JPS60248142A - 高蛋白蕎麦切の製造法 - Google Patents
高蛋白蕎麦切の製造法Info
- Publication number
- JPS60248142A JPS60248142A JP59105880A JP10588084A JPS60248142A JP S60248142 A JPS60248142 A JP S60248142A JP 59105880 A JP59105880 A JP 59105880A JP 10588084 A JP10588084 A JP 10588084A JP S60248142 A JPS60248142 A JP S60248142A
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- JP
- Japan
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- protein
- soba
- flour
- oil
- buckwheat
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- Noodles (AREA)
- Coloring Foods And Improving Nutritive Qualities (AREA)
- Cereal-Derived Products (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、栄養価(プロティンスコア)が高く、食感、
風味、色調に優れた高蛋白蕎麦切の製造法に関する。
風味、色調に優れた高蛋白蕎麦切の製造法に関する。
(従来技術)
従来、蛋白質を添加した麺類の製造法が多く知られてい
る。これら蛋白質の種類としては、鶏卵卵白の蛋白分解
酵素消化物、卵の酵素部分分解物、熱凝固性ラクトアル
ブミン、緑豆、無脱脂大豆微粉末(特開昭54−704
46.54−80443.54−84048) 、粉乳
や練乳、豆乳(特開昭55−165773 ) 、ゼラ
チン、N5130以下の水不溶性大豆蛋白(特開昭56
−45168)、牛乳や牛乳製品、不溶化カセイン分解
物、可溶性乳清蛋白やIjJ /8性卵白蛋白、豆腐類
(特開昭57−166954 )、醗酵植物蛋白(特開
昭57−202286)、等々が知られている。
る。これら蛋白質の種類としては、鶏卵卵白の蛋白分解
酵素消化物、卵の酵素部分分解物、熱凝固性ラクトアル
ブミン、緑豆、無脱脂大豆微粉末(特開昭54−704
46.54−80443.54−84048) 、粉乳
や練乳、豆乳(特開昭55−165773 ) 、ゼラ
チン、N5130以下の水不溶性大豆蛋白(特開昭56
−45168)、牛乳や牛乳製品、不溶化カセイン分解
物、可溶性乳清蛋白やIjJ /8性卵白蛋白、豆腐類
(特開昭57−166954 )、醗酵植物蛋白(特開
昭57−202286)、等々が知られている。
蕎麦切は麺の一種であるが、蕎麦を原料に用い、その種
類としては■生蕎麦、■■を乾燥した干し蕎麦、■■を
ゆでたゆで蕎麦、■■を蒸してフライした即席蕎麦等が
知られ、その製造法は0手打ち法、■機械法等がある。
類としては■生蕎麦、■■を乾燥した干し蕎麦、■■を
ゆでたゆで蕎麦、■■を蒸してフライした即席蕎麦等が
知られ、その製造法は0手打ち法、■機械法等がある。
(目的)
本発明者等は、蕎麦切の主原料である蕎麦及び小麦の蛋
白質の第一制限アミノ酸がリジンであり、そのプロティ
ンスコアーは蕎麦粉と小麦粉の使用割合により次表−1
のように低いこと、一方分離大豆蛋白質はリジンを6.
4%と大量に含み蕎麦切原料との組合せによりそのプロ
ティンスコアーを高(できることに着目し、蕎麦切原料
に分離大豆蛋白を用いることによりそのプロティンスコ
アーを高くすることを目的とした。
白質の第一制限アミノ酸がリジンであり、そのプロティ
ンスコアーは蕎麦粉と小麦粉の使用割合により次表−1
のように低いこと、一方分離大豆蛋白質はリジンを6.
4%と大量に含み蕎麦切原料との組合せによりそのプロ
ティンスコアーを高(できることに着目し、蕎麦切原料
に分離大豆蛋白を用いることによりそのプロティンスコ
アーを高くすることを目的とした。
表−1
0100Lys 51
10 90 60
20 80 68
30 70 76
40 60 83
50 50 ’ 90
因に、蕎麦粉と小麦粉の割合が20 / 80の場合、
及び30/70の場合の蕎麦原料に対して分離大豆蛋白
の配合割合を変化させたときのプロティンスコアーを、
RDA (Recon+mended Dietary
Allowwances) 、Food and N
utrition Board NRC/ NAS 1
974に基づいて計算すると次の表−2及び表−3のよ
うになる。
及び30/70の場合の蕎麦原料に対して分離大豆蛋白
の配合割合を変化させたときのプロティンスコアーを、
RDA (Recon+mended Dietary
Allowwances) 、Food and N
utrition Board NRC/ NAS 1
974に基づいて計算すると次の表−2及び表−3のよ
うになる。
表−2
IQOOLys 68
1005Lys 86
100 10 Lys 96
100 15 Lys 97
100 20 Lys 98
100 25 Lys99
100 30、 Lys 99
表−3
1000Lys 76
100 5 Lys 91
100 10 Lys 100
100 15− Lys 、 100
本発明者等は少なくともプロティンスコアーが通常の蕎
麦切より高い蕎麦切を製造することを目的とした。 こ
のため、まず本発明者等は、大豆蛋白の内、蛋白含量の
高い分離大豆蛋白を単に添加してみた。 しかし、その
添加量を増加すると■色調が悪くなる、具体的には蕎麦
切が赤みを帯びてくる、■食感が悪くなる、具体的には
ゴリゴリした硬くて脆い歯応えになる、■風味が悪くな
る、具体的には大豆臭やニゲ味が発生するという問題に
直面した。又、分離大豆蛋白もその蕎麦切に対する添加
量が3重量%を越えると生地がもろくなり蕎麦切の麺帯
の性状が悪化し、さらに5重量%を越えるとボロボロの
状態の生地になり製麺機にかかりにくくなるという問題
にも直面した。
麦切より高い蕎麦切を製造することを目的とした。 こ
のため、まず本発明者等は、大豆蛋白の内、蛋白含量の
高い分離大豆蛋白を単に添加してみた。 しかし、その
添加量を増加すると■色調が悪くなる、具体的には蕎麦
切が赤みを帯びてくる、■食感が悪くなる、具体的には
ゴリゴリした硬くて脆い歯応えになる、■風味が悪くな
る、具体的には大豆臭やニゲ味が発生するという問題に
直面した。又、分離大豆蛋白もその蕎麦切に対する添加
量が3重量%を越えると生地がもろくなり蕎麦切の麺帯
の性状が悪化し、さらに5重量%を越えるとボロボロの
状態の生地になり製麺機にかかりにくくなるという問題
にも直面した。
そこでかかる問題を解決すべく鋭意研究の結果、分離大
豆蛋白の酵素分解したものがある程度の効果を発揮する
ことを見いだした。しかし、十分上記問題を解決するに
は敗らなかった。
豆蛋白の酵素分解したものがある程度の効果を発揮する
ことを見いだした。しかし、十分上記問題を解決するに
は敗らなかった。
そこで更に鋭意研究を重ねた結果、かかる酵素分解した
分離大豆蛋白をO/W型エマルジョンとなしこれを乾燥
粉末化したものを原料として蕎麦切の製造に用いること
により、食感、風味、色調の優れたプロティンスコアー
の高い蕎麦切が得られる知見を得た。亦、グルテンを添
加して蕎麦切原料中の小麦蛋白の含量を調節することに
より、蕎麦及び小麦以外の蕎麦切原料の添加により相対
的に小麦蛋白の割合が減少することに因る蕎麦生地の脆
さ発生の防止できる知見を得て本発明を完成するに到っ
た。
分離大豆蛋白をO/W型エマルジョンとなしこれを乾燥
粉末化したものを原料として蕎麦切の製造に用いること
により、食感、風味、色調の優れたプロティンスコアー
の高い蕎麦切が得られる知見を得た。亦、グルテンを添
加して蕎麦切原料中の小麦蛋白の含量を調節することに
より、蕎麦及び小麦以外の蕎麦切原料の添加により相対
的に小麦蛋白の割合が減少することに因る蕎麦生地の脆
さ発生の防止できる知見を得て本発明を完成するに到っ
た。
(構成)
本発明は、(1)蕎麦切を製造するに際し、原料の一つ
に、蛋白分解酵素処理した大豆蛋白、油脂及び水性溶媒
を用いて均質化したO/Wエマルジョンの乾燥粉末を用
いることを特徴とする高蛋白蕎麦切の製造法である。
に、蛋白分解酵素処理した大豆蛋白、油脂及び水性溶媒
を用いて均質化したO/Wエマルジョンの乾燥粉末を用
いることを特徴とする高蛋白蕎麦切の製造法である。
一般に、蕎麦切は、原料を混捏−・複合−圧延(麺厚1
.5mm程度)一切出(#18角切歯等)−成形−包装
等の]−程を経て製造される。
.5mm程度)一切出(#18角切歯等)−成形−包装
等の]−程を経て製造される。
〜・般に、□蕎麦切の原料は、蕎麦粉及び小麦粉を主原
料とし、ツナギとして長薯、ツクイモ、鶏卵等を使用す
るが、本発明においては、さらに蛋白分解酵素処理した
大豆蛋i、油脂及び水性溶媒を用いて均質化した0/W
エマルジヨンの乾燥粉末を用いることが特徴である。
料とし、ツナギとして長薯、ツクイモ、鶏卵等を使用す
るが、本発明においては、さらに蛋白分解酵素処理した
大豆蛋i、油脂及び水性溶媒を用いて均質化した0/W
エマルジヨンの乾燥粉末を用いることが特徴である。
蛋白分解酵素処理した大豆蛋白は、脱脂大豆を用いて水
抽出した豆乳から酸沈澱、膜分離等の手段を用いてホエ
ー成分を除去して調製した大豆蛋白を水系下に蛋白分解
酵素、好ましくはエンドプロテアーゼ、特にに好ましく
はアルカリプロテアーゼを用い通常分解率(最終濃度が
0.2M I−リクロル酢酸可溶性窒素の全窒素に対す
る自分率)6〜45%とし、公知の乾燥手段を用い乾燥
して得ることができる。好ましくは分解率8〜25、特
に好まが6%未満では目的とする効果が少ない。
抽出した豆乳から酸沈澱、膜分離等の手段を用いてホエ
ー成分を除去して調製した大豆蛋白を水系下に蛋白分解
酵素、好ましくはエンドプロテアーゼ、特にに好ましく
はアルカリプロテアーゼを用い通常分解率(最終濃度が
0.2M I−リクロル酢酸可溶性窒素の全窒素に対す
る自分率)6〜45%とし、公知の乾燥手段を用い乾燥
して得ることができる。好ましくは分解率8〜25、特
に好まが6%未満では目的とする効果が少ない。
油脂は公知の動植物油及びこれらの分別・硬化油等を1
種または2種以上適宜組み合わせて用いることが出来る
。
種または2種以上適宜組み合わせて用いることが出来る
。
水性溶媒は通常の水又は水溶性食品添加物を含んだ水溶
液を用いることができる。
液を用いることができる。
該0/Wエマルジヨンは、蛋白分解酵素処理した大豆蛋
白100重量部(以下部とする)に対し、油脂5〜25
話14(好ましくは10〜20部)、及び通常水性溶媒
700〜900部程度を公知の均質化手段(ホモゲナイ
ザー等)をもちい均質化し、公知の乾燥手段(スプレー
ドライ等)を用いて乾燥・粉末化して得ることができる
。油脂の割合が30部以上では得られる該0/Wエマル
ジヨンの乾燥粉末が均一の大きさになりにくかったり、
油分が分離する等の不都合が生じ好ましくない。尤も乳
化剤を併用ずればかがる問題はある程度解決することも
できる。又油脂の割合が5部未満では、色調・風味・食
感に対する効果が弱い。水性溶媒の割合は乾燥工程の燃
料費用の観点から少ない程好ましい。
白100重量部(以下部とする)に対し、油脂5〜25
話14(好ましくは10〜20部)、及び通常水性溶媒
700〜900部程度を公知の均質化手段(ホモゲナイ
ザー等)をもちい均質化し、公知の乾燥手段(スプレー
ドライ等)を用いて乾燥・粉末化して得ることができる
。油脂の割合が30部以上では得られる該0/Wエマル
ジヨンの乾燥粉末が均一の大きさになりにくかったり、
油分が分離する等の不都合が生じ好ましくない。尤も乳
化剤を併用ずればかがる問題はある程度解決することも
できる。又油脂の割合が5部未満では、色調・風味・食
感に対する効果が弱い。水性溶媒の割合は乾燥工程の燃
料費用の観点から少ない程好ましい。
本発明において、該0/Wエマルジヨンは、蕎麦切部原
料中蕎麦及び小麦粉に対する蛋白分解酵素処理した大豆
蛋白の割合が30重量%(以下%とする)未満、好まし
くは5〜20%用いるこ亡ができる。例えば蕎麦粉20
/小麦粉80の蕎麦切原料の場合、前述したように5%
未満でも核部のプロティンスコアを86未満まで高くす
ることができるが、その効果は未だ少なく、反面20%
を越え25%以上になると、製麺性が悪くなる、即ち複
合・圧延工程において蕎麦切の麺が切れやすくなったり
、蕎麦切の色調が赤みを帯びてくる等好ましくない。
料中蕎麦及び小麦粉に対する蛋白分解酵素処理した大豆
蛋白の割合が30重量%(以下%とする)未満、好まし
くは5〜20%用いるこ亡ができる。例えば蕎麦粉20
/小麦粉80の蕎麦切原料の場合、前述したように5%
未満でも核部のプロティンスコアを86未満まで高くす
ることができるが、その効果は未だ少なく、反面20%
を越え25%以上になると、製麺性が悪くなる、即ち複
合・圧延工程において蕎麦切の麺が切れやすくなったり
、蕎麦切の色調が赤みを帯びてくる等好ましくない。
本発明において、該0/Wエマルジヨン等の蕎麦切原料
以外の原料の添加により、相対的に蕎麦切原料中の小麦
蛋白の含有割合が低くなることから、さらにグルテンを
補足することができる。−グルテンを補足する理由は、
蕎麦切原料中の小麦蛋白の割合が下がると蕎麦切がもろ
くなったり、製麺中に蕎麦切の麺帯が切れやずくなった
りする弊害を防止することにある。
以外の原料の添加により、相対的に蕎麦切原料中の小麦
蛋白の含有割合が低くなることから、さらにグルテンを
補足することができる。−グルテンを補足する理由は、
蕎麦切原料中の小麦蛋白の割合が下がると蕎麦切がもろ
くなったり、製麺中に蕎麦切の麺帯が切れやずくなった
りする弊害を防止することにある。
そのグルテンを補足する割合は、蕎麦切の種類により蕎
麦切原料中の小寒蛋白の割合が異なるので、その蕎麦切
原料中の小麦蛋白の割合をおよそ維持するように加える
ことができる。例えば蕎麦切原料中小麦蛋白の割合が5
.5〜7%になるように加えるか、或いは添加O/Wエ
マルジョン中の大豆蛋白に対して30%以下好ましくは
25%以下添加すれば良い。
麦切原料中の小寒蛋白の割合が異なるので、その蕎麦切
原料中の小麦蛋白の割合をおよそ維持するように加える
ことができる。例えば蕎麦切原料中小麦蛋白の割合が5
.5〜7%になるように加えるか、或いは添加O/Wエ
マルジョン中の大豆蛋白に対して30%以下好ましくは
25%以下添加すれば良い。
所望により澱む)を加えたり、可溶性カゼイン(カゼイ
ンのNa塩やに塩)を加えることもできる。
ンのNa塩やに塩)を加えることもできる。
澱粉等は公知の澱粉及びその加工物或いは公知の澱粉含
自物を用いることができる。その主な効果は食感の改&
、具体的には滑らかな食感にすることができる。即ち、
蕎麦切原料に大豆蛋白を加えることによる蕎麦切の食感
のザラツキは、大豆蛋白を酵素分解し更にこれをO/W
エマルジョンの形にすることにより解決できる。しかし
更に滑らかな食感とするためには澱粉、特に好ましくは
馬鈴薯澱粉を添加することが適当である。
自物を用いることができる。その主な効果は食感の改&
、具体的には滑らかな食感にすることができる。即ち、
蕎麦切原料に大豆蛋白を加えることによる蕎麦切の食感
のザラツキは、大豆蛋白を酵素分解し更にこれをO/W
エマルジョンの形にすることにより解決できる。しかし
更に滑らかな食感とするためには澱粉、特に好ましくは
馬鈴薯澱粉を添加することが適当である。
カゼイン4;を町?W性の例えばNaカゼイネート或い
はにカゼイネート等を用いることができ、その効果は蕎
麦切原料中の大豆蛋白の含有量が増大し蕎麦切の食感が
硬くなる場合にこれを柔らかくする作用がある。その添
加量は適宜加減して使用することができる。
はにカゼイネート等を用いることができ、その効果は蕎
麦切原料中の大豆蛋白の含有量が増大し蕎麦切の食感が
硬くなる場合にこれを柔らかくする作用がある。その添
加量は適宜加減して使用することができる。
(実施例)
以下実施例により本発明の実施態様を説明する。
実施例1
(蛋白分解酵素処理した大豆蛋白の調製)脱脂大豆を水
抽出し、オカラ及びホエー成分を除去して調製した分離
大豆蛋白10W /W%(以下%)溶液を市販アルカリ
プロテアーゼ(1万unit/g)を用いE /S比0
.3にて30℃でpHを8に調節しながら加水分解率が
20%になるまで反応させ、加熱殺菌して蛋白分解酵素
処理した大豆蛋白溶液を得た。尚、加水分解率は、最終
濃度が0.2Mトリクロル酢酸可溶性窒素の全窒素に対
する百分率で表した。
抽出し、オカラ及びホエー成分を除去して調製した分離
大豆蛋白10W /W%(以下%)溶液を市販アルカリ
プロテアーゼ(1万unit/g)を用いE /S比0
.3にて30℃でpHを8に調節しながら加水分解率が
20%になるまで反応させ、加熱殺菌して蛋白分解酵素
処理した大豆蛋白溶液を得た。尚、加水分解率は、最終
濃度が0.2Mトリクロル酢酸可溶性窒素の全窒素に対
する百分率で表した。
(0/Wエマルジヨンの乾燥粉末の調製)上記溶液にパ
ーム精製油を10%加え、ホモミキサーにて乳化後、加
熱殺菌・噴霧乾燥してO/Wエマルジョンの乾燥粉末を
得た。
ーム精製油を10%加え、ホモミキサーにて乳化後、加
熱殺菌・噴霧乾燥してO/Wエマルジョンの乾燥粉末を
得た。
(蕎麦切の調製)
下記原料を混合・複合して麺厚5mmにし、さらに圧延
して最終1 、5mm厚の麺にして#18角切歯を用い
て切り出し、25℃で水分15%まで乾燥して高 ゛蛋
白蕎麦りJを製造した。
して最終1 、5mm厚の麺にして#18角切歯を用い
て切り出し、25℃で水分15%まで乾燥して高 ゛蛋
白蕎麦りJを製造した。
(原料配合) 表−4
蕎麦粉 20 重量部
小麦粉 80 重量部
水 44 重量部
内 食塩 0.2
増粘剤 0.3
0/Wエマルシヨンの乾燥粉末 20 重量部内 蛋白
分解酵素処理した大豆蛋白18.2ハイタルグルテン
1 重量部 馬鈴薯澱粉 5 重量部 Naカゼイネ−ト 1 重量部 これは、水分+5.0.粗蛋白20.8.粗脂肪2.4
.灰分1.7.炭水化物60.1の各%を示し、該蕎麦
切中リジン含量が1.1%、スレオニン含量が0.72
%でそのプロティンスコアーはRDA (Recomm
endedDietary Allowances )
+Food and NutritionBoard
NRC/ NAS 1974に基づく人間のアミノ酸パ
ターン旧s 1.7.lie 4.2.Leu 7.0
.Lys 5.、L含硫アミノ酸2.6.芳香族アミノ
酸7.3.Thr 3.5.Trp l。
分解酵素処理した大豆蛋白18.2ハイタルグルテン
1 重量部 馬鈴薯澱粉 5 重量部 Naカゼイネ−ト 1 重量部 これは、水分+5.0.粗蛋白20.8.粗脂肪2.4
.灰分1.7.炭水化物60.1の各%を示し、該蕎麦
切中リジン含量が1.1%、スレオニン含量が0.72
%でそのプロティンスコアーはRDA (Recomm
endedDietary Allowances )
+Food and NutritionBoard
NRC/ NAS 1974に基づく人間のアミノ酸パ
ターン旧s 1.7.lie 4.2.Leu 7.0
.Lys 5.、L含硫アミノ酸2.6.芳香族アミノ
酸7.3.Thr 3.5.Trp l。
LVal 4.8から計算すると0.72X (100
/20.8>÷3.5 xloo =99 (%)、即
ぢ約99を示し7、栄養価の高い蕎麦切とすることがで
きた。
/20.8>÷3.5 xloo =99 (%)、即
ぢ約99を示し7、栄養価の高い蕎麦切とすることがで
きた。
比較例1
蕎麦粉20部及び小麦粉80部、水32部を用い実施例
1と同様にして蕎麦切を製造した。
1と同様にして蕎麦切を製造した。
これは、水分15.粗蛋白8.9.粗脂肪1.2.灰分
0゜6、炭水化物74.3の各%を示し、リジン含量が
0.31%でそのプロティンスコアーは68を示し、栄
養価の低い蕎麦切であった。
0゜6、炭水化物74.3の各%を示し、リジン含量が
0.31%でそのプロティンスコアーは68を示し、栄
養価の低い蕎麦切であった。
(効果)
以上詳述したように、本発明により栄養価(プロティン
スコアー)が高く、且つ食感・風味・色調の優れた高蛋
白蕎麦切の製造が口J能になったものである。
スコアー)が高く、且つ食感・風味・色調の優れた高蛋
白蕎麦切の製造が口J能になったものである。
手続補正8(1疏)
1、事件の外水 J’/’−/オP矛θ昭和59年5月
24日イ」特許願 2、発明の名称 高蛋白蕎麦リノの製造法 3、補正をする者゛ 事件との関係 特許出願人 住 所 大阪山南区へ幡町6番1 名 称 不二製油株式会社 代表者 西 利 政太部 4、代理人 住所 大阪市淀用区東三国1丁目32番12号明細書の
発明の詳細な説明の欄 7、補正の内容 明細書第3頁及び第4頁を別紙の通り訂正する。
24日イ」特許願 2、発明の名称 高蛋白蕎麦リノの製造法 3、補正をする者゛ 事件との関係 特許出願人 住 所 大阪山南区へ幡町6番1 名 称 不二製油株式会社 代表者 西 利 政太部 4、代理人 住所 大阪市淀用区東三国1丁目32番12号明細書の
発明の詳細な説明の欄 7、補正の内容 明細書第3頁及び第4頁を別紙の通り訂正する。
明細書第12頁表−4の「小麦粉 80重量部」とある
を「小麦粉 70重量部」とd]圧する。
を「小麦粉 70重量部」とd]圧する。
切原料との組合・ヒによりそのプロティンスコアーを高
くできることに着目し、蕎麦切原料に分離大豆蛋白を用
いるごとによりそのプロティンスコアーを高くするごと
を目的とした。
くできることに着目し、蕎麦切原料に分離大豆蛋白を用
いるごとによりそのプロティンスコアーを高くするごと
を目的とした。
表−1
01(10Lys 51
10 !l(l Lys 60
20 1((l L y s 68
30 7[I Lys 76
40 60 Lys 83
50 50 Lys 90
因に、蕎麦わ)と小麦粉の割合か20/80の場合、及
び30/70の場合の蕎麦原料に対して分離大豆蛋白の
配合割合を変化させたときのプロティンスコアーを、R
11八 (R(!commended Dietary
Allowwances) 、Food and N
utrition Board NRC/ NAS 1
974に基づいて計算すると次の表−2及び表−3のよ
「別紙」 うになる。
び30/70の場合の蕎麦原料に対して分離大豆蛋白の
配合割合を変化させたときのプロティンスコアーを、R
11八 (R(!commended Dietary
Allowwances) 、Food and N
utrition Board NRC/ NAS 1
974に基づいて計算すると次の表−2及び表−3のよ
「別紙」 うになる。
表−2
1000Lys 68
100 5 ’Lys 86
1QQ IQ Thr 96
100 15 Thr 97
100 20 Thr 98
100 25 Thr 99
100 30 Thr 99
表−3
1000Lys T6
100 5 Lys 91
100 10 −− 100
100 15 −□ 100
Claims (2)
- (1)蕎麦切を製造するに際し、原料の一つに、蛋白分
解酵素処理した大豆蛋白、油脂及び水性溶媒を用いて均
質化したO/Wエマルジョンの乾燥粉末を用いることを
特徴とする高蛋白蕎麦切の製造法。 - (2)グルテンを用いて蕎麦切原料中の小麦蛋白の含量
を調節する特許請求の範囲第(1)項記載の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59105880A JPS60248142A (ja) | 1984-05-24 | 1984-05-24 | 高蛋白蕎麦切の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59105880A JPS60248142A (ja) | 1984-05-24 | 1984-05-24 | 高蛋白蕎麦切の製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60248142A true JPS60248142A (ja) | 1985-12-07 |
JPH0221787B2 JPH0221787B2 (ja) | 1990-05-16 |
Family
ID=14419244
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59105880A Granted JPS60248142A (ja) | 1984-05-24 | 1984-05-24 | 高蛋白蕎麦切の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60248142A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009112253A (ja) * | 2007-11-07 | 2009-05-28 | Nitsukoku Seifun Kk | ソバ麺における食感・風味を改良できるソバ粉の製造方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5754108A (ja) * | 1980-08-19 | 1982-03-31 | Stauffer Chemical Co | Hoeetanpakushitsuganjukeshohinshoho |
JPS5928445A (ja) * | 1982-08-07 | 1984-02-15 | Hakubakumai Kk | 麺類の製造方法 |
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1984
- 1984-05-24 JP JP59105880A patent/JPS60248142A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS5754108A (ja) * | 1980-08-19 | 1982-03-31 | Stauffer Chemical Co | Hoeetanpakushitsuganjukeshohinshoho |
JPS5928445A (ja) * | 1982-08-07 | 1984-02-15 | Hakubakumai Kk | 麺類の製造方法 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2009112253A (ja) * | 2007-11-07 | 2009-05-28 | Nitsukoku Seifun Kk | ソバ麺における食感・風味を改良できるソバ粉の製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0221787B2 (ja) | 1990-05-16 |
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