JPS60256735A - 壁貫通形空気調和機の換気装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ビルディング等のベリメーターゾーンに備え
られる壁貫連形空気調和機等の換気装置に関するもので
ある。

従来例の構成とその問題点 従来、壁貫連形空気調和機には、第１〜３図に示すよう
な換気装置が備えられている。即ち、空気調和機の本体
１に仕切板２を設け、この仕切板２によって、室内機側
３と、室外機側４とに構成される。そしてこの仕切板２
の中央部に、換気を行なう為の換気装置を設けている。

この換気装置は従来、第２図と、第３図に示すような装
置となっている。仕切板２には、空気の出入が行なわれ
る開口部６が、はぼ四方形に設けられている。７は前記
仕切板２の開口部６の一端に、直角に取付けられた固定
板、８は固定板７に固定されたりミソトスイッチ、９は
リミットスイッチ８の接点突−出部、１ｏは半月形状の
カムで、このカム１ｏと固定連結棒１１とビン１２とが
一体に構成している。１３は自在連結棒で、一端は前記
ピ／１２に自由に回転するように取付けられ、他端は開
口部６を開閉するダンパー１４の取付片１６に設けられ
たビン１６に自由に回転するように設けている。

前記ダンパー１４は仕切板２に蝶番１７を固定し、この
蝶番１７と、ダンパー１４を固定している。

１８は固定板７に取付けられた駆動用のギア〜ドモータ
である。

このように従来は、リミットスイッチ８を人にすること
により、カム１ｏは左側１（実線）の位置にあって、ダ
ンパー１４を開とし、開口部６が室外機側４と室内機側
３とが連通し、換気が行なわ中　れる。次に、リミット
スイッチ８を切にすると、ギアードモータ１８によって
、カム１０が１８００回転し、固定連結棒１１、自在連
結棒１３を介して、ダンパー１４が閉の方向となり、仕
切板２に当接して、開口部６を閉とし、全閉の位置にな
った所で、カム１ｏが接点突出部９に当り、ギアートモ
−ター８の電源を断って停止するのである。

しかしながらこうした換気装置は、カム１ｏと。

固定連結棒１１と、自在連結棒１３とがビン１２とビン
１６によって、寸法関係が正確に、且、確実に連結され
ているから、製造組立時に仕切板２と、ダンパー１４と
の間に、隙間か生じないように固定連結棒１１の長さの
精度、及び、リミットスイッチ８の接点突出部９と、カ
ム１ｏの位置精度、更には自在連結棒１３の長さの精度
等に、十分な注意を払って作業しなければならず、暴風
雨時等にダンパー１４の閉止操作の状態において、雨水
が外風圧によって、室内に侵入してはならないと云う条
件が要求されるにもかかわらず、隙間　・が生じた時は
、雨水が侵入し、換気機構によって作動するダンパー１
４と、仕切板２との間におけ　ヤ１１（ る品質が今−歩不安定であシ、製造工数も多く要すると
云う欠点を有していた。

発明の目的 本発明は上記従来の欠点を解消するもので、製造組立時
における精度のバラツキを吸収し、隙間が生じることの
ないように１品質の安定した換気装置を得ることを目的
とする。

発明の構成 本発明は仕切板へ直角に取付けられた固定板と。

この固定板の一面に取付けたギアードモータと、同じく
固定板の面に設けたりミツトスイッチと、このリミット
スイッチの接点突出部と当接してリミットスイッチを開
閉し、このスイッチにより運転を制御されるギアードモ
ータに設けた半円形のカムと、このカムと一体に構成さ
れた固定連結棒と、この固定連結棒の前端に設けた回転
自在なローラービンと、同じく前記固定連結棒の後端に
設け、先端部にローラービン側へ傾斜した傾斜部を有す
る板バネと、仕切板に設け、外気と連通ずる開口部と、
この開口部の一端に設けた蝶番と、この蝶番と連結し、
常時、前記開口部を閉じる方向へ付勢されたダンパーと
、このダンパーに固定されて前記カム側へ突出し、１８
０°回転した前記カムのローラービンを摺動案内し、ダ
ンパーを開にする摺動案内面及びこれに連続し、ギアー
ドモータを停止させるようにローラービンを案内する停
止面を有する略三角形状の案内板と、この案内板に、ダ
ンパーが閉となった時、前記板バネの傾斜部と係合する
ストッパービンとを設け、前記ダンパ〜を開口する時、
前記ローラービンが前記案内板の摺動案内面に当接しな
がら開口し、カムが１８０°回転して、前記停止面で停
止し、ダンパーを閉止する時、前記蝶番のバネの押圧力
と、前記板バネの傾斜部と前記ストッパーピンとにより
。

更にダンパーをカム側に引き込み、確実に仕切板と、ダ
ンパーとの密着度を高めるようにしたものである。

実施例の説明 本発明による一実施例を第１〜４図にもとづいて説明す
る。２１は第５図に示した仕切板２同様の仕切板、２２
はこの仕切板２１に室外機側と。

λ られた固定板、２４はこの固定板２３の一方側に設けら
れた駆動用のギアードモータ、２５は固定板２３の他方
側に設けられたリミットスイッチ。

２６は半月状となシ、リミットスイッチ２６の接点突出
部２７が人か、切となるようにしているカム、２８はカ
ム２６と一体に構成され、Ｌ形状になった固定用の連結
棒、２９はこの固定用の連結棒２８の先端に回転自在に
設けられている円筒形のローラービン、３０は前記ロー
ラービン２９と反対側の位置にて連結棒２８に溶着、或
いはネジ止めされ、その先端が内角度に折曲けられた折
曲片３１と、その傾斜部３２とを有する板バネで５前記
折曲片３１は案内板３３に設けられたストッパービン３
４と係合するように設けられ、又、傾斜部３２は室内機
ｌ１ｌＩＩＡの圧が室外機１１１１Ｂの圧よシフ　高い
時で、ダンパー３５が締り切らない時に、ストッパービ
ン３４が傾斜部３２を押し、押された板バネ３０は反転
して、板バネ３０と、ストッパルビ２３４表か係合する
ものである。仕切板２１には、ダンパー３５を常時、閉
となる方に押圧するバネ３６を設けた蝶番３７を設け、
この蝶番３７とダンパー３５とか連結している。ダンパ
ー３５には、前記案内板３３が室内機側Ａ（カム側）に
向って、はぼ三角形状に形成されて取付けられ、案内板
３３［けダンパー３６の開口時にローラービン２９と接
触する摺動案内面３５ａと、ダンパー３５の開口時に、
開口を保持する位置となる停止面３ｔｓｂとを設けてい
る。

上記構成において、第３図に示す閉じているダンパー３
５を開にするべく、操作スイッチ（図示せず）を人にす
ると、ギアードモータ２４にリミットスイッチ２５を通
して通電され、ギアードモータ２４が駆動し、このギア
ードモータ２４と連結しているカム２６が矢示Ｒ方向に
回転し始める。

ある角度迄回転すると、ローラービン２９が、案内板３
３の摺動案内面３５ａＫ接触し、蝶番３７のバネ３６の
力で閉止しているダンパー３５をバ　、　、１オ。６゜
ヵゆお、、ア１．あ、。−、−１７“２９が摺動片３５
ａを摺動し、且、案内する如く開口する。即ち、カム２
６の位置が１８００回転した位置が全開となｐ１カム２
６による接点突出部２７によって切となシ、ギアードモ
ータ２４が停止となる。この停止の位置は口〜ラーピン
２もが案内板３３の停止面３６ｂに来た位置（第２図）
となり、ダンパー３５は常にバネ３６によって押圧され
ていることになる。

次に、第２図に示す、開成しているダンパー３５を閉に
するべく操作スイッチ（図示せず）を操作すると、ギア
ードモータ２４にリミットスイッチ２５の接点を通して
通電され、矢示Ｇ方向にカム２６゛が回転し始める。あ
る角度まで回転すると、ローラービン２９は停止面３５
ｂｊＪ）離れ、カム２６は１８０°回転した所で、接点
突出部２７を作動せしめ、ギアードモータ２４は停止す
る。

一方、ダンパー３５はバネ３６の力によシ、閉の方向Ｋ
ｍき開口部２２を閉とする。この時、ローラービン２９
の反対側に設けている板バネ３０の折曲片３１はストッ
パーピン３４と係合し、噛み合うようになって停止する
。従って、バネ３６に打勝つ風圧力がダンパへ３５に加
えられても、機械的にダンパー３５がロックされている
為に、操作者の意志に反して開の状態にはならず、安全
性が確保される。

又、ダンパ〜３６が開の状態から閉の状態に移行する時
、室内機側Ａの風圧力が室外機側Ｂの風圧力が筒い為に
、ダンパー３６がローラービン２９の動きに追従しなか
った場合も、風圧力が減少して来て、バネ３６の力か勝
って来る場合は、閉止の方向に働ちく。しかし、ストッ
パービン３４今板バネ３０の折曲片３１にあたり、そし
てバネ３６１の押圧力によ勺、ストッパービン３４が板
バネ田の傾斜部３２に案内され、第４図において板バネ
３ｏを上方へ反転させながら、傾斜部３２ｆ：乗り越え
、噛み合うようにして強制的にロックし、仕切板２１と
、ダンパ〜３６とを密着するようにしている。

発明の効果 このように本発明は、仕切板へ直角に取付けられた固定
板に、ギアードモータと接点突出部を有したりミツトス
イッチを取付け、前記ギアードモータに直結されたカム
およびこのカムと一体に構成された固定連結棒と、との
固定連結棒の前端に回転自在に取付けられたローラーピ
ンと、同じくこの固定連結棒の後端に取付けられ、先端
にローラーピン側へ折曲した傾斜部を有した板バネと、
仕切板に設けられた開口部と、この開口部を常時、閉と
なる方にダンパーを押圧するバネを設けた蝶番と、この
蝶番と連結した前記ダンパーと、このダンパーに、前記
板バネの傾斜部と係合するストンパーピンを設けた案内
板とを設け、前記ダンパーを開口する時、前記ローラー
ピンが案内板の摺動案内面に当接しながら開口し、カム
が１０００回転して、案内板の停止面で停止し、ダンパ
ーを閉とする時、前記蝶番のバネの押圧力と、板バネの
傾斜部とによシ、ダンパーをカム側に引き込み。

、　噛み合うようにして係合せしめるようにしたもので
あるから、単に、仕切板にダンパーを当接するようにし
た従来の換気装置に比較して、仕切板にダンパーを、機
械的に強制密着することにより、密着度が市められ、隙
間が生じることはない。そして、製造組立時においても
、多少の精度を許しても、板バネの傾斜部とストッパー
ビンとが係合することによシ、その許容精度は吸収する
ことになり、製造工数は短縮される。

又、室内機側が室外機側より、高い風圧の条件下でも、
板バネの傾斜部と、ストッパーピンと。

ダンパー側のバネとによって、板バネを反転させて係合
することになり、暴風雨時においても雨水の侵入はなく
、品質の安定した換気装置となるなどの効果を有するも
のである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例による換気装置の正面図、第
２図は本発明によるダンパー開の時の側断面図、第３図
は開閉の時の側断面図、第４図は同横断面図、第６図は
従来例と本発明の参照とする壁貫連形空気調和機の外観
図、第６図は従来の　。 仕切板に設けられた換気装置の正面図、第７図は同側面
図である。 ２１・・・・・・仕切板、２２・・・・・・開口部、２
３・・・・・・固定板、２４・・・・・・ギアードモー
タ、２５・・・・・・リミットスイッチ、２６・・・・
・・カム、２７・・・・・・接点突出部２８・・・・・
・連結棒、２９・・・・・・ローラーピン、３０・・・
・・・板バネ、３２・・・・・・傾斜部、３３・・・・
・・案内板、３４・・・・・・ストッパービン、３６・
・・・・・ダンパー１１３５ａ・・・・・・摺動案内面
、３６・・・・・・バネ、３７・・・・・・蝶番。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 室外機側と、室内機側とを仕切る仕切板と、この仕切板
   へ直角に取付けられた（支）足板と、この固定板に設け
   たギアードモータおよびこのモータの運転・停止を制御
   する接点突出部を有したリミットスイッチと、前記ギア
   ードモータと連結した半円形のカムと、このカムと一体
   に構成した仕切板と反対側へ延出した固定連結棒と、こ
   の固定連結棒の前端に設けた回転自在なローラーピンと
   、前記カムと連動し、かつ固定連結棒と反対側へ延出し
   、先端にローラービン側へ傾斜する傾斜部を有した板バ
   ネと、前記仕切板に設けた外気と連通ずる開口部と、こ
   の開口部の一端に設けた蝶番と、この蝶番と連結し、常
   に開口部を閉じるように付勢されたダンパーと、このダ
   ンパーに固定されて前記カム側へ突出し、１８ｃＰ　回
   転した前記カムのローラーピンを摺動案内し、ダンパー
   を開にする摺動案内面及ｑこれに連続しギアードモータ
   を停止するようにローラーピンを案内する停止面を設け
   た案内板と、この案内板にダンパーが閉となった時、前
   記板バネの傾斜部と噛み合い、係合するス）７パーピン
   とを設けてなる壁貫連形空気調和機の換気装置。