JPS60238798A - 放射性廃棄物の処理方法 - Google Patents
放射性廃棄物の処理方法Info
- Publication number
- JPS60238798A JPS60238798A JP9472184A JP9472184A JPS60238798A JP S60238798 A JPS60238798 A JP S60238798A JP 9472184 A JP9472184 A JP 9472184A JP 9472184 A JP9472184 A JP 9472184A JP S60238798 A JPS60238798 A JP S60238798A
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- JP
- Japan
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- asphalt
- radioactive waste
- solidified
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- recovered
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- Processing Of Solid Wastes (AREA)
- Fertilizers (AREA)
- Treatment Of Sludge (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔本発明の技術分野〕
本発明は、原子力発電所等からの放射性廃棄物を処理す
る方法に関する。
る方法に関する。
原子力発電所からの放射性廃液の処理方法のひとつとし
て、該廃液を蒸発等により濃縮した後にアスファルトに
よって固化し、ドラム缶内に封じ込める方法があジ、現
在までにドラム缶の本数で数１０万本に達しているが、
アスファルト劣化による放射性物質の漏えい及び保管場
所が問題となっている。又、アスファルト固化の状態で
は海洋投棄は不可能で、プラスチック同化などによる６
次処理が必遺である。
て、該廃液を蒸発等により濃縮した後にアスファルトに
よって固化し、ドラム缶内に封じ込める方法があジ、現
在までにドラム缶の本数で数１０万本に達しているが、
アスファルト劣化による放射性物質の漏えい及び保管場
所が問題となっている。又、アスファルト固化の状態で
は海洋投棄は不可能で、プラスチック同化などによる６
次処理が必遺である。
本発明の目的は、該アスファルト固化物よりアスファル
トの一部を選択的に回収し、アスファルト固化物を減容
化し、該減容化物の保管場所の縮小、さらにはプラスチ
ック固化などによる３次処理の前工程となる放射性廃棄
物の処理方法を提供するにある。即ち、本発明に、減容
化されたアスファルト固化物の周囲をプラスチックで固
化し、再びドラム缶詰めしてアスファルト劣化による放
射性物質の漏えいを防止し、さらにはプラスチックの性
能次第では海洋投棄も可能とする放射性廃棄物の処理方
法を提供することを目的とし、さらに、同時に回収され
たアスファルトは放射性同位元素を微量ではあるが含ん
でいるので、その保管が再び問題とならないように、再
度放射性廃棄物の固化用とじて再利用する放射性廃棄物
の処理方法を提供することを目的とする。
トの一部を選択的に回収し、アスファルト固化物を減容
化し、該減容化物の保管場所の縮小、さらにはプラスチ
ック固化などによる３次処理の前工程となる放射性廃棄
物の処理方法を提供するにある。即ち、本発明に、減容
化されたアスファルト固化物の周囲をプラスチックで固
化し、再びドラム缶詰めしてアスファルト劣化による放
射性物質の漏えいを防止し、さらにはプラスチックの性
能次第では海洋投棄も可能とする放射性廃棄物の処理方
法を提供することを目的とし、さらに、同時に回収され
たアスファルトは放射性同位元素を微量ではあるが含ん
でいるので、その保管が再び問題とならないように、再
度放射性廃棄物の固化用とじて再利用する放射性廃棄物
の処理方法を提供することを目的とする。
そして、本発明は、上記目的を達成する手段として、放
射性廃棄物のアスファルト固化物に溶剤を混合し、回収
アスファルトと放射性廃棄物濃縮残液とに分離し、かつ
、該回収アスファルトを放射性廃棄物の固化用として再
利用する点にある。すなわち、不発明は、放射性廃棄物
のアスファルト固化物を俗解し、該の酢物ｖＣ溶解溶剤
を混合して混合物を展進し、次いで、この混合物を回収
アスファルトと放射性廃棄物が濃縮された残液とに分離
し、該回収アスファルトを放射性廃棄物の同化に再利用
することを特徴とする放射性廃棄物の処理方法である。
射性廃棄物のアスファルト固化物に溶剤を混合し、回収
アスファルトと放射性廃棄物濃縮残液とに分離し、かつ
、該回収アスファルトを放射性廃棄物の固化用として再
利用する点にある。すなわち、不発明は、放射性廃棄物
のアスファルト固化物を俗解し、該の酢物ｖＣ溶解溶剤
を混合して混合物を展進し、次いで、この混合物を回収
アスファルトと放射性廃棄物が濃縮された残液とに分離
し、該回収アスファルトを放射性廃棄物の同化に再利用
することを特徴とする放射性廃棄物の処理方法である。
本発明者は、放射性廃棄物のアスファルト固化物に、ア
スファルトの一部のみを俗解させる俗解浴剤を添加して
、温度、圧力を制御し、重力沈降を行なうことにニジ、
アスファルト固化物中のＮａ２Ｂ、Ｏ，又はＮａ２ＳＯ
４のほぼ全段と、アスファルトの一部が凝ｔｆｊ、 し
て選択的に沈殿物となることを見出した。そして、かか
る方法にニジ、放射性廃棄物の減容化ができることを見
出し、本発明を完成したものである。この減容比率は、
アスファルトの溶剤への醪解０紙を制御することｖｒ−
よって任意に制御できるものである。
スファルトの一部のみを俗解させる俗解浴剤を添加して
、温度、圧力を制御し、重力沈降を行なうことにニジ、
アスファルト固化物中のＮａ２Ｂ、Ｏ，又はＮａ２ＳＯ
４のほぼ全段と、アスファルトの一部が凝ｔｆｊ、 し
て選択的に沈殿物となることを見出した。そして、かか
る方法にニジ、放射性廃棄物の減容化ができることを見
出し、本発明を完成したものである。この減容比率は、
アスファルトの溶剤への醪解０紙を制御することｖｒ−
よって任意に制御できるものである。
また、本発明では、分離後の回収アスファルトを放射性
廃棄物の固化用として再オリ用することにＪ：、ジ、該
回収アスファルト中に含まれている微量の放射性同位元
素に基づく保管等の問題点の解決をはかるものである。
廃棄物の固化用として再オリ用することにＪ：、ジ、該
回収アスファルト中に含まれている微量の放射性同位元
素に基づく保管等の問題点の解決をはかるものである。
以下第１図に基づいて本発明の詳細な説明する。第１図
は本発明を実施するためのフローシートである。
は本発明を実施するためのフローシートである。
まず、ドラム缶等の容器内に保管された放射性廃棄物ア
スファルト固化物の代表的な主成分と組成は、 アスファルト 約６０重量％ でめる。なお、Ｎａ２ＳＯ４又はＮａ１Ｂ４０７ ｒ、
ｒ、原子炉の冷却水中に存在し、放射線の吸収剤として
多量に使用されている。
スファルト固化物の代表的な主成分と組成は、 アスファルト 約６０重量％ でめる。なお、Ｎａ２ＳＯ４又はＮａ１Ｂ４０７ ｒ、
ｒ、原子炉の冷却水中に存在し、放射線の吸収剤として
多量に使用されている。
該固化物は俗解帝１において、加熱されることによりド
ラム缶、Ｃり取ジ出ｇｉｔ、アスファルトとＮ勾ＳＯ４
又はＮｕ、Ｂ、Ｏ，とのスラリー流ジ）１１状態である
＠！！＋物となる。
ラム缶、Ｃり取ジ出ｇｉｔ、アスファルトとＮ勾ＳＯ４
又はＮｕ、Ｂ、Ｏ，とのスラリー流ジ）１１状態である
＠！！＋物となる。
ｍ解帯１の温度は該スラリーの流動性を保持し、ポンプ
輸送を可能とするため［１００〜５００℃の範囲が好ま
しい。
輸送を可能とするため［１００〜５００℃の範囲が好ま
しい。
次に該浴塀物と俗解浴剤全混合’：＋’ｊ ２にて混合
し、混合物を製造する。混合・沿２ （’ｊ、 ４ｒｉ
拌松タイプのもの又はスタテイクミキサー等の公仰の装
置で十分でおり、特に工夫は安しない。又、該放射１１
溌乗物アスファルト（支）化物の浴屑物１卓景部に対し
て浴等浴Ｒす紫２〜８厘量部添加するのが９−ｆましい
。
し、混合物を製造する。混合・沿２ （’ｊ、 ４ｒｉ
拌松タイプのもの又はスタテイクミキサー等の公仰の装
置で十分でおり、特に工夫は安しない。又、該放射１１
溌乗物アスファルト（支）化物の浴屑物１卓景部に対し
て浴等浴Ｒす紫２〜８厘量部添加するのが９−ｆましい
。
飽加量が２以下では粘度の増カロＶＣニジ分ｐｉｉｔ性
能が低下する。又、酢加世が８以上では分離性能にほぼ
一定であり、プロセスの熱効率の低下及び装置コストの
増大をもたらす。
能が低下する。又、酢加世が８以上では分離性能にほぼ
一定であり、プロセスの熱効率の低下及び装置コストの
増大をもたらす。
温度圧力は、次工程の分離帯３とほぼ同一条件にて制御
される。
される。
本発明において、俗解゛路剤としては、その取扱い易さ
から常温で液体であること、又アスファルトに対する浴
解性からパラフィン化合物、単環ナフテン化合物、単環
芳香族化合物又はそれらの混合物で臨界温度が３５０℃
以下の物質次に、該混合物は分離帯５に導入され、重力
沈降にエリＮａ２Ｂ４Ｏ７又はＮｏ、Ｓｏ４が実質的に
含まれないアスファルト（回収アスファルト）をオーバ
ーフローエフ回収する。一方、溶解溶剤に溶けないアス
ファルトの一部とＮａ、Ｂ２Ｏ，又にＮａ、Ｓｏ、から
なる物質は凝集沈降しアンダーフローニジ回収する。
から常温で液体であること、又アスファルトに対する浴
解性からパラフィン化合物、単環ナフテン化合物、単環
芳香族化合物又はそれらの混合物で臨界温度が３５０℃
以下の物質次に、該混合物は分離帯５に導入され、重力
沈降にエリＮａ２Ｂ４Ｏ７又はＮｏ、Ｓｏ４が実質的に
含まれないアスファルト（回収アスファルト）をオーバ
ーフローエフ回収する。一方、溶解溶剤に溶けないアス
ファルトの一部とＮａ、Ｂ２Ｏ，又にＮａ、Ｓｏ、から
なる物質は凝集沈降しアンダーフローニジ回収する。
次に、該重力沈降の好ましい条件を以下に述べる。
操作温度としては、該混合物の粘度及び比重をできるだ
け小さくして分離効率を高めるため［１５０℃以上にす
べきである。しかし、処理物は約３５０Ｃ以上では重縮
合、熱分解反応によるコーキング反応が生じるので、こ
の温度以下にすべきである。
け小さくして分離効率を高めるため［１５０℃以上にす
べきである。しかし、処理物は約３５０Ｃ以上では重縮
合、熱分解反応によるコーキング反応が生じるので、こ
の温度以下にすべきである。
次に、圧力については、浴剤を均一相に安定に保持する
ために、浴＃浴剤の蒸気圧以上にすべきである。実用上
は蒸気圧の１．０倍から５倍の範囲で十分である。分離
帯５からの上澄液（オーバーフロー）ｉ溶剤回収帯４に
導入され、溶解溶剤とアスファルト（回収アスファルト
）に分解される。該回収アスファルトの針入度は約６０
〜８０の範囲にあり、放射性廃棄物のアスファルト固化
物の原料の一部として、固化帯５において再利用する。
ために、浴＃浴剤の蒸気圧以上にすべきである。実用上
は蒸気圧の１．０倍から５倍の範囲で十分である。分離
帯５からの上澄液（オーバーフロー）ｉ溶剤回収帯４に
導入され、溶解溶剤とアスファルト（回収アスファルト
）に分解される。該回収アスファルトの針入度は約６０
〜８０の範囲にあり、放射性廃棄物のアスファルト固化
物の原料の一部として、固化帯５において再利用する。
また、分離帯３からの残液を爵剤回収帯４′に導入し、
溶解浴剤と放射性物質含有物とに分離する。
溶解浴剤と放射性物質含有物とに分離する。
放射性廃棄物のアスファルト固化物の中には、多種多様
の放射注四位元素が数１０μＣ１／２のオーダで存在し
ており、これらは該分離帯６では十分に分離除去するこ
とが困難である。したがって、回収アスファルトを再利
用し、放射性廃棄物が系外に出ないようにするものであ
る。すなわち、固化帯５において、放射性廃棄物をアス
ファルトで固化する際、このアスファルト原料の一部と
して使用するものである。
の放射注四位元素が数１０μＣ１／２のオーダで存在し
ており、これらは該分離帯６では十分に分離除去するこ
とが困難である。したがって、回収アスファルトを再利
用し、放射性廃棄物が系外に出ないようにするものであ
る。すなわち、固化帯５において、放射性廃棄物をアス
ファルトで固化する際、このアスファルト原料の一部と
して使用するものである。
以下、本発明の実施例をあけて本発明の詳細な説明する
。
。
実施例１
ＰＷＲ方式の原子力発電所Ｊ：ｖ発生した放射性廃棄物
のアスファルト（アスファルトの針入度６０）の固化物
１１叶部に対して、溶解溶剤としてｎ〜へキサンを６重
量部添加し、内容積６ｔの縦長オートクレーブに仕込み
、撹拌しながら、温度２００℃、圧力４０に９／−に１
０分保持後、同一温度、圧力下で約５０分静置し、サン
プリングノズルニジ上澄液と残液を回収し、各々蒸発に
よりｎ−ヘキサンを除去した。
のアスファルト（アスファルトの針入度６０）の固化物
１１叶部に対して、溶解溶剤としてｎ〜へキサンを６重
量部添加し、内容積６ｔの縦長オートクレーブに仕込み
、撹拌しながら、温度２００℃、圧力４０に９／−に１
０分保持後、同一温度、圧力下で約５０分静置し、サン
プリングノズルニジ上澄液と残液を回収し、各々蒸発に
よりｎ−ヘキサンを除去した。
物質収支の結果を衣１に示した。
この場合の減容化率は
６０＋４０
であった。
回収アスファルトの針入度は６５で、アスファルト固化
物のアスファルト原料として十分使表１ （実施例１） 実施例２ 実施例１において、溶解溶剤の添加量を変えて分離性能
を測定した。
物のアスファルト原料として十分使表１ （実施例１） 実施例２ 実施例１において、溶解溶剤の添加量を変えて分離性能
を測定した。
その結果、該固化物１重量部に対して溶解溶剤を２部以
下添加すると、上澄液中のＮ ａ２ Ｂ４ｏ。
下添加すると、上澄液中のＮ ａ２ Ｂ４ｏ。
の含有量が４．０重量％以上となり、その含有量が増加
した。回収アスファルトの針入度は６６で、アスファル
ト固化物のアスファル）Ｕ料としては使用できた。
した。回収アスファルトの針入度は６６で、アスファル
ト固化物のアスファル）Ｕ料としては使用できた。
実施例５
実施例１において、宕解溶剤としてシクロヘキサン、ベ
ンゼンを用いた。その結果全表２．６に示した。減容化
率に各々４０重Ｒチ、５６Ｎ量チであった。回収アスフ
ァルトの針入度は各々７０．６３でアスファルト固化物
のアスファルト原料として十分陸用できた。
ンゼンを用いた。その結果全表２．６に示した。減容化
率に各々４０重Ｒチ、５６Ｎ量チであった。回収アスフ
ァルトの針入度は各々７０．６３でアスファルト固化物
のアスファルト原料として十分陸用できた。
表２ （実施例３ シクロへキサン）
表３ （実施例５ ベンゼンン
実施例４
実施例１において、ＢＷＲ刀式原子カ発電所から発生し
た放射性廃棄物固化物を処理した。
た放射性廃棄物固化物を処理した。
その結果を次４に示した。
減容比率は３０ｍ童チであった。
回収アスファルトの釧大度は６８で、アスファルト固化
物のアスファルト原料として十分使用できた。
物のアスファルト原料として十分使用できた。
表４ （実施ｆ１１４）
〔本発明の効果〕
本発明は、以上詳記したように、放射性廃棄物のアスフ
ァルト同化物を、溶解溶剤を使用して回収アスファルト
と放射性廃棄物濃縮残液とに分離するものであるから、
該アスファルト固化物の減容化効果が生ずるものであり
、その結果、該アスファルト固化物の保管場所の縮小、
さらには、プラスチックによる再固化が容易に行うこと
ができ、アスファルトの劣化に伴う放射性物質の漏えい
が防止できる効果が生ずるものである。嘔らに、本発明
は、分離後の回収アスファルトを放射性廃棄物の固化物
として再利用するものであるから、該回収アスファルト
中に含まれている微鼠の放射性同位元素に基づく保管等
の問題点も同時に解決することができる効果が住するも
のである。
ァルト同化物を、溶解溶剤を使用して回収アスファルト
と放射性廃棄物濃縮残液とに分離するものであるから、
該アスファルト固化物の減容化効果が生ずるものであり
、その結果、該アスファルト固化物の保管場所の縮小、
さらには、プラスチックによる再固化が容易に行うこと
ができ、アスファルトの劣化に伴う放射性物質の漏えい
が防止できる効果が生ずるものである。嘔らに、本発明
は、分離後の回収アスファルトを放射性廃棄物の固化物
として再利用するものであるから、該回収アスファルト
中に含まれている微鼠の放射性同位元素に基づく保管等
の問題点も同時に解決することができる効果が住するも
のである。
第１図は、本発明を実施するだめのフローシートである
。 復代理人 内 １） 明 復代理人 萩 原 亮 −
。 復代理人 内 １） 明 復代理人 萩 原 亮 −
Claims (1)
- 放射性廃棄物のアスファルト固化物を溶解し、該浴解物
に溶解浴剤を混合して混合物を製造し、次いで、この混
合物を回収アスファルトと放射性廃棄物が濃縮された残
液とに分離し、該回収アスファルトを放射性廃棄物の固
化に再利用することを特徴とする放射性廃棄物の処理方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9472184A JPS60238798A (ja) | 1984-05-14 | 1984-05-14 | 放射性廃棄物の処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9472184A JPS60238798A (ja) | 1984-05-14 | 1984-05-14 | 放射性廃棄物の処理方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60238798A true JPS60238798A (ja) | 1985-11-27 |
Family
ID=14117988
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9472184A Pending JPS60238798A (ja) | 1984-05-14 | 1984-05-14 | 放射性廃棄物の処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60238798A (ja) |
-
1984
- 1984-05-14 JP JP9472184A patent/JPS60238798A/ja active Pending
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