JPS60239957A - 曲間検出装置検査用磁気テ−プ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、テープレコーダの曲間検出装置の検出時間の
検査を行なう曲間検出装置検査用磁気テープに関するも
のである。

従来例の構成とその問題点 近年、テープレコーダでの編集機能を充実させるために
、選曲機能や曲の頭出し機能を行なうだめの曲間検出装
置が多く利用されるようになってきたが、曲間検出装置
の検出時間は、電気回路のばらつきのほか、特に早送り
状態での曲間検出では一般的にモーターの速度制御を行
なっていないので、走行系のばらつきも考慮して設定さ
れるため、曲間検出装置の検出時間の検査用の磁気テー
プが、従来より提案されている。

以下に従来の曲間検出装置検査用磁気テープについて説
明する。

第１図は従来の曲間検出装置検査用磁気テープの記録信
号を示す図である。第１図において１は第１の信号部、
２は前記第１の信号部に続く第１の曲間部、３は前記第
１の曲間部に続く第２の信号部であり、前記第１の信号
部および第２の信号部には被検査曲間検出装置の信号検
出レベル以上のレベルで記録され、第１の曲間部２には
被検査曲間検出装置の信号検出レベル以下のレベルで記
録されている。

以上のように構成された曲間検出装置検査用磁気テープ
について、以下その動作を説明する。

第１図のような信号で構成された磁気テープを曲間検出
装置を備えたテープレコーダに用いると、まず、第１の
信号部１の部分の再生により、曲間検出装置は信号を検
出し、次に第１の曲間部２の部分の再生により、曲間検
出装置は、前記第１の信号部が終ったことを検出して、
曲間検出信号を出力する。テープレコーダはこの曲間検
出信号により、テープ走行の停止等の動作モードの切換
等を行なうことができるが、曲間検出装置の曲間検出時
間の設定が許容値以上に長かったり、テープレコーダの
テープ走行速度の設定が許容値以上に速かったりした場
合、前記第１の曲間部２を曲間検出装置は曲間として検
出できず、第１の信号部１と第２の信号部３が同一の曲
と判断して、曲間検出信号を出力しないため、前記動作
モードの切換等を行なわず、不良として検出することが
できる。

しかしながら上記従来の構成では、第１の曲間部２の時
間が、曲間検出装置で検出すべき時間に設定しであるだ
め、曲間があることを検出できることは検査できるが、
曲間でない部分を誤廿って検出してし捷うことは発見で
きないという問題点を有していた。

一般的に現在市場に提供されているミュージックテープ
等は、曲間として、３秒以上に設定されているものが普
通である。一方、ミュージックテープ等の曲の部分は常
に大きな信号が記録されているとは限らず、非常に小さ
な信号や無信号部分が瞬間的に有り、その部分は一般的
に１秒以内と言われている。このため、テープレコーダ
の曲間検出装置の曲間検出時間は、一般的に２秒程度に
設定されるのが普通である。

そのため、第１図の第１の曲間部２が２．６秒程度に設
定されている従来の検査用テープで検査された曲間検出
装置では、曲間で動作することは保証されるが、曲の途
中の瞬間的に無信号になっている部分等での誤動作が無
いという保証ができていない七いう問題点を有していた
。

発明の目的 本発明は前記従来の問題点を解消するもので、曲間で曲
間検出装置が動作することを保証するのみでなく、曲の
途中で誤動作が無いことをも保証することのできる曲間
検出装置の検査用磁気テープを提供することを目的とす
る。

発明の構成 本発明は、第１の信号部と、前記第１の信号部に続く第
１の曲間部と、前記第１の曲間部に続く第２の信号部と
、前記第２の信号部に続く第２の曲間部と、前記第２の
曲間部に続く第３の信号部とで構成された信号が記録さ
れた曲間検出装置検査用磁気テープであり、前記第１の
曲間部の時間を、被検査曲間検出装置で許容できる曲間
検出時間の最小値に設定し、また前記第２の曲間部の時
間を被検査曲間検出装置で許容できる最大値に設定する
ことにより、被検査曲間検出装置の検出時間が許容値以
内にあることを簡単に検査することのできるものである
。

実施例の説明 ６ベー７ 以下本発明の一実施例を図面にもとすいて説明する。

第２図は本発明の一実施例における曲間検出装置検査用
磁気テープの記録信号を示す図である。

第２図において１１は第１の信号部、１２は前記第１の
信号部１１に続く第１の曲間部、１３は前記第１の曲間
部１２に続く第２の信号部、１４は前記第２の信号部１
３に続く第２の曲間部、１５は前記第２の曲間部１４に
続く第３の信号部であり、第１の信号部１１と第２の信
号部１３と第３の信号部１５は被検査曲間検出装置の信
号検出レベル以上のレベルで記録され、第１の曲間部１
２と第２の曲間部１４は被検査曲間検出装置の信号検出
レベル以下で記録されている。また第１の曲間部１２の
時間は被検査曲間検出装置の許容できる曲間検出時間の
最小値、たとえば１．５秒とし、第２の曲間部１４の時
間は被検査曲間検出装置の許容できる曲間検出時間の最
大値、たとえば２．５秒となるよう設定されている。ま
た信号部は信号部であることを十分認識できる長さ例え
ば、１５秒に設定されている。

以上のように構成された本実施例の曲間検出装置検査用
磁気テープについて以下その動作を説明する。第２図の
ような信号で構成された磁気テープを曲間検出装置を備
えたテープレコーダに用いると、まず第１の信号部１１
の部分の再生により、曲間検出装置は信号を検出する。

次にテープが走行して第１の曲間部１２を再生するが、
曲間検出装置の曲間検出時間より短かくすぐに次の第２
の信号部１３を再生するため、曲間検出装置は曲間検出
出力信号を出力しない。次に第２の曲間部１４を再生す
ると、曲間検出装置の曲間検出時間より長い時間のため
、曲間検出出力信号を出力するためテープレコーダはこ
の曲間検出信号によりテープ走行の停止等の動作モード
の切換等を行々うことができる。曲間検出装置の曲間検
出時間が許容値より長いと、前記第２の曲間部１４で曲
間検出信号を出力せず、また、曲間検出時間が許容値よ
り短かいと前記第１の曲間部１２で曲間検出信号を出力
するため、テープレコーダの動作モード等を観察するこ
とにより、前記第１の曲間部１２で動作せず、前記第２
の曲間部１４で動作するものが、正常な曲間検出時間の
曲間検出装置として保証することができる。

以上のように本実施例によれば、被検査曲間検出装置の
曲間検出時間の許容値の最小値に設定した第１の曲間部
１２と許容値の最大値に設定した第２の曲間部１４の２
種類の時間をもつ曲間部を設定することにより、ミュー
ジックテープ等での曲間部で必らず曲間検出装置が動作
し、曲の途中で曲間検出装置が誤動作し々いことを保証
するだめの検査を簡単に行なうことができる。

発明の効果 以上のように本発明は、曲部検出装置検査用磁気テープ
として、被検査曲間検出装置の検出時間の許容値の最小
値の時間の第１の曲間部と、最大値の時間の第２の曲間
部の２つの異々っだ時間の曲間部を設けることにより、
第２の曲間部で曲間検出装置が動作することを確認する
ことで曲間で必ず動作することを保証するとともに、第
１０曲間部で動作しないことを確認することで曲の途中
で誤動作し々いことを保証できるため、曲間検出装置の
検査を簡単に行々うことのできる曲間検出装置検査用磁
気テープを実現できるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の曲間検出装置検査用磁気テープの記録信
号を示す図、第２図は本発明の一実施例における曲間検
出装置検査用磁気テープの記録信号を示す図である。 １１・・・・・・第１の信号部、１２・・・・・・第１
の曲間部、１３・・・・・・第２の信号部、１４・・・
・・・第２の曲間部、１５・・・・・・第３の信号部。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 第１の信号部と、前記第１の信号部に続く第１の曲間部
   と、前記第１の曲間部に続く第２の信号部と、前記第２
   の信号部に続く第２の曲間部と、前記第２の曲間部に続
   く第３の信号部とで構成された信号が記録され、かつ前
   記第１の曲間部の時間が、被検査曲間検出装置で許容で
   きる曲間検出時間の最小値に設定され、壕だ前記第２の
   曲間部の時間が、被検査曲間検出装置で許容できる曲間
   検出時間の最大値に設定されたことを特徴とする曲間検
   出装置検査用磁気テープ。