JPS6025630B2 - 油冷式圧縮機の容量調整弁 - Google Patents

油冷式圧縮機の容量調整弁

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JPS6025630B2
JPS6025630B2 JP3044676A JP3044676A JPS6025630B2 JP S6025630 B2 JPS6025630 B2 JP S6025630B2 JP 3044676 A JP3044676 A JP 3044676A JP 3044676 A JP3044676 A JP 3044676A JP S6025630 B2 JPS6025630 B2 JP S6025630B2
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valve
pressure
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compressor
piston
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JP3044676A
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巌 大谷
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Tokico Ltd
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Tokico Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は油冷式圧縮機の容量調整弁に関するものである
油冷式回転圧縮機の系統は第1図に示すようになってお
り、駆動源1により圧縮機2は運転され、吸気フィル夕
3から吸気閉塞弁4を経て吸入した気体を圧縮し、逆止
弁5を経て吐出管6から空気槽7に送り込む。
他方、冷却用潤滑油8は空気槽7の底部から配管9、冷
却器10を経て圧縮機2内に注入され、圧縮気体と共に
空気槽7へ送られて循環する。圧縮空気は油分離器11
を経て弁12から送り出される。油分離器11で分離し
た油は配管13を経て再び圧縮機2の吸気側へ回収され
る。従来、この種の圧縮機における容量調整は小容量形
では自動発樟式が用いられる。
即ち、系統の圧力が規定最高値に達すると、駆動源1を
停止すると同時に空気槽7内の圧力を弁14を開放して
大気に放出し、系統の圧縮気体の逆流を逆止弁15によ
り遮断し、空気槽7内の潤滑油が圧縮機2内に逆流する
のを防止する。逆に系統の圧力が限度以下になると、駆
動源1を起動し、前記と逆の過程で圧縮機1の運転に入
る。他方、大容量形では吸気閉塞方式が用いられる。
即ち、系統の圧力が規定最高値に達すると、吸気閉塞弁
4を例えばソレノィド弁16により全閉し、圧縮機を回
転させたまま真空ポンプとして作動させてァンロードす
る。系統の圧力が限度以下に低下すると、吸気閉塞弁4
を全開する。この場合にも、不時の停電時も含め、系統
の圧力を保持したまま圧縮機を停止する場合には、吸気
閉塞弁が開いているから潤滑油の逆流を防止するために
弁14を開放するかさもなくば駆動源が停止した際には
別個の操作により吸気弁を閉塞させる必要がある。前者
の小容量形では空気槽内の圧縮空気を弁を介して放出す
るので、不経済であり、運転条件によっては頻繁に発健
を繰返し耐久性上好ましいものではなかった。
他方大容量形の吸気閉塞方式においても、吸気全閉と全
開との中間の使用量を満足することができないから頻繁
な吸気の開閉を伴なう欠点があった。本発明は上記問題
点を解消するもので、圧縮機の回転状態を保持したまま
、吸気閉塞弁を系統の圧力に応じて無段階に開閉させ、
圧縮機の容量を調整するように構成したことを特徴とす
るものである。
以下、本発明の一実施例を図面によって説明する。
第2図において、本体2川こは吸気□21と吐出口22
とが設けられており、該吸気□21と吐出口22とを運
通する通路23には弁座24が設けられている。
前記本体20にはシリンダ25が弁座24に臨ませて絹
付けられており、該シリンダ25内にはピストン26が
摺動自在に遊鼓されており、該ピストン26には弁座2
4側に延びるピボット27が固着されている。前記シリ
ンダ25の突出端閉口部25aにはカバー28が取付け
られており、該カバー28には圧油をピストン26に受
圧させるべく圧油導入孔29が設けられている。図中0
,0′はシールリングである。また、前記本体20‘こ
は弁座24を貫通してその一端がシリンダ25内に遊鼓
している圧力調整ロッド30がシリンダ25側への進出
量を調整可能にして螺着されている。図中31は圧力調
整ロッド30の位置決めをするナットであり、32はシ
ールリングである。更に、前記圧力調整ロッド30には
吸気□21側と蓮適する4・孔33が設けられており、
該小孔33の一端開口部は玉弁34で閉塞されている。
前記圧力調整ロッド3川こは麹方向に向う長孔35が設
けられており、議長孔35内にはかしめピン36が長孔
35内を弁座24側に向けて変位可能に係合されており
、さらに弁座24に対して着座或いは離間することによ
り通路23を開閉する弁体37が圧力調整ロッド30に
外装されており、該弁体37は前記かしめピン36に一
体に固着されている。前記ピストン26と、シリンダ2
5内に遊按した圧力調整ロッド30の端部との間にはス
プリング38が介在されており、該スプリング38によ
りピストン26を圧油導入孔29側に附勢している。シ
リンダ25内は小孔39により遍路23と蓮適している
。以上の構成に係る油袷式圧縮機の容量調整弁の作動に
ついて説明する。
吸気□21を第1図における吸気フィル夕3に、吐出口
22を第1図における圧縮機2の吸気□側にそれぞれ接
続する。
また、カバー28の圧油導入孔29に第1図における空
気槽7内の潤滑油8の部分に接続する。圧縮機を運転し
、空気槽7内の圧力が上昇し、規定最高値以下のある限
度に達すると、同じ圧力の油圧がピストン26に作用し
、スプリング38に打勝って図中左方に変位し始める。
これに伴ない、ピボツト27、かしめピン36を介して
弁体37は図中の左方に移動して弁座24脚に接近して
通路23の断面積が狭くなり、吸気量を減少させる。こ
の際、吐出口22側の圧力は吸気□21側の圧力より低
いため、球弁34は関口しており、少量の気体がピスト
ン26からの漏洩油と共に小孔39から吐出口22側に
流れており、ピストン26の左方は常にほぼ吸気口21
側の圧力が保たれ、ピストン26に作用する力は一定し
ている。空気槽7の圧力がさらに上昇して規定最高圧力
に達したとき、ピストン26はスプリング38のばね力
に打勝って、弁体37を弁座24に着座させて通路23
を全閉する。このとき、吐出口22側の圧力は玉弁34
、小孔39を通る流れの抵抗と圧縮機の吸入性能によっ
て定まる真空圧力に保たれ、圧縮機の容量は最小となる
。なお、圧縮機を空気槽に圧力を保つたままで停止する
と、弁体37は圧縮機からの逆流気体の作用により、圧
力調整ロッド30上を弁座24側に移動して通路23を
閉塞し、圧縮機の内部したがって吐出口22側は空気槽
の圧力に保たれる。この際、かしめピン36は長孔35
内を移動する。また球弁34は小孔33を閉塞するから
圧縮気体や油が吸気口21側に逆流することはない。以
上のように本発明は圧縮機の吐出圧力が規定最高値にな
る前には、ピストンがスプリングに抗して弁座に向って
変位し、該ピストンに固着されたピボットが弁体を弁座
に向けて押圧して該弁体を漸次閉じ始め、規定最高値に
達すると全開して吸気量を変化させるので、無段階の容
量調整ができる。
そのため、圧縮気体を外部に放出したり、運転を停止さ
せたりすることもなく、また単に開閉動作を繰り返し行
なうものではないので、小容量および大容量の圧縮機い
ずれのものにも使用できるものである。また、弁体が圧
力調整ロッドに、弁座の下流側において、変位動可能に
外装され、しかもピボツトがスプリングによりピストン
を介して弁体から離間する方向に付勢されて、弁座から
弁体がピボツトに当接する間において、弁体自身が変位
動可能となるため、吸気口と排気口との間に生じる小さ
な圧力差であっても弁体は弁座に対して敏速に離着座す
ることができる。このため、特に圧縮機を作動させるモ
ータが停止して排気口側から吸気口側に気体が流れたと
き、すなわち逆流が生じたときには、その気体圧が小さ
いものであっても、その気体圧によって弁体自身が変位
勤して弁座に着座することになり、吸気口から本体外へ
の気体の吹き出しを確実に防止することができる。さら
に、本体に、弁座の上流側から該弁座を貫通する圧力調
整ロッドを進退勤可能に螺着し、その圧力調整ロッドー
こ弁体を、弁座の下流側において変位動可能に外装し、
しかも、ピボットを固着するピストンと圧力調整ロッド
との間にスプリングを介菱しているため、圧力調整ロッ
ドの本体内への進出量によって一つのスプリングの伸縮
量を変化させることにより、圧縮機の吐出側圧力によっ
て弁座に向って弁体を変位動させるための力を任意に変
えることができ、圧縮機の規定最高吐出圧を変更する場
合であっても簡単な構成をもって迅速に且つ容易に対応
することができる。さらにまた、圧力調整ロッドが、弁
体のガイドとして機能すると共にスプリングの伸縮量調
整手段として機能し、しかもスプリングが1つで足りる
ことから、極力小型化を図ることができる。加えて、圧
力調整ロッド‘こ吸気口と排気口とを選遍する小を形成
し、該小孔の排気口側に逆止弁を設けたので、この小孔
と逆止弁とにより、微調整を補助弁装置が形成されるこ
とになり、この補助弁装置を形成するために特別に占有
空間を設ける必要がなくなる。このため、小型化に一層
寄与することができる。さらに、弁体が圧力調整ロッド
に、弁座の下流側において、変位敷可能に外装されてい
るので、吐出口側から吸気口側に流体が流れたとき、す
なわち逆流が生じたときには、その流体圧により弁体が
弁座に着座することになり、吸気□から本体外への流体
の吹き出しを防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は油冷式回転圧縮機の系統図、第2図は本発明に
係る流量制御弁の断面図である。 20・・・・・・本体、23・・・・・・通路、26・
・・・・・ピストン、37・・・・・・弁体。 第1図 図 N 船

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 本体の吸気口と排気口とを連通させる通路を形成し
    、 前記排気口に圧縮機の吸込口を接続し、 前記通路
    に弁座を設け、 前記本体に、前記弁座の上流側から該弁座を貫通して
    延びる圧力調整ロツドを進退動可能に螺着し、 前記圧
    力調整ロツドに前記吸気口と前記排気口とを連通する小
    孔を形成し、該小孔の排気口側に逆止弁を設け、 該圧
    力調整ロツドに、前記弁座の下流側において、該弁座に
    対して離着座する弁体を変位動可能に外装し、 前記本
    体に筒状のシリンダを、その一端側を前記弁座の下流側
    から前記弁体に臨ませて組付け、 前記シリンダの他端
    側と前記圧縮機の吐出口とを連通し、 前記シリンダに
    ピストンを変位動可能に嵌合し、 該ピストンに、該ピ
    ストンの変位動に応じて前記弁体に対して当接・離間す
    るピボツトを固着し、 前記ピストンと前記圧力調整ロ
    ツドとの間にスプリングを介装し、たことを特徴とする
    油冷式圧縮機の容量調整弁。
JP3044676A 1976-03-19 1976-03-19 油冷式圧縮機の容量調整弁 Expired JPS6025630B2 (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56121888A (en) * 1980-02-29 1981-09-24 Tokico Ltd Oil-cooled compressor
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