JPS6024208B2 - 積極ドビ−機 - Google Patents
積極ドビ−機Info
- Publication number
- JPS6024208B2 JPS6024208B2 JP18571480A JP18571480A JPS6024208B2 JP S6024208 B2 JPS6024208 B2 JP S6024208B2 JP 18571480 A JP18571480 A JP 18571480A JP 18571480 A JP18571480 A JP 18571480A JP S6024208 B2 JPS6024208 B2 JP S6024208B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hook
- knife
- lever
- shaft
- return
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D03—WEAVING
- D03C—SHEDDING MECHANISMS; PATTERN CARDS OR CHAINS; PUNCHING OF CARDS; DESIGNING PATTERNS
- D03C1/00—Dobbies
- D03C1/14—Features common to dobbies of different types
- D03C1/26—Facilitating engagement of lifting-hooks with draw-knives
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D03—WEAVING
- D03C—SHEDDING MECHANISMS; PATTERN CARDS OR CHAINS; PUNCHING OF CARDS; DESIGNING PATTERNS
- D03C1/00—Dobbies
- D03C1/06—Double-lift dobbies, i.e. dobbies in which separate draw-knives or equivalent operate on alternate picks
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Sewing Machines And Sewing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は積極ドビー機に関し、さらに詳しくは積極ド
ビー機における上りターンナイフとフックとの機構改良
に関する。
ビー機における上りターンナイフとフックとの機構改良
に関する。
従来の積極ドビ−機においてはリターンナイフの作用面
はバーチカルレバーに当接するように形成されていた。
はバーチカルレバーに当接するように形成されていた。
これは指令装置によってフックを回動させるように指令
が伝達される構造になっているためであって、リターン
ナイフにフックが当接しているとフックの回動を不可能
乃至は困難とするからである。しかしながら、リターン
ナイフでバーチカルレバ−を押圧する構造においてはそ
の接触状態は線接触にせざるを得なかった。何故なれば
、昇降する綜競枠に対応するバーチカルレバ‐は上下し
、づれかの端部を支点として他端が駆動されるのに対し
て、上下いづれかの位置に引続き滞留する綜紙枠に対応
するバーチカルレバーは上端と下端とは互に逆作用面1
8bへ移動されるから、リターンナイフに当接するこれ
らのバーチカルレバーの姿勢には相違があり、従って、
バーチカルレバーのリターンナイフに当接する面は円弧
面によって形成され、リターンナイフとは線鞍慾させる
ように形成されていた。線接触するため集中荷重が作用
する上に沼動作用もあるため摩耗し易く、高速運転には
適さなかった。この発醜は上述にかんがみて、リターン
ナイフが面接舷によってバーチカルレバーが駆動される
ように構成された積極ドビー機を提供することを目的と
する。
が伝達される構造になっているためであって、リターン
ナイフにフックが当接しているとフックの回動を不可能
乃至は困難とするからである。しかしながら、リターン
ナイフでバーチカルレバ−を押圧する構造においてはそ
の接触状態は線接触にせざるを得なかった。何故なれば
、昇降する綜競枠に対応するバーチカルレバ‐は上下し
、づれかの端部を支点として他端が駆動されるのに対し
て、上下いづれかの位置に引続き滞留する綜紙枠に対応
するバーチカルレバーは上端と下端とは互に逆作用面1
8bへ移動されるから、リターンナイフに当接するこれ
らのバーチカルレバーの姿勢には相違があり、従って、
バーチカルレバーのリターンナイフに当接する面は円弧
面によって形成され、リターンナイフとは線鞍慾させる
ように形成されていた。線接触するため集中荷重が作用
する上に沼動作用もあるため摩耗し易く、高速運転には
適さなかった。この発醜は上述にかんがみて、リターン
ナイフが面接舷によってバーチカルレバーが駆動される
ように構成された積極ドビー機を提供することを目的と
する。
この発明の要旨はリターンナイフはフックを介してバー
チカルレバーを駆動するともに指令装置はナイフシャフ
トに各フックに対応するように枢着されたナイフフック
シに対して作動するとともに、フックストツパはナイフ
フックに運動するように構成するものである。
チカルレバーを駆動するともに指令装置はナイフシャフ
トに各フックに対応するように枢着されたナイフフック
シに対して作動するとともに、フックストツパはナイフ
フックに運動するように構成するものである。
以下に図示された実施例について、この発明の構成を説
明する。
明する。
第1図において、ジャックレバーーは下端部において図
示しない機枠に固定された固定軸2に枢着され、ジャッ
クレバー1にはピン3とピン4とが楯設され、ピン3に
はバーチカルレバー5が枢着され、ピン4には図示しな
いシェッディングレバーに連結されるコネクチングロツ
ドが枢着されている。バーチカルレバー5は上下対称形
に形成され、その上下両端にそれぞれ上フック6a,下
フック6bが枢着されている。上フック6aの松着部の
前後両側(以後第1図において右方を前方と言う)に互
に平行な平面をなす前作用平面7a及び後作用平面8a
を形成し、上フック6aは前端に下向きの鈎部9aを有
する。下フック6bは上フック6aと上下対称形に形成
され、それぞれ前作用平面7b,後作用平面8b及び釣
部9bを有する。上バックストツパ10a,下バックス
トッパ10bは機枠に固定され、ジャックレバー1が後
退姿勢(左へ施回した姿勢)ではそれぞれ後作用平面8
a,8bは上,下のバックストッパ10a,10bの前
面に面接駁している。上ナイフシャフト11a,下ナイ
フシャフト11bは後退姿勢にあるジャックレバー1の
ピン3の中心を通る水平線上に中心を有る駆動軸12に
固定された〈の字の駆動レバー13の上下両端で駆動軸
12から等しい距離の位置にそれぞれ軸支されている。
示しない機枠に固定された固定軸2に枢着され、ジャッ
クレバー1にはピン3とピン4とが楯設され、ピン3に
はバーチカルレバー5が枢着され、ピン4には図示しな
いシェッディングレバーに連結されるコネクチングロツ
ドが枢着されている。バーチカルレバー5は上下対称形
に形成され、その上下両端にそれぞれ上フック6a,下
フック6bが枢着されている。上フック6aの松着部の
前後両側(以後第1図において右方を前方と言う)に互
に平行な平面をなす前作用平面7a及び後作用平面8a
を形成し、上フック6aは前端に下向きの鈎部9aを有
する。下フック6bは上フック6aと上下対称形に形成
され、それぞれ前作用平面7b,後作用平面8b及び釣
部9bを有する。上バックストツパ10a,下バックス
トッパ10bは機枠に固定され、ジャックレバー1が後
退姿勢(左へ施回した姿勢)ではそれぞれ後作用平面8
a,8bは上,下のバックストッパ10a,10bの前
面に面接駁している。上ナイフシャフト11a,下ナイ
フシャフト11bは後退姿勢にあるジャックレバー1の
ピン3の中心を通る水平線上に中心を有る駆動軸12に
固定された〈の字の駆動レバー13の上下両端で駆動軸
12から等しい距離の位置にそれぞれ軸支されている。
駆動軸12は機枠に鞠支され、図示しない駆動機構によ
って往復回動運動し、上ナイフシャフト11aと下ナイ
フシャフトlibとは互に逆位相で前後に往復運動する
。駆動軸12の後方において機枠に固定されたピン14
には駆動レバー13と同形の従動レバー15が枢着し、
従動レバー15の上下両端にはそれぞれ上り夕−ンナイ
フ16a,下りターンナイフ16bがそれぞれ軸支され
ている。上ナイフシャフト11aと上りターンナイフ1
6a及び、下ナイフシャフト11bと下IJターンナイ
フ16bとはそれぞれ上達給部材17a,下連結部材1
7bによって一体的に固定され連結部材17a,17b
の長さは駆動軸12とピン14との距離に等しく、従っ
てナイフシャフト11a,11b及びリターンナイフ1
6a,16bは共に回動運動することなく一体的に揺動
運動のみを行なうように形成されている。なお、上述に
おける駆動レバー13、従動レバー15、連結部材17
a,17bはバーチカルレバー5の群を挟んでその両側
にそれぞれ設けられている。上,下のりターンナイフ1
6a,16bには上,下のフック6a,6bの前作用平
面7a,7bに対向して垂直な作用面18a,18bが
そ・れぞれ形成されている。そして、従敷レバ−15の
揺動に伴なつてリターンナイフ16a,16bが交互に
後死点に来たときには作用面18a,18bはそれぞれ
前作用平面7a,7bに当接して、フック6a,6bを
上バックストツパ10a,10bとの間に挟むように形
成されている。上ナイフシャフト11aには上フック6
aに対向して上ナイフシャフト19aが枢着され、上ナ
イフフック19aは後退姿勢において、後退姿勢にある
上フック6aの胸部9aに係合可能な鈎部20aを有し
、釣部20aの下方に下方へ突出した突出部21aが形
成され、前端には上向きのストッパ面22aとばねフッ
ク23aが形成され、ばねフック23aには引張コイル
ばね25が掛けられ、ばね25の池端はナイフシャフト
11aに平行に該シャフトに固定された上ステ−26a
に懸吊され、上ナイフフック19aを反時計方向へ付勢
し、ストッパ面22aが上ステー26aの下面に当綾し
た状態では上ナイフフック19aは上フック6aの銅部
9aに係合しないように形成されている。上ナイフフッ
ク19aの上部には突起24aが設けられている。下ナ
イフフック19bは上ナイフフック19aと上下対称的
に形成され、また、同様にばね25及び、下ステー26
bも上下対称的に配設されている。機枠に定された上前
軸27aには上フックストツパ28aが枢着され、この
ストッパ28aは後退姿勢にある上フック6aの前端に
形成された切欠部29aに係合してこのフック6aの前
進を阻止する爪部30aが後端に形成され、下部に上ナ
イフフック19aの上部突起24aに対向する平面とし
て形成された受動面部31aが設けられ、上部にばねフ
ック部32aが突設され、ばねフック部32aに掛けら
れた引張コイルばね33の他端は左右の機枠間に張設さ
れた上ステーロッド34aに係止され、上フックストッ
パ28aは反時計作用面18bへ付勢されていて、後退
姿勢にある上ナイフフック19aが後述の指令装置35
によってその銅部20aが昂上すると上部突起部24a
は上フックストッパ28aを時計作用面18bへ回動さ
せ、爪部30aは切欠部29aから離れるように形成さ
れている。
って往復回動運動し、上ナイフシャフト11aと下ナイ
フシャフトlibとは互に逆位相で前後に往復運動する
。駆動軸12の後方において機枠に固定されたピン14
には駆動レバー13と同形の従動レバー15が枢着し、
従動レバー15の上下両端にはそれぞれ上り夕−ンナイ
フ16a,下りターンナイフ16bがそれぞれ軸支され
ている。上ナイフシャフト11aと上りターンナイフ1
6a及び、下ナイフシャフト11bと下IJターンナイ
フ16bとはそれぞれ上達給部材17a,下連結部材1
7bによって一体的に固定され連結部材17a,17b
の長さは駆動軸12とピン14との距離に等しく、従っ
てナイフシャフト11a,11b及びリターンナイフ1
6a,16bは共に回動運動することなく一体的に揺動
運動のみを行なうように形成されている。なお、上述に
おける駆動レバー13、従動レバー15、連結部材17
a,17bはバーチカルレバー5の群を挟んでその両側
にそれぞれ設けられている。上,下のりターンナイフ1
6a,16bには上,下のフック6a,6bの前作用平
面7a,7bに対向して垂直な作用面18a,18bが
そ・れぞれ形成されている。そして、従敷レバ−15の
揺動に伴なつてリターンナイフ16a,16bが交互に
後死点に来たときには作用面18a,18bはそれぞれ
前作用平面7a,7bに当接して、フック6a,6bを
上バックストツパ10a,10bとの間に挟むように形
成されている。上ナイフシャフト11aには上フック6
aに対向して上ナイフシャフト19aが枢着され、上ナ
イフフック19aは後退姿勢において、後退姿勢にある
上フック6aの胸部9aに係合可能な鈎部20aを有し
、釣部20aの下方に下方へ突出した突出部21aが形
成され、前端には上向きのストッパ面22aとばねフッ
ク23aが形成され、ばねフック23aには引張コイル
ばね25が掛けられ、ばね25の池端はナイフシャフト
11aに平行に該シャフトに固定された上ステ−26a
に懸吊され、上ナイフフック19aを反時計方向へ付勢
し、ストッパ面22aが上ステー26aの下面に当綾し
た状態では上ナイフフック19aは上フック6aの銅部
9aに係合しないように形成されている。上ナイフフッ
ク19aの上部には突起24aが設けられている。下ナ
イフフック19bは上ナイフフック19aと上下対称的
に形成され、また、同様にばね25及び、下ステー26
bも上下対称的に配設されている。機枠に定された上前
軸27aには上フックストツパ28aが枢着され、この
ストッパ28aは後退姿勢にある上フック6aの前端に
形成された切欠部29aに係合してこのフック6aの前
進を阻止する爪部30aが後端に形成され、下部に上ナ
イフフック19aの上部突起24aに対向する平面とし
て形成された受動面部31aが設けられ、上部にばねフ
ック部32aが突設され、ばねフック部32aに掛けら
れた引張コイルばね33の他端は左右の機枠間に張設さ
れた上ステーロッド34aに係止され、上フックストッ
パ28aは反時計作用面18bへ付勢されていて、後退
姿勢にある上ナイフフック19aが後述の指令装置35
によってその銅部20aが昂上すると上部突起部24a
は上フックストッパ28aを時計作用面18bへ回動さ
せ、爪部30aは切欠部29aから離れるように形成さ
れている。
下前軸27b、下フックストッパ28b,下ステーロッ
ド24bも同様に上下対称的に形成配設されている。3
5は指令装置であって、公知のように構成され、上ナイ
フフック19a,下ナイフフック19bに対応してそれ
ぞれ上指令レバー36a,下指令レバー36bが設けら
れ、設計された織物組織に応じて選択的に前死点にある
上ナイフフック19a及び下ナイフフック19bを突出
部21a,21bを介して押上げ(押下げ)て、鈎部9
aまたは、9bに係止可能な姿勢とするように作動する
。
ド24bも同様に上下対称的に形成配設されている。3
5は指令装置であって、公知のように構成され、上ナイ
フフック19a,下ナイフフック19bに対応してそれ
ぞれ上指令レバー36a,下指令レバー36bが設けら
れ、設計された織物組織に応じて選択的に前死点にある
上ナイフフック19a及び下ナイフフック19bを突出
部21a,21bを介して押上げ(押下げ)て、鈎部9
aまたは、9bに係止可能な姿勢とするように作動する
。
次にこの発明の作用について説明する。
第1図は上ナイフフック19aと上りターンナイフ16
aは後死点に、下ナイフフック19bと下りターンナイ
フ16bは前死点にあり、かつ上ナイフフック19aは
指令装置35によって上フック6aに係合していて、下
フック6bは下フックストツパ28bによって後死点に
係死された状態が示されているが、駆動レバー13に駆
動されて上ナイフフック19aが上フック6aを前方へ
引く状態においては上ナイフシャフト11aと上りター
ンナイフとは一体に的に形成されかつ平行移動するので
、上りターンナイフ16aの作用面18aと上フック6
aの前作用面とは両接触状態を保持しつつ前進する。た
だしこの場合この接触面には圧力は発生してはいない。
そして、バーチカルレバー5は下フック6bとの枢看部
を支点として時計方向へ回動し、ジャックレバー1も同
方向へ回動する。この場合バーチカルレバー5が下フッ
ク6bとの枢着部に与える反力は後作用平面8bと下バ
ックストツパ10bとの接触面で受けられる。上ナイフ
フック19aが前死点に到ってバーチカルレバー5,ジ
ャックレバー1は最大に右施回し、以後は上ナイフフッ
ク19a,上りターンナイフ16aは後退運動へ移行し
、ジャックレバー1も反時計方向への回動へ移行し、こ
の後退運動においても前進運動の場合と同様に上りター
ンナイフ16aの作用面18aは上フック6aの前作用
平面7aに当接し、かつ、その接触面には綜紙枠の加速
に要する力とは綜紙の自重、たて糸張力等の総合された
力が作用する。この接触面は後退に伴なつてその回転中
心の相違に基いてわづかに摺動運動を伴なう。そしてこ
の後退時に上ナイフフック19aは上フック6aとの係
合が外れ、ばね25によって、ストツパ面22aが上ス
テー26aに当接する姿勢に復帰する。上ナイフフック
19aが後死点に到着してジャックレバー1が左施回を
止めると、上フック6aの上縁上を滑っていた上フック
ストツパ28aの爪部30aは切欠部29aへ係合して
、上フック6aの後退姿勢を保持する。上述の作動状態
は下フック6bに下ナイフフック19bが係合し、上フ
ック6aは後死点に停止している場合、下IJターンナ
イフ16bと下フック6bとの間に同様に行なわれる。
そしてまた、綜紙枠が次回も同一位置に引続き位置して
いるような場合、例えば前述における上ナイフフック1
9aが前死点にあるとき後死点にある下ナイフフック1
9bと下フック6bとが孫合する場はバーチカルレバー
5は上端が後退するとともに下端は前進するが、この場
合でも上下のフック6a,6bと上下のりターンナイフ
16a,16bとの関係は前述同様に作用面18a,1
8bと前作用平面7a,7bは面接触する。この発明に
よれば上述のように指令装置の指令はナイフフックに伝
達し、フックの前作用平面はリターンナイフに面接触可
能に構成したのでバーチカルレバーの上下両端とIJタ
ーンナイフとが線接触する通常の積極ドビー機に比して
摩耗が少なく高速運転に耐えることができる。
aは後死点に、下ナイフフック19bと下りターンナイ
フ16bは前死点にあり、かつ上ナイフフック19aは
指令装置35によって上フック6aに係合していて、下
フック6bは下フックストツパ28bによって後死点に
係死された状態が示されているが、駆動レバー13に駆
動されて上ナイフフック19aが上フック6aを前方へ
引く状態においては上ナイフシャフト11aと上りター
ンナイフとは一体に的に形成されかつ平行移動するので
、上りターンナイフ16aの作用面18aと上フック6
aの前作用面とは両接触状態を保持しつつ前進する。た
だしこの場合この接触面には圧力は発生してはいない。
そして、バーチカルレバー5は下フック6bとの枢看部
を支点として時計方向へ回動し、ジャックレバー1も同
方向へ回動する。この場合バーチカルレバー5が下フッ
ク6bとの枢着部に与える反力は後作用平面8bと下バ
ックストツパ10bとの接触面で受けられる。上ナイフ
フック19aが前死点に到ってバーチカルレバー5,ジ
ャックレバー1は最大に右施回し、以後は上ナイフフッ
ク19a,上りターンナイフ16aは後退運動へ移行し
、ジャックレバー1も反時計方向への回動へ移行し、こ
の後退運動においても前進運動の場合と同様に上りター
ンナイフ16aの作用面18aは上フック6aの前作用
平面7aに当接し、かつ、その接触面には綜紙枠の加速
に要する力とは綜紙の自重、たて糸張力等の総合された
力が作用する。この接触面は後退に伴なつてその回転中
心の相違に基いてわづかに摺動運動を伴なう。そしてこ
の後退時に上ナイフフック19aは上フック6aとの係
合が外れ、ばね25によって、ストツパ面22aが上ス
テー26aに当接する姿勢に復帰する。上ナイフフック
19aが後死点に到着してジャックレバー1が左施回を
止めると、上フック6aの上縁上を滑っていた上フック
ストツパ28aの爪部30aは切欠部29aへ係合して
、上フック6aの後退姿勢を保持する。上述の作動状態
は下フック6bに下ナイフフック19bが係合し、上フ
ック6aは後死点に停止している場合、下IJターンナ
イフ16bと下フック6bとの間に同様に行なわれる。
そしてまた、綜紙枠が次回も同一位置に引続き位置して
いるような場合、例えば前述における上ナイフフック1
9aが前死点にあるとき後死点にある下ナイフフック1
9bと下フック6bとが孫合する場はバーチカルレバー
5は上端が後退するとともに下端は前進するが、この場
合でも上下のフック6a,6bと上下のりターンナイフ
16a,16bとの関係は前述同様に作用面18a,1
8bと前作用平面7a,7bは面接触する。この発明に
よれば上述のように指令装置の指令はナイフフックに伝
達し、フックの前作用平面はリターンナイフに面接触可
能に構成したのでバーチカルレバーの上下両端とIJタ
ーンナイフとが線接触する通常の積極ドビー機に比して
摩耗が少なく高速運転に耐えることができる。
第1図はこの発明の実施例を示す概略説明図である。
1““”ジヤツクレバー、5……バーチカルレバー、6
a……上フック、6b……下フック、7a,7b・・・
・・・前作用平面、11a・・・・・・上ナイフシャフ
ト、11b…・・・下ナイフシャフト、16a……上り
ターンナイフ、16b……下IJターンナイフ、18a
,18b・・・・・・作用面、19a・・・・・・上ナ
イフフック、19b…・・・下ナイフフック。
a……上フック、6b……下フック、7a,7b・・・
・・・前作用平面、11a・・・・・・上ナイフシャフ
ト、11b…・・・下ナイフシャフト、16a……上り
ターンナイフ、16b……下IJターンナイフ、18a
,18b・・・・・・作用面、19a・・・・・・上ナ
イフフック、19b…・・・下ナイフフック。
Claims (1)
- 1 ジヤツクレバーにバーチカルレバーを枢着し、バー
チカルレバーの上下両端にそれぞれ上フツク,下フツク
を枢着し、上ナイフと下ナイフ、上リターンナイフと下
リターンナイフ及び、上フツクストツパと下フツクスト
ツパを具備する積極ドビー機において、前記上フツク6
a,下フツク6bは前記枢着部の前面にそれぞれ前作用
平面7a,7bを形成し、前記上ナイフ及び下ナイフは
それぞれ上ナイフシヤフト11aとこれに枢着された上
ナイフフツク19a、及び下ナイフシヤフト11bとこ
れに枢着された下ナイフフツク19bとから成り、前記
上リターンナイフ16aの作用面18a及び下リターン
ナイフ16bの作用面18bはそれぞれ上フツク6aの
前作用平面7a及び下フツク6bの前作用平面7bに面
接触可能に形成され、指令装置35は上ナイフフツク1
9a及び下ナイフフツク19bにそれぞれ連係し、前記
上フツクストツパ28a及び下フツクストツパ28bは
それぞれ上ナイフフツク19a及び下ナイフフツク19
bに連動するように構成されたことを特徴とする積極ド
ビー機。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18571480A JPS6024208B2 (ja) | 1980-12-29 | 1980-12-29 | 積極ドビ−機 |
EP19820900152 EP0084570B1 (en) | 1980-12-29 | 1981-12-28 | Positive dobby machine |
DE8282900152T DE3176327D1 (en) | 1980-12-29 | 1981-12-28 | Positive dobby machine |
PCT/JP1981/000425 WO1982002216A1 (en) | 1980-12-29 | 1981-12-28 | Positive dobby machine |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18571480A JPS6024208B2 (ja) | 1980-12-29 | 1980-12-29 | 積極ドビ−機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57112429A JPS57112429A (en) | 1982-07-13 |
JPS6024208B2 true JPS6024208B2 (ja) | 1985-06-12 |
Family
ID=16175560
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18571480A Expired JPS6024208B2 (ja) | 1980-12-29 | 1980-12-29 | 積極ドビ−機 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0084570B1 (ja) |
JP (1) | JPS6024208B2 (ja) |
DE (1) | DE3176327D1 (ja) |
WO (1) | WO1982002216A1 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61637A (ja) * | 1984-06-11 | 1986-01-06 | 村田機械株式会社 | ドビ−機における読取装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5231987B2 (ja) * | 1973-09-21 | 1977-08-18 |
-
1980
- 1980-12-29 JP JP18571480A patent/JPS6024208B2/ja not_active Expired
-
1981
- 1981-12-28 DE DE8282900152T patent/DE3176327D1/de not_active Expired
- 1981-12-28 WO PCT/JP1981/000425 patent/WO1982002216A1/ja active IP Right Grant
- 1981-12-28 EP EP19820900152 patent/EP0084570B1/en not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0084570B1 (en) | 1987-07-22 |
JPS57112429A (en) | 1982-07-13 |
WO1982002216A1 (en) | 1982-07-08 |
EP0084570A4 (en) | 1984-03-01 |
EP0084570A1 (en) | 1983-08-03 |
DE3176327D1 (en) | 1987-08-27 |
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