JPS60244310A

JPS60244310A - 濾過装置

Info

Publication number: JPS60244310A
Application number: JP59103465A
Authority: JP
Inventors: Tadayoshi Nagaoka; 忠義永岡
Original assignee: NAGAOKA KINMO KK
Current assignee: NAGAOKA KINMO KK
Priority date: 1984-05-21
Filing date: 1984-05-21
Publication date: 1985-12-04
Also published as: JPH0439363B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕この発明は、水処理用その他各種工業用諸プロセスにお
ける濾過装置に関する。

〔従来技術〕

水処理施設における沖過機として現在量も多く用いらｎ
ている形式は、いわゆる重力式と呼ば几るもので、砂を
炉材として下向きに濾過し、洗浄には逆流水を使う形式
である。この重力式濾過様においては、炉材で捕捉さ几
た抑留物を、下方より逆流洗浄水を送り込んで取り除き
、再び炉材を危み返らせて濾過を可能にする方法がとら
几ている。したがって、濾過層は均等かつ有効な濾過と
、洗浄が可能な構造であることが要求さｎる。

ところが、通常の炉材は粗細いジ混つ次粒径分布を持つ
ので、逆流洗浄を行なうと、細かい炉材が上に集まり、
粗い炉材が下に分けら几る水理学的な傾向がある。この
炉材層に上方エフ未沖水を流すと、水中のフロックの大
部分は、表層近くで除去さ几るため、表層の損失水頭が
高まり、炉層内部の抑留容積を十分に利用しない内に濾
過を打ち切り洗浄しなけ几ばならない。したがって、粒
径も空隙径も下方に向かって徐々に小さくなる工うな炉
材層を作ることができ几ば大量の除濁能力と高度の抑止
能力を合せ持つことができて理想的である。ところが、
逆流洗浄を行なっても、このようなｐ層構成が保た几る
方法は、下層に比重の大きな炉材を用いることしかなく
、使用できる炉材の種類が限らｎているため、実現性は
難しかった。

〔発明が解決しょうとする問題点〕

この発明は、前記従来技術における欠点全解決して、逆
流洗浄時における混層を防止しようとするものである。

〔問題点を解決するための手段〕

この発明は、間にすのこ状沖材受けを挾んで順次大きな
粒径の炉材を積み重ねて濾過層全形成するようにしたも
のである。

〔作用〕

この発明の前記解決手段！よｎば、粒径の異なる炉材層
間がすのこ状沖材受けで仕切らｎてｂるので、逆流洗浄
を行なっても混層？生じることがなく、大量の除濁能力
と高度の抑止能力を維持することができる。

〔実施例〕

この発明の一実施例を第１図に示す。第１図（ａ）は正
面図、第１図（ｂ）は側面図である。

＋１！１図において、沖過機１０の壁面には、炉材受は
支持部材１２．１４．１６が所定の高さにそ几ぞ几固定
されている。支持部材１２．１４．１６の上には、炉材
受け１８．２０．２２がそｎぞ几載せらｎて固定さ几て
いる。各炉材受け１８゜２０．２２の上面には、粒径の
異なる炉材２４（小粒径）、２６（中粒径）、２８（大
粒径）がそ几ぞれ載せら几ている。

炉材受け１８は、例えば金属で作ら几、−Ｗ＋拡大して
示した第２図のように、線状部材３０を所定のピッチで
並べて、サポートロンド３２に溶接等にエリ固着してす
のこ状に構成したものである。炉材受け２０．２２も同
様に、線状部材３４゜３６を所定のピッチで並べて、サ
ポートロツＰ３８．４０で溶接等により固着してすのこ
状にそ几ぞ几構成したものである。線状部材３０．３４
゜３６はこの実施例では断面が三角形状に形成さ几たも
のを用いている。このような三角形状にエルば、線状部
材３０．３４．３６の空隙３３．３５゜３７がＶ字形に
拡開した形状になるので、空隙３３．３５．３７に炉材
２４．２６．２８かばまり込むことがなく、目詰１防止
することができる。したがって、従来のように炉材層２
９の下に砂利層金敷く必要がなくなる。

下段の炉材受け１８は、線状部材３０の隙間が、その上
に載せら几ている炉材２４の粒径よりも狭く設定さ几て
、炉材２４が下方に落ちないようにさ几ている。また、
線状部材３０は、その尖端部が下方に向けらｎ平面部が
上方に向けら几ている。

これにより、炉材２４は空隙３３に目詰りすることなく
線状部材３２に上面に支持さ几る。

中段の炉材受け２０は、線状部材３４の隙間が、その下
の炉材２４の粒径よりも狭く設定さ几て、逆流洗浄の際
に炉材２４が上の層２６に入り込まないようになってい
る。上段の炉材受け２２は、線状部材３６の隙間が、そ
の下の炉材２６の粒径よりも狭く設定さｎて、逆流洗浄
の際に炉材２６が上の層２８に入り込まないようになっ
ている。

中段と上段の線状部材３４．３６は、尖端部が粒径の大
きい方の層に向けら几、平面部が粒径の小すイ方の層に
向けらｎている。こ几により、逆流洗浄の際に下の層の
炉材２４．２６が空隙３５゜３７に目詰りするのを防止
することができる。また、線状部材３４．３６の尖端部
は第５図に示すように、上の層の大きな径の炉材２６．
２８が目詰りしないように、尖端の角度θを選定する。

第１図において、炉材層２９の下方に形成さ几た集水室
４２には、配管（均一逆流発生管）４４が配さｎている
。この均一逆流発生管４４は、炉材層２９の全面に均一
な逆流水を供給するためのものである。すなわち、均一
逆流発生管４４が集水室４２内に導か几ていないもので
は、第４図に示すように、水流が手前と奥の部分で一定
でなくなジ、炉材層２９に対し均一な逆流水を供給する
ことができない。そこで、集水室４２に均一逆流発生管
４４を配置して、その周囲に適宜の間隔で／Ｊ＼孔４６
を開設して、この小孔４６を通して集水または、逆流水
を行なうようにして、均一な逆流水が炉材層２９の全面
に供給さ几るようにしている。均一逆流発生管４４は、
濾過時には、炉材２３から炉材受け５４を通して滴下さ
几集水室６１に溜めらｎ′ｆｃ水を小孔６４全通してそ
の内部に導く。

また、洗浄時には、その内部を通して供給さｎた洗浄水
を小孔４６から集水室４２内に噴出させて、炉材層２９
に導く。

配管４４の小孔４６は、その管径に比べて非常に小さな
もので、逆流水の噴出の際圧損を持たせることにエフ、
手前側も奥側も同二流量が噴出さ几る工うにする。また
、主として小孔４６はおおむね下方に向けて開けらｎて
おり、噴出流は一旦濾過機１０の底面に当たって、炉材
層の全面に均一流が得ら几る工うにしている。

〔変更例〕

以上、炉材受け１８．２０．２２の線状部材３０．３４
．３６の断面が三角形である場合について示したが、第
３図（ａ）　、　（ｂ）　、　（Ｃ）にそ几ぞ几示すよ
うに空隙３３．３５．３７が拡開している断面形状であ
几ば、三角形のものと同様の効果が期待できる。また、
多少目詰りは生じるものの、第３図（ｄ）に示す断面が
四角形状のものあるいはその他の多角形状のものを用い
ることも可能である。

また、前記実施例では、この発明を水処理用に用い次場
合について示したが、工業用諸プロセスにも適用するこ
とができる。

〔効果〕

以上説明した工うに、この発明にエルは、間にすのこ状
の炉材受けを挾んで順次大きな粒径の炉材全種み重ねて
濾過層を形成したので、粒径ごとに濾過層が仕切らｎて
互いに入ジ込むことがなくなり、逆流洗浄時の混ＷＩヲ
防止することができる。

したがって、大量の除濁能力と高度の抑止能力を維持す
ることができる。即ち、°上層のＰ材２８間の大きな隙
間でまず粗いゴミが捕促さ几、次の層２６のエフ小さい
隙間で次の粗いゴミが捕促さ几るという工うに全体の濾
過層が働くことになる。

また、炉材受けがあるために、逆洗時Ｆ層の異常膨張が
起こらず・、洗浄効果が高くなる。また、炉材の設置時
もＦ材受けが各層間の間仕切りとなり、工事も簡単にな
る。また、メンテナンス時も、取り除いた炉材の粒径ご
との選別作業が不要となる。

また、前記実施例で示したように炉材受けの空隙の形状
が拡開しているもの金用い几ば、目詰りを防止できるの
で濾過層２４の下側に砂利層が不要となり、装置全体を
小規模に構成することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、この発明の一実施例金示すもので、（、）は
正面図、（ｂ）は側面図である。第２図は、第１図の炉材受け１８の一部拡大斜視図であ
る。第３図は、線状部材３０．３４．３６の他の実施例を示
す断面図である。第４図は、均一逆流発生管４４がない場合の逆流水の流
几の状況全示す図である。第５図は、尖端角θの選定方法全説明する図である。１０・・・沖過機、・１２．１４．１６・・・炉材受は
支持部材、１８．２０．２２・・・炉材受け、２４゜２
６．２８・・・炉材、２９・・・炉材層、３０．３４゜
３６・・・線状部材、３２．３＆、４０・・・サポート
ロンド、３３．３５．３７・・・空隙、４２・・・集水
室、第２図３３，３５．３７第４図第５図

Claims

【特許請求の範囲】

間にすのこ状済材受けを挾んで順次大きな粒径の炉材を
積み重ねて濾過層が形成さ几ていることを特徴とする濾
過装置。