JPS60253803A - 変位検出センサ - Google Patents

変位検出センサ

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JPS60253803A
JPS60253803A JP10861084A JP10861084A JPS60253803A JP S60253803 A JPS60253803 A JP S60253803A JP 10861084 A JP10861084 A JP 10861084A JP 10861084 A JP10861084 A JP 10861084A JP S60253803 A JPS60253803 A JP S60253803A
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JP
Japan
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electrodes
displacement
insulating substrate
valley
electrode
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JP10861084A
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English (en)
Inventor
Kenji Ueda
健司 植田
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Anritsu Corp
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Anritsu Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は、変位を電気信号の周期に対応・させて検出す
るようにした小型の変位検出センサに関するものである
(従来技術) 従来、この種の技術においては変位を電気信号に変換し
て検出するものが数多く種々発明されている。−例えば
、コンデンサの静電容量の変化を利用した静電容量型セ
ンサ、コイル中の金属のコアが変位することによシコイ
ルの起電力が変化する差動変圧器型センサ、渦電流によ
って発生する磁界が、コイルの変位によシそのコイルの
インピーダンスを変化させる渦電流型センサ等がある。
このうち静電容量型センサは、特公昭55−25601
(容量形変位計)に開示されているようにコンデンサの
容量が電極間の距離の変位によって変化する距離変化型
、電極の対向面積が変化する面積変化型、電極間の誘電
体の誘電率が変化する誘電率変化型に分類することが出
来る。しかしながら、静電容量型センサは、非接触でほ
とんどの材質の物体の変位を検出できるという利点をも
つが、物体の材質によって変位の検出のために校正が必
要であり、センサ部と駆動部が同一基板上に形成されて
いないので、長い電気配線によって接続する必要がある
。そのため、外部からの機械的変動や雑音に弱いという
欠点があった。また、差動変圧器型センサは、信号の変
換部が機械系で構成されているために、応答周波数が低
く振動に弱いなどの欠点がある。さらに、渦電流型セン
サは、測定対象が金属に限られ、金属板の物理的性質の
違いが直接検出結果に影響するため、測定対象ごとの校
正が必要であるという欠点があった。
(不発明の目的) 本発明の目的は、以上に述べた従来の変位検出センサの
有する欠点、すなわち振動や雑音に弱いこと、壕だ測定
対象ごとに校正を要する等があるので、これを取シ除く
ために駆動部とセンサ部とを一体形成し、基板に溝を作
シ変位を一方向に限定することによシ振動や雑音に強く
するとともに非接触でないがゆえに被測定物の材質によ
る校正を必要としない小型で安価な変位検出センサを提
供することにある。
(本発明の要旨) この目的を達成するために本発明では、−静電容量と発
振周期とが比例する特徴があるリングオシレータと、変
位によりその静電容量が変化するコンデンサを2枚の基
板を重ね合せる形で構成し、小型の変位検出センサを得
るようにした。ここでいうコンデンサはトランスジー−
サでちゃ、リングオシレータはその駆動部であり、本発
明では、該トランスジーーサと該駆動部とが一体形成さ
れたセンサを実現するものである。すなわち、第一の絶
縁性基板上に、谷もしくは丘部のテーパーと、奇数個の
インバータで構成されるリングオシレータを形成し、該
インバータを構成するドライバ用FETのゲートに接続
された電極4と、該ドライバ用FETのソースに接続さ
れた電極5を該テーパーの下底もしくは頂上部に形成す
る。一方、第二の絶縁性基板上に、丘もし7くは谷部の
テーパーと、その頂上もしくは下底部に電極8を形成す
る。
このとき、電極4,5.’8の表面は薄い誘電体で覆う
。そして、該電極4,5と該電極8とが対向するように
該第−の絶縁性基板、該第二の絶縁性基板を重ね合せる
ことにより、平板形コンデンサを構成する。リングオシ
レータを有する該第−の絶縁性基板に対し、対向する該
第二の絶縁性基板が相対的に移動することによって該平
板形コンデンサの電気力線密度が変化する。すなわち、
側基板の相対的な変位量を該平板形コンデンサの静電容
量の変化に変換し、次にこの変化に起因してリングオシ
レータの発振周波数が変化することを利用して変位の検
出を行うものである。したがって、本発明の変位検出セ
ンサからは、被測定物の変位に応じた発振周波数を有す
る連続的な電気信号が出力されるのである。
(本発明の構成) 本発明の変位検出センサの一実施例について第1図を用
いて説明する。リングオシレータ1は、奇数個のインバ
ータで構成されるが、本実施例では、5個のインバータ
を使用する。各インバータはMOSFETからなる負荷
抵抗とドライバ用FETで構成されておυ、エンノ・ン
スメントタイプのFETを用いている。この方法以外に
も、例えば負荷抵抗として、金属皮膜抵抗、あるいは拡
散抵抗を用いることもできる。こうして構成されるイン
バータの出力部を次段のインバータのドライバ用FET
のゲート部に、次段の出力部を贅だ次のインバータのド
ライバ用FETのゲート部にと順次従属接続してゆき、
5個のインバータについてそれぞれのゲート部と出力部
を全て接続して、リングオシレータを構成する。また、
5段目のインバータの出力を検出用インバータ3に接続
し、その検出用インバータからリングオシレータ1の出
力を取シ出す。リングオシレータ1の製造方法は、拡散
、酸化、蒸着、フォトエツチング技術を主体とする通常
のIC製造プロセスを用いる。設計時には素子の感度を
上げるために、配線を短くするなどして、寄生容量を少
なくする必要がある。
また、第2図および第3図を用いてセンサ部である平板
形コンデンサ2の構造について説明すると、本発明の実
施例では、第一の絶縁性基板6上の谷もしくは丘部9の
下底もしくは頂上部に、5個のドライバ用FETのゲー
トにそれぞれ接続された幅50μm、長さ1 mm +
間隔50μmの隔置整列されたAt電極4を形成し、そ
のAt電極4上に、陽極酸化法で誘電体である薄いAt
203膜を形成する。
同様にドライバ用FETのソースに接続された5個の電
極5も、ゲートに接続された5個の電極5と1朔の間隔
をあけ一直線と々る位置に形成し、表面をAt203膜
で被覆する。また、第二の絶縁性基板7上の丘もしくは
谷部10の頂上もしくは下底部に幅50μm、長さ3闘
1間隔50μmの表面に薄いAt203膜を有する隔置
整列されたAt電極8を多数形成する。そして側基板6
,7を重ね合せ、隙間をシリコンオイルで埋めることに
よ逆摩擦を減らし、ドライバ用FETのゲートとソース
の間に平板形コンデンサ2を作る。側基板6.7の重ね
合せは、例えば、側基板6.7を25%−NaOH溶液
や、ヒドラジン、水、イン−2−プロピルアルコールの
3元混合液や、水、エチレンジアミン、パイロカテコー
ルの3元混合液等のアルカリ溶液によるSiの異方性エ
ツチングによるテーパーを利用し、精度よく行うことが
できる。そして、この平板形コンデンサ2は、テーパー
の方向に移動する被測定物の変位に関連して、その平板
形コンデンサ2の電気力線密度が変化する構造をとって
いる。本実施例でのM電極の作シ方は、5i02上にA
7を蒸着し、選択陽極酸化でM電極間をAt2o3で絶
縁し、またM電極上に薄いAt203膜を形成した。こ
れ以外にも、Mをフォトエツチングでパターニングして
電極を形成し、そのM電極上にCVDによシ、5102
 + 513N4 + P S Gなどの誘電体を形成
する方法や、スパッタリングによシ、M電極上にA72
03 +5i02 、 Si3N4 + P S Gな
どの誘電体を形成する方法等も考えられる。
(本発明の動作) 次に、本発明の変位検出センサの動作について説明する
。リングオシレータ1の電源電圧に、=20Vが印加さ
れている場合のある瞬間に、1段目のインバータのドラ
イバ用FETがON状態、すなわちそのゲートにスレッ
シ−ホールド電圧以上の負の電圧が加わって1段目のイ
ンバータの出力が接地電位近くまで落ちていると仮定す
る。そのとき、2段目のインバータのドライバ用FET
のゲートにはスレッシ−ホールド電圧以下の電圧しかな
いため、2段目のドライバ用FETはOFF状態となっ
ている。同様に、3段目のドライバ用FETはON状態
、4段目のドライバ用FETはOFF状態、5段目のド
ライバ用F E TldON状態となっている。そこで
5段目の出力信号が1段目にフィードバックされると、
1段目のドライバ用FETをOFF状態にし、1段目の
インバータの出力はゲートの立ち上が9電圧以上の負の
電位にもち上げられる。すなわち、信号が5個のインバ
ータをひと回りしてき・たときに状態が反転する。
その信号が2段目をかえ、さらに3段目の状態をかえて
、次々に反転させていく。このように、電源電圧が印加
されている限り、リングオシレータは自己発振する。こ
こで、ドライバ用FETのゲートに接続されている電極
とソースに接続されている電極が、第二の絶縁性基板上
に設けた電極と丁度型なり合った状態にあるとする。こ
のとき、電極の厚みは1000Xとし、At203の厚
みは100久、第一と第二の絶縁性基板間に50^の厚
みのシリコンオイルがあるとすると、At203の比誘
電率は8でアシ、シリコンオイルの比誘電率ハ2.6 
fあるから、平板形コンデンサの静電容量は、50.6
pFとなる。ここで、被測定物の変位に関連して第二の
絶縁性基板が第一の絶縁性基板に対し相対的に移動し、
平板形コンデンサの電気力線密度が減少していったとす
る。すると、平板形コンデンサの静電容量は減少し、5
0μm移動したとき、静電容量は最小となシ、その値は
0.6 pFとなる。この被測定物の変位に関連した、
平板形コンデンサの静電容量の連続的な変化により、リ
ングオシレータの発振周波数が連続的に変化し、その連
続的な電気信号の変化により被測定物の変位を検出する
ことができる。ここで第一と第二の絶縁性基板間の距離
が10チ増え55久になったとする。そのとき、電極が
丁度重なシ合った状態であるとすると、平板形コンデン
サの静電容量は48pFとなり10係の基板間の距離の
変化による静電容量の誤差は4チである。
(本発明の効果) 本発明の変位検出センサは、駆動部とセンサ部が一体形
成され、絶縁性基板にテーパーを作シ、これらを重ね合
せることによシ移動方向を一方向に限定し、移動方向に
電極を等間隔に多数形成するという構成であるから、次
のような効果がある。
(イ)Si基板上に、通常のIC製造プロセスを用いて
、センサ部と駆動部を作るため、特性が一定した変位検
出センサを安価、多量に作ることができる。
(ロ) At電極間に陽極酸化法で作ったAt2o3と
シリコンオイルをはさむ形の平板形コンデンサをセンナ
部に用いているため、非常に再現性のある変位検出セン
サを作ることができる。
(ハ)第二の絶縁性基板上のM電極には、外部からの電
気配線がないため、振動や雑音に強く、耐久性がある。
に)被測定物の変位量を、信号処理の容易外周波数の変
化として直接取り出せる。
(ホ)μmオーダの微小な変位量は、周波数のアナログ
変化量で検出できる。
(へ)■オーダの比較的大きな変位量は、第二の絶縁性
基板上のM電極を増やすことによって可能である。この
場合、発振周波数の増減を計数することによってデジタ
ル量として変位量の検出ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例の構成を示す回路図である
。第2図は、第1図におけるA A/部分の構造を示す
断面図である。第3図は、第1図におけるB−B’部分
の構造を示す断面図である。 図において符号1は5段のリングオシレータ、2は平板
形コンデンサ、3は検出用インバータ、4はドライバ用
FETのゲートに接続されたM電極、5はドライバ用F
ETのソースに接続されたM電極、6け第一の絶縁性基
板、7け第二の絶縁性基板、81d第二の絶縁性基板上
に形成されだM電極、9は第一の絶縁性基板上の谷部、
1oけ第二の絶縁性基板上の丘部を示す。 第1図 1

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 第一の絶縁性基板(6)と;検出すべき変位方向に延在
    するように該第−の絶縁性基板上に形成された谷もしく
    は丘部(9)と:該谷もしくは丘部と離れて該第−の絶
    縁性基板(6)上に形成されたn個のインバータよ構成
    るリン(オシレータ(1)と;。 該n個のインバータを構成するそれぞれのドライバ用F
    ET素子のゲートに接続され、該谷もしくは丘5(9)
    にその延在方向に隔置整列して形成されたn個の第一の
    電極(4)と;該n個のインバータを構成するキれぞれ
    のドライバ用FET素子のソースに接続され、該ゲート
    に接続された谷もしくは丘部(9)に形成された電極と
    ともに平板形コンデンサ(2)を構成するように、該谷
    もしくは丘部(9)にその延在方向に隔置整列して形成
    されたn個の第二の電極(5)と;第二の絶縁性基板(
    7)と;該第−の絶縁性基板(6)上に形成された谷も
    しくは丘部(9)に対して、検出すべき変位方向に摺動
    可能に嵌合するように該第二の絶縁性基板(7)上に・
    延在して形成された丘もしくは谷部(10)と;該第−
    および第二の両電極(4’、5)で形成される該平板形
    コンデンサ(2)中の電気力線密度を変化させるごとく
    、該両電極(4,5)と絶縁物を介し該第二の絶縁性基
    板(7)上あ丘もしくは谷部(10)の頂上もしくは下
    底部に隔置整列されたm個の電極(8)とから構成され
    、該第二の絶縁性基板(7)の摺動変位に伴い、該リン
    グオシレータ(1)の発振周波数が変化するようにした
    ことを特徴とす゛る変位検出センサ。
JP10861084A 1984-05-30 1984-05-30 変位検出センサ Pending JPS60253803A (ja)

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Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5138949A (ja) * 1974-09-30 1976-03-31 Hitachi Ltd Hatsushinkairo
JPS5357731A (en) * 1976-11-04 1978-05-25 Fujitsu Ltd Voltage-contro-type oscillation circuit
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JPS5986326A (ja) * 1982-11-09 1984-05-18 Seiko Epson Corp 発振回路

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