JPS6025736Y2 - レコ−ドプレ−ヤ装置 - Google Patents

レコ−ドプレ−ヤ装置

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JPS6025736Y2
JPS6025736Y2 JP3220179U JP3220179U JPS6025736Y2 JP S6025736 Y2 JPS6025736 Y2 JP S6025736Y2 JP 3220179 U JP3220179 U JP 3220179U JP 3220179 U JP3220179 U JP 3220179U JP S6025736 Y2 JPS6025736 Y2 JP S6025736Y2
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JP
Japan
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Expired
Application number
JP3220179U
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English (en)
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JPS55132709U (ja
Inventor
治 中島
哲 山本
Original Assignee
三菱電機株式会社
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Publication date
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Priority to JP3220179U priority Critical patent/JPS6025736Y2/ja
Publication of JPS55132709U publication Critical patent/JPS55132709U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はレコードプレーヤ装置に関し、特にそのキャ
ビネットの振動防止のための構造に関するものである。
一般に自動演奏装置を有するレコードプレーヤ装置は、
キャビネットの内部を空胴にして自動演奏装置を塔載し
ているが、内部を空胴にするとキャビネットの剛性が低
下するため振動特性上問題が生じ、レコードプレーヤ装
置の再生音質の低下を引き起こしていた。
第1図および第2図は従来のレコードプレーヤ装置のキ
ャビネットの構造を示す図で、第1図は第2図I−I線
よりみた断面図、第2図は第1図■−■線より底板を除
いてみた裏面図である。
図において、1はキャビネットの上板、2はキャビネッ
トの底板、3は補強用のリブで1,2でキャビネット1
0を構成する。
4はピックアップアーム、5はターンテーブル、6はタ
ーンテーブルを回転駆動するモータ、7はアーム4の駆
動機構、8は電源トランス、9は駆動機構7やモータを
動かすための電気回路である。
キャビネット10の振動は主として上板1の上下振動で
、その振動モードは第3図に示すように、周辺固定の膜
振動モードであり、従来装置では上板1にリブ補強を施
すことにより上板の剛性を高めることで振動特性の改善
を図っていた。
第4図はキャビネット10のメカニカルインピーダンス
を示す特性図で、特性曲線Aはリブ補強を施していない
ものの特性を、また特性曲線Bはリブ補強をほどこした
ものの特性を示している。
また、図中の点p、qはそれぞれキャビネット10の膜
状共振点を表わしており、リブ補強によりこの付近のメ
カニカルインピーダンスも増加して、キャビネット10
の剛性が大きくなっていることを示している。
しかし、このようなリブ補強により自動演奏装置を塔載
して良好な音響特性を得るのに十分な剛性をうるには、
キャビネットの上板を全面にわたって高いリブを配置す
る必要があり、自動演奏装置その他の必要な構成部材を
キャビネット内に収容するにはキャビネットの大形化が
避けられない。
従って、キャビネットの小形化の要請からリブの高さ、
数、配置位置が制限されて十分な剛性が得られないため
振動特性が損オ)れ、これが自動演奏装置を塔載したレ
コードプレーヤの評価を下げ大きな原因となっていた。
この考案は上記従来のものの欠点を除去するためになさ
れたもので、キャビネットの上板と底板とを一体に連結
する連結部材を適宜の位置に配置することによりキャビ
ネットの剛性を収納性を損うことなく著しく高めること
を実現したものである。
第5図はこの考案の一実施例の断面図、第6図は第5図
VI−VT線より底板を除いてみた裏面図で、20はモ
ータ6の周囲に配設された柱状の連結部材(以下支柱と
いう)で、上端は上板1に下端は底板2に図示していな
い接着剤もしくはねじなどにより固着される。
キャビネット10は振動モードのほとんどは第3図に示
すように周辺固定の膜振動モードであり、キャビネット
10のもつとも振動し易いのは上板1の中央部であるモ
ータ6の取付部付近であるから、この実施例の様に上板
1の底板2とをモータ6取付部の周囲で支柱20により
連結すると、上板1と底板2とが一体化されるため、キ
ャビネット10の剛性に底板2の剛性が加わったことに
なり、また構造的にも振動モードの発生を押えることに
なり大変頑強なものとなる。
この実施例のメカニカルインピーダンス特性ヲ第4図に
特性Cとして示した。
この特性Cから判るように、キャビネット10の共振点
にも高い周波数へ移動し、メカニカルインピーダンスの
値も格段と高くなって、キャビネット10が大変振動し
にくくなっている。
この支柱20は細い棒状のものでよく、かつその数もさ
ほど多くする必要がないので自動演奏装置などを塔載す
るときの収納場所の障害はほとんどない。
さらにキャビネット10は通常、鋳造で作られるため、
構造の変更は大きな問題となるが、この考案のものは、
従来のキャビネットに支柱20を追加して取付けるだけ
で足りるので既存のキャビネットにも容易に適用するこ
とができる利点もある。
第7図はこの考案の他の実施例の断面図、第8図は第7
図■−■線より底板2を除いてみた裏面図で、この例は
支柱20をモータ6をとり巻く円筒状に形成したもので
ある。
第9図はこの考案の更に他の実施例の断面図、第10図
は第9図X−X線より底板を除いてみた裏面図で、この
例は支柱20を上板1と一体に成形したものである。
第11図はこの考案の更に他の実施例の断面図、第12
図は第11図刈−■線より底板を除いてみた裏面図で、
この例は上板1と底板2と支柱20とでトラスを構成せ
たものである。
第13図はこの考案の更に他の実施例で、支柱20を十
字形に配置された板状としたものである。
この実施例を更に発展させて、支柱20を薄い板で形成
したハニカム状のものとし、モータ6、その他の機構部
材が収納される部分のみ凹部を形成して収容するように
した構成としてもよい。
以上のように、この考案によれば上板1と底板2とを一
体に連結するモータとは別体の連結部材を設けることに
より、モータの振動等の影響もなく、安価かつ簡易にプ
レーヤ装置のキャビネットの剛性を向上させることが出
来、非常に音質の良いプレーヤ装置が得られる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】 第1図は従来のレコードプレーヤの断面図、第2図は第
1図■−■線より底板を除いてみた裏面図、第3図は上
板の振動モードを示す図、第4図はキャビネットのメカ
ニカルインピーダンス特性図、第5図はこの考案の一実
施例の断面図、第6図は第5図■−■線より底板を除い
てみた裏面図、第7図はこの考案の他の実施例の断面図
、第8図は第7図■−■線より底板を除いてみた裏面図
7.第9図はこの考案の更に他の実施例の断面図、第1
0図は第9図X−X線より底板を除いてみた裏面図、第
11図はこの考案の更に他の実施例の断面図、第12図
は第11図■−刈線より底板を除いてみた裏面図、第1
3図はこの考案の更に他の実施例の断面図、第14図は
第13図IVX−IVX線より底板を除いてみた裏面図
である。 図において、1は上板、2は底板、4はピックアップア
ーム、5はターンテーブル、6はモータ、10はキャビ
ネット、20は支柱である。 なお、図中同一符号はそれぞれ同一または相当部分を示
す。

Claims (9)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)ターンテーブルを回転駆動するモータおよびピッ
    クアップアームを塔載せる上板と、この上板の裏面を覆
    うように固着され上記上板との間に上記モータその他の
    ものを収納する空胴を形成する底板とて構成されたキャ
    ビネットを有するものにおいて、上記空胴内に配置され
    上記上板と底板とを一体に連結する上記モータとは別体
    の連結部材を備えたことを特徴とするレコードプレーヤ
    ー装置。
  2. (2)モータの周辺に連結部材が配設されている実用新
    案登録請求の範囲第1項に記載のレコードプレーヤー装
    置。
  3. (3)ピックアップアームが塔載されている附近に連結
    部材が配設されている実用新案登録請求の範囲第1項又
    は第2項に記載のレコードプレーヤ装置。
  4. (4)連結部材が柱状体である実用新案登録請求の範囲
    第2項又は第3項に記載のレコードプレーヤ装置。
  5. (5)連結部材と上板と底板とでトラスを構成している
    ことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第2項又は第
    3項に記載のレコードプレーヤー装置。
  6. (6) 連結部材が十字状に組合された板状体である
    実用新案登録請求の範囲第2項又は第3項に記載のレコ
    ードプレーヤ装置。
  7. (7)連結部材が薄い板状体で構成されたハニカム状の
    ものである実用新案登録請求の範囲第1項に記載のレコ
    ードプレーヤ装置。
  8. (8)連結部材が筒状体である実用新案登録請求の範囲
    第2項又は第3項に記載のレコードプレーヤ装置。
  9. (9)筒状の連結部材がモータをとり囲むように配設さ
    れている実用新案登録請求の範囲第8項に記載のレコー
    ドプレーヤ装M。
JP3220179U 1979-03-13 1979-03-13 レコ−ドプレ−ヤ装置 Expired JPS6025736Y2 (ja)

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JPS55132709U JPS55132709U (ja) 1980-09-19
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