JPS6220239Y2 - - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はゲーム盤付バツクに関する。

本考案は子供が用いるポシエツト等のバツクの
表面に、適宜の間隔を持たせて透明板で覆つたゲ
ーム盤を設け、前記ゲーム盤もしくは硬質透明板
を突出させて前記間隙を区画し、前記間隙にコマ
を収納することにより、ゲーム盤の図柄および硬
質透明板の形状および図柄をそのまま子供のバツ
クのデザインとして楽しめるとともに、そのバツ
クがゲームとして使用でき、バツクを持つてでか
けた際に電車の中や待合室等で待つている間も楽
しめる玩具を提供することをを目的とするもので
ある。

以下、本考案の一実施例を図面に基いて説明す
る。

第１、第２図において、１はバツク本体で、塩
化ビニルの偏平な箱型形状をしており、その上面
のバツクの口１ａにはフアースナー２が取り付け
られ、開閉自在になつている。３は紐で、その両
端はバツク本体の両脇部１ｂに固着されている。

４はゲーム盤で、ボール紙等からなり、その表
面にはゲームの内容が印刷されており、バツク本
体の表面１ｃ上に載置されている。この実施例に
あつてはゲーム盤４の表面には運動会の玉入れの
情景がプリントされ、中央に、篭に模したＹ字状
の木が描かれている。５…は紅白の球を表示した
コマで、円盤状をしており、摺動自在にゲーム盤
上に載置されている。６は硬質のプラスチツク製
透明板で、縁部６ｂを除いて僅かな高さ分だけ突
出している。この突面６ａが前記ゲーム盤４と前
記コマ５を覆うように設けられ、その縁部６ｂは
バツク本体の一側面１ｃに高周波ウエルダー法で
固着されている。この透明板６の突面６ａであつ
て前記ゲーム盤４上の篭に接したＹ字状の木に対
応した位置に同じくＹ字状の凹部６ｃが形成され
ている。この凹底部６c′は前記ゲーム盤４に当接
しているので、前記コマ５…はこの凹部６ｃの部
分を除いてゲーム盤４と透明板の間を動くことが
できるのである。

次に本実施例の使用方法について説明する。

バツクを横にしてゲーム面が水平になるように
して揺すり、コマ５…を篭に模したＹ字状の二又
の部分に入るようにするのである。

なお、本考案は前記ゲームに限らずゲーム盤と
透明板の間に間隙を設けてバツクに配設して、ゲ
ーム盤もしくは透明板を突出させることにより間
隙を区画し、この区画した間隙にコマを移動可能
に収納したものならば、迷路ゲーム等どのような
ゲームでも良い。

また、バツクの両側面に異なるゲーム盤を形成
して、二種類のゲームを楽しめるようにしても良
い。

本考案は子供が用いるバツクの表面に、適宜の
間隔を持たせて透明板で覆つたゲーム盤を設け、
前記ゲーム盤もしくは硬質透明板を突出させて前
記間隙を区画し、前記間隙にコマを収納すること
により、ゲーム盤の図柄および硬質透明板の形状
および図柄をそのまま子供のバツクのデザインと
して楽しめるとともに、そのバツクがゲームとし
て使用でき、バツクを持つてでかけた際に電車の
中や待合室等で待つている間も楽しめるという効
果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は斜視図、第２図は第１図の−線の
拡大断面図である。 １……バツク本体、３……紐、４……ゲーム
盤、５……コマ、６……透明板。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. バツク本体の表面上にゲーム盤を設け、このゲ
   ーム盤の上面に適宜の間隙を持たせて硬質透明板
   を配設し、前記ゲーム盤もしくは透明板を突出さ
   せることにより間隙を区画し、この間隙内にコマ
   を移動可能に収納し、前記硬質透明板の縁部をゲ
   ーム盤もしくは前記バツク本体に固着したことを
   特徴とするゲーム盤付バツク玩具。