JPS6025333A - 光伝送装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は光スターカップラを用いて複数地点間のデータ
を伝送するだめの光伝送装置に関する。

この種の装置の従来例を第１図に示す。

図において、１〜４は異る場所に設置された光送受信器
であり、５はこれらの光送受信器に光信号を分配するだ
めの光スターカップラである。また各光送受信器と光ス
ターカップラ５とを接続している実線は光ファイバを示
す。

いま光送受信器１から光信号が出力された場合を考える
と、その光信号は光ファイバを通って光スターカノプシ
５に入力する。光スターカップラ５はひとつの入力ボー
トからの光信号をすべての出力ボートへ分配して出力す
る機能を持っており、この光送受信器１からの光信号は
すべての光送受信器へ伝送される。このようにして、光
スターカップラを用いることによりすべての光送受信器
間で光信号の伝送を行なうことができるが、この従来装
置には次のような欠点がある。

■　光スターカップラ中で光信号は出力ポート数に応じ
た割合で分割され出力されるため。

ポート数が増加し５分割数が増えると、光出力レベルが
小さくなる。このためポート数は一定数以上増加させる
ことがむずかしい。

■　各光送受信器と光スターカップラとは２本の光ファ
イバで結ばれているため、一群の光送受信器が異った離
れた場所に置かれている場合には光送受信器に必要な本
数のファイバを、その場所捷で引いておく必要があり、
ケーブル布設上、また経済性にも問題がある。

このような問題を解決するために、第２図に示すような
方法も考えられる。すなわち、光スターカップラ乙の他
に光スターカップラ７をその異った地点に置き、そこか
ら光送受信器９あるいは１０に光信号を分配するという
方法である。たしかにこの方法によれば、延長すべき光
ファイバの数は２本で済み、布設上の問題は解決される
が、光ポート数を多くすることができないという問題点
は解決されていない。捷だこの方法には次のような新な
問題が含まれている。

■　光信号の経路によっては光スターカップラを２台経
ることになるが、この場合光信号レベルの減衰が大きく
なり、光信号検出上問題である。

■　ひとつの光受信器へ到達する光レベルが。

上に述べた経路のちがいにより大きく異るだめ、光受信
器の許容入力レベル範囲を大きくする必要があり、構成
が複雑になる。

■　一番目の光スターカップラからの光出力信号が二番
目の光スターカップラを経て再び一番目の光スターカッ
プラに入力されることになるが、ふたつの光スターカッ
プラの間の距離がある程度以」＝離れている場合には、
このもどってきた光信号は妨害信号あるいは雑音となっ
て光信号の正しい検出を妨げることになる。このため近
距離での使用かあるいは低速度での使用に限られる。

本発明は従来装置の以−トの欠点を解消しようとするも
ので、ふたつの光スターカップラ間に所定の制御機能を
備えだ光中継器を挿入したことを特徴とする。

以下９図面を用いて詳細に説明する。

第６図は本発明の実施例である。

ここでは、ふたつの光スターカップラ１１．１２を用い
て光送受信器１３〜１５の相互の光伝送を行なっている
が、光スターカップラ１１と１２間に光中継器１６を挿
入接続している。

第４図はこの光中継器１６の構成例を示す。

光受信器１７あるいは１８で受信した光信号は。

電気信号に変換されてゲート１９あるいは２０を通して
光送信器２１あるいは２２に送られ、再び光信号に変換
されて出力される。

ところで、この光中継器１６には制御回路２６があり、
光信号の出力を制御している。すなわち、光信号の入力
開始時期、入力終了時期がこの制御回路２３により監視
され１片側のルートに光信号が入力している場合には、
たとえもう一方のルートに光信号が到来しても、その信
号は受けつけられない。すなわち、早く到着した信号の
ルートが優先的に動作することになる。

また、すでに光信号の入力が終了してしまっていても、
ある一定時間以上経過しないと上記同様の制御が行なわ
れ、他ルートの信号は受けつけられない。

このように動作するので本発明は次のような効果をもつ
。

■　離れた場所に置かれた一群の光送受信器を光スター
カップラに結ぶ場合、光ファイバは２本でよく布設が容
易となり、経済性も向上する。

■　光中継器を介して光スターカップラをいくつも接続
できるので光入出カポ・−ト数を必要なだけ増加するこ
とができる。すなわち、第６図では光スターカップラ１
１と１２との間に光中継器１６を挿入接続しているが１
例えば光スターカップラ１２に更に光中継器を介して離
れだ場所にある光送受信器のだめの光スターカップラを
接続できる。

■　光中継器により光信号が再生されるため。

カップラへの入力光信号レベルは光送受信器から来る場
合とほとんど同じであり、光スターカップラをふたつ通
ったために光検出がむずかしくなるといった問題はない
。また、光受信器の許容入力光レベル範囲も狭くて良く
。

受信器の構成が容易となる。

■　ひとつの光スターカップラからの光信号が他の光ス
ターカップラを通して再びもどってくることがないため
、光スターカップラ間の距離を大きくでき、また伝送速
度を距離に関係なく高めることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図、第２図はそれぞれ、従来装置の例のブロック図
、第６図は本発明の一実施例のブロック図、第４図はそ
のうちの光中継器の構成例を示した図。 １〜４，８〜１０．１３〜１５は光送受信器。 ５〜７．１１．　Ｉ２は光ヌターカノプラ。 １６は光中継器、１７．１８は光受信器。 １９．２０はゲート回路、２１．２２は光送信器。 ２３は制御回路。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、複数地点間のデータ伝送を光スターカップラを用い
   て行なう光伝送装置６．において、第１の光スターカッ
   プラと、第２の光スターカップラと。 これらの間に接続された光中継回路とを含み。 該光中継回路は第１のスターカップラのひとつの出力ポ
   ートに接続された第１の入力ポートと。 第２のスターカップラのひとつの出力ポートに接続され
   、た第２の入力ボートと、第１のスターカップラのひと
   つの人力ボートに接続された第１の出力ポートと、第２
   のスターカップラのひとつの入力ポートに接続された第
   ２の出力ポートの４つの光入出力ボートを持ち、前記第
   １あるいは第２の入力ポートへの入力光信号をそれぞれ
   対応する第１あるいは第２の出力ポートへ再生中継され
   た光信号として出力するように動作し、しかも第１（あ
   るいは第２）の入力ポートへ光信号が入力したとき、す
   でに第２（あるいは第１の）の入力ポートへ光信号が入
   力されているかあるいは入力信号が終了後一定時間以上
   経っていない場合には第１（あるいは第２）の入力ポー
   トへの光信号に対応する第２（あるいは第１）の出力ポ
   ートからの光信号出力を禁止するように動作する制御回
   路を備えたことを特徴とする光伝送装置。