JPS58142199A - 可逆熱交換器の温度制御方法 - Google Patents

可逆熱交換器の温度制御方法

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JPS58142199A
JPS58142199A JP2448582A JP2448582A JPS58142199A JP S58142199 A JPS58142199 A JP S58142199A JP 2448582 A JP2448582 A JP 2448582A JP 2448582 A JP2448582 A JP 2448582A JP S58142199 A JPS58142199 A JP S58142199A
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heat exchangers
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    • F28FDETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は可逆熱交換器の温度制御方法に係り、特に可逆
熱交換器における温度バランス全保持するに好適な可逆
熱交換器の温度制御方法に関する。
従来より可逆熱交換器は、例えば空気分離装置における
原料空気を冷却する装置として利用されている、このよ
うに空気分離装置ttには可逆熱交換器が利用されてい
るが、これを利用する理由は、被熱交換流体としての原
料空気を冷却する過程において該5J逆熱交換器の熱交
換通路内に水分及び炭酸ガスが析出l帝積することにな
り、このit放装しておくと被熱交換流体としての原料
空気の冷却効率が悪化し、あるいは冷却不能となる不都
合があつだからである。したがって、このような可逆熱
交換器は、熱交換路に流す流体を一定時間毎に被熱交換
流体としての原料空気から熱交換流体としての分離ガス
に、あるいは熱交換流体としての分離ガスから被熱交換
流体としての原料空気にというように切り換えて、一定
時間被熱交換流体としての原料空気を冷却したことによ
って析出滞積した前記水分及び炭酸ガスを熱交換路を流
れる熱交換流体としての分離ガス中に昇華させるように
したものである。つ1す、空気分離装置では、該可逆熱
交換器を少なくとも1台設け、一方の可逆熱交換器全被
熱交換流体としての原料空気の冷却用として使用すると
共に、他方の可逆熱交換器に熱交換流体としての分離ガ
スを流し、当該熱交換流体としての分離ガス中に原料空
気冷却過程において析出した水分及び炭酸ガスを昇華さ
せるようにしたものである。
第1図は、可逆熱交換器が用いられる空気分離装置の概
略構成を示す系統図である。図において、原料空気10
0は、空気取入塔2及びフィルタ4を介して空気圧縮機
6に取り込まれ、圧縮機6で圧縮されて水洗塔8に供給
されるようになっている。この圧m’rli6で圧縮源
れた原料空気102°は、水洗塔8で冷却及び洗滌され
て切換弁10を介して可逆熱交換器12に供給されるよ
うになっている。前記可逆熱交換器12は、少なくとも
二台設けられており、一方のり逆熱交換器に符号12A
?付し、他方のoJ逆熱交換器に符号12B’に付して
、これら熱交換器12Aまたは12’Bをそれぞれ交互
に被熱交換流体としての原料空気102の冷却に使用す
るようにしたものである。また、tl+i逆熱交侯器1
2A及び12Bには、切換弁10A及び10.Bが設け
られると共に、図示符号方向にのみ流体を流す逆止弁1
4A及び14Bが設けられている。前記切換弁10Aま
たはIOBは、三方向の接続部ケ有し、その共通接続部
を可逆熱交換器12Aまたは12Bに接続し、一方の接
続部を水洗塔8からの圧縮原料空気101の取入口とし
、他方全熱交換流体の一部としての窒素ガスの放出口1
6とするように接続されている。そして、例えば、一方
の可逆熱交換器12Aを原料空気102の冷却に使用し
ている場合は、他方の可逆熱交換器12Bに、精留塔1
8において分離された熱交換流体としての窒素ガス11
0を過冷却器20、液化器22及び逆止弁14BTh介
して供給し、かつ可逆熱交換器12B内に原料空気10
2の冷却時に析出した水分や炭酸ガスを前記ガス110
中に昇華されて切換弁10B’r介して放出口16から
放出できるようになっている。もちろん、可逆熱交換器
12Bffi原料空気102の冷却に使用した場合は、
可逆熱交換器12Aには、精留塔18で分離された窒素
ガス110金過冷却器20、液化器22及び逆止弁14
Aを介して供給し、かつiJ逆熱交換器12A内に原料
空気102の冷却時に析出した水分や炭酸ガスを前記分
離ガス110中に昇華させて切換弁10Aを介して放出
口16から放出できるようになっている。なお、製品窒
素ガスの系統については説明を省略する。
次に、該可逆熱交換器12A及び12Bには、他の熱交
換路12 A Io及び12Btoが設けられており、
これら熱交換路12A+o及び12B1゜には、精留塔
18から取り出した熱交換流体の一部と(〜ての分離酸
″$、120が副凝縮器24及びアセチレン除去器26
1r介して供給されるように構成さ第1ている。この分
lII酸素ガス120け、前記可逆熱交換器12A及び
12Bにおいて、熱交換したる後に製品酸素122と【
〜て製品酸素調節弁44A及び44Bを介して取り出さ
れるように構成されている。
また、前記可逆熱交換器12Aまたは12Bにおいて冷
却された原料空気104は、精留塔18における下塔1
8Aの底部に供給されるようになっている。この精留塔
18における下塔18Aの底部には、原料空気104が
液化し液体空気106として存在し、この液体空気10
67に過冷却器20及び弁28を介して精留塔18の上
塔18Bの中間部付近に供給できるように配管されてい
る。
また、精留塔18からの液化窒素112け、副凝縮器2
4及び弁30全介して上塔18Bの頂部に供給できるよ
うに配管されている。
さらに、精留塔18の下塔18Aから気化した原料空気
108を調節弁321に介して膨張タービン34の吸込
側に供給すると共に、前記原料空気108を可逆熱交換
器12Aまたは12T(の他の熱交換路を通して傅た再
熱被熱交換流体、っまシ再熱空気ff1M節弁36を介
して前記膨張タービン34の吸込側に供給するようにし
、かつその吐出側を精留塔18の上塔18Bに供給でき
るようになっている。
なお、符号38は窒素蒸発塔であわ、この窒素蒸発塔3
8は水洗塔8からの水13(l冷却すると共に、窒素を
大気中に放出する装置であり、40は前記水130を循
環させる水ポンプであり、42け水槽である。
上述のように構成された空気分離装置の動作を以下に間
単に説明する。
まず、空気分離装置の原理を説明すると、空気は21%
の酸素ガスと79%の窒素ガスの混合物であって、これ
全冷却すると圧力により液化温度は異なるが大気圧では
一193Cで液化し液体空気となる。すなわち酸素と窒
素の混合液になるが、酸素の沸点−183C,窒素の沸
点−195,8t:’と差があるので、この差を利用し
て多孔板精留塔で分離する装置である。
このような原理を利用して空気を分離するものであり、
実際の動作は、第1図に基づいて説明すると、原料にな
る空気100をフィルタ4で除じんしタノち、空気圧縮
機6で4.8〜5. OF=y/cm2Gまで圧縮し、
水洗冷却塔8で冷却して原料空気102として、可逆熱
交換器12Aまたは12B−″□” に供給する。供給された原料空気102を可逆熱交換器
12Aまたは12Bで冷却して液体空気にして精留塔1
8に供給する。精留塔18で分離された低温の酸素ガス
120.♀素ガス110を常温まで空気102と可逆熱
交換器12A捷たけ12Bで熱交換させて升冷回収をし
て熱損失全防ぐ。分離ガスは薄部になって取り出される
。空気中の水分、炭酸ガス(f−可逆熱交換器12Aま
たは12Bで物理的性質を利用することによシ捕ヤくし
、装置を内に滞積するのを防ぐと共に捕そくした水分、
炭酸ガスを分離ガス110中に昇華させて放出する。ま
た、膨張タービン34は、分離ガスの低温機器への外部
より熱侵入、可逆熱交換器での空気102と分離ガス1
10及び120の温端における温度差による熱損失を寒
冷発生して補償し、プラントの熱平衡を保つものである
さらに、c!w塔18では原料空気104として精留塔
18に送り込まれた液体空気の酸素と窒素の沸点差を利
用して、目皿状の精密皿上で凝縮、蒸発全何段も組合わ
せて酸素と窒素に分離している。精留塔18け復式精留
塔を1史用しており上塔18B、下塔18AVC別れて
いて、圧力による沸点の変化を利用して下塔18Aの窒
業凝縮器と上塔18Bの酸素蒸発器を組合わせたもので
ある。
液体空気106は下塔18Aで40%付近の液体空気と
99%程度の9素に精留して分離され、上塔18Bに供
給されて96〜99%程度の窒素ガスと95〜99.8
%の純酸素液に精留分離される。
この液体酸素は副凝縮器24で熱交換して酸素ガス12
0となり、分離窒素ガス110と共に可逆熱交換器12
で熱交換して常温付近まで熱回収されて取り出される。
上述のように可逆熱交換器は動作するものであるが、こ
のときに、可逆熱交換器12に流す流体全一定時間毎に
原料空気102あるいけ窒素ガス110にと入れ替える
制御をしている。これは、前述した如く、可逆熱交換器
12における原料空気102の冷却過程にて、析出する
水分および炭酸ガスを分離ガス110中に昇華させ除去
するため、可逆熱交換器12の中間温度を制御している
のである。この中間温度制御は、手動操作、またけ可逆
熱交換器12の各ブロックの再熱空気出口温度の平均値
を目標値として再熱空気量の制御を(9) している。前者の操作は熟練を要し、後者の場合各再熱
空気温度の平均値を目標値としているため目標値が変化
し、また再熱空気を操作量としているため、各ブロック
間の相互干渉が生じヤすいという欠点があり、これはり
逆熱交換器の温度バランスの保持に悪影響金与えるとい
う不都合がある。
本発明の目的は、上記した従来技術の欠点を解消し、安
定な中間温間の制御を行なって、可逆熱交換器の温度バ
ランスを保持し得る可逆熱交換器の温度制御方法を提供
するにある。
本発明は、上記目的を達成するため、可逆熱交換器を複
数のブロックに分類し、これらの内の一つ全基準ブロッ
クとし、この基準ブロックの可逆熱交換器からの再熱被
熱交換流体温度と各ブロックの再熱被熱交換流体温度と
の温度差に応じて各ブロックの熱交換流体の一部として
の酸素流量を制御し、かつ各ブロックの再熱空気出口温
度の平均値を一定とするため再熱被熱交換流体縮流′l
fを制御するものである。
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明(10) するが、その前に本発明の原理を簡単に説明する。
空気から分離ガスに切り換えたとき、分離ガスによυ昇
華し、大気に放出させている。この過程には、熱交換器
内の空気と分離ガスとの温度差を、炭酸ガスの昇華に必
要な温度差以下に保持することが必要であり、このため
に可逆熱交換器の各ブロックに再熱空気回路が設けられ
ており、この出ロ温度全−足に制御することにより、前
記した温度差全規定値以下に保持している。これはつま
り、可逆熱変換器の温度バランス全保持することになり
、空気分離装置の安定運転のための大きな要素とな杭 を示すと共に、縦軸は温度変イヒを示すものである。
第5図に示すように温度変化は、前記した1丁逆熱交換
器12内の分離ガス110と原料空気102の熱交換通
路の周期的切換操作(第3図)に起因(2)再熱空気主
管温度制御系 再熱空気主管の温度、すなわち平均温度’t 一定とす
る制御系。
(1)項の操作量は、製品酸素であり、(21項の操作
量は再熱空気量のため、操作量に関する相互干渉は発生
せず、また(1)項の制御目的は、可逆熱交換器内の温
度バランスの保持であり、再熱空気出口温度、すなわち
中間温度の目標値への制御は(2)項によるものとして
安定性を向上させている。
以下、具体例を図面を参照しながら説明する。
第2図は可逆熱交換器を含む具体的接続関係を示す系統
図であり、第1図と同一構成要素には同一符号を付して
説明金する。第2図において、可?8開幅58−142
199 (6) 切換弁10B、の切換30秒前及び前回の酸素調節弁4
4B、の操作(制御)から、切換弁切換周期Tの2倍の
時間を仔過したことを条件(ステップ301及び302
)として、測温抵抗体46B。
16 % CI)−C: aり 9 、合フロンク間T
L 、E、−い−(−7J%61MIV(。
示す切換周期Tのずれによる一定の位相差ケ持っている
。そこで、第9図に示すようなフローチャートにより制
御するものである。
すなわち、第9図は、本発明に係る実施例の制御方法全
説明するために示すフローチャートである。この図に示
すフローチャートに基づいて、第2図、第4図及び第6
図に示すブロック図を参照しながら、第3ブロツク(可
逆熱交換器121h及びこれらに付属する装首類を含む
)を例とした温度バランス制御の詳細を説明する。ただ
し、前述したように基準ブロックは選択スイッチ48に
より、第1ブロツク(抵抗測温体46A、からの検出信
号)が設定されているものとする。
可逆熱交換器12B、からの再熱空気出口の空気温度は
、第9図に示すフローチャートの如く、(19) (記憶回路70から取り出す信号)と今回演算した温度
差(減算器64からの信号)の偏差(変化)(ステップ
305で求めた)は、減算器72において演算されるこ
とにより得られ、その変化が目標値に対し発散する方向
(ステップ311,312゜313及び314)であれ
ば、フイードフオワ−にて検出しくステップ306)、
温度変換部60にて信号変換しPI演算部62の測定値
入力とする(ステップ304及び305)。
また、基準ブロックの再熱空気出口の空気温度も前述同
様の条件(ステップ306及び307)で、測温抵抗体
12A、にて検出しくステップ308)、スイッチ48
で選択して基準信号200として温度変換部66に供給
する。この信号変換部66は、前記基準信号200を信
号変換し、PI演算部62の設定値入力とする(ステッ
プ309及び310)。
基準ブロックと第3ブロツクとの再熱空気出口の温度差
は、信号変換部66と60からの信号を前記のサンプリ
ング周期で減算器64にて演算することによって得られ
、その演算結果を記憶回路70に記憶させる。そして、
前回演算した温度差(20) 号変換部60からの信号変化は、前記したように一定の
位相差を有するため、第8図の如く同期化した上で、一
定のサンプリング周期でPI演算部62にて演算し、こ
の演算結果を加算器76を介して関数発生部68に供給
し、この関数発生部68は、製品酸素調節弁44B、の
特性を補正し吸込側に供給できるようになっている。前
記各可逆熱交換器12A、、、12Ab 、12B、及
び12B−の再熱空気熱交換器の出口側には、温度検出
器としての測温抵抗体46A−、46kb 。
46B、及び46Bbが設けられており、その検出出力
スイッチ48の各固定接点48SA−,48SA11゜
48 Sa−及び488mb  にそれぞれ供給するよ
うに接続すると共に、各温度制御装置50A、、50A
b。
50B、及び50Bbにもそれぞれ供給できるように接
続されている。各温度制御装置50A、。
50Ab、50B、及び50Bbの他の入力端は、スイ
ッチ48で選択された温度検出器からの信号を基準信号
200として供給されるようにスイッチ48の固定接点
48Cに接続されている。さらに、温度制御装置f52
は、再熱空気108Aの温度を測定検出する温度検出器
54からの検出信号と所定の平均温度基準指令56つ偏
差に応じて、該調節弁32及び36を開閉礒御して再熱
空気総流量を調節するように構成されている。上記各温
度制御装置50は、切換弁10の切換後所定の条(15
) 件となったときに、温度検出器としての抵抗測温体46
からの信号と基準信号200とを取り込んで偏差全域り
、その偏差に応じて製品酸素調節弁44全比例積分制御
あるいけフィードフォワード制御ができるように構成さ
れている。また、温度制御装[52け、基準信号56と
温度検出器としての抵抗測温体46からの検出信号と全
取り込み、七の偏差に応じて該調節弁32及び36を開
閉制御するように構成されている。
温度バランス制御系は上述のように構成きれている。ま
た、第6図は、上記制御系における温度制御装置150
の具体的構成例を第4図における第3ブロツク(Bブロ
ックの添字aに相当)tK基づいて説明するために示す
ブロック図である。
第6図において、温度変換部60け、抵抗測温体46B
1で検出した可逆熱交換器12B1の再熱空気出口にお
ける空気温IJI、所定の時間が経過したこと全条件に
取り込み、所定の温度変換をしてPi演N、部62及び
減算器64に供給するように構成されている。−また、
前記PI演算部62(16) に変換信号を供給する温度変換器66は、基準ブロック
(これは、スイッチ48が選択されたブロックであり、
この場合、可逆熱交換器12A、、  ”抵抗測温体4
6A、’r含む第1ブロック金称す。)の抵抗測温体4
6で検出した再熱空気出口における空気温度を、基準信
号200として所定の時間が経過したこと全条件として
取り込み、所定の温度変換にPI演算部62及び減算器
64に変換信号を供給できるように構成されている。
また、この実施例は、基準ブロックと自ブロックの再熱
空気出口の温度変化が、前記したように一定の位相差を
有するため、第8図の如く同期化した上で、一定のサン
プリング周期でPI演算部62にて演算し関数発生部6
8にて、製品酸素調節弁44B、の特性を補正した上で
製品酸素調節弁44B、’を制御するように構成されて
いる。
一方基準ブロックと第3ブロツクとの再熱空気出口の温
度差は、前記のサンプリング周期で減算器64にて演算
され、その演算結果を記憶回路70に記憶させるようV
C構成されている。記憶回(17) 路70に記憶されている前回演算した温度差と今回演算
した温度差とは演算器72に取り込まれ、この演算器7
2けその変化が目標値に対し発散する方向であれば、フ
ィードフォワード演算部74にて、変化量に比例した信
号が出力されるようになっている。このフィードフォワ
ード演算部74の出力信号は、加算器31に供給され、
P■演算部62からの出力信号に加重され、簡易なフィ
ードフォワード制御が行なわれるようになっている。
なお、ここで基準ブロックの製品酸素調節弁に対する操
作量は一定値を保持させておくものとする。
上述のように第3ブロツクを例にとって説明したが、上
記構成は第1.第2及び第4ブロツクとも存在する。
上述のように構成された制御系の動作を以下に説明する
第5図は、再熱空気出口の温度、すなわち温度検出器と
しての抵抗測温体46で測定できる温度変化の一例を示
す特性図であり、その横軸は時間(18) を示すと共に、縦軸は温度変化會示すものである。
第5図に示すように温度変化け、前記した可逆熱交換器
12内の分離ガス110と原料空気102の熱交換通路
の周期的切換操作(第3図)K起因するものであり、各
ブロック間において第3図に示す切換周期Tのずれによ
る一定の位相差を持つている。そこで、第9図に示すよ
う々フローチャートにより制御するものである。
すなわち、第9図は、本発明に係る実施例の制御方法を
説明するために示すフローチャートである。この図に示
すフローチャートに基づいて、第2図、第4図及び第6
図に示すブロック図を谷間しながら、第3ブロツク(可
逆熱交換器121へ及びこれらに付属する装置類金倉む
)2に例とした温度バランス制御の詳細を説明する。た
だし、前述したように基準ブロックは選択スイッチ48
により、第1ブロツク(抵抗測温体46A、からのII
、、、’、11 検出信号)が設定されているものとする。
可逆熱交換器12B1からの再熱空気出口の空気温度は
、第9図に示すフローチャートの如く、(19) 切換弁10B、の切換30秒前及び前回の酸素調節弁4
4B、の操作(制御)から、切換弁切換周期Tの2倍の
時間を経過したことを条件(ステップ301及び302
)として、測温抵抗体46B。
にて検出しくステップ306)、温度変換部60にて信
号変換(〜PI演算部62の測定値入力とする(ステッ
プ304及び305)。
また、基準ブロックの再熱空気出口の空気温度も前述同
様の条件(ステップ306及び307)で、測温抵抗体
12A、にて検出しくステップ308)、スイッチ48
で選択して基準信号200として温度変換部66に供給
する。この信号変換部66は、前記基準信号200を信
号変換し、PI演″X部62の設定値入力とする(ステ
ップ309及び310)。
基準ブロックと第3ブロツクとの再熱空気出口の温度差
は、信号変換部66と60からの信号を前記のサンプリ
ング周期で減算器64にて演算することによって得られ
、その演算結果を記憶回路70に記憶させる。そして、
前回演算した温度差(20) (記憶回路70から取り出す信号)と今回演算した温度
差(減算器64からの信号)の偏差(変化)(ステップ
305で求めた)は、減算器72において演算されるこ
とにより得られ、その変化が目標値に対し発散する方向
(ステップ311,312゜313及び314)であれ
ば、フィードフォワード演算部74にて変化量に比例し
た信号が出力される。前記PI演算部62の出力信号に
は、フィードフォワード(1’i’F’)演算部74か
らの出力信号があるときに、その出力信号が加算器76
において加算され、フィードフォワード制御が行なわれ
る(ステップ314,317,318及び319)。
一方、前記温度差の偏差(ステップ305で求めたもの
)が、目標値に対し収束する方向(ステップ311,3
12,313及び315)であれば、前記PI制御部6
2で演算し、その出力信号によってPI制御が行なわれ
る(ステップ315゜317.318及び319)。
もちろん、基準ブロックと自ブロックの再熱空気出口の
温度変化すなわち信号変換部66及び信(21) 号変換部60からの信号変化は、前記したように一定の
位相差を有するため、第8図の如く同期化した上で、一
定のサンプリング周期でPI演算部62にて演算し、こ
の演算結果を加算器76を介して関数発生部68に供給
し、この関数発生部68は、製品酸素調節弁44B、の
特性を補正した上で製品酸素調節弁44B、’を制御す
るようにしである(ステップ315,317,318゜
319が相当する)。
なお、ステップ305,310及び317は、制御ブロ
ックへの選択でオンとなる。また、ステップ311にお
いて、偏差値が規定値以内であれば、再度演算を行なわ
せる必要がなく、前回の操作−ti使用すればよいので
、この場合はステップ316.317.318及び31
9という流れで制御されることにある。
次にフィードフォワード演算部74の演算に関して第7
図の特性図により詳細に説明する。第7図における横軸
は時間を示し、縦軸は温度を示したものである。この図
において、T1〜T6は、(22) 前記した各ブロック間の周期的な温度変化の位相差を同
期化し、同一条件のもとてブロック間の温殿が比較でき
るよう処理されたサンプリング周期を示す。また、70
1け自ブロック(第3ブロツク)の温度、702は基準
ブロックの温度、703及び704け基準ブロックの温
度に対する上限及び下限の許容温度差で、この範囲に入
る温度差の場合には、フィードフォワード制御は行なわ
ない(ステップ315参照)。12〜13間のような所
定の大きさの正の温度変化の勾配の場合に、フィードフ
ォワード演算が行なわれる。もちろん、所定の大きさの
負の勾配の場合も同様にフィードフォワード演算が行な
われる。
次に第8図に基づいて基準ブロックと自ブロックの再熱
空気出口温度変化の同期化について説明する。第8図は
温度変化に対する位相差同期化に関する説明図であり、
横軸に時間、縦軸に各部のレベルが示されている。80
1は可逆熱交換器の切換指令信号、802における’p
a id可逆熱交換器の切換時間を示す。812乃至8
15け各プロ(23) ツクの再熱空気出口温度の変化を示し、可逆熱交換器の
各ブロックの切換直前30秒前の安定時間帯803乃至
806におけるTaにおいて温度全測定、平滑し、温度
制御時間帯807乃至810のTaにおいて基準ブロッ
ク温度のホールド値811(ステップ309)(基準ブ
ロックを第1ブロツクに設定した場合)との温度差(ス
テップ305)等の演算が行なわれる。
すなわち、第3ブロツクを例にとれば、第3ブロツクの
温度変化814と基準ブロック(第1ブロツク)の温度
変化812が同一条件となる時間%803と805のT
aにおいて温度測定し、第3ブロツクの制御時間帯80
9のT、において、第1ブロツクの温度のホールド値と
の間で温度差等の演算が行なわれ、第3ブロツクの制御
信号となる。
このように本実施例に係る制御方法は、周期的温度変化
を伴うと共に各ブロック間において操作量を含めた各種
の条件により相互干渉しヤすい可逆熱交換器の温度制御
に関して、基準ブロックを(24) 設定することにより、その基準ブロックと透析すれたブ
ロックとの温度差制御を行なうと共に温度差の変化量、
勾配によるフィードフォワード制御を行ない、かつ操作
量として干渉の少ない製品酸素量をとることによって相
互干渉を排除するようにしたものである。加えて、この
実施例は各再熱空気出口温度の平均値を一定とするため
、再熱空気主管の空気it操作量とする制御方法をとる
ことにより、操作量間の干渉も除いたものである。
以上述べたように本発明に係る温度制御方法によれば、
安定した可逆熱交換器の昌度制御が実現できると共に、
温度バランスを保持することができるという効果がある
【図面の簡単な説明】
第1図は可逆熱交換器を含む空気分離装置の全体的概略
構成を示す系統図、第2図は本発明に係る実施例の温度
制御方法が適用される可逆熱交換器部分を示す系統図、
第3図は第2図の可逆熱交換器に附属する切換弁の切換
タイミングを示すタイミングチャート、第4図は本発明
に係る実施例(25) の制御方法r(用いられる制御系統を示す系統図、第5
図けi]逆熱交換器における温度変化を示す特性図、第
6図は本発明に係る実施例の制御方法の実施に用いられ
る温度制御装置の詳細構成を示すブロック図、第7図は
本発明に係る実施例に用いられるフィードフォワード演
算部の動作を説明するために示す特性図、第8図は本発
明に係る実施例における各部動作タイミングを示すタイ
ミングチャート、第9図は本発明に係る実施例の動作を
説明するために示すフローチャートである。 10・・・切換弁、12・・・可逆熱交換器、14・・
・逆止弁、44・・・製品酸素調節弁、46・・・温度
検出器としての抵抗測温体、48・・・スイッチ、50
・・・温度制御装置、60.66・・・温度変換部、6
2・・・PI演算部、64.72・・・減算器、68・
・・関数発生部、70・・・記憶回路部、74・・・フ
ィードフォワード、76・・・加算器。 (26) Y ぎ 図 第 7 図 第b 図 δ13  ざl′!′

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、 複数のり逆熱交換益金熱交換流体と被熱交換流体
    と交互に流し、所定の温度に制御する。f逆熱交換器の
    温度制御方法において、前記複数の可逆熱交換器のうち
    の一つを基準とし、この基準可逆熱交換器からの再熱被
    熱交換流体〆温度と他の可逆熱交換からの再熱被熱交換
    流体との温度差に応じて該熱交換流体の流量を制御する
    と共に、再熱被熱交換流体温度と所定平均温度基準との
    偏差に応じて前記再熱核熱交換流体平均温度が一定とな
    るように該再熱被熱交換流体流量を制@Iすること全特
    徴とする可逆熱交換器の温度制御方法。
JP2448582A 1982-02-19 1982-02-19 可逆熱交換器の温度制御方法 Granted JPS58142199A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4601328A (en) * 1983-09-21 1986-07-22 Hitachi, Ltd. Method and apparatus for the temperature balancing control of a plurality of heat exchangers

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5347073A (en) * 1976-10-12 1978-04-27 Efu Panpurin Jiyunia Rii Filterrseparator

Patent Citations (1)

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