JPS602447B2 - コンクリ−ト打設法 - Google Patents
コンクリ−ト打設法Info
- Publication number
- JPS602447B2 JPS602447B2 JP5481981A JP5481981A JPS602447B2 JP S602447 B2 JPS602447 B2 JP S602447B2 JP 5481981 A JP5481981 A JP 5481981A JP 5481981 A JP5481981 A JP 5481981A JP S602447 B2 JPS602447 B2 JP S602447B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- concrete
- formwork
- steel plate
- hopper
- dowel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E04—BUILDING
- E04G—SCAFFOLDING; FORMS; SHUTTERING; BUILDING IMPLEMENTS OR AIDS, OR THEIR USE; HANDLING BUILDING MATERIALS ON THE SITE; REPAIRING, BREAKING-UP OR OTHER WORK ON EXISTING BUILDINGS
- E04G11/00—Forms, shutterings, or falsework for making walls, floors, ceilings, or roofs
- E04G11/06—Forms, shutterings, or falsework for making walls, floors, ceilings, or roofs for walls, e.g. curved end panels for wall shutterings; filler elements for wall shutterings; shutterings for vertical ducts
- E04G11/20—Movable forms; Movable forms for moulding cylindrical, conical or hyperbolical structures; Templates serving as forms for positioning blocks or the like
- E04G11/34—Horizontally-travelling moulds for making walls blockwise or section-wise
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Architecture (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Revetment (AREA)
- Forms Removed On Construction Sites Or Auxiliary Members Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はコンクリート打設法に関するものである。
鋼製の海洋構造物は一般に塗装を施しても一定期間毎に
錆を落し、塗りなおす所謂メンテナンスが必要である。
錆を落し、塗りなおす所謂メンテナンスが必要である。
しかし最近海洋城の開発や有効利用が盛んになるにつれ
て海洋構造物は海洋に据置かれたままになる。例えば発
電等のプラント台船や浮消波堤等の海洋構造物が建造さ
れるようになっており、これらは殆んどが鋼製である。
これらの据置タイプの海洋構造物の問題はメンテナンス
のためのドック入りが不可能なことである。又海洋構造
物をコンクリートで構成したものもあり、これは耐食性
、耐久性共に銅より優れていることが明らかである。た
だ鋼と同様の水密性の高い海洋構造物をコンクリートで
作ろうとすると、非常に大きく、重くなる欠点がある。
そこで第1図、第2図に示すように鋼製の海洋構造物〔
第1図ではプラント台船1、第2図では浮消波堤2〕の
海水に接する部分にコンクリート3,4を張り付ければ
、鋼製の軽くて水密性の良い長所とコンクリートの耐久
性、耐食性の良い長所を同時に満足することができると
考えられる。しかもコンクリートの剛性も付加されるの
で信頼性の高いものとなる。ここで使用するコンクリー
トはひび割れ強度の高いしかもひび割れ後も大きな靭性
を持ち、大きなクラックの生じない鋼繊維補強コンクリ
ートを用いる。又張り付けられるコンクリートの板厚は
5〜10肌である。そして水密性の高い高濃度コンクリ
ートのスランプは5〜12伽である。これは所謂硬練り
コンクリートである。鋼繊維の混入率は体積でコンクリ
ート1〆当り、1〜2%である。上記の条件のコンクリ
ートを張り付ける方法には、■吹き付け工法、■型枠工
法が考えられる。■の吹き付け工法は練り上がった鋼繊
維補強コンクリ−ト或いは半練りの鋼繊維補強コンクリ
ートと水とを強力なポンプとエアーでノズルから吹き出
させ、対象面に吹き付けて付着させるもので、吹き付け
機械を移動できればどんな場所でも簡単にコンクリート
を張り付けられる。この工法の欠点は品質が吹き付ける
ノズル操作に左右されること、又約2割の跳ね返り量が
あり、これをドック内でどのように処理するかが問題と
なる。又夫倭に左右され易く、広い乾燥面を持つので養
生方法も工夫が必要である。又吹き付けられたコンクリ
ートがずり落ちないように急縞剤を用いる場合にはこれ
は成分が塩分であるため鋼板に錆を発生させ易い。■の
型枠工法の場合、その問題はコンクリート板厚が薄いの
で型枠内部へコンクリートがうまく入り込まない恐れが
あることで、特に鋼板にジベル等を付ければこの恐れが
強くなる。本発明はこの型枠工法に改良を加え薄いコン
クリートを垂直に打設する方法であり、以下本発明の実
施例について説明する。先ず第3図において海洋構造物
20の鋼板5外面にはコンクリートとのずれ止め用とし
て鋼製ジベル6・・・が等間隔おきに設けられている。
このジベル6・川は鋼板5と型枠7との間のスべ−サー
を兼ねている。尚図中8は鋼板5と型枠7との間にコン
クリートを導くためにクレーンにワイヤ−9を介して昇
降自在に吊り下げられた下側ホッパー、10はこの下側
ホッパー8の上方に位置して下側ホツパー8にコンクリ
ートを供給する昇降自在な上側ホッパー、1 1は前記
型枠7を載せる台車、12はこの台車11上でウインチ
13によりワイヤ‐14を介してガイド22に沿って昇
降可能に設けられた型枠支持フレームで、前記型枠7は
この型枠支持フレーム12に支持されている。15は型
枠7の上端と型枠支持フレーム12上端との間に介在さ
れた油圧ジャッキである。
て海洋構造物は海洋に据置かれたままになる。例えば発
電等のプラント台船や浮消波堤等の海洋構造物が建造さ
れるようになっており、これらは殆んどが鋼製である。
これらの据置タイプの海洋構造物の問題はメンテナンス
のためのドック入りが不可能なことである。又海洋構造
物をコンクリートで構成したものもあり、これは耐食性
、耐久性共に銅より優れていることが明らかである。た
だ鋼と同様の水密性の高い海洋構造物をコンクリートで
作ろうとすると、非常に大きく、重くなる欠点がある。
そこで第1図、第2図に示すように鋼製の海洋構造物〔
第1図ではプラント台船1、第2図では浮消波堤2〕の
海水に接する部分にコンクリート3,4を張り付ければ
、鋼製の軽くて水密性の良い長所とコンクリートの耐久
性、耐食性の良い長所を同時に満足することができると
考えられる。しかもコンクリートの剛性も付加されるの
で信頼性の高いものとなる。ここで使用するコンクリー
トはひび割れ強度の高いしかもひび割れ後も大きな靭性
を持ち、大きなクラックの生じない鋼繊維補強コンクリ
ートを用いる。又張り付けられるコンクリートの板厚は
5〜10肌である。そして水密性の高い高濃度コンクリ
ートのスランプは5〜12伽である。これは所謂硬練り
コンクリートである。鋼繊維の混入率は体積でコンクリ
ート1〆当り、1〜2%である。上記の条件のコンクリ
ートを張り付ける方法には、■吹き付け工法、■型枠工
法が考えられる。■の吹き付け工法は練り上がった鋼繊
維補強コンクリ−ト或いは半練りの鋼繊維補強コンクリ
ートと水とを強力なポンプとエアーでノズルから吹き出
させ、対象面に吹き付けて付着させるもので、吹き付け
機械を移動できればどんな場所でも簡単にコンクリート
を張り付けられる。この工法の欠点は品質が吹き付ける
ノズル操作に左右されること、又約2割の跳ね返り量が
あり、これをドック内でどのように処理するかが問題と
なる。又夫倭に左右され易く、広い乾燥面を持つので養
生方法も工夫が必要である。又吹き付けられたコンクリ
ートがずり落ちないように急縞剤を用いる場合にはこれ
は成分が塩分であるため鋼板に錆を発生させ易い。■の
型枠工法の場合、その問題はコンクリート板厚が薄いの
で型枠内部へコンクリートがうまく入り込まない恐れが
あることで、特に鋼板にジベル等を付ければこの恐れが
強くなる。本発明はこの型枠工法に改良を加え薄いコン
クリートを垂直に打設する方法であり、以下本発明の実
施例について説明する。先ず第3図において海洋構造物
20の鋼板5外面にはコンクリートとのずれ止め用とし
て鋼製ジベル6・・・が等間隔おきに設けられている。
このジベル6・川は鋼板5と型枠7との間のスべ−サー
を兼ねている。尚図中8は鋼板5と型枠7との間にコン
クリートを導くためにクレーンにワイヤ−9を介して昇
降自在に吊り下げられた下側ホッパー、10はこの下側
ホッパー8の上方に位置して下側ホツパー8にコンクリ
ートを供給する昇降自在な上側ホッパー、1 1は前記
型枠7を載せる台車、12はこの台車11上でウインチ
13によりワイヤ‐14を介してガイド22に沿って昇
降可能に設けられた型枠支持フレームで、前記型枠7は
この型枠支持フレーム12に支持されている。15は型
枠7の上端と型枠支持フレーム12上端との間に介在さ
れた油圧ジャッキである。
次に前記ジベルについて第4図A〜Cに基づき説明する
。第4図Aは従釆の市販品を使用した場合である。この
第4図Aに示すジベル6について従来の使い方をすると
ジベル6がコンクリート内部に深く入り問題とならない
が、スベーサを兼用させると第4図Aに示すように頭部
6aの面が表面に露出することになり、この面は鋳る恐
れがある。又鋼板5とコンクリート21とはさほど付着
性がないので、鋼板5とコンクリート21との境界面を
通じて水が導かれ、鋼板5に達する恐れがある。又頭部
6aの内側にコンクリートがまわり}こくく空隙が生じ
るという欠点もある。第4図B及びCはこれらの問題を
解決し本発明に用いるもので、ジベル6の外側に円錐台
形の胸製カバー17を設けている。このカバー17とジ
ベル6とはカバー17内部の空間に接着剤或いはモルタ
ル16を注入することによって接着される。上記陶製カ
バー17の表面はタイルの裏面のようにざらざらしてお
り、一般にタイルとセメントとは非常に良く接着するよ
うに、該胸製カバー17とコンクリート21との接着性
及び水密性が高められる。又胸製カバー17は円錐台形
であり、前詑ジベル6はこの胸製カバー17によって包
まれているので、第4図Aのようにジベル6の頭部6a
の内側に空隙が生じるということもない。以上述べた第
4図Bに示すものはジベル6とは別に製作された陶製カ
バー17を用いたが、第4図Cで示すように胸製カバー
18内に鋼製ジベル6を埋め込んで一体的に形成するこ
とも可能である。この特長は鋼製のジベル6と陶製カバ
ー18とが完全に一体であり、第4図Bのようにジベル
を鋼板5に溶接した後のカバーリングの作業が不要であ
る。尚第4図Cにおいて陶製カバー18の表面に電極1
9が露出されているのでジベル6を鋼板5にそのままで
溶接できる。又胸製カバー一18と鋼板5との接当部に
おいてジベル6周りには空隙が形成されており、ここに
熔接材料等を入れることができる。次に前記第3図に示
す打設装置を用いてのコンクリート打設工法について第
5図A〜Cに基づし、tて説明する。
。第4図Aは従釆の市販品を使用した場合である。この
第4図Aに示すジベル6について従来の使い方をすると
ジベル6がコンクリート内部に深く入り問題とならない
が、スベーサを兼用させると第4図Aに示すように頭部
6aの面が表面に露出することになり、この面は鋳る恐
れがある。又鋼板5とコンクリート21とはさほど付着
性がないので、鋼板5とコンクリート21との境界面を
通じて水が導かれ、鋼板5に達する恐れがある。又頭部
6aの内側にコンクリートがまわり}こくく空隙が生じ
るという欠点もある。第4図B及びCはこれらの問題を
解決し本発明に用いるもので、ジベル6の外側に円錐台
形の胸製カバー17を設けている。このカバー17とジ
ベル6とはカバー17内部の空間に接着剤或いはモルタ
ル16を注入することによって接着される。上記陶製カ
バー17の表面はタイルの裏面のようにざらざらしてお
り、一般にタイルとセメントとは非常に良く接着するよ
うに、該胸製カバー17とコンクリート21との接着性
及び水密性が高められる。又胸製カバー17は円錐台形
であり、前詑ジベル6はこの胸製カバー17によって包
まれているので、第4図Aのようにジベル6の頭部6a
の内側に空隙が生じるということもない。以上述べた第
4図Bに示すものはジベル6とは別に製作された陶製カ
バー17を用いたが、第4図Cで示すように胸製カバー
18内に鋼製ジベル6を埋め込んで一体的に形成するこ
とも可能である。この特長は鋼製のジベル6と陶製カバ
ー18とが完全に一体であり、第4図Bのようにジベル
を鋼板5に溶接した後のカバーリングの作業が不要であ
る。尚第4図Cにおいて陶製カバー18の表面に電極1
9が露出されているのでジベル6を鋼板5にそのままで
溶接できる。又胸製カバー一18と鋼板5との接当部に
おいてジベル6周りには空隙が形成されており、ここに
熔接材料等を入れることができる。次に前記第3図に示
す打設装置を用いてのコンクリート打設工法について第
5図A〜Cに基づし、tて説明する。
鋼板5と型枠7とはジベル6を介して一定間隔に保たれ
る。その状態を保持したまま型枠7の下部は海洋構造物
20の鋼板5に押し付けられる。しかしこのように型枠
7全体を押し付けるとコンクリートを打設する隙間が狭
いのにもかかわらずコンクリートを非常に深いところ迄
打設しなければならず作業が非常に困難である。そこで
打設し易い深さにだけ型枠7を押し付け、その他は離し
ておく方がコンクリートは打設し易い。その状態を第5
図Aに示しており、型枠7の上端は前記ジャッキ15に
より引っ張られて誉曲し鋼板5側から離れている。この
型枠7の上端と鋼板5との間の口のあいたところに上部
から上側ホッパー10及び下側才ッパー8を介してコン
クリート21を流し込むのである。流し込んでいく順に
第5図Bに示すように前記ジャッキ量5を伸張すると型
枠7は直線状となりコンクリート21は適当厚さに打談
される。尚前記ジャッキ15を伸張すると同時に前記上
側ホッパー10及び下側ホッパー8を上昇させる。第5
図においてコンクリート21が型枠7を外しても落ちな
い硬さになったところで第5図Cに示すように型枠7を
前記ウィンチ13によって持ち上げ、該型枠7を第5図
Aに示すのと同じようにジャッキ15により口をあげコ
ンクリート21を打設しつつ型枠7をジャッキ15によ
り直線状にする。次に第6図〜第11図に基づき各部の
詳細について説明する。
る。その状態を保持したまま型枠7の下部は海洋構造物
20の鋼板5に押し付けられる。しかしこのように型枠
7全体を押し付けるとコンクリートを打設する隙間が狭
いのにもかかわらずコンクリートを非常に深いところ迄
打設しなければならず作業が非常に困難である。そこで
打設し易い深さにだけ型枠7を押し付け、その他は離し
ておく方がコンクリートは打設し易い。その状態を第5
図Aに示しており、型枠7の上端は前記ジャッキ15に
より引っ張られて誉曲し鋼板5側から離れている。この
型枠7の上端と鋼板5との間の口のあいたところに上部
から上側ホッパー10及び下側才ッパー8を介してコン
クリート21を流し込むのである。流し込んでいく順に
第5図Bに示すように前記ジャッキ量5を伸張すると型
枠7は直線状となりコンクリート21は適当厚さに打談
される。尚前記ジャッキ15を伸張すると同時に前記上
側ホッパー10及び下側ホッパー8を上昇させる。第5
図においてコンクリート21が型枠7を外しても落ちな
い硬さになったところで第5図Cに示すように型枠7を
前記ウィンチ13によって持ち上げ、該型枠7を第5図
Aに示すのと同じようにジャッキ15により口をあげコ
ンクリート21を打設しつつ型枠7をジャッキ15によ
り直線状にする。次に第6図〜第11図に基づき各部の
詳細について説明する。
第6図〜第8図に前記下側ホッパー8の詳細を示し、こ
の下側ホツパ−8の特徴は該ホッパー上部のコンクリー
ト投入口23が広く、下部は′コンクリートの板厚に等
しい吐き出し口24になっていることである。このホツ
パー8はジベル6・・・を通過してホッパー8を移動し
なければならないのでジベル溝25…を有し、前記吐き
出し口24はそのジベル溝25…の分だけ小さくなって
いる。コンクリート21‘まジベル溝25のところで一
時分離し、一様な板状となって送り出されないが、その
溝幅は充分狭いので吐き出された直後では分離するが、
その後ホッパ‐8の外面に設けられているパイプレータ
26によって充分一体化される。尚パイプレータ26は
コンクリートの吐き出しをスムーズにするためのもので
もある。又ホッパー8内部には第8図に示すようにジベ
ル溝25に接して2枚板27が設けられており、コンク
リートがこの部分でつまらないようになっている。これ
は鋼繊縦補強コンクリートを用いるときに特に効果があ
る。尚ホッパー8の両端にはガイドローラ28が設けら
れ、ワイヤ‐9で吊り移動するときに動き易くしている
。このガイドローラ28をマグネットで構成すればホッ
パー8は空中で踊ることはない。第9図に以上述べた下
側ホッパ−8と型枠7と鋼板5との位置関係を示す。同
図において型枠7は前記コンクリート21に接する面は
薄鋼板29で構成されている。又薄鋼板29の内面には
水平方向にスチフナー30・・・が配置されている。更
に型枠7の両端には型枠7を轡曲させるためのトラスフ
レーム31,31が設けられている。このトラスフレー
ム31は第10図、第11図に示すように一端がピンで
互いに蓮設これた2本の斜材32,32を>状になるよ
うに薄鋼板29の内面に松支して、この要領で薄鋼板2
9の上下方向に斜村32,32を多数設け、前記各斜材
32,32の一端に鎖歯状の了−ム33とフック34を
枢支し、上側のアーム33の鏡歯部33aに前記フック
34が孫止するようになつている。35はアーム33と
フック34との係止状態を保持すべ〈フック34に設け
た保持金具で、これはフック34に対してアーム33が
離れないようにする役目もする。
の下側ホツパ−8の特徴は該ホッパー上部のコンクリー
ト投入口23が広く、下部は′コンクリートの板厚に等
しい吐き出し口24になっていることである。このホツ
パー8はジベル6・・・を通過してホッパー8を移動し
なければならないのでジベル溝25…を有し、前記吐き
出し口24はそのジベル溝25…の分だけ小さくなって
いる。コンクリート21‘まジベル溝25のところで一
時分離し、一様な板状となって送り出されないが、その
溝幅は充分狭いので吐き出された直後では分離するが、
その後ホッパ‐8の外面に設けられているパイプレータ
26によって充分一体化される。尚パイプレータ26は
コンクリートの吐き出しをスムーズにするためのもので
もある。又ホッパー8内部には第8図に示すようにジベ
ル溝25に接して2枚板27が設けられており、コンク
リートがこの部分でつまらないようになっている。これ
は鋼繊縦補強コンクリートを用いるときに特に効果があ
る。尚ホッパー8の両端にはガイドローラ28が設けら
れ、ワイヤ‐9で吊り移動するときに動き易くしている
。このガイドローラ28をマグネットで構成すればホッ
パー8は空中で踊ることはない。第9図に以上述べた下
側ホッパ−8と型枠7と鋼板5との位置関係を示す。同
図において型枠7は前記コンクリート21に接する面は
薄鋼板29で構成されている。又薄鋼板29の内面には
水平方向にスチフナー30・・・が配置されている。更
に型枠7の両端には型枠7を轡曲させるためのトラスフ
レーム31,31が設けられている。このトラスフレー
ム31は第10図、第11図に示すように一端がピンで
互いに蓮設これた2本の斜材32,32を>状になるよ
うに薄鋼板29の内面に松支して、この要領で薄鋼板2
9の上下方向に斜村32,32を多数設け、前記各斜材
32,32の一端に鎖歯状の了−ム33とフック34を
枢支し、上側のアーム33の鏡歯部33aに前記フック
34が孫止するようになつている。35はアーム33と
フック34との係止状態を保持すべ〈フック34に設け
た保持金具で、これはフック34に対してアーム33が
離れないようにする役目もする。
36はフック34とアーム33との係止状態を解除する
ために各フック34・・・につながれた解放ワイヤ‐で
ある。
ために各フック34・・・につながれた解放ワイヤ‐で
ある。
従って前記第5図Aの状態からBの状態、に型枠7を変
形させるときは前記ジャッキ15を伸張すれば良く、又
第5図Bの状態からCの状態に型枠7を変形させるとき
は前記解放ワイヤ一36を上方に引いてフック34・・
・を解放しジャッキ15を縮めれば良い。そのときジャ
ッキ15を縮める迄薄鋼板29〔型枠7〕が勝手に変形
しないように薄鋼板29の板厚を適当に決めている。と
ころで前記アーム33の代りに油圧ジャッキを用いても
良い。そのときはそれらの1つ1つのコントロールが問
題となるが、コンピュータを用いてコントロールすれば
解決できる。以上述べた方法によりプラント台船や浮消
波堤等の海洋構造物の周側部へのコンクリートの打設が
行なえるが、第12図に示すように海洋構造物20の底
部へのコンクリート打設も行なうことができる。
形させるときは前記ジャッキ15を伸張すれば良く、又
第5図Bの状態からCの状態に型枠7を変形させるとき
は前記解放ワイヤ一36を上方に引いてフック34・・
・を解放しジャッキ15を縮めれば良い。そのときジャ
ッキ15を縮める迄薄鋼板29〔型枠7〕が勝手に変形
しないように薄鋼板29の板厚を適当に決めている。と
ころで前記アーム33の代りに油圧ジャッキを用いても
良い。そのときはそれらの1つ1つのコントロールが問
題となるが、コンピュータを用いてコントロールすれば
解決できる。以上述べた方法によりプラント台船や浮消
波堤等の海洋構造物の周側部へのコンクリートの打設が
行なえるが、第12図に示すように海洋構造物20の底
部へのコンクリート打設も行なうことができる。
この場合第3図、第5図に示す装置を横向きに位置させ
てコンクリート打設を行なうもので、海洋構造物20の
底部の下方に型枠7を位置させ、この型枠7と鋼板5と
の間にコンクリート21を打設するのである。構図中3
7はコンクリート供給ホース、38はホッパー39より
コンクリートを強力に送り出すェア−吐出用ホースであ
る。本発明コンクリート打設法は以上述べたように実施
し得るもので、表面が鋼板で作られている海洋構造物に
コンクリートを極めて容易に張り付けることができ、こ
れにより鋼板の軽くて水密性の良い長所とコンクリート
の耐久性、耐食性の良い長所を同時に満足させ得、しか
もコンクリートの剛性も付加され信頼性の高いものとな
る。
てコンクリート打設を行なうもので、海洋構造物20の
底部の下方に型枠7を位置させ、この型枠7と鋼板5と
の間にコンクリート21を打設するのである。構図中3
7はコンクリート供給ホース、38はホッパー39より
コンクリートを強力に送り出すェア−吐出用ホースであ
る。本発明コンクリート打設法は以上述べたように実施
し得るもので、表面が鋼板で作られている海洋構造物に
コンクリートを極めて容易に張り付けることができ、こ
れにより鋼板の軽くて水密性の良い長所とコンクリート
の耐久性、耐食性の良い長所を同時に満足させ得、しか
もコンクリートの剛性も付加され信頼性の高いものとな
る。
図面の簡単な説明第1図はプラント台船の説明図、第2
図は浮消波堤の説明図、第3図〜第11図は本発明の一
実施例を示し、第3図はコンクリート打設装置の正面図
、第4図A〜Cは異なった種類のジベルの説明図、第5
図A〜Cはコンクリート打設順序の説明図、第6図は下
側ホツパーの斜視図、第7図は同側面図、第8図は同要
部斜視図、第9図は鋼板に対する下側ホッパー及び型枠
の位置関係を示す斜視図、第10図は型枠の要部拡大斜
視図、第11図は第10図のD部拡大図、第12図は本
発明の他の実施例を示す正面図である。
図は浮消波堤の説明図、第3図〜第11図は本発明の一
実施例を示し、第3図はコンクリート打設装置の正面図
、第4図A〜Cは異なった種類のジベルの説明図、第5
図A〜Cはコンクリート打設順序の説明図、第6図は下
側ホツパーの斜視図、第7図は同側面図、第8図は同要
部斜視図、第9図は鋼板に対する下側ホッパー及び型枠
の位置関係を示す斜視図、第10図は型枠の要部拡大斜
視図、第11図は第10図のD部拡大図、第12図は本
発明の他の実施例を示す正面図である。
5・・・・・・鋼板、6・・・・・・ジベル、7・・・
・・・型枠、8・・・・・・下側ホッパー、9・・・・
・・ワイヤ一、10・・・・・・上側ホッパー、11・
・・・・・台車、13・・・・・・ウィンチ、14・…
・・ワイヤ一、15・・…・油圧ジャッキ、17,18
・・・・・・カバー、20・・・・・・海洋構造物、2
1・・・・・・コンクリート、23・・・・・・コンク
リート投入口、24……吐き出し口、25……ジベル溝
、29……薄鋼板、31・・・・・・トラスフレーム、
32・・・・・・斜材、33……アーム、34……フッ
ク。
・・・型枠、8・・・・・・下側ホッパー、9・・・・
・・ワイヤ一、10・・・・・・上側ホッパー、11・
・・・・・台車、13・・・・・・ウィンチ、14・…
・・ワイヤ一、15・・…・油圧ジャッキ、17,18
・・・・・・カバー、20・・・・・・海洋構造物、2
1・・・・・・コンクリート、23・・・・・・コンク
リート投入口、24……吐き出し口、25……ジベル溝
、29……薄鋼板、31・・・・・・トラスフレーム、
32・・・・・・斜材、33……アーム、34……フッ
ク。
第1図
第2図
第3図
第4図
第9図
第5図
第6図
第7図
第8図
第10図
第11図
第12図
Claims (1)
- 1 海洋構造物の外面を形成する鋼板に対向させて型枠
を位置させ、この型枠の一端側を鋼板との間の間隔が大
なるように彎曲させた状態で該型枠一端側から型枠と鋼
板との間にコンクリートを供給し、その後型枠の一端側
の彎曲状態を直線状に戻して型枠と鋼板との間にコンク
リートを供給し、前記型枠を鋼板に対して平行に移動さ
せ乍ら以上の動作を繰り返し行なうことを特徴とするコ
ンクリート打設法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5481981A JPS602447B2 (ja) | 1981-04-10 | 1981-04-10 | コンクリ−ト打設法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5481981A JPS602447B2 (ja) | 1981-04-10 | 1981-04-10 | コンクリ−ト打設法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57169116A JPS57169116A (en) | 1982-10-18 |
JPS602447B2 true JPS602447B2 (ja) | 1985-01-22 |
Family
ID=12981295
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5481981A Expired JPS602447B2 (ja) | 1981-04-10 | 1981-04-10 | コンクリ−ト打設法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS602447B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH068569B2 (ja) * | 1985-07-26 | 1994-02-02 | 株式会社竹中工務店 | 鉄筋コンクリ−ト壁構築工法 |
CN113235525B (zh) * | 2021-05-29 | 2022-07-08 | 山东水总有限公司 | 一种混凝土拱坝 |
-
1981
- 1981-04-10 JP JP5481981A patent/JPS602447B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57169116A (en) | 1982-10-18 |
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