JPS60251087A - プラントの防蝕層形成方法 - Google Patents
プラントの防蝕層形成方法Info
- Publication number
- JPS60251087A JPS60251087A JP59102050A JP10205084A JPS60251087A JP S60251087 A JPS60251087 A JP S60251087A JP 59102050 A JP59102050 A JP 59102050A JP 10205084 A JP10205084 A JP 10205084A JP S60251087 A JPS60251087 A JP S60251087A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paint
- plant
- corrosion
- rubber
- resistant layer
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、石油、化学薬品などの貯蔵および移送プラ
ントの内壁面を現地にて防蝕処理するプラントの防蝕層
形成方法に関する。
ントの内壁面を現地にて防蝕処理するプラントの防蝕層
形成方法に関する。
石油などを貯蔵する貯蔵タンクあるいは移送管は、その
内壁面を防蝕処理する必要があるが、従来、この種の化
学プラントにおける防蝕方法は、ガラス繊維を混入した
フレークライニング等の塗料におけるライニングあるい
はゴムシートを現地にて貼り付けるゴムライニングであ
る。
内壁面を防蝕処理する必要があるが、従来、この種の化
学プラントにおける防蝕方法は、ガラス繊維を混入した
フレークライニング等の塗料におけるライニングあるい
はゴムシートを現地にて貼り付けるゴムライニングであ
る。
、 しかしながら、上記フレークライニングは、防蝕効
果が低く、溶剤等に対する耐久性がないという欠点があ
り、また、ゴムライニングは防蝕効果に優れているが、
施工時にゴムを加竺させるための設備が必要となり、特
に現地でゴムライニングを行なうＫは現地にゴムを加熱
加硫させるための大がかりな設備を用意する必要があり
、コストアップの原因となっている。
果が低く、溶剤等に対する耐久性がないという欠点があ
り、また、ゴムライニングは防蝕効果に優れているが、
施工時にゴムを加竺させるための設備が必要となり、特
に現地でゴムライニングを行なうＫは現地にゴムを加熱
加硫させるための大がかりな設備を用意する必要があり
、コストアップの原因となっている。
この発明は上記事情に着目してなされたもので、その目
的とするところは、貯蔵および移送プラントの内周壁に
ゴム系塗料をスプレーガン注どによって吹き付けてコー
ティングし、ゲムを加硫させる設備を必要とせず、現地
での施工が簡単で、しかも防蝕効果の優れたプラントの
防蝕層形成方法を提供しようとするものである。
的とするところは、貯蔵および移送プラントの内周壁に
ゴム系塗料をスプレーガン注どによって吹き付けてコー
ティングし、ゲムを加硫させる設備を必要とせず、現地
での施工が簡単で、しかも防蝕効果の優れたプラントの
防蝕層形成方法を提供しようとするものである。
以下、この発明を図面に示す一実施例にもとづいて説明
する。
する。
図中１は石油などを貯蔵する貯蔵タンクであリ、２はそ
の内壁面である。この貯蔵タンク１は鋼材によって形成
され、内壁面２には耐蝕性、耐薬品性に優れた防蝕Ｍ３
がコーティングされている。
の内壁面である。この貯蔵タンク１は鋼材によって形成
され、内壁面２には耐蝕性、耐薬品性に優れた防蝕Ｍ３
がコーティングされている。
この被覆層３はゴム系塗料たとえばフッ素ゴム系塗料を
スプレーガンなどを用いて上記貯蔵タンク１の内壁面２
に吹き付けることにより形成され、その膜厚は０．２５
〜１．０−前後に均一にコーティングされている。
スプレーガンなどを用いて上記貯蔵タンク１の内壁面２
に吹き付けることにより形成され、その膜厚は０．２５
〜１．０−前後に均一にコーティングされている。
このフッ素ゴム系塗料は第１塗料と第２塗料とからなり
、つぎの組成からなる。
、つぎの組成からなる。
〔第１塗料〕
フッ素ゴム １００．００ 重量部
酸化マグネシウム １５．００ 〜
上記混合物 １００．００ 重量部
ＭＥＫまたはアセトン ２４０．００ 〜シランカップ
リング剤 ３４．００ ”〔第２塗料〕 フッ素ゴム １００．００ 重量部 酸化マグネシウム １５．００ − 軽炭酸カルシウム １０．００ − 混合物 １３８．００ ・ 上記混合物 １００．００ 重量部 ＭＥＫまたはアセトン ２４０．００ −シランカップ
リング剤 ３４．００ −したがって、上記第１塗料は
黒色で、第２塗料は茶色をなしている。そして、上述の
ような組成のフッ素ゴム系塗料を貯蔵タンク１の内壁面
２にコーティングする場合には、公知のスプレーガンを
用い、まず、上記第１塗料を均一に散布する。第１塗料
を均一に２〜３層散布したのち、つぎに４層目として第
２塗料を同様の方法で第１塗料膜上に散布し、５）−目
に第１塗料、その後は第１と第２塗料を交互に塗布して
所望の膜厚にする。この場合、第１塗料は黒色で、第２
塗料は茶色であるため、第２塗料の散布時に既に散布し
た個所と未散布個所の境界が明確となり、過剰散布、散
布残しを防止できる。このように、第１塗料と第２塗料
とを交互に十数回繰返して散布したのち、１００〜１５
０’ＣｖＤよって１〜４時間加熱して乾燥することＫよ
り、膜厚が０．２５〜１．０ ｍｅの被覆層３が形成さ
れる。
リング剤 ３４．００ ”〔第２塗料〕 フッ素ゴム １００．００ 重量部 酸化マグネシウム １５．００ − 軽炭酸カルシウム １０．００ − 混合物 １３８．００ ・ 上記混合物 １００．００ 重量部 ＭＥＫまたはアセトン ２４０．００ −シランカップ
リング剤 ３４．００ −したがって、上記第１塗料は
黒色で、第２塗料は茶色をなしている。そして、上述の
ような組成のフッ素ゴム系塗料を貯蔵タンク１の内壁面
２にコーティングする場合には、公知のスプレーガンを
用い、まず、上記第１塗料を均一に散布する。第１塗料
を均一に２〜３層散布したのち、つぎに４層目として第
２塗料を同様の方法で第１塗料膜上に散布し、５）−目
に第１塗料、その後は第１と第２塗料を交互に塗布して
所望の膜厚にする。この場合、第１塗料は黒色で、第２
塗料は茶色であるため、第２塗料の散布時に既に散布し
た個所と未散布個所の境界が明確となり、過剰散布、散
布残しを防止できる。このように、第１塗料と第２塗料
とを交互に十数回繰返して散布したのち、１００〜１５
０’ＣｖＤよって１〜４時間加熱して乾燥することＫよ
り、膜厚が０．２５〜１．０ ｍｅの被覆層３が形成さ
れる。
このようにして得られた貯蔵タンク１は耐蝕性、耐薬品
性を有するとともに、耐熱・耐寒性（−４０〜２５０℃
）、耐溶解性を有し、石油や溶剤などの貯蔵タンクとし
て好適する。
性を有するとともに、耐熱・耐寒性（−４０〜２５０℃
）、耐溶解性を有し、石油や溶剤などの貯蔵タンクとし
て好適する。
なお、被覆層３を形成するゴム系塗料は、フッ素ゴム系
に限定されるものではなく、ニトリルゴム゛系塗料であ
ってもよい。
に限定されるものではなく、ニトリルゴム゛系塗料であ
ってもよい。
このニトリルゴム系塗料は第１塗料と第２塗料とからな
り、つぎの組成からなる。
り、つぎの組成からなる。
〔第１塗料〕
ニトリルゴム １００．００ 重量部
亜鉛華 ５．００
カーボンブラック １０．００〜ｓｏ、ｏｏ −フェノ
ール樹脂 １０．００〜５０．００重量部促進剤 １．
００〜１．５０ ’ 老化防止剤 ２．０θ〜 ４．００ ＝ワックス類 ２
．００〜３．００ ＃ 〔第２塗料〕 ニトリルゴム １００．００ 重量部 亜鉛華 ５．００ ＝ 軽炭酸カルシウム類 ｉｏ、ｏｏ〜５０．００ 〜硫黄
１．２５〜１．５０ ’ フェノール樹脂 １０．００〜５０．００ ＃促進剤
１．００〜１．５０ ＃ 老化防止剤 ２．００〜４．００ ＃ ワックス類 ２．００〜３．００ ＃ 弁柄 １０．００〜２０．００− したがって、上記第１塗料は黒色で、第２塗料は茶色を
なしており、上述したフッ素ゴム系塗料と同様に第１塗
料と第２塗料とを交互に散布することにより被覆層３が
得られ、同様の作用効果を奏する。
ール樹脂 １０．００〜５０．００重量部促進剤 １．
００〜１．５０ ’ 老化防止剤 ２．０θ〜 ４．００ ＝ワックス類 ２
．００〜３．００ ＃ 〔第２塗料〕 ニトリルゴム １００．００ 重量部 亜鉛華 ５．００ ＝ 軽炭酸カルシウム類 ｉｏ、ｏｏ〜５０．００ 〜硫黄
１．２５〜１．５０ ’ フェノール樹脂 １０．００〜５０．００ ＃促進剤
１．００〜１．５０ ＃ 老化防止剤 ２．００〜４．００ ＃ ワックス類 ２．００〜３．００ ＃ 弁柄 １０．００〜２０．００− したがって、上記第１塗料は黒色で、第２塗料は茶色を
なしており、上述したフッ素ゴム系塗料と同様に第１塗
料と第２塗料とを交互に散布することにより被覆層３が
得られ、同様の作用効果を奏する。
七番 −人玄論船りふＬイ針々ｎロブ１ノソゴム系塗料
、パイバロン塗料などが考えられる。
、パイバロン塗料などが考えられる。
なお、上記実施例においては、石油などの貯蔵タンクに
ついて述べたが、他の液体、気体の貯蔵タンクにおいて
も適用できる。
ついて述べたが、他の液体、気体の貯蔵タンクにおいて
も適用できる。
この発明は以上説明したように、石油、化学薬品などの
貯蔵および移送プラントの内壁面にゴム系塗料をコーテ
ィングして防蝕層を形成するようにしたから、特別な設
備を必要とせず、現地で容易に施工できるという効果が
ある。したがって、貯蔵タンクのように大型で広面積の
壁面においても簡単に耐蝕性、耐薬品性を持たせること
ができ、石油や溶剤などの貯蔵タンクの耐久性を向上さ
せることができるという効果がある。なお貯蔵タンクに
限らず、タワー、ベッセルにも適用できる。
貯蔵および移送プラントの内壁面にゴム系塗料をコーテ
ィングして防蝕層を形成するようにしたから、特別な設
備を必要とせず、現地で容易に施工できるという効果が
ある。したがって、貯蔵タンクのように大型で広面積の
壁面においても簡単に耐蝕性、耐薬品性を持たせること
ができ、石油や溶剤などの貯蔵タンクの耐久性を向上さ
せることができるという効果がある。なお貯蔵タンクに
限らず、タワー、ベッセルにも適用できる。
図面はこの発明の一実施例を示す一部断面した側面図で
ある。 １・・・貯蔵タンク（プラント）、２・・・内壁面、３
・・・防蝕層。
ある。 １・・・貯蔵タンク（プラント）、２・・・内壁面、３
・・・防蝕層。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 α） 石油、化学薬品などを貯蔵及び移送するプラント
の内壁面に耐蝕性、耐薬品性を有するゴム系塗料をコー
ティングして防蝕層を形成することを特徴とするプラン
トの防蝕層形成方法。 （２） コーティングは、スプレーコーティングである
ことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載のプラント
の防蝕層形成方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59102050A JPS60251087A (ja) | 1984-05-21 | 1984-05-21 | プラントの防蝕層形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59102050A JPS60251087A (ja) | 1984-05-21 | 1984-05-21 | プラントの防蝕層形成方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60251087A true JPS60251087A (ja) | 1985-12-11 |
Family
ID=14316934
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59102050A Pending JPS60251087A (ja) | 1984-05-21 | 1984-05-21 | プラントの防蝕層形成方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60251087A (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS471292U (ja) * | 1971-01-11 | 1972-08-12 |
-
1984
- 1984-05-21 JP JP59102050A patent/JPS60251087A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS471292U (ja) * | 1971-01-11 | 1972-08-12 |
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