JPS6025130A - 配線用しや断器 - Google Patents
配線用しや断器Info
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- JPS6025130A JPS6025130A JP13273283A JP13273283A JPS6025130A JP S6025130 A JPS6025130 A JP S6025130A JP 13273283 A JP13273283 A JP 13273283A JP 13273283 A JP13273283 A JP 13273283A JP S6025130 A JPS6025130 A JP S6025130A
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- JP
- Japan
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- movable contact
- state
- force
- link
- movable
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は開閉機構にトグルリンクを用いた配線用しゃ断
器に関する。
器に関する。
配線用しゃ断器の開閉機構には一般にトグルリンクが使
用され、ハンドルに取り付けた可動腕をオン位置に操作
すると、トグルリンクの上下リンクを結ぶ共通軸と前記
可動腕との間に張った引張ばねの作用によりトグルリン
クが伸張状態となり、可動接触子をオン位置へ動かすよ
うになっている。
用され、ハンドルに取り付けた可動腕をオン位置に操作
すると、トグルリンクの上下リンクを結ぶ共通軸と前記
可動腕との間に張った引張ばねの作用によりトグルリン
クが伸張状態となり、可動接触子をオン位置へ動かすよ
うになっている。
ところが、近年、配線用しゃ断器の小形化が進むにつれ
、トグルリンクの共通軸と可動腕との間に引張ばねの取
付はスペースが十分とれなくなってきている。このため
、引張ばねの保有する力では固定、可動両接点の接触圧
力や可動接触子に接続されたリード線から受ける反力等
に十分対抗できず、しゃ断器が完全なオン状態になり得
ない場合が生ずる。この状態では、所定の接触圧力が得
られないため、接点の異常加熱が生ずるか、または投入
不能となる。
、トグルリンクの共通軸と可動腕との間に引張ばねの取
付はスペースが十分とれなくなってきている。このため
、引張ばねの保有する力では固定、可動両接点の接触圧
力や可動接触子に接続されたリード線から受ける反力等
に十分対抗できず、しゃ断器が完全なオン状態になり得
ない場合が生ずる。この状態では、所定の接触圧力が得
られないため、接点の異常加熱が生ずるか、または投入
不能となる。
この問題を解消するため従来とられていた対策を第1図
に示す。これは、トグルリンク15.16の共通軸19
を常に図の左方に向って押圧するL形の仮ばねを補助ば
ね1として可動接触子支持枠11にねじ2で固定し、こ
の補助ばね1によりオン状態でトグルリンク15.16
に作用する引張ばね22の力の不足を補ったものである
。しかし、このように補助ばね1を可動接触子支持枠1
1に固定した構造では、トグルリンク15.16が伸張
した状態から図の右方へ屈折するに従って補助ばね1の
荷重が増加し、しゃ断器がオン状態にあるときとオフ状
態またはトリップ状態にあるときとで補助ばね1の荷重
が大きく変化する。このため、オン状態で可動接触子1
0が受ける接触圧力やリード線33の反力等に対抗する
に十分な力を補助ばね1に持たせると、オフ状態やトリ
ップ状態でトグルリンク15.16に加わる補助ばね1
の力が非常に大きくなり、この補助ばね1の力は可動接
触子10をオフ位置やトリップ位置に保持しようとする
引張ばね22の力を減殺する方向に働くため、可動接触
子10の保持力が極端に弱くなってし甘う。オフ状態や
トリップ状態での可動接触子10の保持力が弱いと、い
ったん開離した可動接触子10がストッパ17に当った
後のはね返りが太きく、このため実質的なしゃ断距離が
減少し、しゃ断性能が著しく低下する。また、オフ状態
やトリップ状態でトグルリンク15,16、可動接触子
支持枠11等に大きな力が加わるため、これら部材の強
度を大きくとる必要があり、小形化の要求に沿いにくい
という問題点があった。
に示す。これは、トグルリンク15.16の共通軸19
を常に図の左方に向って押圧するL形の仮ばねを補助ば
ね1として可動接触子支持枠11にねじ2で固定し、こ
の補助ばね1によりオン状態でトグルリンク15.16
に作用する引張ばね22の力の不足を補ったものである
。しかし、このように補助ばね1を可動接触子支持枠1
1に固定した構造では、トグルリンク15.16が伸張
した状態から図の右方へ屈折するに従って補助ばね1の
荷重が増加し、しゃ断器がオン状態にあるときとオフ状
態またはトリップ状態にあるときとで補助ばね1の荷重
が大きく変化する。このため、オン状態で可動接触子1
0が受ける接触圧力やリード線33の反力等に対抗する
に十分な力を補助ばね1に持たせると、オフ状態やトリ
ップ状態でトグルリンク15.16に加わる補助ばね1
の力が非常に大きくなり、この補助ばね1の力は可動接
触子10をオフ位置やトリップ位置に保持しようとする
引張ばね22の力を減殺する方向に働くため、可動接触
子10の保持力が極端に弱くなってし甘う。オフ状態や
トリップ状態での可動接触子10の保持力が弱いと、い
ったん開離した可動接触子10がストッパ17に当った
後のはね返りが太きく、このため実質的なしゃ断距離が
減少し、しゃ断性能が著しく低下する。また、オフ状態
やトリップ状態でトグルリンク15,16、可動接触子
支持枠11等に大きな力が加わるため、これら部材の強
度を大きくとる必要があり、小形化の要求に沿いにくい
という問題点があった。
本発明の目的は、開閉機構を小形化しながら、完全なオ
ン状態が得られ、かつオフ状態やトリップ状態での可動
接触子の保持力を低下させないような配線用しゃ断器を
提供することにある。
ン状態が得られ、かつオフ状態やトリップ状態での可動
接触子の保持力を低下させないような配線用しゃ断器を
提供することにある。
本発明は、一端が可動接触子支持枠に連結されたトグル
リンクの下部リンクに係合し、他端がハンドルに取り付
けた可動腕またはこの可動腕とトグルリンクの共通軸と
の間に設けられた連動手段に係合して、これら係合部位
を支点としてトグルリンクを伸張状態に近付ける方向の
押圧力を上下リンクの間の連結部に加える抑圧手段を設
けたことを特徴とするものである。
リンクの下部リンクに係合し、他端がハンドルに取り付
けた可動腕またはこの可動腕とトグルリンクの共通軸と
の間に設けられた連動手段に係合して、これら係合部位
を支点としてトグルリンクを伸張状態に近付ける方向の
押圧力を上下リンクの間の連結部に加える抑圧手段を設
けたことを特徴とするものである。
第2図〜第5図は本発明の一実施例図で、第2図はしゃ
断器の全体構造を示し、第3図〜第5図は開閉機構の動
作状態を示す。
断器の全体構造を示し、第3図〜第5図は開閉機構の動
作状態を示す。
第2図に示すようにしゃ断器の内部機構はモールドケー
ス3とモールドカバー4で橿われ、両端に端子5.6が
設けられている。端子5の一方の端には固定接点7とア
ーク走行板8が固着されており、可動接点9は可動接触
子10の先端部に固定接点7と対向して固着されている
。可動接触子10は可動接触子支持枠11に軸12によ
って回動可能な状態に取り付けられ、可動接触子支持枠
11は三極共通の絶縁軸13に取り付けられている。オ
ン状態で固定、可動両接点7.9間に接触圧力を与える
ため、軸12に装着した植りばね14の一端を可動接触
子支持枠11に、他端を可動接触子10にそれぞれ係合
させである。トグルリンりを構成する下部リンク15と
上部リンク16は共通軸19で連結されている。下部リ
ンク15は軸12を中心として回動し、上部リンク16
は軸17を中心として回動するフック18の一部である
突起18aに係合し、この係合部を中心として回動する
ようになっている。
ス3とモールドカバー4で橿われ、両端に端子5.6が
設けられている。端子5の一方の端には固定接点7とア
ーク走行板8が固着されており、可動接点9は可動接触
子10の先端部に固定接点7と対向して固着されている
。可動接触子10は可動接触子支持枠11に軸12によ
って回動可能な状態に取り付けられ、可動接触子支持枠
11は三極共通の絶縁軸13に取り付けられている。オ
ン状態で固定、可動両接点7.9間に接触圧力を与える
ため、軸12に装着した植りばね14の一端を可動接触
子支持枠11に、他端を可動接触子10にそれぞれ係合
させである。トグルリンりを構成する下部リンク15と
上部リンク16は共通軸19で連結されている。下部リ
ンク15は軸12を中心として回動し、上部リンク16
は軸17を中心として回動するフック18の一部である
突起18aに係合し、この係合部を中心として回動する
ようになっている。
外部操作用のハンドル24に取り付けられた可動腕20
は、絶縁軸13の近くにある固定枠の突起21aに係合
し、この係合部を支点としてオン位置とオフ位置の間を
移動する。可動腕20のハンドル24側の端部とトグル
リンク15,1(Sの共通軸19との間には開閉動作用
の連動手段である引張ばね22を取り付けてあり、また
共通軸19には投入用の抑圧手段として、挟りばね23
を装着しである。この壌りばね23の一端は下部リンク
15の側方突起部i5aに係合し、他端はコイル状に巻
かれた引張ばね22の内側に係合して、これら係合部位
を支点として共通軸19を図の左方に押圧するように働
く。
は、絶縁軸13の近くにある固定枠の突起21aに係合
し、この係合部を支点としてオン位置とオフ位置の間を
移動する。可動腕20のハンドル24側の端部とトグル
リンク15,1(Sの共通軸19との間には開閉動作用
の連動手段である引張ばね22を取り付けてあり、また
共通軸19には投入用の抑圧手段として、挟りばね23
を装着しである。この壌りばね23の一端は下部リンク
15の側方突起部i5aに係合し、他端はコイル状に巻
かれた引張ばね22の内側に係合して、これら係合部位
を支点として共通軸19を図の左方に押圧するように働
く。
フック18の一端は常時係止板25で係止されており、
係止板25は軸26を中心として該つばね27により時
計方向への回転力を与えられている。引はずし板28は
軸29を中心として掖りばね30により反時計方向への
回転力を与えられており、常時一方の端部28aで係止
板25を受け止めている。引はずし板28の他方の端部
は三極共通の絶縁棒31に固着されている。コイル32
は一端を端子6に接続され、他端をリード線33を介し
て可動接触子10に接続されている。コイル32の内側
に位置するようにオイルダッシュボット34がヨーク5
5に固着され、ヨーク65の端には鉄片36が回動可能
なように係合している。
係止板25は軸26を中心として該つばね27により時
計方向への回転力を与えられている。引はずし板28は
軸29を中心として掖りばね30により反時計方向への
回転力を与えられており、常時一方の端部28aで係止
板25を受け止めている。引はずし板28の他方の端部
は三極共通の絶縁棒31に固着されている。コイル32
は一端を端子6に接続され、他端をリード線33を介し
て可動接触子10に接続されている。コイル32の内側
に位置するようにオイルダッシュボット34がヨーク5
5に固着され、ヨーク65の端には鉄片36が回動可能
なように係合している。
図面には示してないが、固定、可動両接点7.9を囲む
ように消弧装置が備え付けられる。
ように消弧装置が備え付けられる。
上記のような配線用しゃ断器において、ハンドル24に
エリ可動腕20を反時計方向に動かすと、引張ばね22
が固定枠の突起21aとフック18の突起18aを結ぶ
線上より接点側になった所で引張ばね22の力に↓リド
グルリンク15.16が伸張状態になるように回動し、
可動接触子10が可動接触子支持枠11とともにトグル
リンク15゜16により押し下げられ、第2図に示すオ
ン状態となる。この状態から可動腕20を時計方向に動
かすと、引張ばね22が突起21aと突起18aを結ぶ
線を越えた所で引張ばね22の力に↓リドグルリンク1
5.16が逆くの字状に屈折する方向に回動し、これに
より可動接触子10が可動接触子支持枠11とともに引
き上げられ、オフ状態となる。
エリ可動腕20を反時計方向に動かすと、引張ばね22
が固定枠の突起21aとフック18の突起18aを結ぶ
線上より接点側になった所で引張ばね22の力に↓リド
グルリンク15.16が伸張状態になるように回動し、
可動接触子10が可動接触子支持枠11とともにトグル
リンク15゜16により押し下げられ、第2図に示すオ
ン状態となる。この状態から可動腕20を時計方向に動
かすと、引張ばね22が突起21aと突起18aを結ぶ
線を越えた所で引張ばね22の力に↓リドグルリンク1
5.16が逆くの字状に屈折する方向に回動し、これに
より可動接触子10が可動接触子支持枠11とともに引
き上げられ、オフ状態となる。
過電流通電時には、鉄片36がコイル32により吸引さ
れて時計方向に回動し絶縁棒31を押す。
れて時計方向に回動し絶縁棒31を押す。
このため、引はずし板28が時計方向に回動し、係止板
25が係合部28aからはずれて時計方向に回動する。
25が係合部28aからはずれて時計方向に回動する。
フック18が係止板25から解放されて反時計方向に回
動し、その突起18aが引張ばね22の作用線を越える
と、トグルリンク15゜16の伸張状態がくずれ、この
ため可動接触子10は絶縁軸16を中心として時計方向
に急激に回転し、トリップ状態となる。
動し、その突起18aが引張ばね22の作用線を越える
と、トグルリンク15゜16の伸張状態がくずれ、この
ため可動接触子10は絶縁軸16を中心として時計方向
に急激に回転し、トリップ状態となる。
次に、開閉機構に働く力の関係について説明する0
第5図は、引張ばね22が突起21a−1saの線上よ
りいく分接点側に移動してトグルリンク15.16を伸
張状態に向って回動させ、可動接点9と固定接点7が接
触したばかりの不完全なオン状態を示している。このと
き、抜りばね14の力が接触圧力に対する反力f、とな
り、絶縁軸13を中心としてtlf、なる回転モーメン
トが作用する。したがって、下部りンク15に作用する
力ft+は、 となる。この力fHはf12%ftsの分力として共通
軸19に加わる。同様に共通軸19に加わる引張ばね2
2の力Fも’1* Ftの分力に分けられる。一般的に
はI’txfttの関係ならば、第4図に示す完全なオ
ン状態へ移行する。本実施例では、補助ばねとして設け
られた燻りばね26により共通軸19に対してF、と同
方向のf、なる力が付加される。これにより、 ’1 +fa)f22 、8 の力関係になり、投入に対する余裕は力で8の分だけ増
す。可動腕20は第3図の状態からさらに反時計方向に
動かされ、固定枠21の突起21bに当った所で止まる
。この間にも引張ばね22の作用線の移動によって薯り
ばね25に荷重が加わり、上記した’II fseft
tO力関係が保たれるので、引張ばね220力だけでは
接点7.9間の接触圧力やリード線33の反力等に十分
対抗できない場合でも、拙りばね23の助勢によって完
全なオン状態とすることができる。
りいく分接点側に移動してトグルリンク15.16を伸
張状態に向って回動させ、可動接点9と固定接点7が接
触したばかりの不完全なオン状態を示している。このと
き、抜りばね14の力が接触圧力に対する反力f、とな
り、絶縁軸13を中心としてtlf、なる回転モーメン
トが作用する。したがって、下部りンク15に作用する
力ft+は、 となる。この力fHはf12%ftsの分力として共通
軸19に加わる。同様に共通軸19に加わる引張ばね2
2の力Fも’1* Ftの分力に分けられる。一般的に
はI’txfttの関係ならば、第4図に示す完全なオ
ン状態へ移行する。本実施例では、補助ばねとして設け
られた燻りばね26により共通軸19に対してF、と同
方向のf、なる力が付加される。これにより、 ’1 +fa)f22 、8 の力関係になり、投入に対する余裕は力で8の分だけ増
す。可動腕20は第3図の状態からさらに反時計方向に
動かされ、固定枠21の突起21bに当った所で止まる
。この間にも引張ばね22の作用線の移動によって薯り
ばね25に荷重が加わり、上記した’II fseft
tO力関係が保たれるので、引張ばね220力だけでは
接点7.9間の接触圧力やリード線33の反力等に十分
対抗できない場合でも、拙りばね23の助勢によって完
全なオン状態とすることができる。
次にオフ状態での力関係を第5図によって説明する0
第5図は引張ばね22が突起21 a−18aの線上よ
り接点と反対側に移動してトグルリンク15゜16を逆
くの字状に屈折させ、接点7.9を開離させたオフ状態
を示しており、可動接触子10はストッパである軸17
に当っている。この状態では、引張ばね22の力Fと撓
りばね23の力f。
り接点と反対側に移動してトグルリンク15゜16を逆
くの字状に屈折させ、接点7.9を開離させたオフ状態
を示しており、可動接触子10はストッパである軸17
に当っている。この状態では、引張ばね22の力Fと撓
りばね23の力f。
のそれぞれの分力11’、、f□が共通軸19に対して
反対方向に作用する。ここで、可動接触子10をオフ状
態に保持する力f4は、 となる。したがって、f□すなわちf3が太きいと保持
力f4は小さくなる。
反対方向に作用する。ここで、可動接触子10をオフ状
態に保持する力f4は、 となる。したがって、f□すなわちf3が太きいと保持
力f4は小さくなる。
第1図に示した従来例では、オン状態での補助ばね1の
力を十分太きくしようとすると、オフ状態で補助ばね1
に加わる荷重が非常に大きくなり、このため可動接触子
10の保持力が極端に弱くなってしゃ断時に可動接触子
10が軸17に当った後のはね返りが大きくなり、しゃ
断性能を低下させるという不具合があったが、本実施例
では、第5図からオフ状態でo=tりばね23の荷重は
り角度)がオン状態に比べいく分大きくなっていること
が認められるものの、従来例のように保持力f4を極端
に低下させることはない。これは、オン状態に持って行
くため可動腕20を反時計方向に回動させた際、引張ば
ね22の作用線が突起18aを越えるまではトグルリン
ク15.16の共通軸19の位置が不動のまま、引張ば
ね22の作用線が移動することによって4底りばね23
の荷mり角度)が増大してゆくことから、その分だけオ
フ状態での掖つばね23の荷重、すなわち力f3を小さ
くとれるためである。これにより、オン状態でばりばね
23の力f11を十分大きくしながら、オフ状態で必要
な保持力で、を確保し、可動接触子10のはね返りによ
るしゃ断性能の低下を防止できる。トリップ時にも上記
と同様なことが言える。
力を十分太きくしようとすると、オフ状態で補助ばね1
に加わる荷重が非常に大きくなり、このため可動接触子
10の保持力が極端に弱くなってしゃ断時に可動接触子
10が軸17に当った後のはね返りが大きくなり、しゃ
断性能を低下させるという不具合があったが、本実施例
では、第5図からオフ状態でo=tりばね23の荷重は
り角度)がオン状態に比べいく分大きくなっていること
が認められるものの、従来例のように保持力f4を極端
に低下させることはない。これは、オン状態に持って行
くため可動腕20を反時計方向に回動させた際、引張ば
ね22の作用線が突起18aを越えるまではトグルリン
ク15.16の共通軸19の位置が不動のまま、引張ば
ね22の作用線が移動することによって4底りばね23
の荷mり角度)が増大してゆくことから、その分だけオ
フ状態での掖つばね23の荷重、すなわち力f3を小さ
くとれるためである。これにより、オン状態でばりばね
23の力f11を十分大きくしながら、オフ状態で必要
な保持力で、を確保し、可動接触子10のはね返りによ
るしゃ断性能の低下を防止できる。トリップ時にも上記
と同様なことが言える。
以上は本発明の一実施例であり、投入用の抑圧手段とし
ては威りばね23の代わりに板ばね等を用いてもよい。
ては威りばね23の代わりに板ばね等を用いてもよい。
また上記実施例では履っけね23の一方の端を引張ばね
22に係合させているが、引張ばね22とともに移動す
る可動腕20に係合させても同様の作用効果が得られる
ことは明らかである。
22に係合させているが、引張ばね22とともに移動す
る可動腕20に係合させても同様の作用効果が得られる
ことは明らかである。
本発明によれば、オフ状態やトリップ状態での投入用抑
圧手段の荷重の過大化による可動接触子の保持力の低下
を防止でき、さらにオン状態では投入用押圧手段の力を
十分大きくして完全なオン状態を得ることができる。こ
れにより開閉動作用の引張ばねを小形化して収納スペー
スを小さくでき、小形のしゃ断器を得ることができる0
圧手段の荷重の過大化による可動接触子の保持力の低下
を防止でき、さらにオン状態では投入用押圧手段の力を
十分大きくして完全なオン状態を得ることができる。こ
れにより開閉動作用の引張ばねを小形化して収納スペー
スを小さくでき、小形のしゃ断器を得ることができる0
第1図は投入用補助ばねを備えた配線用しゃ断器の従来
例を示す要部側断面図、第2図は本発明の一実施例を示
すしゃ断器全体の側断面図、第6図〜第5図1は本実施
例の開閉機構の動作状態を示す側面図である。 10:可動接触子、11:可動接触子支持枠、12:可
動接触子の支点軸、13:絶縁軸、15゜16:トグル
リンク、18:フック、19ニドグルリンクの共通軸、
20:可動腕、22:連動手段、23:押圧手段、24
:外部操作用ノンドル・ 12
例を示す要部側断面図、第2図は本発明の一実施例を示
すしゃ断器全体の側断面図、第6図〜第5図1は本実施
例の開閉機構の動作状態を示す側面図である。 10:可動接触子、11:可動接触子支持枠、12:可
動接触子の支点軸、13:絶縁軸、15゜16:トグル
リンク、18:フック、19ニドグルリンクの共通軸、
20:可動腕、22:連動手段、23:押圧手段、24
:外部操作用ノンドル・ 12
Claims (1)
- 接触圧力を与えるよう付勢された可動接触子と、前記可
動接触子を回動可能なように支持する可動接触子支持枠
と、前記可動接触子支持枠が取り付けられた絶縁軸と、
下部リンクが前記可動接触子支持枠に連結され上部リン
クが解放自在なフックに支承されたトグルリンクと、外
部操作用ノンドルに取り付けられた可動腕と、前記可動
腕とトグルリンクの上下リンクを結ぶ共通軸との間に設
けられた連動手段を有する配線用しゃ断器において、一
端が上記下部リンクに係合し、他端が前記連動手段・前
記可動腕の少くともいずれか一方に係合して、前記共通
軸を支漬としてトグルリンクを伸張状態に近付ける方向
の押圧力を上下リンクの間の連結部に加える抑圧手段を
備えたことを特徴とする配線用しゃ断器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13273283A JPS6025130A (ja) | 1983-07-22 | 1983-07-22 | 配線用しや断器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13273283A JPS6025130A (ja) | 1983-07-22 | 1983-07-22 | 配線用しや断器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6025130A true JPS6025130A (ja) | 1985-02-07 |
JPH0132618B2 JPH0132618B2 (ja) | 1989-07-07 |
Family
ID=15088294
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13273283A Granted JPS6025130A (ja) | 1983-07-22 | 1983-07-22 | 配線用しや断器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6025130A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62155745U (ja) * | 1986-03-25 | 1987-10-03 |
-
1983
- 1983-07-22 JP JP13273283A patent/JPS6025130A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62155745U (ja) * | 1986-03-25 | 1987-10-03 | ||
JPH0411648Y2 (ja) * | 1986-03-25 | 1992-03-23 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0132618B2 (ja) | 1989-07-07 |
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