JPS6024300Y2 - 折り返し端末への長手材のセツト治具 - Google Patents

折り返し端末への長手材のセツト治具

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Publication number
JPS6024300Y2
JPS6024300Y2 JP16412782U JP16412782U JPS6024300Y2 JP S6024300 Y2 JPS6024300 Y2 JP S6024300Y2 JP 16412782 U JP16412782 U JP 16412782U JP 16412782 U JP16412782 U JP 16412782U JP S6024300 Y2 JPS6024300 Y2 JP S6024300Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
notch
sewn
plate
setting
sewing machine
Prior art date
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Expired
Application number
JP16412782U
Other languages
English (en)
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JPS5967178U (ja
Inventor
信義 田辺
善郎 相馬
正男 梶
蜂二 橘田
博文 大沢
誠 沢木
Original Assignee
池田物産株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は折り返し端末への長手材のセット治具に関する
ものである。
一般に車輌用シートは第1図、第2図に示すように、フ
レームFにより保持された緩衝材Kを被う表皮Sの端末
Eが内側に折り返されており、この折り返し部分Eaに
トリムエンドTが一体に縫製Pされる。
トリムエンドTは例えば押出し成形された脅威樹脂板か
ら成るもので、端部に大径部Taを有し、この大径部T
aを図示しないフオームクリップ等を用いてフレームF
に取付けることにより表皮Sを固定している。
表皮Sの端末Eに折り返し部分Eaを設けることによっ
て端末E側の解れを防止でき、見栄えを良好とすること
ができる。
従来、端末Eを折り返しかつこの部分にトリムエンドT
を縫製するに当っては、手作業によっていたが、これに
よれば端末の折り返される部分の長さlが長手方向に不
均一となり、高品位のシートを得ることができずまた作
業者に大きな負担を与えかつ量産化が図れないという欠
点を有していた。
本考案の目的は被縫製部材Sの端末Eに折り返し部分を
形威し、この部分にトリムエンド等の長手材をセットし
た状態でミシン針に供することができるセット治具を提
供して、上記欠点を除去するものであり、以下実施例を
用いて詳細に説明する。
第3図ないし第5図は本考案によるミシンにおける被縫
製部材の折り返し端末への長手材のセット治具の一実施
例を示す簡略構成図であり、同図においてミシン1を保
持する基板2には本願のセット治具3が取付けられる。
このセット治具3はミシン針4の後部に位置されるもの
で、第4図、第5図に示すように基板2側に固定される
ガイド片5と、このガイド片5の立上り片6を上から被
うように逆V字状に成形されたスライド部7を有する移
動板8と、この移動板8に蝶番9を介して回動自在に取
付けられた押え板10とから構成される。
押え板10は移動板8の移動方向と直角方向に回動され
る。
なお、移動板8はミシン針4方向に移動するもので、そ
の後端には表皮S等の被縫製部材Aを位置決めするスト
ッパー11が取付けられている。
このストッパー11の上記立上り片6が対応する部分に
はスリットが設けられ、ストッパー11の存在によって
移動板8が前方に移動不能となうことはない。
移動板8の前部側すなわちミシン針4に対向する部分に
はトリムエンド5等の長手材Bの幅とほぼ等しい幅を有
する切欠部12が設けられる。
また、上記押え板10はその幅がほぼ被縫製部材Aの折
り返し部分の長さ1にほぼ等しく設定され、その先端側
にはストッパー13が設けられている。
そしてこの押え板10の前部側に上記切欠部12に対応
する大きさの切欠部14が設けられ、さらにこの切欠部
14の後部に隣接して長手材Bの幅とほぼ等しい幅の開
口窓15が設けられる。
以上の構成によるセット治具3を用いて被縫製部材Aの
折り返し端末に長手材Bをセットするには、まず第4図
に示すように押え板10を広げてこの押え板10の内側
及び移動板8の上面側に被縫製部材Aを載置する。
この場合、被縫製部材Aはストッパー11及びストッパ
ー13を基準として位置決めする。
次に上記押え板10を蝶番9を支点として移動板8側に
折り返すことによって被縫製部材Aの上記押え板10に
対応する部分がこの押え板10によって折り返されるこ
とになる。
次に上記長手材Bを窓15から差し込んでその先端側を
切欠部14側に臨ませる。
この状態で移動板8をミシン針4方向にスライドしてミ
シン1を駆動させる。
ここで移動板8は上記切欠部14側から露出する被縫製
部材Aの折り返し部分及び長手材Bが、ミシン針4と、
このミシン針の下部に位置する送り機構との間に噛み込
まれ、この部分が縫製された状態で図示しないストッパ
ーによってその移動が規制されるので、上記切欠部14
側から露出する部分が長手方向に沿って縫製されると、
以後は上記送り機構によって縫製部材Aと長手材Bとが
縫製されながら前方に送り出されるので、縫製部材Aと
長手材Bとは移動板8と押え板10との間から同時にか
つ所定状態にセットされた状態で連続的1こ引き出され
ることになる。
従って本考案によれば、被縫製部材Aを押え板10と移
動板8側に配置して、押え板10を蝶番9を支点として
折り返した状態で長手材Bを窓15から差し込んで移動
板8を前方に送り、先端側の被縫製部材Aと長手材Bと
を縫製するだけで、以後は連続的に縫製することができ
るので、従来のような被縫製部材Aの端末を折り返すた
めの作業及び長手材Bを所定位置に位置決めする作業及
びこの位置決めした状態でミシン針に供給するための作
業が全く不要となるので、作業者の負担を軽減でき量産
化が図れ、また被縫製部材の端末の折り返し部分の長さ
1及び長手材の取付は位置を正確に保持することが可能
となる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は車輌用シートを構成する表皮の端末側
の構造を説明するための断面図及び斜視図、第3図ない
し第5図は本考案による折り返し端末への長手材のセッ
ト治具の一例を示す簡略構成図である。 1・・・・・・ミシン、2・・・・・・基板、3・・・
・・・セット治具、5・・・・・・ガイド片、6・・・
・・・仕上り片、8・・・・・・板動板、9・・・・・
・蝶番、10・・・・・・押え板、11,13・・・・
・・ストッパー 12.14・・・・・・切欠部、15
・・・・・・窓。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一端がミシン針の直前まで移動する移動板8と上記移動
    板8の移動方向に対し直角方向に回動自在に枢着されか
    つ幅が被縫製部材の端末に折り返し部分の長さ1とほぼ
    等しく設定され、その先端側に被縫製部材の先端を規制
    するストッパー13を有する押え板10と上記移動板8
    のミシン針に対応する側に設けられ、かつ上記折り返し
    部分の上に縫製される長手材の幅とほぼ等しい幅を有す
    る切欠部12と、上記押え板10に設けられ上記切欠部
    10に対応する大きさの切欠部14と、上記押え板10
    に設けられた切欠部14の後部側に隣接し、かつ上記長
    手材が挿入される開口窓15とから成る折り返し端末へ
    の長手材のセット治具。
JP16412782U 1982-10-29 1982-10-29 折り返し端末への長手材のセツト治具 Expired JPS6024300Y2 (ja)

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JP16412782U JPS6024300Y2 (ja) 1982-10-29 1982-10-29 折り返し端末への長手材のセツト治具

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Publication Number Publication Date
JPS5967178U JPS5967178U (ja) 1984-05-07
JPS6024300Y2 true JPS6024300Y2 (ja) 1985-07-19

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