JP2025511665A - カースピーカー及びオーディオシステム - Google Patents

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Abstract

Figure 2025511665000001
【課題】カースピーカー及びオーディオシステムを提供する。
【解決手段】カースピーカーであって、盆地フレーム、ダイヤフラム、ボイスコイル、及び磁気隙間を有する磁気回路システムを含み、前記ダイヤフラムは、外縁が前記盆地フレームに接続され、前記ボイスコイルは、上端部が前記ダイヤフラムの中部に接続され、下端部が前記磁気隙間に挿入され、前記磁気回路システムは、前記盆地フレームに設けられ、前記カースピーカーは、互いに独立して間隔をあけて設けられる2つのダンパーをさらに含み、前記2つのダンパーは、それぞれ前記ボイスコイルの対向する両側に位置し、各前記ダンパーの縁は、一部が前記盆地フレームに接続され、前記ダイヤフラムは、下へ凹む2つの第1接続部を有し、前記第1接続部は、前記ダンパーに接続される。本発明のカースピーカーは、軽量かつ小型という問題を解決できるだけでなく、高パワーと優れた低周波制限という利点も確保できる。
【選択図】 図2

Description

関連技術出願の相互参照
本出願は、2022年9月9日に提出された、出願番号CN2022111026654の中国専利出願の優先権を主張する。
本発明は、カースピーカー及びカーオーディオシステムに関する。
スピーカーは、通常、ダイヤフラム、ボイスコイル、ダンパー及び磁気回路システム等を含むが、カーオーディオシステムに適用するカースピーカー、特にヘッドレストスピーカー又は天井スピーカーにとっては、軽量、小型、高パワー、良好な低周波制限の要求を満たす必要がある。一方、単一ダンパーを有する一般的な従来スピーカーについては、一般的に質量、容積が大きく、深い設置深さの必要があり、ダンパーなしのスピーカーについては、軽くて小さいが、パワーが低い。このような2つのスピーカーはいずれも車の天井、ヘッドレストオーディオシステムスピーカーに適用されない。
上記問題について、本発明は、軽量かつ小型という問題を解決できるだけでなく、高パワーと優れた低周波制限という利点も確保できるカースピーカーを提供することを目的とする。
本発明は、カーオーディオシステムを提供することを別の目的とする。
本発明の一態様は、
盆地フレームと、
前記盆地フレームに接続される外縁を有するダイヤフラムと、
上端部が前記ダイヤフラムの中部に接続されるボイスコイルと、
磁気隙間を有し、前記盆地フレームに設けられる磁気回路システムと、を含むカースピーカーであって、
前記磁気回路システムは、前記盆地フレームに設けられ、
前記カースピーカーは、互いに独立して間隔をあけて設けられる2つのダンパーをさらに含み、前記2つのダンパーは、それぞれ前記ボイスコイルの対向する両側に位置し、各前記ダンパーの縁は、一部が前記盆地フレームに接続され、前記ダイヤフラムは、下へ凹む2つの第1接続部を有し、前記第1接続部のそれぞれは、対応する1つの前記ダンパーに接続されるカースピーカーが提供される。
いくつかの実施例において、前記盆地フレームは、ハウジングと、磁気回路システム取付台座とを含み、前記ハウジングは、中空であり、且つ上端が開放し、前記ダイヤフラムの外縁は前記ハウジングの上面に接続され、前記ハウジングは、対向して設けられる一対の長辺を有し、前記磁気回路システム取付台座は、前記ハウジング内に位置し、且つ前記長辺の中部に固定的に接続され、前記磁気回路システムは、前記磁気回路システム取付台座に設けられ、前記磁気回路システム取付台座の対向両側と前記ハウジングとの間には、それぞれ前記ダンパーが設けられる。
いくつかの実施例において、前記盆地フレームは、2つのダンパー取付具をさらに含み、前記ダンパー取付具のそれぞれには、1つの前記ダンパーが設けられ、前記ハウジングは、2つの前記長辺の端部間に接続される2との短辺をさらに有し、前記ダンパー取付具は、前記長辺の端部及び/又は前記短辺に固定的に接続される。
いくつかの実施例において、各前記ダンパーは、それぞれ前記ダンパー取付具に接続される外縁と、前記ダイヤフラムの前記第1接続部に接続される第2接続部とを含み、前記外縁は、前記第2接続部よりも低い。
いくつかの実施例において、各前記ダンパーは、前記外縁と前記第2接続部との間に位置する波型部をそれぞれ含み、前記外縁は、前記波型部よりも低い。
いくつかの実施例において、前記外縁の形状は、弧形又は角丸長方形の一部である。
いくつかの実施例において、前記ハウジングは、水平面での正射影が矩形又は角丸長方形であり、前記ボイスコイル、前記磁気回路システム及び前記ダンパーは、前記ハウジングに収容される。
いくつかの実施例において、前記ダイヤフラムは、ダイヤフラム中孔を有し、前記ボイスコイルは、前記ダイヤフラム中孔を通じ、前記ボイスコイルの上端には、ダストカバーが覆われて設けられ、前記ダイヤフラムは、水平面での正射影が、中部に孔を有する楕円形又はトラック形状であり、前記ダイヤフラムは、縁から前記ダイヤフラム中孔まで徐々に下へ傾斜する。
本明細書では、「トラック形状」という用語は、具体的に、1つの矩形と2つの半円/アーチからつなぎ合わせた形状を指し、矩形が2つの半円/アーチの中央に位置している。いくつかの実施例において、前記ダイヤフラムは、複数の補強部を有し、前記補強部は、上に隆起し、又は下に窪み、複数の前記補強部は、それぞれ前記ダイヤフラム中孔の対向両側に位置し且つ対称に設けられる。
いくつかの実施例において、前記補強部は、前記ダイヤフラム中孔から前記盆地フレームの短辺の方へ延びる。
いくつかの実施例において、前記磁気回路システムの数は、1つであり、前記磁気回路システムは、T鉄と、該T鉄に装着される磁性鋼及びフロントパネルと、を含み、前記フロントパネルは、前記盆地フレームに固定的に接続される。
いくつかの実施例において、T鉄の下面の中部は上に窪んで第1止まり孔が形成され、T鉄の円筒部の上面の中部は下に窪んで第2止まり孔が形成される。
いくつかの実施例において、T鉄の台座の上面には、その円筒部を囲む一周の溝がさらに設けられる。
本発明の第2態様は、ヘッドレストスピーカーを含み、前記ヘッドレストスピーカーとして上記したカースピーカーが用いられるカーオーディオシステムが提供される。具体的には、前記ヘッドレストスピーカーは、カーシートのヘッドレスト内に取り付けられるスピーカーである。
本発明の第3態様は、天井スピーカーを含み、前記天井スピーカーとして上記したカースピーカーが用いられるカーオーディオシステムが提供される。具体的には、前記天井スピーカーは、カーの天井に取り付けられるスピーカーである。
本発明は、上記解決策を用いると、従来技術に比べて下記の利点を有する。
本発明のカースピーカーでは、スピーカーの全高を低下させ、スピーカーの振動幅を増加し、スピーカーの共鳴周波数を効果的に低減させ、低周波の深さを向上させ、従来スピーカーの構造が位置きめブランチの面積の減少によって低音拡張する問題、及び位置きめブランチがない場合に低電力、過渡歪み、ボイスコイルの横移動歪みなどの問題を解決し、スピーカーの小型化及び高パワーの機能を実現し、同時に狭いスペースに取り付けることができ、車内のスペースを節約し、スピーカーの低周波感を増加する。要約すると、軽量かつ小型という問題を解決できるだけでなく、高パワーと優れた低周波制限という利点も確保できる。
本発明の技術的解決手段をより明確に説明するために、以下、実施例の説明に使用する必要な図面を簡単に紹介し、明らかに、以下に説明する図面は本発明のいくつかの実施例に過ぎず、当業者にとって、創造的作業の必要がない前提で、これらの図面に基づいて他の図面を取得することができる。
本発明の実施例1に係るカースピーカーの分解模式図である。 本発明の実施例1に係るカースピーカーの断面図である。 本発明の実施例2に係るカースピーカーの斜視図である。 本発明の実施例2に係るカースピーカーの分解模式図である。 本発明の実施例2に係るカースピーカーの平面図である。 本発明の実施例2に係るダイヤフラムの斜視図である。 図6に示すダイヤフラムの短辺に垂直する方向に沿う断面図である。 本発明の実施例3に係るダイヤフラムの斜視図である。 比較例のダイヤフラムの斜視図である。 実施例2、実施例3及び比較例のスピーカーの歪み曲線比較図である。
以下、本発明の利点及び特徴が当業者によって理解されやすくするように、図面を参照しながら、本発明の好ましい実施例を詳しく説明する。なお、これらの実施形態についての説明は、本発明の理解に寄与するが、本発明に対する限定を構成しない。また、以下、説明する本発明の様々な実施形態に係る技術的特徴は、互いに矛盾しない限り、互いに組み合わせることができる。
本発明では、「内」、「外」はボイスコイルの中心線を基準として定義され、ボイスコイルの中心線に近い側を内、逆に外とする。「上」、「下」、「水平」という位置用語は、カースピーカーの構造を当業者が理解しやすくすることを目的とするものであり、車に取り付けられた後のスピーカーの状態を限定するものではなく、例えば、スピーカーを車内の傾斜部材や直立部材に設けてもよいし、車内部品の下面に設けてもよい。
実施例1
本実施例は、カーオーディオシステム内に用いられるカースピーカーが提供される。さらに、このカースピーカーは、カーシートのヘッドレストに取り付けられるヘッドレストスピーカー、及び/又は、カー天井に取り付けられる天井スピーカーである。図1及び図2に示すように、このカースピーカーは、盆地フレーム1、ダイヤフラム2、ボイスコイル3、及び磁気隙間40を有する磁気回路システム4を含む。ダイヤフラム2の外縁は、盆地フレーム1に接続され、ボイスコイル3の上端部は、ダイヤフラム2の中部に接続され、ボイスコイル3の下端部は、磁気隙間40内に挿入され、磁気回路システム4は、盆地フレーム1に設けられる。このカースピーカーは、互いに独立して間隔をあけて設けられる2つのダンパー5をさらに含み、2つのダンパー5はそれぞれボイスコイル3の対向する両側(例えば図2に示す左右両側)に位置し、各ダンパー5の縁は、一部が盆地フレーム1に接続され、ダイヤフラム2は、下へ凹む2つの第1接続部21を有し、第1接続部21は、ダンパー5に接続される。
盆地フレーム1は、水平面での正射影が矩形又は角丸長方形であり、よって、スピーカーの全体は長細い形状を有し、車内のスペースをとらずに車内に簡単に取り付けられることができる。さらには、盆地フレーム1は、ハウジング11を含み、ハウジング11は、中空で、且つ上下の両端が開放し、ボイスコイル3、磁気回路システム4及びダンパー5は、いずれもハウジング11内に収容され、基本的にハウジング11から露出せず、ハウジング11によって、車の他部件(例えばヘッドレストスケルトン又は天井)に取り付けられ、ハウジング11は、ダイヤフラム2、ボイスコイル3、磁気回路システム4及びダンパー5を支持、保護する。ダイヤフラム2の外縁は、ハウジング11の上面に接続され、具体的には、ダイヤフラム2は、ハウジング11の上端を覆い、ダイヤフラム2の外縁は、ヨークリング20を介してハウジング11の上面に接続され、ヨークリング20は、弾性を有し、ハウジング11の上面に接着される。ハウジング11は、対向して設けられる一対の長辺111(図2中の左右方向に延びる)と、長辺111間に接続される2つの短辺112(図2の紙面の方向に延びる)とを有し、2つの長辺111と2つの短辺112とは繋がり、矩形、角丸長方形又はトラック形状を呈す空間を囲んでなり、即ち、短辺112は、直線又は或アークに沿って延びる。本明細書では、「トラック形状」という用語は、1つの矩形と2つの半円から構成される形状を指し、矩形が2つの半円間に位置している。
盆地フレーム1は、ハウジング11に位置し且つ長辺111の中部に固定的に接続され、ハウジング11の短辺112との間に間隔を有してダンパー5へ取付空間を提供する磁気回路システム取付台座12をさらに含む。磁気回路システム4は、磁気回路システム取付台座12に設けられる。具体的には、磁気回路システム取付台座12は、全体として中空筒状又は環状であり、磁気回路システム4は、磁気回路システム取付台座12内に固定される。磁気回路システム取付台座12は、いくつかの接続リブは、ハウジング11の長辺111中部に固定される。
盆地フレーム1は、2つのダンパー取付具13を含む。図2に示すように、2つのダンパー取付具13は、それぞれ磁気回路システム取付台座12の左右両側に位置し、ダンパー取付具13のそれぞれには、1つダンパー5が設けられ、つまり、磁気回路システム取付台座12の左右対向両側と、ハウジング11との間にはそれぞれダンパー5が設けられる。具体的には、平面視で、ダンパー取付具13の形状は、ほぼ円弧形状を呈す。ダンパー取付具13は、いくつかの接続リブによってハウジング11の短辺112及び/又は長辺111の左端部又は右端部に固定的に接続される。本実施例において、ダンパー取付具13は、接続リブによって長辺111間に固定的に設けられ、短辺112に接続せず、且つ間隔をあける。さらには、ダンパー取付具13、磁気回路システム取付台座12、接続件及びハウジング11は一体に成形され、例えばプラスチック一体射出成形などである。2つのダンパー取付具13は、磁気回路システム取付台座12に対して対称に設けられる。
ダンパー5は、ダンパー取付具13に接続される外縁と、ダイヤフラム2の第1接続部21に接続される第2接続部53と、外縁51と第2接続部53との間に位置する波型部52と、を含む。外縁51は、水平に設けられ、且つ波型部52及び第2接続部53よりも低く、外縁51の形状は、弧形又は角丸長方形の一部であり、外縁51は、ダンパー取付具13の上面に接着される。波型部52は複数の波の山及び波の谷を有し、且つ全体として外縁51よりも高い。波型部52は、第2接続部53を囲んで設けられ、且つ第2接続部53の円周の半分から四分の三までわたる。第2接続部53は、水平に設けられ、ダイヤフラム2の第1接続部21の下面は、水平に設けられ、両者が互いに接着される。
ダイヤフラム2は、左右対称に設けられ、そのうちの2つの第1接続部21は、対向して設けられる。ダイヤフラム2の中部には、ダイヤフラム中孔22が設けられ、ボイスコイル3はダイヤフラム中孔22を通じ、ボイスコイル3の上端には、ダストカバー30が覆われ設けられる。ダイヤフラム2は、水平面での正射影が、中部に孔を有する楕円形又はトラック形状であり、ダイヤフラム2は、縁からダイヤフラム中孔22まで徐々に下へ傾斜し、即ち、ダイヤフラム2の本体部分は、傾斜して設けられ、大体に円錐形に類似する。
ボイスコイル3の上端部は、ダイヤフラム中孔22を通じ、ダイヤフラム2の上方まで露出し、且つボイスコイル3及びダイヤフラム中孔22の孔壁は、接着され、ボイスコイル3の下端部は、磁気回路システム4の磁気隙間40内に挿入される。ボイスコイル3の上端部は、一対のリード31に導通的に接続され、ダイヤフラム2には、リード貫通孔が設けられ、盆地フレーム1には、一対の半田付ラグ32が固定的に設けられ(具体的には、盆地フレーム1の1つのダンパー取付具13に埋め込まれる)、リード31は、リード貫通孔を通じた後、半田付ラグ32に導通的に接続される。この対の半田付ラグ32は、パワーアンプ等の接続に用いられ、再生するオーディオソースにアクセスするために使用されてもよい。
磁気回路システム4の数は、1つであり、磁気回路システム4は、磁気伝導性のT鉄41、T鉄41に装着される磁性鋼42及びフロントパネル43を含み、フロントパネル43は、磁性鋼42に積層され、フロントパネル43の下面と磁性鋼42の上面とが接着剤により接着され、磁性鋼42は、T鉄41の台座に積層され、磁性鋼42の下面とT鉄41の台座の上面とが接着剤により接着され、フロントパネル43及び磁性鋼42は、具体的にT鉄41の円筒部に装着され、この円筒部は、T鉄41の台座から上へ延びる。磁気隙間40は、T鉄41の外面と、磁性鋼42及びフロントパネル43の内面との間に形成される。磁性鋼42及びフロントパネル43は、盆地フレーム1に固定的に接続され、具体的には、磁性鋼42及びフロントパネル43は、磁気回路システム取付台座12に挿入され、磁気回路システム取付台座12に固定的に接続され、例えば接着剤により接着される。磁性鋼42は、永久磁石であってもよい。T鉄41の下面の中部は上に窪んで第1止まり孔が形成され、T鉄41の円筒部の上面の中部は下に窪んで第2止まり孔が形成される。T鉄41の台座の上面には、その円筒部を囲む一周の溝がさらに設けられる。T鉄41の台座は、接続強度を向上するように、盆地フレーム1に接続されてもよい。
盆地フレーム1には、接続孔がさらに設けられ、これらの接続孔によって車の内装パネルに接続される。
実施例2
本実施例は、実施例1との相違点としてダイヤフラム2であり、他のものが実施例1とほぼ同じである。図3から図7に示すように、ダイヤフラム2は、複数の補強部23をさらに備え、補強部23は上に隆起し又は下に窪み、複数の補強部23は、それぞれダイヤフラム中孔22の対向両側に位置し、且つ対称に設けられる。補強部23は、ダイヤフラム中孔22から盆地フレーム1の短辺112への方向に延びる。具体的には、本実施例において、補強部23は上に隆起し、且つ全体としてダイヤフラム2の中部から外へ放射的に延伸する。補強部23の数は、4つであり、それぞれの補強部23は、内端がダイヤフラム中孔22に近く、外端部がダイヤフラム2の頂角部位に近く、全体として直線的に延びる。本実施例において、補強部23及びダイヤフラム2の本体部分は、一体に設けられ、ダイヤフラム2の本体から上へ隆起してなる。一方、他のいくつかの実施例において、補強部23は、ダイヤフラム2本体の上面又は下面に固定されてもよく、且つ全体として長尺形状である。第1接続部21は、隣接する補強部23の間に位置している。ダイヤフラム2は、角丸長方形の設計構造を呈し、且つ補強部が追加され、楕円形を呈す従来のダイヤフラムに比べると、本実施例のダイヤフラムは、剛性がよく、スピーカー振動中により安定になり、重心が比較的に安定し、完成生産が比較的に容易である。
実施例3
本実施例は、実施例2との相違としてダイヤフラム2の形状である。図8に示すように、ダイヤフラム2は、水平面での正射影がトラック形状であり、その中部が矩形であり、左右両側部が大体に半円形を呈す。4つの補強部23は、ダイヤフラム中孔22からダイヤフラム2の左右両側へ延びる。
比較例
比較例のカースピーカーは、実施例2との相違としてダイヤフラム2である。図9に示すように、ダイヤフラム2には、下に窪む第1接続部が設けられず、且つ上に隆起する補強部が設けられない。比較例のカースピーカーの高さは、実施例2のカースピーカーの高さと大体に一致し、そのダンパーの取付位置がやや高い。
実施例2、3及び比較例のカースピーカーに対して同じ性能テストを実行すると、歪み曲線を図10に示す。図10では、最も太い曲線は、実施例2のカースピーカーの歪み曲線を表し、比較的に太い曲線は、実施例3のカースピーカーの歪み曲線を表し、最も細い曲線は、比較例のダイヤフラム2を用いるカースピーカーの歪み曲線を表す。実施例2及び実施例3のスピーカーは、比較例のダイヤフラム2を用いるスピーカーに比べて、各周波数帯域における全高調波歪が低く、音響効果がより原音に近く、歪みが小さくなることがわかる。
上記実施例のダイヤフラム2は、ダイヤフラム2が完全な剛性体ではなく、自身の加工工程、材質の不均一の影響を受け、振動時に部分的な振動が発生し、スピーカーの周波数の中音域と高音域に波の山及び/又は波の谷が現れ、歪みの原因となる。上記実施例のダイヤフラム2は、歪みを効果的に低減させることができる。
上記実施例のカースピーカーでは、スピーカーの全高を低下させ、スピーカーの振動幅を増加し、スピーカーの共鳴周波数を効果的に低減させ、低周波の深さを向上させ、従来スピーカーの構造が位置きめブランチの面積の減少によって低音拡張する問題、及び位置きめブランチがない場合に低電力、過渡歪み、ボイスコイル3の横移動歪みなどの問題を解決し、スピーカーの小型化及び高パワーの機能を実現し、同時に狭いスペースに取り付けることができ、車内のスペースを節約し、スピーカーの低周波感を増加し、非円形のダイヤフラム2を用いることによって、普通の円形のドラムペーパーダイヤフラム2に比べて、スピーカーの放射面積が拡大し、スピーカーの低周波感を増加する。このカースピーカーは、よりよい安定性を有する。
当業者は、特に明記しない限り、ここで使用される単数形「一」、「前記」、及び「この」には、複数形も含まれてもよいと理解する。本明細書及び特許請求の範囲に示すように、「備える」及び「含む」という用語は、明確に標識されたステップ及び要素が含まれることが提示されるだけであるが、これらのステップ及び要素は排他的なリストを構成するものではなく、方法や装置には、他のステップ又は要素も含まれる可能性もある。
さらに、本開示における「複数」は、2つ以上を指し、他の数量詞もそれに類似することが理解される。
さらに、「第1」、「第2」などの用語は、様々な情報を説明するためのものであるが、これらの情報は、これらの用語に限定されるべきではないことが理解される。これらの用語は、同じタイプの情報を互いに区別するためのものに過ぎず、特定の順序や重要度合を意味するものではない。
実際に、「第1」、「第2」などの表現は、互換的に使用されることができる。例えば、本開示の範囲を逸脱しない限り、第1情報を第2情報とも呼ぶことができ、同様に、第2情報を第1情報とも呼ぶことができる。
この実施形態では、別段の明確な記載及び制限がない限り、第1特徴が第2特徴の「上」又は「下」にあることは、第1特徴と第2特徴との間の直接接触を含んでもよいし、第1及び第2特徴間の直接接触ではなく、それらの間の他の特徴で接触することを含んでもよい。そして、第1特徴は第2特徴の「上」、「上方」及び「上面」にあることとは、第1特徴が第2特徴の直上又は斜め上方にあることを含み、或いは第1特徴の水平高さが第2特徴より高いことのみを示す。第1特徴は第2特徴の「下」、「下方」及び「下面」にあることとは、第1特徴が第2特徴の直下又は斜め下方にあることを含み、或いは第1特徴の水平高さが第2特徴より低いことのみを示す。
上記実施例は、本発明の技術的思想及び特徴を説明するためのものに過ぎず、好ましい実施例であり、その目的として、この技術を知っている人が本発明の内容を了解してこれによって実施することができるが、これにより本発明の保護範囲を制限することができない。
1、盆地フレーム
11、ハウジング
111、長辺
112、短辺
12、磁気回路システム取付台座
13、ダンパー取付具
2、ダイヤフラム
20、ヨークリング
21、第1接続部
22、ダイヤフラム中孔、
23、補強部
3、ボイスコイル
30、ダストカバー
31、リード
32、半田付ラグ
4、磁気回路システム
40、磁気隙間
41、T鉄
42、磁性鋼
43、フロントパネル
5、ダンパー
51、外縁
52、波型部
53、第2接続部

Claims (14)

  1. 盆地フレームと、
    前記盆地フレームに接続される外縁を有するダイヤフラムと、
    上端部が前記ダイヤフラムの中部に接続されるボイスコイルと、
    磁気隙間を有し、前記盆地フレームに設けられる磁気回路システムと、を含み、
    前記ボイスコイルの下端部が前記磁気隙間に挿入されるカースピーカーであって、
    前記カースピーカーは、互いに独立して間隔をあけて設けられる2つのダンパーをさらに含み、前記2つのダンパーは、それぞれ前記ボイスコイルの対向する両側に位置し、各前記ダンパーの縁は、一部が前記盆地フレームに接続され、前記ダイヤフラムは、下へ凹む2つの第1接続部を有し、前記第1接続部のそれぞれは、対応する1つの前記ダンパーに接続されることを特徴とするカースピーカー。
  2. 前記盆地フレームは、ハウジングと、磁気回路システム取付台座とを含み、前記ハウジングは、中空であり、且つ上端が開放し、前記ダイヤフラムの外縁は、前記ハウジングの上面に接続され、前記ハウジングは、対向して設けられる一対の長辺を有し、前記磁気回路システム取付台座は、前記ハウジング内に位置し、且つ前記長辺の中部に固定的に接続され、前記磁気回路システムは、前記磁気回路システム取付台座に設けられ、前記磁気回路システム取付台座の対向両側と前記ハウジングとの間には、それぞれ前記ダンパーが設けられることを特徴とする請求項1に記載のカースピーカー。
  3. 前記盆地フレームは、2つのダンパー取付具をさらに含み、前記ダンパー取付具のそれぞれには、1つの前記ダンパーが設けられ、前記ハウジングは、2つの前記長辺の端部間に接続される2との短辺をさらに有し、前記ダンパー取付具は、前記長辺の端部及び/又は前記短辺に固定的に接続されることを特徴とする請求項2に記載のカースピーカー。
  4. 各前記ダンパーは、それぞれ前記ダンパー取付具に接続される外縁と、前記ダイヤフラムの前記第1接続部に接続される第2接続部とを含み、前記外縁は、前記第2接続部よりも低いことを特徴とする請求項3に記載のカースピーカー。
  5. 各前記ダンパーは、前記外縁と前記第2接続部との間に位置する波型部をそれぞれ含み、前記外縁は、前記波型部よりも低いことを特徴とする請求項4に記載のカースピーカー。
  6. 前記外縁の形状は、弧形又は角丸長方形の一部であることを特徴とする請求項4に記載のカースピーカー。
  7. 前記ハウジングは、水平面での正射影が矩形又は角丸長方形であり、前記ボイスコイル、前記磁気回路システム及び前記ダンパーは、前記ハウジングに収容されることを特徴とする請求項2に記載のカースピーカー。
  8. 前記磁気回路システムの数は、1つであり、前記磁気回路システムは、T鉄と、該T鉄に装着される磁性鋼及びフロントパネルと、を含み、前記フロントパネルは、前記盆地フレームに固定的に接続されることを特徴とする請求項2に記載のカースピーカー。
  9. 前記ダイヤフラムは、ダイヤフラム中孔を有し、前記ボイスコイルは、前記ダイヤフラム中孔を通じ、前記ボイスコイルの上端には、ダストカバーが覆われて設けられることを特徴とする請求項1に記載のカースピーカー。
  10. 前記ダイヤフラムは、水平面での正射影が、中部に孔を有する楕円形又はトラック形状であり、前記ダイヤフラムは、縁から前記ダイヤフラム中孔まで徐々に下へ傾斜することを特徴とする請求項9に記載のカースピーカー。
  11. 前記ダイヤフラムは、複数の補強部を有し、前記補強部は、上に隆起し、又は下に窪み、複数の前記補強部は、それぞれ前記ダイヤフラム中孔の対向両側に位置し且つ対称に設けられることを特徴とする請求項9に記載のカースピーカー。
  12. 前記補強部は、前記ダイヤフラム中孔から前記盆地フレームの短辺へ延びることを特徴とする請求項11に記載のカースピーカー。
  13. ヘッドレストスピーカーを含むカーオーディオシステムであって、
    前記ヘッドレストスピーカーとしては、請求項1から12のいずれか一項に記載のカースピーカーが用いられることを特徴とするカーオーディオシステム。
  14. 天井スピーカーを含むカーオーディオシステムであって、
    前記天井スピーカーとしては、請求項1から12のいずれか一項に記載のカースピーカーが用いられることを特徴とするカーオーディオシステム。
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