JPS6024584Y2 - 熱収縮性チユ−ブ - Google Patents

熱収縮性チユ−ブ

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Publication number
JPS6024584Y2
JPS6024584Y2 JP3291378U JP3291378U JPS6024584Y2 JP S6024584 Y2 JPS6024584 Y2 JP S6024584Y2 JP 3291378 U JP3291378 U JP 3291378U JP 3291378 U JP3291378 U JP 3291378U JP S6024584 Y2 JPS6024584 Y2 JP S6024584Y2
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JP
Japan
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heat
temperature
tube
shrinkable
layer
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Expired
Application number
JP3291378U
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English (en)
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JPS54136378U (ja
Inventor
俊一 高井
Original Assignee
古河電気工業株式会社
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Filing date
Publication date
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  • Laminated Bodies (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Wrappers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は絶縁被覆用、防蝕被覆用、防水被覆用などとし
て各種加工材の表面やその他所要部所に被着される熱収
縮性チューブの改良に関するものである。
既知の通り、熱収縮性のゴム、合成樹脂等よりなる従来
一般の熱収縮チューブでは、該チューブを所要の加工材
、あるいは所要の部所に被せた後、これを外部からバー
ナーなどにて加熱することにより熱収縮させ、該収縮力
のみか、あるいは該収縮力とチューブ内面に設けられた
接着層とにより、目的とする被着状態を得ていたが、例
えば現場加工などにおけるバーナー加熱等により上記の
作業を行う場合では、熱収縮チューブの外周を均一に加
熱することが難しいため、加熱過剰によるチューブ表面
の酸化劣化や焼損、加熱不足による収縮不良、さらには
加熱過剰部分と加熱不足部分とが混在して生じることに
よるチューブの内部歪等がしばしば発生し、これが原因
でチューブの耐久性が低下したり、満足な被着状態が得
られないといった問題点を惹き起していた。
そこで従来でも、熱収縮性チューブの外周に加熱によっ
て変色するサーモペイントを塗布し該ペイントの変色状
態を目視しながら同チューブへの加熱温を調整するとい
った手段が採られていたが、この場合では、作業現場で
の外的条件(外気温や風)による奪熱作用によりサーモ
ペイントの表示温度とチューブ温度とが正確に対応しな
くなるという、つぎのような問題点が生じていた。
つまり、加熱源に近い表層のサーモペイントは充分に加
熱されるが、該部の熱がチューブ側へ伝わることなくそ
の殆どが前記外的条件の影響によって奪れるため、サー
モペイントが所定加熱温度を表示しているのに実際のチ
ューブ温度は加熱不足の状態にとS゛まるといったこと
になり、該サーモペイントの温度表示機能を満足に活用
することができなかった。
また、この他の問題点として、熱収縮性チューブの材質
や厚みに応じて同チューブを強加熱する場合では、該強
加熱によってサーモペイントが焼損されてしまい、これ
を利用しての加熱コントロールが行えなくなるといった
ことにもなっていた。
本考案は上記の諸問題点を解消すべく、この種チューブ
の均一加熱が簡単かつ正確に行え、しかもチューブ加熱
時に焼損などが生じないよう工夫したもので、以下その
構成を図示の1実施例により説明する。
図において、1は熱収縮性を有する中空基体であり、チ
ューブ構造を有したこの中空基体1の材料としては、架
橋ポリエチレン、ポリエチレン、ポリ塩化ビニル、エチ
レン−酢酸ビニル共重合体、ポリエステルなどの熱可塑
性プラスチック、あるいはエチレン−プロピレン共重合
体、シリコンゴム、ネオプレンなどの熱可塑性ゴム、も
しくはこれらの混合物などが採用される。
2は上記中空基体1の内周面に着設された接着層であり
、絶縁用、気密用、水密用などとなるこの接着層2とし
ては、アスファルト、エチレン−酢酸ビニル共重合体、
スチレン−ブタジェン共重合体、天然コム、ブチルゴム
等をベースにしたものが用いられる。
さらに、3は上記中空基体1の外周面に積層された示温
層であり、この示温層3としては加熱によって変色する
既知の材料、例えば長島特殊塗料(掬製、日東工業(掬
製、テイカ産業(t$)製の示温塗料が採用される。
さらに、4は該示温層3の外周に積層された熱収縮性の
、しかも透明ないし半透明などの透視性を有した耐熱保
護層であり、この耐熱保護層4としては加熱時に透明で
熱に対して安定なもの、例えば老化防止剤を高充填した
架橋ポリエチレン、架橋エチレン−酢酸ビニル共重体、
架橋ポリ塩化ビニル等が採用される。
なお、上記において接着層2は場合によって省略される
こともある。
本考案の熱収縮性チューブが上記の実施例からなる場合
は、これを金属導線、その他各種の線状あるいは棒状体
の外周へ被着したり、さらには電線やケーブル等の接続
部外周などへ被着し、これにより絶縁被覆、防蝕被覆、
防水被覆状態などを得るのであって、この際の被着に際
しては従来と同じく外部加熱により当該チューブを熱収
縮させるのであるが、該加熱時、耐熱保護層4下にある
示温層3、中空基体1はこの耐熱保護層4を介して熱的
に保護されるから、これらが酸化劣化されたり、焼損さ
れるといったことがなく、しかもこの際の加熱状況は透
明、半透明などの上記耐熱保護層4より透視できる示温
層3の変色状態により知得できるから、内部歪などが生
じないように当該チューブ全域が過不足なく均一加熱で
き、従って適正なチューブ収縮状態も簡単に得られ、長
期にわたってチューブずれや亀裂のない満足な被着状態
が得られることになる。
また、強風下、低温下などの作業条件下において上記チ
ューブを熱収縮させる場合、つまり耐熱保護層4は充分
加熱されるが、上記外的条件による奪熱作用により示温
層3や中空基体1への熱浸透が不充分な状況下にある場
合、該示温層3は同層3と中空基体1とへ伝播した加熱
温のみによって変色するようになり、かつ、該示温層3
が中空基体1の近似温をその変色により表示するように
なるから、上記のような作業条件下にあっても示温層3
による正確な温度表示により、当該熱収縮チューブを過
不足なく加熱できるようになる。
さらに、最外層として耐熱保護層4があるからこそ、熱
浸透の悪い条件下や熱容量を大きくしなければならない
条件下での強加熱が上記示温層3および中空基体1を焼
損させることな〈実施できるようになる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案熱収縮性チューブの1実施例を示した断面
図である。 1・・・・・・中空基体、3・・・・・・示温層、4・
・・・・・耐熱保護層。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 熱収縮性を有する中空基体の外周面に、加熱などによる
    温度変化によって変色する示温層を積層すると共に該示
    温層の外周面には同層を透視可能な熱収縮性の耐熱保護
    層を積層してなる熱収縮性チューブ。
JP3291378U 1978-03-15 1978-03-15 熱収縮性チユ−ブ Expired JPS6024584Y2 (ja)

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JP3291378U JPS6024584Y2 (ja) 1978-03-15 1978-03-15 熱収縮性チユ−ブ

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JP3291378U JPS6024584Y2 (ja) 1978-03-15 1978-03-15 熱収縮性チユ−ブ

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JPS54136378U JPS54136378U (ja) 1979-09-21
JPS6024584Y2 true JPS6024584Y2 (ja) 1985-07-23

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JP3291378U Expired JPS6024584Y2 (ja) 1978-03-15 1978-03-15 熱収縮性チユ−ブ

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JPS56150545A (en) * 1980-04-24 1981-11-21 Kasei Co C I Thermo-contractive decorative material and its manufacture
JP4794932B2 (ja) * 2005-07-21 2011-10-19 ニチアス株式会社 シール構造体及びその製造方法

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