JPS6024152A - 青果物の鮮度保持方法 - Google Patents
青果物の鮮度保持方法Info
- Publication number
- JPS6024152A JPS6024152A JP58133165A JP13316583A JPS6024152A JP S6024152 A JPS6024152 A JP S6024152A JP 58133165 A JP58133165 A JP 58133165A JP 13316583 A JP13316583 A JP 13316583A JP S6024152 A JPS6024152 A JP S6024152A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lecithin
- vegetables
- fruits
- dispersion
- freshness
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Storage Of Fruits Or Vegetables (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は野菜や果物等、青果物の保存中に起こる鮮度低
下を抑制し、保存性を向上する方法に関するものである
。
下を抑制し、保存性を向上する方法に関するものである
。
近年、青果物市場の拡大、と抄わけ集中調理加工した青
果物を広域配送してもなおその品質を損わないことを基
盤とする事業の発展に伴ない、青果物の品質、脣に鮮度
の長期に見る保持・安定化が要求されている。
果物を広域配送してもなおその品質を損わないことを基
盤とする事業の発展に伴ない、青果物の品質、脣に鮮度
の長期に見る保持・安定化が要求されている。
しかるに、青果物は収穫後の貯蔵中にも常に外気よ)酸
素を取シ入れ呼吸作用を行っておシ、体内の栄養物を消
費しつつ生命現象を維持している。
素を取シ入れ呼吸作用を行っておシ、体内の栄養物を消
費しつつ生命現象を維持している。
従って、青果物の鮮度を長期間保持するためには、青果
物の呼吸を抑制して休眠状態とし、体内の水分発散と栄
養物消費を極力抑さえて最低の生命現象を維持せしめる
とともに微生物の汚染を防止することが必要である。
物の呼吸を抑制して休眠状態とし、体内の水分発散と栄
養物消費を極力抑さえて最低の生命現象を維持せしめる
とともに微生物の汚染を防止することが必要である。
従来、一般に知られて−る青果物の鮮度を長期間保持す
る方法としては、貯蔵庫内の空気中に炭酸ガスを混入し
、酸素の分圧を低下させて青果物の呼吸を抑制し、長期
保鮮をはかる、所謂(3A (Controlled
Atmosphere )貯蔵法があるが、この方法は
所要の炭酸ガス濃度を維持するために莫大な設備費用を
要し、しかもその管理に注力しなければならな−等、多
くの問題点を有していた。
る方法としては、貯蔵庫内の空気中に炭酸ガスを混入し
、酸素の分圧を低下させて青果物の呼吸を抑制し、長期
保鮮をはかる、所謂(3A (Controlled
Atmosphere )貯蔵法があるが、この方法は
所要の炭酸ガス濃度を維持するために莫大な設備費用を
要し、しかもその管理に注力しなければならな−等、多
くの問題点を有していた。
本発明はこのような問題点を解決したもので、簡単にし
かも経済的に青果物の鮮度を長期間保持し得る方法を提
供するものである。
かも経済的に青果物の鮮度を長期間保持し得る方法を提
供するものである。
すなわち、本発明は、慇穫後の青果物をレシチンの水分
散液で処理することを特徴とする青果物の鮮度保持方法
である。
散液で処理することを特徴とする青果物の鮮度保持方法
である。
本発明において処理の対称と金る青果物とは野菜類、果
物類、きのこ類等の農産物であるが、該青果物KFi生
の状態であれば丸のままは勿論のこと、剥皮、粗断ある
いは細断、乾燥、凍結等の加工処理を施した本のも含ま
れる。
物類、きのこ類等の農産物であるが、該青果物KFi生
の状態であれば丸のままは勿論のこと、剥皮、粗断ある
いは細断、乾燥、凍結等の加工処理を施した本のも含ま
れる。
本発明方法において使用するレシチンとしては、大豆、
とうもろこし、Al1夾、菜種、卵黄等から得られた粗
製しシチンまたは精製レシチンであシ、これらのレシチ
ンには市販の大豆レシチンのごとく油分を含有してiる
もの4含まれる。
とうもろこし、Al1夾、菜種、卵黄等から得られた粗
製しシチンまたは精製レシチンであシ、これらのレシチ
ンには市販の大豆レシチンのごとく油分を含有してiる
もの4含まれる。
本発明方法はこれらのレシチンを水に分散して使用する
ものであるが、この際、必要に応じて、レシチンO水分
散性を向上させるためにエチルアルコール、プロピレン
グリコール、グリセリン、ンルビトール等のヒトジキシ
化合物やシミ糖脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エス
テル、ンルビタン脂肪酸エステル等の農水性界面活性剤
等をレシチンと併用することができる。
ものであるが、この際、必要に応じて、レシチンO水分
散性を向上させるためにエチルアルコール、プロピレン
グリコール、グリセリン、ンルビトール等のヒトジキシ
化合物やシミ糖脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エス
テル、ンルビタン脂肪酸エステル等の農水性界面活性剤
等をレシチンと併用することができる。
しかし、ここで使用するレシチンの水分散性向上剤は食
品添加物として許可されて−る人体に無害な物質に限定
されるものである。
品添加物として許可されて−る人体に無害な物質に限定
されるものである。
また、レシチンと氷との配合割合は、レシチン1重量部
に対して水10〜5000重量部程度が好ましい。
に対して水10〜5000重量部程度が好ましい。
レシチンの配合割合がこれ以上に増加するとレシチンの
水分散性が低下するため青果物への均一処理が困難とな
り、また経済的にも不利となる。
水分散性が低下するため青果物への均一処理が困難とな
り、また経済的にも不利となる。
一方、レシチンの配合割合がこれ以下に減少すると青果
物の鮮度保持効果が充分得られない。
物の鮮度保持効果が充分得られない。
本発明方法は収穫後の青果物をレシチンの水分散液で処
理するものであるが、その方法としては、青果物をレシ
チンの水分散液中に浸漬する方法、青果物をレシチンの
水分散液で洗浄する方法、青果物にレシチンの水分散液
を噴霧、散布あるいは塗布する方法等が適当である。
理するものであるが、その方法としては、青果物をレシ
チンの水分散液中に浸漬する方法、青果物をレシチンの
水分散液で洗浄する方法、青果物にレシチンの水分散液
を噴霧、散布あるいは塗布する方法等が適当である。
青果物をレシチンの水分散液で処理すると青果物の保存
中に起こる鮮度低下が大幅に抑制されるという本発明の
効果は本発明者が実験によシ見出したものであり、その
理由は未だ詳細KFi明らかでな−が、皮膜形成能が著
るしく太きi外函活性剤であるレシチンの強力な被覆作
用によって青果物の組織素面がレシチンの単分子層膜で
被われるため青果物の呼吸作用が抑制され、かつ水分の
発散が防止されて青果物の生命現象が休眠状態となり、
その結果、青果物の鮮度が長期間保持されるものと推察
される。
中に起こる鮮度低下が大幅に抑制されるという本発明の
効果は本発明者が実験によシ見出したものであり、その
理由は未だ詳細KFi明らかでな−が、皮膜形成能が著
るしく太きi外函活性剤であるレシチンの強力な被覆作
用によって青果物の組織素面がレシチンの単分子層膜で
被われるため青果物の呼吸作用が抑制され、かつ水分の
発散が防止されて青果物の生命現象が休眠状態となり、
その結果、青果物の鮮度が長期間保持されるものと推察
される。
本発明方法によれば、収穫後の青果物をレシチンの水分
散液で処理するという極めて簡単でしかも経済的な方法
によって實果胸の鮮度低下を長期間抑制し、保存性を大
幅に向上し得たものであるからその工業的効果は極めて
大きい。
散液で処理するという極めて簡単でしかも経済的な方法
によって實果胸の鮮度低下を長期間抑制し、保存性を大
幅に向上し得たものであるからその工業的効果は極めて
大きい。
次に本発明の実施例を示す。
実開1゜
市販の大豆レシチン(豊年製油KK製、AYレシチン)
5重量部に水95重量部を加え、約1時間放置してレシ
チンを吸水膨潤せしめた後、激しく攪拌して濃度5重量
%の乳剤100重量部を得た。
5重量部に水95重量部を加え、約1時間放置してレシ
チンを吸水膨潤せしめた後、激しく攪拌して濃度5重量
%の乳剤100重量部を得た。
仁の乳剤をさらに水で50倍に希釈して得られたレシチ
ンの水分散液を収穫直後のイチゴに均一に噴霧処理した
。
ンの水分散液を収穫直後のイチゴに均一に噴霧処理した
。
この処理イチゴ1000Fをそのまま温度10〜20℃
の室内に7日間放置してその重量変化を測定するととも
に鮮度の低下状態を観察する保存試験を行った。
の室内に7日間放置してその重量変化を測定するととも
に鮮度の低下状態を観察する保存試験を行った。
なお、対照として、レシチンの水分散液の代わりに水を
使い同様な噴霧処理を行ったイチゴにつiても同様に保
存試験を行った。
使い同様な噴霧処理を行ったイチゴにつiても同様に保
存試験を行った。
七の結果を次表に示す。
(注) 新鮮果とは指で摘まんでも形崩れせず、また愚
すむ等の変色を生じて−な−もの。
すむ等の変色を生じて−な−もの。
この結果からレシチンの水分散液の処理によって、収穫
後のイチゴの重量減少ならびに鮮度低下が抑制され、収
穫後7日間経過しても約77%のイチゴが新鮮であった
。
後のイチゴの重量減少ならびに鮮度低下が抑制され、収
穫後7日間経過しても約77%のイチゴが新鮮であった
。
実施例2
市販の卵黄レシデ/(キ瓢−ビータマゴ球製、PL−!
10)60重量部とプロピレングリコール40重量部と
を混合攪拌し、さらにこの混合物を水で600倍に希釈
してレシチンの水分散液を得た。
10)60重量部とプロピレングリコール40重量部と
を混合攪拌し、さらにこの混合物を水で600倍に希釈
してレシチンの水分散液を得た。
このレシチンの水分散液中に収穫直後のホウレン草を約
1分間浸漬処理後、水切シした。
1分間浸漬処理後、水切シした。
この処理ホウレン草1000fをそのまま温度10〜2
0℃の室内に5日間放置してその重量変化を測定すると
ともに鮮[0低下状態を観察する保存試験を行った。
0℃の室内に5日間放置してその重量変化を測定すると
ともに鮮[0低下状態を観察する保存試験を行った。
なシ、対照として、レシチンの水分散液の代わシに水を
使い同様な浸漬処理を行ったホウレン草について亀岡様
に保存試験を行った。
使い同様な浸漬処理を行ったホウレン草について亀岡様
に保存試験を行った。
その結果を次表に示す。
この結果から、レシチンの水分散液の処理によって収穫
後のホウレン草の重量減少ならびに鮮度低下が抑制され
ることがわかる。
後のホウレン草の重量減少ならびに鮮度低下が抑制され
ることがわかる。
特許出願人二豊年J1油株式会社
Claims (2)
- (1) 収穫後の青果物をレシチンの水分散液で処理す
ることを特徴とする青果物の鮮度保持方法。 - (2) レシチンに、必要に応じてエチルアルコール、
プロピレングリコール、グリセリン、ンルビトール等の
ヒドロキシ化合物やシ盲糖脂肪酸エステル、グリセリン
脂肪酸エステル、ンルビタン脂肪酸エステル等の親水性
界面活性剤を併用する特許請求の範囲第(1)項記載の
青果物の鮮度保持方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58133165A JPS6024152A (ja) | 1983-07-21 | 1983-07-21 | 青果物の鮮度保持方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58133165A JPS6024152A (ja) | 1983-07-21 | 1983-07-21 | 青果物の鮮度保持方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6024152A true JPS6024152A (ja) | 1985-02-06 |
Family
ID=15098201
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58133165A Pending JPS6024152A (ja) | 1983-07-21 | 1983-07-21 | 青果物の鮮度保持方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6024152A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2857564A1 (fr) * | 2003-07-15 | 2005-01-21 | Xeda International | Procede de traitement de fruits et legumes a base de lecithines |
US7160568B2 (en) | 2000-11-14 | 2007-01-09 | Rheon Automatic Machinery Co., Ltd. | Method for making a triangularly-shaped, baked dough product |
USD944089S1 (en) | 2019-10-23 | 2022-02-22 | S. C. Johnson & Son, Inc. | Dispenser |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54129147A (en) * | 1978-03-14 | 1979-10-06 | Unilever Nv | Edible coating composition and production |
JPS55156580A (en) * | 1979-05-24 | 1980-12-05 | Matsutani Kagaku Kogyo Kk | Food covering composition, its preparation, and preservation of food freshness |
JPS55162966A (en) * | 1979-06-07 | 1980-12-18 | Hayashibara Biochem Lab Inc | Freshness retainng agent for perishable agricultural product |
-
1983
- 1983-07-21 JP JP58133165A patent/JPS6024152A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54129147A (en) * | 1978-03-14 | 1979-10-06 | Unilever Nv | Edible coating composition and production |
JPS55156580A (en) * | 1979-05-24 | 1980-12-05 | Matsutani Kagaku Kogyo Kk | Food covering composition, its preparation, and preservation of food freshness |
JPS55162966A (en) * | 1979-06-07 | 1980-12-18 | Hayashibara Biochem Lab Inc | Freshness retainng agent for perishable agricultural product |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7160568B2 (en) | 2000-11-14 | 2007-01-09 | Rheon Automatic Machinery Co., Ltd. | Method for making a triangularly-shaped, baked dough product |
US7654195B2 (en) | 2000-11-14 | 2010-02-02 | Rheon Automatic Machinery Co., Ltd. | Apparatus for making a food product |
FR2857564A1 (fr) * | 2003-07-15 | 2005-01-21 | Xeda International | Procede de traitement de fruits et legumes a base de lecithines |
USD944089S1 (en) | 2019-10-23 | 2022-02-22 | S. C. Johnson & Son, Inc. | Dispenser |
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