JPS6025533Y2 - ペン機構 - Google Patents

ペン機構

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Publication number
JPS6025533Y2
JPS6025533Y2 JP17049580U JP17049580U JPS6025533Y2 JP S6025533 Y2 JPS6025533 Y2 JP S6025533Y2 JP 17049580 U JP17049580 U JP 17049580U JP 17049580 U JP17049580 U JP 17049580U JP S6025533 Y2 JPS6025533 Y2 JP S6025533Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pen
recording paper
flat plate
shaft
mount
Prior art date
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Expired
Application number
JP17049580U
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English (en)
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JPS5793818U (ja
Inventor
時夫 鈴木
Original Assignee
横河電機株式会社
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Publication date
Application filed by 横河電機株式会社 filed Critical 横河電機株式会社
Priority to JP17049580U priority Critical patent/JPS6025533Y2/ja
Publication of JPS5793818U publication Critical patent/JPS5793818U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、記録計や記録調節計のペン機構に関するもの
であって、部品点数が少なく、組立調製が簡単で、ペン
の着脱を安易で、安定した動作が得られる新しいペン機
構を提供するものである。
第1図は、従来のペン機構の一例を示す構成説明図であ
って、aは平面図、bは側面図であり、ペン記録計本体
の底面に対して垂直方向に変位する縦形記録計における
ペン機構の例を示したものである。
第1図において、10はプラテン、20は記録紙、30
は主軸、40は案内軸、50はペン取付体、60はペン
、70は繰糸である。
プラテン10は、記録計本体の底面(図示せず)に対し
せて垂直方向に配置されている。
記録紙20は、このプラテン10の表面をプラテン10
の長軸方向と直交する方向に走行するように順次繰り出
される。
主軸30及び案内軸40はそれぞれ丸棒状に形成されて
いて、記録紙20の送行方向と直交するように、すなわ
ちそれぞれの直軸がプラテン10の長軸と平行になるよ
うに配置されている。
ペン取付体50の中途部51には主軸30に移動可能に
嵌装するための嵌装部が形成され、一端52にはプラテ
ン10に対向するようにしてペン60を取り付けるため
の支持部が形成され、他端53には案内軸40に移動可
能に係合する係合部が形成されている。
嵌装部51は、両側を同一方向にL字形に折り曲げ、こ
の折曲辺に主軸30を挿入するための貫通孔を設けるこ
とにより構成されている。
支持部52は、一部54がペン60の一端61を回転可
能に支持するようにコ字形に折り曲げられ、軸受部を構
成している。
また、この支持部52には、ペン60の一端61に固着
された板ばね62と、板ばね62を押圧するようにして
ペン取付体50に螺入されたねじ55とでペン圧調装機
構が構成されている。
保合部53は、案内軸40を内包するようにJ形に成形
されている。
繰糸70は、ペン取付体50を記録信号の大きさに応じ
て移動させるためのものであって、嵌装部51の近傍に
固着されている。
このような構成において、案内軸40は、ペン取付体5
0が主軸30を中心にして回転することを防止する機能
を有する。
また、ペン圧は、ペン取付体50に螺入されたねじ55
により、任意の状態に調整できる。
しか腰このような従来の構成によれば、ペン取付体50
毎に主軸30の他に案内軸40を設けなければならず、
ペン取付体50を記録信号の大きさに応じて移動させる
ための繰糸70を駆動するモータやブーりの配置位置が
この案内軸40により制限されることになり、繰糸70
の糸掛は作業もやりにくくなる。
これらの不都合は、多ペン構造になるとより顕著に現わ
れてくる。
また、このような従来の構成におけるペン取付体50と
ペン60の取付機構およびペン圧調整機構に着目すると
、複数の構成部品を組み立てなければならず、相当の組
立工数が必要になる。
さらに、このような構成によれば、ペン圧調整機構をプ
ラテン10側に設けているので、ペン60の着脱時に作
業者の不注意によって板ばね62の形状が変形してペン
圧が大幅に変化し再調整に工数がかかることもある。
本考案は、これらの欠点を解決したものであって、以下
、図面を用いて詳細に説明する。
第2図は本考案の一実施例を示す構成説明図であって、
aは平面図、bは側面図、Cは要部拡大図であり、第1
図と同様に、ペンが記録計本体の底面に対して垂直方向
に変位する縦形記録計におけるペン機構の実施例につい
て示したものである。
なお、第1図と同等部分には同一符号を付している。
第2図にわいて、80は平板、90はペン取付体、10
0はペンである。
平板80は、走行する記録紙20にほぼ平行に対向する
ように主軸30(以下軸という)と記録紙20との間に
配置されている。
これにより、軸30は、記録紙20の走行方向と直交し
平板80と対向するように配置されることになる。
ペン取付体90は、ペン100の支持部91゜軸30に
嵌装される嵌装部92.繰糸70の取付部93.平板8
0を押圧する弾性を有する押圧片94とが軸受用合成樹
脂材により一体成形されたものである。
支持部91には、一端が記録紙20の送り方向に沿って
先細のテーパ状になるように、縁部91a、91bが形
成されている。
嵌装部92は、支持部91を形成する縁部91a、91
bとは異なる面に設けられている。
糸取付部93は、嵌装部92と同一面側に設けられてい
る。
この糸取付部93は、繰糸70を嵌め込む溝93a、9
3bsこの溝93a、93bに嵌め込まれた繰糸70を
押える板ばね93c1板ばね93cを固着するねじ93
d等で構成される。
押圧片94は、支持部91を形成する縁部91a、91
bと同一面側に形成されている。
この押圧片94の一端94aは嵌装部92の近傍に一体
化され、他端94bは記録紙20の送り方向と異なる方
向に自由端として形成されていて、この自由端94bに
は半球状の平板80と接触部が設けられている。
ペン100の一端には記録紙20に対向するようにペン
先101が設けられ、他端にはペン取付体90の支持部
91に嵌合するテーパ状の取付部102が設けられてい
る。
なお、この取付部102の中央部分の一部に長手方向に
沿った片もちはり状の押圧片103を形成してその自由
端103aに溝状の嵌合部を設けるとともに、ペン取付
体90の支持部91の対向面にこの自由端103aの嵌
合部が嵌め合う突起体を設けておき、ペン取付体90と
ペン100との結合の安定性を高めている。
このペン100をペン取付体90に着脱するのにあたっ
ては、ペン100をペン取付体90の長手方向に沿って
スライドさせ、支持部91に取付部102を嵌め合わせ
るようにする。
このような構成において、ペン取付体90は、繰糸70
を介して、記録信号の大きさに応じて軸30に沿って垂
直方向に移動される。
ここで、ペン取付体90に生じる軸30を中心とする回
転運動は、時計方向については押圧片94の固定端に連
続する嵌装部92の平板80との対向面により規制され
、反時計方向については押圧片94の自由端により規制
される。
なお、時計方向の回転力は押圧片94の平板80に対す
る押圧力の反力によりペン圧として加えられるものであ
って、本考案では押圧片94をペン取付体90の一部と
して一体a形しているのでどのペン取付体90について
もほぼ等しいペン圧を得ることができるが、必要に応じ
て第1図と同様なねじにより押圧力を調整する機構を付
加してもよい。
また、ペン取付体90にペン100を取り付けた状態で
は、記録紙20とペン先101との摩擦によってペン1
00に記録紙20の送り方向に沿った引つ張りが加わる
ことになり、ペン100は強くペン取付体90と結合さ
れるので取付に起因する誤差を生じにくく、ペン100
の着脱交換にあたっても優れた再現性が得られる。
また、ペン100をスライドさせて着脱させればよいの
で、ペン100の着脱のためのスペースが比較的狭くて
すみ、作業も安易に行なえる。
また、ペン取付体90の支持部91をテーパ状に形成し
ているので、ペン100の取付部102を囲む縁部91
a、91bを長くとることができ、ペン100を遊びを
少なく安定に取り付けることができる。
またペン取付体90を軸受用合成樹脂材で一体成形して
いるので、部品点数を大幅に減らすことができ、組立工
数も削減できる。
また、平板80を押圧する押圧片94も原振係数の小さ
な軸受用合成樹脂材で形成されるとともに平板80との
接触部分には点接触になるように半球状の接触部が設け
られているので、平板80との間の摩擦負荷は記録紙2
0とペン100との間の摩擦負荷よりも小さくなり、優
れた耐摩耗性や平滑性が得られ、長期にわたって安定な
動作が得られる。
また、従来のような案内軸が不要になることから繰糸を
駆動するモータやプーリの配置位置が案内軸により制限
されることはなく自由度が高くなり、繰糸の糸掛は作業
も簡単に行うことができる。
そして、これらの効果は多ペン構造になるとより顕著に
現われてくる。
さらに、ベン圧調装機構をプラテンから離れた主軸の近
傍に配置しているので、従来のようにペンの着脱にあた
ってペン圧が大幅に変化することもない。
以上説明したように、本考案によれば、部品点数が少な
く、組立調整が簡単で、ペンの着脱も容易で、安定した
動作が得られるペン機構が実現できる。
なお上記実施例では、ペンとして、ディスポーザブル形
のものを用いる例について示したが、キャピラリチュー
ブ形のペンであってもよい。
また、上記実施例では、いわゆる縦形記録計に適用した
例について説明したが、横形記録計についてもほぼ同様
な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のペン機構の一例を示す構成説明図、第2
図は本考案の一実施例を示す構成説明図である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 走行する記録紙とほぼ平行に配置された平板と、記録紙
    の走行方向と直交し平板と対向するように配置された丸
    棒状の軸と、この軸とほぼ平行に配置された繰糸と、一
    端が先細のテーパ状になるように縁部が形成されたペン
    の支持部、前記軸に移動可能に嵌装される嵌装部、前記
    繰糸が取り付けられる糸取付部、前記軸と平板との間に
    位置し平板を押圧する押圧片とが軸受用、合成樹、脂材
    により一体成形されたペン取付体と、一端に記録紙に対
    向するペン先が設けられ他端にペン取付体の支持部に嵌
    合するテーパ状の取付部が設けられたペンとを含むペン
    機構。
JP17049580U 1980-11-28 1980-11-28 ペン機構 Expired JPS6025533Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17049580U JPS6025533Y2 (ja) 1980-11-28 1980-11-28 ペン機構

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JP17049580U JPS6025533Y2 (ja) 1980-11-28 1980-11-28 ペン機構

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Publication Number Publication Date
JPS5793818U JPS5793818U (ja) 1982-06-09
JPS6025533Y2 true JPS6025533Y2 (ja) 1985-07-31

Family

ID=29528926

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JP17049580U Expired JPS6025533Y2 (ja) 1980-11-28 1980-11-28 ペン機構

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