JPH09290075A - 起き上がり玩具 - Google Patents
起き上がり玩具Info
- Publication number
- JPH09290075A JPH09290075A JP14212996A JP14212996A JPH09290075A JP H09290075 A JPH09290075 A JP H09290075A JP 14212996 A JP14212996 A JP 14212996A JP 14212996 A JP14212996 A JP 14212996A JP H09290075 A JPH09290075 A JP H09290075A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- moving body
- curved surface
- toy
- self
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Toys (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 起き上がり玩具の動きを複雑化する。
【解決手段】 外部から内部を透視することができる湾
曲面１ａを有した容器１を用意する。重心が偏った運動
体２を容器１内に入れる。運動体２と湾曲面１ａとの間
の摩擦を低減する摩擦低減部材３を容器内に入れる。運
動体は容器の動きに伴い、倒れまいとする奇妙な動作を
する。
曲面１ａを有した容器１を用意する。重心が偏った運動
体２を容器１内に入れる。運動体２と湾曲面１ａとの間
の摩擦を低減する摩擦低減部材３を容器内に入れる。運
動体は容器の動きに伴い、倒れまいとする奇妙な動作を
する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、容器の中に人形等
の運動体を収納した起き上がり玩具に関する。
の運動体を収納した起き上がり玩具に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、玩具としてだるま等の起き上がり
こぼしが知られている。これらは通常の場合単体で、展
示され、販売されている。一方、ぬいぐるみ等の玩具を
透明な球形、卵型、円筒型等の容器内にを封入した状態
で展示したり、販売したり、ゲーム機に装填したりする
ようなことも知られている。
こぼしが知られている。これらは通常の場合単体で、展
示され、販売されている。一方、ぬいぐるみ等の玩具を
透明な球形、卵型、円筒型等の容器内にを封入した状態
で展示したり、販売したり、ゲーム機に装填したりする
ようなことも知られている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
起き上がりこぼし等は倒してもすぐに起き上がるに過ぎ
ず、面白味に欠ける。また、容器に封入された玩具は、
購入後、中身だけ取り出し、空の容器は廃棄するように
なっており、容器は単に中身を保護するためのものであ
るに過ぎない。従って、本発明は容器とその中の玩具等
とが一体となって玩具として面白さを高め、また展示物
としての展示効果を高めることができる手段を提供する
ことを目的とする。
起き上がりこぼし等は倒してもすぐに起き上がるに過ぎ
ず、面白味に欠ける。また、容器に封入された玩具は、
購入後、中身だけ取り出し、空の容器は廃棄するように
なっており、容器は単に中身を保護するためのものであ
るに過ぎない。従って、本発明は容器とその中の玩具等
とが一体となって玩具として面白さを高め、また展示物
としての展示効果を高めることができる手段を提供する
ことを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項１の発明は、外部から内部を透視することが
できる湾曲面１ａを有した容器１と、該容器１内に収納
される重心が偏った運動体２と、該運動体２と上記湾曲
面１ａとの間の摩擦を低減する摩擦低減部材とを具備し
た起き上がり玩具の構成を採用し、請求項２の発明は、
上記摩擦低減部材は上記容器１内に入れられた多数の球
体３である請求項１に記載の起き上がり玩具の構成を採
用し、請求項３の発明は、上記摩擦低減部材が上記運動
体２の重心の偏った側の表面又は上記湾曲面１ａに取り
付けられている請求項１又は請求項２に記載の起き上が
り玩具の構成を採用している。
め、請求項１の発明は、外部から内部を透視することが
できる湾曲面１ａを有した容器１と、該容器１内に収納
される重心が偏った運動体２と、該運動体２と上記湾曲
面１ａとの間の摩擦を低減する摩擦低減部材とを具備し
た起き上がり玩具の構成を採用し、請求項２の発明は、
上記摩擦低減部材は上記容器１内に入れられた多数の球
体３である請求項１に記載の起き上がり玩具の構成を採
用し、請求項３の発明は、上記摩擦低減部材が上記運動
体２の重心の偏った側の表面又は上記湾曲面１ａに取り
付けられている請求項１又は請求項２に記載の起き上が
り玩具の構成を採用している。
【０００５】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の実施
の形態を説明する。図１に示されるように、この起き上
がり玩具は、外部から内部を透視することができる湾曲
面１ａを有した容器１と、該容器１内に収納される重心
が偏った運動体２と、該運動体２と上記湾曲面１ａとの
間の摩擦を低減する摩擦低減部材とを有している。
の形態を説明する。図１に示されるように、この起き上
がり玩具は、外部から内部を透視することができる湾曲
面１ａを有した容器１と、該容器１内に収納される重心
が偏った運動体２と、該運動体２と上記湾曲面１ａとの
間の摩擦を低減する摩擦低減部材とを有している。
【０００６】上記容器１は、球形の殻体であり、望まし
くは半球同士が係脱可能に組み合わされる。容器１を分
解すれば中の運動体を取り出すことができる。容器１の
形状としては、球形に限らず、半球型、卵型、円筒型、
碗状等湾曲面を有する種々の形態を採用することができ
る。湾曲面１ａは容器１の内方向又は外方向に局部的に
突出させても良い。また、容器１は中の運動体を見るこ
とができるように透明体又は半透明体でできている。
くは半球同士が係脱可能に組み合わされる。容器１を分
解すれば中の運動体を取り出すことができる。容器１の
形状としては、球形に限らず、半球型、卵型、円筒型、
碗状等湾曲面を有する種々の形態を採用することができ
る。湾曲面１ａは容器１の内方向又は外方向に局部的に
突出させても良い。また、容器１は中の運動体を見るこ
とができるように透明体又は半透明体でできている。
【０００７】上記運動体２は、任意の形状を有する人
間、動物、魚、植物、自然物、乗物、建造物等の人形、
模型等であり、発砲スチロール、合成樹脂、ゴム、バル
サ材、木材等で作られている。また、運動体２の底には
重り４が設けられており、運動体２の底が絶えず容器１
の湾曲面１ａに対向するようになっている。重り４は例
えば人形が動物である場合はその手、足、頭等の方に偏
って埋設される。運動体２の容器１の湾曲面１ａに対向
する箇所は容器１の湾曲面１ａに倣った湾曲面２ａに形
成されている。この運動体２は図示例では中実である
が、中空であってもよく、また透明であってもよい。
間、動物、魚、植物、自然物、乗物、建造物等の人形、
模型等であり、発砲スチロール、合成樹脂、ゴム、バル
サ材、木材等で作られている。また、運動体２の底には
重り４が設けられており、運動体２の底が絶えず容器１
の湾曲面１ａに対向するようになっている。重り４は例
えば人形が動物である場合はその手、足、頭等の方に偏
って埋設される。運動体２の容器１の湾曲面１ａに対向
する箇所は容器１の湾曲面１ａに倣った湾曲面２ａに形
成されている。この運動体２は図示例では中実である
が、中空であってもよく、また透明であってもよい。
【０００８】上記摩擦低減部材は上記容器１内に入れら
れた多数の小さい球体３の集合で構成される。球体３は
運動体２と容器１の湾曲面１ａとの間に入り込んで摩擦
を減らすためのものであり、合成樹脂、ゴム、ガラス、
金属、木材等で作られている。球体３は透明又は半透明
であってもよいし、不透明であってもよい。また、着色
したものであってもよい。球体３は真球に限らず、楕円
球のようなものであってもよい。また、摩擦低減部材
は、球体に限らず、小さなコロ、ローラー等の集合出会
っても良い。
れた多数の小さい球体３の集合で構成される。球体３は
運動体２と容器１の湾曲面１ａとの間に入り込んで摩擦
を減らすためのものであり、合成樹脂、ゴム、ガラス、
金属、木材等で作られている。球体３は透明又は半透明
であってもよいし、不透明であってもよい。また、着色
したものであってもよい。球体３は真球に限らず、楕円
球のようなものであってもよい。また、摩擦低減部材
は、球体に限らず、小さなコロ、ローラー等の集合出会
っても良い。
【０００９】なお、上記摩擦低減部材は、シリコン等の
層であってもよい。シリコンを塗布したシートを運動体
２の重心の偏った側の表面に取り付けるようにして、運
動体２と容器１の湾曲面１ａとの間の摩擦を解消するよ
うにしてもよい。又は、シリコン等の層を容器１の湾曲
面１ａ側に形成してもよい。また、この層を上記球体３
と併用するようにしてもよい。
層であってもよい。シリコンを塗布したシートを運動体
２の重心の偏った側の表面に取り付けるようにして、運
動体２と容器１の湾曲面１ａとの間の摩擦を解消するよ
うにしてもよい。又は、シリコン等の層を容器１の湾曲
面１ａ側に形成してもよい。また、この層を上記球体３
と併用するようにしてもよい。
【００１０】しかして、この起き上がり玩具をその容器
１ごと転がすか又は回転させると、図２及び図３に示さ
れるように、容器１の転動に伴い、球体３が容器１の湾
曲面１ａに沿って運動体２の下方に入り込み、運動体２
と容器１との間の摩擦を低減する。一方、運動体２はそ
の重り４の作用により倒れまいと踏ん張るような運動を
する。これにより、運動体２、容器１、球体３の三者が
絡み合った面白味のある動きが発生することとなる。
１ごと転がすか又は回転させると、図２及び図３に示さ
れるように、容器１の転動に伴い、球体３が容器１の湾
曲面１ａに沿って運動体２の下方に入り込み、運動体２
と容器１との間の摩擦を低減する。一方、運動体２はそ
の重り４の作用により倒れまいと踏ん張るような運動を
する。これにより、運動体２、容器１、球体３の三者が
絡み合った面白味のある動きが発生することとなる。
【００１１】
【発明の効果】本発明によれば、容器の動きに伴い、容
器中の運動体が自分でバランスを取るような突飛な、コ
ミカルな動作をするので、興趣ある玩具、ディスプレイ
等とすることができる。
器中の運動体が自分でバランスを取るような突飛な、コ
ミカルな動作をするので、興趣ある玩具、ディスプレイ
等とすることができる。
【００１２】また、容器、球体及び運動体の三者が動く
ので、表現力の豊かな面白味のある玩具、ディスプレイ
等とすることができる。
ので、表現力の豊かな面白味のある玩具、ディスプレイ
等とすることができる。
【図１】本発明に係る起き上がり玩具を静止状態で示す
垂直断面図である。
垂直断面図である。
【図２】本発明に係る起き上がり玩具の動きを示す垂直
断面図である。
断面図である。
１…容器 １ａ…湾曲面 ２…運動体 ３…球体
Claims (3)
- 【請求項１】 外部から内部を透視することができる湾
曲面を有した容器と、該容器内に収納される重心が偏っ
た運動体と、該運動体と上記湾曲面との間の摩擦を低減
する摩擦低減部材とを具備したことを特徴とする起き上
がり玩具。 - 【請求項２】上記摩擦低減部材は上記容器内に入れられ
た多数の球体であることを特徴とする請求項１に記載の
起き上がり玩具。 - 【請求項３】上記摩擦低減部材が上記運動体の重心の偏
った側の表面又は上記湾曲面に取り付けられていること
を特徴とする請求項１又は請求項２に記載の起き上がり
玩具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14212996A JPH09290075A (ja) | 1996-04-27 | 1996-04-27 | 起き上がり玩具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14212996A JPH09290075A (ja) | 1996-04-27 | 1996-04-27 | 起き上がり玩具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09290075A true JPH09290075A (ja) | 1997-11-11 |
Family
ID=15308058
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14212996A Pending JPH09290075A (ja) | 1996-04-27 | 1996-04-27 | 起き上がり玩具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09290075A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005052228A (ja) * | 2003-08-07 | 2005-03-03 | Sakamoto Co Ltd | 内面を部分的に鏡面化し起き上がり小法師部材を封入した透明球体およびそれを利用した物品 |
| JP4548743B1 (ja) * | 2010-03-01 | 2010-09-22 | 公二 宇野 | 定規 |
| US12121688B2 (en) | 2019-06-07 | 2024-10-22 | Novo Nordisk A/S | Medical device with actuation mechanism |
-
1996
- 1996-04-27 JP JP14212996A patent/JPH09290075A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005052228A (ja) * | 2003-08-07 | 2005-03-03 | Sakamoto Co Ltd | 内面を部分的に鏡面化し起き上がり小法師部材を封入した透明球体およびそれを利用した物品 |
| JP4548743B1 (ja) * | 2010-03-01 | 2010-09-22 | 公二 宇野 | 定規 |
| JP2011178003A (ja) * | 2010-03-01 | 2011-09-15 | Koji Uno | 定規 |
| US12121688B2 (en) | 2019-06-07 | 2024-10-22 | Novo Nordisk A/S | Medical device with actuation mechanism |
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