JPS60239436A - トリフルオロ酢酸の製造方法 - Google Patents
トリフルオロ酢酸の製造方法Info
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- JPS60239436A JPS60239436A JP9553884A JP9553884A JPS60239436A JP S60239436 A JPS60239436 A JP S60239436A JP 9553884 A JP9553884 A JP 9553884A JP 9553884 A JP9553884 A JP 9553884A JP S60239436 A JPS60239436 A JP S60239436A
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- Japan
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- trifluoroacetic acid
- water
- tfa
- hydrolysis
- chloride
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、トリフルオロ酢酸クロライドを効率的に加水
分解せしめ、良好な収率で実質的に無水のトリフルオロ
酢酸を得る方法に関する。
分解せしめ、良好な収率で実質的に無水のトリフルオロ
酢酸を得る方法に関する。
・トリフルオロ酢酸クロライド(以下TFACと略す)
は、農医薬の製造原料として、又トリフルオロ酢酸(以
下TFAと略す)は農医薬の製造原料の他、反応溶媒と
しであるいはエステル化触媒、縮合触媒等の各種触媒と
して有用な化合物である。時分111858−2441
6号公報や特開昭58−159440号公報には、1,
1−シクロロー2.2.2− )リフルオロエタン(以
下R−123と略す)の酸化反応によpTyhとTFA
Oが併産されることが示されている。
は、農医薬の製造原料として、又トリフルオロ酢酸(以
下TFAと略す)は農医薬の製造原料の他、反応溶媒と
しであるいはエステル化触媒、縮合触媒等の各種触媒と
して有用な化合物である。時分111858−2441
6号公報や特開昭58−159440号公報には、1,
1−シクロロー2.2.2− )リフルオロエタン(以
下R−123と略す)の酸化反応によpTyhとTFA
Oが併産されることが示されている。
又、特許出願公表昭56−501649号公報には水銀
塩の存在下1,1.1−)IJフルオロ−2,2,2−
トリクロロエタンと三醪゛化硫黄との反応によるTFA
Oの製法が示されている。一方、’I’FAOは容易に
加水分解が進行しTFAとなることは知られている。従
って、TIAのみを好収率で得ようとする場合には、T
FAOを含む反応混合物中にTFAOの加水分解に必要
な素置上の水を供給し、TFACをすべてTFAに変換
すればよいことになる。しかしながら、TII’Aと水
には共沸組成が存在し、蒸留分離は困難であシ、TFA
Oの加水分解後未反応の水が残存する前記のような操作
i好ましくない。
塩の存在下1,1.1−)IJフルオロ−2,2,2−
トリクロロエタンと三醪゛化硫黄との反応によるTFA
Oの製法が示されている。一方、’I’FAOは容易に
加水分解が進行しTFAとなることは知られている。従
って、TIAのみを好収率で得ようとする場合には、T
FAOを含む反応混合物中にTFAOの加水分解に必要
な素置上の水を供給し、TFACをすべてTFAに変換
すればよいことになる。しかしながら、TII’Aと水
には共沸組成が存在し、蒸留分離は困難であシ、TFA
Oの加水分解後未反応の水が残存する前記のような操作
i好ましくない。
本発明者等は、このような問題点の認識のもとに、TF
AOを効率的にTFAに変換する方法について鋭意研究
を重ねた結果、以下(I)及び(It)のごとき興味深
い知見を得ることができた。
AOを効率的にTFAに変換する方法について鋭意研究
を重ねた結果、以下(I)及び(It)のごとき興味深
い知見を得ることができた。
(1)水を含むTFAから蒸留分離によシ水を除くこと
は困難であるが、水を含むTFAにTFAOを接触させ
、水をTFAOの加水分解として消費することによシ実
質的に水を含まないTF’Aを得ることができる。TF
ACは加水分解を受けてTFAに変化し、余剰のTIF
ACは容易にTFAと沸点差によシ分離できる。
は困難であるが、水を含むTFAにTFAOを接触させ
、水をTFAOの加水分解として消費することによシ実
質的に水を含まないTF’Aを得ることができる。TF
ACは加水分解を受けてTFAに変化し、余剰のTIF
ACは容易にTFAと沸点差によシ分離できる。
(It)前記(1)で水を含むTFAを実質的に水を含
まないTFAへ容易に変換できるため、TFAOに過剰
の水を反応させTFAOをすべてTII’Aに変換する
操作、すなわち水を含んだTFAが生成する操作は不利
とはならない。
まないTFAへ容易に変換できるため、TFAOに過剰
の水を反応させTFAOをすべてTII’Aに変換する
操作、すなわち水を含んだTFAが生成する操作は不利
とはならない。
本発明はこれらの知見に基づき完成されたものであシ、
TFA中の水を取シ除くためにTFACを利用すること
、及び水を含むTFAとしては、TFAOをすべてTF
Aに変換する操作で得られるものを使用することを基本
構成とするものである。
TFA中の水を取シ除くためにTFACを利用すること
、及び水を含むTFAとしては、TFAOをすべてTF
Aに変換する操作で得られるものを使用することを基本
構成とするものである。
水を含むTIIFAにTFAOを接触せしめる方法は何
ら限定されないが、常温常圧操作が好ましく、水を含む
TFA液中に気体であるTFAOを攪拌下に吹き込む方
法あるいは、充てん塔中で連続的に両者を接触させる方
法又は、これらの方法を併用し連続循環的に操作する方
法等を採用できる。TF’A液中の水分量が少なくなれ
ばなる程、TFAOと水との加水分解反応は遅くなるた
め、連続循環的操作によ1)TFACと水との接触機会
を増やすことが好ましい。
ら限定されないが、常温常圧操作が好ましく、水を含む
TFA液中に気体であるTFAOを攪拌下に吹き込む方
法あるいは、充てん塔中で連続的に両者を接触させる方
法又は、これらの方法を併用し連続循環的に操作する方
法等を採用できる。TF’A液中の水分量が少なくなれ
ばなる程、TFAOと水との加水分解反応は遅くなるた
め、連続循環的操作によ1)TFACと水との接触機会
を増やすことが好ましい。
第1図には、TF’AOを過剰量の水によシすべてTF
Aに変換する工程及び得られる水を含むTFA中の水を
TFACtで除去脱水する工程からなるフローシートが
示されている。第1図10から供給されるものは、TP
ACを含む反応混合物でもよ(、TFAC単独でもよく
、最終的にTFAOはすべてTFAに変換され28から
排出される。TFAOを含む反応混合物としてR−12
3,酸素、及び水との反応によシ得られる反応混合物を
例として説明する。この反応混合物の組成は主にTFA
、TFAO,塩酸及び未反応の酸素である。第1図に示
すフローシートの操作は、すべて常温常圧操作でよく、
10よシ供給される前記塩酸や酸素は気体状態で第1酢
酸化塔11、第1分離槽12、導管16、第1冷却塔1
3、導管19、第2酢酸化塔21、第2分離槽22、導
管26、第2冷却塔23を経て除害系29へ排出され、
目的物TFAとは分離される。R−123の酸化反応以
外の方法で得られるTFAOを含む反応混合物中の常温
常圧で気体の成分は、上記のような経路を経て同様に排
出されることになる。TFAOの加水分解速度は、これ
らの気体が水と反応する速度よシも速く、除去、すべき
これらの気体が液化ないし加水分解を受けて残存する虞
れはない。
Aに変換する工程及び得られる水を含むTFA中の水を
TFACtで除去脱水する工程からなるフローシートが
示されている。第1図10から供給されるものは、TP
ACを含む反応混合物でもよ(、TFAC単独でもよく
、最終的にTFAOはすべてTFAに変換され28から
排出される。TFAOを含む反応混合物としてR−12
3,酸素、及び水との反応によシ得られる反応混合物を
例として説明する。この反応混合物の組成は主にTFA
、TFAO,塩酸及び未反応の酸素である。第1図に示
すフローシートの操作は、すべて常温常圧操作でよく、
10よシ供給される前記塩酸や酸素は気体状態で第1酢
酸化塔11、第1分離槽12、導管16、第1冷却塔1
3、導管19、第2酢酸化塔21、第2分離槽22、導
管26、第2冷却塔23を経て除害系29へ排出され、
目的物TFAとは分離される。R−123の酸化反応以
外の方法で得られるTFAOを含む反応混合物中の常温
常圧で気体の成分は、上記のような経路を経て同様に排
出されることになる。TFAOの加水分解速度は、これ
らの気体が水と反応する速度よシも速く、除去、すべき
これらの気体が液化ないし加水分解を受けて残存する虞
れはない。
加水分解すべきTFAC!も気体状態で前記塩酸等と同
一の経路を通過するが、第2冷却塔23を通過するまで
Kはすべて加水分解されてTFA液に変換されている。
一の経路を通過するが、第2冷却塔23を通過するまで
Kはすべて加水分解されてTFA液に変換されている。
導管30によシ加水分解のための水が塩酸等に同伴した
TFAOに対して過剰量連続的に供給され、第2分離槽
22で加水分解を受けTFA液に変換される。この変換
されたTFA液及び余剰の未反応の水は導管24及び2
5を経て循環される。導管24を経るものは第2冷却塔
23へ導入し、第2分離槽22で加水分解を受けず塩酸
等に同伴する可能性のある微量のTFACをTFA液中
の水によりTFAに変換した後、導管27を経て第2分
離槽22へもどされる。TFAは常温常圧で液体である
から、塩酸等に同伴して導管26を上昇する可能性は少
ないが、同伴した場合は第2害系へ排出されるようなロ
スはない。導管25を経るものは第2酢酸化塔21へ導
入し、TFAOの加水分解を行なって、第2分離槽へも
どされる。このような、循環操作を連続的に行なうこと
によシ、第2分離槽22中には1〜10重量%の水を含
むTFA液が蓄積される。以上、第1図の右半分を占め
る第2酢酸化塔21.第2分離槽22、第2冷却塔23
をつなぐ流れを説明したが、これら全体をB工程と称す
ることとする。
TFAOに対して過剰量連続的に供給され、第2分離槽
22で加水分解を受けTFA液に変換される。この変換
されたTFA液及び余剰の未反応の水は導管24及び2
5を経て循環される。導管24を経るものは第2冷却塔
23へ導入し、第2分離槽22で加水分解を受けず塩酸
等に同伴する可能性のある微量のTFACをTFA液中
の水によりTFAに変換した後、導管27を経て第2分
離槽22へもどされる。TFAは常温常圧で液体である
から、塩酸等に同伴して導管26を上昇する可能性は少
ないが、同伴した場合は第2害系へ排出されるようなロ
スはない。導管25を経るものは第2酢酸化塔21へ導
入し、TFAOの加水分解を行なって、第2分離槽へも
どされる。このような、循環操作を連続的に行なうこと
によシ、第2分離槽22中には1〜10重量%の水を含
むTFA液が蓄積される。以上、第1図の右半分を占め
る第2酢酸化塔21.第2分離槽22、第2冷却塔23
をつなぐ流れを説明したが、これら全体をB工程と称す
ることとする。
第2分離槽22に満たされた微量の水を含むT’F’A
液は、断続的に第1分離槽12に移送される。第1分離
槽12中の微量の水を含むTFA液は、導管14及び1
5を経て循環される。導管14を経るものは第1冷却塔
13へ導入し、第1酢酸化塔11や第1分離槽12で加
水分解を受けず塩酸等に同伴するTFAOをTFA液中
の水によJ)TFAに変換した後、導管17を経て第1
分離槽12へもどされる。導管15を経るものは第1酢
酸化塔11へ導入し、反応混合物lO中のTFACの加
水分解を行ない第1分離槽12へもどされる。第1冷却
塔ではB工程中の第2冷却塔と同様に、TFAを液化し
第1分離槽12へもどす役割も有している。このような
循環操作を連続的に行なうことにより第1分離槽12中
には水分量が約0.01重量%前後となったTFA液が
蓄積される。以上、第1図左半分を占める第1酢酸化塔
11、第1分離槽12、第1冷却塔13をつなぐ流れを
説明したが、これら全体を人工程と称することとする。
液は、断続的に第1分離槽12に移送される。第1分離
槽12中の微量の水を含むTFA液は、導管14及び1
5を経て循環される。導管14を経るものは第1冷却塔
13へ導入し、第1酢酸化塔11や第1分離槽12で加
水分解を受けず塩酸等に同伴するTFAOをTFA液中
の水によJ)TFAに変換した後、導管17を経て第1
分離槽12へもどされる。導管15を経るものは第1酢
酸化塔11へ導入し、反応混合物lO中のTFACの加
水分解を行ない第1分離槽12へもどされる。第1冷却
塔ではB工程中の第2冷却塔と同様に、TFAを液化し
第1分離槽12へもどす役割も有している。このような
循環操作を連続的に行なうことにより第1分離槽12中
には水分量が約0.01重量%前後となったTFA液が
蓄積される。以上、第1図左半分を占める第1酢酸化塔
11、第1分離槽12、第1冷却塔13をつなぐ流れを
説明したが、これら全体を人工程と称することとする。
加水分解を受けなかったTFAOは導管19を経て、前
記B工程中の第2酢酸化塔21へ移送され、最終的には
導管30から入る過剰量の水によシすべてTFAに変換
される。第2酢酸化塔へはかかるTFAOばかりでなく
、第1図1Oから供給されるTFAO又は反応混合物を
導入してもよい。第2分離槽22中に蓄積された約1〜
10重量−の水分を含むTFA液は、水分量が約0.0
1重t%となった第1分離槽12中のTFA液を導管2
8を経て蒸留工程へ抜き出した後第1分離槽12へ充て
んするとよい。
記B工程中の第2酢酸化塔21へ移送され、最終的には
導管30から入る過剰量の水によシすべてTFAに変換
される。第2酢酸化塔へはかかるTFAOばかりでなく
、第1図1Oから供給されるTFAO又は反応混合物を
導入してもよい。第2分離槽22中に蓄積された約1〜
10重量−の水分を含むTFA液は、水分量が約0.0
1重t%となった第1分離槽12中のTFA液を導管2
8を経て蒸留工程へ抜き出した後第1分離槽12へ充て
んするとよい。
約1〜10重量悌の水分を含むTFA液の第1分離槽1
2への充てん量は、TFA’Oの加水分解によるTFA
あるいは反応生成物としてのTFAが蓄積される景(以
下新たに蓄積されるTFAtという)に応じて決定すれ
ばよい。すなわち、第1分離槽12中のTFA液の水分
量が例えば5重量%から0.O1重推チとなる時間に新
たに蓄積されるTFA景により第1分離槽12が充満す
るような充てん量となる。もちろん、第1分離槽が10
0チ液で充満するまで操作する必要はなく80チ程度と
なった後蒸留系へ抜き出せる操作が好ましい。
2への充てん量は、TFA’Oの加水分解によるTFA
あるいは反応生成物としてのTFAが蓄積される景(以
下新たに蓄積されるTFAtという)に応じて決定すれ
ばよい。すなわち、第1分離槽12中のTFA液の水分
量が例えば5重量%から0.O1重推チとなる時間に新
たに蓄積されるTFA景により第1分離槽12が充満す
るような充てん量となる。もちろん、第1分離槽が10
0チ液で充満するまで操作する必要はなく80チ程度と
なった後蒸留系へ抜き出せる操作が好ましい。
TFAOを含む反応混合物又はTFAOは連続的に第1
酢酸化塔へ導入される。TFA液中の水分量が多い場合
には、主に第1酢酸化塔でT!PACの加水分解が起る
と考えられる。水分量が微量になるにつれ、TFA、C
の加水分解は第1分離槽中で起るものと考えられる。1
0よシ供給されるTFAOを含む反応混合物又はTFA
Oの温度が高い場合には、第1酢酸化塔へTFA液を通
し、加水分解とともに冷却の役割をもたせる意味がある
。すなわち、供給されるTPAOやその混合物によシ第
1分離槽中のTIFAが気化し、人工程から排出される
可能性があるからである。
酢酸化塔へ導入される。TFA液中の水分量が多い場合
には、主に第1酢酸化塔でT!PACの加水分解が起る
と考えられる。水分量が微量になるにつれ、TFA、C
の加水分解は第1分離槽中で起るものと考えられる。1
0よシ供給されるTFAOを含む反応混合物又はTFA
Oの温度が高い場合には、第1酢酸化塔へTFA液を通
し、加水分解とともに冷却の役割をもたせる意味がある
。すなわち、供給されるTPAOやその混合物によシ第
1分離槽中のTIFAが気化し、人工程から排出される
可能性があるからである。
導管30から供給される水の量は、ム工程から送られる
TFAOを確実に全量TFAに変換するために必要な量
である。水の供給位置は、第1図のように第2酢酸化塔
と第2分離槽の中間である必要はなく、第2酢酸化塔の
上部からでもよい。いずれにしても、最小限の水の供給
量によってTFACをすべてTFAに変換する操作が好
ましい。TFAOを除害系へ逃がさないために必要なT
FA液中の水分量は1〜10重t%以上である。酢酸化
塔から分離槽へ流れるTFAOは、TFA液中の水分と
良く接触するように、TFA液中深く導入し、液を攪拌
す1 る等の操作を行なうとよい。酢酸化塔や冷却塔は
、充てん塔を採用し、気液の接触を充分に行なえる操作
が好ましい。
TFAOを確実に全量TFAに変換するために必要な量
である。水の供給位置は、第1図のように第2酢酸化塔
と第2分離槽の中間である必要はなく、第2酢酸化塔の
上部からでもよい。いずれにしても、最小限の水の供給
量によってTFACをすべてTFAに変換する操作が好
ましい。TFAOを除害系へ逃がさないために必要なT
FA液中の水分量は1〜10重t%以上である。酢酸化
塔から分離槽へ流れるTFAOは、TFA液中の水分と
良く接触するように、TFA液中深く導入し、液を攪拌
す1 る等の操作を行なうとよい。酢酸化塔や冷却塔は
、充てん塔を採用し、気液の接触を充分に行なえる操作
が好ましい。
以下、本発明の実施例についてさらに具体的に説明する
。
。
実施例
添付第1図のフローシートに従い、下記第1表に示す操
作条件でTFAOの加水分解を行なった。第1分離槽1
2中に供給された5重量%の水を含むTFA 1620
モルは脱水され24時間後には、水分量が1100pp
以下となった。
作条件でTFAOの加水分解を行なった。第1分離槽1
2中に供給された5重量%の水を含むTFA 1620
モルは脱水され24時間後には、水分量が1100pp
以下となった。
一方、第1分離槽2中に供給された水2160水を含む
TFA 1620モル、となった。第1図29から排出
されるガス中にはTFA 及びTFAOは含まれていな
かった。
TFA 1620モル、となった。第1図29から排出
されるガス中にはTFA 及びTFAOは含まれていな
かった。
第1表
【図面の簡単な説明】
第1図は、TFAOの加水分解プロセスの一態様を示す
フローシート。 11・・・・・・第1酢酸化塔 12・・・・・・第1分離槽 13・・・・・・第1冷却塔
フローシート。 11・・・・・・第1酢酸化塔 12・・・・・・第1分離槽 13・・・・・・第1冷却塔
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、 水を含むトリフルオロ酢酸にトリフルオロ酢酸ク
ロ2イドを接触せしめ、実質的に水を含まないトリフル
オロ酢酸を得ることを特徴とするトリフルオロ酢酸の製
造方法。 2、トリフルオロ酢酸クロライドを加水分解して実質的
に水を含まないトリフルオロ酢酸を製造するに当り、加
水分解をA、B二工程で行ない、A工程では水を含むト
リフルオに酢酸にトリフルオロ酢酸クロライドを接触さ
せて実質的に水を含まないトリフルオロ酢酸を得、B工
程ではトリフルオロ酢酸クロライドに過剰の水を反応さ
せて水を含むトリフルオロ酢酸を得てこれを人工程で使
用することを特徴とするトリフルオロ酢酸の製造方法。 3、A工程ではトリフルオロ酢酸クロライドと下記トリ
フルオロ酢酸液(a)とを接触させて加水分解を行左う
とともにトリフルオロ酢酸クロライドを分離してB工程
へ送り、かつ該 液(a)中の水が加水分解によシ消費
された後、実質的に水を含まないトリフルオロ酢酸1(
t))を抜き出すこと、B工程では人工程から送られた
トリフルオロ酢酸クロライドと該クロライドに対し過剰
量の水とを反応させて水を含むトリフルオロ酢酸液C&
)を製造し、かつ該液(a)を液(1))が抜き出され
た後の人工程へ送ることを特徴とする特許請求の範囲第
2項記載のトリフルオロ酢酸の製造方法。 4、水を含むトリフルオロ酢酸液(a)中の水分 量が
1〜10重量俤である特許請求の範囲第3項゛記載のト
リフルオロ酢酸の製造方法。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9553884A JPS60239436A (ja) | 1984-05-15 | 1984-05-15 | トリフルオロ酢酸の製造方法 |
EP85105653A EP0163975B1 (en) | 1984-05-15 | 1985-05-08 | Process for producing trifluoroacetic acid and trifluoroacetyl chloride |
DE8585105653T DE3564257D1 (en) | 1984-05-15 | 1985-05-08 | Process for producing trifluoroacetic acid and trifluoroacetyl chloride |
US06/930,056 US5041647A (en) | 1984-05-15 | 1986-11-12 | Process for producing trifluoroacetic acid and trifluoroacetyl chloride |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9553884A JPS60239436A (ja) | 1984-05-15 | 1984-05-15 | トリフルオロ酢酸の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60239436A true JPS60239436A (ja) | 1985-11-28 |
JPH0236584B2 JPH0236584B2 (ja) | 1990-08-17 |
Family
ID=14140337
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9553884A Granted JPS60239436A (ja) | 1984-05-15 | 1984-05-15 | トリフルオロ酢酸の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60239436A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62254141A (ja) * | 1986-02-26 | 1987-11-05 | バスフ アクチェン ゲゼルシャフト | 光重合可能な混合物、該混合物を含有する感光性記録素子および該感光性記録素子を用いて平版印刷版を製造する方法 |
JP2011516479A (ja) * | 2008-04-03 | 2011-05-26 | ダウ・コーニング・コーポレイション | 酢酸の脱水方法 |
CN111039771A (zh) * | 2019-12-25 | 2020-04-21 | 湖南有色郴州氟化学有限公司 | 一种3,3,3-三氟丙酸的制备方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3894082A (en) * | 1972-01-07 | 1975-07-08 | Kali Chemie Ag | Process of making trifluoroacetic acid |
-
1984
- 1984-05-15 JP JP9553884A patent/JPS60239436A/ja active Granted
Patent Citations (1)
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JP2011516479A (ja) * | 2008-04-03 | 2011-05-26 | ダウ・コーニング・コーポレイション | 酢酸の脱水方法 |
CN111039771A (zh) * | 2019-12-25 | 2020-04-21 | 湖南有色郴州氟化学有限公司 | 一种3,3,3-三氟丙酸的制备方法 |
CN111039771B (zh) * | 2019-12-25 | 2022-06-03 | 湖南有色郴州氟化学有限公司 | 一种3,3,3-三氟丙酸的制备方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0236584B2 (ja) | 1990-08-17 |
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