JPS60246798A - 衣類プレス器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は一般家庭において使用するズボン等の衣類をプ
レスする衣類プレス器に関するものである。

従来例の構成とその問題点 従来の衣類プレス器は、第１図で示すように一般にクッ
ションを有した基体１にとンジ２を介してヒーターを内
蔵したプレス体３を開閉可能に枢着したものであり、例
えばズボン４をプレスする場合、長手方向にセットする
ものであるため、プレス器全体が長方形の大形なものと
なり、重量も重いものであった。

このため第２図で示すように、ズボンを２重に折りたた
んでプレスすることによりイのプレス面に小形化するこ
とができ、軽量化を図ることができる商品も開発されて
きた。しかしこの形態においては、ヒーターか位置する
中板５が構成上透明にできない。このため折り返し後の
基体１と中板５に挾まれたズボン４は上から透視するこ
とができず、たるみ等がなく正常にセットされているか
どうか確認できないままプレス体３を閉じてしまうこと
になり、結果として小シワ、複線の原因となっていた。

その点、前者は中板５が透明シートで加工されているた
めズボン４をセットする除、透明な中板５′により透視
しながら仮固定できるという点で有利であるものの、第
３図で示すように限られた巾のヒンジを支点として取付
けられた構成のため、中板の支点部５′において折れた
り、取付は部そのものが破損したり、抜けたりする問題
かあった。

さらに双方共通した使用上の問題として、被プレス物を
七ッ卜する場合、座った姿勢での動作と々す、畳に座る
ことを嫌う現代生活様式においては意外と面倒であるこ
と、また通電中は横置きするため場所をとり、収納性も
不便などの問題があった。

発明の目的 この発明はこのような従来の問題を解消し、現代生活様
式に合った形態でしかも、セットのしやすさ、を向上さ
せた衣類プレス器を提供するものである。

発明の構成 本発明の衣類プレス器は、蓋体およびヒンジを介して取
付けられたプレス体のいづれか一方、または双方にヒー
ターを内蔵したものにおいて被プレス物を２つ折りにし
て吊るす棒状ノ＼ンガーをプレス体上方に着脱自在に装
備し、被プレス物を蓋体との間に挾んでプレスするもの
であシ前記棒状ハンガーには、はぼプレス体の掛は面に
対応した面積を有し、−辺が筒状に形成された透明シー
トの筒状部を通して構成されるものであり、従来品の様
に開閉操作も少ない上に強度面でもしつかりしたものと
なる。

実施例の説明 以下、添付図面に基づいて本発明の一実施例について説
明する。

第４図〜第１１図において、６はヒーター７を内蔵シた
プレス体で、このプレス体６は上端部の一側にストッパ
ー８を有した棒状の７１ンガー９の支え部１０およびス
プリング１１を介したハンガー受け１２を内蔵し、上端
部の他側には前記ハンガー９のガイド溝１３、傾斜部１
４および切欠き部１５を有したハンガー係止手段を設け
である。

さらに前記プレス体６の側部にはヒンジ１６を介して開
閉可能に枢着された蓋体１７に設けられた係止爪１８を
係止する係止受１９を有し、最上部にはヒーター７への
電源スィッチ２０、サーモスタット２１等を具備し、任
意の箇所にプレス体を壁等に例えばネジ２２等で固定す
る穴２３が形成されたものである。そして、前記ハンガ
ー９には第６図で示すようなプレス面に対応した面積を
有したプレスシート２４の一辺が折曲げ形成された筒状
部２４′が挿入されており、この上に被プレス物を折シ
返して掛けるように構成されている。

上記構成において動作を説明すると、被プレス物を第７
図で示すように、ハンガー９に具備されたプレスシート
２４に２つ折シにして掛け、第１０図、第１１図で示す
ようにノ・ンガー９の先端部９′を支え部１０に挿入し
、矢印方向へ押すとノ・ンガー受１２がスプリング１１
を押圧すると同時に１ストツパー８が傾斜部１４を滑る
ように移動し切欠き部１５の壁１６′で止゛まり、プレ
ス体に係止されるため前後の動きが制される。尚、この
時棒状ハンガーはガイド溝１３によって案内されるため
、係止後も上下のガタッキは押さえられるものである。

次に、このままの状態で被プレス物の胴側を軽く持ち上
げてプレスシート２４を透視して、裾側のセラ・ト状態
を確認することができ、もし不都合であれば両手で下方
へ引張り、また同様に胴部も引張ればよい、後は蓋体１
７を閉じて係止爪１８を係止受１９に嵌合させ、電源ス
ィッチ２ｏをＯＮＫすればプレス開始となる。

なお、この時、第１２．第１３図で示すようにプレスシ
ート２４がなくて直接ズボンを棒状ハンガーに吊るして
プレス体にセットすることも考えられるが、この場合は
プレス後の仕上がりとして第１４図に示すように被プレ
ス物の跡４′が残る結果となる。

発明の効果 上記実施例からあきらかなように、本発明の衣類プレス
器はとくに−・ンガーをプレス体と分離し、プレス体と
着脱自在如し、プレス体を柱、壁等に取付けることによ
シ、立ったままの姿勢で、「ハンガーを取出す」「ズボ
ンを脱ぐ」「ズボンを掛ける」「プレス体にセットする
」「セット状態を確認する」「たるみを伸ばす」等の一
連の動作が可能であり、しかも座って平面でズボンのセ
ラＩ・をしていた従来のものに比べて、ノーンガーに吊
るすことによって、ズボンの重さにより自然に小シワ、
たるみは修正されることは説明するに及ばず、特に仕上
シの面において折シ返されたズボンの裾部と胴部の間に
は硬質のプレスシートの介在が作用して跡を残すような
こともなく、形態上プレスシートの開閉操作が従来品よ
り少なくなることと、筒状で大きい巾で棒状ハンガーに
挿入されているため破損の問題が皆無となる等の特徴の
他、壁掛け、半サイズのため、収納の手間もなく、軽く
、場所もとらない、このことは小さいプライベートルー
ム等のどこにでも放置できるものである。

【図面の簡単な説明】

督 第１図〜第３図は従来の衣類プレス器を示す斜視図、第
４図は本発明の一実施例を示す衣類ブレス器の正面図、
第６図〜第７図は同分解斜視図、第８図は第４図におけ
るＡ−Ａ断面拡大図、第９図は第８図におけるＢ部拡大
斜視図、第１０図。 第１１図は同次類プレλ器の動作断面図、第１２図〜第
１４図は本発明の実施例においてプレスシートを外して
使用した場合の説明図である。 ６・・・・・・プレス体、９・・・・・・ハンガー、２
４・・・・・・プレスシート。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
図 第４図 ｉ６図　第７図 第８図 第１３図 第１４図　４・・

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）　プレス体と、このプレス体の一側縁にヒンジを
   介して回動自在に枢着された蓋体と、前記プレス体およ
   び蓋体のいづれか一方、または双方に内蔵したヒーター
   と、このプレス体上方にプレス面に対向して衣類等を吊
   るすハンガーを着脱自在に設けた係止手段を備え、前記
   ・・ンガーには、はぼプレス体の掛は面に対応した面積
   を有した透明なプレスシートを備えた衣類プレス器。
2. （２）プレスシートは、その−辺に筒状部を形成し、こ
   の筒状部をハンガーに挿通することにより取付けた特許
   請求の範囲第１項記載の衣類プレス器。