JPS602512Y2 - 温水器 - Google Patents

温水器

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Publication number
JPS602512Y2
JPS602512Y2 JP16296678U JP16296678U JPS602512Y2 JP S602512 Y2 JPS602512 Y2 JP S602512Y2 JP 16296678 U JP16296678 U JP 16296678U JP 16296678 U JP16296678 U JP 16296678U JP S602512 Y2 JPS602512 Y2 JP S602512Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
combustion tube
tank
combustion
water
tube
Prior art date
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Expired
Application number
JP16296678U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5579737U (ja
Inventor
啓太郎 新井
一義 入沢
章夫 飯田
Original Assignee
東芝電気器具株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 東芝電気器具株式会社 filed Critical 東芝電気器具株式会社
Priority to JP16296678U priority Critical patent/JPS602512Y2/ja
Publication of JPS5579737U publication Critical patent/JPS5579737U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はタンクに貯えた水を燃焼ガスによって加熱する
温水器に関する。
一般に、この種の温水器は、タンクに燃焼筒が貫通され
、この燃焼筒の一端には燃焼器が設けられている。
上記タンクには、その底部に給水管、上部に給湯管が接
続されている。
そして、上記燃焼器で発生する燃焼ガスを燃焼筒内に流
すことにより、タンク内の水が加熱されるようになって
いる。
ところで、このような構成の温水器によると、上記給水
管からタンク内に水を供給すると、その水圧によって上
記燃焼筒が外圧を受けることになる。
そして、燃焼筒のような薄肉円筒が外圧を受けると、内
圧を受ける場合に比べて非常に変形しやすく、その限界
圧力は燃焼筒の半径の3乗に反比例し、板厚の3乗に比
例することが材料力学的に知られている。
したがって、燃焼筒の限界圧力を高めるには、その径を
小さくし、板厚を厚くすればよいのだが、燃焼筒の径を
小さくすると、タンクに貯えられる水との接触面積が減
少するから、熱交換効率が低下してしまう。
また、板厚を厚くすると、製品が高重量化したり、燃焼
筒は高価なステンレス鋼板で作られるためコストが大幅
に上昇する。
さらに、板厚が厚いと、材料を筒状に成形加工する際の
加工に多くの手間が掛るなどの問題が生じる。
本考案は上記事情にもとづきなされたもので、その目的
とするところは、燃焼筒の径を小さくしたり板厚を厚く
したすせずに、この燃焼筒の外圧に対する限界圧力を高
めることができるようにした温水器を提供することにあ
る。
以下、本考案の一実施例を第1図にもとづいて説明する
図中1は温水器の本体である。この本体1内には筒状の
胴2と、この胴2の上端に取着された上鏡板3および下
端に取着された下鏡板4とからなるタンク5が収容され
ている。
このタンク5には、上下端を上鏡板3と下鏡板4とから
それぞれ気密に突出させて燃焼筒6が貫通されている。
この燃焼筒6の上端には切換部7が設けられ、この切換
部7には給排気筒8の給気部9および排気部10とそれ
ぞれ接続される第1の接続部11と第2の接続部12と
が設けられている。
また、上記切換部7には、この内部で上記給排気筒8の
給気部9と連通した給気管13がその一端を接続して設
けられ、この給気管13の他端は上記燃焼筒6の下端に
接続された油燃焼器14に連通している。
この油燃焼器14は、燃焼リング15を収容したハウジ
ング16、このハウジング16内に突出して設けられた
点火ヒータ17およびハウジング16に一端を接続し他
端を油量調節器18に接続した給油管19とから構成さ
れている。
そして、上記油燃焼器14で発生する燃焼ガスが上記燃
焼筒6内に流れ、切換部7を経て給排気筒8から排気さ
れるようになっている。
なお、燃焼筒6内にはバッフル20が収容されていて、
この燃焼筒6を通る燃焼ガスを図中矢示のごとく迂回さ
せるようになっている。
また、燃焼筒6の外周面には、断面り字状をなした複数
の補強リング21がその軸方向中央部分の間隔が他の部
分よりも密な状態で取着され、燃焼筒6を補強している
なお、上記燃焼筒6および補強リング21・・・は、と
もに薄手なステンレス鋼板によって形成されている。
さらに、上記タンク5の下鏡板4にはタンク5内に水道
水を供給する給水管22が接続され、上鏡板3にはタン
ク5内で燃焼筒6と熱交換して加熱された水を供給する
給湯管22dが接続されている。
また、この給湯管22dおよび上記タンク5は、保温材
23で被覆されている。
しかして、上記構成によれば、燃焼筒6は、その外周面
に取着された複数の補強リング21・・・によって補強
されているから、タンク5内に凶給される水によって受
ける外圧に対する限界圧力が、この燃焼筒6の形状、す
なわち径と板厚とによって定まる値よりも高くなる。
換言すれば、燃焼筒6の径を小さくせず、かつ板厚を厚
くしなくとも、限界圧力を高めることができるから、経
済的であり、しかもタンク5の高重量化を招くことがな
い。
また、燃焼筒6はその軸方向中央部分が他の部分よにも
変形しやすいが、この軸方向中央部。
分に設けられる補強リング21の間隔を他の部分よりも
密にした。
すたがって、上記燃焼筒6の軸方向中央部分が十分に補
強され、他の部分と同様変形しすらい。
さらに、補強リング21・・・を燃焼筒6の外周面に設
けたことにより、燃焼筒6がタンク5内の水と接触する
表面積が増大するから、タンク5の熱交換効率が向上す
る。
なお、本考案は上記一実施例に限定されず、たとえば第
2図に示すように補強リング21を燃焼筒6の内周面に
設けてもよい。
このような構成によれば、燃焼筒6内を流れる燃焼ガス
が補強リング21に衝突して燃焼筒6内における滞留時
間が長くなるから、熱交換効率が向上する。
つまり、燃焼リング21が燃焼筒6を補強するだけでな
く、第1図に示すバッフル20と同様の機能も呈する。
以上述べたように本考案は、水が貯えられるタンクに貫
通された燃焼筒の周面に複数の補強リングをその軸方向
中央部分の間隔を他の部分よりも密にして取着したから
、この補強リングによって燃焼筒の強度を向上させるこ
とができる。
したがって、燃焼筒の強度向上を計るため、従来のよう
に燃焼筒の径を小さくしたり、板厚を厚くする必要がな
いから、経済的であり、しかも製品を高重量化すること
がない。
また、燃焼筒を薄手な板材によって形成することができ
ることにより、この燃焼筒の製作が容易となる。
さらに、補強リングは燃焼筒の軸方向中央部分が他の部
分よりも間隔が密となっているから、燃焼筒の最も変形
しやすい軸方向中央部分も他の部分と同様変形しずらく
なる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す断面図、第2図は本考
案の他の実施例を示すタンクの断面図である。 5・・・・・・タンク、6・・・・・・燃焼筒、21・
・・・・・補強リング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 水が貯えられるタンクに燃焼筒を貫通させ、この燃焼筒
    に燃焼ガスを流すことによって上記タンク内の水を加熱
    する温水器において、上記燃焼筒の周面に複数の補強リ
    ングをその軸方向の中央部分の間隔を他の部分よりも密
    にして取着したことを特徴とする温水器。
JP16296678U 1978-11-27 1978-11-27 温水器 Expired JPS602512Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16296678U JPS602512Y2 (ja) 1978-11-27 1978-11-27 温水器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16296678U JPS602512Y2 (ja) 1978-11-27 1978-11-27 温水器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5579737U JPS5579737U (ja) 1980-06-02
JPS602512Y2 true JPS602512Y2 (ja) 1985-01-24

Family

ID=29159186

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JP16296678U Expired JPS602512Y2 (ja) 1978-11-27 1978-11-27 温水器

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JPS5579737U (ja) 1980-06-02

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