JPS60240441A - 両面成形小型容器の成形装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明はジャンプ、リンス等の液状化粧料、その他液
状物あるいは座薬その他の固形物を使用量１回分あるい
はその程度の少量を充填するのに用いられる簡易な両面
成形小型容器の成形装置に関する。

この種の両面成形小型容器の製造は従来、印刷され九原
反（熱可塑性グラスチックシート）の両面成形、容器周
縁部の１次ヒートシール、内容物充填、二次ヒートシー
ル、打抜きまでの全工程をインラインでおこなうことが
一般的であるが、その場合、全工程を縦型でおこなう方
法あるいは全工程を横型でおこなう方法が従来採用され
ていた。

しかし、縦型方式では横方向の機械長を短くすることが
できるため、機械設置スイースの節減上好ましいが、そ
の代シに機械高が通常、３ｍ以上となって高くなシ原反
交換、金型交換、整備等の作業が面倒かつ困難となるほ
か、原反フィルムの流れが縦方向のため、内容物（被充
填物）を充填するための下三方シールが必ず内容物充填
用ノズル部分を通過したのちおこなわれるため、この下
三方シールがおとなわれる前に内容物が原反フィルム内
面に付着し、シール不良をしばしば生じさせたシ、内容
物の液だれが起シ易いなどの欠点がある。

他方、横型方式のものは原反交換、金型交換、整備等の
作業は容易となるが、機械長が長くなってそれだけ大き
な機械設定スペースを必要とするほか、搬送ピッチ精度
も各工程部所間の兼合の関係上あるいは原反として薄く
、柔かい材。

質が用いられることなどから、ピッチ管理が困難であｐ
ｌ特に多面付で印刷見当のあるものを製造する場合、製
品のバラツキがどうしても多くなるという問題があった
。

この発明は上記事情に鑑みてなされたものであって、機
械高を従来の縦型方式のものと比較して著るしく低くす
ることができ、しかも機械長もそれほど長くならず、か
つ、各工程におけるピッチ管理も容易な両面成形小型容
器の成形装置を提供することを目的とする。

すなわち、この発明は 圧空成形機構と；その下方に配置され内容物充填のだめ
の仮シール機構と；小型容器の表裏面をなす一対の原反
フィルムを上記圧空成形機構の上方から該圧空成形機構
および仮シール機構内に・−ピッチ毎に順次通過させる
縦方向搬送機構と；上記仮シール機構を通過することに
よりて仮シールされたフィルムをその長手方向に対して
垂直方向に−ピッチ単位に切断する機構と；この切断さ
れたフィルムをほぼ水平方向に一ピツチ毎に搬送する横
方向搬送機構と；この横方向搬送機構に沿って設けられ
、内容物を仮ゾールされた小型容器内に充填１する充填
機構と；該充填機構の下流に設けられこの充填された小
型容器の開口部を完全に密封するシール機構と；該シー
ル機構の下流に設けられ、この密封された小型容器を原
反フィルムから一個づつ切シ離すための打抜き機構とを
具備してなることを特徴とする両面成形小型容器の成形
装置を提供するものである。

すなわち、本発明の装置はその工程部位の一部を縦型に
し、他部を横型に配設することによシ、上記目的を達成
することに成功したものである。

以下、この発明を図示の一実施例を姦照して説明する。

第１図は本発明の装置の縦型部分を示すもので、原反ロ
ール（図示しない）から連続的に供給される原反フィル
ム１をＡ巾に裁断する刃２を具備する原反フィルム分割
機構Ａと、これによって分割された一対の原反フィルム
ｌを空気吹付は部材３とその両側に配置された一対の金
型４ａ　、４ｂとの間にそれぞれ挾持させ空気吹付は部
材３からの空気圧により小型容器の表裏面を成形する圧
空成形機構Ｂと、この圧空成形機構Ｂの下方に配置され
内容物を後工程で充填できるように−Ｆみためホ却客器
のルｈ（ｋ本面側部および底部を熱シールする一対の加
熱板（なお、一方のみを加熱板としてもよい）５ａ。

５ｂを具備する仮シール機構Ｃと、この仮シール機構Ｃ
の下方に配置され、この仮シール機構Ｃによって仮シー
ルされた原反フィルム１をその長手方向（又は走行方向
）に対して垂直な方向に一ピッチ単位毎に切断する切断
機構りと、上記原反フィルム分割機構Ａから供給される
原反フィルム１を一対の固定クランプ６ａおよび移動ク
ランプ６ｂによシ圧空成形機構Ｂへ上方から一ピツチ毎
に間欠的に供給するとともに、仮シール機構Ｃの下方に
おいても一対の固定クランプ７ａおよび移動クランプ７
ｂによシ仮シール機構Ｃから原反フィルム１を間欠的に
引張るようにして設けられた縦方向搬送機構Ｅとからな
っている。

この縦型部分の装置についてさらに詳述すると、分割機
構Ａは原反ロールからロー２１１を介して連続的に供給
される原反フィルム１を％巾に分割し、小型容器の表裏
面フィルムを形成し、これを左右両方向にいったん分け
たのち、これらフィルムが相互に対面するようにして上
記縦方向搬送機構Ｅによって圧空成形機構Ｂへ送るよう
にしている。

この圧空成形機＃Ｂは第２図に示す如く、分割された一
対の原反フィルム１を空気吹付は部材３とその両側の金
型４ＩＬ、４ｂとの間にそれぞれ挾持した状態で加熱す
ると同時に空気吹付は部材３から高圧の空気（あるいは
熱風）をフィルム１面に吹き付けることにより、金型４
＆。

４ｂのキャビティに準じた凹部をこれらフィルム１に形
成させるものである。

仮シールｅｓｃ（ｌ′ｉ小型容器の内容物充填部となる
上記凹部の周シをたとえば内容物充填用頂部のみを残し
て熱シールするだめのものである。

なお、この仮シールは上記凹部の周り全体を熱シールし
ておき、後の切断機構りで頂部を切断、開口するように
してもよい。

切断機構りは仮シールによシ小壓容器の形状にほぼ成形
された原反フィルム１を並列する小型容器の一列毎（−
ピッチ毎）にその長手方向に垂直に切断し、切断された
単位フィルムを水平方向に搬送することを可能にし、こ
れにより、搬送フィルムの搬送ピッチ管理を容易におこ
なうことが可能となる。

縦方向搬送機構Ｅは原反フィルム分割機構Ａからローラ
８，９を介して送られる原反フィルム１をまず、固定ク
ランプ６ａを開き、移動クランプ６ｂを閉じ原反フィル
ム１の両端をそれぞれ挾持させた状態マ移動りシング６
ｂを−ピッチ水平方向に移動させ、これに同調させて仮
シール機構Ｃ下方の固定クラ／グアａを開き、移動クラ
ンｆ７ｂを閉じて原反フィルム１の両端をそれぞれ挾持
させた状態で移動クランシフｂを１方へ移動さぜること
によシ、原反フィルム１が上記圧空成形機構Ｂの上方か
ら、この圧空成形機構Ｂおよび仮シール機構Ｃ内を一ピ
ツチ毎に順次道通することになる。なお第１図はこの原
反フィルム１の間欠的供給手段を左側についてのみ図示
して・いるが右側についても、この左側の一対の固定ク
ランプ７ｇ、移動クラングアｂと連動して作動する一対
の固定クランプおよび移動クランプにより同様に一ピッ
チ毎に右側の原反フィルム１を搬送し得るようになりて
いる。移動クランプ６ｂ　、７ｂは圧空成形機構Ｂおよ
び仮シール機構Ｃの動作の間に開き（なお、固定クラン
プ６ｈ、７ｈはその際に閉じて原反フィルム１を挾持し
ている）元の位置に復帰する。これら移動クランプ６ｂ
　、７ｂの往復動は下方の移動クランプ７ｂに連結され
たシリンダ１０によっておこなうことができる。

すなわち、移動クランプ６ｂ　、７ｂはローラ１１ｈ〜
ｌｉｅを介して移動する無端チェイン１２にそれぞれ固
定されていて移動クランプ６ｂが一ピッチ分だけ移動し
たとき、同時に移動クランｆ７ｂも−ピッチ分だけ同一
方向に移動するようになっている。なお、固定クランプ
６１Ｌ、７ａ、移動クランプ６ｂ　、７ｂの開閉操作は
それぞれに設けられたシリンダ１３ｍ、−１３ｄｌ／Ｐ
％−イ↓−＞未＾ンＬ詰亡φ各ｚ　１小Ｐらｒ倣動クラ
ンプ６ｂを水平方向に移動させることによシ、装置全体
の高さを可成り抑えることが可能となる。

第３図は本発明の装置の横型部分を示すもので、上記切
断機構ｐによって切断された原反フィルム１を単位毎に
その下端部を保持しつつ、はぼ水平方向に一ピッチ毎に
搬送する横方向搬送機構Ｆ（第４図参照）と、この横方
向搬送機構Ｆに沿って設けられ、内容物を仮シールされ
た小型容器内に充填するため複数本のノズル１４と、仮
シールされ、かつ単位毎に切断された単位原反フィルム
の上部を開口し充填操作を容易にするためのガイド板１
５とを具備する充填機構Ｇと、この充填機構Ｇによって
内容物を充填した各小型容器の上部を熱シールするとと
もに必要に応じて適当な■ノツチを付加するためのシー
ル機構Ｈと、このシール機構Ｈの下流に設けられ、この
完全に密封された小型容器を原反フィルムから一つづつ
分離した各小袋容器１７として切り離すための打抜き機
構Ｉとからなっている。

この横型部分の装置について、さらに詳述すると、まず
、横方向搬送機構Ｆは上述の如く切断された単位原反フ
ィルム１を直立状態でほぼ水平移動させて上記充填機構
Ｇ１シ〜ル機構Ｈおよび打抜き機構内を所定のピッチで
間欠的に移動させるためので、その間欠勤作は上記縦方
向搬送機構Ｅと同調するようになっている。

充填機構Ｇは内容物収容容器１６と連通ずる複数本のノ
ズルＩ４を介して内容物を各小型容器１７内に充填させ
るためのものであって、第４図に示す如く、切断機構り
によって頂部が切断された単位原反フィルムの上部を先
端が尖ったガイド板１５によって開いたのち、ノズル１
４を下降させ、このガイド板１５間に挿入し、内容物の
注入がおこなわれる。なお、第４図中、２２はガイド板
である。

シール機構Ｈは内容物の充填が終了した小型容器の充填
口（図中上部）を完全に密封するとともに必要に応じ小
型容器１７の開口の便を図るためのｌノツチを形成する
ためのもので、たとえば第３図に示す如く一対の加熱手
段１８と、ノツチ手段１９とを具備してなる。

打抜き機構工は内容物を充填し、完全に密封した小屋容
器１７をその周囲のシール部に沿って打ち抜くためのも
ので、小袋形状に予め穿孔された雌型２０に、これに相
応する刃を有する雄ｆｌｌｘを挿通させることにより各
小型容器１７を原反フィルム１から切シ離すことができ
るようになっている。この切シ離された小型容器１７は
たとえば無端ベルト２１を介して、適当な容器（図示し
ない）内に収容されるようになっている。

この発明によれば圧空成形および仮シール工程を縦型で
おこない、ついでいったん原反フィルムを小型容器を１
以上含む単位ブロック毎に切断する工程を介在させたの
ち、内容物充填、完全密封および打抜き工程を横型でお
こなうようにしたから、機械長を従来の縦型方式のもの
と比較して著るしく低くすることができ作業操作が容易
となるとともに、内容物の液だれあるいは原反フィルム
内面への付着によるシール不良の発生を改善することが
でき、機械設定スペースの節減および原反フィルムのピ
ッチ管理も容易となシ、製品のバラツキを解消できるな
ど多くの点゛で有利となる。

なお、上記実施例では原反フィルムロールがら輪中に分
割して圧空成形機構へ原反フィルムを供給するようにし
たが、これに限らず、この分割工程を介さず最初から所
定巾のフィルムを左右から圧空成形機構へ供給するよう
にしてもよい。

また、上記説明では仮シール機構Ｃで小型容器の頂部以
外の容器周縁部をヒートシールするようにしたが、この
ような容器周縁部のヒートシールを充填機構Ｇにて、充
填直前におこなうようにし、仮シール機ＩＩＣでは小型
容器間の適当個所をポイントクールのみにとどめるよう
にしてもよい。

【図面の簡単な説明】

第１図は二発明に係わる両面成形小型容器の成形装置の
　型部分を示す模式図、第２図Ｆｉ第１図の装置におけ
る圧空成形機構の動作を説明する図、第３図は本発明の
両面成形小型容器の成形装置の横型部分を示す模式図、
第４図は充填機構の動作を説明する要部側面図である。 図中、１・・・原反フィルム、２・・・刃、３・・・空
気吹付は部材、（ａ　、４ｂ・・・金型、５ａ、５ｂ・
・・加熱板、６ｍ、７＠−固定り５ンプ、６ｂ　、　７
ｂ・・・移動クランプ、８，９・・・ローラ、１０・・
・シリンダ、ｌｌｈ〜ｌｉｅ川ロー２．１用・・・無端
チェイン、１３＆〜１３ｄ・・・シリング、１４・・・
ノズル、１５・・・ガイド板、１７・・・小袋容器、Ａ
・・・分割機構、Ｂ・・・圧空成形機構、Ｃ・・・仮シ
ール機構、Ｄ・・・切断機構、Ｅ・・・縦方向搬送機構
、Ｆ・・・横方向搬送機構、Ｇ・・・充填機構、Ｈ・・
・シール＠構、■・・・打抜き機構。 出踊人肝棒人　、光項↓　茹　偶−、都　立第１図 Ａ 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 圧空成形機構と；その下方に配置され内容物充填のため
   の仮シール機構と；小型容器の表裏面をなす一対の原反
   フィルムを上記圧空成形機構の上方から該圧空成形機構
   および仮シール機構内に一ピッチ毎に順次通過させる縦
   方向搬送機構と；上記仮シール機構を通過することによ
   って仮シールされたフィルムをその長手方向に対して垂
   直方向に−ピッチ単位に切断する機構と；この切断され
   たフィルムをほぼ水平方向に一ピッチ毎に搬送する横方
   向搬送機構と；この横方向搬送機構に沿って設けられ、
   内容物を仮シールされた小型容器内に充填する充填機構
   と；該充填機構の下流に設けられこの充填された小型容
   器の開口部を完全に密封するシール機構と；該シール機
   構の下流に設けられ、この密封された小型容器を原反フ
   ィルムから一個づつ切シ離すための打抜き機構とを具備
   してなることを特徴とする両面成形小型容器の成形装置
   。