JPS60251950A - ワ−ク面上の突部への液剤塗布ノズル装置 - Google Patents

ワ−ク面上の突部への液剤塗布ノズル装置

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JPS60251950A
JPS60251950A JP59108999A JP10899984A JPS60251950A JP S60251950 A JPS60251950 A JP S60251950A JP 59108999 A JP59108999 A JP 59108999A JP 10899984 A JP10899984 A JP 10899984A JP S60251950 A JPS60251950 A JP S60251950A
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support plate
protrusion
application nozzle
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Takashi Suzuki
隆嗣 鈴木
Yoichi Sugimura
杉村 洋一
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Fuji Jukogyo KK
Fuji Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野] 本発明は、ワーク面上の突部への液剤塗布ノズル装置に
関する。本発明は、ワークの一例としての航空機主翼外
板の面に突出する締結ロックピンのロックカラーの外面
にシーラントを供給し塗布する際に用いることができる
〔発明の技術的背景とその問題点〕
航空機の主翼外板には無数のロックピンが挿通され、そ
れにロックカラーがねじ込まれ緊締される。そして、ロ
ックカラーの緊締後その表面にシーラントが塗布され、
ロックカラー、ロックピンと主翼外板材との間の隙間が
シールされる。
従来、ロックカラーに対するシーラントの塗布は刷毛を
用い手により1個ずつ行っているが、これでは能率が悪
いとともに均一なシール精度な得ることか極めて困難で
あるためNC制御装置によりシーラント塗布ノズルをロ
ックカラーの位置に順次送りシーラントの塗布を入手に
よらずに高能率かつ正確に行うことが考えられる。
しかしながら、非常に大きい面積の主翼外板の面に取り
付は寸法を異にした上で各々誤差を有した上で無数に散
在するロックカラーの真上に正確にシーラント塗布ノズ
ルを位置させてロックカラーに正しくはめることは、N
C制御装置を用いても常に確実に行えるものではない。
〔発明の目的] よって、本発明は、ロックカラーのような突部へ向かっ
てシーラントのような液剤の塗布ノズルを下降させる際
に、塗布ノズルと突部の心が合っていな(ても自動的に
心のずれを無(シ、塗布ノズルな突部に正確にはめるこ
とのできるワーク面上の突部への液剤塗布ノズル装置を
提供することを目的とする。
〔発明の概要〕
本発明の突部への液剤塗布ノズル装置は、ワーク面上の
突部の上方からその外側へ嵌合して突部の面に液剤を塗
布する液剤塗布ノズルを備え、この塗布ノズルの上端基
部にはノズル軸線に直交する方向の平板状支持板を設け
、この支持板をその板面に沿う面内で摺動変位自在に受
ける支持空間を有する支持体を設け、この支持体を上下
動自在ノ塗布ノズルヘッドに固定する。
〔実施例〕
第1図において、Wはワークの一例としての航空機主翼
外板であり、ワークWは第2図に示すように2板の板を
重ね合せ、それに締結用ロックピン2を挿通し、そのお
ねじ2aにロックカラー3を螺合して締付けたものから
なっている。したがって、ワークWの面には多数のロッ
クカラー3が突部ななして形成されている。航空機主翼
では、この突部としての多数のロックカラー3の外面を
被覆するようにシール剤すなわちシーラント4の層が施
される。シーラント4を施すためには、第2図に示すよ
うなシーラント塗布ノズルNが上方の鎖線位置から実線
位置へまで下降され、その位置でノズルの開口部がロッ
クカラー3の外周に被せられ、次いでノズル内の通路5
を経てシーラントが供給されシーラント層4が形成され
る。シーラント層4の形成後、ノズルNは再び上昇し、
次のロックカラー3の上方へ移動した後再び下降し、同
様にシーラント層4を形成する。
このように、シーラント塗布ノズルNによってロックカ
ラー3にシーラントを施すには、ノズルNをまず各ロッ
クカラー3の真上に正確に位置させた後下降させなけれ
ばならない。シーラント塗布ノズルNをこのように各ロ
ックカラー3ごとに正確な位置にもって(るとともに、
その下降時にロックカラー3に確実に嵌合させるために
、次に述べるような装置が用いられる。
再び第1図において、基礎7(1つのみを示す)上に平
行をなして一連のワーク支持ビーム8が固定され、その
上にワークとしての航空機主翼外板Wが支持されるよう
になっている。ワークWは上側から固定パー9によって
押さえられて固定される。
ワーク支持ビーム80両端部上には1対のガイドレール
1]が固定されており、各ガイドレール11上にはラッ
ク12が設けられている。ガイドレール11の長手方向
はX軸方向(第1の方向)であり、それに直角をなす方
向はY軸方向(第2の方向)であり、X1Y軸方向に直
角をなす方向は2軸方向(第3の方向)である。またZ
軸のY軸方向に対する回転軸はa@である。
ガイドレール11上にはキャリッジ13がX軸方向に移
動可能に支持されている。キャリッジのX軸方向の走行
はX軸駆動用DCサーボモータMxによりなされる。こ
のモータMzはキャリッジ13に支持された回転軸14
を駆動し、その両端のビニオン15がラック12にかみ
合って転勤することによりキャリッジ13はX軸方向に
走行する。
キャリッジ13上にはサブキャリッジ17がY@力方向
走行可能に支持されている。サブキャリツ・ジ17はガ
イドレール18に案内され、Y軸駆動用DCサー昶モー
AMgにより回転駆動されるスクリュー軸19にかみ合
うナツトと一体をなしていてY軸方向に走行する。
サブキャリッジ17の一端には支持基板側が設けられ、
この基板20は回転用サーゼモータMaの軸線まわりで
a軸が直流サーボモータにより回転変位できるように支
持されている。
支持基板側にはシーラント塗布ノズルNおよびシーラン
ト用カートリッジ22が上下に移動可能に支持されてい
る。シーラント塗布ノズルNおよびシーラント用カート
リッジ22は、共にZ軸杵動用エアシリンダCz によ
って2軸方向に変位可能の構造体の一部をなしている。
前述のように、ワークWの面にはロックカラー3が突部
ななして多数存在している。これらの突部の位置にシー
ラント塗布ノズルNを位置させるためには、X軸駆動用
モータMx 、 Y軸駆動用モータMyによってキャリ
ッジ13およびサブキャリッジ17をそれぞれX軸方向
およびY軸方向に移動させ、さらに塗布ノズルNが谷突
部上に正しく位 1置が合った後、該ノズルNをZ軸杵
動用シリンダCz により下降させる。この作用はNC
制御装置おによりモータ恐、炭等を制御することにより
行われる。なお、冴は配電盤、5は操作盤を示す。
NC制御装置囚にはワークWの面上の多数のロックカラ
ーすなわち突部3の位置が入力されており、NC制御装
置るからの信号によりシーラント塗布ノズルNは各突部
至近の指定位置まで移動させられ、次いで後で詳述する
ように、谷突部に対し正確に真上の位置へ向かって塗布
ノズルNが微少変位させられ、塗布7ノズルが正確な位
置へ達したことが検出されると、塗布ノズルは停止して
下降させられ、前述のようにシーラントの塗布が行われ
る。
第3図には、サブキャリッジ17に支持された前記支持
基板側の前面に取付けられたシーラント塗布ノズルヘッ
ド加およびその下端に支持される前記シーラント塗布ノ
ズルNが示されている。シーラント塗布ノズルヘッド(
以下単にノズルヘッドという)30は第4図に示すよう
に案内シリンダ31を有し、このシリンダ31はその上
部および下部がゾラケッ) 32 、33によって支持
基板かに平行をなして固定されている。ブラケット32
 、33は、第3図の底面図である第5図に示すブラケ
ツ)33の形状かられかるように、支持基板かへの取付
部33aと、シリンダ31を内部に支持する環状部33
bとから構成されている。
第4図に示すように、案内シリンダ31の内部には中空
シャフト34が上下に移動自在に挿入されている。この
中空シャフト34の上端34 aは圧縮空気供給源に連
結されている。中空シャフト34の下端には後で詳述す
るノズル支持体あを介してシーラント塗布ノズル(以下
単にノズルとい5)Nが支持されている。中壁シャフ)
34は支持基板側に固定した前述の2軸作動用シリンダ
Czのピストンロンド36に一体的に連結され、したが
って同シリンダCzの伸長動作によって中空シャフトあ
は下降し、その下端のノズルNも下降する。
中空シャフト34はその上端で連結部材37を介して前
記シーラント用カートリッジ22を支持しており、この
カートリッジ22内にはシーラントか収容されている。
カートリッジ内のシーラントはチューブ関を経てノズル
N内へ供給され、ノズルから吐出される。カートリツー
)22は中空シャフト讃と共に上下動する。
シーラント用カートリッジ22はシリンダ状をなし、そ
の内部にピストン40を有するピストンロッド41を内
蔵している。ピストン40の上方の空間にエアを供給す
るとピストンロッド41が下降し、第6図に示すように
ピストンロッド41の下端のラム部分41aがチャンバ
42内にあるシーラントを下方へ送る。この時、ラム部
分41aの下端に続(弁部材43も下降してチャンバ4
2の下端の開口を開(のでチャンバ42内でのラム部分
41aのストロークに応じた一定量のシーラントがチュ
ーブあを経てノズルNへ送られる。なお、第3図に示す
ピストンロッドストローク調節装置aによってシーラン
ト吐出量は粘度が変化した場合においても任意に調節す
ることができる。航空機に用いるシーラントは、通常、
主剤および硬化剤よりなる2液性の物である。主剤と硬
化剤を混合することにより、シーラントは時間が経過す
るにしたがって硬化が促進される。そして、硬化するこ
とにより通常はシーラントの吐出量は変化するが、本装
置は体積コントロール方式を採用したことにより均一化
が図れる。
第5図に示すように、前記ブラケツ)33はその環状部
33bの外周の4か所に等間隔をおいて4対のラグ45
を有し、他方のブラケット32も同様のジグ45を有し
ている。そして、上下方向に位置の合う6対の対向する
ラグ450間には第3図にも示すようにセンサーレノマ
ー犯が挿通されている。センサーレバー関はラグの対の
数に等しく4本設けられており、上下方向に延びる各セ
ンサーレバー関の途中部分は枢支ビン51によってエア
シリンダ52に枢着されている。第7図に拡大して示す
ように、エアシリンダ52はその外側にブラケット片5
3を一体的に有し、これにビン51が挿通される。
エアシリンダ52は内部にピストン55を有し、このピ
ストン55から上下方向にピストンロッド56カ突出し
シリンダ52外へ出ている。第3図に示すように、ピス
トンロッド団の上端は前記上部ブックシト32ニ固定さ
れ、ピストンロッドの下端は前記下部ブラケツ)33に
固定されている。ピストンロッド56の上下端の上下部
ブラケツ) 32 、33への固定は、第7図に一例を
示すようにナツト57のねじ込みにより行うことができ
る。以上の構成により、ピストン55の上部シリンダ空
間にエアを供給するとシリンダ52は上昇し、ピストン
55の下部シリンダ空間にエアを供給するとシリンダ5
2は下降する。
そして、シリンダ52の上下変位によって、センサーレ
バー関も共に上下変位する。センサーレノ々−(資)の
それぞれに対しエアシリンダ52を設けであるので、セ
ンサーレバー関は各別に上下に動かすことができる。第
3図の左側に示すセンサーレノマー印は下降した検出位
置にあり、同図の右側に示すセンサーレバー関は上昇し
た退避位置にある。
センサーレバー犯の下端部は内側へ湾曲して先端に検出
端50aが形成されている。センサーレ、?−関が上昇
して退避位置に達するとその上端がリミットスイッチL
S1を動作させ、エアシリンダ52の上昇が停止する。
また、センサーレバー犯が下降して検出位置に達すると
、リミットスイッチLS2が動作し、エアシリンダ52
の下降が停止する。
センサーレバー(2)の上端にはロックカラー3を検出
するための突部検出マイクロスイッチMSが設けられて
いる。このマイクロスイッチMS は、前記案内シリン
ダ31の上端近傍に固定したドッグ印(第3図、第4図
)に触れた時に動作するようになっている。第3図の左
側に示すセンサーレバー関の検出端50aが図示のよう
に突部(ロックカラー)3に接触してセンサーレバー関
がその枢支ビン51まわりで時計方向に回動した時に、
マイクロスイッチMSはドッグ印に押されて動作する。
なお、上述のリミットスイッチ、マイクロスイッチは他
の任意形式の検出手段で置換することができる。
中空シャフト34の下降端すなわちノズルNの下降端を
検出するために、下降端検出リミットスイッチLS6(
第3図)が、また中空シャツ)34の上昇端を検出する
ために上昇端検出リミットスイッチLS4がそれぞれ設
けられる。これらのリミットスイッチの動作により2軸
作動用シリンダCz の作動が停止する。
第7図に示すように、前記ノズル支持体あはその内部に
円板形の支持空間62が形成されている。
ノズル支持体あは上方へ一体的に突出する筒部63を有
し、この筒部の上端は前記中空シャツ)34の下端外周
にねじ込みにより固定されている。
一方、ノズルNの本体64はゴム等の弾性体リング65
を介して筒体66に連結されている。そして、この筒体
16の上端にはフランジ67が形成され、フランジ67
の内側に湾曲形状の凹部70が形成されている。ノズル
Nの筒体間のまわりには平板状支持板71がはめ込まれ
ている。この支持板71は円板状をなし、前記支持空間
62とはぼ等しい上下方向寸法を有し、支持板71の上
下面と支持空間62の壁面との間にはゼール72が介装
されている。そして、支持板71は支持空間62内で水
平方間に自由に変位できるようになっている。ノズルN
は支持板71に対し上方へ変位自在であり、その下方へ
の脱落はフラン・シロ7により防止されている。支持板
71の水平方向変位を可能とするために、ノズル支持体
おの底板、35aには緩い孔73が形成されている。
中空シャフト34の下部の内部には圧下部材73が上下
に摺動自在に収められている。この圧下部材73は底の
閉じた円筒状をなし、その上端には外フランジ°73a
が形成され、中空シャツ)34の内部の下部にはめ込ん
だ小径スリーブ74の上端と外フランジ73aとの間に
はコイルばね75が介装され、これにより圧下部材73
は上方へ向かって弾圧されている。一方、圧下部材73
の下端は前記凹部70の形状に対応する凸部76として
形成されており、したがって、圧下部材73が下方へ押
圧されたとすると、凸部76が凹部70内へ嵌入し、支
持板71およびそれに支持されるノズルNを中空シャフ
ト調と同心をなす位置へ保持する。
圧下部分’?3の中空部の下端近くには孔77が形成さ
れ、これらの孔77の外側においてスリーブ74の内面
には環状溝78が設けられている。また、環状溝78の
直下の圧下部材73の外周にはoリング79がはめ込ま
れ、スリーブ74の内面と圧下部材73の外面との間を
シールしている。このシールにより、圧下部材73内の
空間と、ノズル支持体あの筒体63の内部の空間81は
互いに隔離されている。そして、中空シャツ)34の内
部へその上端34a(第3図)から圧縮空気が供給され
ると、圧下部材73はばね75の力に抗して下方へ押圧
され、その下端の凸部76はノズルNの凹部70に下向
きの押圧力を作用させ支持板71およびノズルNを中心
位置に固定する。
一方、ノズルNが上向きの力を受けて上昇し、その凹部
70にはまり込んでいる圧下部材73を上昇させると、
第8図に示すように0リング79は環状溝78の領域に
入り、圧下部材73内空間と支持板71上方の空間81
とは隙間82を介して連通ずる。
つぎに、以上に述べた装置の作用について説明する。
既に述べたように、NC制御装置23(第1図)のプロ
グラムに基づいた信号により、キャリッジ13およびサ
ブキャリッジ17が、多数あるロックカラー(突部)3
の各々の至近位置の上方にノズルNが来るように順次作
動させられる。NC指令に基づき定められる各ロックカ
ラー3の至近位置は、第9図に示すように検出位置に下
降しているセンサーレ・々−Iの先端の検出端50aが
第10図の鎖線で示すようにロックカラー3から微小距
離αだけ離れた位置である。αの値は例えばlo順程度
である。4本あるセンサーレバー5oのうちの隣接する
2本を予め検出位置に下降させておいてロックカラー3
の至近位置からロックカラー3の正確な真上にノズルN
が来る位置までアプローチをはかる力へどの2本のセン
サーレバー50を検出位置に下降させるかは、ワークW
の面に突出しているライザー(主翼外板の縦通材)84
(第9図)とアプローチすべきロックカラー3の位置の
関係により定める。これはNCデータに読込まれている
。すなわち、ライザー84がセンサーレバー犯の邪魔に
なる方向からはセンサーレバー関のアプローチができな
いので、その反対方向のセンサーレバーを検出位置に下
降させ、それを用いてアプローチをはかる。
たとえば、第10図に鎖線で示す位置に2本の相隣るセ
ンサーレバーの検出端50 a 、 50 aをロック
カラー3に対してNC指令により位置させた場合、まず
X軸方向またはY軸方向のいずれかからノズ#N(−t
なわちノズルヘラ)?30)をロックカラー3の真上へ
向かって移動させる。まず、X軸方向から始めたとする
と、ノズルNがX軸方向に送られ、X軸方向用のセンサ
ーレバー(3)の検出端50aが第10図に実線で示す
ようにロックカラー3の側面に接触すると、センサーレ
バー関はその枢支ピン51(第3図)まわりで回動し、
上端のマイクロスイッチMSがドッグ印に触れて動作す
る。これにより信号が出て、X軸駆動用モータMxが停
止し、ノズルNの送りが止まる。
つぎに、Y軸駆動用モータMyが作動し、ノズルNはY
軸方向にロックカラー3の真上に向かって送られ、Y軸
方向用のセンサーレバー(資)の検出端5Qaがロック
カラー3の側面に接触すると同様にしてY軸駆動用モー
タMyが停止し、ノズルNの送りが停止する。
かくして、ノズルNはロックカラー3の真上に位置した
ことになり、つぎにZ軸杵動用シリンダCzの作動が始
まり中空シャフト34が下降し始める。中空シャフト3
4の下降によりその下端のノズルNも下降する。
以上のようにして、ノズルNをロックカラー3の真上に
位置させても未だ幾分かの誤差があることがある。この
場合には、ノズルNの下降によりその下端外縁部がロッ
クカラー3に当たる。これにより、ノズルNが支持板7
1に対して押し上げられるので、圧下部材73も第8図
に示すように押上げられ、後述の理由により空間81内
にあってノズルNと支持板71を中心位置に押しつけて
いた圧縮空気が隙間82、孔77を経て圧下部材73内
へ逃げ、そこから排気口86(第3図)を経て外気へ排
出されるので、支持板71が自由になり、支持空間62
内で水平方向に変位してノズルNをロックカラー3と完
全に同心にする。これにより、第2図に示すようにノズ
ルNはロンフカシー外側に完全に嵌合するので、シーラ
ントがノズルを経て供給され、シーラント層4が形成さ
れる。
このようにシーラントの供給がなされる時には、中空シ
ャフト34内にその上端34aから圧縮空気が供給され
て圧下部材73は下方へ押圧され、ノズルNと支持板7
1は固定され、ノズルNはワークWの面に押付けられる
。ノズルNがワークWの面に押付けられるとノズルNは
支持板71に対し幾分上昇するので、第8図の状態が得
られ、中空シャフト翼内の圧縮空気は孔77、隙間82
ヲ経て空間81内に入る。そして、シーラントの塗布が
光子してノズルが上昇すると、圧下部材73が圧縮空気
により下方へ押圧されていることにより空間81は再び
隔離され、その内部に圧縮空気が閉じ込められ、支持板
71とノズルNは固定され、中心位置に保持される。
なお、ノズルNの下降時に、支持板71の変位によって
もノズルとロックカラー3の同心関係が得られない場合
は弾性体リング65が撓んでノズルNの心合せを助ける
以上に述べた実施例では、ワークとして航空機主翼外板
を、液剤としてシーラントをあげたが、本発明の原理は
、他のワークの任意の突起に任意の液剤を塗布するため
に用いることができる。
〔発明の効果〕
本発明では、塗布ノズルの上端部を支持する平板状支持
板が塗布ノズルヘッドの支持体の支持空間内で横方向に
自由に摺動変位できるようにしたので、塗布ノズルヘッ
ドと突部の心がずれていても塗布ノズルは容易に横方向
に変位して突部に対し心が合うようになる。
また、併合発明では、突部に対し心を合せる時にのみ支
持板を自由にし、それ以外の時には塗布ノズルヘッドの
所定位置に塗布ノズルを固定することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を施した航空機主翼外板のロックカラー
へのシーラント塗布装置を示す斜視図、M2図はロック
カラーへシーラント塗布ノズルによりシー2ントを塗布
する状態を示す縦断面図、第3図はシーラント塗布ノズ
ルヘッドとシーラント用カートリッジを示す正面図、第
4図は第3図に示すシーラント塗布ノズルヘッドの内部
を示すための一部省略縦断面図、第5図は第3図の要部
の底面図、第6図はシーラント用カートリッジの縦断面
図、第7図はシーラント塗布ノズルヘラPの下手部の縦
断面図、第8図は第7図の下部の一部の異なる状態にお
ける拡大縦断面図、第9図はセンサーレバーがロックカ
ラーを検出した状態を示す側面図、第10図は第9図の
X−X線断面図である。 W・・・ワーク(航空機主翼外板)、2・・・ロックビ
ン、3・・・突部(ロックカラー)、4・・・シーラン
ト、N・・・突部処理装置(シーラント塗布ノズル)、
8・・・ワーク支持ビーム、9・・・固定バー、11・
・・ガイPレール、12・・・ラック、X・・・第1の
方向、Y・・・第2の方向、2・・・第3の方向、13
・・・キャリッジ、Mx・・・X軸駆動用モータ、My
・・・Y軸駆動用モータ、C3・・・2軸作動用シリン
$、Ma・・・回転用サーゼモータ、14・・・回転軸
、15・・・ピニオン、17・・・サブキャリッジ、加
・・・支持基板、n・・・シーラント用カートリッジ、
器・・・NC制御装置、(9)・・・シーラント塗布ノ
ズルヘッド、31・・・案内シリンダ、U・・・中空シ
ャフト、あ・・・ノズル支持体、50・・・センサーレ
バー、50a・・・その検出端、51・・・枢支ビン、
52・・・エアシリンダ、55・・・ピストン、56・
・・ピストンロンド、LS、 、 LS2. LS3.
 LS4・・・リミットスイッチ、MS・・・突部検出
マイクロスイッチ、(イ)・・・ドッグ、62・・・ノ
ズル支持体内部の支持空間、63・・・筒部、70・・
・凹部、71・・・平板状支持板、73・・・圧下部材
、73a・・・その外フランジ、74・・・スリーブ、
76・・・凸部、77・・・孔、78・・・環状溝、7
9・・・0リング、82・・・隙間、84・・・ライザ
ー。 第 4 図 第 、 図 第 5 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1゜ワーク面上の突部の上方からその外側へ嵌合して突
    部の面に液剤を塗布する液剤塗布ノズルを備え、この塗
    布ノズルの上端基部にはノズル軸栂に直交する方向の平
    板状支持板を設け、この支持板をその板面に沿う面内で
    摺動変位自在に受ける支持空間を有する支持体を設け、
    この支持体を上下左右動自在の塗布ノズルヘッドに固定
    してなる、ワーク面上の突部への液剤塗布ノズル装置。 2、液剤塗布ノズルを支持板に対して首振り可能に弾性
    的に支持してなる特許請求の範囲第1項記載の液剤塗布
    ノズル装置。 3、支持板を円板状にしてなる特許請求の範囲第1項記
    載の液剤塗布ノズル装置。 4、支持板と支持体との間に転勤自在にゼールを介在さ
    せてなる特許請求の範囲第1項記載の液剤塗布ノズル装
    置。 5、液剤がシーラントである特許請求の範囲第1項ない
    し第4項のいずれかに記載の液剤塗布ノズル装置。 6、突部がワーク締付は用ロックビンのロックカラーで
    ある特許請求の範囲第1項ないし第4項のいずれかに記
    載の液剤塗布ノズル装置。 7、ワーク面上の突部の上方からその外側へ嵌合して突
    部の面に液剤を塗布する液剤塗布ノズルヲ備工、この塗
    布ノズルの上端基部にはノズル軸線に直交する方向の平
    板状支持板を設け、この支持板をその板面に沿う面内で
    摺動変位自在に受ける支持空間を有する支持体を設け、
    この支持体を上下左右動自在の塗布ノズルヘラPに固定
    し、塗布ノズルは支持体に対し上方へ変位可能に支承し
    、塗布ノズルの上端には凹部を形成し、この凹部内には
    、上下方向に変位自在に案内される圧下部材の下端を嵌
    入して圧下部材の圧下により塗布ノズルを圧下部材と同
    心的な中心位置に保持しうるように構成してなる、ワー
    ク面上の突部への液剤塗布ノズル装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP3256541B1 (de) 2015-02-13 2022-11-16 Chemetall GmbH Verfahren zum auftragen einer schwefel-haltigen dichtmasse, vorrichtung hierzu, und seine verwendung
US12023709B2 (en) 2015-02-13 2024-07-02 Chemetall Gmbh Method of applying a sulphur-containing sealing compound, apparatus therefor, correspondingly treated aerospace vehicle and use thereof

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