JPS60243317A - 内燃機関の排気管 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 イ、発明の目的 〔産業−１−の利用分野〕 本発明は例えばＶ型機間の気筒を前後に配置した内燃機
関に適する排気管である。

〔従来の技術〕

この種の内燃機関に於いては、車体への配置形態、空間
の有効利用等の関係上前後の気筒の排気管を機関の後方
で集合させて消音管に連結するのが普通である。

そのため前部気筒から集合部に至る排気管の長さが、後
部気筒からのそれよりも非常に長くなる。

その結果、機関の燃焼により、排気管内に存在する排気
脈動が集合部内に於いて、位相のズレを生じさせ、特異
な脈動波形を形成する。そのため排気抵抗が悪化し、又
、各気筒内の燃焼状態が不均一になり、燃費・出力等に
悪影響を及ぼす。

ヌ、排気脈動に関連する排気騒音に於いても、特異な音
圧脈動波形が構成され爆発基本次数以外の成分からなる
不快音を生じさせる。

上記問題点を解決するために、従来は前後部気筒から集
合部に至る各排気管の内径を異ならせることに伝って排
気抵抗を揃えるもの（例、特公昭５９−２７８３号公報
）、後部気筒からの排気管を迂回させて管長を等しくし
ようとするものが知られている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

本発明は、上記の問題点を別の手段で解決することを目
的とする。

口、発明の構成 〔問題点を解決するための手段〕 ■型装置き内燃機関の前、後の気筒１、・１２の排気ポ
ートより延長する排気管２１・２２を後方で一体集合さ
せる排気管システムに於いて、排気ポートから一体集合
部迄の間のいずれか一方の排気管の途中に消音空洞５を
設ける。

〔作用〕

上記の構成により消音空洞５で排気脈動、並びに音圧脈
動の伝達速度、並びに圧力値の調整等を行わせることが
でき、前述の問題点を解決するものである。

〔実施例〕

図面は■型内燃機関の前部気筒１１の排気ポートから集
合部３に延長した排気管２１に消音空洞５を設けた例を
示す。４は消音器である。上記消音空洞５は他方の排気
管２２に鎖線示のように設けてもよい。

またその消音空洞５は前述の特異な排気脈動、及び音圧
脈動との関係を考慮して、大きさ、形状、内部構造等を
構成するものである。６はタイミングヘルドを示す。

ハ、発明の効果 上記のように構成すると、消音空洞５を設けた方の排気
管２１の排気脈動及び、音圧脈動をその空洞５で調整し
、他方の排気管２２の脈動の位相、及び圧力値と略均−
にすることができる。

従って各気筒ｌ、・１２の燃焼状態を略均−にする事が
可能となり、前述の問題点が解決される効果がある。ま
た、排気管２、・２．．２２は等径のもので良いから、
製作上好都合である等の効果がある。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の実施例の概略図である。 １１は前部気筒、１２は後部気拘、２１　・２、．２７
はその各気筒の排気管、３は集合部、４は消音器、５は
消音空洞。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）Ｖ型装置き内燃機関の前後の気筒の排気ポートよ
   り延長する排気管を後方で一体集合させる排気管システ
   ムに於いて、排気ポートから一体集合部迄の間のいずれ
   か一方の排気管途中に消音空洞を設けた事を特徴とする
   内燃機関の排気管。