JPS6025069B2 - カシュ−シェルオイル誘導体 - Google Patents
カシュ−シェルオイル誘導体Info
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- JPS6025069B2 JPS6025069B2 JP8339581A JP8339581A JPS6025069B2 JP S6025069 B2 JPS6025069 B2 JP S6025069B2 JP 8339581 A JP8339581 A JP 8339581A JP 8339581 A JP8339581 A JP 8339581A JP S6025069 B2 JPS6025069 B2 JP S6025069B2
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- Japan
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- shell oil
- cashew shell
- acid
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- cashew
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明はカシューシェルオイル誘導体に関するものであ
る。
る。
カシューシェルオイルは一般式:
(ただし、R′は−CH=CH(CH2)5CH3、一
CH=CHCQCH=CH(C&)2CH3あるいは一
CH=CHCH2CH=CHC比CH=C比のいずれか
である不飽和アルキル基、R′′はHあるいはOH基を
示す)で示されるカルダノール(R′=H)及びカルド
ール(R″=OH)を主成分とするアルキルフヱノール
であるが、従来、このカシューシェルオイルを用いて「
種々の用途に用いられる物質を製造する場合、側鎖であ
る−(C広)7R′部分をそのままにしておき、フェノ
ール性水酸基の−OH部分の反応性及びアルデヒドとの
反応性に着目したものが全てであった。
CH=CHCQCH=CH(C&)2CH3あるいは一
CH=CHCH2CH=CHC比CH=C比のいずれか
である不飽和アルキル基、R′′はHあるいはOH基を
示す)で示されるカルダノール(R′=H)及びカルド
ール(R″=OH)を主成分とするアルキルフヱノール
であるが、従来、このカシューシェルオイルを用いて「
種々の用途に用いられる物質を製造する場合、側鎖であ
る−(C広)7R′部分をそのままにしておき、フェノ
ール性水酸基の−OH部分の反応性及びアルデヒドとの
反応性に着目したものが全てであった。
たとえば、カシューシェルオイル単独あるいはフェノー
ルとの混合物をアルデヒドで処理し、下記の構造式■の
フェノール樹脂を製造したり、またヱピクロロヒドリン
を作用させて下記の一般式‘3}のようにェポキシ化し
たものが有名である。
ルとの混合物をアルデヒドで処理し、下記の構造式■の
フェノール樹脂を製造したり、またヱピクロロヒドリン
を作用させて下記の一般式‘3}のようにェポキシ化し
たものが有名である。
(式中、Rは式{1)と同様のものを示し、nは1〜2
0の整数を表わす)しかしながら、カシューシェルオイ
ル及びこれらのカシューシェル叢導体は比較的高級なア
ルキル基を有するため、植物油脂状で酸化重合に依る硬
化に長時間を必要とする欠点があった。
0の整数を表わす)しかしながら、カシューシェルオイ
ル及びこれらのカシューシェル叢導体は比較的高級なア
ルキル基を有するため、植物油脂状で酸化重合に依る硬
化に長時間を必要とする欠点があった。
本発明は流展性の優れたカシューシェルオイル及びその
誘導体の良好な特性を損うことなく、反応性を増大させ
たカシューシェルオイル誘導体を提供することを目的と
するものである。
誘導体の良好な特性を損うことなく、反応性を増大させ
たカシューシェルオイル誘導体を提供することを目的と
するものである。
したがって、本発明によるカシューシェルオイル誘導体
は、下記の一般式{4i:(ただし「 Rは−CH=C
H(CH2)5CH3、一CH=CH=CH2−CH=
(CH2)2CH3あるいは一CH=CH−CH2一C
H=CH−CH2−CH=C舷の不飽和アルキル基にQ
・8一不飽和多塩基酸塩またはその酸無水物が付加した
不飽和アルキル基を示し、R,は日あるいはR2はHあ
るいは一CH20H:R3は日、一〇Hあるいは−CH
20日を示す)で示されることを特徴とするものである
。
は、下記の一般式{4i:(ただし「 Rは−CH=C
H(CH2)5CH3、一CH=CH=CH2−CH=
(CH2)2CH3あるいは一CH=CH−CH2一C
H=CH−CH2−CH=C舷の不飽和アルキル基にQ
・8一不飽和多塩基酸塩またはその酸無水物が付加した
不飽和アルキル基を示し、R,は日あるいはR2はHあ
るいは一CH20H:R3は日、一〇Hあるいは−CH
20日を示す)で示されることを特徴とするものである
。
本発明によるカシューシェルオイル誘導体によれば、カ
シューシェルオイルの側鎖の不飽和アルキル基に対し、
Q・6−不飽和多塩基酸またはその酸無水物を付加した
ため、カシューシェルオイルの特性を損うことなく、反
応性を向上せしめたカシューシェルオイル議導体を提供
しえると言う利点がある。
シューシェルオイルの側鎖の不飽和アルキル基に対し、
Q・6−不飽和多塩基酸またはその酸無水物を付加した
ため、カシューシェルオイルの特性を損うことなく、反
応性を向上せしめたカシューシェルオイル議導体を提供
しえると言う利点がある。
本発明をさらに詳しく説明する。
本発明によるカシューシェルオイル誘導体は、前述のよ
うに一般式{4}:で示されるものであるが、側鎖であ
るRは−CH=CH(CH2)5CH3、一CH=CH
CQCH=CH(CH2)2CH3・−CH=CHCH
2CHニCHCH2CH=C比のいずれかの不飽和アル
キル基にQ・8一不飽和多塩基酸またはその熱水物を付
加したものである。
うに一般式{4}:で示されるものであるが、側鎖であ
るRは−CH=CH(CH2)5CH3、一CH=CH
CQCH=CH(CH2)2CH3・−CH=CHCH
2CHニCHCH2CH=C比のいずれかの不飽和アル
キル基にQ・8一不飽和多塩基酸またはその熱水物を付
加したものである。
このような側鎖に対し、QOB−不飽和多塩基酸または
その無水物を導入する方法は基本的に限定されるもので
はない。たとえば、カシューシェルオイルあるいはカシ
ューシェルオイル誘導体をQ・3一不飽和多塩基酸また
は無水物と共に加熱し、ェン付加反応、ディールスアル
ダー反応により付加することにより達成される。このよ
うな方法で用いられるQ・8−不飽和多塩基酸またはそ
の無水物としては、たとえば、無水マレィン酸、マレィ
ン酸、フマル酸、シトラコン酸、ィタコン酸などの一種
以上をあげることができる。
その無水物を導入する方法は基本的に限定されるもので
はない。たとえば、カシューシェルオイルあるいはカシ
ューシェルオイル誘導体をQ・3一不飽和多塩基酸また
は無水物と共に加熱し、ェン付加反応、ディールスアル
ダー反応により付加することにより達成される。このよ
うな方法で用いられるQ・8−不飽和多塩基酸またはそ
の無水物としては、たとえば、無水マレィン酸、マレィ
ン酸、フマル酸、シトラコン酸、ィタコン酸などの一種
以上をあげることができる。
これらのQ・6−不飽和二塩基酸がェン付加した場合は
コハク酸議導体を生成し、ディールスアルダー付加の場
合はシクロヘキセンを生成するが「 ポリェソへの付加
反応の場合は、ェン付加反応あるいはディールスアルダ
ー反応の一方に限定されず、両者の反応が同時に起こる
場合もある。
コハク酸議導体を生成し、ディールスアルダー付加の場
合はシクロヘキセンを生成するが「 ポリェソへの付加
反応の場合は、ェン付加反応あるいはディールスアルダ
ー反応の一方に限定されず、両者の反応が同時に起こる
場合もある。
q・8−不飽和多塩基酸または無水物の付加量は用途な
どにより異なるが、一般に、好ましくはカシューシェル
オイルまたはカシューシェルオイル誘導体1モルに対し
、0.5〜0.02モルであるのがよい。0.02モル
未満であると、生成物の金属に対する接着力は向上する
が、ェポキシ樹脂、メラミン樹脂、ゴム類との架橋密度
が低く硬度、耐薬品性の向上が充分発現されない。また
反対に0.5モルを超えると、反応が不安定となり増大
占しやすく、架橋物の耐水性が低下する。
どにより異なるが、一般に、好ましくはカシューシェル
オイルまたはカシューシェルオイル誘導体1モルに対し
、0.5〜0.02モルであるのがよい。0.02モル
未満であると、生成物の金属に対する接着力は向上する
が、ェポキシ樹脂、メラミン樹脂、ゴム類との架橋密度
が低く硬度、耐薬品性の向上が充分発現されない。また
反対に0.5モルを超えると、反応が不安定となり増大
占しやすく、架橋物の耐水性が低下する。
また、カシューシェルオイル誘導体としては、カシュー
シェルオイルにェピクロルヒドリンを作用させ、グリシ
ジルェーテル化したもの、たとえば下記の一般式‘5}
の構造を有するカシューシェルオイル誘導体、あるいは
カシューシェルオイルにホルマリンを付加させてレゾー
ル型メチロール基を形成させたカシューシェル譲導体、
たとえば下記の一般式【6ーで示される譲導体、である
ことができる。
シェルオイルにェピクロルヒドリンを作用させ、グリシ
ジルェーテル化したもの、たとえば下記の一般式‘5}
の構造を有するカシューシェルオイル誘導体、あるいは
カシューシェルオイルにホルマリンを付加させてレゾー
ル型メチロール基を形成させたカシューシェル譲導体、
たとえば下記の一般式【6ーで示される譲導体、である
ことができる。
このようなカシューシェルオイルあるいはカシューシェ
ルオイル誘導体に前記Q・8−不飽和多塩基酸またはそ
の無水物を付加させるには、両者を好ましくは70〜2
0000の温度で10〜60分加熱する。
ルオイル誘導体に前記Q・8−不飽和多塩基酸またはそ
の無水物を付加させるには、両者を好ましくは70〜2
0000の温度で10〜60分加熱する。
この際、燈拝してもよく、縄梓せずともよい。反応温度
が70℃未満であると、0.3モル以上のQ・3−不飽
和多塩基酸またはその無水物の1部は禾反応物として折
出し「 また200qoをこえると「甚しく粘度が上昇
する。
が70℃未満であると、0.3モル以上のQ・3−不飽
和多塩基酸またはその無水物の1部は禾反応物として折
出し「 また200qoをこえると「甚しく粘度が上昇
する。
グリシジルェーテル化カシューシェルオイルに対する付
加は100qo以下が好ましくメチロール化カシューオ
イルについては70qo以下60分以内が好ましい。一
般にメチロ−ル基を有するレゾール型のカシューオイル
議導体はメチロール基を縮合させないように、比較的低
温で行なう。
加は100qo以下が好ましくメチロール化カシューオ
イルについては70qo以下60分以内が好ましい。一
般にメチロ−ル基を有するレゾール型のカシューオイル
議導体はメチロール基を縮合させないように、比較的低
温で行なう。
本発明によるカシューシェルオイル誘導体は各種ゴム、
合成樹脂等の配合剤等として用いることができる。
合成樹脂等の配合剤等として用いることができる。
たとえば、ニトリルゴム、ェポキシ樹脂、アルキド樹脂
、ポリビニルプチラール樹脂、アクリル樹脂、などの一
種以上と配合し、接着剤とすることもできる。また接着
剤として用いる場合、カシューシェルオイル謙導体の配
合量は、前記ニトリルゴム、ェポキシ樹脂、アルキド樹
脂、ポリビニルブチラ−ル樹脂、アクリル樹脂等の一種
以上5の重量部に対し、100〜20重量部であるのが
好ましい。
、ポリビニルプチラール樹脂、アクリル樹脂、などの一
種以上と配合し、接着剤とすることもできる。また接着
剤として用いる場合、カシューシェルオイル謙導体の配
合量は、前記ニトリルゴム、ェポキシ樹脂、アルキド樹
脂、ポリビニルブチラ−ル樹脂、アクリル樹脂等の一種
以上5の重量部に対し、100〜20重量部であるのが
好ましい。
2の重量部未満であると接着性、硬化性、漏れ性の向上
の効果が明瞭でなくまた100重量部をこえると、耐水
性の低下が認められる。
の効果が明瞭でなくまた100重量部をこえると、耐水
性の低下が認められる。
さらに、本発明によるカシューシェルオイル誘導体、特
に下記の一般式{7)(ただし、R2はHか一CH20
日「 R3は日、一CQOHあるいはOHのいずれかで
あり、R2及びR3の少なくともいずれか一つは−CH
20日である)で示される誘導体を用いて塗料を製造す
ることができる。
に下記の一般式{7)(ただし、R2はHか一CH20
日「 R3は日、一CQOHあるいはOHのいずれかで
あり、R2及びR3の少なくともいずれか一つは−CH
20日である)で示される誘導体を用いて塗料を製造す
ることができる。
たとえば、ェポキシ樹脂、アルキド樹脂、アクリル樹脂
、などの一種以上1重量部に対し、好ましくは0.1〜
2重量部、本発明によるカシューシェルオイル誘導体を
配合する。
、などの一種以上1重量部に対し、好ましくは0.1〜
2重量部、本発明によるカシューシェルオイル誘導体を
配合する。
0.1重量部未満であると加熱硬化時間が長く、硬化塗
膜の硬度が低く傷つきやすく、また、2重量部を超える
と加熱硬化塗膜はモロク、耐水性が乏しい。
膜の硬度が低く傷つきやすく、また、2重量部を超える
と加熱硬化塗膜はモロク、耐水性が乏しい。
次に本発明によるカシューシェルオイル誘導体の実施例
について説明する。
について説明する。
例i
カシューシェルオイル10の重量部に対し、無水マレィ
ン酸5重量部を添加し、窒素ガス雰囲気下、18000
の温度で10分間燈拝しながら加熱した後、冷却した。
ン酸5重量部を添加し、窒素ガス雰囲気下、18000
の温度で10分間燈拝しながら加熱した後、冷却した。
この結果透明な液状物を得た。この液状物の構造は「の
混合物(ただし「 Rは−CH=CH(CH2)5CH
3〜 一CH=CHCf12CH=CH(CH2)2C
H3、あるいは一CH=CH−CH2CH=CHC弦C
H=CH2のいずれかの不飽和アルキル基の二重結合部
分の一部または全部をマレィン化されたもの)であった
。
混合物(ただし「 Rは−CH=CH(CH2)5CH
3〜 一CH=CHCf12CH=CH(CH2)2C
H3、あるいは一CH=CH−CH2CH=CHC弦C
H=CH2のいずれかの不飽和アルキル基の二重結合部
分の一部または全部をマレィン化されたもの)であった
。
生成物はジメチルアニリンの里色反応で未反応の無水マ
レィン酸は確認されず、酸価45水酸基価147の透明
な液状物で、カシューシェルオイルの側鎖に無水マレィ
ン酸が付加しものであった。
レィン酸は確認されず、酸価45水酸基価147の透明
な液状物で、カシューシェルオイルの側鎖に無水マレィ
ン酸が付加しものであった。
このカシューシヱルオィル誘導体はニトリルゴムおよび
ェポキシ樹脂と良く相落した。このカシューシェルオイ
ル誘導体的o重量部にトルオ山ル5の重量部「 ホルマ
リン20重量部を添加し「 70001時間雛洋後放薄
すると、上層に樹脂のトルオール溶液がt下層に水分が
明瞭に分離した。
ェポキシ樹脂と良く相落した。このカシューシェルオイ
ル誘導体的o重量部にトルオ山ル5の重量部「 ホルマ
リン20重量部を添加し「 70001時間雛洋後放薄
すると、上層に樹脂のトルオール溶液がt下層に水分が
明瞭に分離した。
この樹脂液を単離し「 車Q■重量部に対し「 5重量
部のモレキュラーシーブを加え、炉過脱水したところ、
粘度がガ〜ドナー日の赤褐色透明樹脂液を得た。この樹
脂液はヱポキシ樹脂液と混合加熱すると架橋ゲル化した
。次に、下記の組成の液状組成物を製造し「その接着力
を試験した。
部のモレキュラーシーブを加え、炉過脱水したところ、
粘度がガ〜ドナー日の赤褐色透明樹脂液を得た。この樹
脂液はヱポキシ樹脂液と混合加熱すると架橋ゲル化した
。次に、下記の組成の液状組成物を製造し「その接着力
を試験した。
ニトリルゴム(Nipoll042;日本ゼオン社製)
〔ムーニー粘度 約78アクリルニトリル顔料 33% 平均分子量 約100000(数平均)〕 1の重
量部例1で製造した樹脂液 8″ェ
ポキシ樹脂(ェピコート#1001シェル化学製)〔ビ
スフェノールA型ヱポキシ樹脂ェポキシ当量 450〜
52亀 平均分子量 90リ縮合度3〕 5重量部メチル
イソブチルケトン 50〃トリオー
ル 24″ブチル
アルコール 3〃計
100〃ニトリルゴムは溶解に
先立ってゴムロールで素練りを行なった。
〔ムーニー粘度 約78アクリルニトリル顔料 33% 平均分子量 約100000(数平均)〕 1の重
量部例1で製造した樹脂液 8″ェ
ポキシ樹脂(ェピコート#1001シェル化学製)〔ビ
スフェノールA型ヱポキシ樹脂ェポキシ当量 450〜
52亀 平均分子量 90リ縮合度3〕 5重量部メチル
イソブチルケトン 50〃トリオー
ル 24″ブチル
アルコール 3〃計
100〃ニトリルゴムは溶解に
先立ってゴムロールで素練りを行なった。
このような糊状組成物を厚さ35ム机の銅箔上に固型分
が15仏肌になるように塗布し、嵐乾後厚さ50仏のの
ポリィミドフィルムを10000、3秒間、5kg/地
の力で圧着し、麓圧で150001時間加硫した。
が15仏肌になるように塗布し、嵐乾後厚さ50仏のの
ポリィミドフィルムを10000、3秒間、5kg/地
の力で圧着し、麓圧で150001時間加硫した。
この結果、剥離強度は3.8k9/仇と良好な接着性を
示した。例2 カシューシェルオイル 3の重量部ホ
ルマリン 16〃アンモニ
ア 2がを80002時間反応
させて、メチロール基を付加させた後、温度上昇を抑え
ながら減圧脱水を行なった。
示した。例2 カシューシェルオイル 3の重量部ホ
ルマリン 16〃アンモニ
ア 2がを80002時間反応
させて、メチロール基を付加させた後、温度上昇を抑え
ながら減圧脱水を行なった。
メチロール基含有量12%のメチロール化カシューシェ
ルオイルが得られた。次いでこのものを、3の重量部の
トルオールで稀釈し、無水マレィン酸0.7重量部を添
加した後、8000で1時間燈梓すると、比較的少量で
ある無水マレィン酸はカシューシェルオイル誘導体のメ
チロール基を損うことなく、側鎖に付加した。得られた
カシューシェルオイル誘導体は酸価13 メチロール基
含有量10%(いずれも固形分換算)で赤褐色透明の樹
脂液であった。生成物はジメチルアニIJンの呈色反応
で未反応の無水マレィン酸は確認されず、カシューシェ
ルオイルの側鎖に無水マレィン酸が付加したものであっ
た。
ルオイルが得られた。次いでこのものを、3の重量部の
トルオールで稀釈し、無水マレィン酸0.7重量部を添
加した後、8000で1時間燈梓すると、比較的少量で
ある無水マレィン酸はカシューシェルオイル誘導体のメ
チロール基を損うことなく、側鎖に付加した。得られた
カシューシェルオイル誘導体は酸価13 メチロール基
含有量10%(いずれも固形分換算)で赤褐色透明の樹
脂液であった。生成物はジメチルアニIJンの呈色反応
で未反応の無水マレィン酸は確認されず、カシューシェ
ルオイルの側鎖に無水マレィン酸が付加したものであっ
た。
このようにして得られたカシューシェルオイル誘導体は
単独でも加熱により硬化し、金属に対し優れた密着性を
示した。
単独でも加熱により硬化し、金属に対し優れた密着性を
示した。
しかしながら、この実施例の場合は、無水マレィン酸量
が少ないので、ェポキシ樹脂と併用する方が良好な結果
が得られる。次に、下記の組成物を形成した。
が少ないので、ェポキシ樹脂と併用する方が良好な結果
が得られる。次に、下記の組成物を形成した。
例2のカシューシェルオイル誘導体 1の重量部例1
のェポキシ樹脂(ェピコート#1001) 2〃トルオ
ール 2〃ブタノール
3〃この組成物を0.3柳厚の脱脂し
た鉄板に20一肌の濃厚となるように塗布し、80℃で
1時間予備乾燥を行ない、その後150ooで30分加
熱し、硬化させた。
のェポキシ樹脂(ェピコート#1001) 2〃トルオ
ール 2〃ブタノール
3〃この組成物を0.3柳厚の脱脂し
た鉄板に20一肌の濃厚となるように塗布し、80℃で
1時間予備乾燥を行ない、その後150ooで30分加
熱し、硬化させた。
この塗膜の性状は下記の通りであった。硬度(スオード
ロツカー値) 40ェリキセン試験(8肋
) 異常なし屈曲(直径2肌マンドレル)
〃耐アルカリ性(3%NaOH水溶液)7
日間変化なし 耐沸騰水性 2時間変化なし例3カ
シューシェルオイルを2500C1時間の加熱を行い、
不飽和二重結合の共役化を行った後、共役化カシューシ
ェルオイル6碇部重量にホルマリン10重量部を加え、
80こC2時間縮合後ェピクロロヒドリン22重量部を
加え10%カ性ソーダ水溶液100重量部を麓拝しなが
ら徐々に滴下し、98ooで90分反応を行った後水洗
、脱水し、冷却後4重量部の無水マレィン酸を加え80
o01時間で付加を行い、トルオールブタノール等量混
液で不揮発分50%になるよう稀釈した。
ロツカー値) 40ェリキセン試験(8肋
) 異常なし屈曲(直径2肌マンドレル)
〃耐アルカリ性(3%NaOH水溶液)7
日間変化なし 耐沸騰水性 2時間変化なし例3カ
シューシェルオイルを2500C1時間の加熱を行い、
不飽和二重結合の共役化を行った後、共役化カシューシ
ェルオイル6碇部重量にホルマリン10重量部を加え、
80こC2時間縮合後ェピクロロヒドリン22重量部を
加え10%カ性ソーダ水溶液100重量部を麓拝しなが
ら徐々に滴下し、98ooで90分反応を行った後水洗
、脱水し、冷却後4重量部の無水マレィン酸を加え80
o01時間で付加を行い、トルオールブタノール等量混
液で不揮発分50%になるよう稀釈した。
生成物の性状は不揮発分換算で酸価40、ェポキシ当量
430の赤褐色透明の樹脂液であった。また生成物はジ
メチルアニリンの呈色反応で未反応の無水マレィン酸は
確認されず、カシューシェルオイルの側鎖に無水マレィ
ン酸が付加したものであった。この樹脂は完全なる自己
架橋をする。この樹脂液を脱脂した0.3肌厚の鉄板に
塗膜20仏になるように均一に塗布した後160℃−2
び分加熱した塗膜の性状は次の通りであった。塗膜の性
状硬度(鉛筆硬度) 3日
表面電気抵抗 2.4×1び50c
m屈曲(直径2肋マンドレル) 異常なし耐沸騰
水 3時間変化なし耐アルカリ性(
2%NaOH水溶液)7日間変化なし
430の赤褐色透明の樹脂液であった。また生成物はジ
メチルアニリンの呈色反応で未反応の無水マレィン酸は
確認されず、カシューシェルオイルの側鎖に無水マレィ
ン酸が付加したものであった。この樹脂は完全なる自己
架橋をする。この樹脂液を脱脂した0.3肌厚の鉄板に
塗膜20仏になるように均一に塗布した後160℃−2
び分加熱した塗膜の性状は次の通りであった。塗膜の性
状硬度(鉛筆硬度) 3日
表面電気抵抗 2.4×1び50c
m屈曲(直径2肋マンドレル) 異常なし耐沸騰
水 3時間変化なし耐アルカリ性(
2%NaOH水溶液)7日間変化なし
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 下記の一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (ただし、Rは−CH=CH(CH_2)_5CH_3
、−CH=CH=CH_2−CH=(CH_2)_2C
H_3あるいは−CH=CH−CH_2−CH=CH−
CH_2−CH=CH_2の不飽和アルキル基にα・β
−不飽和多塩基酸塩またはその酸無水物が付加した不飽
和アルキル基を示し、R_1はHあるいは▲数式、化学
式、表等があります▼ R_2はHあるいは−CH_2OH:R_3はH、−
OHあるいは−CH_2OHを示す)で示されることを
特徴とするカシユーシエルオイル遊導体。 2 下記の一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で示されることを特徴とする特許請求の範囲1によるカ
シユーシエルオイル誘導体。 3 下記の一般式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (ただし、R_2、R_3の少なくとも一つは−CH_
2OHである)で示されることを特徴とする特許請求の
範囲1によるカシユーシエルオイル誘導体。 。4 下記の一般式: ▲数式、化学式、表等があります▼ で示されることを特徴とする特許請求の範囲1によるカ
シユーシエルオイル誘導体。 5 カシユーシエルオイルの側鎖に付加させるα・β−
不飽和多塩基酸またはその酸無水物が下記のものである
ことを特徴とする特許請求の範囲1によるカシユーシエ
ルオイル誘導体。 (I)無水マレイン酸 (II)マレイン酸 (III)フマル酸 (IV)シトラコン酸 (V)イタコン酸。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8339581A JPS6025069B2 (ja) | 1981-05-30 | 1981-05-30 | カシュ−シェルオイル誘導体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8339581A JPS6025069B2 (ja) | 1981-05-30 | 1981-05-30 | カシュ−シェルオイル誘導体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57198770A JPS57198770A (en) | 1982-12-06 |
JPS6025069B2 true JPS6025069B2 (ja) | 1985-06-15 |
Family
ID=13801236
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8339581A Expired JPS6025069B2 (ja) | 1981-05-30 | 1981-05-30 | カシュ−シェルオイル誘導体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6025069B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07244778A (ja) * | 1994-03-07 | 1995-09-19 | Matsushita Electric Works Ltd | 自動販売機の商品収納送り出し装置 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111362613B (zh) * | 2018-12-25 | 2022-04-19 | 辽宁奥克化学股份有限公司 | 固体聚羧酸保坍剂及其制备方法 |
CN111777743A (zh) * | 2020-07-31 | 2020-10-16 | 中国林业科学研究院林产化学工业研究所 | 一种腰果酸环氧树脂及其制备方法 |
-
1981
- 1981-05-30 JP JP8339581A patent/JPS6025069B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07244778A (ja) * | 1994-03-07 | 1995-09-19 | Matsushita Electric Works Ltd | 自動販売機の商品収納送り出し装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57198770A (en) | 1982-12-06 |
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