JPS60241607A - 伸縮自在なテープ電線 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明に伸縮自在なテープ電線に関するものである。

従来、テープ電Ｍあるいはフラットケーブル。

ＩＪ　ｙｙン電線などの呼称で呼ばれているテープ電線
のうち、常時移動して使用される機器間、たとえばコン
ピュータとこれに用いられるマイクロプロセッサ間、コ
ンピュータおよびディスプレイとキーゼード等の端末機
器間に用いられる場合は可撓性のよいものが要求される
。この場合、端末機器を移動して本体に近づけた場合は
テープ電線の長さがあまって折れ曲がシ操作者の邪魔に
なる事態も発生している。

この発明に、このような不都合な事態を解消するために
なされたものであって、可撓性が良好であるとともに長
手方向に伸縮自在なテープ電線を提供するものである。

次に、この発明を図示の例にもとすいて詳細に説明する
。

第１図および第２図はこの発明の一例を示すものであっ
て、全体として１で示される伸縮自在なテープ電線ハそ
の長手方向に直交して多数の波形屈曲部ＩＡ、ＩＡ・・
・・・が連らなって形成されている。この波形屈曲部Ｉ
　Ａｆｌｉ述するテープ状の熱可塑性絶縁材料１Ｂをジ
グザグ状に多数のビンで仮り固定しておき、これをその
軟化温度まで加熱して熱変形来与え、次いで冷却するこ
とによって屈曲成形される。この波形屈曲部１Ａの折り
返し幅ｂｈ、その使用の便を考慮１−でケーブルの幅り
よりも小さく設定されている。

そして前記テープ電線は、テープ状の熱可塑性絶縁材料
ＩＢ、例えばポリエステルフィルムとぼり塩化ビニルと
をラミネートした複合フィルムを２枚用意し、ぼり塩化
ビニルが外側になるようにしてこれ等のフィルムの間に
その長手方向に沿って多数の導体Ｗ、Ｗ、・・・がサン
ｒウィッチ状に一体に埋設されている。そして導体ｗｈ
普通の電線の導体、細い導体を１本に撚合せたものでも
よく、好捷しくに弾性を考慮して細い合成樹脂繊維を心
線として、これに細い軟鋼線を複数本、整列横巻きして
成るものがよい。なお２にこのテープ電線の両端に取付
けられたコネクタである。

次に第６図〜第５図についてこの発明の伸縮自在なテー
プ電線を製造するだめの装置を説明する。

受台乙には波形成形装置のビン配列基枠８が設けられる
。このビン配列基枠８はテープ電線の送り出しゼビン６
からビンチロール４を経て送り出されるテープ電線５を
載置し、後述するようにこれに波形変形を与えるもので
あって、前述の配列基枠８は、テープ電線の長手方向に
延びる平行な部材にテープ電線の方向に直角な方向に片
持ち状態に取つけられる固定ビン８１および開状！ＩＡ
においてはこれに対して順次一定の間隔をもって配設さ
れる多数の移動ビン８２とを有し、これらの移動ビン８
２は閉状態においては固定ビン８１に密接するよう片寄
せられる。この移動ビンの片寄せ機構は後述するビン配
列回動枠７ＶＣおけるのと同様であるから第５図につい
てまとめて説明する。

波形成形装置のもうひとつの要素であるビン配列回動枠
７は、第６図に示されるように一端が受台６に軸７３に
よって回動可能に軸支される枠部材であって、長手方向
に固定ビン７１および多数の移動ビン７２が前述のビン
配列基枠８における固定ビン８１および移動ピ／８２と
同様の関係で設けられている。この移動ビン７２（８２
）ｔ［５図に示されるように固定ビン７１　（８１）の
一端に固着されたチェイン１２にそれぞれの端部が所定
の開状態間隔をもって連結されており、固定ビンから一
番遠い移動ビン７２（８２）を固定ビン側に引寄せるこ
とによシこの移動ビンによって固定ビンに近い側の移動
ビンが次々に押されて片寄せられる。

移動−ノ７２（８２）に片持ちなので開状態。

あるいは片寄せ後の閉状態のときその移動ビンがテープ
電線の長手方向と直角な位置を保つようにするため各ビ
ンの基部にフラン・り７５（８５）ｅ形成し、これを部
材に設けられた、前記フランジ外径よりわずかに大きい
幅を有する溝によって案内させるようにする。

なお第６図において７４にビン配列回動枠７を操作する
持ち手、１１は受台乙に設けられている前記回動枠のロ
ツクレ、？である。

次にこの装置の作動について説明する。

まず送り出しゼビン３から送シ出されたテープ電線５を
波形成形装置のビン配列基枠８の上におき、その左端部
を第１クランゾ１０によっておさえる。次にビン配列回
動枠７を７ｆｌ＋７３のまわりに回動させ、移動ビン７
２を同８２より下側にくるようにし１次に移動ビン７２
および８２をそれぞれの固定ビン７１および８１側に片
寄せて全体としてジグザグ状態に仮り固定する。これが
第４図に示す状態である。

次いで前述のように仮り固定されたテープ電線の両側か
ら加熱手段（図示は省略した）によって熱可塑性絶縁材
料１Ｂの材質に応じて所要の軟化温度まで加熱し、熱可
塑性絶縁材料ＩＢＩＣ熱変形を与えた後、これを冷却せ
しめ、常温において長手方向に沿って多数の波形屈曲部
を成形する。

なお前述の例においては熱可塑性絶縁材料としてポリエ
ステルフィルムとポリ塩化ビニルとの複合テープが示さ
れているが、これに代えてポリ環化ビニルテーゾあるい
はポリエチレンテーゾでもよく、さらにサンドインチ構
造ではなく押出し成形してもよい。

この発明によれば、熱可塑性絶縁材料自体に熱変形を与
え、これを冷却固化する−ように構成されるので、第三
の弾性手段を使用することなく常温で弾性のある伸縮自
在なテープ電線を得ることができる効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図にこの発明のテープ電ぐを示す斜視図゛、第２図
に第１図のＤ−■線に沿う断面図、第６図はこの発明の
伸縮自在なテープ電線を製造するための装置を示す側面
図、第４図は第ろ図の苧じた状態を示す側面図、第５図
にピン配列基枠および同開閉粋の移動ピンの移動檀構を
示す斜視図である。 図において、１は伸縮自在なテープ電線、８は波形成形
装置のビン配列基枠、８１は同固定ピン、８２に同移動
ピン、７は波形成形装置のピン配列回動枠、７１に同固
定ピン、７２は同移動ピンである。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （リ　テープ状の熱可塑性絶縁材料に複数の導体を互い
   に平行に埋設配置して成るテープ電線において、前記テ
   ープ状の熱可塑性絶縁材料はその軟化温度まで加熱およ
   び冷却されて、常温において長手方向に沿って多数の波
   形に屈曲成形されて成る伸縮自在なテープ電線。 （２）前記導体は細い合成樹脂繊維を心線とし、これに
   細い軟鋼＃Ｊを複数本、整列横巻きしてなる特許請求の
   範囲第１項記載の伸縮自在なテープ電線。