JPS60249903A - 固定ベルト用中央ベルトバツクル - Google Patents

固定ベルト用中央ベルトバツクル

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JPS60249903A
JPS60249903A JP9569985A JP9569985A JPS60249903A JP S60249903 A JPS60249903 A JP S60249903A JP 9569985 A JP9569985 A JP 9569985A JP 9569985 A JP9569985 A JP 9569985A JP S60249903 A JPS60249903 A JP S60249903A
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JP
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belt buckle
buckle
tweezers
central belt
pin
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JP9569985A
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フーベルト・ネーレン
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Autoflug GmbH
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B64AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
    • B64DEQUIPMENT FOR FITTING IN OR TO AIRCRAFT; FLIGHT SUITS; PARACHUTES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF POWER PLANTS OR PROPULSION TRANSMISSIONS IN AIRCRAFT
    • B64D17/00Parachutes
    • B64D17/22Load suspension
    • B64D17/30Harnesses
    • B64D17/32Construction of quick-release box

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
  • Automotive Seat Belt Assembly (AREA)
  • Buckles (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、接続片を備えかつ中央の点に集まる複数のベ
ルトを迅速かつ同時に分離可能に結合する中央ベルトバ
ックルが、接続片を拘束して保持する装置と接続片を釈
放する装置とを含み、これらの装置が中心軸頚より上に
設けられて手動操作される回転操作装置特に回転板また
は回転十字片に連結され、この回転軸頚においてバック
ルにおける運動過程が方向づけられる、特に飛行士また
はスヵイダイバの固定ベルトの中央ベルトバックルに関
する。
これらの特徴をもつ中央ベルトバックルは2つの構成で
公知であり、しかもドイツ連邦共和国特許出願公開第3
047664号明細書により、また1956年10月4
日に公知になPたドイツ連郵共和国特許出願第A228
98 XI/62Cの書類およびドイツ連邦共和国特許
出願公告第1002632号明細書により公知である。
これら公知のすべてのバックルは、その目的を果たすた
めとそれに関連してその正しい取扱いのため、その操作
製雪の3つの切換え位置、すなわち切換え位置1着用′
、′拘束1および′取外し′をもっている。
これら3つの切換え位置はすべて同じ手動操作装置の操
作によって得られ、すなわち取扱い者は1着用1のため
に、′拘束1および′取外し′の設定に役立つ同じ装置
を操作せねばならない、したがってこのような中央ベル
トバックルの操作の際誤りは完全には回避されず、例え
ば急速使用の際急ぐ取扱いにより、着用後′拘束”位置
への操作を忘れることによって、生命にとって危険な誤
りの生ずることがある。したがって本発明は、着用過程
後特に飛行士またはスカイダイバの固定ベルト用中央ベ
ルトバックルにおいて必要な切換え位置1拘束′を確実
に得ることを保証するという問題に関する。
中央ベルトバックルの最も広く普及している操作様式は
、回転板の回転とこの板の身体の方への押圧という動作
の処理である。ドイツ連邦共和国特許比願第A2289
8 XI/62C号の書類およびドイツ連邦共和国特許
出願公告第1002632号明細書がこのようなバック
ルを示している。ここでは案内十字片により保持されて
はね荷重を受ける4つの留めピンと拘束板とをもつ中央
ベルトバックルが用いられている。バックルは、バック
ルケースの基板に対して直角に移動可能で案内十字片お
よび拘束板に作用する主軸頚をもっている。主軸頚の上
面には円形回転板が取付けられて、両方向に回転され、
また主軸頚と共にケースへ押込まれることができる。こ
れにより種々のバックル動作が処理される。
しかし前記の中央ベルトバックルは同じ数の接続片をも
つ特定数のベルトに対して考慮されているだけで、接続
片は特定の個所においてのみバックルと保合可能である
。これに対し前述のドイツ連邦共和国特許出願公告第3
047664号明細書およびドイツ連邦共和国特許出願
公告第1275875号明細書による鐘拭バックルは、
それがもつと多くの接続片を入れることができ、接続片
が精確な引張り方向へ自動的に設定されるという利点を
もっている。類似の提案によれば、鐘状、したがってか
ぎ状接続片を任意の位置で押込む環状縁隆起とこれに対
しよろめくように支持されるケース部分をもつ中央ベル
トバックルも、回転操作装置を備えており、換言すれば
、このバックルも同様にハンドルとしての回転板または
回転十字片をもっている。
発明が解決しようとする問題点 本発明の基礎になっている課題は、ベルトの着用のため
すなわち接続片をバックルケースへ押込むかまたは留め
るために回転操作を必要とせず、したがって回転操作装
置に2つの切換え位置すなわちl拘束1および1着用“
しか必要としない、最初にあげた種類、したがって回転
操作装置をもつ中央ベルトバックルを提供することであ
る。ベルト着用の際これらの切換え位置は全く関係なく
、むしろ着用のため、それとは無関係で挙動に適しかつ
構造が簡単で確実な操作装置が設けられるようにする。
問題点を解決するための手段 この課題を解決するため本発明によれば、回転操作装置
が指で押すことにより操作される直線移動装置なるべく
押しボタンを備え、この直線移動装置が、少なくとも1
つの伝達部材を介して、接続片保持装置の予期しない釈
放を防止する鎖錠片を一時的に釈放し、直線移動装置特
に押しボタンがその押圧方向とは逆にはね荷重を受け、
その初期位置へ戻る際鎖錠片を再びその拘束位置へ動か
す。
本発明には次の利点が伴う。すなわちベルト装置の着用
者例えばパイロットまたはスカイダイバは、ベルト装置
の着用の際、バックルからベルトを拘束解除して外すた
めに設けられた操作装置に実際止金くされる必要がない
ので、これに関する誤りが入ることもない。ベルト装置
の着用のため、したがってバックルへ接続片を押込んで
、接続片をその中に保持するため、別個の操作装置が存
在して、着用を簡単にして容易にするのみならず、着用
者の安全性がそこなわれていないという確信をこの着用
者に与える。
本発明により、着用者はもはや見ることにより特定の切
換え位置の維持を監視する必要がなく、ベルトの着用を
そのつと可能にするために指の押圧で実際上充分であり
、それにより安全性に関する危険が生ずることはない。
その点で本発明は特に挙動に適している。
特に自動車の安全ベルト用のベルトバックルにおいて、
また例えばスヵイダイバのベルト装置用の海水で動作す
る中央ベルトバックルでも、指で操作される抑圧押しボ
タンおよび摺動押しボタンは公知であるが、ここでは指
押しボタンは本発明の目的とは興なる目的、特にバック
ルからベルトを分離すること、すなわちベルト装置の取
外しに用いられる。このために本発明による解決策は提
供されるのではない。
この従来技術によるバックルにはさらに次の欠点が伴う
。すなわち公知のバックルではバックル動作l取外し1
の設定の際、そのつとすべてのベルト接続片がバックル
から釈放されるか、または両手操作すなわち鎖錠片の釈
放とそれぞれのベルト接続片の取外しが必要なので、個
々のベルト接続片持に肩かけベルト接続片の別個の適切
な釈放が不可能である。
したがって本発明の別の課題は、本発明によるバックル
をさらに改良して、個々のベルト接続片持に2つの肩か
けベルト舌片の適切な釈放が片手操作で迅速に可能であ
り、他の舌片とのバックル結合を解除しないようにする
ことである。
鐘状中央ベルトバックルにのみ適用可能なこの課題の解
決策は、個別釈放のために設けられた接続片の上方にあ
る回転板にっかみ凹所を形成することによって、特許請
求の範囲第2項ないし第13項の特徴をもっこのような
バックルの構成を利用している。バックル錯錠を解除す
る押しボタンの押圧扱、っかみ凹所はベルト接続片を釈
放しながら保持板の適当な傾斜を可能にする。したがっ
て本発明には、バックルの片手操作が可能になるという
特別な利点が伴う。
実施例 図面には2つの実施例が一部簡車化して示してあり、以
下これについて説明する。
まず第1図ないし第9図に示す鐘状バックルについて説
明する。この場合円板駄基板11に、中心に穴のあいた
林状ケース13が取付けられて、外周にかき状断面の縁
隆起14をもっているので、ケース13は上方へ開いて
いる。ケース13は鐘とも称され、1ノたがってこのバ
ックル形式は当業者に鐘状バックルと呼ばれている。
ケース13の中心穴には、端板15を介してねし付きピ
ン16が取付けられ、このピン16上に中央ベルトバッ
クルの主軸頚18がねし穴17によりねじはめられてい
る。この主軸頚18はその下部範囲に球面功先細部19
をもち、この先細部19が上方へ段部なしに主軸頚18
の円筒部分20へ移行している。この円筒部分2oは上
端に環状突出部21とその下に環状段部22とをもち、
この段部に円錐形つる巻はね23の一端が支持されてい
る。ばね23の他端は、ケース13の中心の方へ突出す
る半径方向フランジ24の内面に支持され、主軸頚18
を包囲するフランジ24の開口25の直径は、大体にお
いて円筒部分20の直径に等しい。
ケース13に固定的にねじ止めされしたがってケース1
3に固定した主軸頚18は、図面の第5図および第6図
に斜視図および断面図で示されており、その詳細を以下
に説明する。
円錐形つる巻はね23の下端を支える半径方向フランジ
24は、縁隆起14の方へその内縁の近くまで続いて、
内側フランジ24と共に主軸M18を包囲するボス27
の下端を形成する外側フランジ26を形成している。こ
のボス27は管状付加部のように、複数の観点で可動な
環状保持板28の下面に同心的に存在し、保持板28は
かぎ状縁隆起14を越えて延び、したがって縁隆起14
とボス27との間に形成される環状空所を上から覆って
いる。保持板28はボス27および半径方向フランジ2
4.26と一体に形成されているので、この構造部分は
全体としてばね23を介して主軸頚18の段部22に下
から弾性的に支持されている。この弾性のため、保持板
28はばね押圧力に抗して主軸頚18の縦方向に移動可
能であるのみならず、鐘状バックルの典型的な動作態様
に従って主軸M2S上で傾斜またはよろめくことができ
る。
傾斜運動可能な保持板28の操作は、規定により少なく
とも3つの位置または切換え位置、すなわち中央ベルト
バックルが閉鎖されて術部に対し安全な“拘束“位置、
1着用9位簡および′開放1またはJ取外し“位置を生
ずることができねばならない。この点で、図示しないベ
ルト装置のベルトの図かられかる接続片37が重要な役
割を果たし、しかも第4図かられかるように、2つの構
造形式の接続片゛37が考慮されている。その右に示す
接続片37はかぎ状断面の頭部38をもち、この頭部の
形状は大体においてケース13のかぎ状縁隆起14に一
致し、′接続片37がバックルに結合されているとき、
頭部38が縁隆起14に係合する1頭部38の前面カホ
ぼトがるように近づくため、ケースI3と保持板28と
の間に環状口29を形成するスリットへ接続片37を押
込むことが可能であり、その際これら両部会13.28
は少し押離される。
これが可能な理由は、拘束されない位置で保持板28が
その支持部により傾斜して、一時的な傾斜位置をとるこ
とができるからである。第4図の左に見られる第2の接
続片37はほぼ長刀形断面の頭部39をもち、この頭部
39も同様にケース13の縁隆起14により保持するこ
とができるが、頭部38のよ−うに環状I]29へ押込
むことは不可能である。したがって頭部39をもつ接続
片37は、中央ベルトバックル10の開放の際もバック
ルケース13に結合されたままであるように考慮されて
おり、それによりバックルはベルトに保持されて、失な
われることがない。
バックルまたは保持板28の2つの切換え位置“拘束”
と”開放”または”取外し“は、以下単に回転板30と
称する回転操作装置によって行なわれる。もちろん第2
図かられかるように、円形板でなく、保持板28の上面
に合わせた面をもつ正方形の形状(第1図)も用いられ
、つかみ易さを改善するため十字ひれ31を設けられて
いる。回転板30は4つのねじ32により環状曲面部材
(ここでは曲面板33と称する)に取付けられ、この曲
面板33は保持板28の上部環状凹所34内に収容され
ている。ばね23の押圧力で曲面板33が飛び出すのを
防止するため、止め輪35が用いられて、保持板28の
凹所34゛の壁にある溝へ圧入され、同時に上から曲面
板33の段部上に載っている。曲面板33が主軸頚18
の突出部21を越えて内方へ突出し、それにより保持板
2Bが不動作位置にあるとき、曲面板33が主軸頚18
の上面に載るように、曲面板33の半径方向寸法の大き
さが定められている。
第5図および第6図による主軸頚18は、下端に回り止
めとしての四角柱部36をもち、この四角柱8+!36
がケース13の底にある対応する切欠きへはまり、ねじ
付きピン16により横切られている。主軸頚18の円筒
部分20は中空で、上方へ開く軸線方向穴60をもち、
この穴の中にピンセット状に動く構造部品61が設けら
れている(第6図)。この構造部品、61は上方へ主軸
頚18を越えて載置片状に突出して、2つの翼62をも
つ拘束留め金を形成し、これらの翼62と共同作用する
拘束カム43は、翼62の下で曲面板33の内側環状面
に互いに対向して設けられているので、曲面板33を取
付けられた回転板30と、ピンセット状構造部品61お
よび翼62をもつ主軸頚18とが、第3図に示す特定の
相対位置をとると、拘束留め全翼62と拘束カム43と
が重なる3曲面板33シたがってそれに結合された保持
板28は、翼62と拘束カム43の互いに重なった拭態
では、主軸頚18に対し上方へ動くことはできす、した
がって傾斜することもよろめくこともできない。これに
より中央ベルトバックルの切換え位置′拘束“が得られ
る。
ピンセット状に動く構造部品6】は大体において2つの
ピンセット部材63から構成され、これらのピンセット
部材63は主軸頚18の軸線方向穴60内に面対称に設
けられている。精密鋳造部品から作られている各ピンセ
ット部材63は、はぼ半円筒駄殻の形状をもち、その上
縁には拘束留め全翼62が一体に形成され、その下縁に
は外方へ開く横穴の形の揺動軸受64が設けられている
。揺動軸受64を通って延びる支持ピン65は、適当な
個所で主軸頚18を横に貢通し、軸線方向穴60と交差
して、揺動軸受64がこの支持ピン65上をころがるこ
とができるようになっている。ピンセット部材63はそ
の垂直な対称面に対して平行に上方へ先細になる形状を
もっているので(第6図)、個々のピンセット部材63
は、その部分円筒周面が穴60の内面に当る外側位置か
ら、両方のピンセット部材63が互いに接する内側位置
へ揺動可能なので、拘束留め全翼62はこの揺動運動に
より内方へ移動し、拘束カム43を釈放する。この運動
可能性に寄与するため、ピンセット部材63が軸線方向
穴60の中心で互いに接触し、そこで揺動の際球状表面
66が互いにころがり合うような広さに、ピンセット部
材63がその揺動軸受64の範囲を形成されている。
ピンセット部材63は下からばね荷重を受けているので
、第6図のようにその間セ)た位置へ揺動し、その外面
を軸線方向穴60の内面へ当てようとする。このために
コイル圧縮はね67が設けられて、ねし付きピン16の
軸線方向穴68内にあり、上方へピンセット部材63の
運動範囲へ入り込んでいる。ピンセット部旧63はばね
67の上端用の逆向きの軸線方向穴69をもち、す−な
わち各ピンセット部材63はばね67のために半分の下
部軸線方向穴69をもっている。
回転板30の中心に指で操作される押しボタン70が設
けられ、これによりピンセット部材63シたがって拘束
留め金H62をはね67の力に抗して内方へ揺動させる
ことができる。このため押しボタン70とピンセット状
構造部品61との間に、押しボタンの下面に取付けられ
た押圧ピン71の形の伝達部組が設けられて、ピンセッ
ト部材63の間の内部空間へ入り込み、その下端にある
操作面72が、押しボタンを押すことによりピンセット
部材63の広げられた位置で1力をピンセット部材63
の内側突起73へ及ぼし、それによりピンセット部材6
3を内方へ揺動させ、ピンセット部材63の部分円筒状
殻がまとまって、押圧ピン71の大きさにほぼ等しい内
部空間をもつ完全な円筒形状になる。
押圧ピン71はその下端近くに、なるべくこれを貫通し
てその両側に突出する横ピンの形の拘束突起74をもっ
ている。各拘束突起74はピンセット部材63に対応し
、これら突起74の昇降運動の範囲においてピンセット
部材63に設けられた複合切欠き75へ、拘束突起74
がはまり、2つの動作位置をとることができる。上の切
欠き部分76は、第6図かられかるように、ピンセット
部材63が広げられているとき、対応する拘束突起74
がこの切欠き部分76内へ当たるように形成され、下の
切欠き部分77は押しボタン70の押圧後拘束突起74
に運動遊び空間を与えて、ピンセット部材63が中心へ
向かって揺動できるようにする。その際ピンセット部材
63と押圧ピン71をもつ押しボタン70は、それぞれ
初期位置の方向へばね荷重を受け、しかもピンセット部
材63は既に述べたコイル圧縮はね67により、また押
圧ピン71をもつ押しボタン70は、押しボタン70の
下面と押圧ピン71を包囲してピンセット状構造部品6
1の上に載る環状面79との間に支えられる円錐台状コ
イル圧縮はね78により荷重を受ける。
ピンセット部材63を収容する軸線方向穴60を包囲す
る主軸頚18の環状面上に、曲面部材33を介して傾斜
運動可能な保持板28の運動を制御する隆起またはカム
41の形をした2つの半径方向に一直線をなす案内部材
が設けられて、その上面に板駄曲面部材33の曲面に接
触する湾曲摺動面をもっている(第5図)。これらのカ
ム41は、曲面部材33との摩擦を少なくするため主軸
頚I8に取付けられる図示しないローラとして構成する
こともできる。曲面部材33は2つの一致する曲面をも
ち、これらの曲面をそれぞれ構成する複数の曲面部分は
特に第9図かられかる。2つの曲面の目的は、回転板3
0.31の右回転および左回転の際バックルの必要な切
換え位置を得られるようにし、すなわちバックルを開く
際使用者の両手にとって最も好適したがって確実な運動
経過を保証することである。
これは特に第2図かられかり、回転板30は彫り込まれ
た矢印53により時計方向および逆方向に操作可能であ
る。
第9図に示された案内カム41は曲面板33に対して切
換え位ff1l’拘束′をとり、回転板30の両回転方
向におけるそれぞれ90°の回転後切換え位置“取外し
”が得られる。したがって中央ベルトバックルのこれら
両切換え位置は、回転板30.31に固定的に結合され
た曲面板°33に作用する回転板30131の操作を受
ける。これに対し案内カム41をもつ主軸頚18は、バ
ックル内におけるその位置を変えないので、曲面板33
の曲面はこれらカム41の上を摺動する。これは、ピン
セット状構造部品61も静止しており、したがって押し
ボタン70および押圧ピン71が回転板30.31と共
に回転しないことを意味する。この点で押しボタン70
と回転板30.31との摩擦を減少する摺動ソケット8
0で押しボタン70を覆うこともできる(第6図)。
バックルの第3の必要な切換え位置はベルトの“着用1
を可能にし、したがって接続片37を環状口29へ押込
んで、接続片の頭部38が縁隆起14を越えてはまり込
むことができるようにする。このため特定の回転位置で
環状口29を開くことが必要であり、そのため保持板2
8をケース13に対して傾斜きせ、それにより主軸頚I
8に対しても斜めに位置させねばならない。これは、拘
束カム43と拘束留め全翼62との重なりが一時的に解
除されるときにのみ可能である。なぜならば、そうしな
いと環状口29が全く開かないからである。ここで押し
ボタン70の動作が始まるが、これについて中央ベルト
バックルの取扱いに関連して全体として以下に説明する
中央ベルトバックル10は、接続片37.39に掛かつ
て使用者の身体の前中央にあり、両手をそれへ容易に伸
ばすことができる。バックルlOはその回転板30.3
1により第2図に示す位置をとる。これはバックルの内
部において第3図、第4図および第7図に示す状態に相
当する。バックルの切換え位置は′拘束1である。この
場合拘束留め全翼62は曲面板33の内周にある2つの
拘束カム43の上にある。曲面板33と保持板28はし
たがって上方へ動くこと4よできず、バックルの開放が
防止される。
ベルト装置を着用するため、すなわち中央ベルトバック
ルlOに対して星形もこ延びる)<ゝンクル装置のベル
ト(図示せず)の例え&f 5つの接続片37.38を
バックルの環状口29へ差込むため、使用者は任意の指
で押しボタン70を押し、それにより押圧ピン71がば
ね78の押圧力に抗して下方へ動き、その操作面72が
ピンセット部拐63の内側突起73へ当たる、同時に押
圧ピン71にある拘束突起74がピン上1yト部材63
にある切欠き75の上の部分76カ)ら下方へ出て、切
欠き75の下の部分77へ入る。今やピンセット部材6
3の4つの縦縁が当たるまで、これらのピンセット部材
63が妨げられることなく内方へ揺動することができる
。それにより拘束留め全翼62も主軸頚18の投影面お
よび拘束カム43から内方へ離れるので、保持板28の
傾斜&よもはや妨げられない。使用者が今や接続片37
゜38を環状口29へ押込むと、回転板30.31をそ
の切換え位置′拘束′から動かす必要なし心こ、接続片
は縁隆起14の内側に係合すること力Sできる。これに
よりバックルの保持動作の確実性が高まる。なぜならば
接続片の係合後、保持板28はばね23の押圧力で直ち
にはね戻って、環状口29を閉じ、最後に指を押しボタ
ン70から篩すと、拘束留め全翼62も再び拘束カム4
3上に来るからである。これはピンセット部材63を広
げるはね67の押圧力で行なわれ、同時に上方へ動く押
圧ピン71により、拘束突起74カ5切欠き75の上の
部分76へ入り1.それによりピンセット部材63がそ
の広げ位置に拘束される。
この位置すなわち切換え位N#拘束“におI/)てのみ
、拘束カム43が翼62の下へ達することができる。
第7図および第8図にはさらに曲面板33の別の構成が
示され、この曲面板33により回転板30の過回転が防
止され、さらに位置′拘束lの維持が保証される。この
ため保持板28はその上の凹所34の底に円弧状溝44
をもち、この溝へ入り込む2つのストッパピン45が曲
面板33の下面に取付けられている。溝44は回転板3
0の2つの開放位置にそれぞれ対応する区域にわたって
延びている。溝44の中間範囲には戻しばねとしての拘
束はね47が挿入され、これが回転板30を制御して、
バックルが円錐形つる巻はね23に助長されて常に再び
自動的に位置1拘束′へ戻るようにしている。
バックルのr拘束I位置で曲面板33の2つの曲面は、
主軸頚I8の環状上面にあるカム状案内部材41に対し
て、第9図に示すように延びている。ここでは主軸頚1
8の上面に対して平行に延びる曲面部分49は対応する
案内部材41上にあるので、曲面板33シたがって保持
板28もバックルケース13に関してその最も低い位置
をとる。この位置すなわち切換え位置1拘東1において
のみ、拘束カム43がピンセット部材63の上昇端にあ
る拘束留め全翼62の下へ達することができる。
例えばスカイダイビングにおいて着地後接続片37.3
8を迅速にかつ同時に釈放するために、使用者は手で回
転板30をつかみ、これを任意の方向に右または左の位
置′取外し′まですばやく回す(第2図)。この回転は
、ストッパピン45が溝44のそれぞれの端部へ感じら
れるように当たるまで特別な注意なしに行なうことがで
きる。なぜならば、回転板30はそれ以上回らないから
である。この場合拘束留め全翼62は曲面板33および
拘束カム43に対し90°旋回され、その際考慮すべき
ことは、主軸頚18がピンセット状構造部品61と共に
依然として静止しており、曲面板33が回ることである
。旋回の際拘束カム43が拘束留め全翼62との重なり
から脱するだけでなく、曲面板33の両凹部が着用を可
能にする位置を越えて案内部材41上を摺動し、それか
らそれぞれ曲面部分50(第9図)が作用する。これら
の曲面部分50は斜めに延びて、第9図においてカム4
1の寸法に等しい曲面板33の行程を曲面部分50と共
に生ずる適度の銚角を、バックルの中心軸線に対しなし
ている。同時にこの行程は、接続片37138および縁
隆起14のかき状部分を互いに外すのに充分な大きさで
ある。曲面板33は保持板28に固定的に結合され、外
側半径方向フランジ26をもつポス27が保持板28に
あるので、このフランジ26がもち上げられて、バック
ルケース13内に収容される接続片を上方へ環駄口29
から出すのを促進する。保持板28が傾斜するかまたは
よろめく着用の際の過程とは興なり、保持板28は取外
しの際主軸頚18の軸線に対し平行にケース】3から上
方へ動き、この動きが曲面板33の部分50と主軸頚1
8の構成とにより制御される。
第9図かられかるように曲面板33の終端は両側の切換
え位置′取外し′の範囲で異なるように構成でき、しか
も中間部分49に対して平行に延びる短い部分51が部
分50に続くか、曲面が両方の開放位置の個所に第9図
の鎖線52で示すように尖頭を形成することもできる。
これは、切換え位置′取外びが安定な状態に保たれるか
、または曲面部分52による不安定な状態のためバック
ルが自動的に戻されるようになっており、すなわち回転
板30から手を離した後、それぞれのカム41がはね2
3の作用で自動的に再び′拘束1泣置まで戻ることを意
味する。
曲面板33にどんな曲面形状を形成するかは、中央バッ
クルベルトの特別な使用目的にまかされる。
第io図ないし第12図には、本発明の第2実施例が示
されている。ここでは前述したドイツ連邦共和国特許出
願第A22898 XI/62C号の上位概念の特徴、
したがって接続片により例えば4つの(図示しない)ベ
ルトを中央で結合する留めピン94と案内十字片95と
をもつ中央ベルトバックルが用いられる。バックルは底
板91、中心の主軸頚18および回転板の形の回転操作
装置30を有するケース90をもっている。、バックル
ケース90内には底板91に対して平行にスリット状凹
所92が設−けられ、結合すべきベルトの接続片がこの
スリット状凹所へ差込まれる。
凹m2の軸線方向投影範囲には、それぞれコイル圧縮は
ね93により荷重をかけられて軸線方向に移動可能な留
めシン94が設けられて、第10図に示すように凹所9
2の内側空間へはまり、それにより接続片を保持するこ
とができる。留めピン94を互いに一体に結合する案内
十字片95は、下からフランジ96を介して主軸頚18
に当たっている。手で回転板30を押すことによって、
主軸頚18をケース90内で軸線方向に移動させること
ができるので、こうして詔めピン94をもつ案内十字片
95は底板91の方へ移動し、それにより留めピン94
は下方へスリット状凹所92から外れるので、ベルト接
続片を釈放し、直ちにバックルから外すことができる。
接続片を開放しかつ外す際バックルがベルト装置から肌
落して失われないようにするため、バックルからの接続
片の分離を防止する装置が留めピン94に組合わされて
いるので、バックルはベルトに掛かったままである。こ
の装置を形成する補助ピン97は、留めピン94より上
で適当なケース穴に軸線方向運動可能に支持されて、そ
の上端が下から回転板30へ当たっている。バックルを
開く際回転板30が主@頚18と共にケース90へ押込
まれると、この運動は補助ピン97をも同じように下方
へスリット状凹所92へ押込んで、そこにある留めピン
94を凹所から出し、すなわち補助ピン97は接続片の
保持作用を中断することなく留めピン94に追従するの
で、接続片はバックルから出ることができず、バックル
は接続片に掛かったままである0回転板30の適当な位
置でケース9o内の主軸頚18が再び上方へはね93に
より動かされると、第10図に示す晋めピン94が補助
ピン97を再び上方へ連行し、その位置でスリット状凹
所92およびその中にある接続片(図示せず)へ入る。
紛失を防止するため、補助ビン97は上端をはねクリッ
プ98により保持されている。
補助ピン97に直径上で対向して、バックルケース90
内に主軸頚18の切換え位置固定装置99が設けられて
、大体において案内ピストン+01をもつ固定ピン10
0と、案内シリンダ102とコイル圧縮はね103とか
ら構成されている。
はね103は案内ピストン101 L/たがって固定ピ
ン100に主軸頚18の方へ力を及ぼす。主軸頚18は
その周囲の一部に切削された複合案内軌道(図示せず)
をもち、回転板したがって主軸頚18が所定の切換え位
置へ動かされると、固定ピン100が案内軌道内で種々
の係合位置を越えて動く。
特に第11図および第12図かられかるように、回転板
30は上面に偏平な細長い摺動押しボタン104をもっ
ており、この押しボタンの指かけ凹所105は回転板3
0から側方へ突出しているので、この押しボタンを確実
につかんで操作することができる。この摺動押しボタン
104は適当な大きさのポケット状軌条106に案内さ
れ、この軌条106は、回転板30の上面に切削された
溝107と、型押しされた板蓋108とから構成回転板
30に取付けられ、指かけ凹所105をもつ摺動押しボ
タンを通すため短辺の所で開いている。摺動押しボタン
104の運動軌道として溝107と板蓋108とにより
形成される軌条106の奥に2枚板はね110が収容さ
れて、摺動押しボタン104に押圧力を及ばすので、指
かけ凹所105を押す際はね110の力に打勝たねばな
らず、摺動押しボタンは適当な戻しを受ける。
摺動押しボタン104にはその縦中心軸線からずれた縦
スリット1.11が形成され、その内縁はうツク112
として適当な歯を形成されている。
このラック112には、下から縦スリット+11の内側
空間へ入り込んで回転ピン114の上端にあるピニオン
113がかみ合っている。回転ピン114は主軸頚18
内に軸線方向に延びて、指により操作されて直線移動す
る装置または摺動押しボタン104の運動用伝達部材と
して、留めピン94に作用する拘束部材115に設けら
れている。
したがってピニオン113、回転ピン114および拘束
部月115は1つの単位体を形成し、なるべく一体に作
られている。詳細には、バックル内における回転ピン1
14の支持部は次のように形成されている。すなわち主
軸頚18は上端にねじ穴116をもち、特別に形成され
てこのねじ穴へねじ込まれている六角頭ねじ117が、
回転板30の中心にはまり、そこに回転板30は下面に
ボス!18をもち、このボスが主軸頚18上にあってこ
れと一直線をなしている。ボス118は、ねじ117の
形状に従って形成されてその上端が円錐台状に広がる中
心穴119をもっている。六角頭ねじ117はボス11
8を貫通し、主軸頚18のねじ穴116へはまり、ねじ
頭の上面は溝107の底と同一面にあるので、ねじ11
7が摺動押しボタン104の運動を妨げることはない、
主軸頚18および六角頭ねし117はそれぞれ回転ピン
114の回転運動案内用軸線方向穴をもっており、回転
ピンの縦軸線はバックルの中心軸線と一致しているので
、ピニオン113は回転板30の中心にある二なおねじ
117は回転板30を主軸頚18に固定的に結合してい
る。
回転ピン114の下端に取付けられた拘束部拐はT字状
かんぬき115として構成されて、案内十字片95の中
心を貫通しており、このため案内十字片95はそこに長
穴120をもち、この長穴の長さはT字状かんぬき11
5の締付は幅に一致しているので、画部分が一致する位
置では、留めピン94をもつ案内十字片95は主軸頚1
8の軸線方向に案内部i’115を越えて動くことがで
きる(第12図)。特に第10図かられかるように、長
穴120は案内十字片95の下面で円形凹所121によ
り包囲され、この凹所の直径は、T字状かんぬき115
がその中で横位置をとることができる大きさになってい
る。このような横位置では、案内十字片95はT字状か
んぬき】15のそばを通って下方へ動くことができない
。ピニオン113および拘束部材115をもつ回転ピン
114と、主軸頚18、回転板30および摺動押しボタ
ン104との関係の設定は、バックルの組立ての際次の
ように行なわれる。すなわち拘束5部材としてのT字状
かんぬき115は、2枚板はね110が伸び、したがっ
て摺動押しボタン10.1が押込まれないとき、長穴1
20に対して交差しているので、留めピン94をもつ案
内十字片95は底板91の方へ動かないように鎖錠され
ている。
したがってこの位置で接続片は、バックルに衝撃荷重が
かかつても、スリット状凹所92から出ることがない。
第1O図ないし第12図による中央ベルトバックルを使
用するために、3つの切換え位置すなわち′着用′、′
拘束部および′取外し1が必要である。位置”拘束′で
はバックル部分は第]O図に示す位置をとり、すなわち
主軸頚】8は最上位置にあり、固定装置99がはまり、
拘束部材115は凹所121内で横になっているので、
案内十字片95および留めピン94は軸線方向に動くこ
とができない。バックルを開いてベルトを取外すために
、使用者は回転板Oを手で縦軸線のまわりに切換え位置
′取外し1へ回すと、主軸頚18と摺動押しボタン10
4をもつ軌条+06が共に回される。その際固定ピン1
00は主軸頚18にある図示しない軌道から滑り出る。
摺動押しボタン104は不動作位置にあるので、回転ピ
ン114およびT字状かんぬき+15も共に回り、しか
も固定装置99の制御によりT字状かんぬき+15と長
穴120が一致するまで回る(第12図)。今や使用者
は回転板30を軸線方向にケース90の方へ押込むこと
ができ、主軸頚18は底板91の方へ移動し、同時にフ
ランジ96を介して案内十字片95を押し、これを下方
へ連行する。
留めピン94は案内十字片95と一体に結合されている
ので、これらも下方へスリット状凹所92から出るので
、接続片は自由になり、スリット状凹所92から出るこ
とができる。こうしてバックルが開かれる。
ベルト装置の着用のため回転板30を回し戻すことによ
って、バックルは再びその切換え位置′拘束1へもたら
される(第10図)。今や凹所92へ動かないようには
まる留めピン94は、摺動押しボタン104の指かけ凹
所105を単に指で押すことによっては拘束部、l’l
15の短時間の解錠を行なえないとき、横位置にある拘
束部材115のため接続片の押込みを不可能にする。摺
動押しボタン104を押込むと、ラック112はピニオ
ン113に回転運動を与え、この回転は回転ビン114
により拘束部材115へ伝達され、しかもT字状かんぬ
き115は凹所121内で第12図のように約90°だ
け、長穴120と一致する位置へ回転し、それにより案
内十字片95の鎖錠された位置が一時的に解消される。
今や使用者は接続片を凹所92へ押込むと、運動を容易
にするため面取りされた留めピン94を案内十字片95
と共に下方へ動かすことができ、すなわち案内十字片9
5は短時間底板91に対し傾斜した位置をとり、沼めピ
ン94用の穴をもつ接続片が充分凹所92へ入り込むと
、留めピン94はばね93の押圧力で再び上方へはね戻
り、案内十字片95が再び底板91に対して平行になる
。この過程は、バックルに与えられているベルトの接続
片の接続可能性の数により繰返され、接続片の押込みご
とに摺動押しボタン104を個々に操作するのを好む場
合は別として、使用者はこの摺動押しボタンを指で押込
み続けねばならない。接続片の押込みが完全に終了する
と、使用者は摺 。
動押しボタン104から再び手を雛し、押しボタンは2
枚板はね110の押圧力でその初期位置へ戻り、このこ
とは伝達部材としての回転ビン114のため拘束部材1
15についても当てはまり、すなわちバックルは確実に
鎖錠され、使用者が着用のため回転板30を回転操作す
る必要がない。したがって回転板自体に2つの切換え位
置を設けさえすればよい。
第13図および第14図による別の実施例では、鐘状バ
ックルに肩かけベルト舌片(図示せず)の適切な釈放が
考慮されている。このためバックルの回転板30には、
別の釈放のために考慮された肩かけベルトの上方につか
み凹所130が設けられ、バックルの動作に対して、前
述したバックルにおけるのとほぼ同じ経過が当てはまる
指押しボタン70の操作によりバックルの鎖錠が解除さ
れるので、保持板28は傾斜可能である。指押しボタン
70が押込まれてベルト接続片が押込まれる際、適当な
形状に形成されたベルト接続片の押圧により保持板28
が傾斜するが、この目的のため釈放すべきベルト接続片
の上方に回転板30に形成されたつかみ凹所130のも
ち上げに−よる釈放の際、保持板28の適当な傾斜運動
が得られる。
したがって使用者が指押しボタン70の操作によりバッ
クルの鎖錠を解除すると、釈放のために設けられた肩か
けベルト舌片の上方に設けられたつかみ凹所130によ
り、なるべく親指で回転板30、シたがってこれに固定
的に結合された保持板28を傾斜させて、保持板28と
鈴縁とが1つの面をなすようにし、その結果肩かけベル
ト舌片の突起がバックルから滑り出るようにすることが
できる。a造部分が同じ位置に達すると、一般に巻取り
装置の軽いベルト張力を受けている肩かけベルトの接続
片がバックルから滑り出すが、別のベルト接続片は依然
として保持板28によりバックル内に保持される。
前記の説明、特許請求の範囲および図面に開示された対
象の特徴は、個々にも任意の組合わせでも、種々の実施
態様で本発明の実現にとって重要である。
【図面の簡単な説明】
第1図はいわゆる鐘状バックルとして構成された中央ベ
ルトバックルの側面図、第2図は回転板をもつ第1図の
バックルの平面図、第3図は回転板を除去し抑圧ピンを
切断した第1図のバックルの平面図、第4図はさらに接
続片をもつバックルのM2GにおけるTV−TV線に沿
う断面図、第5図は主軸頚の斜視図、第6図は押しボタ
ンをもつ主軸頚の絣断面図、第7図は曲面板と回転板と
を除去した傾斜運動可能な保持板の平面図、第8図は第
7図のVIII −VIII線に沿う拡大断面図、第9
図は第3図のrx −rX線に沿う曲面板の曲面の展開
図、第10[1,tK11図および第12図のX−X線
に沿う留めピン付き中央ベルトバックルの第2実施例の
断面図、第11図は第1O図によるバックルの摺動押し
ボタンを一部露出させた平面図、第12図は留めピンお
よび拘束部利用の案内十字片を一部露出させた平面図、
第13図はいわゆる鐘状バックルの別の実施例の側面図
、第14図は第13図の鐘状バックルの側面図である。 lO・・・バックル、18・・・軸頚、28194・・
・接続片保持装置、30・・・回転操作装置、37.3
8・・・接続片、62,115・・・鎖錠片、7(1,
’104・・・直線移動装置、71,114・・・伝達
部材第1図 0 第2図 第6図 15 第7図 v■ 第8図 第9図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 l 接続片を備えかつ中央の点に集まる複数のベルトを
    迅速かつ同時に分離可能に結合する中央ベルトバックル
    が、接続片を拘束して保持する装置と接続片を釈放する
    装置とを含み、これらの装置が中心軸頚より上に設けら
    れて手動操作される回転操作装置特に回転板または回転
    十字片に連結され、この回転軸頚においてバックルにお
    ける運動過程が方向づけられるものにおいて、回転操作
    装置(30)が指で押すことにより操作される直線移動
    装置(70゜104)なるべく押しボタンを備え、この
    直線移動装置が、少なくとも1つの伝達部材(71゜1
    14)を介して、接続片保持装置(28,94)の予期
    しない釈放を防止する鎖錠片(’62,115)を一時
    的に釈放し、直線移動装置(70,104)特に押しボ
    タンがその押圧方向とは逆にはね荷重を受け、その初期
    装置へ戻る際fa錠片(62,115)、 を再びその
    拘束位置へ動かすことを特徴とする、固定ベルト用中央
    ベルトバックル。 2 かぎ状縁隆起をもつバックルケースと、この縁隆起
    に対向して設けられてケースに固定した軸頚上のボスに
    よりバックルケースの基板に対して直角にはね作用に抗
    して移動可能で少なくとも接続片の押込みを可能にする
    回転操作装置の位置で傾斜運動可能な板とを備え、ボス
    がその下端に少なくとも部分的な半径方向フランジをも
    ち、このフランジの外縁がはめられたベルト接続片の下
    まで延び、回転操作装置に結合される曲面部材が、ケー
    スに固定した軸頚に取付けられる案内部材により傾斜運
    動可能な板の運動を制御し、回転操作装置が動かされる
    とき、これら案内部材が曲面に沿って滑るかまたはころ
    がり、ケースに固定した軸頚がその上面に載置片をもち
    、この戴置片が案内部材より上に鎖錠されたバックル位
    置において傾斜運動可能な板層の2翼拘束醒め金の形の
    拘束片を備えており、軸頚(18)が上方へ開く軸線方
    向穴(60)をもち、こe穴に設けられてピンセット駄
    に動く構造部品(61)のピンセット部材(63)が拘
    束留め金(62)の翼を形成し、これらの翼が動作位置
    で環跋曲面部材(33)の内周にある拘束カム(43)
    上に支持され、ピンセット部材(63)がその運動のた
    め、回転操作装置(30)の中心に設けられて指押しボ
    タンとして構成された直線移動可能な装置(70)への
    伝達部材(71)の作用を受けていることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項に記載の中央ベルトバックル。 3 軸頚(18)の軸線方向穴(60)内に面対称に設
    けられて揺動可能なピンセット部材(63)が、それぞ
    れほぼ半円筒殻の形をもち、これらの上昇線に突出する
    拘束留め金(62)が一体に形成され、またこれらの下
    寿縁に揺動軸受(64)が設けられ、ピンセット部材の
    外側部分円筒局面が軸頚(+8)の穴(60)の内面に
    接する外側位置から、両方のピンセット部材が接する内
    側位置へ、ピンセット部材が揺動軸受のまわりに揺動可
    能であり、拘束留め金(62)がこの揺動運動により内
    方へ移動して拘束カム(43)を釈放することを特徴と
    する特許請求の範囲第2項に記載の中央ベルトバックル
    。 4 ピンセット部材(63)の揺動軸受が、適当な個所
    で軸頚(18)を通ってこれに対し直角に延びる支持ピ
    ンにより形成され、軸線方向穴(60)の内部において
    支持殻としてのピンセット部材(63)の対応する円筒
    状凹所が支持ビンを包囲していることを特徴とする特許
    請d薯 、求の範囲第3項に記載の中央ベルトバックル。 5 軸線方向穴(60)内のピンセット部側(6,3)
    が下からばね荷重を受け、それによりその広がった位置
    へ揺動し、その部分円筒外面を軸線方向穴(60)の内
    面へ接触させようとすることを特徴とする特許請求の範
    囲第3項に記載の中央ベルトバックル。 6 ピンセット部材(63)へはね荷重をかけるコイル
    圧縮はね(67)が設けられて、軸頚白8)の軸線方向
    穴(60)の底にあって適当にかさい直径の軸線方向穴
    (68)内に収容され、かつ上方へピンセット部材(6
    3)の運動範囲へ入り込んでいることを特徴とする特許
    請求の範囲第5項に記載の中央ベルトバックル。 7 軸頚(18)の軸線方向穴(60)の底がねじ付き
    ピン(16)として構成され、その中心にはね(67)
    を収容する軸線方向穴(68)をもち、軸頚(18)が
    下部にねじ付きピン(16)用のねじ穴をもち、ねじ付
    きピンが軸1it(18)より下に軸頚をバックルケー
    ス(13)内に取付ける半径方向フランジ(15)を備
    えていることを特徴とする特許請求の範囲第6項に記載
    の中央ベルトバックル。 8 ピンセット部材(63)がその垂直対称面に対して
    平行に上方へ先細になる形状をもち、これらが軸頚の軸
    線方向穴(60)の中心で互いに接し、かつ揺動の際球
    状表面(66)で互いにころがることを特徴とする特許
    請求の範囲第3項に記載の中央ベルトバックル。 9 コイル圧縮はね(67)が軸線方向穴(60)の底
    力)らまとめられたピンセット部材(63)の逆向き軸
    線方向穴(69)へ挿入されて、各ピンセット部材がば
    ね用の下部半軸線方向穴をもっていることを特徴とする
    特許請求の範囲第5項または第6項または第8項に記載
    の中央ベルトバックル。 10 直線移動可能な指操作装置(70)により上から
    圧縮はね(78)を介してピンセット部材(63)間の
    内部空間へ入り込む伝達部材(71)が、下 端に操作
    面(72)をもち、指操作装置(70)の押込みの際ピ
    ンセット部材(63)の広がった位置で、操作面(72
    )がピンセット部材(63)のそれぞれ対応する内側突
    起(73)へ力を及ぼし、それにより下部ばね(67)
    の押圧力に抗してピンセット部材を内方へ揺動させ、内
    部空間が少なくとも伝達部材(71)の大きさに等しい
    ことを特徴とする特許請求の範囲第2項または第3項に
    記載の中央ベルトバックル。 11 伝達部材(71)がその下端近くに、ピンセツ上
    部材(63)に付属してなるべく伝達部材の両側へ突出
    する横ビン(74)の形の拘束突起をもち、ピンセット
    部材(63)がこれら拘束突起(74)の昇降運動の範
    囲に切欠き(76,77)をもち、これらの切欠きが上
    下に、ピンセット部材(63)の広がった位置を鎖錠す
    る拘束突起と伝達部材(71)の運動方向においてピン
    セット部材の内方へ向く揺動を可能にする突起とを形成
    されていることを特徴とする特許請求の範囲第10項に
    記載の中央ベルトバックル。 12 ケースに固定した軸If(18)が、ピンセット
    部材(63)を収容する穴(60)を包囲する環駄面に
    、曲面部材(33)を介して傾斜運動可能な板(28)
    の運動を制御する案内部材として半径方向に一直線をな
    して延びる2つの隆起またはカム(41)をもち、これ
    らの案内部材(41)の上面が、はぼピンセット部材(
    63)の拘束留め金(62)の面において案内部材の上
    方に設けられて傾斜運動可能な板(28)に固定的に結
    合された曲面部材(33)の曲面に接触する湾曲摺動面
    をもっていることを特徴とする特許請求の範囲第1項に
    記載の中央ベルトバックル。 I3 環状面の隆起(41)すなわち板(28)を制御
    する案内部材がローラとして構成されていることを特徴
    とする特許請求の範囲第12項に記載の中央ベルトバッ
    クル。 14 スリット状凹所をもつバックルケースと、凹所の
    投影面内に設けられて案内十字片により結合されかつ保
    持されしかもバックルケースの基板に対し直角にはね作
    用に抗して移動可能でベルトの接続片の押込みを可能に
    する回転操作装置の少なくとも1つの位置でスリット状
    凹所から除去可能な留めピンと、バックルケースの基板
    に対し直角に移動可能な主軸頚とを備え、この主軸頚が
    案内十字片に作用しかつその範囲に拘東部月をもち、こ
    の拘束部材が案内十字片したがって留めピンの運動をバ
    ックルの種々の動作位置で制御し、回転操作装置特に回
    転板が主軸類の上面に取付けられて、これと共に両方向
    に回転可能であり、しかもこれと共にケースへ押込み可
    能であり、指の押圧力により操作されて直線移動可能な
    装置(104)の運動を鎖錠片または拘束部材(115
    )へ伝達する伝達部材として、主軸頚(18)内に回転
    ピン(114)が回転可能に支持され、その上端が継手
    (113)を介して直線移動装置(104)に結合され
    て、この装置(104)の縦方向運動を回転ピン(11
    4)の回転運動に変換し、その下端が拘束fir、 U
    ’ (1t 5 )をもち、留めピン(94)をもつ案
    内十字片(95)に対して回転することを特徴とする特
    許請求の範囲第1項に記載の中央ベルトバックル。 15 直線移動可能な操作装置(104)と回転ピン(
    U4)との間の継手がラック−ピニオン継手として構成
    され、直線移動可能な操作装置(+04)がラック(1
    12)として形成された部分をもち、回転ピン(114
    )が上部にラックとかみ合うビニオン(113)をもち
    、直線移動可能な操作装置(104)がその押込み方向
    とは逆に戻しはね(110)の作用を受けていることを
    特徴とする特許請求の範囲第14項に記載の中央ベルト
    バックル。 16 直線移動可能な操作装置(+04)が偏平な長方
    形ブロックとして構成されて、同じ大きさの偏平なポケ
    ット状案内軌条に縦方向移動可能に案内され、かつ縦ス
    リット(III)をもち、このスリットの縦縁がラック
    (+12)として加工され、その内側空間にピニオン(
    113)が設けられていることを特徴とする特許請求の
    範囲第15項に記載の中央ベルトバックル。 17 操作装置Ho4)用の偏平なポケット状案内軌条
    (106)が、回転操作装置(30)の上面に取付けら
    れていることを特徴とする特許請求の範囲第16項に記
    載の中央ベルトバックル。 18 拘束部材(115)が回転ピン(+14)の下端
    にT字状かんぬきとして構成され、このかんぬきが案内
    十字片(95)を中心で貫通し、このため案内十字片(
    95〕がそこにT字状拘束部材(+15)の締付は幅に
    等しい長さの長穴(+20)をもち、画部分の位置が一
    致すると、沼めピン(94)をもつ案内十字片(95)
    が主軸頚(18)の軸線方向に拘束部材(115)を越
    えて運動可能であることを特徴とする特許請求の範囲第
    18項に記載の中央ベルトバックル。 19 案内十字片(95)にある長穴(120)がT字
    駄拘束部材(115)に対して遊隙をもち、それにより
    案内十字片(95)が、ベルト接続片の押込みと留めピ
    ン(94)の押下げに適した傾斜位置へバックルケース
    (90)内で傾斜運動可能であることを特徴とする特許
    請求の範囲第18項に記載の中央ベルトバックル。 20 個別釈放のために設けられた接続片(37)の上
    方で回転板(30)につかみ凹M(13o)が形成され
    ていることを特徴とする特許請求の範囲第2項に記載の
    中央ベルトバックル。
JP9569985A 1984-05-12 1985-05-07 固定ベルト用中央ベルトバツクル Pending JPS60249903A (ja)

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FR1365422A (fr) * 1963-05-20 1964-07-03 Desgranges & Huot Perfectionnements apportés aux boucles de sécurité, notamment à celles pour assembler des sangles individuelles de parachutes
DE3040134A1 (de) * 1980-10-24 1982-07-22 Autoflug Gmbh, 2084 Rellingen Ausloesevorrichtung fuer fallschirmgurte
DE3047664A1 (de) * 1980-12-18 1982-07-22 Autoflug Gmbh, 2084 Rellingen Zentralgurtschloss, insbesondere fuer flugzeuganschnallgurte

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