの非常に重
要な相異点が存在する。即ち、上述の特許のいずれもが
、それに記述される方法で製造したポリブタジェンが良
好な未熟民強度と粘着性の双方を示すということを開示
していないし、或いは提案していない。事実米国特許第
4.242,232号に指摘されているように、チタン
、コバルト及びニッケルのような遷移金属を用いる従来
法の触媒組成物によって製造される高シス−1,4ポリ
ブタジ工ン重合体の主な欠点の1つは天然ゴムと比較し
て粘着性の劣ることである。
米国特許第4304.885号は、そこに記述されるポ
リブタジェンゴム組成物が高粘着性を有することを教示
している。しかしながらこの特許の教示によれば、この
高粘着性は高分子量ポリブタジェンを低分子量ポリブタ
ジェンと混合することによって達成され、これはこの参
考文献が例え上記特許に記述されるものと少くとも同様
である重合体を製造するための触媒系を用いるとしても
それ自体独特であると考えられる。
更に米国特許第へ483.177号、第3.52へ95
7号及び第3.985.941号は、ある三弗化ホウ素
錯体例えば三弗化ホウ素エーテレートを触媒系に用い且
つ用いる有機金属化合物がトリアルキルアルミニウム化
合物である時、トリアルキルアルミニウム成分の選択が
非常に制限されるということを明白に教示している。即
ちどれらの特許すべては、そのような場合にトリアルキ
ルアルミニウム化合物が、最適な反応速度及び重合体分
子量を得ようとするならばトリエチルアルミニウム又は
トリメチルアルミニウムに制限されるべきであるという
ことを教示している。これはトリアルキルアルミニウム
成分がそのように制限されない本発明の触媒組成物と完
全に対比しうる。
最後に上述の従来法の特許の触媒系の有機ニッケル又は
有機コバルト成分は本発明の触媒系のカルボキシル化さ
れた金属オキジアルミネート成分と完全に異なっている
。後に議論するように、との本特許申請者の触媒系の成
分は、シス−1,4付加を高含量で有し且つ良好な未熟
性強度及び粘着性の双方を有するポリブタジェンを製造
するのに主に重要である。
本発明によれば、シス−11,4付加を高含量(即ち、
〉85%)で有し並びに良好な未熟成強度及び粘着性を
有するジエン重合体は、1,3−ジエン単量体を、炭化
水素溶媒中において、(α)式 %式% 及びこれらの混合物 〔式中、R及びR′は炭素数7〜17のアルキ 1゜ル
基であシ、そしてMはニッケル又はコバルトである〕 の化合物からなる群から選択されるカルボキシル化金属
オキジアルミネート化合物; (b) 周期律表第■、■及び■族の金属の有機金属化
合物; (1) 三弗化ホウ素の、エーテル、アルコール又はこ
れらの混合物との錯体;弗化水素;弗化水素の、エーテ
ル、アルコール又はこれらの混合物との錯体、及び該化
合物の混合物、からなる群から選択される1種又はそれ
以上の弗素含有化合物、を含んでなる触媒組成物の触媒
有効量の存在下に重合させることによって製造される。
体の製造に加えて、上述の従来法に記述されているもの
よりもかなり多大の多様性を有する。即ち本組成物の成
分(C)として使用される弗素含有化合物が三弗化ホウ
素ジエチルエーテルのような三弗化ホウ素エーテレート
であり、またトリアルキルアルミニウム化合物が成分(
b)として使用される場合においてでさえ、必ずしもト
リアルキルアルミニウム成分をトリメチルアルミニウム
又はトリエチルアルミニウムに限定する必要がない。事
実そのような組成物に用いるのに特に有利なトリアルキ
ルアルミニウム化合物はトリイノブチルアルミニウムで
ある。
上述したように、本発明の方法で製造される高シス−1
,4ジ工ン重合体は1,3−ジエン単量体を新規な触媒
組成物の存在下に重合させることによって製造される。
使用しうる1、3−ジエン単量体は、共役ジエンであシ
、そして1,3〜ブタジエン、イソプレン、1,3−ペ
ンタジェンなどを含む。好適な1,3−ジエン単量体は
1.3−ブタジェンである。
本発明の触媒組成物の成分(α)として用いられるカル
ボキシル化された金属オキジアルミネート化合物は、構
造式 〔式中、R及びR′は炭素数7〜17のアルキル基であ
り、またMはニッケル又はコバルトである〕 のいずれかを有する化合物でおる。ある場合には、Rが
炭素数7より小さい化合物が、その炭化水素溶媒への溶
解性に欠けるから好適でないにもかかわらず使用できる
ということを特記すべきである。
このような時そのような化合物はある溶媒の混合物と共
に使用するとよい。簡便のために1これらの化合物は簡
略式 %式% 〔式中、R,Rζ及びMは上述の通)である〕によって
表わすことができる。
コレラノカルボキシル化された金属オキジアルミネート
化合物、例えばカルボキシル化されたニッケルアルミネ
ート又はカルボキシル化されたコバルトアルミネートは
、本明細書に参考文献として引用される米国特許第式2
96,242号に詳細に記述されているものと同様の方
法を用いることKよりカルボン酸のニッケル又はコバル
ト塩をアルミニウムのアルコキシドと反応させることに
よって製造しうる。本発明の触媒組成物に用いる好□ヵ
xy#vhイ、□え。ヮオヤ7ア2、え− ゛□ト化合
物は、式 %式% 〔式中、Mはニッケル又はコバルトであり、またRは炭
素数7〜11のアルキル基である〕によって表わされる
ものである。更に簡便のために、本発明のカルボキシル
化された金属オキジアルミネート化合物は以下簡単にコ
バルトアルミネート及びニッケルアルミネートとして言
及され、それぞれ実施例では略号Co0Al及びNi0
Alによって表示される。
ここに触媒組成物のカルボキシル化されたニッケル及び
コバルトアルミネートは、上述した過去の特許に開示さ
れた触媒組成物の有機ニッケル及び有機コバルト成分か
ら完全に区別されると思われる。即ちこれらの化合物は
事実中心アルミニウム原子の存在に関して準焦機ニッケ
ル及びコバルト化合物として見做すことができる。更に
これらのコバルト及びニッケルアルミネート化合物の驚
くべき且つ予期を越えた特徴は、三弗化ホウ素錯体のよ
うな弗素含有化合物共触媒の不存在下においてでさえ、
これらの化合物がトリアルキルアルミニウムのような有
機金属化合物還元剤の存在下において1,3−ブタジェ
ンの重合にある触媒活性を示すということである。これ
は、本申請者の知識によると、三弗化ホウ素錯体共触媒
の不存在下に実質的に触媒活性を示さない従来法の特許
の有機コバルト及び有機ニッケル化合物と完全に対比で
き、童た本発明のカルボキシル化されたコバルト及びニ
ッケルアルミネートが従来法の有機コバルト及び有機ニ
ッケル化合物と異なるという事実の更なる証拠である。
触媒系の成分(b)として利用しうる第1.II及び曹
の有機金属化合物は、リチウム、カリウム、ナトリウム
、亜鉛、マグネシウム及びアルミニウムのような金属の
有機金属化合物である。好適な有機金属化合物は有機リ
チウム、有機アルミニウム、有機亜鉛及び有機マグネシ
ウム化合物であ夛、これらのうち有機リチウム及び有機
アルミニウム化合物は特に好適である。
本明細書に用いる如き「有機アルミニウム化合物」とは
、式 〔式中、R1はアルキル(シクロアルキルを含む)、ア
リール、アルカリール、アリールアルキル、アルコキシ
、弗素及び水素からなる群から選択され、R1及びR1
はフルキル(シクロアルキルを含む)、アリール、アル
カリール、及びアリールアルキルの群から選択される〕 に相当する有機アルミニウム化合物に関する。
利用しうる上式に相当する化合物の例は、ジエチルアル
ミニウムヒドリド、ジー界−プロビルアルミニウムフル
オリド、ジ−n−ブチルアルミニウムヒドリド、ジイソ
ブチルアルミニウムヒドリド、ジエチルアルミニウムヒ
ドリド、ジエチルアルミニウムヒドリド、トリメチルア
ルミニウム、トリエチルアルミニウム、)!j−n−プ
ロピルアルミニウム、トリイソプロピルア” ミニt 
!、ト’) −n−7’チルアルミニウム、トリイソブ
チルアルミニウム、トリペンチルアルミニウム、トリヘ
キシルアルミニウム、トリシクロヘキシルアルミニウム
、トリオクチルアルミニラA、)17フエニルアルはニ
ウム、ト’)−p−トリルアルミニウム、トリベンジル
アルミニウム、ニーy−yv シフ xニルアルミニウ
ム、エチルジ−p−トリルアルミニウム、エチルジベン
ジルアルミニラ・、ジ−チー7−−〜アルミ=つ・、ジ
ーチーp1′−j−IJフルルミニウム、ジエチルベン
ジルアルミニウム、及び他のトリ有機アルミニウム化合
物を含む。更にジアルキルアルミニウムアルコキシド例
えばジエチルアルミニウムエトキシド、ジインブチルア
ルミニウムエトキシド、ジプロピルアルミニウムメトキ
シドなども包含される。そのような有機アルミニウム化
合物のヒドリド、例えばジエチルアルミニウムヒドリド
、ジ−n−プロピルアルミニウムヒドリド、ジ−n−ブ
チルアルミニウムヒドリド、ジイソブチルアルミニウム
ヒドリド、ジフェニルアルミニウムヒドリド、ジ−p−
トリルアルミニウムヒドリド、ジベンジルアルミニウム
ヒドリド、フェニルエチルアルミニウムヒドリド、フェ
ニルn−プロピルアルミニウムヒドリド、p−トリルエ
チルアルミニウムヒドリド、p−トリルn−プロピルア
ルミニウムヒドリド、p−トリルイソプロピルアルミニ
ウムヒドリド、ベンジルエチルアルミニウムヒドリド、
ベンジルn−プロピルアルミニウムヒドリド、及びベン
ジルイソプロピルアルミニウムヒドリドなども使用でき
る。
好適な有機アルミニウム化合物は、トリアルキルアルミ
ニウム化合物例えばトリメチルアルミニウム、トリエチ
ルアルミニウム、トリーn−プロピルアルミニウム、ト
リーn−ブチルアルミニウム、トリイソブチルアルミニ
ウム、トリオクチルアルミニウムなどであり、これらの
うちトリイソブチルアルミニウムは特に好適である。
本明細書に用いる如き「有機リチウム化合物」は、式R
Ltに相当する有機リチウム化合物に関する。ここにR
は炭素数1〜20のヒドロカルヒル基、有利には炭素数
1〜20、好ましくは3〜6の脂肪族基であるが、炭素
数6〜20、好ましくは6〜12の脂肪族又は芳香族で
あってもよい。
好適なRLi化合物はn−ブチル及び5ec−プチルリ
チウムである。他の適当なRLi化合物は、R基がエチ
ル、n−プロピル、イソプロピル、n−アミル、5ec
−アミル、5ec−ヘキシル、n−ヘキシル、n−へブ
チル、オクチル、ノニル、テシル、ドデシル、オクタデ
シル、フェニル、トリル、ジメチルフェニル、エチルフ
ェニル、ナフチル、シクロヘキシル、メチルシクロヘキ
シル、エチルシクロヘキシル、シフ日ヘプチル、アリル
、2−ブテニル、2−メチルブテニル、シクロでメチル
メチル、メチルシクロペンチルエチル、フェニルエチル
、シクロペンタジェニル、ナフチル、フェニルシクロヘ
キシルなどである化合物を含むが、これに限定されるも
のではない。
本明細書に用いる如き「有機マグネシウム化合物」は、
まず式RaM、Xb K相当する有機マグネシウム錯体
に関する。ここにRはアルキル、アリール、アリールア
ルキル又はアルカリールであってよく、Xは弗素であり
、モしてα及びbは合計が2に等しく且つ比α/6が2
よりも大きく、但し無限大でない。上式に相当する化合
物の例は、エチルマクネカラムフルオリド、シクロヘキ
シルマダネカラムフルオリド、及びフェニルマグネシウ
ムフルオリドなどである。更に[有機マグネシウム化合
物」には、弐RtM ci (但しRはアルキル、アリ
ール、アリールアルキル又はアルカリール)或いはR’
R″Mg(但しR′はアルキル、アリール又はアルカリ
ール及びR“はアルキル、アリール、アリールアルキル
又はアルカリール)の化合物も含まれる。これらの後者
の式に相当する化合物の例はジメチルマグネシウム、ジ
エチルマグネ/ラム、ジプロピルマグネシウム、ジ(?
L−、s−、t−)7”チルマクネカラム、ジフェニル
マグえツウ4カg−cあ、。 1 本明細書に用いる如き「有機亜鉛化合物」とは、弐R,
Zn (但しRはアルキル、アリール、アリールアルキ
ル又はアルカリール)に相当する有機亜鉛化合物に関す
る。上式に相当する化合物の例はジエチル亜鉛、ジプチ
ル亜鉛、及びジフェニル亜鉛である。
本発明の触媒組成物の成分(C)として使用しうる弗素
含有化合物は、三弗化ホウ素のエーテル、アルコール又
はこれらの混合物との錯体;弗化水素及び弗化水素のエ
ーテル、アルコール又はこれらの混合物との錯体を含む
。これらの弗素含有化合物の混合物も使用でき為。本発
明の触媒組成物に用いるのみに好適な弗素含有化合物は
三弗化ホウ素化合物である。
錯体の生成に利用しうるエーテルは、弐R’OR(但し
R及びR′は炭素数1〜30のアルキル、シクロアルキ
ル、アリール、アルカリ2ル及びアリールアルキル基か
らなる群から選択され、そしてR及びR′は同一でも異
なってもよい)Kよって表わすことができる。複数のR
は通常の炭素結合を通して結合して、エーテル酸素が環
式構造の一部分をなす環状エーテル、例えばテトラヒド
ロフラン、フラン又はジオキサンを形成してもよい。
適当に使用しうるエーテルの例は、ジメチル、ジエチル
、ジプチル、シアミル、及びジイソプロピルエーテル、
エチルメチルエーテル、ジベンジルエーテルなどを含む
。好適なエーテル錯体は三弗化ホウ素ジエチルエーテレ
ート、三弗化ホウ素ジブチルエーテレート、弗化水素ジ
エチルエーテレート及び弗化水素ジブチルエーテレート
である。
錯体の生成に利用しうるアルコールは弐ROH(但り、
、Rハ炭素数1〜30のアルキル、シクロアルキル、ア
リール及びアリールアルキル基からなる群から選択され
る)で表わすことができる。適当に使用しうるアルコー
ルの例は、メタノール、エタノール m −グロパノー
ル、イソプロパツール、n−ブタノール、ヘキサノール
、シクロヘキサノール、ペンタノール、オクタツール、
デカノール、トテカノール、ベンジルアルコール、2−
フェノールなどを含む。好適なアルコール錯体は、BF
、・エタノール、BF、@オクタツール、HF・エタノ
ール及びHF・オクタツールであり、これらのうちBF
3・エタノール及びBF、・オクタツールは特に好適で
ある。
錯体は種々の方法で製造することができる。即ち三弗化
ホウ素又は弗化水素錯体は、単に適当な量のエーテル又
はアルコール錯化剤を適当な溶媒に溶解し且つ適当な量
の三弗化ホウ素又は弗化水素を適当な溶媒に溶解し、そ
して2つの溶媒系を混合することによって製造すること
ができる。この混合は水蒸気の不存在下に行なうべきで
ある。
更なる方法は三弗化ホウ素を適当な溶媒に溶解し、次い
で得られた溶液にアルコール又はエーテルを添加する方
法である。他に錯体は、アルコール又はエーテル錯化剤
を適当な溶媒に溶解し、次いですべての錯化剤が反応す
るまで気体の三弗化ホウ素又は弗化ホウ素を系中にバブ
リングすることによって製造することができる。後にあ
る轡施例で例示するように、三弗化ホウ素−アルコール
錯体はアルコールを三弗化ホウ素−エーテル錯体と反応
させる置換反応によって製造してもよい。
3種の触媒成分は相互作用して活性触媒を生成する。従
っていずれか1つの成分に対する最適濃度は他の成分の
各の濃度に依存する。本発明の触媒系において、1.3
−ジエン単量体のジエン重合体への重合は広い範囲の触
媒成分濃度を用いて行なうことができる。即ち触媒成分
α:b二c、よオ、□□□あ)。、2工ゎ、 +、:1
:1から約1ニア0ニア0までの範囲である。
α:b:cの好適なモル比は1:L5:1.5〜1:1
5:15である。
3種の触媒成分はいくつかの方法で重合系へ導入するこ
とができる。即ち3種の触媒成分は、1゜3−ジエンの
溶液に、重合技術では「その場」での触媒仕込み法とし
て通常言及される逐次的又は同時的方法で導入すること
ができる。他に触媒は、触媒成分のすべてを不活性な希
釈剤中において少量の1,3−ジエン単量体の存在下に
混合し、次いで完全な混合物を重合系に添加するという
方法によシ、重合系外で予じめ生成せしめてもよい。
他に触媒成分は、π−アリルニッケル又ハコバルト錯体
を最初の段階において反応器外で予じめ生成せしめると
いう2段階法を用いるととによ多重合系へ導入してもよ
い。この方法は最初に好ましくは不活性な希釈剤中有機
金属成分を、不活性な希釈剤中1,3−ジエンの混合物
又は溶液に導入するととを含む。次いで好ましくは不活
性な希釈剤中のニッケルアルミネート又はコバルトアル
ミネート化合物を添加する。次いで得られた混合物を適
当な時間(例えば約0〜約30分間)適当な温度(例え
ば約−20℃〜約80℃)に加熱してπ−アリルニッケ
ル又はコバルト錯体を生成する。
この生成は一般に溶液が淡黄色ないし橙色に々ることで
明らかにされる。この工程に続いて、弗素含有化合物及
び予じめ生成せしめたπ−アリル錯体を重合系に添加す
る。更にπ−アリル錯体は、有機金属化合物及びコバル
トボレート又はニッケルボレート化合物を、重合させる
べき1.3−ジエン含有の反応器に仕込み、次いで得ら
れた混合物を加熱することによシ、反応器中でその場で
生成せしめてもよい。これらの後者の方法は、π−アリ
ル錯体の生成を含み、本発明で用いるのに好適な方法で
ある。
本発明の方法で用いる全触媒組成物の濃度はかなり変化
させることができ、純度、所望の重合速度、温度のよう
な因子に依存する。従って触媒組成物の特別な総合的濃
度は、そのような濃度が触媒的に有効な量であるという
ことを述べる以外言及することができない。所望の性質
を有するポリブタジェン重合体を生成するいくつかの特
別な濃度及び比は後述する実施例に例示される。
本発明の重合は、不活性な炭化水素溶媒中で行なわれ、
従って溶液重合である。ここK「不活性な溶媒」とは、
溶媒が得られる重合体の構造中に入らなり、得られる重
合体の性質に悪影響を及ぼさない、そして用いる触媒に
悪影響を及ぼさない、溶媒を意味する。使用しうる適当
な炭化水素溶媒は、脂肪族、芳香族又は脂環族炭化水素
例えばヘキサン、ペンタン、トルエン、ベンゼン、シク
ロヘキサンなどを含む。好適な炭化水素溶媒は脂肪族炭
化水素であり、これらのうちへキサンは特に好適である
本発明の重合は不活性な雰囲気例えば窒素下に行なうべ
きであり、触媒成分を不活性化する水及び空気のような
物質を排除するように注意しなければならない。
重合に用いる温度は厳密でなく、約−10℃〜約150
℃の範囲であってよい。好適な重合温度は約50〜約1
30℃の範囲である。ここに、本発明の触媒組成物を使
用する重要な利点の1つは、それらが過去の多くの触媒
系で実際に例示されているものよりも一様に高重合温度
が使用できるということであることを特記しなければな
らない。
重合は良く知られた方法に従い、少量の低級アルカノー
ル例えばメタノール及び酸化防止剤例えイ?−t−7・
、、、ヤ、ッゾーヤを添ヵ。す、員よよ 11つて停止
させることができる。
ジエン重合体生成物は、公知の方法に従い、過剰量のメ
タノール又は他の低級アルカノール中で凝固させること
によって溶液から回収することができる。重合体生成物
は常法例えば真空乾燥、ドラム乾燥、押出し乾燥などを
用いて乾燥することができる。
上述の如く、本発明の方法で製造されるジエン重合体は
、良好な未熟べ強度及び粘着性と共にシス−1,4付加
を高含量で有する。即ち、そのようなジエン重合体は〉
85%、更に普通には約90〜約99チのシス−1,4
付加含量を有する。
次の実施例は、本発明の本質を更に例示する目的で記述
されるものであり、本発明の範囲を限定するものとは見
なされない。実施例3で示す部及びパーセントは断らな
い限り重量によるものとする。
次の実施例Aは、本発明の触媒組成物のカルボキシル化
されたニッケルオキジアルミネートの製造を例示する。
実施例A 機械的攪拌機、及び窒素の入口及び出口導管を備えた2
ノの3ツロ丸底フラスコに、アルミニウムイソプロポキ
シド(69,4#、0.34モル)及び市販の油で増量
したオクタン酸ニッケル(5009,12重量%、金属
ニッケルに基づいて1.02モル)を仕込んだ。得られ
た懸濁液を窒素下180℃で3時間攪拌して揮発性物質
を除去した。反応が完結した後、混合物を室温で放置し
た。得られた暗緑色の混合物に無水ヘキサン21を添加
し、混合物を攪拌しなから室温で溶解した。次いでこの
溶液を濾過して不溶性の物質を濾過し、F液をモレキュ
ラーシープで乾燥した。得られた生成物の分析値は次の
通りであった: Ni m、M/rr4 =0.62 Al mM/m1=0.21 Ni :AlO比=Z95 : 1 対応するコバルトアルミネートを、実質的に同一の方法
を用いて製造した。
次の実施例(1〜27)は、本発明の触媒組成物を用い
ることによる高シス−1,4−ポリブタジェンの製造を
例示する。
実施例1〜6 ゴムのライナーと3つの孔の王冠とを備えた28オンス
の清涼飲料用のビンに、精製しfcBD/ヘキサン混合
物(1,3−ブタジェン25.2重量%)320.Fを
仕込んだ。次いで触媒成分を次の順序で各ビンに仕込ん
だ=(1)ヘキサン中エタノール(1,0モル溶液) 
i (2)ヘキサン中トリイソブチルアルミニウム、以
下TIBAL(18重量%)(3)へキサン中Ni0A
l (0,62モル溶液)、及び三弗化ホウ素ジエチル
エーテル、以下BP、OEt!(ニート)。エタノール
とNi0Alのモル比を変化させた。触媒成分の添加が
完了した後、重合を水溶液中において50℃で60分間
行なった。重合を少量のメタノール及び酸化防止剤で終
了させた。得られた重合体を過剰量のメタ/−ルで凝固
させて回収し、ドラム乾燥機を用いて乾燥した。
重合で用いる種々の触媒成分の重量及びモル比、重合条
件及び重合体の性質を第1及び1−A表に示す。
Φ ■ へ の へ ↑ Oo cyl a3 d ci 、(:4 ON 
■ 凶 ■ ロ ↑ O(:l e−ad cl d c4 。
ト 師 ω ト ψ ↑ Oo ci ad cl ci −ロQ り ψ 
oo ■ ヤ −ml の Q の Q 寸 ■ ヤ d 臀 り C0CD e+ ヤ 実施例7〜12 これらの実施例においては、エタノールの有無下に、B
D/ヘキサン混合物中の予じめ調製した触媒(π−アリ
ルニッケル)を製造した。ゴムのライナーと3つの孔の
王冠とを備えた28オンスの清涼飲料用のビンに、精製
したBD/ヘキサン混合物(1,3−ブタジェン25.
2重量%)320gを仕込んだ。次いで触媒成分を各ビ
ンに次の順序で仕込んだ:(1)ヘキサン中TIBAL
 (18庫量チ) i (2)ヘキサン中E t OH
(1モル濃度)、及び(3)ヘキサン中yioAtoこ
の混合物を水浴中において50℃で60分間振とうした
。混合物を室温で30分間冷却した後、EF、OEt、
に−トを各ビンに仕込んだ。重合を水浴中において50
℃で60分間行なった。重合を少量のメタノールと酸化
防止剤で終了させた。得られた重合体をす雄側1〜6に
記述したように回収し、乾燥した。
重合で用いる種々の触媒成分の重量及びモル比、重合条
件及び重合体の性質を第1及びu−,4表に示す。
ト 呼 ロ Φ ロ ↑ 0 ロ ド ド ベ c3Hロ ロ リ − 寸 ロ ↑ 0 0 F: ド 、−4d ベ ロ寸 寸 へ 
寸 ■ ↑ ロ OCeI e % d W4 0Φ ω oo
 寸 ■ ↑ 0 ロ − ド − d −〇 −唱 N り CO■ へ ↑ ロ ロ − ド − d c4 0?−1co Q
 oOへ ↑ ロ ロ ad ド − c3% ロ実施例13〜1
8 これらの実施例においては、還元剤として他の有機アル
キルアルミニウムを用いる以外実施例1を実質的に繰返
した。
重合で用いる種々の成分の重量及びモル比、重合条件及
び重合体の性質を第■及びM−A表に示す。
CI OV5cA c3 d C1l Oト さ ml − @+ 褒o o er5 a5 c5 as e+5 
ロc、Q v> 、、 。 。
ヤ ゼ 0 の Q ト ■ ヤ 実施例17〜24 これらの実施例では、エタノールの代りにn−オクタツ
ールを用いる以外実質的に実施例7を繰返した。重合で
用いた種々の成分の重量及びモル比、重合条件、及び得
られた重合体の性質を第■表及び第PI−A表に示す。
の ロ に ロ Q ↑ 0 ロ −−ロ ci −ロ ベ d門 Q ロ ↑ ロ OL+: t−(+’) CQ の へ の へ ロ ロ ↑ ロ ロ F:cd d ei 間 ロ −
 −実施例25〜27 温度計、攪拌機、加熱手段、加圧手段、及び窒素雰囲気
下に維持する入口及び出口を備えた2ガロンのステンレ
ス鋼反応器に、l、3−ブタジェン? 60. O、?
を含有する精製した1、3−ブタジェン/ヘキサン混合
物363219を仕込んだ。
活性触媒は、次の成分を28オンスの王冠付きの清涼飲
料用のビンに次の順序で仕込むことによって反応器外で
調製した:(1)l、3−ブタジェン10重量%を含有
する1、3−ブタジェン/ヘキサン混合物200−書(
2)ヘキサン中EtOHr(3))ヘキサン中TIBA
L(18重量%) i、、(4)ヘキサン中Ni0Al
;及び(5) BFsOE t、 (:=−ト)。得ら
れた予じめ調製した触媒は橙色であり、これは活性なπ
−アリル錯体の生成を示した。
次いでこの得られた触媒を室温で直ぐに反応器に仕込ん
だ。重合体は85±5℃で3〜7時間行なった。次いで
少量のイソプロパツール及び抗酸化剤を反応器に添加す
ることによって重合を停止させた。得られた重合体を、
過剰のイソプロパツール中での凝[IKよって溶液から
回収し、そしてドラム乾燥によって乾燥した。
重合で用いた種々の成分の重量及びモル比、重合条件、
及び得られた重合体の性質を第7表に示す。これらの実
施例で製造される重合体を、強度に関する未熟性強度、
ゴム化合物の加硫して々い状態での粘り強さ及び寸法安
定性、及び粘着性に対して評価した。
未熟性強度及び粘着性は、次の重量部での調合割合を有
する標準的なゴム配合物を用いる通常のゴム混合法及び
装置を用いて重合体を混線するととにより、公知の方法
で決定した:重合体” 100、j、・カーボンブラッ
ク=50、酸化亜鉛= 7.5 、ステアリン酸=20
、樹脂=50、ナフテン油=5.0、スルフェンアミド
= 1.0 、及び硫黄=1.2゜比較の目的で、市販
の高シス−1,4−ポリブタジェン重合体を対照として
使用し、参考例Aとして示した。未熟性強度及び粘着性
の結果を第v−、4表に示す。
寸 へ 囚 の ロ 寸 囚 ■ ロ ■ 寸 の

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.1.3−ジエン単量体を、炭化水素溶媒中において
    、 (α)式 %式% 〔式中、R及びR′は炭素数7〜17のアルキル基であ
    り、そしてMがニッケル又はコバルトである〕 で表わされる化合物からなる群から選択されるカルボキ
    シル化金属オキジアルミネート化合物;(b)金属が周
    期律表第1.1及び■族から選択される有機金属化合物
    ; (C) 三弗化ホウ素の、エーテル、アルコール又はこ
    れらの混合物との錯体;弗化水素;弗化水素の、エーテ
    ル、アルコール又はこれらの混合物との錯体、及び該化
    合物の混合物、からなる群から選択される1種又はそれ
    以上の弗素含有化合物、を含んでなる触媒組成物の触媒
    有効量の存在下に重合させることを含んでなる、シス−
    1,4付加を高含量で有し且つ良好な未熟成強度と粘着
    性を有するジエン重合体の製造法。 2 該ジエン重合体が約90〜約99チのシス−1,4
    付加含有を有するポリブタジェン重合体でおる特許請求
    の範囲第1項記載の方法。 ふ 該炭化水素溶媒が脂肪族、脂環族又は芳香族炭化水
    素溶媒である特許請求の範囲第1項記載の方法。 41.該炭化水素溶媒がヘキサンである特許請求の範囲
    第1項記載の方法。 5、該1,3一ジエン単量体を約−10°C〜約150
    ℃の温度で重合させる特許請求の範囲第1項記載の方法
    。 仕 該1.3〜ジ工ン単量体を約り0℃〜約150℃の
    温度で重合させる特許請求の範囲第1項記載の方法。 7、該カルボキシル化金属オキジアルミネート化合物が
    式 %式% 〔式中、Rは炭素数7〜11のアルキル基であシ且つM
    はコバルト又はニッケルである〕で表わされる化合物で
    ある特許請求の範囲第1項記載の方法。 8、該有機金属化合物を、有機アルミニウム、有機リチ
    ウム、有機マグネシウム、及び有機亜鉛化合物からなる
    群から選択する特許請求の範囲第1項記載の方法。 9、該有機金属化合物がトリインブチルアルミニウムで
    ある特許請求の範囲第1項記載の方法。 10、該有機金属化合物がn−ブチルリチウムである特
    許請求の範囲第1項記載の方法。 11、該三弗化ホウ素錯体が三弗化ホウ素の、式 〔式中、R及びR′は炭素数1〜3oのアルキル、シク
    ロアルキル、アリール、アルカリール、及びアリールア
    ルキル基であってよく且つR及びR′は同一でも異なっ
    てもよい〕によって表わされるエーテルとの錯体である
    特許請求の範囲第1項記載の方法。 12−′該三弗化ホウ素エーテル錯体が三弗化ホウ素ジ
    エチルエーテルである特許請求の範囲第9沖 項記載の方法。 1& 該三弗化ホウ素錯体が三弗化ホウ素の、OM 〔式中、Rは炭素数1〜30のアルキル、シクロアルキ
    ル、アリール、又はアリールアルキル基である〕 で表わされるアルコールとの錯体である特許請求の範囲
    第6項記載の方法。 14、該三弗化ホウ素アルコール錯体が三弗化ホウ素−
    エタノール錯体又は三弗化ホウ素−オクタノール錯体で
    ある特許請求の範囲第1項記載の方法。 15、触媒組成物の成分α:6:cのモル比が約1:1
    :1〜約1ニア0:TOの範囲にある特許請求の範囲第
    1項記載の方法。 1a 成分α:b:Cのモル比が1 : L5 :L5
    〜1:15:15の範囲にある特許請求の範囲第1項記
    載の方法。 17、(α)式 %式% 〔式中、R及びR′は炭素数7〜17のアルキル基であ
    り、そしてMがニッケル又はコバルトである〕 で表わされる化合物からなる群から選択されるカルボキ
    シル化金属オキジアルミネート化合物;(b)金属が周
    期律表第1.II及び■族から選択される有機金属化合
    物; (C)三弗化ホウ素の、エーテル、アルコール又はこれ
    らの混合物との錯体;弗化水素;弗化水素の、エーテル
    、アルコール又はこれらの混合物との錯体、及び該化合
    物の混合物、 からなる群から選択される1種又はそれ以上の弗素含有
    化合物、を含んでなる触媒組成物。 1& 該カルボキシル化金属オキジアルミネート化合物
    が式 (RCOOMOfsAl 〔式中、Rは炭素数7〜11のアルキル基であり且つM
    はニッケル又はコバルトである〕で表わされる化合物で
    ある特許請求の範囲第17項記載の触媒組成物。 19、該有機金属化合物を、有機アルミニウム、有機リ
    チウム、有機マグネシウム、及び有機亜鉛化合物からな
    る群から選択する特許請求の範囲第17項記載の触媒組
    成物。 20、該有機金属化合物がトリイソブチルアルミニウム
    である特許請求の範囲第17項記載の触媒組成物。 21、該有機金属化合物がn−ブチルリチウムである特
    許請求の範囲第17項記載の触媒組成物。 22 該三弗化ホウ素錯体が三弗化ホウ素の、式 〔式中、R及びR′は炭素数1〜30のアルキル、シク
    ロアルキル、アリール、アルカリール、及びアリールア
    ルキル基であってよく且つR及びR′は同一でも異なっ
    てもよい〕によって表わされるエーテルとの錯体である
    特許請求の範囲第17項記載の触媒組成物。 21 該三弗化ホウ素エーテル錯体が三弗化ホウ素ジエ
    チルエーテルである特許請求の範囲第17項記載の触媒
    組成物。 24 該三弗化ホウ素錯体が三弗化ホウ素の、式 〔式中、Rは炭素数1〜30のアルキル、シクロアルキ
    ル、アリール、又はアリールアルキA4−1.L) +
    、1 で表わされるアルコールとの錯体である特許請求の範囲
    第17項記載の触媒組成物。 25、該三弗化ホウ素アルコール錯体が三弗化ホウ素−
    エタノール錯体又は三弗化ホウ素−オクタノール錯体で
    ある特許請求の範囲第17項記載の触媒組成物。 26、触媒組成物の成分α:b:cのモル比が約1 :
     1 : 1〜約1ニア0ニア0の範囲にある特許請求
    の範囲第17項記載の触媒組成物。 27、成分a:b:cのモル比が1:1.5:1.5〜
    1:15:15の範囲にある特許請求の範囲第17項記
    載の触媒組成物。
JP60079438A 1984-06-04 1985-04-16 カルボキシル化金属オキシアルミネ−ト化合物を含む触媒組成物を用いた高シス−1,4ジエン重合体の製造法 Granted JPS60258215A (ja)

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