JPS6024652B2 - ガス絶縁母線 - Google Patents

ガス絶縁母線

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Publication number
JPS6024652B2
JPS6024652B2 JP8458379A JP8458379A JPS6024652B2 JP S6024652 B2 JPS6024652 B2 JP S6024652B2 JP 8458379 A JP8458379 A JP 8458379A JP 8458379 A JP8458379 A JP 8458379A JP S6024652 B2 JPS6024652 B2 JP S6024652B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bellows
auxiliary
main
gas
tank
Prior art date
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Expired
Application number
JP8458379A
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English (en)
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JPS5610016A (en
Inventor
宏 山本
龍男 宮本
捷久 岡村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP8458379A priority Critical patent/JPS6024652B2/ja
Publication of JPS5610016A publication Critical patent/JPS5610016A/ja
Publication of JPS6024652B2 publication Critical patent/JPS6024652B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、絶縁性高圧ガスを封入したガス絶縁母線に関
するものである。
従来、ガス絶縁母線は、 ‘1’ 組立時の寸法誤差を吸収させる {2} 地盤の沈下等に基づく母線タンクへの外力の影
響を吸収させる‘3’ 日射による母線タンクの温度変
化、通電による機器の発熱に基づく母線タンクの温度変
化、及び、周囲温度の変化による母線タンクの温度変化
等各種の原因に基づく母線タンクの温度変化による伸縮
を吸収させることを目的として、ガス絶縁母線タンクの
途中には、ベローズを用いた伸縮吸収装置を挿入するこ
とが、通例である。
この伸縮吸収装置1は、例えば、添付図面第1図に示す
ように、電流を通電する導体2を内部に有し、絶縁性高
圧ガス3が封入されている母線タンク4の途中であって
、基礎5の上に設置された支持台6の中間に設けられて
いる。
この伸縮吸収装置1は、第2図に示すように、べローズ
7をその途中に形成し、内部に絶縁性高圧ガス3が封入
される母線タンク8と、べローズ7をはさんでその両側
において母線タンク8に固着されるコイルばね支持用フ
ランジ9、及び、ロット固定用フランジー0と、コイル
ばね支持用フランジ9に一端が当接し、他端がロット固
定用フランジー01こ調節固定されるロット11により
、これに取り付けられる座金12を介して、押圧するコ
イルばね13とから構成されている。
従来装置はこのように構成され、絶縁性高圧ガス3が母
線タンク4及び8内に封入されるために、その内圧によ
って、ベローズ7は伸びようとするが、その伸びようと
する力はロット固定用フランジ10、ロット11及び座
金12を介して、コイルばね13を圧縮する。
このべローズ7の伸びの力とコイルばねを圧縮すること
による反力とのバランスによって、母線タンクの伸長は
阻止−されている。従って、絶縁性高圧ガス3が定格ガ
ス圧力である場合に、コイルばね13が所定の圧縮量と
なって、力が平衡するように、ロット11はロット固定
用フランジ10に調節固定される。しかるに、周囲温度
が変化したり、日射、通電又は母線事故時のアーク発生
等によって母線タンク8内の絶縁性高圧ガス3が、定格
ガス圧力より、昇降して変動した場合には、その変動に
応じてべローズ7は伸縮しようとする。すなわち、この
場合のべローズ7前後の母線タンク8‘こかかる力が、
コイルばね13のたわみ量に基づく反力と平衡するまで
、母線タンク8は伸縮する。従って、この伸縮により、
母線タンク8を支持している支持台6もまた、その力を
受けることになり、その結果、支持台6は、地震力、そ
の他通常負荷にに対応し、また、母線タンク4自体の熱
による変形に対応するだけでなく、上記の圧力変化に基
づく母線タンク4,8の伸縮に対しても対応し得るだけ
の強度が要求され、従って、相当強度の大きな支持台6
が要求されるという欠点があった。本発明は、このよう
な従来の欠点を除去したガス絶縁母線を得ることを、そ
の目的とするものである。本発明は、上記の目的を達成
するために、主べローズに蓮通管を介して運通し、主べ
ローズに近い母線タンクに固定した補助べローズ取付用
フランジに取り付けられた補助べローズを設け、主べロ
ーズと補助べローズとは伸長方向が相対向すると共に補
助べローズは、絶縁性高圧ガス封入時において、主べロ
ーズの伸長と平衡する容量とすることを特徴とするもの
である。
以下、本発明をその一実施例を示す添付図面に基づいて
説明する。
第3及び第4図において、本発明による伸縮吸収装置2
0は、主べローズ21をその中間に形成する母線タンク
22と、主べローズ21の前後において母線タンク22
に固定して設けられる補助べローズ取付用フランジ23
、及び、ロット固定用フランジ24と、補助べローズ取
付用フランジ23の主べローズ21と反対側端面に、一
端が取り付けられている補助べローズ25と、補助べロ
ーズ25の補助べローズ取付用フランジ23に対して反
対側端面に設けられたフランジ26及びロット固定用フ
ランジ24間を連結すると共にその間隔を調節可能なロ
ット27と、主べローズ21の内部及び補助べローズ2
5の内部間を運通する蓬通管28とから成り、母線タン
ク22内に圧力がかかっている場合に、主べローズ21
と補助べローズ25とは平衡するように構成されている
このように構成される伸縮吸収装置20は、第5及び6
図に示すように、これに接続される母線タンク31の間
にはさんで接続される。なお、この接続は気密構造とさ
れ、従って、母線タンク22及び31の内部には絶縁性
高圧ガス32が封入される。また、符号33は基礎34
上に設置された支持台である。本発明はこのように横姓
されるので、外気温度の変動、及び、日射、通電又はア
ーク発生等による温度変化等に基づく絶縁性高圧ガス3
2の圧力変動が生じても、主べローズ21と補助べロー
ズ25とは運通管28によって連通されるので、両べロ
ーズ21,25の内圧は等圧となる。
従って、主べローズ21が伸縮すれば、補助べローズ2
5を同一方向に伸縮しようとするが、両べローズ721
,25は、母線タンク22に固定して設けられている補
助べローズ取付用フランジ23に対してそれぞれ反対側
の端部に設けられたロット固定用フランジ24とフラン
ジ26とを連結しているロット27によって連結されて
いるために各べローズ21,25の伸縮はそれぞれ補助
べローズ取付用フランジ23側に向かって伸縮し、しか
も、上記のように、主べローズ21と補助べローズ25
との伸長が平衡する容量とこれているために、お互いの
伸縮が補助べローズ取付用フランジ23において相殺さ
れ阻止されることになる。すなわち、主べローズ21の
伸縮しようとする力は補助べローズ25により打ち消さ
れることになる。従って、母線タンク22.31内の絶
縁性高圧ガス32の圧力変動に基づく支持台33への影
響は、上記のように主べローズ21の伸縮力を補助べロ
ーズ25によって打ち消して結果的に補助べローズ取付
用フランジ23とロット固定用フランジ24との間にお
いては絶縁性高圧ガス32の圧力変動による伸縮が生じ
ないようにしたために、全く生ぜず、その結果、支持台
33の構築強度も、単に通常負荷と、母線タンク自体の
外気温度に基づく伸縮とに対応するだけでよく、絶縁性
高圧ガス32の圧力変動に対する考慮は全く不要であっ
て、それだけ剛性を低く押え、小形化し得る効果がある
。更に、上記効果と共に、又は、この効果に基づいて、
○’本発明によるべローズは補助べローズを主べローズ
のいずれの側の位置に配置しても成り立つが、特に、相
関方向に対して直角方向に配直することにより、第6図
に示すように、ガス絶縁母線の相間隔Aは補助べローズ
の寸法だけ小さくすることができる‘21 支持台の小
形化に基づいて、 ‘aー ガス絶縁装置を縮小化し得る ‘bー 基礎部に作用する力も小さくなるために、基礎
の設計、施行が容易且つ安価になる【cー 支持台等の
輸送、取扱いが容易となる{3’ ガス絶縁母線に封入
されている絶縁性ガスの温度変化等による圧力変動に対
する考慮は全く不要であるため、言い換えれば、圧力変
動によるべローズ推力がほぼ零となり、ガス絶縁母線を
支える基部の転倒モーメントが低減されるために、ガス
絶縁母線を高所に配置することが容易になる等の多くの
効果を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のガス絶縁母線の概略構成正面図、第2図
はそのべ。 ーズを使用した伸縮吸収装置の一部断面正面図、第3図
は本発明装置の一実施例におけるべローズ使用の伸縮吸
収装置の一部断面正面図、第4図はその右側面図、第5
図は本発明の一実施例の概略構成平面図、第6図はその
概略構成正面図である。1,20・・・・・・伸縮吸収
装置、2・・・・・・導体、3,32・・…・絶縁性高
圧ガス、4,8,22,31・・・・・・母線タンク、
5,34・・・・・・基礎、6,33・・・・・・支持
台、7,21・・・・・・主べローズ、9・・・・・・
コイル‘まね支持用フランジ、10,24・・・・・・
ロット固定用フランジ、11,27……ロット、12…
…座金、13・・・・・・コイルばね、23・・…・補
助べローズ敬付用フランジ、25・・・・・・補助べロ
ーズ、26・・・・・・フランジ、28・・・・・・連
通管、A・・・・・・相間隔。 溝2図溝l図 港3図 紫ム図 精5図 第6図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 主ベローズが母線タンクの途中に挿入されている絶
    縁性高圧ガス封入のガス絶縁母線において、主ベローズ
    に連結管を介して連通し、主ベローズに近い母線タンク
    に固定した補助ベローズ取付用フランジに取り付けられ
    た補助ベローズを設け、主ベローズと補助ベローズとは
    伸長方向が相対向すると共に補助ベローズは絶縁性高圧
    ガス封入時において主ベローズの伸長と平衡する容量を
    有することを特徴とするガス絶縁母線。 2 補助ベローズが主ベローズの両側に各1個宛設けら
    れた特許請求の範囲第1項記載のガス絶縁母線。
JP8458379A 1979-07-02 1979-07-02 ガス絶縁母線 Expired JPS6024652B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8458379A JPS6024652B2 (ja) 1979-07-02 1979-07-02 ガス絶縁母線

Applications Claiming Priority (1)

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JP8458379A JPS6024652B2 (ja) 1979-07-02 1979-07-02 ガス絶縁母線

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Publication Number Publication Date
JPS5610016A JPS5610016A (en) 1981-02-02
JPS6024652B2 true JPS6024652B2 (ja) 1985-06-14

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ID=13834687

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JP8458379A Expired JPS6024652B2 (ja) 1979-07-02 1979-07-02 ガス絶縁母線

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JP6129292B2 (ja) * 2013-02-15 2017-05-17 三菱重工コンプレッサ株式会社 蒸気タービンシステム

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JPS5610016A (en) 1981-02-02

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