JPS6024759Y2 - 擁壁用コンクリ−トブロツク - Google Patents
擁壁用コンクリ−トブロツクInfo
- Publication number
- JPS6024759Y2 JPS6024759Y2 JP13573880U JP13573880U JPS6024759Y2 JP S6024759 Y2 JPS6024759 Y2 JP S6024759Y2 JP 13573880 U JP13573880 U JP 13573880U JP 13573880 U JP13573880 U JP 13573880U JP S6024759 Y2 JPS6024759 Y2 JP S6024759Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wall
- concrete
- concrete block
- retaining wall
- rising wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Retaining Walls (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は脚盤と立上り壁とよりなり、脚盤を埋設し、
立上り壁の一側で土圧を支持すべくすると共に、任意数
宛横方向に連結することにより、長大な擁壁とすること
を目的とした擁壁用コンクリートブロックに関すをもの
である。
立上り壁の一側で土圧を支持すべくすると共に、任意数
宛横方向に連結することにより、長大な擁壁とすること
を目的とした擁壁用コンクリートブロックに関すをもの
である。
従来擁壁には重力式擁壁、片持ばり式擁壁、扶壁式擁壁
および石積擁壁（コンクリートブロック積を含む）など
が知られているが、石積擁壁以外は現場打設施工が殆ん
どであり、これを設計通り施工するには、かなりの熟練
した型枠工が必要であり、施工技術の優劣が擁壁の耐圧
強度を左右することは明らかであるが、常時熟練者を確
保することがむつかしいなどの問題点があった。
および石積擁壁（コンクリートブロック積を含む）など
が知られているが、石積擁壁以外は現場打設施工が殆ん
どであり、これを設計通り施工するには、かなりの熟練
した型枠工が必要であり、施工技術の優劣が擁壁の耐圧
強度を左右することは明らかであるが、常時熟練者を確
保することがむつかしいなどの問題点があった。
然るにこの考案は、所定幅のコンクリート脚盤の上面へ
コンクリート立上り壁を偏心して一体的に成形設置し、
前記立上り壁には上下に複数の連結鋼材挿通孔を設けた
ので、このコンクリートブロックを擁壁設置予定地へ並
列し、脚盤を埋設すると共に、立上り壁を連結鋼材で連
結すれば、現場打設を伴わない長大な一体的擁壁となり
、前記従来の問題点を解決したのである。
コンクリート立上り壁を偏心して一体的に成形設置し、
前記立上り壁には上下に複数の連結鋼材挿通孔を設けた
ので、このコンクリートブロックを擁壁設置予定地へ並
列し、脚盤を埋設すると共に、立上り壁を連結鋼材で連
結すれば、現場打設を伴わない長大な一体的擁壁となり
、前記従来の問題点を解決したのである。
即ちこの考案を実施例について説明すれば、平面矩形状
のコンクリート脚盤１の上面へ、その長辺と直角にコン
クリート立上り壁２を偏心して一体的に成形設置し、コ
ンクリートブロックとする。
のコンクリート脚盤１の上面へ、その長辺と直角にコン
クリート立上り壁２を偏心して一体的に成形設置し、コ
ンクリートブロックとする。
前記立上り壁２は脚盤１の前面側に近く偏心してあり、
立上り壁２の壁厚は上端縁部２ａを厚くし、縁部２ａの
下部２ｂを若干薄く形成し、当該下部２ｂより、脚盤１
との連結部まで所定の傾斜を保って順次壁圧を大きくし
てあり、脚盤１の上面と立上り壁２の前面および後面は
夫々鈍角α、βを形成して連結され、両角度はα〉βと
なっている。
立上り壁２の壁厚は上端縁部２ａを厚くし、縁部２ａの
下部２ｂを若干薄く形成し、当該下部２ｂより、脚盤１
との連結部まで所定の傾斜を保って順次壁圧を大きくし
てあり、脚盤１の上面と立上り壁２の前面および後面は
夫々鈍角α、βを形成して連結され、両角度はα〉βと
なっている。
前記立上り壁の壁厚内には上下に連結鋼材３の挿通孔４
，４ａが水平に並列穿設され、各挿通孔４，４ａの一部
に連結鋼材３の連結穴５．５ａが設けである。
，４ａが水平に並列穿設され、各挿通孔４，４ａの一部
に連結鋼材３の連結穴５．５ａが設けである。
図中６，６ａは立上り壁の前面と後面を貫通する水抜孔
である。
である。
前記連結鋼材としてはピーシ−捻線又はピーシ−鋼棒な
どがある。
どがある。
前記コンクリートブロックを用いて擁壁を構築するには
、先づ設置予定地へ前記コンクリートブロックを並立し
て脚盤１を適度の深さに埋設すると共に、挿通孔４，４
ａヘビーシー鋼棒３を挿通し、各連結穴５，５ａでピー
シ−鋼棒端ヘナット７を螺合して締付ければ、全コンク
リートブロックを一体化した堅固な擁壁が出来上る。
、先づ設置予定地へ前記コンクリートブロックを並立し
て脚盤１を適度の深さに埋設すると共に、挿通孔４，４
ａヘビーシー鋼棒３を挿通し、各連結穴５，５ａでピー
シ−鋼棒端ヘナット７を螺合して締付ければ、全コンク
リートブロックを一体化した堅固な擁壁が出来上る。
ついでその後面へ±８を埋戻せば工事は完了する。
前記において、連結穴５，５ａを有するコンクリートブ
ロックはその幅と連結鋼材の長さとによって適宜間隔で
配置し、その間には連結穴なく、その他を同形としたコ
ンクリ−ドブ七ツクＢを介装する。
ロックはその幅と連結鋼材の長さとによって適宜間隔で
配置し、その間には連結穴なく、その他を同形としたコ
ンクリ−ドブ七ツクＢを介装する。
第１図々示のように、連結穴を有しない場合には水抜孔
６，６ａを設けるようにしてもよいが、このような構造
に限定を受けるものではない。
６，６ａを設けるようにしてもよいが、このような構造
に限定を受けるものではない。
例えばコンクリ−ドブ陥ツクＡのみによって擁壁を構築
（この場合には水抜孔あり）してもよく、コンクリート
ブロックＡの１個に対しコンクリートブロック８２個の
割合に配置することもできる。
（この場合には水抜孔あり）してもよく、コンクリート
ブロックＡの１個に対しコンクリートブロック８２個の
割合に配置することもできる。
即ちこの考案によれば、脚盤上へ立上り壁を設置すると
共に、立上り壁へ連結鋼材の挿通孔を水平に上下並列し
たので、隣接コンクリートブロックを連結鋼材で連結す
ることによって堅固な擁壁を現場施工により容易に構築
し得る効果がある。
共に、立上り壁へ連結鋼材の挿通孔を水平に上下並列し
たので、隣接コンクリートブロックを連結鋼材で連結す
ることによって堅固な擁壁を現場施工により容易に構築
し得る効果がある。
然して各コンクリートブロックは工場生産されるプレキ
ャスト製品であるから、その品質は厳重に管理され、均
一かつ優良な製品として多量生産される。
ャスト製品であるから、その品質は厳重に管理され、均
一かつ優良な製品として多量生産される。
また現場施工に際しては、コンクリートブロックを並列
埋設し、かつ連結鋼材で連結すればよいので、施工に高
度の熟練性は要求されず、作業者の確保に問題点がない
のみならず、施工の迅速性から工期を厳守し得るなどの
利点があり、型枠設置と取外しの労力時間は皆無となる
などの利点もある。
埋設し、かつ連結鋼材で連結すればよいので、施工に高
度の熟練性は要求されず、作業者の確保に問題点がない
のみならず、施工の迅速性から工期を厳守し得るなどの
利点があり、型枠設置と取外しの労力時間は皆無となる
などの利点もある。
第１図はこの考案による擁壁の一部正面図、第２図は同
じく連結穴部の縦断側面図、第３図は同じく水抜孔部の
縦断側面図、第４図はこの考案のコンクリートブロック
の平面図である。 １・・・・・・コンクリート脚盤、２−−−−−−コン
クリート立上り壁、３・・・・・・連結鋼材、４，４ａ
・・・・・・挿通孔、５，５ａ・・・・・・連結穴、６
，６ａ・・・・・・水抜孔。
じく連結穴部の縦断側面図、第３図は同じく水抜孔部の
縦断側面図、第４図はこの考案のコンクリートブロック
の平面図である。 １・・・・・・コンクリート脚盤、２−−−−−−コン
クリート立上り壁、３・・・・・・連結鋼材、４，４ａ
・・・・・・挿通孔、５，５ａ・・・・・・連結穴、６
，６ａ・・・・・・水抜孔。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 １ 所定幅のコンクリート脚盤の上面へ、コンクリート
立上り壁を一体的に成形設置し、前記立上り壁には水平
方向へ連結鋼材の挿通孔を上下に複数並設すると共に、
前記連結鋼材の連結穴内へ前記挿通孔が露出するように
設けてなる擁壁用コンクリートブロック。 ２ 立上り壁は上端部と基部を肉厚とし、立上り壁の左
右端面は垂直に設けられ、前後面は脚盤と鈍角に形成し
た実用新案登録請求の範囲第１項記載の擁壁用コンクリ
ートブロック。 ３ 連結穴は立上り壁の後面に設けた実用新案登録請求
の範囲第１項記載の擁壁用コンクリートブロック。 ４ 立上り壁は脚盤の前面側が後面側より巾狭くなるよ
うにした実用新案登録請求の範囲第１項記載の擁壁用コ
ンクリートブロック。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13573880U JPS6024759Y2 (ja) | 1980-09-24 | 1980-09-24 | 擁壁用コンクリ−トブロツク |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13573880U JPS6024759Y2 (ja) | 1980-09-24 | 1980-09-24 | 擁壁用コンクリ−トブロツク |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5760943U JPS5760943U (ja) | 1982-04-10 |
| JPS6024759Y2 true JPS6024759Y2 (ja) | 1985-07-24 |
Family
ID=29495896
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13573880U Expired JPS6024759Y2 (ja) | 1980-09-24 | 1980-09-24 | 擁壁用コンクリ−トブロツク |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6024759Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-09-24 JP JP13573880U patent/JPS6024759Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5760943U (ja) | 1982-04-10 |
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