JPS60253109A - 異方性導電体 - Google Patents
異方性導電体Info
- Publication number
- JPS60253109A JPS60253109A JP11000584A JP11000584A JPS60253109A JP S60253109 A JPS60253109 A JP S60253109A JP 11000584 A JP11000584 A JP 11000584A JP 11000584 A JP11000584 A JP 11000584A JP S60253109 A JPS60253109 A JP S60253109A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- adhesive
- conductive
- anisotropic conductor
- fibrous material
- anisotropic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Non-Insulated Conductors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は沿面方向は絶縁性であり、面に垂直な方向には
高い導電性を示す異方性導電体に関するものである。
高い導電性を示す異方性導電体に関するものである。
従来例の構成とその問題点
従来、異方性導電体としては、(1) カーボン粉末あ
るいは金属粉末等を導電性付与剤として高分子物質中に
分散させたもの、(2)導電性物質からなる層と絶縁層
からなる層を交互に積層したもの、(3)導電性繊維状
物質を高分子物質中で厚み方向に配向させたもの、(4
)金属細線を高分子物質の厚み方向に一定間隔で埋込ん
だもの、などがある〇これら異方性導電体はIC、ノ・
イブリッド回路等の回路間の接続、フレキシブルケーブ
ルとプリント配線回路の端末との接続、液晶表示とこれ
を作動させるための電子回路などのインターコネクター
として使用されている。
るいは金属粉末等を導電性付与剤として高分子物質中に
分散させたもの、(2)導電性物質からなる層と絶縁層
からなる層を交互に積層したもの、(3)導電性繊維状
物質を高分子物質中で厚み方向に配向させたもの、(4
)金属細線を高分子物質の厚み方向に一定間隔で埋込ん
だもの、などがある〇これら異方性導電体はIC、ノ・
イブリッド回路等の回路間の接続、フレキシブルケーブ
ルとプリント配線回路の端末との接続、液晶表示とこれ
を作動させるための電子回路などのインターコネクター
として使用されている。
しかし、上記(1)〜(4)の異方性導電体では極小電
極ピンチの回路に用いる場合、コンタクトの信頼性、沿
面リークなどいくつかの問題があった。すなわち、(1
)のものは確率過程的なパーコレーションにより解析さ
れているように導電性粒子の凝集で導電路が形成される
ものであり、0,1〜0.6wILの薄区異方性導電体
では確実な接触が得難い。(2)。
極ピンチの回路に用いる場合、コンタクトの信頼性、沿
面リークなどいくつかの問題があった。すなわち、(1
)のものは確率過程的なパーコレーションにより解析さ
れているように導電性粒子の凝集で導電路が形成される
ものであり、0,1〜0.6wILの薄区異方性導電体
では確実な接触が得難い。(2)。
(4)のものはその構成から考えて製造上、電極ピッチ
をQ、1a以下の極小電極ピンチにすることは困難であ
り、コストも高いものにな−る。(3)のものはコンタ
クトの信頼性を上げるために導電性繊維状物質を多く入
れると沿面方向にリークし、少なくするとコンタクトの
信頼性が落ちるという欠点があった。
をQ、1a以下の極小電極ピンチにすることは困難であ
り、コストも高いものにな−る。(3)のものはコンタ
クトの信頼性を上げるために導電性繊維状物質を多く入
れると沿面方向にリークし、少なくするとコンタクトの
信頼性が落ちるという欠点があった。
さらには(1)〜(4)ともに時計等の短かいコネクタ
−として用いる場合にはあ1り問題とならないが、液晶
テレビなど少し長い目のコネクターとして用いる場合に
は、下下電極を締付る際に異方性導電体がはずれてしま
うという欠点があった。この欠点をなくすために(3)
の導電性繊維状物質をカーボンファイバーとし、高分子
物質を感圧性接着剤とするものが市販されている。すな
わち、上下電極を挾持する際、一度きっちりとセットす
ると、接着剤の接着力で接着されはずれなくなる。しか
しこのものは感圧性の接着剤を用いているために、どう
しても耐熱性に劣るという欠点を有している。
−として用いる場合にはあ1り問題とならないが、液晶
テレビなど少し長い目のコネクターとして用いる場合に
は、下下電極を締付る際に異方性導電体がはずれてしま
うという欠点があった。この欠点をなくすために(3)
の導電性繊維状物質をカーボンファイバーとし、高分子
物質を感圧性接着剤とするものが市販されている。すな
わち、上下電極を挾持する際、一度きっちりとセットす
ると、接着剤の接着力で接着されはずれなくなる。しか
しこのものは感圧性の接着剤を用いているために、どう
しても耐熱性に劣るという欠点を有している。
したがって、高温下では異方性導電体が軟化し、沿面方
向へのリーク、上下電極のコンタクトの信頼性低下など
を起す可能性がある。
向へのリーク、上下電極のコンタクトの信頼性低下など
を起す可能性がある。
発明の目的
本発明は従来の問題点をなくし、極小電極ピッチが可能
であり、かつ高温化においても沿面方向のリーク、上下
電極のコンタクトの高信頼性を保つ異方性導電体を提供
するものである。
であり、かつ高温化においても沿面方向のリーク、上下
電極のコンタクトの高信頼性を保つ異方性導電体を提供
するものである。
発明の構成
本発明は導電性繊維状物質を絶縁性の接着剤−C′被被
覆、これを絶縁性高分子物質中で厚み方向に配向させた
ものである。
覆、これを絶縁性高分子物質中で厚み方向に配向させた
ものである。
接着剤としては、熱圧着が可能なものが好−ましく、高
分子物質としては弾性体が好ましい1゜上記の構成にす
ることにより、導電体1本1本が接着剤で絶縁されてい
るため、沿面方向のIJ−りがなく、上下電極の締付時
には接着剤により接着されるためはずれることもなく、
さらには高温下において接着剤が軟化しても高分子物質
が保持しているために、コンタクトの信頼性が低下しな
いものである。
分子物質としては弾性体が好ましい1゜上記の構成にす
ることにより、導電体1本1本が接着剤で絶縁されてい
るため、沿面方向のIJ−りがなく、上下電極の締付時
には接着剤により接着されるためはずれることもなく、
さらには高温下において接着剤が軟化しても高分子物質
が保持しているために、コンタクトの信頼性が低下しな
いものである。
実施例の説明
本発明の一実施例を添付図面をもって説明する。。
第1図は本発明の異方性導電体の断面図であり、絶縁性
接着剤2により被覆された導電性繊維状物質1が絶縁性
高分子物質3中に連続相の厚み方向に配向されている。
接着剤2により被覆された導電性繊維状物質1が絶縁性
高分子物質3中に連続相の厚み方向に配向されている。
したがって、この異方性導電体は厚み方向のみに導電性
を有し、沿面方向には導通しないものである。本実施例
に用いた導電性繊維状物質1はカーボンファイバ(直径
5μ以下)であり、接着剤2としてはポリエステル系、
ウレタン系のホットメルト系接着剤を用い、約2071
程度の被覆厚とした。また高分子物質3として(は電極
間に挾持することから/リコンゴムを用いた。
を有し、沿面方向には導通しないものである。本実施例
に用いた導電性繊維状物質1はカーボンファイバ(直径
5μ以下)であり、接着剤2としてはポリエステル系、
ウレタン系のホットメルト系接着剤を用い、約2071
程度の被覆厚とした。また高分子物質3として(は電極
間に挾持することから/リコンゴムを用いた。
なお、異方性導電体の厚みはブロック体を配向方向に垂
直な面にそってスライスすることにより、0.2鴎程度
とした。
直な面にそってスライスすることにより、0.2鴎程度
とした。
第2図は上記実施例の異方性導電体4を0.11111
1電極ピツチのフレキシブルケーブル6とプリント基板
6に挾持したものの断面図である。了、8はそれぞれの
電極、9は接着剤2で被覆された導電性繊維状物質1の
絶縁被覆導電体を示す。ここでフレキンプルケーブル5
とプリント基板6は接着剤2により熱圧着されており、
導電性繊維状物質1により上下の電極7.8が導通して
いる15、導電性繊維状物質1が6μ以下と極めて細く
、しかも1本1本が絶縁されているために、従来の(3
)のタイプでは導電性繊維の含有量を少なくしていたが
、本実施例では高分子物質3中に多量にいれても前記し
たように1本1本が絶縁されているため、沿面方向への
リークはない1、さらには含有)辻が多いため接着面も
多くなり、はずねない程度の接1’fr力かえられる。
1電極ピツチのフレキシブルケーブル6とプリント基板
6に挾持したものの断面図である。了、8はそれぞれの
電極、9は接着剤2で被覆された導電性繊維状物質1の
絶縁被覆導電体を示す。ここでフレキンプルケーブル5
とプリント基板6は接着剤2により熱圧着されており、
導電性繊維状物質1により上下の電極7.8が導通して
いる15、導電性繊維状物質1が6μ以下と極めて細く
、しかも1本1本が絶縁されているために、従来の(3
)のタイプでは導電性繊維の含有量を少なくしていたが
、本実施例では高分子物質3中に多量にいれても前記し
たように1本1本が絶縁されているため、沿面方向への
リークはない1、さらには含有)辻が多いため接着面も
多くなり、はずねない程度の接1’fr力かえられる。
すなわち、本実施例にお・いては接着剤2で被僑された
導電性繊維状物′LH1の径が約wμであり、高分子物
質3との比を50%としだとき、1 mi当り200〜
260本の導’1′、i、tl繊紹状物質があることに
なる。これは従来例から比べると単位面積当りの導電径
路としてd、桁違いであり、極めて高信頼の極小電極ピ
ッチが得られ、しかも接着面積も大きくなることから挟
持さ才1だ時の接着力は大きく、寸だ高温下においても
絶縁性高分子が保持しているため若1−の軟化程度ては
はずねることはない。
導電性繊維状物′LH1の径が約wμであり、高分子物
質3との比を50%としだとき、1 mi当り200〜
260本の導’1′、i、tl繊紹状物質があることに
なる。これは従来例から比べると単位面積当りの導電径
路としてd、桁違いであり、極めて高信頼の極小電極ピ
ッチが得られ、しかも接着面積も大きくなることから挟
持さ才1だ時の接着力は大きく、寸だ高温下においても
絶縁性高分子が保持しているため若1−の軟化程度ては
はずねることはない。
なお、本実施例では、導電性繊維状物質1としてカーボ
ンファイバを用いたが、導電性の繊維状物質ならば金属
、非金属を問わない19寸だ接着剤2もポリエステル系
、ウレタン系のホットメルト系接着剤を用いたが、使用
温度が低い時などは粘着性接着剤でも良い。さらには高
分子物質3としてシリコンゴムを用いたが、他のゴム系
あるいは弾性が必要でない場合などは、可塑剤入PvC
などを用いても良い。
ンファイバを用いたが、導電性の繊維状物質ならば金属
、非金属を問わない19寸だ接着剤2もポリエステル系
、ウレタン系のホットメルト系接着剤を用いたが、使用
温度が低い時などは粘着性接着剤でも良い。さらには高
分子物質3としてシリコンゴムを用いたが、他のゴム系
あるいは弾性が必要でない場合などは、可塑剤入PvC
などを用いても良い。
発明の効果
以上のように本発明は、接着剤に被覆された導電性繊維
状物質を高分子中に厚み方向に配向した異方性導電体で
あるため、沿面方向にリークすることがなく、その含有
量を極めて多量にでき、しかも、異方性導電体自体が圧
着され、高温下においてもはずれることがないことから
、信頼性が高く、また電極間ピンチ巾の極めて小さいコ
ネクタとなり、産業上極めて有用なものである。
状物質を高分子中に厚み方向に配向した異方性導電体で
あるため、沿面方向にリークすることがなく、その含有
量を極めて多量にでき、しかも、異方性導電体自体が圧
着され、高温下においてもはずれることがないことから
、信頼性が高く、また電極間ピンチ巾の極めて小さいコ
ネクタとなり、産業上極めて有用なものである。
第1図は本発明の一実施例である異方性導電体の断面図
、第2図、第3図はフレキシブルケーブルとプリント基
板間に挾持した時の正面および側面断面図である。 1・・・導電性繊維状物質、2・・・・絶縁性接着剤、
3 ・高分子物質、4・・・・・・異方性導電体、6・
・・・・フレキシブルケーブル、6・・・・・・プリン
ト基板、7・・・ フレキンプルケーブル電極、8・・
・°°・プリント基板電極、9・ 絶縁被覆導電体。
、第2図、第3図はフレキシブルケーブルとプリント基
板間に挾持した時の正面および側面断面図である。 1・・・導電性繊維状物質、2・・・・絶縁性接着剤、
3 ・高分子物質、4・・・・・・異方性導電体、6・
・・・・フレキシブルケーブル、6・・・・・・プリン
ト基板、7・・・ フレキンプルケーブル電極、8・・
・°°・プリント基板電極、9・ 絶縁被覆導電体。
Claims (1)
- 絶縁性高分子物質の厚み方向に配向された、多数の絶縁
性接着剤により被覆された導電性繊維状物質を含有する
異方性導電体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11000584A JPS60253109A (ja) | 1984-05-30 | 1984-05-30 | 異方性導電体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11000584A JPS60253109A (ja) | 1984-05-30 | 1984-05-30 | 異方性導電体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60253109A true JPS60253109A (ja) | 1985-12-13 |
Family
ID=14524685
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11000584A Pending JPS60253109A (ja) | 1984-05-30 | 1984-05-30 | 異方性導電体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60253109A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62234804A (ja) * | 1986-04-03 | 1987-10-15 | 富士ゼロックス株式会社 | 異方導電フイルム |
JPH0197381A (ja) * | 1987-09-04 | 1989-04-14 | Nederland Omroe Prod Bedrijf Nv | コネクタ装置およびその製造方法 |
-
1984
- 1984-05-30 JP JP11000584A patent/JPS60253109A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62234804A (ja) * | 1986-04-03 | 1987-10-15 | 富士ゼロックス株式会社 | 異方導電フイルム |
JPH0197381A (ja) * | 1987-09-04 | 1989-04-14 | Nederland Omroe Prod Bedrijf Nv | コネクタ装置およびその製造方法 |
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