JPS60252897A - 断熱材及びその断熱材を使用した設備 - Google Patents

断熱材及びその断熱材を使用した設備

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JPS60252897A
JPS60252897A JP59108409A JP10840984A JPS60252897A JP S60252897 A JPS60252897 A JP S60252897A JP 59108409 A JP59108409 A JP 59108409A JP 10840984 A JP10840984 A JP 10840984A JP S60252897 A JPS60252897 A JP S60252897A
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JP
Japan
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heat
heat insulating
insulating material
sodium
main
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Application number
JP59108409A
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English (en)
Inventor
内藤 袈裟博
横田 憲克
和雄 高橋
下屋敷 重広
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

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  • Thermal Insulation (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、断熱手段に関するものであ盃。
〔発明の背景〕
す) IJウム冷却タンク型原子炉の構造を示す一例を
第13図の断面図に示す。
原子炉容器1の中に核燃料要素や制御体を有する炉心2
が設置され、炉容器1の上部には炉容器1の内部を外部
雰囲気としゃ断するために土壁としてルーフスラブ3が
静置されている。
容器1内の冷却材である液体状のす) IJウム4は炉
心2の上部まで収容され、その中に、ルーフスラブ3か
ら複数基の中間熱交換器5、機械式ポンプ6及び燃料交
換や制御棒取扱いをするために回転プラグ26に取付け
されている炉心上部機構7などが吊り下げられている。
回転プラグ26はルーフスラブ3の上に取付けされる。
炉心で熱を受けて5000以上に高温となる炉心2の上
部のナトリウム4からルーフスラブ3や回転プラグ26
への熱放射及びす) IJウム蒸気(燃料被覆管の破損
が生ずると核分裂生成物も含まれる)9移行量を遮断す
るために熱しゃへい物8がルーフスラブ3及び回転プラ
グ26の下部にルーフスラブ3から吊シ下げ設置されて
いる。ナトリウム4は、炉心2の入口側と出口側を仕切
って、下部になるコールドプレナム9と上部になるホッ
トプレナム10を形成するように隔壁構造物11によシ
分離されている。炉心2の外周夛には中性子じゃへい体
12及び使用済燃料一時貯蔵ラック13が形成されてい
る。隔壁構造物11には、中間熱交換器5やポンプ6が
上部から挿入される貫通部があシ、そこに垂直隔壁構造
物11a及び11b1または原子炉容器1の垂直壁に沿
って施工されている炉容器垂直隔壁構造物14が接合さ
れて、炉心2と同様に炉心支持機構15に接合、支持さ
れている。
炉心支持機構15は炉容器1の一部として内壁部に突出
しているプラットホーム16の上に静置されている。な
お炉心2の下部には、コールドプレナム9のナトリウム
と隔離され、機械式ポンプ6の吐出口に連通するナトリ
ウム導管17を有する高圧プレナム18が設けられてい
る。炉d器゛1は安全容器19に収められ、安全容器1
9はビット室25に支持体27で固定され、収納されて
いる。
炉容器1の下方円周方向に多数のシャキー20がまた安
全容器側にはこれを受けるシャキー受具21が配設され
ている。安全容器は万一炉容器が破損しても、ナトリウ
ムが炉心よシ低下しないようにするだめの外容器である
このような構成になるタンク型原子炉は、運転時にはナ
トリウムが機械式ポンプ6によジナトリウム導管17を
矢印aの方向に流れて高圧プレナム1Bに入り、炉心2
を上向きに流れてホットプレナムに吐出される。ナトリ
ウムは炉心2を通過する間に核反応熱を燃料体から受け
とり高温となシ、ホットプレナム10へ出る。ホットプ
レナム10内のす) IJウム4は中間熱交換器5の内
部に矢印すのように流入し、そこに管を介して流れてい
る二次す) IJウムに熱を伝えて低温になり矢印Cの
如くコールドプレナム9内に吐出する。
コールドプレナム9のナトリウムは機械式ポンプ6の中
に矢印dのように吸い込まれ、イーンベラの回転によシ
加圧されて矢印aの如く流出し、以上の経路を循環する
。このようなナトリウムの流゛′) ゎ&。、。□いよ
、。−9,,77カ49oカ。
νラムは約360C,ホットプレナムのナトリウムは約
500Cになる。
水平隔壁構造物11.垂直隔壁構造物11a。
ilb及び炉容器垂直隔壁構造物14はコールドプレナ
ム9とホットプレナム10の間のナトリウム流通遮断機
能とともに熱しゃへい(断熱)機能を有する必要がある
。ここで熱移動が生ずると、その分は炉出力やポンプ動
力の損失分となシブラントの効率低下となる。機械式ボ
ンダ6の垂直隔壁11bの熱しゃへい効果が低いとポン
プ本体が高温となシ性能及び信頼性を損なう恐れがある
また炉容器垂直隔壁構造物14と炉容器1の間にできて
いる隙間部ではガス層形成によシ熱じゃへいすると共に
コールドプレナム9のナトリウムを流して炉容器1の壁
温か高温にならないように冷却している。したがって炉
容器垂直隔壁構造物14の熱しゃへい効果が低いと炉容
器壁の熱的保護性を確保するために、コールトナ) I
Jウム流量をその分多く流すことになシ好ましくない。
この冷却用ナトリウムは熱損失の他にボンダ6の動力損
失にもなる。したがって高性能の熱しゃへい体が必要と
なる。
水平隔壁構造物11とコールドプレナム9との間に形成
されている領域は中間プレナムと呼べる中温領域であシ
、炉心支持構造物15が熱変形や熱過渡条件を繰り返し
受けることにより損傷することを防ぐだめの緩衝体であ
る。したがって水平隔壁構造物11や垂直隔壁構造物1
1a、llb等に断熱性、強度に性能、信頼性の高いも
のを開発、適用すれば、この中温領域を短縮化でき、物
量の軽減化と同時に高さの低減も可能になる。
ところで、炉心支持構造物15は、炉心2、中性子じゃ
へい体13、燃料貯蔵ラック12、隔壁構造物11、高
圧プレナム18の構成部材などの重量を全て受けている
重量物支持体であシ、シたがって自身も重量物である。
これらを受け止めるプラットホーム16は強固なものと
ならざるを得ない。これは炉容器1の一部であって、炉
容器全体に占める重量の割合が最も太きい。すなわち、
重量物を支持するために他の部分よりかなシ厚肉にでき
ている。このような炉容器1を吊下するルーツスラブ3
には極めて大きな荷重がかかることになる。
従来の中性子じゃへい体13及び隔壁構造物11、ll
a、llbはステンレス鋼製の板材であり、それらの重
量はいづれも数ioo トン程度になると予想される。
以上のように重量物であるために、地震時のゆれによる
荷重は、まず炉容器に大きくかがシ、さらにルーフスラ
ブ3からの吊下げ部に大きくかかシ、ルーフスラブ3に
も大きな負担となる。この荷重を軽減するために7ヤキ
ー20によシゆれ止めの防止対策がとられている。した
がってシャキーも大きな荷重を受けられるように強固、
すなわち重量化されている。
炉容器1はナトリウムの一次パウンダリであるから、こ
れが損傷することはプラントに致命傷となる。炉容器1
は直径が約20mと大きく、上述のように重量物支持部
であるプラットホーム16が特に他の部分よシも第13
図、第17図の如く厚肉にできている。よって熱応力が
生じ易い個所である。炉の緊急停止時及びポンプトリッ
プ時の如き過渡状態では、ナトリウム温度の急激な変化
、または場所による分布が生じ易いので、炉容器は熱衝
撃を受けることになる。以上のように、炉容器1は重量
物を内蔵するために強度を維持すべく炉壁が厚くなシ、
自身も重くなる。厚くしたために熱応力に対する対策が
一層必要となる。したがって、内部の構造物を軽量化、
コンパクト化することが、炉容器1の軽量化、熱応力緩
和、及び耐震強度の確保、さらには低コスト化のために
最も重要なことの一つづあるとみられている、一方、水
平隔壁構造物11、垂直隔壁構造物11a、llb、及
び炉容器垂直隔壁構造物14は、断熱性能が優れている
他につぎの点が必要となる。すなわち、前記したように
、これらの隔壁は、炉心2、中間熱交換器5、機械式ポ
ンプ6、炉心支持機構15に連結されているので、熱変
形が生じた場合、互に応力を受け合うことになる。
) この場合、炉心2を中心として、円周方向に不均一
な熱変形をするとゆがみが生じ、互の設定位置のずれや
、垂直方向のゆがみが出き易くなる。具体的に云えば、
水平隔壁構造物11のゆがみは炉心2及び外周の中間熱
交換器5、機械式ポンプ6の垂直隔壁構造物11a、l
lbの位置ずれや垂直方向のゆがみを生ずる原因となり
易い。
まだ、ナトリウム導管17を通して機械式ポンプ6にも
力を及ぼし、位置ずれを生せしめる可能性がある。この
場合は機械式ポンプ6を吊シ下げているルーフスラブ3
にも影響を及ぼすことになろう。
このため、上記の各隔壁構造物11,1la111b断
熱性能が良いと同時に、断熱方向と直角方向では熱伝導
性の良い事が望ましいことになる。
一方、熱しゃへい物8はナトリウム中の隔壁構造物と同
様に、径方向の温度分布のかだよシによる熱変形を低減
する必要がある。すなわち、熱しゃへい物8に貫通して
いる中間熱交換器5、機械式ポンプ6及び炉心上部機構
7等との隙間は、上記した熱しゃへい及びナトリウム蒸
気の移行を抑制するために極力小さくすることが望まれ
る。しかるに熱変形によるゆがみが生ずると、それによ
る接触ヤ外力を生ぜしめぬよう隙間を大きくとっておく
ことになる。また、径方向に大きな温度分布が生ずると
、ナトリウム4上部のカバーガスの対流を促進し、カバ
ーガス相に位置する中間熱交換器5、機械式ポンプ6及
び炉心上部機構7にそれぞれ径方向の温度分布を与えて
ゆがみを発生させ易くする。機械式ポンプ6のゆがみは
回転シャフトのカジリを発生しやすくすること、炉心上
部構造物7のゆがみは燃料交換や制御棒操作に支障をき
たす原因になる可能性がある。
ところで、従来の隔壁構造の一例を、水平隔壁構造物1
1を例にとってその構成、構造の詳細を第14図、第1
5図、第16図に示す。
第14図、第15図、第16図は水平隔壁構造物11と
炉容器1側の垂直隔壁構造物14の一部を示すものであ
り、第14図の如く、水平隔壁30と垂直隔壁31には
多数の熱しゃへい体33のセグメントが固定金具35に
よシ設置されている。各隔壁30.31はステンレス鋼
の板状であり、熱しゃへい体33は同じくステンレス鋼
板41を第15図及び第16図のように積層式にしたも
ので、板41と板41との隙間にはスタグナントなナト
リウム層40が形成されている。このようなステンレス
鋼板積層形の熱しヤへい体セグメントの支持法は、第1
5図のように隔壁30に固定ボルト42を溶接し、各積
層板41をスペーサ44を介して一枚ずつ積み重ね、最
後に押えナツト43を固定ボルト42に溶接しである。
組込みの工数が多くかかるような構造でもある。熱しゃ
へい体セグメント同志の間の組み立て構造は第16図の
ように、一本の固定ボルト42に両セグメントの各積層
板をはさみ込み、押えナツト43で固定しである。44
はスペーサである。各積層板のボルト貫通孔はボルトの
径より大きくしてあシ、熱膨張差による逃げをとっであ
る。
本構造によると、各積層板41の間のナトリウム層40
はもともと熱伝導性が良い上に隙間内で対流を生じて熱
伝達性を良くすることになる。このように熱伝導性の高
い金属材を熱しゃへい体に使用することは、断熱効率が
悪いのでその分熱しゃへい体を厚くすることになシ、大
型化につながっている。通常、この隔壁構造物を通して
ホットプレナム1oからコールドプレナム9へ流れる熱
損失量は例えばプラント全熱出力の3チ以下とする例が
ある。この場合は例えばプラント全熱出力2600 M
W t hの場合にはこれらの隔壁構造物の熱貫流率は
約40 keBz/m’ 、 h、 C以下にする必要
がある。これを達成するには、厚さ6寵のステンレス鋼
板を1o板使用すれば、ナトリウム層の厚さ150間程
度、しだがって熱しゃへい体の厚さは約1m、隔壁30
.32を含めた重量は500トン近いものになると予想
される、このような大型9重量構造物となると、コンパ
クト、軽量化の達成が困難となシ、これの支持構造の特
に耐震強度が深こくな問題となる。
一方、原子炉容器1とホットプレナム1oとの間の熱し
ゃへいは第15図のように、垂直隔壁” 32の内側に
熱しゃへい板34を配設し、また垂直隔壁32と炉容器
壁との間に冷却流路板36を2板配設し、この冷却流路
板36の一枚と垂直隔壁32の間はガス断熱層37を形
成しである。冷却流路板36の下部には炉壁冷却プレナ
ム38を形成しコールドプレナム9のナトリウムの一部
を循環させて、炉容器の温度上昇を防いでいる。冷却流
路への・「ットブレナム1oがらの熱移動はガス断熱層
37で効果的に抑制されるよう罠なっている。ホットプ
レナム1oのナトリウム液面は熱しゃへい板34の下部
にあシ、熱しゃへい板34と垂直隔壁32の隙間には静
止状ナトリウム層が形成されている。水平方向の熱移動
はガス断熱層37によシ押えられるが、熱しゃへい板3
4と水平の熱しゃへい体33の隙間部ではナトリウムの
対流により熱移動しゃすいことになる。流路形成板36
に不備が生ずると、ガス断熱層37にナトリウムが侵入
し、著しく熱移動を生じ易くしてしまう恐れがある。し
たがってガス断熱層37に代る他の健全性に秀れ、かつ
断熱性も良いものが望まれている。
以上に述べたように、タンク型FBRでは、その成立性
を確たるものにし、さらにその信頼性。
性能向上を計る上で熱しゃへい体の軽量化に係わる問題
は極めて大きく、これを−挙に解決できる材料、構成9
機器構造を提供することが強く望まれている。
前記した事項の具体的内容をまとめてみると、結局つぎ
のようになる。熱しゃへい体は、α)断熱性に優れた特
性を有し、かつ加工性が良くて特に小型軽量化を容易に
達成できること。
このことによシ、コストの低減化ができると同時に、炉
容器の耐震強度設計が容易となり 一層信頼性を向上さ
せることができる。
(2)断熱性を損なわないで、断熱方向と異なる方向(
例えば直角方向)に逆に熱を伝え易い特性を有すること
が望ましい。円柱9円筒体のような機器の円周方向の温
度分布を生ぜしめぬようにして熱変形による軸方向のた
わみをなくすことにあシ、信頼性を向上させることがで
きるからであろう 〔発明の目的〕 本発明の目的は、小形軽量で断熱性能の良い断熱材を提
供することにある。
〔発明の概要〕
本発明の基本構成要件は、熱伝導率に二次元方向におい
て差を生じる主部材を、前記二次元方向の内の熱伝導率
の低い方向を向けて被熱しfへい物体に配置したことを
特徴とした断熱材であって、核的に支障なく、被熱じゃ
へい物に対する断熱性能が良く、小型軽量な断熱材を提
供するものである。
〔発明の実施例〕
本発明の以下に述べる実施例は、本発明をナトリウム冷
却タンク型原子炉(以下、単にタンク型FBR,と云う
。)に採用じた例である。
本発明の実施例では、上記タンク型FB凡のように熱し
ゃへいと同時に被しゃへい機器の温度均一化が望まれる
大型プラントに使用される熱しゃへい体に関し、優れた
断熱性を有すると同時に断熱体自身の温度均一化を容易
にできる、いわば断熱性と熱伝播性の二面特性を有する
熱しヤへい体を提供し、熱効率の向上、コンパクト、軽
量化による耐震強度の向上、熱ゆがみ量の低減化を計シ
、信頼性の高いタンク型原子炉を提供するようにしてい
る。
特に、プラント各部機器の夫々の熱しゃへい体に共通す
る問題を解決できる基本材料そのものに着目して、従来
にない断熱材を提供することにある。
このようなねらいを達成するための必要条件は、■ 断
熱特性の優れている材料であること、■ 断熱方向と直
角方向の熱伝導性が良い材料が望ましいこと、 ■ 高温ナトリウム中で使用できる材料、またはそのよ
うに加工容易であること、 ■ 放射線(中性子、ガンマ線等)に耐え、核的毒性が
なく、問題となる放射性核種生成のない材料であること
、 ■ 上記■、■、■が長期間保証される材料であること
、 ■ みかけ比重の小さい材料であること、等である。
これらの観点から、熱伝導性に大きな異方性を有する素
材、例えばパイロライティックカーボン(Pyloly
tic Carbon 、以下、単にPGと称する。)
に着目し、この木材を用いて高温ナトリウム中でも使用
可能なような構造の要素に組み上げた。
このPGの物性はつぎの表1に示す通シで、熱伝導率に
二次元方向の異方性を有する材料である。
PGの機械的強度を高めるためにTiまたはBrを少量
加えたPG(M)と呼ばれる複合材もあるが、熱伝導率
異方性は若干低下する。
PGの場合熱伝導率の値はa軸(結晶子の向いている方
向)方向はa軸(結晶子の重なシ合う方向)方向の約1
00倍であシ、a軸方向は熱良導体金属の銅に匹敵、C
軸方向は高温断熱レンガに匹敵するもので、極めて異方
性の大きい材質である。
a軸の特性を断熱方向に活用し、a軸の特性を温度均一
化に活用することによシ、上記の必要条件■、■を満た
すことができる。比重は2g/cm”以下と従来の金属
材の1/4以下で、必要条件■を満たすことができる。
また、組成は純度の高いカーボンであるから必要条件■
を満たすことができる。PGは機械的強度が小さく、ま
たナトリウム中では膨潤することが考えられるので、こ
の素材をかじかにナトリウム中で使用することはできず
、何らかの工夫をしないと必要条件■を満たすことがで
きない。
曲げ等によj5PGが折れると、a軸及びa軸の熱的特
性が阻害される恐れがあり好ましくない。
そこで、ナトリウム中で共存性の良い材料(例えばステ
ンレス鋼、ニッケル、フェライト等)を保護部材として
、熱的異方性部材(例えばPG、グラファイト)を包み
込む構成とした。 ゛なおナトリウムのように化学的括
性でない雰囲気で使用する場合には、雰囲気から受ける
アタックを防止する意味での保護部材は不要である。こ
の場合は表面平滑化あるいは逆に表面積拡大化等の目的
のために必要とされる被覆処理゛を適用すれば、直接使
用するよシも望ましい。
本発明の具体的実施例を第1図に示す。
第1図は、熱伝導率異方性の強い断熱部材100を、保
護部材101で被覆した構造の断熱材である。矢印a方
向は熱伝導性の良い方向(PGの場合a軸方向)、矢印
C方向は熱伝導性の悪い方向(PGの場合C軸方向)に
なるように配設しである。
第2図は、断熱部材100(例えばPG)を保3、、、
 膜部材101で被覆しである力゛・断熱部材100が
じかに保護部材101に接触しないよう中間部材103
を間に挿入しである。例えば部材100がPGで、保護
部材101がステンレス鋼の場合、この断熱材を高温ナ
トリウム中で使用すると、 PGのカーボンがステンレ
ス鋼中に拡散し、保護部材の強度低下をきたすこと、さ
らには、長時間使用した場合にステンレス鋼のカーボン
アクティビティが高まりナトリウム中ヘカーボンが移行
して、ナトリウムがカーボンにより汚染される懸念があ
る。そこで、カーボンに対し非浸透性を有する部材(例
えばニッケル、ニッケル富化材あるいはT f N、A
tz Os等セラミックス等)を中間部材103として
配設したものである。中間部材103は保護部材101
にメッキ等によりコーティングしても達成できる。さら
に第3図は、基本的には第1図の構成と同様の断熱材構
造であるが、形状を円形にし、半径方向にPGOC軸方
向の特性、軸方向にa軸の特性を持たせたものである。
断熱部材100は単一のものでも、また細い単体を多数
本束ねた構成であっても良い。第4図は断熱部材100
の損傷を防止するために、断熱部材100と保護部材1
01との間にクッション部材106を充填しである。保
護部材101は耐ナトリウム用システム鋼など望ましく
、断熱部材100がグラファイト系であるから、保護部
材101に直接当たると損傷しやすい。そこで上記クッ
ション部材106により保護できるようにシタ。クッシ
ョン部材106は弾性を有するようにニッケルメツシュ
またはステンレス鋼メツシュでも良いが、さらに軟質の
例えばカーボン系またはガラス系の繊維、スポンジ等が
望ましい。カーボン系またはガラス系の部材である場合
は、万一保護部材100が損傷した時に侵入してくる高
温ナトリウムにより膨潤及び腐食してナトリウムを、汚
ごすおそれがある。そこで、第5図の如く、クッション
部材106の表面にナトリウムと共存性の良い保護膜1
07(例えばニッケル又はタングステン等)をメッキま
たは蒸着しである。
断熱部材100がPG、保護部材101がステンレス鋼
の上部断熱材を高温す) IJウム中で使用した場合、
熱膨張によるゆがみが考えられるが、PGOa軸方向の
熱膨張はステンレス鋼の1/10以下であって問題なく
、C軸方向はステンレス鋼の約2倍程度である断熱特性
が良いために10m以下と薄ぐできるので膨張量は極小
であυクック3フ部材105で十分吸収できる。したが
って断熱部材100と保護部材101の間での拘束され
た応力はかからない。また、断熱部材100は温度差が
生ずる断熱方向のC軸方向に熱膨張しやすいが、それと
直角方向のa軸方向の熱膨張が微小であるため、たわみ
は無視できる程度であり問題はない。この断熱部材10
0を包む保護部材101が温度差によってたわむ量の方
が太きい。しかし、例えば厚さ20mmで300W角の
平板状断熱体セグメントを仮定し、板の表500C,裏
340Cの温度差が生じてもたわみ量は約2w程度であ
るから、クッション部材106のへこみ代をそれ以上と
っておけば、断熱部材100に曲げ応力を与えることは
ない。保護部材101の決められた大きさの中に、断熱
部材100を分割して収納する方式をとれば、上記たわ
み量の差による応力は解消できる。第6図は分解した複
数個の断熱部材100a、100bを保護部材101か
ら成る容器に収納し、互に接触する面に隙間を設けてク
ッション部材106a、106bを充填した形状の断熱
材である。図示してないが保護部材101の内面及び各
断熱部材とクッション部材の表面は全てニッケル゛メッ
キを施しである。空間には不活性ガス(例えばアルゴン
ガス)を充填してあシ、万一保護部材が損傷しナトリウ
ムが侵入してもナトリウムの酸素濃度が高まって上記各
部材のニッケル膜を腐食し難いようになっている。
以上のように、ナトリウムとの共存性は良くないが断熱
特性がステンレス鋼のおよそ10倍と高い部材を高温の
ナトリウム中で問題の生じないように適用できる断熱材
とした。
第7図は第1図〜第6図で示した本発明の各断熱材の一
例をタンク型FBRの水平隔壁構造物3゜にセグメント
として施工した場合の一例である。
水平隔壁構造物30に固定ポル)110を溶接し:) 
でおき、断熱材を組み入れて固定ナラ)111で固定し
た後これを溶接しである。断熱部100は高温プレナム
10と低温プレナム9の方向にC軸の特性(断熱性の良
い特性]を利用するようにしである。水平隔壁構造物3
oにはこの断熱材のセグメントが多数配設される。
多数の断熱材セグメントの互の接合部、及び垂直隔壁1
1a、llbとの接触部は、その部分で隔壁の間にでき
るナトリウム層が高温プレナム10側に開口しないよう
、第8図、第9図の如く施工される。第8図はFBR原
子炉の水平隔壁30に断熱材のセグメン)120が、同
様の断熱要素の押え用セグメント121を介して支持ポ
ル)122、ナツト123にょシ支持される。熱膨張は
隙間124で吸収されろう第9図の如く垂直隔壁11a
とセグメン)120との隙間は曲げ板125によシ閉ざ
される。セグメント12o自身の熱膨張は曲げ板125
で吸収される。
熱貫流率の目標値を例えば約35 k Ca t/ m
” h cとして、これを達成するのに、本発明の断熱
材を適用すると50mm以下とステンレス鋼板を用いる
ものの1/10以下の厚さにすることが可能である。ま
た断熱体の重量を比較すると本発明の断熱材は従来の約
115以下とすることが可能である。
したがって、水平隔壁構造物を著しくコンパクト。
軽量化でき、よって炉心支持機構15プラツトホーム1
6を軽量化できて炉容器の耐震強度を高め。
る効果を得ることができる。炉容器1の各部で最も厚肉
で重量比率の高いプラットホーム16及びシャキー20
は、例えば第10図に示す如く、これまでよシ薄肉化、
小屋化することが可能となシ、熱応力の緩和、炉容器重
量の軽減化を可能ならしめる。さらに、隔易 遺物を水
平隔壁30に多数組み込む作泰は、従奈のようにステン
レス鋼板を多数重ね合わせてゆくものに比べ、本発明の
断熱要素材は一板取付けるのみで良いから、その工数も
また1/19J4下と著しく低減され、プラントとして
のコスト低下を図れる。
なお、断熱材は、少なくともセグメントの中で、熱伝導
率の高いa軸方向の特性によシ平面方向の温度の均一化
が計れるため、これを取付けた機器の温度均一化もしや
すくなp熱によるゆがみ、強いては隔壁へのゆがみによ
る応力は抑制されるので、隔壁の強度設計が容易になる
効果もある。
炉心上部機構ケーシングへの適用例を次に述べる。
炉心上部機構7は炉心2内の核燃料要素の交換をしたシ
、炉の制御操作をするための駆動部であり、円筒形ケー
シングで包まれ、炉心計測系の取出し部材も収納されて
いる。計測系取出部材を除いては相手側になる炉心2と
機械的に連結されていないため、互の相対位置にずれが
生ずると、燃料交換、制御棒調整等の操作に支障をきた
す。この相対位置にずれの生ずる原因の一つに、ケーシ
ングの熱変形によるゆがみがある。熱変形量は熱しゃへ
い物8によシ温度上昇を抑制されるように考慮されてい
るが、ケーシングの円周方向の温度均一化に対する方策
はとられていない。このケーシングは熱しゃへい物8の
下部まで突き出し、高温プレナム10のナトリウム中に
浸漬されている。
したがってケーシングには、ナトリウム4からの伝導と
熱しゃへい物8の下部でのカバーガスからの伝達によシ
熱が伝わシ、熱しゃへい物8より上部の低温側カバーガ
スに一部放熱されるので、上部になるに従って低温とな
る。このように熱が移動する時、ケーシングの直径は約
2m程度と大きイタメ、カバーガスの対流による熱の出
入シにより円周方向に不均一な温度分布が生じ易く、こ
れによるケーシングのゆがみが発生する。
本発明の断熱要素材を力・(−ガスからの受熱部になる
領域のケーシング外円周に密接させることにより、この
問題を解決できる。すなわち、PGのC軸の特性を径方
向に、a軸の特性を円周方向に活用することにより、ケ
ーシングの受熱量の低減と円周方向温度均一化を計しる
。よって熱によるゆがみを低減し、炉心上部機構7の機
能を正常に保つことができる。
炉心周υ、炉心下部ブレナム部への適用例炉が正常に運
転されている場合は、ナトリウム°・□゛ 、境。各7
4つyf911cB熱的衝撃は受けカい。ゆかし、炉が
緊急停止されるような事態が生じた場合は、ナトリウム
の流れは一時的に停止に近い状況になり得る。仁のよう
な場合、ホットプレナム10の高温ナトリウムが、炉心
下部のプレナムに正常運転時とは逆向きに流れ込むこと
になる。したがってそのプレナムでは高温ナトリウムに
よシ熱衝撃を受けるので、それに対する健全性確保のた
めの方策が必要となる。
そこで本発明による断熱材をそれらのプレナムの内面に
施行しておくことにより、この熱衝撃を。
はとんど零にすることができる。この方法は後述する燃
料溶融事故時のプレナム保護にとっても有効である。
ルーフスラブへの適用例を以下に述べる。
ルーフスラブは、前述したように、原子炉容器1の上部
に配置され、中間熱交換器5や機械式ポンプ6の支持構
造となっている。このルーフスラブが円周方向に温度差
が生じると、変形を起こし、中間熱蒸換器や機械式ポン
プに応用が加わシ、これらの機器が変形し、機能が果せ
なくなる可能性がある。そこで、本発明の断熱材を熱遮
蔽体8として用いる。つまり、第1図、第2図に示すよ
うにa軸方向を水平、C軸方向を垂直方向に配置する。
これによシ、原子炉容器内のナトリウムからの輻射が押
えられる。またa軸方向の熱伝導が高いため、円周方向
に温度の不均一が生じても、均一化が計られる。
熱遮蔽体の構造としては、第1図、第4図の様な断熱材
を単一層はか夛でなく、多層に積み重ねることによって
機械的強度をさらに高めることもできる。断熱に必要な
厚さは、ステンレス鋼の多層板を用いた場合の厚さに較
べ1/10以下とすることが可能でちゃ、重量の低減化
を達成できる。
以以上述べてきたように、熱遮蔽体に、本発明の断熱材
を用いることにより、円周方向の温度分布が均一化する
ことができるため、熱ゆがみによる機器の変形を抑止で
きる。さらに、この変形が防止できることによって、炉
心上部機構と炉心との軸の不一致がなくなシ、通常及び
緊急時の制御棒挿入に際して、障害なく機能を果すこと
ができる。
また、この要素は、従来の8US304鋼のような金属
素材に較べ、重量を約115以下とすることができるた
めに、ルーフスラブや熱遮蔽体の支持構造をコンパクト
化でき、製作コストを低減できる。さらに、ナトリウム
の液面とこれに面する熱遮蔽体の温度が各平面で均一化
されるため、ナトリウムや核分裂生成物の蒸発を抑制す
ることができる。
ナトリウムの液面の炉壁では、円周方向に温度の不均一
が生じると、局部的に応力が集中することになるため、
これを緩和する必要がおる。このために、従来から用い
られている熱遮蔽用の炉容器垂直隔壁構造物に、本発明
の断熱要素材をa軸方向を垂直にし、C軸方向を水平と
なる様に配置する。あるいは、炉容器垂直隔壁構造物を
と9つけることなく、ナトリウムの液面が変動する領域
の炉容器の内側に直接とシつける。
これによ)、炉容器内のナトリウムから炉容器の壁を通
して熱の移動を遮断することができる。
さらに、円周方向に局部的な温度分布が生じても断熱要
素材が円周方向に熱伝導率が高いため、容易に均一化す
ることができる。本発明の断熱要素材は、5U8304
鋼等の鋼板材に較べ約115重量を軽減することができ
るため、ルーフスラブや炉心上部機構を支える支持台6
に加わる荷重が小さく、支持機構を簡素化することがで
きる。また、炉が停止した場合に、温度成層化現象が生
じて、炉容器に温度差が生じた場合でも、円周方向ある
いは、上下方向に熱が伝導し温度分布を均一化すること
ができ、強制対流による炉容器壁の冷却を必ずしも必要
とすることがない。
これまで述べてきたように、タンク型原子炉においては
、各機器や構造部材の熱変形による応力集中を防止する
ため、熱遮蔽体を設置しておシ、この素材は主にナトリ
ウムとの共存性のよいステンレス鋼等の鋼材を用いてい
るため、熱遮蔽体の水平および垂直隔壁構造物、熱遮蔽
体の重量は数百トンにも及ぶと予想される。ルーフスラ
ブ、炉心、中間熱交換器あるいは機械式ポンプなどの各
′□1 種機器、ナトリウム等を加えると数千トンにな
ることが予想される。このため、地震など発生した場合
には、振動が発生し、大きな荷重が炉容器1に加わシ、
これの横振れを押えるシャキー及びシャキー受具に加わ
る。このため、シャキー及びシャキー受具の構造強化あ
るいは、容易にスライドしやすい構造とする必要がある
。従って、シャキーとシャキー受具が支持する荷重が軽
減できれば、シャキーとシャキー受具の構造を簡素化す
ることができる。コンパクト化および軽量化されること
によって、地震時に構造機器の振動を小さくすることが
でき、振動による負荷荷重を低減することができる。さ
らにシャキーに加わる外力は、炉容器それ自身に反力と
して働くので、炉容器の健全性も高めることができる。
またシャキー受具の取付けられている安全容器の健全性
も高められ、信頼性の高いフリントを提供することがで
きる。
タンクWFBRのポンプへの適用例を第11図に示し、
以下に述べる。
第13図で示したポンプ6はモータによジインベラを高
速で回転させ、液体金属に遠心力を与え、この力によっ
て液体金属を流動させるための機器で6る。コールドプ
レナム9の低温のナトリウムをホットプレナム10へ移
送するためのものである。このためポンプ6はルーフス
ラブ3からコールドプレナム9の中に挿入取シ付けられ
る。原子炉容器1の上部がホットプレナム10で、コー
ルドプレナム9はその下部に位置するために、ポンプ6
は非常に長尺となる。コールドプレナム9のナトリウム
を吸入し、ポンプ6内で高圧にし、吐出する。吐出され
たナトリウムは矢印aのように高圧ブレナム18に達し
、炉心2へ流入して加熱され、ホットプレナム10へ流
出する。このポンプ6の詳細を第11図に示す。
ポンプはポニーモータ300、減速機301、モータ3
02、サポート305、シャフト308、ナトリウム吸
込口309及びナトリウム吐出口310等から構成され
ている。このポンプはルーフスラブ3に取り付けられて
お9、この−ルーフスラブ3より下部のポンプ構成材は
吊り下げ構造となっている。モータ302の回転力はフ
ライホイール304に伝達され、シャフト308により
ナトリウム吸込口309の内部にあるインペラ(図示せ
ず)に伝えられる。インペラの回転はフライホイール3
04の回りに配置された制御機303で一定に制御され
る。モータ302からインペラまでの距離はポンプの容
量によ2て異なるが、数メートルから十数メートルにも
なる。このため、インペラの回転を円滑にするために、
インペラの近傍のシャフト308には軸受315が取り
付けられる。軸受315はナトリウムの粘性が極めて小
さいために、その潤滑効果が期待できないために、ナ)
 IJウム自身の圧力で保持する静圧形が用いられる。
インペラで加圧されたナトリウムの一部をシャフト30
8と軸受315の間に供給し、軸受315で加圧された
す) IJウムを停滞させ、シャフト308を保持する
う高圧のナトリウムを停滞させるためにはシャフト30
8と軸受315の最も狭い隙間を0.2 m程度に製作
する必要がある。シャフト308と軸受315の偏芯に
対して、この静圧軸受は隙間の広がったほうのナトリウ
ム圧力が低下し、元の中心位置に補正するという調芯機
能を有する。しかし、原子炉スクラム時や、保守時には
モータ302への電源の供給が停止されるために、イン
ペラの回転が停止し、シャフト308と軸受315のナ
トリウムも低圧となる。
ところが第1図で示した炉心2では、燃料の崩壊熱が発
生するために、これを除去する必要が社る。
この崩壊熱を除去するには炉心2の内部にコールドプレ
ナム9内の低温のナトリウムを放熱に相当する量、供給
する必要がある。そこで、非常電源系から電源の供給を
受け、モータ302上部に取シ付けた底容量のポニーモ
ータ300を回転させ、インペラの回転数を低くしてナ
トリウムを流動させる。炉心に供給するす) IJウム
の量は崩壊熱として発生する熱量を除去子るに必要な分
だけ供給する必要があるが、ポニーモータ300の回転
を減速機301で制御し、適量を供給するようになって
いる。しかし、ポニーモータ300の回転時には、イン
ペラから吐出されるナトリウムが低圧5、: であるた
めに、前述したような静圧軸受315によるシャツ)3
08の調芯効果は期待できない。
このためにシャフト308と軸受315の間に偏芯が生
じているとカジリを生ずる原因となる。
これまではナトリウム中でシャフト308と軸受315
に偏芯を生じないように軸受に工夫をこらしていること
を述べてきたが、前述したようにポンプは長尺であるた
めに、ナトリウム4より上部にも軸受を設けである。ナ
トリウム4の液面を覆っているカバーカス311.、さ
らにルーフスラブ3の上部は大気雰囲気の炉型もある。
この場合は大気とカバーガス311は、カバーガスシー
ル機構307によって遮断され、その上部の大気側には
オイルシール及びオイル潤滑式のポールベアリングが組
み込まれている。長尺のシャフト308は高速回転中、
上部のベアリング及び下部の静圧軸受315で支持され
る。一方、低速回転中のシャフト308は静圧軸受31
5の支持機能が期待できないために、上部のベアリング
のみで支持される。このため、シャフト308と軸受3
15のカジリを防止するには、ポンプ構造部材の変形を
防止することが最も有効な手段となる。ポンプ構造部材
の変形は熱膨張差によるものが主であるう特にカバーガ
ス層311ではガスの温度が高いため熱伝達によシボン
ブ側に熱が伝わることになりポンプの上下に温度差を生
じ、ガスの対流が発生して軸11周方向とも、温度分布
が不均一となり易い。この温度分布の乱れによって、ポ
ンプ構造部材の熱膨張に差がでて、ゆがみを生ずること
となる。このゆがみを防止するには、上下の温度差をな
くすとともに、周方向の温度分布を均一にする必要があ
る。そこで、このカバーガス層311におけるポンプ構
造部材の温度差及び温度分布をなくすことを目的として
、本発明の断熱材を適用する。ポンプ胴体内の温度分布
を均一にするために、第1図〜第6図で示したよりな一
構造を有する断熱材316をポンプ胴体内部に取シ付け
、シャフト308及び胴体のゆがみを防止する。断熱材
ヤ7)308が貫通できるようにする。断熱要素材31
6の枚数は1枚もしくは複数枚取り付ける。
さらに、カバーガス層311に面するポンプ胴体外表面
にも断熱要素材を取υ付け、胴体のゆがみを防止する。
第1図〜第6図で示した一構造の断熱材314は円筒状
に加工し、特に胴体の周方向の温度分布を均一にする。
すなわち、熱伝導性に優れたa軸方向をポンプ胴体の周
方向、熱伝導性の悪いC軸方向°をポンプ胴体の軸方向
になるように加工して塩9付ける。同様に、ルーフスラ
ブ3のポンプ挿入口内面に第1図〜第6図で示した一構
造の断熱材313を取り”付は周方向の温度分布の均一
化を図る。
以上、ポンプ本体及びルーフスラブに本発明である断熱
材を適用することにより、温度分布を均一化し、ポンプ
構造材のゆがみを防止して、高速回転のみならず低速回
転にも適した長寿命で信頼性の高いポンプを提供するこ
とができる。
タンクWFBRの中間熱交換器への適用例を第12図に
示し、以下に述べる。
第13図で示した中間熱交換器5は炉心2で加熱された
ホットプレナム10内の高温で放射性生成物を含むす)
 IJウムと2次冷却系の低温の放射性生成物を含まな
いす) IJウムとの間で熱交換させるだめの機器であ
る。中間熱交換器5はルーフスラブ3の上部からホット
プレナム10及びコールドブレナム9にまたがって挿入
されている。上部のホットプレナム内のナトリウムを中
間熱交換器5の流入口より胴体内に導き、胴体内を流下
し、コールドプレナム9内の流出口より排出する。一方
、2次ナトリウムはルーフスラブ3の上部ノズルよシ中
間熱交換器5内に流入し、最下端でUターンして、再び
ルーフスラブ3の上部に戻り、他のノズルより排出され
る。これら詳細については、第12図を用いて説明する
。中間熱交換器胴体357の最下端には鏡板359が取
シ付けられ、上部にはフランジ360が設けられ、この
上部フランジ360の中央部を貫通して最下端近傍まで
のびる二次す) IJウム入口管352が設けられてい
る。−次ナトリウム液面4下の中間熱交換器胴体内部に
は二次ナトリウム入口管352を取シ囲むように多数の
伝熱管354が配置され、伝熱管354の上端及び下端
はそれぞれ管板361゜362で固定されている。下端
の管板362と鏡板359とで囲まれた空間は二次す)
 IJウムの下部プレナム353を形成し、上端の管板
と二次ナトリウム入口管352の外側を取シ囲むように
設けられた二次ナトリウム出口管356との間には上部
プレナム355を形成している。上部プレナム355の
外側にはしやへい体363が取り付けられており、これ
ら全ての中間熱交換器構成部材はルーフスラブ3の取υ
付は口から吊り下げられている。
ホットプレナム10内の高温のナトリウムは胴体357
の上部に設けられた二次す) IJウム流人口350よ
シ胴体357の内部に導かれ、伝熱管354の外側を流
下し、−次ナトリウム流出口351からコールドプレナ
ム9内へ流出する。一方、蒸気発生器(図示せず)で水
と熱交換し、低温になった二次ナトリウムは二次ナトリ
ウム入口管の内部を流下し、下部プレナム353に流入
する。下部プレナム353で二次ナトリウムの流れは反
転し、伝熱管354群の内部を上昇し、上部プレナムへ
と流れ、二次ナトリウム流出管3,56より二次冷却(
図示せず)へと流出する。−次ナトリウムと二次ナトリ
ウムの熱交換は胴体357の内部に設けられた伝熱管3
54群を介して行なわれる。
このような中間熱交換器において、タンク炉へ・の取p
付は位置によって胴体に温度分布が生じ、その結果熱歪
を起こし、溶接部やシール部に外力が加わるので健全性
をそこな゛うおそれがある。特に、熱歪はナトリウム中
よシもカバーカス中で発゛生じやすい。これは、カバー
ガス層ではガスの対流により熱伝達されるので円周方向
に温度差がつきやすいためである。この温度差が中間熱
交換器の円周方向に生じると、熱膨張差によって軸方向
のゆがみが生じ、ホットプレナム10とコールドプレナ
ム9のシール部358を変形させる可能性がある。この
熱膨張差を均一にするには周方向の温度分布を均一にす
る必要がある。そこで、周方向の温度分布を均一にする
ことを目的として、本発明の断熱要素材を適用する。第
1図〜第6図で示したー・構造の断熱材を円筒状に成形
した断熱材364をカバーガス中に面する胴体357に
取り付は円周方向の温度分布を均一にする。さらに、し
やへい体363の上部プレナム355に面する部分に同
様の断熱材365を適用し、円周方向の温度分布を均一
化する。
以上、中間熱交換器に本発明である断熱材を適用するこ
とKよシ、中間熱交換器胴体のゆがみを防止し、溶接部
等の健全性及びホットプレナムとコールドプレナムのク
ール部の健全性を保ち信頼性の高い中間熱交換器を提供
することができる。
他の応用例を以下に述べる。
原子炉の仮想最大事故の一つに炉心溶融−再臨界事故が
考えられている。炉心2の核燃料要素が何らかの原因に
より核暴走して溶融し、これが高圧プレナム18の構造
物を溶かして炉容器1の底部に落下するもので、落下し
た溶融物が、物理的に集合すると再び臨界に達し、そこ
で核反応が起こる。これを防止するために、1つの方法
は溶融落下物を分散するような構造が考慮されている。
さらに、安全対策として、溶融物により炉容器が溶けな
いようにすること、溶けても安全容器19またはビット
室25で確実に保護できるような構造物が種々考えられ
ている。この問題に対し、本発明の断熱材を炉容器1の
底部に配設することにより、炉容器1の溶融を防止する
ことが可能となる。すなわち、本発明の断熱材は、表面
の保饅部材は例えばステンレス鋼である場合はこれが溶
融すると考えられるが、その中身に使用する熱的異方性
部材にPGを使用すれば、これの融点は2000C以上
であるから溶けることはない。そしてとのPGの断熱効
果で、炉容器1の温度上昇を少なくすることができ、炉
容器1が溶けることを防止できる。断熱材は平面方向を
熱伝導の良いa軸としておけば、断熱材の局所に炉心溶
融物が接 。
触しても、その熱は断熱材の全平面にすばやく伝播され
るので、局所的に高温になることも避けられる。なお、
本断熱材の配役方法は容器の底に密1・i 接させる方
法、炉容器壁との間にナトリウム層を形成して対流によ
る冷却効果を上げるために離して支持する方法等が考え
られる。さらに安牽辞を高めるには、高圧プレナム18
の底面や、安全容器の底面にも、本発明の断熱材を配設
しておくことが良い。
上記のような応用例は、タンク型PBRに限らずループ
壓FB凡はもとよシ、BWR,PWR。
及びATR等にも適用し、同様の効果が得られる。
また熱衝撃を受け易い例えばループ型FBRのオーバー
70−タンク底部や炉容器内の一次ナトリウムノズル等
にも本発明の断熱材を設けて熱衝撃による悪影響を緩和
させることができる。
その他の応用例を以下に述べる。
本発明の断熱材を熱輸送体として応用することができる
。熱的異方性部材がPGの場合、a軸の熱良導特性を利
用し、高温物質から低温物質に熱輸送でき、輸送途中の
熱損失は、a軸の断熱特性で有効に抑制できる。この場
合には、断熱材は第3図の形状とすることが放熱面の関
係から有効である。いわゆるヒートパイプと類似の活用
の仕方ができるが、ヒートパイプよシ勝る点は、a軸の
断熱特性に依る自身の断熱効果と、真空容器のように圧
力バウンダリを必要としない点である。
熱源及び受熱源が流体で、両者の直接接触をとう゛して
も避けなければならないような機器に適用するのが好都
合であるう例えばFBHの蒸気発生器に適用し、a軸の
一端をナトリウムタンク中に他端を水のタンク中に挿入
して、ナトリウムと水との接触の可能性を確実に除去す
ることができる。
同様の構成により化学プラントに適用することも可能で
ある。この例では、断熱材自身が被熱じゃへい物体とな
り、C軸方向が自身の中心軸に向う方向に整理される。
また、家庭用暖冷房機器としても用途は広く考えられあ
。例えば、地中の一定温度源を利用し、居住環境側の温
度をコントロールする場合の熱輸送体などである。
′さらに1定められた容器内の温度を一定に保持するよ
うな機器に適用できる。例えば高温恒温槽。
冷凍・冷蔵庫等、上下に温度分布がつきやすいので、P
GOa軸の特性を上下に活用し、上部の熱をすばやく底
部に移送して一定温度化を計れる。
従来のような流体攪拌式と異なシ静的な方法で達成可能
となる。
このように本発明の断熱材自身の効果として、L 断熱
性能が秀れているために、断熱材を小型化、@景化、簡
素化を達成できる。
λ 断熱材の断熱方向と垂直になる方向には熱伝導性が
秀れているために均一な温度分布を得ることができる。
したがって局所的な熱変形を防止できる。
3、断熱材の主要部材である熱伝導率異方性部材にパイ
ロライティックカーボンを使用すれば1000C以上の
高温域における断熱材として適用できる。
又、本発明の断熱材を適用した機器に対する効果として
、 ゛ 1、機器の熱しゃへい性能が高い。
2、機器の熱しゃへいを効果的に達成できるので熱しゃ
へい体を含めた機器の物量低減化を達成できる。
3、機器への受熱量を低減し、その熱を任意の方向に均
一分散可能であるため、機器の熱変形の不均一さに依存
するゆがみを抑制することができる。
本発明の断熱材を適用した機器への波及効果として、 1、前記の如く、熱しfへい体を小型、軽量、簡素化で
きるために、特に大聖化1重量化する例えばタンク型F
BRのよう、なプラントでは、プラントの全体を小型、
軽量、簡素化が容易となり、コスト低減、耐震強度の向
上を計ることができ、信頼性、経済性を向上する効果が
生まれる。
2 熱輸癲性の面でみると化学的反応性の強い物質量に
おける熱交換を本発明の断熱材を介して分離した状態で
実行できるため、安全性を著しく向上する効果が生まれ
る。
3、 同様に本発明の断熱要素材を均一な温度とす1′
1 る系内に熱輸送の媒体として応用することにより温
度差に基づく熱輸送を効果的に°実行できて、温度の均
一化を容易にすることができる。
が得られる。
〔発明の効果〕
以上の如く、本発明によれば、断熱主部材の熱伝導率の
二次元方向への差を利用することで小形軽量で断熱性層
の良い断熱材を提供できるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例による断熱材の断面図、第2図
は同じく他の実施例による断熱材の断面図、第3図は同
じくさらに他の実施例による断熱材の断面図、第4図は
同じく第1図、第2図、第3図とは別の断熱材の断面図
、第5図は第4図に示したクッション材の表面部を拡大
して示した図、第6図は本発明の別の実施例による断熱
材の断面図、第7図は本発明による御所熱材の一セグメ
ントをタンク型FBRの隔壁に取付けた状態を断1面で
示した斜視図、第8図は第7図に示したセグメントの各
セグメント間連結部を示した縦断面図、第9図は第8図
で示しだセグメントの垂直隔壁への取付は部を断面表示
して示した斜視図:、第10図は本発明の一実施例によ
るタンク型FBR,のプラットホーム部の縦断面図、第
11図は本発明の断熱材をタンク型FBHのポンプ部及
びその近傍に採用した例を示す図、第12図は同じく中
間熱交換器に採用した例を示す図、第13図は従来のタ
ン゛り凰FBRの断面概略図、第14図は第゛13図に
示した隔壁部の拡大斜視図、第15図は第14図に示し
た熱しゃへい体の縦断面図、第16図は第15図の要部
詳細断面図、第17図は第13図に示したプラットホー
ム部の拡大断面図である。 1・・・原子炉容器、3・・・ルーフスラブ、4・・・
ナトリウム液、5・・パ熱交換器、6・・・機械式ポン
プ、7・・・炉心上部機構、11・・・水平隔壁、16
・・・プラットホーム、26・・・回転プラグ、1oo
・・・断一部材(主部材〕、106 、106 a 、
 106 b ・”クッション材、101・・・保護部
材、12o・・・断熱材のセグメント、125・・・曲
げ板。 代理人 弁理士 高橋明夫 第 /IXI 第 Z 図 第3 図 00 拓 g込 高lZ 図 弯IIJ−図 拓75図 −!1Jl1図 JL) 第17゛図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、熱伝導率に二次元方向において差を生じる主部材を
    、前記二次元方向の内の熱伝導率の低い方向を被熱じゃ
    へい物体へ向けて配置したことを特徴とした断熱材。 2、特許請求の範囲の第1項において、前記主部材はグ
    ラファイト系の組成が主成分であることを特徴とした断
    熱材。 3、特許請求の範囲の第1項において、前記主部材を前
    記主部材と異種の保護部材で覆うことを特徴とした断熱
    材。 4、特許請求の範囲の第3項において、前記保護部材は
    主部材及び外周雰囲気に対して化学的に安定な部材であ
    ることを特徴とした断熱材。 5、特許請求の範囲の第3項において、主部材はグラフ
    ァイト系の部材であり、前記保護部材は複数種材の合材
    であり、前記複数種材のうちすくなくとも一種はカーボ
    ンに対して非浸透性を有する部材であることを特徴とし
    た断熱材。 6、特許請求の範囲の第3項において、主部材と保護部
    材の間または複数個の主部材の該部材同志の隙間に弾性
    効果を有する部材を配設したことを特徴とした断熱材。 7、特許請求の範囲の第6項において、弾性効果を有す
    る部材のすくなくとも表面はニッケルに富む材質である
    ことを特徴とした断熱材。 8、特許請求の範囲の第5項において、前記複数種材の
    合材で覆ったグラファイト系部材を原子炉のナトリウム
    液またはナトリウム蒸気の存在雰囲気に接する位置に配
    置されることを特徴とした断熱材。 9、冷却材を入れた原子炉容器内の温度差のある領域間
    に壁を備えた原子炉において、熱伝導率が二次元方向に
    おいて差を生じる主部材をすくなくとも構成材とする断
    熱材を、前記壁へ、又は前記壁として熱の良伝導方向を
    前記壁の面に沿う方向に方向性を設定して設置したこと
    を特徴とした設備。 10.特許請求の範囲の第9項において、前記原子炉は
    ホット及びコールドの各プレナム間を流通する冷却材と
    してナトリウムを有し、断熱材は主部材をナトリウムに
    対して化学的に安定な保護部材で覆った構成であること
    を特徴とした設備。 11、特許請求の範囲の第10項において、前記主部材
    はグラファイト系の部材であって、前記保護部材はカー
    ボンに対して非浸透性を有する部材刃おることを特徴と
    した設備。 12、特許請求の範囲の第10項において、前記断熱材
    は、主部材がグラファイト系部材であって、前記主部材
    をカーボンに対して非浸透性を有する部材で覆い、これ
    らを保護部材で覆って構成したことを特徴とした設備。 13、容器内に入れた液体の液面上方に熱対流層を有し
    、前記容器の土壁から容器内へ機器を貫通しゝ て成る
    装置において、前記上壁の前記機器の貫通孔局面と前記
    機器との間、又は前記熱対流層と面する前記機器の周面
    に、熱伝導率が二次元方向において差を生じる主部材を
    、熱の良伝導方向を周方向に設定して取り付けたことを
    特徴とした設備。 14、特許請求の範囲の第13項において、前記流体は
    ナトリウムであって、断熱材は主部材をナトリウムに対
    して化学的に安定な保護部材で覆った構成であることを
    特徴とした設備。 15、特許請求の範囲の第14項において、前記主部材
    はグラファイト系の部材であって、前記保護部材はカー
    ボンに対して非浸透性を有する部材であることを特徴と
    した設備。 16、特許請求の範囲の第14項において、前記断熱材
    は、主部材がグラファイト系部材であって、前記主部材
    をカーボンに対して非浸透性を有する部材で覆い、これ
    らを保護部材で覆って構成したことを特徴とした設備。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2553633B2 (ja) * 1988-05-19 1996-11-13 住友電気工業株式会社 高温炉の断熱方法

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