JPS60251380A - 精留塔下塔液面制御方法 - Google Patents

精留塔下塔液面制御方法

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JPS60251380A
JPS60251380A JP10462184A JP10462184A JPS60251380A JP S60251380 A JPS60251380 A JP S60251380A JP 10462184 A JP10462184 A JP 10462184A JP 10462184 A JP10462184 A JP 10462184A JP S60251380 A JPS60251380 A JP S60251380A
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JP10462184A
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野沢 清治
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は空気分離装置の精留塔の環流液体空気置割−に
係り、特に、精留塔下塔の液面を一定に保持するに好適
な精留塔の環流液体空気量の制御方法に関す暮。 □ 〔発明の背景〕 深冷分離を利用した空気分離装置の製品ガスの純贋を安
定に保つためには、精留塔の運転状態を安定にすること
が不可欠である。
従って、製品ガスの発生策を変更することが要求される
と、精留塔内の落下する液の流量と上昇する蒸気との流
量比が一定に保たれるように、所定の手順に従って空気
分離装置の各操作部を操作しなければならない。しかし
、この流量比を直接検出制御することが出来ず、又、空
気分離装置自体が、各操作部の変化に対して大きな時定
数を持っているため、運転操作は非常に困賭な面がある
このため、製品量変更時に製品の純度を一定に保持した
まま、自動的に製品蓋の変更を行なうことが出来る空気
分離装置の製品量増減制御方法の開発が望まれている。
従来、精留塔上塔の濃度(純度)、即ち、液流量と蒸気
流量の比を一定とするための下塔から上塔への環流液体
空気量の制御は、下塔の液体空気の液位を一定にする液
面制御方式を採用している。
これは、製品量変更時に下塔に流入する原料空気量の変
化に対する下塔の液体空気量の変化に大きな時間遅れを
もち、直接流量制御することが困難であシ、且つ、原料
空気量の増減に比例して、下塔の液体空気液位が変化す
るため、液位を一定にすることによシ原料空気量の増減
、即ち、製品量の増減に比例した液体空気を上塔へ環流
することができる。
第1図の概略系統図に基づいて、空気分離装置のプロセ
スを説明する。
原料空気は、エアーフィルタ1を介し、原料空気圧縮機
2で約5Kf/crlGの圧力まで圧縮された後、水洗
冷却塔3で原料空気中のゴミや水溶性ガスを除去し、約
250に冷却され、切換弁4A、又は、4Bを介して、
可逆熱交換器5A、5Bに送られる。
ここで約−1770の低温の分離ガスを冷媒として熱交
換が行なわれ、原料空気は約−1720まで冷却される
。この時、原料空気中の水分や炭酸ガス等の不純物は、
可逆熱交換器5A、5Bの流路(例えば16)の壁面に
凝縮析出される。このようKして不純物が除去された低
温の原料空気は、逆止弁6A、6Bを介して大部分が精
留塔の下塔7Bに供給される。残りは、再熱空気回路8
とバイパス回路9を分流して膨張タービン17に送られ
る。ここで断熱膨張した原料空気は、ジュール・トムン
/効果により低温(約−186C)となシ、精留塔の上
塔7Aに供給される。一方、下塔7Bで予備精留された
原料空気中の液体窒素はパイプ10によシ、又、液体空
気はパイプ11により上塔7Aにそれぞれ環流される。
上塔7Aで分離された窒素ガスは、上部頂部からパイプ
12により、又、酸素ガスは上塔底部からパイプ13に
より取出され、可逆熱交換器5A、5Bに送られ、酸素
ガスは流路15、窒素ガスは流路14又は16の壁面を
介して原料突気流路16又は14に冷気を伝達する。こ
の時、流路16又は14の内壁面に凝縮された原料空気
中の不純物を除去するため、切換弁4八〜4Dにょシ原
料空気と窒素ガスの流路を一定時間毎に切換え、窒素ガ
スにより不純物を昇華させるようにしている。熱交換に
よシ約200に昇温された窒素ガスは、不純物を同伴し
て大気中に放出される。一方の酸素ガスは製品として利
用される。上述のものは定常状態でのプロセスであシ、
空気分離装置の起動時には、冷媒としての分離ガスが得
られぬため、膨張タービン17で断砕膨張され低温とな
った空気今窒素ガスのパイプ12に供給して窒素ガスの
代用をさせ装置を冷却していく。
製品量を変更する場合には、原料空気量、及び環流液体
空気量の変更以外に膨張タービン17の流量及び、環流
液体窒素量等の変更を必要とするが、環流液体空気量を
弥2て、いずれも、手動操作又は、物質収支、熱収支に
基づく演算制御にょシ容易に行なうことが出来る。
しかし、下塔7Bの液体空気の液位を一定とする液面制
御方式による環流液体空気量の制御では、切換弁4A〜
4DKより一定周期で行なわれる可逆熱交換器5A、5
Bの流路の切換時に、第2図に示されるように1.秒間
、原料空気が遮断され、この外乱によって発生する下塔
7Bの圧力変化及び流入原料空気量の変化の影響で液体
空気の液位は、切換周期T毎に変動し環流液体空気量も
同様に変動する。この外乱による環流液体空気量の変化
を少なくするため、液面制御系のゲインを小さくしたり
、又は、操作信号を一次遅れ信号としているが製品量変
更時に原料空気量を増減した場合には、逆に、液面制御
系が大きくハンチフグし、環流液体空気量も同様に変動
し、上塔7人中部の濃度及び温度が大きく変動し、精留
塔の運転状態を不安定にするという欠点があった。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、定常時及び製品量の変更時−、上塔の
酸X#度及び温度を規定値に維持し、安定した空気分離
装置の運転を行なうことが出来る精留塔下塔液面制御方
法を提供するにある。
〔発明の概要〕
本発明は、周期的な外乱による無駄な制御を排除し製品
量の変更に応じて環流液体空気量を制御することが出来
れば安定した空気分離装置の運転が維持出来ることに着
目し、定常状態における環流液体空気量を下塔液面制御
系で一定に維持し、製品量の変更時に、原料空気量の変
化分に対応して一定時間、環流液体空気量を変化させる
フィードフォワード制御系を付加し、且つ、フィードフ
ォワード制御結果による下塔の液体空気の液位の変化を
、下塔液面制御系で補正するにある。
下塔液面制御系は、可逆熱交換器の切換時における下塔
の圧力及び流入原料空気量の変化による液面変動を直接
制御系に入力せず液位を液位の安定する区間内でサンプ
リング測定し、その平均値をめ、液面制御系の人力信号
とする。
この方法によれば、周期的に発生する外乱による無駄な
制御を排除することができ、下塔液位を一定とする液面
制御系によシ、定常時の環流液体空気量を一定に維持す
ることが出来る。
一方、フィードフォワード制御系は、製品量の変更時に
装置内の物質収支、熱収支の演算によシ、下塔に流入す
る原料空気の変更量、及び必要とするF塔から上塔への
環流液体空気の変更量をめ、液面系の出力信号に一定時
間、加算することにより、製品量の変更に直ちに追従し
た環流液体空気量に制御することが出来るため、製品量
変更時、下塔液位及び環流液体空気量の大きな変動を防
止し、上塔の酸素濃度及び温度を規定値に維持すること
が出来る。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第3図は、本発明の精留塔下塔液面制御方法の一実施例
を示す制御系統図である。
精留塔は上塔7A、下塔7Bよ多構成され、可逆熱交換
器で冷却された原料空気を、酸素と窒素との沸点差を利
用して、精留塔内の多段の精留皿上における凝縮、蒸発
のプロセスを経て酸素と窒素に分離して生成している。
可逆熱交換器からの原料空気の一部は、膨張タービン1
7に送られ、断熱膨張して低温となって上塔7Aに送ら
れる。大部分の原料空気31は、下塔7Bに吹込まれる
。下塔7Bから環流液体窒素33.34及び環流液体空
気32は、パルプにより流量調整され、上塔7Aに送ら
れる。上塔7Aで分離された酸素ガス37、窒素カス3
8、不純窒素ガス39は、それぞれ取出され、又、上塔
塔底には、液体酸素36が生成される。
下塔液面制御系は、液面伝送器21、演算器22、調節
計23、バルブ25より構成される。
下塔7Bの液体空気35の液位は、液面伝送器21で検
出され、信号変換され実測信号として、演算器22に伝
送される。第4図の制御チャートに示すように、可逆熱
交換器の切換時tに発生する下塔7Bの圧力変化および
流入原料空気量31の変化に起因する液位変動aによる
制御の無駄を排除するため、液面伝送器21から調節計
23に取込む液位信号は、液位が安定する区間すの時に
サンプリングし、平均値をめて取込むよう演算器22で
処理する。
従って、区間Cの時は、前回測定の液位信号を演算22
で記憶し調節計23への人力とし与える。
調節計23で目標値と人力信号との偏差に基づきPID
演算処珈した後、出力信号として、加算器24に送られ
フィードフォワード制御系の出力信号を加算し、次いで
、パルプ25に!lj御信号として与えられ、定常時に
おける環流液体空気量32を一定に維持する。
一方、フィードフォワード制御系は、演算器26、及び
演算器27より構成され、製品量の変更時に、装置内の
物質収支、熱収支の演算に基づき、演算器26で、製品
の変更量に対応した原料空気の変更量をめ、演算器27
で、原料空気の変更量の信号より、必要とする環流液体
空気の変更量を演算し、第4図の液位の安定する区間す
の時間巾で出力信号を、加算器24に与え、液面制御系
の出力信号に加算し、製品量変更時の上塔7Aの酸素濃
度及び温度を規定値に維持すべく、バルブ25により、
環流液体空気量32を制御する。
このフィードフォワード信号は時間す後解除され、この
時の演算誤差、即ち、液位の変化分は、液面制御系で補
正される。
〔発明の効果〕
本発明によれば、周期的外乱に起因する液位の変動によ
る無駄な制御を排除することができ、製品量の変更に直
ちに追従する環流液体空気量に制御することができ、精
留塔上塔の酸素濃度及び温度を規定値に維持することが
出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来の空気分離装置の系統図、第2図は、可
逆熱交換器の切換弁の切換チャート、第3図は、本発明
の一実施例の制御系統図、第4図は、第3図の動作を説
明する制御タイムチャートである。 代理人 弁理士 高橋明夫 めb 圀 第4区

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、上塔および下塔からなる複式精留塔を設け、酸素と
    窒素との沸点差を利用し、圧縮された原料空気を前記下
    塔で予備精留し、前記下塔の塔底に貯留した液体空気を
    前記上塔に環流し純度の高い酸素と窒素に分離する空気
    分離装置において、前記下塔の前記液体空気の液位を一
    定周期で検出するとともに、その平均値をめ、与えられ
    た目標液位との偏差に応じて、前記下塔から前記上塔へ
    の環流液体空気量を制御し、且つ、前記下塔へ流入する
    原料空気量の変化に応じて、原料空気変化分に対応した
    環流液質化分をめ、前記環流液体空気量を変化させ、前
    記下塔の前記液体空気の液位を一定に保持し、前記上塔
    の酸素濃度を規定値に保持することを特徴とする精留塔
    下塔液面制御方法。
JP10462184A 1984-05-25 1984-05-25 精留塔下塔液面制御方法 Pending JPS60251380A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0689349A1 (en) 1994-06-20 1995-12-27 Sharp Kabushiki Kaisha Imaging apparatus with mechanism for enhancing resolution

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP0689349A1 (en) 1994-06-20 1995-12-27 Sharp Kabushiki Kaisha Imaging apparatus with mechanism for enhancing resolution

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