JPS60248221A - 触媒装置 - Google Patents

触媒装置

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Publication number
JPS60248221A
JPS60248221A JP59105709A JP10570984A JPS60248221A JP S60248221 A JPS60248221 A JP S60248221A JP 59105709 A JP59105709 A JP 59105709A JP 10570984 A JP10570984 A JP 10570984A JP S60248221 A JPS60248221 A JP S60248221A
Authority
JP
Japan
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carrier
activated alumina
alumina
catalyst
deposited
Prior art date
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Pending
Application number
JP59105709A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuhiko Yoneshige
米重 哲彦
Akihide Okada
岡田 晃英
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明はモノリス型の担体を用いた、特に自動車の排
ガス浄化用の触媒装置に関する。
(従来の技術) 従来のモノリス型担体を用いた触媒装置としては、断面
が円形型又はダ円型モノリス型担体、たとえばハニカム
担体をチクソトロピー性をもつ活性アルミナ質スラリー
に浸漬し、しかる後担体を引き上げ余剰のスラリーを空
気で吹き飛ばし乾燥し必要ならばこの工程をくシ返し必
要量の活性アルミナ質を被覆し、しかる後焼成しアルミ
ナ付ハニカム相体とし触媒成分を付けて触媒とした後、
容器内に収納し、触媒装置としていた。
ところで自動車用触媒装置として用いる時スペース上の
制約からその型状はおのずと決まってくる。現在使用さ
れている耐火性酸化物であるセラミックスハニカム担体
の型状は自動車の床下積付は用としては長径170%×
嫂径81%×長さ144%、長径147%×短径78%
×長さ143%。
長径121%×短径86%区長さ153¥nなどがある
又エキゾーストマニホールド取付用のハニカム担体とし
ては直径101%×長さ1111A、直径93%×長さ
102Xなどがある。
この径と長さの関係は自動車への取り付は時の制約上径
を大巾に増加させ長さを減少させるわけにはいかない。
又同一容積の触媒では長さ方向を長くすればする程排ガ
ス転化性能は同上するとの報告もあり長さ方向はあまり
短かくしない方が好ましい。
さて、長期的な石油資源への見通しから特に自動車にり
っては省燃費が強く要求されておシ、エネルギー効率の
高いエンジンが次々と世に出ている。ところが工坏ルギ
ー効率が向上すればする程排ガス中へのエネルギーすな
わち排ガスの温度は低下することとなる。特に触媒を自
動車の車体床下へ取り付ける場合、触媒人口でのガス温
度は250℃を割るようなケースもあり低温活性の高い
触媒の開発が急がれている。
(発明が解決しようとする問題点) しかし、従来の触媒装置に6つては、普通の排気温度で
は問題ないが、特に低温における触媒活性が充分でない
という問題点があった。
(問題点を解決するだめの手段) この発明は、このような従来の問題点に着目してなされ
たもので、相体を複数の担体片から構成し、各相体片に
各別に活性アルミナ質を被覆あるいは付着し、触媒金属
である貴金属を担持させてものを容器内に収納すること
によシ、各相体片の長さを短かくして担体片の単位長さ
当りの活性アルミナの被覆量を多くし、上記問題点を解
決することを目的としている。
(作 用) ところで本発明者等の研究によれば第1図に示すように
同一形状のモノリス型担体の場合活性アルミナ質を均一
にかつ多量に付着させればする程低温活性は向上する傾
向にある。第1図には炭化水素H,C転化率のみ示しで
あるが、−酸化炭素CO9窒素酸化物NOX共はぼ同じ
であるので省略した。
又本発明者の実験によれば第2図に示すようにハニカム
担体へのアルミナ質の付着量は長さ方向によシ均一に付
着できる上限量が異なシ、長さが短かくなればなる程そ
の量(単位長さ当シの付着量)は多くなる傾向にある。
同、第1図に示す実験結果は次の実験条件で行った。担
体は直径36mm長さ60+++mの円筒上のコーチイ
エライト製担体(セル数4007in2)を用い、活性
アルミナ質として、セリアをセリウム換算3重量%相持
させた活性アルミナ1006.5 ?アルミナ固形分と
して6.34重量%を含む硝酸酸性ベーマイトアルミナ
ゾル2477.6gr、 セリア粉末515.9 gr
をボールミルに取り8時間粉砕して得たアルミナスリッ
プを用いた付着量は当該スリップを水で希釈したシ、付
着回数を1回〜3回と変えて変化させた。触媒金属とし
ては、担体容積11当りPt 1.05 gr 、 R
h 0.18 grの割合で付着した、この触媒をエン
ジンの排気管に取付け、エンジンを車両に塔載した場合
時速1100kとなるようにエンジン回転数を定め、こ
の状態で200時間運転して耐久試験を行ない、この耐
久試験後に1(、Cの転化率を測定した、測定は次の条
件で行った。
触媒に通すガス組成 CO1,10チ N20.367チ H,C1480ppmc (エチレン:プロパ7=3 
+ 2)No 500 ppm 020.93 % Co214.11 % (5) N20 10 % N2 バランス 触媒に通すガス流量 27.5石/min 第2図の実験は、第1図の実験と同様に、セリアを相持
させた活性アルミナ、セリア粉末、硝酸酸性ベーマイト
アルミナゾルを混合して8時間ボールミルで粉砕して作
成したアルミナスリップを用いて行った。
以上の実験からも明らかな・ように、本発明は担体とし
て短かい担体を各々活性アルミナ質を付けたものを所定
の長さに組合せて用いるので、各相体は、−個の単体を
用いるよシは活性アルミナを多量に付着することができ
る(第2図)。ゝこの結果、第1図に示すように、活性
アルミナ質を付着した各短かい担体に、所定割合で触媒
金属を付着した後容器内に収納してなる触媒装置は、低
温活性に優れたものとなる。
本発明の活性アルミナ質とは、γアルミナ、ρ−アルミ
ナ、δ−アルミナ等の活性アルミナ単独(6) あるいは混合物が好ましく用いられる。活性アルミナの
一部は、シリカと置かえても良く、又、セリア、ランタ
ナ等の希土類金属の酸化物と置換でも良い。
担体片に活性アルミナを被覆するには、好ましくはベー
マイトを酸性水溶液に混入攪拌して得られるアルミナゾ
ル単独またはアルミナ粉末、さらにはセリア粉末等を加
えたスラリに浸漬し、引上げた後に乾燥し、そのままあ
るいは浸漬、乾燥を2〜4回繰返して300〜600℃
で焼成しする。
本発明に用いる触媒金属としては、Pt、Rh、Pd■
r等の貴金属の1種または2種以上が用いられる。特に
好ましい触媒は、3元触媒としては、Pt−4hの組合
せが特に好ましい。
これらの触媒金属を担体片に担持させるには、触媒金属
の水溶性の化合物、例えば白金ならば塩化白金酸、ロジ
ウムならば塩化ロジウム等を水に溶かし、この液に活性
アルミナを付着した担体片を浸漬する。次いで、引上げ
た後乾燥し、400°C〜s o o ’cで焼成すれ
ば良い。
担体片は、α−アルミナ、コーディエライト、シリカ等
の耐火性酸化物で作成する。担体片の寸法は従来の1個
の長さの2等分又は3等分の長さで、各相体片の断面形
状は同じにすることが好ましい。
各相体片を容器内に収納するには、各相体片の排ガスを
通す孔、すなわちセルを一直線状になるようにすること
が好ましい。そのためには、特に断面形状が円形の場合
には、外周部にマークを印しておき、マークを合せるこ
とによってセルを一直線状になるようにしても良い。ま
た、担体片と担体片との間は若干間をあければセルが一
直線状にならなくても良い。
担体片の数は、コストの面から考えて2個にすることが
好ましい。
(実施例) 以下実施例で本発明を詳述する。
実施例1 長径170%、短径81%、長さ144%のコーディエ
ライト製ハニカム担体(セルa 400/ 1n2)を
長さ方向に2等分割し長さ72%の相体片2個を用意す
る。
あらかじめセリウム塩水溶液に含浸した後焼成し、酸化
セリウムをセリウムとして3wt%相持させたイムロー
ヌブーラン社製活性アルミナ(SC8−79) 100
6.5 gr、アルミナ固形分として6.34wt%含
む硝酸酸性ベーマイトアルミナゾル2477.6gr、
セリア粉末515.9grをボールミルに取り8時間粉
砕しアルミナスリップとする。
2個のノ・ニカム担体片をそれぞれスリップ中に浸漬し
、引き上げ余剰のスリップを空気気流で吹き飛ばし乾燥
する。本工程を3回くシ返し、空気中650℃で2時間
焼成した。各ノ・ニカム担体片にはセリウム入シ活性ア
ルミナが被覆されそれぞれ305 gr/−eづつ付着
した。
次いで、塩化白金酸と塩化ロジウムの混合水溶液に2個
の担体片を浸漬し、乾燥し、空気中で600℃で1時間
焼成した。各担体片には担体片1..e当り、白金を0
.45groジウムを0.08 gr の割合で付着さ
せた。得られた2個の触媒をステンレ(9) ス製コンバータに入れて触媒装置とする。
実施例2 実施例1においてスリップ中にセリア粉末の代シに同量
のランタナ粉末を加え、さらに浸漬後の乾燥を省略して
3回くり返し、以下同様にしてセリアランタナ人活性ア
ルミナを付着させた。各相体片にはセリウム、ランタン
人活性アルミナがそれぞれ310 gr/43づつ付着
した。
次いで、実施例1と同様に白金、ロジウムを付着シテコ
ンバータに入れ、触媒装置を作成した。
比較例1 実施例1で用いた担体を分割せず長さ144′Xのまま
の担体1個を実施例1と同じスリップを用いてセリウム
人活性アルミナを付着させた所3回目のくり返し時目づ
まりが多数発生し均一コートができなかった。
比較例2 実施例1のスリップに純水300 gr を加えスリッ
プをうすめ、比較例1で用いた担体1個に比較例1と同
様にしてセリウム人活性アルミナを付(10) 着させに二。担体にはセリウム人活性アルミナが215
gr/β付着した。
次いで、実施例1と同様に白金とロジウムとを付着して
コンバータに人え[触媒装置とした。
比較例3 比較例1で用いた担体1個を用いて実施例2と同じスリ
ップを用いて同じ操作を行なった所目づまりが多舷発生
し均一コートができなかった。
比較例4 実施例2のスリップに純水400 gr を加えスリッ
プをうすめ比較例3で用いた担体1個に比較例3と同様
にしてセリウム、ランタン人活性アルミナを付着させた
。担体にはセリウム、ランタン人活性アルミナが205
 gr/J)付着した。
次いで比較例2と同様に白金、ロジウムを付着してから
コンバータに入れ触媒装置とした。
試験例 実施例1,2および比較例1,2で得られた4種類の触
媒装置を、自動車用ガソリンエンジンの排気管に取付け
てエンジンを運転し、排ガスの触媒人口での温度を75
0℃に保ち、200時間の耐久試験を行った。耐久試験
後の触媒を、触媒入口ガス温度の異なる2種類の200
0 ee 6 気筒エンジン屯で10モ一ド評価を行な
った。
高温評価車の10モード中の触媒入口ガス温度は300
〜350℃であり、低温評価車の10モード中の触媒入
口ガス温度は230〜270℃である。
評価結果を第1表に示す。
第1表よシ高温評価車でも本発明による触媒が優れてい
るが、特に低温評価車ではこの傾向がさらに明確になっ
ていることがわかる。
(発明の効果) 以上述べて来たように、本発明はその構成を、耐火性酸
化物からなるモノリス型担体に活性アルミナ質を被覆し
、該被覆層に貴金属を担持せしめてなる触媒を容器内に
収納した触媒装置において、担体が複数個の担体片から
なり、各担体片が各別に活性アルミナ質が被覆され、各
別に貴金属が担持されて容器内に収納されていることと
したため、低臨時の排ガス転換率が高いという効果が得
られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、担体上の活性アルミナ付着量のちがいによる
触媒入口ガス温度とH,C・転化率との関係を示すグラ
フ、第2図は担体長さと活性アルミナ質付着可能量との
関係を示すグラフである。 (14)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 耐火性酸化物からなるモノリス型担体に活性アルミナ質
    を被覆し、該被覆層に貴金属を相持せしめてなる触媒を
    容器内に収納した触媒装置において、担体が複数個の担
    体片からなυ、各相体片が各別に活性アルミナ質が被覆
    され、各別に貴金属が担持されて容器内に収納されてい
    ることを特徴とする触媒装置。
JP59105709A 1984-05-25 1984-05-25 触媒装置 Pending JPS60248221A (ja)

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JP59105709A JPS60248221A (ja) 1984-05-25 1984-05-25 触媒装置

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JP59105709A JPS60248221A (ja) 1984-05-25 1984-05-25 触媒装置

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JPS60248221A true JPS60248221A (ja) 1985-12-07

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ID=14414869

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JP59105709A Pending JPS60248221A (ja) 1984-05-25 1984-05-25 触媒装置

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