JPS6025324Y2 - 金型温度制御装置 - Google Patents

金型温度制御装置

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Publication number
JPS6025324Y2
JPS6025324Y2 JP9115479U JP9115479U JPS6025324Y2 JP S6025324 Y2 JPS6025324 Y2 JP S6025324Y2 JP 9115479 U JP9115479 U JP 9115479U JP 9115479 U JP9115479 U JP 9115479U JP S6025324 Y2 JPS6025324 Y2 JP S6025324Y2
Authority
JP
Japan
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mold
press
workpiece
release agent
spray nozzle
Prior art date
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Expired
Application number
JP9115479U
Other languages
English (en)
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JPS5612534U (ja
Inventor
征生 大川
猛 川口
豊 尾崎
Original Assignee
住友重機械工業株式会社
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Publication date
Application filed by 住友重機械工業株式会社 filed Critical 住友重機械工業株式会社
Priority to JP9115479U priority Critical patent/JPS6025324Y2/ja
Publication of JPS5612534U publication Critical patent/JPS5612534U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は熱間鍛造プレス用金型の稼動中の温度を適正に
保持するための、金型温度制御装置にかんする。
一般に熱間鍛造プレス用金型の適正温度は、被加工物の
材質によって異なるものの、250°〜300℃に保持
されることが望ましい。
そして金型温度が不適正の場合には、金型にスプレーす
る離型剤の付着が悪くなり、被加工物の型離れを悪くす
ると共に、金型の寿命も低下するなどの問題点を生ずる
このため従来公知の金型冷却装置では、離型剤スプレー
を冷却スプレーと兼用させたり、又プレスの運転中被加
工物の型離れが悪くなった時点で金型の温度上昇を察知
してプレスの運転を停止させ、金型が適温となるまで手
動式冷却スプレーを作動させている。
□しかし、離型剤スプレーでもって冷却効果を
も兼用させる方式では、離型剤添加液が水のみに較べて
冷却には効果的でない。
又この種スプレーはプレス工程の間で、手際よく短時間
にスプレーしなければならないので離型剤添加液では効
率のよいスプレーを施し得ない。
また、後者はプレスの運転を停止させて金型の冷却を行
うため、リジェクト材の増加と停止による生産低下が大
きな問題となっている。
本考案は前記の問題点を改善するためになされたもめで
あって、1台のプレスに数組の金型を取付け、被加工物
を順次移送しては1台のプレスで数工程のプレス作業を
同時に行うようにした熱間鍛造プレスにおいて、少なく
とも1組の金型に温度計及び被加工物検出器を設けると
共、該金型に付設した離型剤スプレーの回路中へ、電磁
弁を介して冷却水回路を連結し、さらにはプレスの生産
速度を被加工物のヒータからの供給速度よりわずかに速
くする調節手段を設けたことを特徴とするものである。
以下その実施例を図面によって説明する。
第1.2図においてa、b、c、d、eはプレスに配設
された下型であって、これに対応して、上型a′、b′
、C′、d′、e′が設けられである。
1は被加工物であって、ヒータ(図示せず)によって所
定の加工温度にまで加熱された後、まず下型aに供給さ
れ、順次所定の工程に従って矢印A方向に、即ち下型e
に向って移送されながら、プレス加工が行わねるように
なっている。
そして、b、b′は飛打下・上型、C9C′は仕上打下
・上型となっており、他のa、a′、d、d′、e、e
′は前後の処理を行うための下型、上型となっている。
次に2は飛打下型す上の被加工物1の有無を検知する被
加工物検知器であって他の下型a、C。
d、 eにも同一検知器が設けてる。
3は同時に飛打下型すの温度を測定する温度計である。
又前記飛打下型b1仕上打下型C1荒打上型b′仕上打
上型C′には、夫々飛打上型用スプレーノズル4、仕上
打上型用スプレーノズル5、飛打下型用スプレーノズル
6、仕上打下型用スプレーノズル7が付設されである。
更に飛打下・上型す。b′、仕山打下・上型c、C′の
側部には、該下・上型btb’tct”の開放時に両全
型の上下方向に、スプレー可能な移動式の飛打型用スプ
レーノズル8、仕上打型用スプレーノズル9が設けであ
る。
そして各スプレーノズル4,5,6,7,8゜9は第3
図に示す配管によってスプレーを行うようになっている
即ち、10,11,12,13.14.15は電磁弁で
あり、16はグラファイト粉を水に混合させた離型剤の
タンク、17は冷却水源、18は圧縮空気源であり、各
スプレーノズル4,5,6,7.8,9より、離型剤又
は冷却水のみを別個にスプレーできるように、前記の夫
々の電磁弁10,11,12,13,14゜15を介し
て配管されている。
又19は離型剤液を送給するポンプ、20はリリーフ弁
である。
ところで一般に鍛造プレスではプレス能力を大ならしめ
るため、被加工物を1個飛び送りに供給することが行わ
れている。
従って上記した構成により、被加工物1が飛打下上型す
、b’での加工を終了腰仕上打下型Cに移送されると、
飛打下・上型す、b’に対し、飛打上型用スプレーノズ
ル4、飛打下型用スプレーノズル6及び飛打型用スプレ
ーノズル8より離型剤をスプレーする。
即ち、電磁弁10,12.14を閉より開に作動させ、
タンク16より送給された離型剤を圧縮空気によってス
プレーすることとなる。
又、仕上打型Cにある被加工物1が仕上打加工を終り、
次の工程に移ると、仕上打型Cには被加工物1がなくな
るので今度は電磁弁11,12.13が作動し、仕上打
上型用スプレーノズル5、仕上打下型用スプレーノズル
7、仕上打型用スプレーノズル9より離型剤をスプレー
することとなる。
上記では1つ飛び送りで被加工物1が供給されているが
、更に本考案装置ではプレスの生産速度を被加工物のヒ
ータからの供給速度よりわずかに速くする図示しない調
節手段が設けであるため、該手段によって、あらかじめ
設定されたプレスの生産速度が、ヒータよりの被加工物
1の供給速度よりわずかに速くなっているので、その速
度差のために一定のサイクルごとに被加工物の1個飛び
送りがこわれ、3ヶ飛び送りとなる。
そしてこの場合には、据込打丁・上型 、 a/、飛打
下・上型す、b’、仕上打下・上型c、C′の金型に被
加工物1が同時に存在しないこととなる。
なお、この検知は被加工物検知器2によって行われる。
又、飛打下型すの温度は温度計3によって測定されてい
る。
従って金型の温度が所定以上に昇温しでいると、前記の
状態、つまり被加工物が金型a、b。
C上に共に存在しない場合、この被加工物不存在確認検
知信号により、夫々のスプレーノズル4゜5、6.7.
8.9から離型剤にかえて、冷却水をスプレーするよう
になっており、飛打下・上型す、b’及び仕上打下・上
型c、C′が冷却される。
なおこの時は電磁弁15を閉より開に作動させると、ポ
ンプ19の給送圧力はリリーフ弁20によって、冷却水
源17の圧力より低く調節しであるので、離型剤は回路
中に送給されない。
次いで3つ飛び送りの工程が1つ飛び送りの、もとの工
程に復し、下型aに被加工物1が供給されると、検知器
2の被加工物存在検知信号によリ、電磁弁15は閉に作
動し、冷却水のスプレーは停止し、そして次の工程では
離型剤がスプレーされることとなる。
なお本実施例では、金型に固設したスプレーノズルと移
動用のスプレーノズルの両者を用いて金型を冷却する装
置について説明したが、この両スプレーノズルを別個に
作動させても良いし、又、冷却時間についても、タイマ
ーによって任意に設定することができる。
更に前記では、被加工物の1つ飛び送りに対し、一定サ
イクルことに3つ飛び送りとした方式の説明を行ったが
、被加工物を毎回送り、2つ飛び送り、3つ飛び送りと
した場合についても、同一の要領で金型のスプレーによ
る冷却を行うことができる。
本考案は上記の通り、従来よりの離型剤スプレー装置に
、冷却水源と冷却水回路に切替えるための電磁弁、金型
に被加工物の存在を検知する検知器、並びに温度計を追
設し、更にプレス生産速度を被加工物のヒータよりの供
給送度よりもわずかに早くすることにより、プレスの運
転を停止することなく、金型温度が上昇したときのみ、
冷却水をスプレーノズルに切替え供給し、金型を適温に
保持し得たものである。
従って、本装置によって被加工物の型離れを良くすると
共に、金型の寿命をも伸ばすことができ、更に、金型冷
却のためにプレスを停止させる必要がないので、生産性
の向上にその効果は大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による金型温度制御装置の実施例の金型
の配置を示す概略正面図、第2図は同側面図、第3図は
スプレーノズル、電磁弁、離型剤タンク、冷却水源、圧
縮空気源の夫々の配管系統を示す。 1・・・・・・被加工物、2・・・・・・被加工物検知
器、3・・・・・・温度計、4・・・・・・飛打上型用
スプレーノズル、5・・・・・・仕上打上型用スプレー
ノズル、6・・・・・・飛打下型用スプレーノズル、7
・・・・・・仕上打下型用スプレーノズル、8・・・・
・・飛打型用スプレーノズル、9・・・・・・仕上打型
用スプレーノズル、1G、11,12、 13. 14
. 15・・・・・・電磁弁、16・・・・・・タンク
、17・・・・・・冷却水源、18・・・・・・圧縮空
気源、b、b’・・・・・・飛打、下・上型、 、 c
/・・・・・・仕上打下・上型。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 1台のプレスに数組の金型を取付け、被加工物を順次移
    送しては1台のプレスで数工程のプレス作業を同時に行
    うようにした熱間鍛造プレスにおいて、少なくとも1組
    の金型に温度計及び被加工物検出器を設けると共に、該
    金型に付設した離型剤スプレーの回路中へ、電磁弁を介
    して冷却水回路を連結し、さらにはプレスの生産速度を
    被加工物のヒータからの供給速度よりわずかに速くする
    調節手段を設けたことを特徴とする金型温度制御装置。
JP9115479U 1979-07-02 1979-07-02 金型温度制御装置 Expired JPS6025324Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9115479U JPS6025324Y2 (ja) 1979-07-02 1979-07-02 金型温度制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9115479U JPS6025324Y2 (ja) 1979-07-02 1979-07-02 金型温度制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5612534U JPS5612534U (ja) 1981-02-03
JPS6025324Y2 true JPS6025324Y2 (ja) 1985-07-30

Family

ID=29324237

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9115479U Expired JPS6025324Y2 (ja) 1979-07-02 1979-07-02 金型温度制御装置

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JP (1) JPS6025324Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008000766A (ja) * 2006-06-20 2008-01-10 Toyota Motor Corp 鍛造金型の潤滑装置及び潤滑方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008000766A (ja) * 2006-06-20 2008-01-10 Toyota Motor Corp 鍛造金型の潤滑装置及び潤滑方法
JP4692765B2 (ja) * 2006-06-20 2011-06-01 トヨタ自動車株式会社 鍛造金型の潤滑装置及び潤滑方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5612534U (ja) 1981-02-03

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