JPS6025326Y2 - タンデイシユ - Google Patents
タンデイシユInfo
- Publication number
- JPS6025326Y2 JPS6025326Y2 JP16884080U JP16884080U JPS6025326Y2 JP S6025326 Y2 JPS6025326 Y2 JP S6025326Y2 JP 16884080 U JP16884080 U JP 16884080U JP 16884080 U JP16884080 U JP 16884080U JP S6025326 Y2 JPS6025326 Y2 JP S6025326Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- molten metal
- temperature
- induction coil
- tundish
- covered
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Continuous Casting (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は連続あるいは半連続鋳造装置に使用するタンデ
ィシュの改良に関する。
ィシュの改良に関する。
ビレット、スラブ、バーなどの素材を生産する連続ある
いは半連続鋳造装置に使用するタンディシュは溶融金属
（以下溶湯とする）の所定量を最適温度で保持して、一
定溶湯量を鋳型に所定雰囲気中で供給するものである。
いは半連続鋳造装置に使用するタンディシュは溶融金属
（以下溶湯とする）の所定量を最適温度で保持して、一
定溶湯量を鋳型に所定雰囲気中で供給するものである。
第１図および第２図は従来の鉄鋼などのタンディシュで
あって、耐火物より構成する容器１に設けるせき２に耐
火物のカバー３の受湯口４より溶湯５を入れ出湯口６よ
り出湯するもので、熱源や何等の制御機能を有してない
。
あって、耐火物より構成する容器１に設けるせき２に耐
火物のカバー３の受湯口４より溶湯５を入れ出湯口６よ
り出湯するもので、熱源や何等の制御機能を有してない
。
従って温度保持は予めタンディシュ内の熱損失による温
度降下を見込んだ高温溶湯を溶解炉よりストッパ付取鍋
等により定量供給していた。
度降下を見込んだ高温溶湯を溶解炉よりストッパ付取鍋
等により定量供給していた。
特に溶湯温度が高い場合は湯温を一定に制御するため所
定量の鉄鋼の冷材を連続供給する装置を設けたものもあ
る。
定量の鉄鋼の冷材を連続供給する装置を設けたものもあ
る。
非鉄の場合は構造は異なるが湯温を制御するには基本的
には高めの温度の溶湯をタンディシュに供給していた。
には高めの温度の溶湯をタンディシュに供給していた。
かかる構造のものは、溶鉱炉、転炉、アーク炉、誘導炉
などの各種溶解炉は予め熱損失による温度降下を考えて
５０〜１５０℃高い温度に金属を溶解しなければならな
いので、溶解エネルギ、耐火物使用量や運転および補修
人件費などを多く必要とする欠点があった。
などの各種溶解炉は予め熱損失による温度降下を考えて
５０〜１５０℃高い温度に金属を溶解しなければならな
いので、溶解エネルギ、耐火物使用量や運転および補修
人件費などを多く必要とする欠点があった。
本考案は上記欠点に鑑みなされたもので、誘導加熱装置
を装着して湯温を制御することによって溶解炉の溶湯温
度を下げて省エネルギ、省資源、省力を計るようにした
タンディシュを提供することを目的とする。
を装着して湯温を制御することによって溶解炉の溶湯温
度を下げて省エネルギ、省資源、省力を計るようにした
タンディシュを提供することを目的とする。
以下本考案を図面に示す一実施例について説明する。
第３図において第１図と同じ作用をする部品は同一符号
としたので説明は省略する。
としたので説明は省略する。
カバー４は内部に鉄心７を中心より放射状に配列して耐
火物を被覆してあり、溶湯５側は中心より誘導コイル８
を渦巻状に巻装して耐火物製絶縁物９で絶縁した誘導コ
イル装置を装着し、誘導コイル装置の溶湯５側表面は反
射板１０で覆いその表面を石英質などの透明状耐火物１
１で覆い、誘導コイル８は外部へき電給排水支持用腕１
２で接続している。
火物を被覆してあり、溶湯５側は中心より誘導コイル８
を渦巻状に巻装して耐火物製絶縁物９で絶縁した誘導コ
イル装置を装着し、誘導コイル装置の溶湯５側表面は反
射板１０で覆いその表面を石英質などの透明状耐火物１
１で覆い、誘導コイル８は外部へき電給排水支持用腕１
２で接続している。
次に作用を説明する。
受湯口４より供給される溶湯５はせき２の連絡口を通り
容器１内に貯えられ出湯口から鋳型へ供湯される。
容器１内に貯えられ出湯口から鋳型へ供湯される。
貯湯間における溶湯からの放射熱１３は第４図のように
透明状耐火物１１および反射板１０よりなる反射装置に
よつて約９０％以上が返還される共に、誘導コイル８お
よび鉄心７からなる誘導コイル装置の誘導加熱によって
最適温度に保持され最適状態で鋳造され消費電力量は最
小で運転される。
透明状耐火物１１および反射板１０よりなる反射装置に
よつて約９０％以上が返還される共に、誘導コイル８お
よび鉄心７からなる誘導コイル装置の誘導加熱によって
最適温度に保持され最適状態で鋳造され消費電力量は最
小で運転される。
従って供給される溶湯５は温度降下を見込んだ高温溶湯
にする必要がない。
にする必要がない。
他の実施例としては本発明のタンディシュを回転台上に
取付けて移動し、連続鋳造装置２台に交互に使用し稼動
を高めることができる。
取付けて移動し、連続鋳造装置２台に交互に使用し稼動
を高めることができる。
またタンディシュを上下に移動できるようにして湯面の
上下変動に対して追従できるようにし運転の精度をあげ
ることができる。
上下変動に対して追従できるようにし運転の精度をあげ
ることができる。
以上のように本発明によれば、タンディシュにおいてカ
バーの溶湯側に誘導コイル装置を取付けて溶湯温度を保
持し、誘導コイルの溶湯表面側を反射板で覆い更にその
表面を透明状耐火物て溶湯面からの放射熱を反射する反
射装置を装着するようにしたので、タンディシュへの供
給する溶湯は温度降下を見込む必要がないので溶解炉の
溶解温度は従来より５０〜１５０°Ｃ低下できるので溶
解に要するエネルギを約１０％低下することができ、溶
解からタンディシュまでの溶解運搬に要する耐火物や断
熱材などの副資材の消耗量、あるいは溶湯トン当りの消
耗量を約５％節約でき、こられの施工や運搬に要する人
件費も副資材の等価的な寿命延長に上り約５％省力化で
き、他に鋳造作業の標準化、溶湯温度の最適条件下によ
る鋳造による鋳造品の品質向上、鋳造歩留り向上などに
寄与し、これらの関連費用が製品価格に占める割合を低
下して製品価格を低下することができるなどの効果があ
る。
バーの溶湯側に誘導コイル装置を取付けて溶湯温度を保
持し、誘導コイルの溶湯表面側を反射板で覆い更にその
表面を透明状耐火物て溶湯面からの放射熱を反射する反
射装置を装着するようにしたので、タンディシュへの供
給する溶湯は温度降下を見込む必要がないので溶解炉の
溶解温度は従来より５０〜１５０°Ｃ低下できるので溶
解に要するエネルギを約１０％低下することができ、溶
解からタンディシュまでの溶解運搬に要する耐火物や断
熱材などの副資材の消耗量、あるいは溶湯トン当りの消
耗量を約５％節約でき、こられの施工や運搬に要する人
件費も副資材の等価的な寿命延長に上り約５％省力化で
き、他に鋳造作業の標準化、溶湯温度の最適条件下によ
る鋳造による鋳造品の品質向上、鋳造歩留り向上などに
寄与し、これらの関連費用が製品価格に占める割合を低
下して製品価格を低下することができるなどの効果があ
る。
第１図は従来のタンディシュを示す継断面図、第２図は
平面図、第３図は本考案のタンディシュの一実施例を示
す継断面図、第４図は第３図の要部の拡大継断面図であ
る。 １・・・・・・容器、３・・・・・・カバー ４・・・
・・・受湯口、５・・・・・・溶湯、６・・・・・・出
湯口、７・・・・・・鉄心、８・・・・・・誘導コイル
、９・・・・・・絶縁物、１０・・・・・・反射板、１
１・・・・・・透明状耐火物。
平面図、第３図は本考案のタンディシュの一実施例を示
す継断面図、第４図は第３図の要部の拡大継断面図であ
る。 １・・・・・・容器、３・・・・・・カバー ４・・・
・・・受湯口、５・・・・・・溶湯、６・・・・・・出
湯口、７・・・・・・鉄心、８・・・・・・誘導コイル
、９・・・・・・絶縁物、１０・・・・・・反射板、１
１・・・・・・透明状耐火物。
Claims (1)
- 溶融金属を入れる耐火物より構成する容器のカバーの溶
湯側に溶湯温度を保持する誘導コイル装置を取付け、前
記誘導コイル装置の溶湯表面側を反射板で覆い更にその
表面を透明状耐火物で覆って溶湯面からの放射熱を反射
する反射装置を装着したことを特徴とするタンディツシ
ュ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16884080U JPS6025326Y2 (ja) | 1980-11-27 | 1980-11-27 | タンデイシユ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16884080U JPS6025326Y2 (ja) | 1980-11-27 | 1980-11-27 | タンデイシユ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5792452U JPS5792452U (ja) | 1982-06-07 |
| JPS6025326Y2 true JPS6025326Y2 (ja) | 1985-07-30 |
Family
ID=29527393
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16884080U Expired JPS6025326Y2 (ja) | 1980-11-27 | 1980-11-27 | タンデイシユ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6025326Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-11-27 JP JP16884080U patent/JPS6025326Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5792452U (ja) | 1982-06-07 |
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