JPS60242436A - カメラの露出制御装置 - Google Patents

カメラの露出制御装置

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Publication number
JPS60242436A
JPS60242436A JP60083407A JP8340785A JPS60242436A JP S60242436 A JPS60242436 A JP S60242436A JP 60083407 A JP60083407 A JP 60083407A JP 8340785 A JP8340785 A JP 8340785A JP S60242436 A JPS60242436 A JP S60242436A
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JP
Japan
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exposure time
data
aperture value
program
value
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Application number
JP60083407A
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English (en)
Inventor
Masaaki Nakai
政昭 中井
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は写真学的にみて最も撮影頻度の高い被写体に
対して失敗の最も少い写真撮影を可能にするためのプロ
グラムシャッター装置に関する。
写真撮影においては種々の要因を考慮して各種の撮影条
件を設定する必要があるが、近年写真撮影の自動化特に
露出制御の自動化に対する試みが行われており種々の方
式が提案されている。これらの方式は三種類に大別でき
る。即ち、(11撮影者の意思により予め露出時間とフ
ィルム感度とを定めておき被写体輝度に応じて絞り値を
決めて適正露光を得る、いわゆる露出時間優先絞りEE
方式。
(2〕 撮影者の意思により予め絞り値とフィルム感度
を定めておき被写界輝度に応じて露出時間を決めて適正
露光を得るいわゆる絞り優先シャッターBK方式。
(3)撮影者の意思によりフィルム感度のみを定めてお
き被写界輝度に応じて予め定められている露出時間と絞
り値の組合せを選択するいわゆるプログラムモード式。
所でプログラムモード式は被写体輝度によって露出時間
と絞り値とが一つに決って撮影者の意図が殆んど反映さ
れない。多少とも撮影者の意図を反映し得るようにした
方式として、プログラムそのものを可変にした方式とし
て特開昭51−6545号に記載されたものがある。第
1図はこの方式におけるプログラム線図(被写体輝度に
対する絞りと露出時間との関係を示す図)を示す。即ち
最長露出時間とレンズの開放絞りとを原点とし、この点
を通り傾きの異る幾つかのプログラム線のうち適当なも
のを選択できるものである。このプログラム直線の傾き
を適当に選ぶことにより同一被写体に対し露出時間と絞
り値との組合せを成る程度任意に選択できるが、前もっ
て成る絞り値で撮影すると云うように明確に露出因子(
露出時間とか絞り値)を予定することはできず、傾向的
に傾きの大きなプログラム直線を選択すれば比較的絞り
を絞り込んだ状態で撮影されると云った程度の予想しか
できないのであり、予定の絞り値或はシャッター速度で
の適正露出条件を得るには何回もプログラムの指定の仕
直しをしなければならず、いわゆる絞り優先或はシャッ
ター速度優先のカメラ動作を得ようとすると操作が大へ
ん面倒で設定に時間がか\る。またプログラムの傾きと
手ぶれ限界又は被写体深度とは明確な相関がないので、
撮影者が撮影前に適当なプログラムの傾きを選定するこ
とはかなり難しいのである。
又絞り優先モード(Aモード)又はシャッター速度優先
モード(Sモード)のカメラで絞りリング又はシャッタ
ーダイヤルを不翠としup /down用の押釦で設定
絞り又はシャッター速度を変更するようにした技術が特
開昭52−33’726号に開示されている。このカメ
ラでは電源投入に応答して設定絞り値又は露出時間値の
初期値(制御範囲の中間値)がプリセットされるが、今
回の撮影時が低輝度や高輝度の場合、設定すべき絞り値
又は露出時間値が上記初期値からかなり離れた関係にあ
ることが生じる。この場合、変更操作に時間がかかるば
かりでなく撮影操作が煩雑となる。更に何れの従来例で
も、前回撮影とは被写体輝度が大幅に異なる被写体を撮
影するとき、その輝度差に応じて設定露出時間値又は絞
り値を変更することが通常行なわれる。又、作画意図に
応じて極端な組合せで撮影を行なった後に、通常の組合
せの撮影を行ないたいときも上述同様新規の設定操作に
時間がか\る。
本発明はAモード又はSモードを有するカメラで上述の
ような設定値変更の際の変更量を小さくできる、又は変
更操作を行なわなくても失敗の少ない写真が得られる装
置を提供しようとするものである。
このため本発明はプログラムシャ・ツタ−機能を備えた
露出制御装置にプログラムで決定された絞り値或は露出
時間値から出発して、目標とする絞り値或は露出時間に
手動的に修正する修正機能を付加した。
本発明によればまずプログラムモード(Pモード)で絞
り値Avと露出時間値TVを算出し、Aモード時はこの
Avを、又Sモード時はこのTvをそれぞれ初期値とし
て用い、この初期値から変更するよゲにしたので、Aモ
ード又はSモードにおける露出値設定操作開始時には常
にPモードの良好な組合せが得られAモード又はSモー
ドに切換えて変更操作を行なわずに直ちに撮影を行なつ
′Cも失敗の少ない写真が得られる。又、仮りに設定値
を変更したい場合でもその変更量はタナ<てすむ確率が
高しIにPモードの機能を利用してAモード又はSモー
ドの機能を実現するようにしたので、WIFFCが簡単
であると云う効果が得られる。
第2図は本発明の一実施例をブロック図で示したもので
ある。1はカメラに設けられた測光部で撮影レンズを通
して入射した光量にフィルム感度を加えたもの即ちBy
−Ayo+Svの信号を出力する。こ\でBvは被写体
輝度、Avoは撮影レンズの開放絞り値、Svはフィル
ム感度の夫々アペックス値である。ブロック2,4は夫
々撮影レンズの開放絞りのアペックス値Avoと最大F
値(最小口径絞り口径)のアペックス値Avcの信号を
出力する回路で、撮影レンズをカメラに装着することに
よりレンズより機構的に入力設定される。ブロック5は
最高シャッター速度のアペックス値Tvmaxをまたブ
ロック10は手振れ限界のシャッター速度のアペックス
値TVhを出力する回路でカメラの性能1定った値であ
り例えばTvmaxは1/1000秒相当値、Tvhは
1/60秒相当値に設定されている。次にこれらのブロ
ックをその機能に従って説明する。測光部1の出力Bv
−AVO+SVとブロック2の出力AvOとが加算回路
3において加算されたEV=、13v−)−8vが出力
される。一方ブロック4,5の出力AvcとTvmax
は夫々引算回路7,9において夫々の引数設定回路62
日の出力が引算されてAV’=Avc−β及びTv’ 
=Tvmax−αが引算回路7,9より出力され、この
二つの値が加算回路13で加算されAv’ +Tv’ 
=(Avc−β)+(Tv’ max−α)が出力され
る。
そしてこの出力値と前記加算回路3の出力Ev=Bv−
4−svとを比較回路16で比較することにより両者が
不一致の間比較回路16より信号を出し同信号をゲート
11.:15を介して引数α、β設定回路6.8に送っ
てα、βの値を比較回路16の二人力が一致する方向に
変化させ、比較回路16の両人力が一致し、同回路の出
力が0になった時の回路6,8の出力α、βで定められ
るAv’=Avc−β、Tv’ =TVmaX−aを夫
々演算結果の絞り値Av及び露出暗度Tvとして記憶回
路1’7.18に記憶せしめる。こ\で引数α。
βは最初Oに設定されており、比較回路16より不一致
信号が出ている間漸次増加させ絞り値を最小口径絞り値
Avcより開いて行きシャッター速度値を最高速度値T
vmaxよりおそい方へ変えて行ってAv’ +Tv’
をFivに一致させるのである。この場合α、βは同時
に増加させてもよく或は比較回路16よりの不一致信号
を切換えて交互にブロック6.8に送りα、βを交互に
増加させてもよい。またα、βの増加の比率も両者同時
又は交互に同じアペックス値だけ変えてもよく異る比率
で変えてもよく、また比率を適宜変更させてよく、これ
により種々なプログラムが実現できる。このようにして
α、βを0より増加させて被写界輝度により定まる成る
値まで変化させるのであるが、この操作の所要時間はマ
イクロコンピュータを用いれば極く短いものとすること
ができる。
上述のようにして記憶回路17.18に記憶させたAv
値及びTv値によって露出制御をすればプログラムシャ
ッターとして機能できることになるが、上述したように
して算出されたAv値及びTv値が露出制御機能の連動
外になったり手ぶれ限界になった場合に対してもプログ
ラム上適当に対処できるようにプログラムを設定しであ
る所に本発明の一つの特徴があり、ゲート11.15が
プログラムをそのように定めるべく機能する。ゲート1
1は前記演算結果のAv’ =A7−βと開放絞り値A
VOとを大小比較回路12で比較しAvo(Av’なる
間開回路より出されている信号によって開かれて比較回
路16よりの不一致信号を引数β設定回路に送る。また
ゲート15は上記比較回路12の出力の反転信号或はT
v’=Tv−αと手ぶれ限界値設定回路10の出力Tv
hとを比較しTvh(Tv’なる同信号を出している比
較回路14の出力によって開かれており、比較回路16
よりの不一致信号を引数α設定回路8に送る。この構成
によってプログラムは一般に最小絞り口径最高シャッタ
ー速度から出発して漸次露出値の小さい側に移行し、シ
ャッター速度が手ぶれ限界に達すると、そこでシャッタ
ー速度は固定されて絞りのみが開かれて行き、絞りが開
放絞りまで達すると絞りはそこで固定されゲート15が
再び開いてシャッター速度が再び遅い方へ変化せしめら
れて行く形となる。このプログラムの具体的な形につい
て第3図によって説明する。
第3図は上述した第2図の実施例におけるプログラムの
一実施例でTvmaxを1/1000゜Tvhを1/6
0に設定しである。横軸はTv縦軸はAvで図中実線は
焦点距i 50 In m開放FnO1F2最小Fno
、F22.破線は同じ<28mm、F2.F16.一点
鎖線は400mm、F5.6.F32の撮影レンズであ
る。今この三つのレンズ中実線の焦点距離50mm開放
Fno。
F2最小Fno、−F22のレンズにおいてグラフをを
三つの部分に分けて説明する。
(A) E v 19〜E V 11の部分例えばBv
−1−8v=13を例にとると、Av、Tv共Avo、
Tvhに達していないのでAv、TvはAvc=9(F
 22 ) T v m a x = 10 (1/ 
1000 )から漸次減少してAV+TV=EV=13
となる点Av = 6 (F 8 ) T v = 7
 (1/ 125 )がめる出力となる。
(B) Ev 11〜Fi v 8の部分例えば、13
7−1−87==9を例にとると、(A)の傾きでTv
=TVh(1/60)に達したのでAvのみを漸次減少
させ、Av−1−Tv=Fiv=9となる点すなわちA
v=3(F 2.8 ) T v=6(,1/60 )
がめる出力となる。
(C)Ev=8以下たとえばB v −1−S V =
 2を例にとると、Av=Avo(F2)に達したので
今度はTvのみを漸次減少させAV+TV=EV=2と
なる点すなわちAV=2(F2)TV=O(1秒)がめ
る出力となる。
第4図は第3図の他の実施例で(A)の部分の傾きが異
なっている。一般に撮影レンズの最小口径絞り値と焦点
距離には最小口径絞りのFno、が大きい程望遠傾向小
さい程広角傾向という相関がある。
第4図ではこの点を考慮して、手ぶれの心配の大きい望
遠レンズ群つまり最小口径絞りのFno・の大きいもの
には傾きを一急峻にその心配の少ない広角レンズ群つま
り最小口径絞りFno、の小さいものには傾きをゆるや
かにしてプログラム方式を構成している。なおこの傾き
をかえるには前述したα、βの漸次増加量の比率を変え
ればよい。
以上により通常の条件例えば第3図における実線のグラ
フに関してはFiv=8までは手ぶれの心配のないプロ
グラムが構成できる。また、(A)の領域での傾きをよ
り急峻にして、CB)の領域をなくし、(A) カら(
C)の領域へすぐに移行するプログラムも可能である。
次に本発明のもう一つの機能であるプログラムの組合わ
せ可変操作の実施例について述べる。上述の如く本プロ
グラムにおいて手ぶれの心配はないが、撮影条件によっ
て被写界深度を浅くしたり深くしたりしたいことがある
。この際にはプログラムで定められた、TvとAvの組
合わせを変えなければならない。この目的により以下の
三つの機能を持つスイッチ81,82. S3をカメラ
本体に設ける。
fl、l FpTvを+IEv ATを−IFiv(2
) down Tvを−IEv Avを+1Ev(3)
 r 61 s e t 本来のプログラム動作におけ
るTvAvに戻る この三つのスイッチは別設されたアップダウンカウンタ
ー22をそれぞれアップカウント、ダウンカウント、リ
セットするもので、そのカウンタの内容を引算回路24
及び加算回路25に送りプログラム演算されて記憶回路
1”7.18に記憶されているAv、Tvに加算演算す
ることにより組合わせを変えることができる。そしてこ
の和と差をとられたTv、Avが最終的なTv値、Av
値でこれを表示装置20に表示し、且つこの値により周
知の絞り制御装置19,2幕制御装置21に送る。以上
の動作を例を引いて今すこし詳述すると、第3図の焦点
距離50mmF2−22の撮影レンズをカメラに装着し
た場合を考えると、Ev13の時上述のプログラム演算
により絞りはF8、シャッタースピードは1/125が
その撮影条件でありこれがファインダー内に表示される
。この時撮影者が人物のポートレート撮影などのためも
う少し被写界深度を浅くしたいと意図する時、ファイン
ダー表示を視認しなからup”のスイッチを1回押すと
、Av、Tvの組合わせはF5・6、’l/250にか
わり3回操作でF2・8.1/1000に変化する。又
元に戻したい時は“リセット”を押すと即座にFB、’
l/125に戻る。
これによりきわめて容易に撮影者の意図をもつ込むこと
ができる。
第2図に示した実施例における各ブロックはアナログ方
式で周知の回路により実現される。開放絞り値AvO設
定回路2、最小口径絞り値AVC設定回路4はレンズ装
着によって操作されるポテンショメータであり、最短露
出時間Tvmaxを設定する回路5もポテンショメータ
であり加算。
減算の各回路は演算増幅器を用いたアナログ加算回路で
あり、比較回路12,14.’16は差動増幅器、引数
α、βを与える回路6,8はゲート11.15を通して
印加される一定入力を積分する積分回路で、゛その時定
数を切換可能とすることによりプログラム線図上のプロ
グラム直線の傾きを変えることができる。カラン、り2
2はディジタルカウンタであるが、その出力を図示はし
ないがD−A変換して引算回路24及び加算回路25に
印加する。装置は電源スィッチの投入により作動を開始
し、シャッターボタン押進の初期段階で比較回路16の
出力側のスイッチSwが閉じられ引数α、βの設定回路
が始動する。演算は感覚的には瞬時に完了し記憶回路1
7.18に記憶されたAv、Tvが表示される。こ\で
このままシャッターボタンを押込んでしまえばプログラ
ムFiEとして撮影が完了する。プログラムによって定
まる露出因子を変更したいときは一旦シャッターボタン
を手離す。このときプログラムによって定まる露出因子
は記憶回路17.18に記憶されているので表示を見な
がらスイッチ81,62等を操作し、その後シャッター
ボタンを再び押込みシャッターをレリーズさせる。この
場合再度のシャッターボタン押込みのとき記憶回路17
.18の記憶内容が前回のときと異る(被写体側の変化
による)こともあるが、撮影はこの新しいAv、Tvの
組合せからスイッチSl、82等によって操作した分だ
け変更されて行われることになる。なおSl。
S2の操作によって設定した露出因子を保持して二回目
のシャッターボタンの押込みでシャッターをレリーズさ
せるようにしてもよいことは云うまでもない。回路全体
は露出完了によりリセットされる。また別途手動リセッ
トスイッチを併設しておいてもよい。又スイッチS1,
82等を操作して露出制御値を手動的に変更する場合、
変更設定した露出制御値がカメラの露出制御の連動外に
ならないようにするため、演算回路24.25の出力を
比較回路2’7.28,29.30において夫々開放絞
り値Avo出力回路2.最小口径絞り値Avc出力回路
4.最高シャッター速度のTv値Tvmax出力回路5
及び最長露出時間に相当するTv値Tvmin出力回路
23の出力と比較し手動的に変更した露出制御値が上記
各回路2,4.5.23により設定されている限界値を
超える場合、各比較回路27〜30の出力によりゲート
26.267を閉じスイッチSl、82等を操作しても
カウンタ22に信号が行かないようにしである。操作者
はスイッチS1,82等を押・してもファインダー内の
表示が変らなくなったことによって自分の設定操作が限
界に達したことを知ることができる。もちろん別に警告
表示を設けてもよい0 第2図の実施例は各ブロックを夫々ディジタル方式の回
路としCも実現できるが、ディジタル方式を用いる場合
は加減算回路、比較回路2 カウンタ等は一つの演算回
路を切換えにより共用とし、開放絞り値のAvo、その
他の情報設定部及び記憶回路はメモリ内に夫々のアドレ
スを与えて入力させるようにすれば回路構成が全体とし
て大へん簡単小型となる。この種の実施形態はマイクロ
コンピュータを用いれば特に有利に実施できる。
第5図は第2図のプログラム式露出制御回路をマイクロ
コンピュータを用いて実施した回路例である。200は
キャリーフラグCY、ゼロフラグZF、8ビットアキュ
ムレータACC,8ビツトのレジスタ40R−≠’13
.−R,2つのレジスタで16ビツトのレジスタの機能
をはたすペアレジスタ+OPR,412PR等によって
lII成された中央処理装置(以下CPUで示す)でこ
の細論演算装置、タイミングコントローラ、スタック、
スタックポインタ、プログラムカウンタ、命令レジスタ
、命令デコーダ等があるが、この発明の動作には直接関
係しないので省略した。300は命令およびデータが記
憶されている読み出し専用メモリー(ROMリードオン
リーメモリー)、400はデータを一時的に記憶してお
く書き込み読み出し可能なメモリー(RAMランダムア
クセスメモリ)である。OPI、OF2.OF3は出力
ポート、’IPI、lF2は入力ポートである。101
はカメラの撮影レンズ、102は絞り、FDは受光素子
、ESはフィルム感度を設定し、測光回路の出力レベル
を調整する可変電圧源である。Dは対数圧縮用ダイオー
ド、opは演算増幅器である。100はD−A変換器、
ACはアナログコンパレータである。2および4は交換
レンズの開放絞り値AVOと最小口径絞り値Avcを出
力する回路、105はレリーズボタンの第1段目押し下
げで閉成されるスイッチ、106はレリーズボタンの第
2段目押し下げで閉成されるスイッチ、107はフィル
ムの巻き上げ完了で閉成し、2幕の走行が完了すると開
放となるスイッチ、108は1幕の走行開始と同期して
開放となるスイッチ、109.110,111は酌述し
たAv、Tvの組み合わせを変えるためのl’l u 
p m ’reset” ”aown”スイッチである
。112は電磁レリーズ用マグネット回路、19は絞り
制御用マグネット回路でこの両者のマグネットは永久磁
石をコアとするマグネットである。21はシャッター2
幕制御用のマグネットである。
第6−1.6−2図は第5図の回路の動作を示すフロー
チャートである。文末の表は第5図の回路で使用してい
るコードの一実施例を表にしたものである。従来のアペ
ックス値を16進数のコードに変換し、1 / 8 E
vを最小単位としている。
このため8bit数値データは上位5ビツトが整数デー
タ、下位3ビツトが小数データとなる。なおこのコード
を使用してもBv+5v=Tv+SVが成立するように
16進数を選んであるので、以下これらのアペックスが
16進数に相当するものどする。
以下第5図の回路の動作を第6図のフローチャートに従
って詳述する。まずレリーズボタンが押し下げられる第
1段でスイッチ105が閉成されてCPU200のリセ
ット端子REに1ハイ”の信号が入力しCPU200が
リセットされてプロダラムがスタートする。まず(1)
でプログラムEEの組み合わせ変更用アッグダウンカウ
ンタとして使用される48Rを(00)Hにセットする
。ここで添字Hはカッコ内が16進数字であることを示
す。次に(2ハ(3)では2,4よりの撮影レンズの開
放絞りAvoと最小口径絞りAvcの出力を入カポート
エP1から入力し、これを本文末の表で示されるコード
に変換したのちAVOは40RへA、 v cは≠4R
ヘスドアする。(たとえば4の出力が(11)B(Eは
2進数を示す)のどきはF32としてAvc=(6B)
Hを4P4Rへ)(4)で 1は手振れ限界秒時TVh
、、=1/6O−(50)HをすIRに設定する。(5
)はカメラの性能より決まる最高速シャッタースピード
(以下Tvmaxで示す)ここでは1/l OOo=(
70) Hを+5Rに設定する。(6)では測光回路か
らの出力Bv−A”10+SVに対応したアナログ信号
をディジタル信号に変換する。この方法としては次のよ
うなものがある。まず4−2Rへ(FF)Hを設定し、
この値から1をひいてOF’lへ出力してD−A変換器
100を介して測光回路とD−A変換器のレベルを比較
するコンパレータACの出力kが1ハイ”になったかど
うかを判別し10−”のときには42Hの内容からさら
に1をひいてコンパレータ出力が反転するまでこれをく
り返し、反転した時の+2Rの内容がBy+5v−Av
oに対応したディジタル信号になっている。次に(7)
では+2Rの内容に4ORの内容をたしてBV+5V=
FiVをつくりこれをす3Rに設定する。(9)では第
2図の6.8に対応するAv引数βとTv引数αをどち
らも(00)Hに初期設定する。次に(10)では(6
)〜(8)でA−D変換された43RO)内容Evが露
出制御範囲を上まわっていないかどうかを判断する。つ
まりATC−1−T’VmaX(B、V−4−eV(7
)ときは露出制御できないのでαυでovθrを表示し
、(6)へとび、もう一度測光をくり返す。こうするこ
とによりオーバーの時にはレリーズすることがない。露
出制御できる上限以下の時には(+9.αaでβ、αに
それぞれ(01)Hを足す。つまり1 / 8Evずつ
プラスする。そして(151で新たなα、βをTvma
x、Avcより減じたもの同士の和を先の+3Rの内容
Bv+Svと比較する。式で書くと、 Bv 十Sv((Tvmax −a) + (Avc−
β)−−−−・−+1)となり、Bv−1−8vが右辺
に一致するか右辺より大きくなった時にはそのときのT
vmax−α。
Avc−βが適正露光のためのT′v、Avとなるので
αeによりc!旧ことぶ。左辺が右辺より小さい時には
まだ右辺を小さくする必要があり再びα、βを1/8ず
つ増加させ、すなわちBvを1/4EVずつ減少させて
(1)式の比較を行なうのである。
住ηではこのループをT v = T v h手振れ限
界までで規制している。つまり(Tvmax−α)<T
vh=(50)Hになると(1)式の比較はC8)、 
(19)で示されるようにノ試下のようになる。
Bv + Sv(Tvh −1−(Avc −β )・
・・・・・(2)(2)式はTvはTvhのままで絞り
のみをβの増加により減じ0行きa■のループと同様左
辺〉右辺となると(2■により(2引ことぶ。このルー
プはまたeυにより開放絞りで規制され、AVC−β(
A V Oとなるとこれ以上Avを減じることができな
いので(2a、 (23)で示されるように(2)式は
以下のようになる。
J3v+5v((Tvmax−a ) +AvO−・−
−−−(3)(3)式は絞りは開放値AVOのままでT
vを減じることにより比較することを示している。(2
5)はカメラの性能上杵される最長露出時間Tvmin
(ここでは8秒、=(08)H)にTVmaX−C1が
達すると、(26)でunaer表示をし、オーバーの
時と同様(6)へとびもう一度測光をくり返しレリーズ
することがないようにしている。このフローの過程で(
1+、 +2+、 +ai式のいずれかで左辺〉右辺と
なった時、その時のα、βで計算されるTvmax−α
、Avc−βがめるTv、Av値となり、前述のとおり
(2〜へとぶ。すなわち以上で第3図のプログラム方式
が実現できる。
(2〜〜(49)までは今得られたプログラムされたA
v、Tv値の組み合わせを撮影者の意図により変化させ
るためのものである。(2〜、(イ)、(至)は前述し
たアップ109.ダウン111.リセット110ボタン
が撮影者により押されているかどうかをテストするもの
で、その具体的方法は例えば弼では、工P2よりの8ビ
ツト人カデータを整数データ(04)Hでアンドをとり
マスクすることによりその際ゼロフラグZFのビットが
@ I IIか0″かでeが1″か0”かをテストする
方法などがある。ここでe、glfのいずれかが′″1
″であると、 C31)、 O9,(ハ)でそのボタン
かはなされたことを検出し°Cからアップダウンリセッ
ト用カウンター、%8Hの内容Cに次の作用をする。
(1) アップ13348Hの内容に11!v(08)
Hをたす C−1−(08) H+C (2) ダウン(至)48Hの内容からIFli v 
(08)Hを引(C−(08)H+C (3) リセット(34)+8Hの内容を(00)Hに
セ・ソ ト (OO) H−ec (37)、■では(2?)まででプログラム露出のため
得られたTv、Av値に変化量(≠8R)を加味し“C
1AvC−βC=Av・・・・・・・・・・・・・・・
・・・(4)Tvmax −a −4−C= Tv −
−−・−・−・−(57を新たなAV、TV値とし、(
+1OR)と(≠11R)にストアする。(3g1〜(
4りでは(1)〜(27)で得られたAv、TvがCの
増減によりAvo(Av(Avc、Tvmin(Tv(
Tvmax、の範囲から出ていないかどうかをテストし
ている。もしTv)TvmaxあるいはAv(Avoの
ときには(46)、(4η、(4印でTVからIKV−
フイナスし、AvにIEプラスし、Cから]lnvマイ
ナスしている。
T v(T vm i n、A v)A v cのとき
は逆に(43、(44)、 (4SでTvにImVプラ
ス、AvからIFJマイナス、Cに11!!vプラスし
ている。これまでの過程で最終的なAv、Tv値がそれ
ぞれ($1OR)と(≠11R)に設蝋される。
(49)ではこのAv、Tv値をデコードしてOF3に
゛出力しこれをファインダー内に表示する。この方法と
しては、たとえばLEDのDOT表示を例にとるとドツ
トの数は文末表かられかるように、オーバー表示、アン
ダー表示を含めてこの場合露出時間で16コ絞りで12
コ必要である。16コのLICDを点灯制御するために
は8ビツトの出力ポートを使い、4×4のLEDマトリ
ックスを組めば可能である。そこでこの4×4のマトリ
ックスへの出力データのアンダーからオーバーまでの1
6種類をROM300の(DOTO)番地から(DOT
O−1−15)番地までにストアしておき(≠11R)
のTvデータの中から整数部分のみをとりだしこれを3
ビツト右へシフトしてこの数値を(DOTO)に足しあ
わせた数値がしめす番地の内容かもとめるシャッタース
ピードの表示のための出力ポートへ出力データとなる、
というような方法がある。なお上述の方法では小数部分
を無視しているが、たとえば小数部(010)B〜(1
01)Bの時は2コ点灯というように定めておき2コ点
灯用の4×4マトリツクスへの出力データを前述と同様
にROM300にストアしておきこれを小数部データと
整数部データの両方をデコードし”C呼びだせば2コ点
灯も容易である。
次に(50)、 (51)ではレリーズ釦の第2段階で
閉成するスイッチ106と巻上げ完了で閉成するスイッ
チ107が共に閉成しているかどうかをチェックし、そ
うでない時にはcつで(6)にとび再び測光をくり返す
もし両方弁閉成している(b=、c=1)ときはφつに
よりhを1ハイ”としてレリーズマグネット回路112
を作動させレリーズを行なう。次に(53)で+IIR
の内容をACCに設定し、この値をOPlに出力すると
D−A変換5100からはTvっまりsv+5v−AV
に対応したアナログ信号が出力する。絞りが絞り込み動
作を開始する時点では測光回路からはsv+5v−Av
Oに対応したアナログ信号が出力しCい7(Bv+5v
−Av O) )) (B V + S V −A V
 )なのでコンパレータACの出力は6ハイ”となって
いる。絞り込み動作が行なわれると測光回路の出力レベ
ルは徐々に下がつCきて絞り102が予定絞りAvまで
絞り込まれると、コンパレータACの出力には反転する
。この信号入力により■りで端子iを1ハイ”として絞
り制御用マグネット回路19を動作させて絞り込み動作
を中止させ絞りを決定する。
(55)では同時にjも6ハイ”にして2幕制御用マグ
ネット回路21を動作させ、2幕係止用マグネツトに通
電している。節電のためにもこのタイミングで2幕係止
マグネツトに通電することは望ましい。
続いて周知の機械的動作により反射ミラーが上昇し、上
昇がおわると1幕が走行を開始し、それに同期してスイ
ッチ108が開き露出時間のカウントが開始する。この
カウント、は(411R)に対応した時間行なわれる。
これには以下のような方法がある。まずすIIRのTv
データのうち整数データの部分上位5ビツトに対応した
次のようなデータをROM300の2つの番地をJll
としてl/1000から8秒まで14組ストアしておく
。例としてTvが(70)H=(01110000)B
なら(01110)Bに対応して2−=(oooooo
oo)(oooooool)、(6F)H−(0110
1114)Bから(68)H=(01’101000)
(7)間では(01101)Bに対応して22=(00
000000)(00000010)、以下 23=(00000000)(00000100)、、
、、、、、、、、、、2 =(00100000)(0
00ooooo)というように’rvの整数データが1
増加するたびに左に1ビツトシフトするような16ビツ
ト・データが考えられる。次に小数部分についてはその
3ビツト(000)B〜(111)Bに対応したl/8
Fivつまり21/8倍ごとの等比数値列(Ao、2’
gho、2’gAO,・・・・・・・・・・・・、27
/8AO)=Aを同じ(ROM300にx)アしておく
。例として(000)Bには64すなわち(40)Hl
(001)Bには59すなわち(34)H,(Olo)
Bには54すなわち(35)H・・・・・・・・・・・
・・・・ (111)Bには35すなわち(23)Hが
考えられる。
これらの準備のもとにあるTvデータが与えられるとそ
の整数部分上位5bitからこれに対応した上述の16
ビツトのデータ2 をROM300からCOUのレジス
タにとりだし、小数部分からはそれに対応した8ビツト
のデータAをROM300の中からとりだし1.カウン
トスイッチに同期して2 のカウントをA回くり返す。
つまり1回のカウント時間をTとすると全部数え終わる
までの時間tはt= A @2 ・Tとなる。
例をあげればT、= 1/128 m FEとしてTv
データ(61)H=(0,1’1OO001)Bとする
と整数データ(01100)Bより16ビツトデータは
(00000000)(00000100)つまり2 
、小数データ(OO’l)BよりA=59よってt−1
/’128・23・59=3.69m5となり、これは
(60)Hつまり’l/250より1 / 8 K v
短い露出時間となっている。すなわち倍々系列の時間を
1 / 8 B v間隔のA回数えることにより対数伸
張をおこなうものである0露出時間のカウントが終了す
ると端子jを60−”としC2幕の走行を開始させる。
2幕の走行が完了しスイッチ107が開きCが10−”
になったところで1つのフローが完了し、次の撮影の準
備としC(6)にとび新たに測光を開始する。
以上の構成により、種々の撮影条件に応じて最も失敗の
少ないプログラム露出方式をもち撮影者の被写界温度や
露出時間の選択意図にも簡単な操作で露光時間と絞り値
の組み合わせを変えることができる露出制御装置が実現
できる。
なお、各回路部分への給電方法をさらに詳しく述べると
第5図において、レリーズボタ−の第1段操作で閉成す
るスイッチ105でアナログ測光回路(OF、AC)+
表示回路20.CPU200 、ROM 300 、R
A M 400に電力が供給されレリーズボタンの第2
段階操作でONするスイッチ106で上記回路および電
磁レリーズ回路112、絞り制御回路19,2幕制御回
路21にさらに電力が供給されこれを保持する。
そしてこの保持の解除は巻き上げ連動スイッチ107が
2幕走行完了により開成することにより行なう。この構
成によりレリーズボタンの第1段操作で測光し第2段操
作でレリーズしたのち露出制御終了前にレリーズ釦から
指を離しても電源は保持される。又露出制御終了後もレ
リーズ釦を押し続けている場合は、まだ巻上げが完了し
ていないので第6図Oつよりc=0で(6)へjump
し次の撮影のための新たな測光をくり返す。
別の方法としてCOU、RAM、ROM、@C−MO8
等消費電力の小さな素子で構成し、これらには常時電力
を供給しておくことも可能である。
第7図、第8図、第9図は上述の実施例をさらに改良し
、撮影モードをプログラム方式につけ加えて絞り優先モ
ード(以下Aモード)、露出時間優先モード(以下Sモ
ード)を設けたものである。
第7図はカメラを後方から見た斜視図で109゜110
、Illは前述したup、reset、downの選択
ボタンスイッチ、120は新たに設けられたモード切換
スイッチで中央のPの位置にある時は前述したプログラ
ムモードの露出制御を行ない、up、down、res
etも前述した動作を行なう。120をSに設定した時
はSモードつまり露出時間優先モード、Aに設定した時
はAモードつまり絞り優先モードの露出制御を行なう。
Sモード、Aモード共に優先すべき露出時間又は絞りを
設定する必要があるが、これはup109または(lO
Wn]、11で行なう。Aモード絞り優先を例にとって
説明する。まず電源供給で表示装置20にはプログラム
方式による絞り値と露出時間が表示され、この時の絞り
値が優先すべき絞り値としてカメラに設定され、被写体
輝度の変化等によって露出時間の表示のみが変化する。
今この優先絞り値を変化させたい時にはnp109を1
回押すと優先絞り値がllv開放側によりdOWnll
lを1回押すとlEv絞り込み側による。Sモードの時
も同様でup109により優先露出時間がlEvずつ短
秒時側に移行し、dOwnlllでは長秒時側に移行す
る。
このように従来のように絞りリング又は露出時間制御環
を回動する煩雑さがなくなり非常に簡単な操作で絞り優
先あるいは露出時間優勢の雪出制御がおこなわれる。
第8図第9図はと述のAモード、Sモードを備えた露出
制御装置の実施例で、第8図はモード切換スイッチ12
0の構成とこれを第5図のIPIにつけ加えた場合の実
施例を示す。第9図は第6図の命令フローにつけ加えら
れるべき命令フローを示す。以下第9図に従って説明す
ると、図で(49)−1は第6図と同一のもので(71
C41’/lがつけ加えられたフローである。
今、Aモードについて説明すると、(49)までのフロ
ーで前述のプログラム方式によるA4.Tvが41OR
,411Hにそれぞれストアされている。
(79ではこのAV、TV値をそれぞれす’12Rと≠
1SRにストアする。α1)でl=oつまりモード切換
スイッチがA側にセットされたとすると、フローは(7
すにとび、この時$12HにストアされているAvを優
先し、シャッタースピードが以下のフローで演算される
’1 (”++ ’(’Qでは前述したのと同じ手法で
BV+5V−AvoがAD変換され、(’751でこれ
にAvOを足しBV+SVを≠3Rにストアする。(”
6)では算出されたBv−1−8vがTvmax−4−
AVCとTVmin−1−AVOの間に入っているかど
うかを判定し、入っていないときには(118)でov
erあるいはunderを表示し&])にとび再びモー
ド判定をし°C測光をくり返す。Bv+Svが制御範囲
内のときは(”′7)、 &EDでup’109、do
wnlllが押されていないか、すなわち優先すべきA
v値の増減指定がないかどうかを判定し、downが押
されている時は優先すべきAV値にl]IcV(08)
Hをたしたものを、upのときは同じ((08)Hを引
いたものを412Hにストアする。el)十ではp’a
、 @Cりで増減された優先すべきAv値がAVOとA
VOの範囲を越えていないかを判定し、越えている時は
もう一度Av値からIEvずつ増減させてAvo(Av
(AvCの範囲内におさめる。
(851ではこの優先すべきAV値を+10Rに転送し
く86)でBV−1−8V−AVを演算し、Tvを算出
する。(B′f)−(9C!lテはコノ算出されたTv
値が、Tvmax、Tvminの範囲をこえていないか
どうかを判定し、こえCいるときには所望のAv値を優
先して露光制御することができないので、Av。
’rvを1Evずつ組み合わせをずらせる。
191)では1)=Q=]−かどうか、すなわち巻上げ
完了でレリーズボタンが第2段階まで押されているかど
うかをチェックして押されCいれば前述のQ21にとび
、レリーズ動作及び≠IOR,≠IIRの内容で露光制
御をおこなう。押されていなければC7])へとび再び
上述の動作をくり返す。
以上の構成で絞り優先の露出制御方式が実現でき、撮影
者はup109又はdownll’lで所望の優先絞り
を選択するだけでよく、By−1−8vが優先絞りでは
露出制御不能の時は自動的に優先絞りが補正されこれを
表示する。また設定された絞り値は制御に使用するレジ
スタ410 R,す11Rとは別に≠12R,+13H
にストアしているので露出制御範囲外で一度優先絞り値
が補正されてもSv+Svが再び初期設定された優先絞
りでの制御範囲内に入ると、もとの優先絞りでの演算が
行なわれるという利点がある。
SモードのフローもAモードのフローと類似しているの
てこへでは説明を省略する。なお、Aそ−ド、Sモード
の場合一度優先値を決め、それで何枚もの撮影をしたい
という場合が多いので、Aモー)’、8モー)”(7)
時はCPU200.ROM300、RAM400には常
時電力を供給し、優先設定値を記憶しておくようにし、
レリーズボタンの第1段階操作で表示回路20及び測光
回路(OF、AC)に電力供給するようにすればよい。
又その際にはCPHのリセット端子RFtにAモード、
Sモードの際にはリセットがかからないようにするため
、m、l、aのアンド出力をREにつなぐ必要がある。
以上のようにこの発明によれば、種々の撮影条件に応じ
て失敗の最も少ないプログラム方式が実現できると共に
、撮影者の意図を簡単な操作でもりこむことができ、プ
ログラム方式のみならず露出時間優先絞りFiE・絞り
優先シャッターEEと同様の機能を付加することも可能
である。なお8ビツトのマイクロコンピュータを用いた
実施例について述べであるが、4ビツトのマイクロコン
ピュータを用いた場合も本質的になんらかわることな〈
実施可能であり、第5図においてCPU内レジスタの数
が少ない場合RAM内のレジスタを用いれば殆んど同様
の動作で実施可能である。
データ 5ビツト 3ビツト 整数データ 小数データ
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のプログラム式シャッターのプログラム例
、第2図はこの発明の実施例を示すブロック図、第3図
は本発明のプログラム式シャッターのプログラムの実施
例、第4図は第3図の他の実施例、第5図はμ−con
を用いた本発明の実施例、第6図は第5図のROM30
0に記憶されている命令のフローチャートを示すもの、
第7図は本発明の構成例を示す外観図、第8図は第5図
の実施例にモード切換スイッチをつけ加えたものの要部
回路図、第9図は第6図のフローチャートに絞り優先、
シャッター優先モードをつけ加えた場合のつけ加えるべ
きフローチャートである。 代 理 人 弁理士 林 浩 介

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1) プログラムモードおよび絞り値優先モードを有
    するカメラにおいて、動作開始信号を出力する動作開始
    信号出力手段と、上記動作開始信号に応答して被写体輝
    度の測光動作を開始する測光手段と、上記動作開始信号
    に応答し”C動作し、予め定められたプログラム線図上
    において前記測光手段の測光値により一義的に定まる絞
    り値および露出時間を示すデータの組合せを演算するプ
    ログラム演算手段と、手動操作に応じた値の変更データ
    を出力する変更データ出力手段と、前記プログラム演算
    手段からその初期段階に出力される上記一義的組合せの
    うち絞り値に関連したデータがプリセットされ、該プリ
    セットデータをと記変更データの値に応じて変更させた
    絞り値データを出力する記憶手段と、プログラムモード
    および絞り値優先モードのいずれかのモードを指定する
    指定手段と、該指定手段によりいずれのモードが指定さ
    れてい−るかに応じて選択的に、プログラムモードの指
    定時は上記予め定められたプログラム線図における絞り
    値と露出時間の組合せを出力し、絞り値優先モードの指
    定時は前記記憶手段から出力される絞り値データとこの
    絞り値データおよび上記測光値に基づいて定まる露出時
    間データとからなる組合せを出力する選択手段と、該選
    択手段の出力データに基づいて絞りおよびシャッターを
    制御する露出制御手段とを備えたカメラの露出制御装置
    。 (2) 選択手段は、絞り値優先モード指定時に動作し
    、記憶手段から出力される絞り値データおよび測光手段
    から出力される測光値に基づいて露出時間データを演算
    する露出時間演算手段と、プログラム演算手段および前
    記記憶手段からそれぞれ出力される絞り値データを入力
    し、プログラムモード指定時は前記プログラム演算手段
    からの絞り値データを選択し、絞り値優先モード指定時
    は前記記憶手段からの絞り値データを選択する絞り値選
    択手段と、前記プログラム演算手段および前記露小時間
    演算手段からそれぞれ出力される露出時間データを入力
    し、プログラムそ−ド指定時は前記プログラム演算手段
    からの露出時間データを選択し、絞り値優先モード指定
    時は前記露出時間演算手段からの露出時間データを選択
    する露出時間選択手段とを備えた特許請求の範囲第1項
    に記載のカメラの露出制御装置。 13) プログラムモードおよび露出時間優先モードを
    有するカメラにおいて、動作開始信号を出力する動作開
    始信号出力手段と、上記動作開始信号に応答して被写体
    輝度の測光動作を開始する測光手段と、上記動作開始信
    号″に応答して動作し、予め定められたプログラム線図
    上において前記測光手段の測光値により一義的に定まる
    絞り値および露出時間を示すデータの組合せを演算する
    プログラム演算手段と、手動操作に応じた値の変更デー
    タを出力する変更データ出力手段と、前記プログラム演
    算手段からその初期段階に出力される上記一義的組合せ
    のうち露出時間に関連したデータがプリセットされ、該
    プリセットデータを上記変更データの値に応じて変更さ
    せた露出時間データを出力する記憶手段と、プログラム
    モードおよび露出時間優先モードのいずれかのモードを
    指定する指定手段と、該指定手段によりいずれのモード
    が指定されているかに応じて選択的に、プログラムモー
    ドの指定時は上記予め定められたプログラム線図におけ
    る絞り値と露出時間の組合せを出力し、露出時間優先モ
    ードの指定時は前記記憶手段から出力される露出時間デ
    ータとこの露出時間データおよび上記測光値に基づいて
    定まる絞り値データとからなる組合せを出力する選択手
    段と、該選択手段の出力データに基づいて絞りおよびシ
    ャッターを制御する露出制御手段とを備えたカメラの露
    出制御装置。 (4)選択手段は、露出時間優先モード指定時に動作し
    、記憶手段から出される露出時間データおよび測光手段
    から出力される測光値に基づいて絞り値データを演算す
    る絞り値演算手段と、プログラム演算手段および前記絞
    り値演算手段からそれぞれ出力される絞り値データを入
    力し、プログラムモード指定時は前記プログラム演算手
    段からの絞り値データを選択し、露出時間優先モード指
    定時は前記絞り値演算手段からの絞り値データを選択す
    る絞り値選択手段と、前記プログラム演算手段および前
    記記憶手段からそれぞれ出力される露出時間データを入
    力し、プログラムモード指定時は前記プログラム演算手
    段からの露出時間データを選択し、露出時間優先モード
    指定時間は前記記憶手段からの露出時間データを選択す
    る露出時間選択手段とを備えた特許請求の範囲第3項に
    記載のカメラの露出制御装置。
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