JPS6024384Y2 - 遊戯具 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は装飾置物として美麗なこけし人形が必要に応じ
て数字量を競うこま廻しの遊び具（木地玩具）となるも
ので、図に示したように、外壁面に顔模様を画がいた蓋
体１と容器本体２からなる外面こけし人形体の容器本体
２の内縁に上面を半管状溝３とした縁壁４を突設せしめ
、中心には頂部に円満５を穿設した受は柱６を設けて、
円満５の上縁と縁壁４の上縁を同一平面高さとなし、別
に下部を円満５内で回転せしめる６軸７と上部を実軸８
となしこま９と、半管状溝３内を転動する小球１０を附
属せしめ、半管状溝３面に適宜の間隔で仕切線ａを画い
た夫々の仕切線内に数値すを付記した構造としたもので
ある。

本願はこま９と小球１０を容器本体２内に収納して蓋体
１を閉じ通常はこけし人形として装飾置物となし、数合
せ遊具を行うときは、受は柱の円満５の中に６軸７を入
れてこま９を回転せしめれば、回転が落ちて横倒れにな
ると６軸７は円満５の縁に、又、実軸８や半管状溝３の
縁に接し、回転余力によりなお回転を続けるこまは、こ
ま回転と逆方向に半管状溝の縁をたどって回転腰半管状
溝内に載置した小球１０を押して転勤移動せしめ、溝面
の適当な仕切線ａ内の何れかに位置して止まる。

そしてその仕切線内の数値を読み取ることにより種々の
ゲーム競技を組むことができる。

以上の如く本願は容器本体肉受は柱上でこまを回せば回
転落ちて横倒れになると、こまの尖端により小球が数値
を選ぶ競技ができて楽しく、通常は、蓋体を覆設してこ
けしとして装飾置物となるなど利便なるものである。

【図面の簡単な説明】 第１図は一部切除して示す側面図、第２図は要部側断面
図、第３図は平面図である。 １・・・・・・蓋体、２・・・・・・容器本体、３・・
・・・・半管状溝、４・・・・・・縁壁、５・・・・・
・円満、６・・・・・・受は柱、７・・・・・・６軸、
８・・・・・・実軸、９・・・・・・こま、１０・・・
・・・小球、ａ・・・・・・仕切線、ｂ・・・・・・数
値。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 外壁面に顔模様を画がいた蓋体１と容器本２からなる外
   面こけし人形体の容器本体２の内縁に上面を半管状溝３
   として縁壁４を突設せしめ、中心には頂部に円満５を突
   設した受は柱６を設けて円満５の上縁と縁壁４の上縁を
   同一平面高さとなし、別に下部を円満５内で回転せしめ
   る６軸７と上部を実軸８となしたこま９と、半管状溝３
   内を転動する小球１０を附属せしめ、半管状溝３面に適
   宜の間隔で仕切線ａを画いて夫々の仕切線内に数値すを
   付記してなる遊戯具。