JPS6024394B2 - 減圧保存容器 - Google Patents

減圧保存容器

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Publication number
JPS6024394B2
JPS6024394B2 JP53106605A JP10660578A JPS6024394B2 JP S6024394 B2 JPS6024394 B2 JP S6024394B2 JP 53106605 A JP53106605 A JP 53106605A JP 10660578 A JP10660578 A JP 10660578A JP S6024394 B2 JPS6024394 B2 JP S6024394B2
Authority
JP
Japan
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container
nozzle
storage container
valve
intake
Prior art date
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Expired
Application number
JP53106605A
Other languages
English (en)
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JPS5533544A (en
Inventor
博 難波
真次 井原
元常 西野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は減圧保存容器、詳しくは湿 を うの或はカビ
が生えては困る乾燥食品等を最適な保存状態で長期間保
存することができる減圧保存容器に関するものである。
従来、湿気を嫌う食品等を保存する場合には、空缶等の
ように比較的密閉度の高い容器に、保存すべき食品など
をシリカゲル等の乾燥剤と共に収容する手段などが探ら
れている。しかしながら、空缶等の容器は密閉度が高い
といっても、時間が経てば内部に湿気が侵入し易〈、ま
た、シリカゲル等の乾燥剤も一般家庭で入手できるのは
、のりや菓子等の商品に付属され使用されたものである
から、再生しない限り吸湿性能は低く、更に、保存して
いる食品等の出し入れのため容器を開閉する度に、湿気
が容器内に充満するなど、従来手段では湿気を嫌ったり
、カビが生えては困るものを長期間保存することには事
実上困難である。
また、カビの発生を防ぐ手段としては、食品の場合には
冷蔵庫で保存する手段もあるが、食品以外のもの、例え
ば、皮製品等のカビの発生を防ぐことのできる保存手段
は見当らないのが現状である。しかるに、一般に乾燥食
品等のように徴量の水分を含む食品を長期保存するには
、その食品の雰囲気相対湿度を所定の値以下に下げれば
良いことが知られている。
ここで所定の相対湿度とは、その物質の等温吸着曲線に
照らし、その物質の必要舎水率を保持するのに必要な湿
度であるから、ある相対湿度に於ける飽和舎水率がその
物質の必要含水率になるように相対湿度を設定すれば得
ることができる。一方、湿った空気はそのまま減圧され
ると減圧比に比例して相対湿度が低下し、また減圧に伴
ない酸素量が減少することも知られているから、密閉容
器を減圧すれば、内部の相対湿度を低下させると共に酸
素を減少せしめることができ、防湿効果或はカビ等の微
生物の繁殖を抑制することができる雰囲気を作り出すこ
とができる。本発明は上述のような従来の防湿或はカピ
等の微生物の発生を押えるべき食品等の保存の現状と、
任意の相対湿度雰囲気を生成する方法に鑑み、防湿効果
或はカビ等の微生物の発生を防ぐことのできる食品等の
保存用の減圧保存容器を提供することを目的として考案
されたものである。以下、図面に沿って本発明の減圧保
存容器を説明する。第1図は本発明の構成のブロック図
を示し、図において1は減圧用ポンプなどからなる減圧
手段で、この減圧用ポンプ1の吸気側は吸気バルブ2を
介して本発明の減圧保存容器3に連結され、かつ排気側
は排気バルブ4を介し排気口5に連結されている。
しかして、第2図は第1図に示した減圧用ポンプーと本
発明の減圧保存容器3との組合わせ状態を示す具体例の
斜視図を示す。6は内部に前記減圧用ポンプ1などから
なる減圧手段が収納されたほぼ短円筒状をなす減圧ポン
プ部で、その上面壁または円側壁には排気口5がポンプ
操作用スイッチ(図示せず)等が配設されていると共に
、下面ほぼ中央は吸気ノズル7が突設されている。
この吸気/ズル7には○リングのような密封用のシール
材8が周囲に設けられ、かつ先端部外周には減圧ポンプ
部6内と蓬適するほぼ円形状をなす吸気用の透孔7aが
穿設されている。また、吸気/ズル7に設けられたシー
ル材8の上部外周には、後述すを蓋体10の上面と当接
し、かつ吸気/ズル7を蓋体10のノズル挿入口11へ
挿入していった際、そのストッパーとして機能するフラ
ンジ6aが外側に向かって張り出している。また、減圧
保存容器3は密閉容器9と蓋体10とにより構成されて
いる。すなわち密閉容器9は有底筒体状に形成され、そ
の上部には蓋体10が開閉自在に冠着されており、この
蓋体10の上面ほぼ中央部には前記の吸気ノズル7を挿
適するためのノズル挿入口11が穿設されている。しか
して、ノズル挿入口11には第4図に示されるようにそ
の開閉をなす閉塞弁12が設けられている。閉塞弁12
は弾性を有するダイヤフラム状のものからなり、弁室区
画形成部材13により形成される弁室の有効内径とほぼ
等しい外径を有し、その中央部は剛体に近い不変形の厚
肉部12aが形成され、かつその周囲は蓋体10の内面
に望むように波状に誉曲してなる変形容易な膨出薄肉部
12aが形成されている。
ノズル挿入ロー1と対向する前記の閉塞弁12の中央部
には弁室内に形成された凹室14と蓬適する通気孔12
cが穿設され、かっこの閉塞弁12の周縁部は、弁室の
底部に取付けられたキャップ15の端部15aと弁室を
形成する弁室区画形成部材13の上端に形成された内方
に向って僅かに突出する折曲部13aとにより侠持され
、常時において膨出薄肉部12bが蓋体10の内面と当
接するように弁室内に収納されている。しかしてその動
作を説明すると、第2図に示した減圧ポンプ部6の吸気
ノズル7が蓋体10のノズル挿入口11内に挿入される
と閉塞弁12は第5図に示されるように押し下げられ、
膨出薄肉部12aが蓋体10の内面から離れ、吸気ノズ
ル7の透孔7aと弁室の通気孔13bとが連通される。
したがって、減圧用ポンプ1を駆動すると、容器9内の
空気は、弁室の通気孔13bから吸気ノズル7の透孔7
aを経て矢印のように外部に排気され、密閉容器9は減
圧される。この排気の際、ダイヤフラム状の閉塞弁12
の下面と弁室の底部のキャップ15とにより区画形成さ
れる凹室14にある空気は容器9内の空気と共に排気さ
れるから、これによって閉塞弁12の下動が助長される
と共に、その位置が保持される。一方、密閉容器9内が
所定の圧力になり、減圧ポンプ部6を停止して吸気ノズ
ル7を第6図に示されるように蓋体10のノズル挿入ロ
ー1から引き抜くと、容器9内が大気圧以下になってい
るのに対し、閉塞弁12の下面の凹室14にはノズル挿
入口11と吸気ノズル7の透孔7aから外部の空気が通
気ロー2cを介し流入し大気圧になるから、閉塞弁12
の変形容易な磯出薄肉部12bはその弾性によって蓋体
10の内面に当俵するのみならず、容器の内部と外部と
の圧力差による負圧によっても蓋体10の内面に密着さ
れることになり、密閉容器9内の減圧状態に保持するこ
とができる。
しかして、密閉容器9が所定の減圧状態に保持されれば
、該容器9内へ収容した食品等は緑けったり、カビが発
生することはない。
このことは第3図に示した等温吸着曲線によって説明す
ることができる。即ち、いまある食品の含有水分率(%
)と相対湿度(%RH)の関係が第3図の曲線に表われ
る関係にあり、かつその食品の最適含有水分率が10%
である時、この食品が相対湿度60%RHの屋内に放置
されると、その含有水分率は30%にもなり、いわゆる
湿けった状態になるが、相対湿度を20%RHにしてや
れば、その含有水分率は最適条件の10%になるからで
ある。
従って、屋内の60%Rrlの相対湿度に対し、密閉容
器9の内部を20%RHの相対湿度雰囲気にするには、
該容器9の減圧比を20%/60%=1/3、換言すれ
ば、容器9内を減圧ポンプ部6の減圧ポンプ1によって
1/3気圧以下に減圧して密封し、この雰囲気を保持す
ることによって、収容した物品をその最適条件で保存す
ることができる。なお、保存している食品等を密閉容器
9から取出すには、該容器9に設けたりークバルプ(図
示せず)を開けて容器内に空気を導入し、圧力を戻して
から蓋体10を開けて取出せばよい。
叙述のように本発明の減圧保存容器は、保存すべき食品
等を収容する密閉容器に冠着された蓋体に穿設されたノ
ズル挿入口に、吸気ノズルを押し込むことにより容器内
の空気が排気可能となり、また、単に吸気ノズルを引き
抜くのみで自動的にノズルi挿入口が密封されるように
構成されているため、保存すべき食品等の保存条件や保
存期間が異なる場合に各密閉容器毎に目的物を収容し任
意の減圧条件を具備することが迅速、かつ容易にでき、
このため、例えば臭いが移るおそれがあるもの等は各々
の密閉容器に分けて保存できて便利であり、また、減圧
ポンプ部と密閉容器とは別々に分離できるので、容器の
みを適当な場所に保管したり、必要なところに持ち運び
できるなど、食品等の保存容器として多用途に用いるこ
とができ、しかも閉塞弁をダイヤフラム状に構成してあ
るかり、バネ等の部品を使用する必要がないため部品点
数が減少する等の実用的効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構成の一例を示すブロック図、第2図
は減圧ポンプ部と密閉容器とを組合わせた状態説明図、
第3図は等温吸着曲線の一例を示すグラフ、第4図は本
発明の減圧保存容器の弁を示す実施例、第5図および第
6図は同上の動作説明図である。 1・・・・・・減圧用ポンプ、2・・・・・・吸気バル
ブ、3・・・・・・減圧保存容器、4・・・・・・排気
バルブ、5・・…・排気口、6・…・・減圧ポンプ部、
7・・・・・・吸気ノズル、7a・・・…透孔、8・・
・・・・シール材、9・・…・密閉容器、10・・・・
・・蓋体、11・・・・・・ノズル挿入口、12・・・
・・・閉塞弁、13・・・・・・弁室区画形成部材、1
4・・・・・・凹室、15……キャップ。 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 一端が開口された有底筒状の密閉容器と、先端部外
    周に透孔が形成された減圧用ポンプ部の吸気ノズルが挿
    入されるノズル挿入口を略中央部に有し前記密閉容器の
    開口端に着脱自在な蓋体と、前記蓋体にあつて前記ノズ
    ル挿入口と連通した凹室と、前記凹室内にあつて吸気ノ
    ズルの先端部によつて開放可能な閉塵弁とを備えてなる
    減圧保存容器であつて、前記閉塞弁を前記ノズル挿入口
    と連通した通気孔と前記通気孔の前縁部にあつて前記ノ
    ズル挿入口の周縁に接離可能な弾性を有する膨出薄肉部
    とで形成し、かつ前記蓋体に前記膨出薄肉部を介し前記
    吸気ノズルの透孔と前記密閉容器内とを連通する通気孔
    を設けたことを特徴とする減圧保存容器。
JP53106605A 1978-08-31 1978-08-31 減圧保存容器 Expired JPS6024394B2 (ja)

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JPS5533544A JPS5533544A (en) 1980-03-08
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