JPS6025545Y2 - 船舶用フロ−トレススイツチ - Google Patents

船舶用フロ−トレススイツチ

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JPS6025545Y2
JPS6025545Y2 JP8580077U JP8580077U JPS6025545Y2 JP S6025545 Y2 JPS6025545 Y2 JP S6025545Y2 JP 8580077 U JP8580077 U JP 8580077U JP 8580077 U JP8580077 U JP 8580077U JP S6025545 Y2 JPS6025545 Y2 JP S6025545Y2
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JP
Japan
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water
switch
electrode rod
metal cylinder
pump
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JP8580077U
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JPS5412470U (ja
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修也 大條
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Description

【考案の詳細な説明】 本案は船舶の船底部に溜った溜水を排出する自吸ポンプ
の自動運転に使用するフロートレススイッチに関する。
従来船舶用例えばモーターボートの船底部に溜った水を
汲み上げ排出するため使用される自吸ポンプ及びその附
属装置としては第1図に示す如きものがあり、その概要
を説明すると、図でストレーナ−1をモーターボートの
後尾部でボートが停止している時、最も水の溜る位置に
配置し、又ポンプ2に直結されたモーター3及びスイッ
チボックス4バツテリー5を雨や水のかからない所に固
定し、ストレーナ−1よりの吸水ホース6をポンプ2の
吸入口え挿入し、吐出口よりの吐出ホース7をポンプ1
の吐出口に挿入すると共に、モーター3とスイッチボッ
クス4間及びスイッチボックス4とバッテリー5間を配
線接続する。
そして排水操作はスイッチボックス4にもうけられてい
る押釦を押せばモーター3ポンプ2が運転してストレー
ナ−1より溜水を自吸し、吐出ホース7より外部え排出
し、ストレーナ−1部の水を排水し終ればポンプ2にも
うけられているバキュームスイッチ8が作動してモータ
ー3ポンプ2の運転を停止するようになっている。
しかるに例えばモーターボート等の船舶を出航する場合
は出航前に、前述の排水操作を行うのであるが、従来の
自吸ポンプ及びその附属装置によっては次の如き欠点を
有するものである。
即ち前述排水操作により、その時点でストレーナ−1部
に溜っている水を排出し、排出が終ればバキュームスイ
ッチ8の作動によってポンプ2の運転が停止するので、
モーターボートの出航に伴うボートの揺動、傾斜により
、船底全般の凹所、仕切り部等に残っていた水が間けつ
的にストレーナ−1部に集ってくるとその都度バキュー
ムスイッチ8の作動によりポンプ2モーター3の運転起
動停止が断続的に繰り返されモーター3、ポンプ2、バ
キュームスイッチ8の寿命を著しく短くするに至る。
本案は上記従来装置の欠点を改善するために提案された
もので以下本案の詳細を第2〜4図により説明する。
第2図は本案のフロートレススイッチを使用した場合の
自吸ポンプ及びその附属装置の部品及び配置の概要を第
1図と対比して示すもので第1図と同様の部品について
は同一符号で示すものである。
図でストレーナ−1、ポンプ2に直結されたモーター3
、スイッチボックス4、バッテリー5を適当に配置味ス
トレー ナー1よりの吸水ホース6と吐出口よりの吐出
ホース7をポンプ2の吸水口及び吐出口え挿入すると共
に、モーター3とスイッチボックス4間及びスイッチボ
ックス4とバッテリー5間を配線接続することは従来装
置と同様であるが、本案では船底の溜水水位を検出する
フロートレススイッチ9をストレーナ−1近傍に配置す
ると共に、フロートレススイッチ9とスイッチボックス
4間を配線接続するものでその目的とする所は出航前の
排水操作によりストレーナ−1近傍の水を排水後出前し
た時、ボートの揺動及び傾斜により船底全般に残ってい
た水が間けつ的に集ってきた場合でも連続して排水を行
わせんとするもので、以下本案フロートレススイッチ及
び配線の実施例につき、第3図、第4図で更に詳細に説
明する。
フロートレススイッチ9は第3図イ、口、ハ、二に示す
如く、適当な厚さを有する絶縁円板10により上部が気
密に封止され、下部には全周にわたり溜水が進入できる
多数の切欠部11を有する櫛歯部12をそなえる金属円
筒13と、前記絶円板10に気密に貫通固定された運転
開始用電動掻棒14、運転停止用電極棒15、微小径パ
イプ16、特殊弁20、と前記金属円筒13にもうけら
れたアース端子21とよりなり、前記運転開始用電極棒
14と運転停止用電極棒15の長さはその先端が夫々ポ
ンプ運転開始及び運転停止を要する水位に一致する如き
長さとし、当然のことながら運転停止用電極棒15の長
さは運転開始用電極棒。
14より長くしてその先端が前記金属円筒13の下部櫛
歯部12近傍に達する長さとして円筒13内に垂下され
る。
又前記微小径パイプ16は金属円筒13内外の空気の出
入を自由に許す構造とし、特殊弁20は、円筒13内外
の空気の出入に・対腰空気の排出はこれを自由に許すが
空気の流入はこれを許さぬようにするため、絶縁円板1
0に気密に貫通固定されたパイプ17の中程膨出部19
内に球18をそなえる構造とする。
そして前記パイプ17の内径は前述微小径パイプ16の
内径よりやや大なるものがよく又前述金属円筒13はそ
の座りの安定性を保つためその下部断面を上部断面より
やや大にしたものがよい。
次に第4図は本案フロートレススイッチ9を使用する場
合の電気配線例を示し1、フロートレススイッチ9の運
転開始用電極棒14及び運転停止用電極棒15をスイッ
チボックス4内の電磁リレーコイル22の一端及び電磁
リレーコイル22の;励磁により閉路する補助接点23
の一端に夫々接続すると共に、前記電磁リレーコイル2
2の一端を補助接点23の他端に接続する。
又フロートレススイッチ9のアース端子21はスイッチ
ボックス4内の2極押釦スイツチ24の一方極を介しバ
ッテリー5の負極に接続し、前記電磁リレーコイル22
の他端は前記2極押釦スイツチ24の他方径を介しバッ
テリー5の正極に接続すると共に、電磁リレーコイル2
2の他端は電磁リレーコイル22の励磁により閉路する
主接点25の一端に接続し、モーター2′6を前記主接
点25の他端と前述アース端子21間に接続する。
次に上述フロートレススイッチ9の機能について説明す
る。
今スイッチボックス4の2極押釦スイツチ24が投入さ
れた状態で船内の溜水水位が運転開始用電極棒14の先
端に達しているとすればバッテリー5の正極より電流が
押釦スイッチ24の他方径、電磁リレーコイル22、運
転開始用電極棒14、水、金属円筒13、アース端子2
1、押釦スイッチ24の一方極を通りバッテリー5の負
極に流れるから、電磁リレーコイル22が励磁され、主
接点25が閉路されてモーター26が運転開始すると共
に補助接点23が閉路されて、電磁リレーコイル22え
流れる電流は電磁リレーコイル22より補助接点23を
通り、運転停止用電極棒15、水、金属円筒13、アー
ス端子21、押釦スイッチ24の一方極を通り、バッテ
リー5の負極え流れて運転が継続され、水位面が運転停
止用電極棒15より離れた時、励磁電流が流れなくなる
から電磁リレーコイル22が消磁してモーター26の運
転が停止される。
そして本案のフロートレススイッチ9は金属円筒13内
外の空気の出入を自由に許す微小径パイプ16と金属円
筒13内外の空気の出入に対し、空気の排水1まこれを
自由に許すが空気の流入はこれを許さない特殊弁20を
そなえたため、ポンプの運転による暖慢な溜水水位の下
降に対しては微小径パイプ16よりの空気流入によって
円筒内外の気圧平衡をはかる一方、ボートの運航による
揺動傾斜に基因するストレーナ−1近傍の急激な水位変
動に対しては特殊弁20の作用により水位上昇時は溜水
をフロートレススイッチ9の金属円筒13内に下部櫛歯
部12より即時吸入し、溜水水位下降時は溜水を金属円
筒13内に滞水し、かくてボートの揺動によるポンプの
間けつ運動を防止することができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は船舶用自吸ポンプ及びその附属装置
の部品及び配置の概要を示すもので第1図は従来例を第
2図は本案になるフロートレススイッチを使用せる場合
の例を示すものである。 又第3図イ、口、ハ、二は本案の船舶用フロートレスス
イッチを示し、第3図イはその上面図、口は側面図、ハ
及び二はイ図におけるA−A”線及び°’B−B”線で
夫々切断せる縦断面図を示し、第4図は第2図に示す実
施例を実施する場合の配線例を示すものである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 絶縁円板10により上部が気密に封止され、その下部に
    は全周にわたり溜水が進入できる多数の切欠部11を有
    する櫛歯部12をそなえる金属円筒13と、前記絶円板
    10に気密に貫通固定される運転開始用電極棒14、運
    転停止用電極棒15、微小径パイプ16及び特殊弁20
    と前記金属円筒13にもうけられたアース端子21とよ
    りなり、前記運転開始用電極棒14と運転停止用電極棒
    15の長さは、その先端がポンプの運転開始及び運転停
    止を要する水位に一致する如き長さとし、又前記微小径
    パイプ16は金属円筒13内外の空気の出入を自由に許
    す構造とし、特殊弁20は円筒13内外の空気出入に対
    し空気の排出はこれを自由に許すが空気の流入はこれを
    許さぬようにするため前記絶縁円板10に気密に貫通固
    定されたパイプ17の中程膨出部19内に球18をそな
    える構造としたことを特長とする船舶用フロートレスス
    イッチの構造。
JP8580077U 1977-06-29 1977-06-29 船舶用フロ−トレススイツチ Expired JPS6025545Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8580077U JPS6025545Y2 (ja) 1977-06-29 1977-06-29 船舶用フロ−トレススイツチ

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JP8580077U JPS6025545Y2 (ja) 1977-06-29 1977-06-29 船舶用フロ−トレススイツチ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5412470U JPS5412470U (ja) 1979-01-26
JPS6025545Y2 true JPS6025545Y2 (ja) 1985-07-31

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ID=29009780

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JP8580077U Expired JPS6025545Y2 (ja) 1977-06-29 1977-06-29 船舶用フロ−トレススイツチ

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