JPS60237434A - フイルムカメラおよび映写機のフイルム移送およびレジストレ−シヨン機構 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （発明の利用分野〉 この発明は、映画装置、カメラＪ３よび映写機のフィル
ム移送機構に関し、特に３５ｍｍフィルムではなく、６
５ｍｍフィルム等の広幅のフィルムを用いる映画装置に
関する。

（発明の背景） 従来のいわゆる「フォックスＪ　（ＦＯＸ）カメラ機構
は、フィルムの片側のパーフオレーションと係合する単
一のフィルム移送りローと、フィルムの他側あるいは両
側と係合するレジストレーションビンに特徴があった。

この単一クローカメラ機構は、３５　ａｍフィルムの移
送には有効であるが、６５〜７０　ａｍフィルムを用い
るカメラおよび映写機では問題であった。広幅のフィル
ムは、その厚さと幅の比、その広い幅と移送量の大きさ
のためにクローの係合とレジストレーションに問題を生
じ、さらにそのダブルサイズが、フィルム強度および他
の変形等のフィルムの物理的性質によって問題を生じ、
安定した移送ができないという欠点がある。６５〜７０
ｍｍの広幅のフ２ｒルムは、市販されており、このフィ
ルムは、マージンにパーフオレーションを有し、０．０
０３〜ｏ、ｏｏｅインチの厚さのアセテートあるいはマ
イラーベースの表面に０．０００８インチの厚さの写真
乳剤を有するものである。

（発明の解決しようとする問題点） この発明は、連続したフレームあるいは画面を露光して
形成するためにフィルムを間欠的にかき送りかつレジス
トレーションすることの可能な「フォックス」カメラ機
構を改良しようとするものである。このタイプの機構は
、アームを揺動させるクランク部材に関係するカムに特
徴がある。

この揺動するアームは、ピボットを有し、その半径は、
弧状のフィルムガイド通路と合致する弧に対応し、この
アームの端部は、前述のカムによってフィルムの片側の
パーフォレーションと径方向に出入づることによって係
脱するクローを有している。第２のカムが、フィルムの
他側あるいは両側のパーフォレーションと係脱する複数
のレジストレーションビンを有する。この二つのカムは
、単一のクランク部材に関して間隔を置いて配胃され、
一方のカムは、フィルムの片側のパーフォレーションと
整合し、他方のカムは、フィルム面と対面して、クラン
ク部材と軸受間に位置している。

これらの位置および関係は、カム上のクローアーム、レ
ジストレーションビン機構の位置、クローの調節および
レジストレーションビンの引っ込みなどの他の必要な構
成によって定められ、指示される。このタイプのカメラ
ｍ４ｆｉは、動作の信頼性および円滑さを得るために精
密に構成され、このために揺動する部材は、周囲のフレ
ームあるいは本体に必要な大きな支持重量に比して軽く
されている。後者に関しては、バランスについて困難性
があり、振動が常に問題となる。

上から下あるいはかき落し送りが映画フィルムでは、ご
く普通のやり方であり、その結果、横長の画面フォーマ
ツ］〜が、フーｒルム中に位置している。大きな投映ス
クリーンとワイド画面の発達で、３５　ｇフィルムの解
像ツノでは不満足なものとなり、６５〜７０　、ｍフィ
ルムの如きより大きなフォーマットが使用されるように
なっている。６５〜７０ｍｍフィルムは、上下にかぎ落
す場合は、４倍のフＡ−マット面積を有し、水平にかき
送るときは、８倍のフォーマット面積が得られる。例え
ば、ここで示されるフィルムの水平送りでは、フレーム
フォーマットは、約２インチＸ　２，７５インチである
。従ってここで開示されるカメラ機構の大きさは、通常
の３５＃の機構に対して比例的に大きく、２．７９９イ
ンチのクロー運動と、フレーム当り同徂のフィルム長の
レジストレーションを必要とし、４から１５パーフオレ
ーシヨンへと増加する。この発明は、広幅のフィルムが
、−フレーム毎に順次送られると共に位置決めされ、ア
クセス、調節、精度および信頼性についての全ての要求
に適合するようなカメラおよび映写機用の実用的なフィ
ルム送り機構を提供しようとするものである。

このフィルム送りｖｓ構は、カムによって制御される引
っ込みクローを保持する揺動送りアームについてフォッ
クス原理を用いるもので、パーフォレーション付フィル
ムの両側と係合し、移送中に与えられる駆動力をバラン
スさせるようにこの原理を用いることにこの発明の目的
がある。この発明によれば、フィルムの各側にカムによ
って制御される移送アームと引っ込みクローを用い、両
者間にトランスミッションを配置する。実際には、フィ
ルムのパーフォレーションの二つの対向する列と整合す
る二つのカムを露出させ、これに連動するクローをこの
パーフォレーションと係合させるトランスミッションハ
ウジングを設ける。１−ランスミッションハウジングは
、アンチ摩擦ベアリングに回転可能に保持されるプーリ
ー駆動のクランク軸を収容している。

上述した如く移送アームに中間トランスミッションを用
いることによって、上方のカムと下方のカムの大きな分
離およびこれを補う上方および下方の移送アーム間の大
きな分離が生ずる。この発明はまた、これらの二つの移
送アームのロックされ調節された整合を行なって、共通
のカム回転軸から偏心した共通軸上の独立したクランク
ビンと駆動的に係合するように動くことを保証しようと
するものである。この発明はまた、フィルムの縮みをも
許容し、フレームアパーチュアに関して正しいクロー位
置を保証する前述のロックされた整合にお【ブるこれら
の二つの移送アームのロックされたピッチ調節を提供し
ようとするものである。

これらの二つの調節およびロックの構成は、シフト可能
なピボットポストとカムを配置されたキャリッジに組み
込まれる。このピボットポストは、整合とビッヂ調節機
能のための独立したロックねじを備える分離可能でかつ
同心の部材からなる。

ピボットポスト、移送アームおよびそのクランク駆動部
材は、下方および（あるいは）フィルム移送の方向の片
側、フィルム露出アパーチュアの下方および（あるいは
）片側に片寄る。その結果、アパーチュア後方のスペー
スは、映写機において光の伝送のために開放され、ここ
で開示される如くカメラにおいては、他の機構を収容す
る。この発明は、上述の両方の用途のためにアパーチュ
アプレートの後方にこのスペースを確保し、レジストレ
ーションビンの連続的に同期した突出ど引っ込みを行な
う上述のトランスミッションに対してオフセット駆動を
用意することを目的とするものである。実際には、この
オフセット駆動は、アパーチュアプレートから後方に離
れて位置し、レジストレーションビンンは、フィルムの
底縁に沿って位置して、パーフォレーションと係合する
。この発明の目的は、レジストレーションビンを、フィ
ルムが露出されたとぎ各フィルムフレームの前方および
後方において係合させ、フィルムの積極的な長手位置お
よび上下位置を確保して、フィルム後方で真空バックプ
レートによって平面性を維持しようとするものである。

移送りロービンおよびレジストレーションビンの両方を
後退させることは、フィルムの装填、取り外しにとって
どうしても必要であり、このフィルムの装脱とは、もち
ろんカイト通路へのフィルムの挿入および除去を意味し
ている１、また、クロービンおよびレジストレーション
ビンのフィルム送りのための係合の確保は、この大きな
フィルムフレーマツトにおいては極めて重要であり、従
ってこのクロービンおよびレジストレーションビンのせ
ん断強度を倍あるいは倍以上にすることがこの発明の目
的である。この発明によれば、フォックス運動機構に比
べて、移送りロービンのせん断強度は、単一のクロービ
ンの４倍であり、この場合は、二対のクロービンであり
、レジストレーションビンのせん断強度は、両側のパー
フォレーションと係合する一対のビンの２倍である。こ
の発明は、長手方向に間隔を置いて配置された対をなり
ビンを用い、その間に露光されたフィルムが、レジスト
レーションのために平らな状態で伸びているようにする
ことが重要である。通常、クロービンあるいはレジスト
レーションビンのいずれかが、フィルムパーフォレーシ
ョンに係合するように突出し、レジストレーションビン
の引っ込みは、機構の回転位置決めによってクロービン
も引っ込んだときに行なわれる。

シャッター速度は、映画撮影において制御すべきファク
ターであり、現在の標準である毎秒２４゜４８フレーム
は、種々の手段の同期した回転、揺動および往復動によ
って得られる。大きな６５−７０ｍｍフィルムのための
このフィルム送りおよびレジストレーション運動の大き
さの故に、振動が考慮すべきファクターとなる。従って
、この発明の目的は、他の部材のカウンター運動を用い
て揺動および往復部材の運動をカウンターバランスさせ
ることにある。後述する如く、カウンターバランスアー
ムおよびウェイトが中間に配置されかつ移送アームの運
動に反対向きに揺動する。回転駆動は、レジストレーシ
ョンビンの往復動のカウンターバランスを助け、全ての
回転部材は、スムーズさと静かな動作のためにカウンタ
ーバランスされる。

（発明の概要） この発明は、平らなアバ−デユア部分と、第１の軸と同
心の接続方向に連続する弧状の移送部分からなるフィル
ムガイド通路を形成する手段を含むフィルムカメラおよ
び映写機のためのフィルム移送およびレジストレーショ
ン機構を提供するものである。一対の間隔を置いて配置
された移送アームが、前記第１の軸に関して揺動され、
前記ガイド通路中のフィルムの各々の縁部のパー７４レ
ーシヨンと整合するように配置され、アームの各々は、
フィルムの前記パーフォレーションと係合する少なく共
一つの引っ込みクロービンを有している。トランスミッ
ション手段が、移送アーム間に配置され、第１の軸に平
行な第２の軸上に配置され、フィルムガイド通路と第１
の軸の中間に位置する。トランスミッション手段は、第
２の軸上で回転し、移送アームの揺動を生じさせるよう
にこのアームと偏心的に結合されるシャットと、この移
送アームの第１の揺動部分中にフィルムのパーフォレー
ションと係合してフィルムを移送するようにクロービン
を突出させ、前記揺動の第２の部分である復帰中にクロ
ービンを引っ込めさせるカム手段とを有する。運動機構
はまた、フィルムのパーフォレーションと係合する少な
く共１個のレジストレーションビンを含むレジストレー
ション手段と、駆動手段によって駆動され、移送アーム
の揺動の第２の部分でフィルムとの係合とレジストレー
ションを行なうためにレジストレーションビンを突出さ
せるカム手段とを有する。

この発明のフィルム移送およびレジストレーション機構
は、従来技術であるフォックス運動機構の特徴のいくつ
かを有し、これに加えてアパーチュア面積で少なく共４
倍あるいは８倍のフィルムを移送し、レジストレーショ
ンづ゛ることができる。

単一クロービンとダブルレジストレーションビンは、６
５〜７０＃のフィルムを取扱うにはやや不適当であり、
単一クローの運動機構の非対称性は不適当性を実証して
いる。ここで述べるトランスミッションと移送りローの
関係およびそのためのオフセット駆動ａ構には、困難さ
が存在し、フィルムの両側でパーフォレーションと係合
可能な引っ込み式のクロービンを保持する幅広く間隔を
置いて配置された移送アームの調節可能にロックされる
整合にも困難さが残る。ロックされるピッチ調節は、最
早や店や研究室での作業ではなく、フィルムの縮みを補
正する簡単なカメラ調節である。間隔を置いたレジスト
レーションビンは、アパーチュアを横切るフィルムが、
長手方向であってかつ上下方向に平面性を有する如く保
持されるように働く。映写機における光の投写のために
アバ−デユアプレート後方に空間が確保され、移送アー
ムの揺動をカウンターバランスする。レジストレーショ
ンビンは、必要なときに引っ込められ、フィルムガイド
通路は、決して傷つけられない。ここで開示される構成
によれば、広幅の６５〜７０ｍｍフィルムの精密なレジ
ストレーションおよび移送が、フィルムに過剰の摩擦と
損傷を与えることなく実行される。

（実　施　例〉 以下、添付の図面に示す実施例に基づいてこの発明の詳
細な説明する。

図面において、この発明による協同手段が、フィルム移
送およびレジストレーション運動ＩａＭＩＪとして、平
らで水平に配置された大さな質量のベースＦに取り付け
られている。フィルムは通常、供給リールから、カメラ
あるいは映写機の機構を介して巻取リールへと下方へ引
き出され、この場合、フィルムの前進は、［プルダウン
−１と呼ばれる。

しかしながら、この発明によれば、フィルムは、機構の
一方の側から他の側へ引かれ、この場合フィルムの前進
は、「プルアクロスＪと呼ばれる。

この水平なフィルム移送は、画像）Ａ−マット面梢を８
倍にすることによって光学的な解像力に優れているとい
う利点を有する。ここて開示されるカメラ機構は、横へ
の移送のために水平に配置されている。しかしながら、
従来の上下方向の「プルダウン」配置を用いることがで
きることは明らかである。従って、ベースＦは、ここで
示す如く水平に配置される部材である。

この移送およびレジストレーション機構は、通常、フィ
ルムガイド手段Ｇ１フィルムを前進させるためにフィル
ムの縁部のパーフォレーションと係合するタロービンを
保持づ−る間隔を置いて配置された移送アーム１４から
なる移送手段Ａ、移送アーム間に配置され、アームを揺
動させるためにクランク軸を回転させるトランスミッシ
ョン手段Ｔ１クランク軸の両側にあって引っ込みクロー
を突出させるカム手段０１間隔を置いて配置された移送
アームを整合させる整合手段Ｂ１、移送アームのピボッ
トを位置させるビッヂ調節手段Ｂ２、手段Ｂ１とＢ２の
ためのロック手段り、１〜ランスミッション手段Ｔを回
転させるためのオフセット駆動手段Ｄ１露光のためフィ
ルムを係止し、移送のためフィルムを解除するためにフ
ィルムのパーフォレーションを貫通するレジストレーシ
ョンピンを保持プるキ【７リツジからなるレタストレー
２３２手段Ｒ１フィルムから手段Ｒを引き抜くレジメ１
〜レーション手段の引き抜き手段ト（および移送アーム
１４の揺動に対応するカウンターバランス手段Ｆからな
る。個々の構造をなす要素および部材については、以下
に関連づけて説明する。

フィルムガイド手段Ｇは、通常の形式と形状のものであ
るが、上部および下部の移送アームおよびこれらのアー
ムから突出する引っ込みクローと協同する必要があり、
ざらに後述するように間隔を置いて配置されたレジスト
レーションピンと協同する構成をとる必要があるところ
が異なる。ガイド手段Ｇは、ベースＦにより支持されか
つ上下に配置された二つの横断方向のプレート１１と１
１′ににって形作られるフィルムガイド通路からなる。

フィルム移送は、図面の右から左に行なわれるように示
され、カイト手段Ｇは、アバ−デユア部分と、移送部分
とを有する。図示の如く、アパーチュア部分は、水平に
配置された矩形アバ−デユア１０についてフィルムの平
面性を保つＪ：うに、またカメラにおけるフィルムに対
重る平らなバックアップ部（図示せず）を右するレジス
トレーションプレートの平面部分についてフィルムの平
面性を保つように平らである。移送部分は、アパーチュ
ア部分の側方から接線方向に連続し、レジストレーショ
ンプレート１１から後方に離れて位置する垂直軸りに関
して平面でみて弧状をなし、この弧状部分は同心である
。レジス［〜レーションプレー１〜１１の弧状の移送部
分は、スロット１２．１３を有し、レジストレーション
ピン１１の外側の周縁曲線部分とほぼ同一高さの末端部
を有する上下の移送アーム１４の端部を収容する。アパ
ーチコアプレート１１′は、レジストレーションプレー
ト１１上に同様の広がりをもって配置され、これらの間
に均一な空間を形成してフィルムガイド通路となし、図
示の如くアパーチ１ア１０がこれを貫通して形成される
。

ガイド通路は、６５〜７０ｍｍフィルムを受け入れる幅
を有し、アバ−デユアは、２×２　インチの大きさを有
する。フィルムの上方および下方の縁部の１５個のパー
フォレーションが、連続する各フレーム間に小さな間隔
を置いて２　インチの寸法に配列されている。カメラの
フィルムが６５＃のとぎ、これからプリントされ音声ス
トリップを有する映写フィルムの幅は、７５ＢｔＢであ
る。

この発明によれば、移送手段Ａは、間隔を置いて配置さ
れた上方および下方の移送アーム１４からなり、これら
の間に、側方に段部を有する駆動手段りにより回転され
るトランスミッション手段Ｔが位置する。移送アーム１
４は、軸りを回転中心とし、この軸りは、ピッチ調節手
段Ｂ２により移動可能である。二つのアーム１４は、は
ぼ同様の構成かあるいは同一の構成を有する。

アーム１４の各々は、アンチ摩擦スリーブ１６（１６′
）を内部に保持する筒状のハブ１５によって担持されて
おり、このアームとハブは、一体内にｒＬＪ形の部材を
形成している。第５図に示す如く、下方のアームは、筒
状のピボットポスト１７と係合し、このポストのハブは
上方に突出しかつそのアンチ摩擦スリーブ１６は、この
ポストについて自由に回転可能であり、また上方のアー
ムは、下方のアーム上に位置して、そのハブは下方に突
出し、二つのハブ１５の対向する端部１８は、摩擦係合
している。

整合手段Ｂ１については、下方のアーム１４のピボット
軸りどなるポスト１７は、後述する如く手段Ｂ２の調節
アーム２１と一体であり、上方のアーム１４のハブ１５
は、ポスト１７の実質的な延長である筒状のピボット１
９と係合し、このハブ１５はまたハブ内のアンチ摩擦ス
リーブ１６′の回りを自由に回転する。二つのアーム１
４の軸は、状況に応じて偏心するように調節できるよう
にしてもよい。ピボットボスト１１とピボット１９の対
向する端部２０は、摩擦係合し、下方アームのハブ１５
は、調節アーム２１によって支持され、上方アームのハ
ブ１５は、筒状のピボット１９のフランジ２２によって
抑制されている。これらの別個のピボット配置の目的は
、二つの広い間隔をもって配置されたアーム１４の整合
（偏心が必要である）を不完全であるかあるいは幾分か
ずれてはいるが可能にすることであり、フランジ２２と
係合可能な手動で回転可能のフランジ２４を有し、接触
するハブ１５の端部を互いに係合するようにクランプづ
−るクランプチューブ２３によってこれが行なわれる。

クランプチューブ２３は、ポスト１７とねじ係合し、そ
の内部には、ラフな調節の自由度を有するロック手段り
が収容されている。

整合手段Ｂ１のクランプチューブ２３は締め付けられて
、このとき、上方および下方のアーム１４は、互いに整
合しかつフィルムの両縁部のパーフオレーションと正確
に整合する。

ピッチ調節手段Ｂ２は、筒状のピボットボスト１７を担
持するアーム２１を有し、アーム２１は、手段Ｇのフィ
ルムガイド通路に平行にベースＦ上を摺動可能に保持さ
れている。手段Ｂ２は、レジストレーションプレート１
１上あるいはこれに沿って移送されるフィルムの横方向
への運動に対して、軸虹の位置を調整するために設りら
れる。従って、調節アーム２１の適切な位置決めのため
に、横方向の調節手段２５およびラフな調節手段２６が
設けられる。横方向の調節手段２５は、手段Ｇのレジス
トレーションプレート１１のアパーチュア部分とフィル
ム通路に平行にベースＦについて移動可能なアーム２１
の取り付けどポットからなる。調節手段２５は、ベース
Ｆに横方向のスロットを有し、肩部を有するベアリング
２８を保持するねじと係合する摺動ナツト２７を有する
。ラフな調節を行なう手段２６は、軸３１に配置したカ
ム３０（第１１図）を有し、これは、ベースＦによって
支持されたブラケット３２内を回転可能であり、このカ
ムは、調節アーム２１の前側と係合可能であって、これ
をレジストレーションプレート１１に関して位置決めし
、必要に応じてピボットボスト１７の軸ａを位置決めす
る５、アーム２１の調節位置は、アーム２１を貫通する
大きな穴を用いて働くファスナーによって保持されるば
ねワッシャーの如き１′！ｉ！擦手段２９によって維持
される。

ロック手段Ｌ（第５図）は、ラフ調節手段Ｂ２を確保し
、整合手段Ｂ１によって保持されるピボット１９とピボ
ットボスト１７とを位置決めする。図示の如く、手段Ｂ
２は、収容体である筒状のピボットボスト１７と筒状ピ
ボット１９内に隙間をもって起立する剛体からなる中央
アンカーボスト３３を有し、フランジ２４の上部に載る
手動回転ヘッドを備えるクランプねじ３４を有する。ク
ランプねじ３４は、ボスト３３とねじ係合し、アーム２
１とピボットボスト１７をレジストレーションプレート
１１に関しての調節位置にロックする。

移送アーム１４の各々は、カム手段Ｃのカム３５上を揺
動するためにそのハブ１５から径方向に突出し、このカ
ムからクランクビン３６が、アームを揺動させるために
突出している。図示の如く、上方および下方のカム３５
が、レジストレージコンプレート１１内のスロット１２
および１３と整合し、上方のアーム１４は、上方のカム
３；）上に位置し、下方のアームが下方のカム３５上に
位置している（第３図）。これらのカム３；）は、アー
ム１４に密接し、これらのアームは、カム３５に向かう
内側をオープンし、スライド３８が動作するガイドロッ
ド３１を露出している「オープンボックス」断面を有し
ている。スライド３８は、クランク軸３９に関して偏心
しているクランクビン３Ｇと回転可能に係合しかつこれ
によって駆動され、このクランクビン３６は、前進モー
ドにおいて時計方向に回転し、この回転中心ｐ−は、軸
ａとレジストレーションプレート１１の垂直面に平行で
あってかつこれらの間に位置する。クランクビンは、上
下のカム３５の共通な軸から突出するので、上方および
下方のアームに与えられる運動は同一である。

この発明によれば、一対の引っ込みクロービン４０が、
上下の移送アーム１４に配置され、カム３５の動作でフ
ィルムの各側縁のパーフオレーションの隣接する対と係
合する。図示の如く、クロービンガイド４１が、アーム
ボックス部分から突出し、スロット１２．１３の各々お
よびそのカム３５と整合する。

一対のクロービン４０が、引っ込みケージ４３と一体で
ありかつその外端から突出し、このケージ４３は、軸り
から径方向に突出するガイド４１に摺動自在に保持され
ている（第７図）。ケージ４３は、少なく共一つの、好
ましくは一対の細長い室を有し、この室は、ガイド４１
およびカバー４１に圧入されたビンに対して取り（＝ｊ
　ｔプられた一対の圧縮のばね４４を配置している。二
つのばね４４は、高速のフレーム速度での加速力に打勝
つように構成されている必要がある。ばね４４は、室の
内端と係合して、ケージ４３とこれに一体のクロービン
４０をカム３５によって制御される引っ込み位置に付勢
している。図示の如く、二つのカムは、後述する如くレ
ジストレーションビンが引っ込められている状態でフィ
ルム送りの間クロービンを突出させるために同じの大き
なカム突出部分に関して対称であり、後述する如くレジ
ストレーションビンが突出している状態でフィルムレシ
ス［−レーションの間クロービンのばね付勢による引っ
込みのための凹部に関して対称である。実際のところ、
フィルム移送アームは、必要に応じて正転モードでも逆
転（差戻し）モードでも動作可能である。

トランスミッション手段Ｔにおいて、円筒形であること
が好ましいハウジング４５は、クランクビン３６により
スライド３７を駆動するために移送アーム１４の内側に
隣接する上下のカム３５を露出さぜる如くベースＦに取
り付けられている（第３図）。

ハウジング４５は、クランク軸３９を収容しこの軸は、
歯車等の形で中間に配置されたトランスミッション駆動
手段により上下のアンチ摩擦ベアリング４６に関して回
転する（第６図）。好ましくは、トランスミッション駆
動手段は、歯付プーリ５０を作動させる可撓性の歯（−
１ベルト４９であり、このベルトは、後述づ−るオフセ
ット駆動手段りから突出している。上方の移送アームと
同様に下方の移送アームの揺動を可能とするために、ハ
ウジング４５は、一つあるいは複数の脚部４７（第３図
および第９図）上に支持され、その間を下方のアーム１
４が、必要な弧を描いて自由に移動する。ハウジング４
５は、一対のノツチを有し、これを通って歯付ベルトが
駆動手段により作動される。トランスミッション手段Ｔ
とカム手段Ｃは、固定的に位置する軸す上で作動する。

この発明の特徴は、軸り−に対して側方に間隔を置いて
配置され、レジストレーションプレート１１の後方にあ
りかつアパーチュア１０、すなわちカメラのバックアッ
ププレートの中心に位置する固定の軸９−に関して作動
するオフセット駆動手段りにある。第４図に示す如く、
駆動手段りは、モーター（図示せず）によって駆動され
かつ前述のプーリ５０と同一のピッチ直径と歯数の歯付
の駆動プーリ５３を作動する駆動軸５２からなる。駆動
ベルト４９は、バックラッシュを除去するように二つの
プーリ間にかけられて、軸すとＣでの回転運動は正確に
同期する。駆動軸５２は、アンチ摩擦ベアリング５５に
よってベースＦにハウジングを介して保持され、上部の
ベアリング５５と歯付プーリ５３の間にレジストレーシ
ョンカム５６を保持している。クランクビン５７は、プ
ーリ５３の上面から突出して後述するカウンターバラン
ス手段Ｅを動作させる。移送手段へのカム３５とクラン
クビン３６は、カウンターバランス手段［のレジストレ
ーションカム５６とクランクビン５７とに同期して動作
する。

レジストレーション手段Ｒは、クロービン４０によって
所定位置に移送されたフィルムフレームの各々を捕え、
正確に位置決めするために設（〕られる。図示の如く、
レジストレーションビン６１と６２は、画面フォーマッ
トの外側で下方の縁部に沿ってパーフォレーションを貫
通するように設けられる。この発明によれば、二つの広
い間隔を置いたレジストレージコンビン６１と６２の対
が設けられ、ビン６１の一つの対が、レジストレーショ
ンプレート１１のアパーチュア部分の入口側に位置し、
一対のビン６２は、レジストレーションプレートのアパ
ーチュア部分の出口側に位置する。実際には、入口側の
ビン６１は、パーフォレーションを完全に満たすフルサ
イズのビンであり、出口側のビン６２は、フィルムの伸
縮を可能とするように、フィルムの長手方向に沿って示
される水平方向に小サイズである。レジストレーション
ビン６１および６２の各々のビンは、隣のパーフォレー
ションに係合するように間隔を置いて配置されていて、
ビン６１および６２の８対は、画面フォーマット２　イ
ンチの長さを受け入れるように１５パーフオレーシヨン
離れている。レジストレーションビンは、連続するフレ
ームで同じパーフォレーションと２度係合しないように
７バ一チユア開口１０から外れている。レジストレーシ
ョンビン６１と６２は、レジストレーションプレート１
１に直角に配置される軸に平行であり、ベースＦに固定
されたガイドブラケツ１−６３と６４内を摺動可能であ
る。

レジストレーション手段Ｒは、アパーチュア１０後方に
中心を有する駆動軸５２に担持されたレジストレーショ
ンカム５Ｇによって駆動される（第４図）。レジストレ
ーションビン６１および６２は、共に往復動され、二つ
の対のレジストレーションビン間に配置され、かつこれ
らとしっかりと固定されたキャリッジ６５（第１０図）
と一体化される。このキャリッジは、画面フォーマット
の下端あるいはその下方に配置される。従って、アパー
チュア１０後方の空間が、光の投映のために空けられる
。図示の如く、キャリッジは、その頂部にピボット６６
を有するトラス形状をなし、このピボットは、カム５６
の制御溝に係合するフォロワー６８を有する駆動リンク
６７を担持している。駆動リンク６７は、軸虹上のピボ
ット７０から突出し、フォロワー６８の軸上の駆動リン
クにピボットされたアーム６９によって安定化され、こ
れによって、制御溝７１の半径方向の変位は、レジスト
レーションビンをフィルム係合位置に出入させるように
駆動する。制御カム溝７１とフォロワー６８は、レジス
トレーションビン６１および６２の貫入と退出のための
運動を生じさせる。

レジストレーションカム５６に対するクランクビンと移
送カム３５の時間的関係は、レジストレーションビン６
１と６２の引っ込みが行なわれたとき、移送りロービン
４２がフィルムを移送するためにパーフォレーションと
係合する。また、クロービン４２の引っ込みが行なわれ
たとき、レジストレージコンピン６１および６２が、フ
レーム固定と画面露光のためにパーフォレーションと係
合する。図に示す如くカム３５と５６は、これらの機能
を果す。

レジストレーションビン引っ込め手段Ｈは、カム５７の
回転位置の如何にかかわらず、パーフｔレーションから
レジストレーションビンを引っ込めるように設けられる
。図示の如く、ピボット７０と軸（は、制御リンク７２
によって移動可能であり、これによって１ｌｌｄと制御
カム溝７１の距離を長くする。制御リンク７２は、固定
軸ｅにおいてベース［に枢着され、手動で解除可能なス
トッパー７３（第１３図）によって動作位置から移動さ
れる。中心に配置されたキャリッジ６５と関節形のリン
クは、フィルムレジストレーションとフィルム送りを交
互に行なう作動モードを有し、装填と取り外しのための
完全なレジストレーションビンの引っ込みと引続くフィ
ルムの解除を行なう動作モードを有づる。

カウンターバランス手段Ｅは、上述した移送ノ′−ム１
４の揺動を打消す如く設けられている。この発明によれ
ば、同じ角速度で同期して動作する被駆動クランク軸３
９と駆動軸５２の回転段付軸ｐ−と９−が設けられる。

従って、クランクビン３６と５７は、互いに反対方向に
動くように軸３９と５２によって位置させられ、その際
、これらの軸は、クランクビン３６を回転して移送アー
ム１４を揺動し、クランクビン５７を回転してカウンタ
ーバランスアーム７５を移送アーム１４に対して反対に
揺動する（第１図と第２図を比較せよ）。図示の如く、
アーム７５は、間隔を置いて配置された上下の移送アー
ム１４の水平移動の中間の水平面内に位置し、レジスト
レーションプレート１１に密接するピボットポスト７６
に保持されている。カウンターバランスアーム７５は、
駆動プーリ５３の上面に位置し、ガイドロッドを露出す
る下向きに「オープンボックス」の断面を有し、このロ
ッドに沿ってスライド７８が動作する。

スライド７８は、トランスミッション軸りに平行でかつ
これから離れた位置にある軸Ｃに関して時計方向に回転
覆るクランクビン５７と回転可能に係合する。従って、
カウンターバランスアーム７５の運動は、移送アーム１
４の運動に対抗し、その質量の移動を打消す。カウンタ
ーウェイト７９が、必要に応じてアーム７５に取り付け
られる。

以上述べた如く、このフィルム移送およびレジストレー
ション機構が、映画の産業に用いられる６　５　ｍｍお
よび７０ｍｍフィルムである広幅で大きなフォーマット
のフィルムを移送しかつレジストレーションするのに如
何に効果的に働くかが明らかである。この移送とレジス
トレーションの両りは、フィルムに損傷を与えることな
く、正確なフレーミングを可能とし、必要な全てのフィ
ルム速度で実行される。これらの機構は、清掃と修理の
ために容易に取り外すことができ、処理することができ
、移送アームの整合とピッチ調整が容易である。−ヒ方
および下方のアームの構成は、中間にトランスミッショ
ンを設けることによって可能となり、またレジストレー
ションビンとカウンターバランスアームを直接駆動して
移送アームの運動を打消すようにするオフセット駆動軸
から側方に伸びる歯付ベルトを用いることによって可能
となる。

以」−１好ましい実施例についてのみこの発明は説明さ
れたが、この発明はこれらの実施例の詳細に限定される
ものではなく、この発明の技術思想に含まれる種々の変
形、修正を行なうことができるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は、フィルム移送のためクローが係合位置にある
広幅フィルムの移送およびレジストレーションＩａ構の
平面図、 第２図は、フィルム露光のためにレジストレーション状
態にある機構の平面図、 第３図および第４図は、第１図の３−３線および４−４
線に示される方向からみた移送およびレジストレーショ
ン手段の断面図、 第５図は、第３図の５−５線に冶ってみｌζ整合および
ピッチ調節手段の拡大詳細断面図、第６図は、第２図の
６−６線に沿ってみたトランスミツ２１２手段の断面図
、 第７図は、第３図の７−７線に沿ってみた拡大群■破断
図、 第８図は、移送されレジストレーションされるフィルム
およびフォーマットの平面図、第９図は、第３図の９−
９線に沿ってみた平面断面図、 第１０図は、第４図の１０−１０線に沿ってみた平面断
面図、 第１１図は、第１図の１１−１１線に沿ってみた破断断
面図、 第１２図は、第１１図の１２−１２線に沿ってみた拡大
詳細断面図、 第１３図は、第１０図の１３−１３ｔｌＡに沿ってみた
拡大詳細断面図、 第１４図および第１５図は、レジストレーションビンお
よびクロービンと係合するときのフィルムのパーフォレ
ーションの拡大破断図、 第１４図は、画面フォーマットの入口側においてはレジ
ストレーションビンが完全に充填係合し、画面フォーマ
ットの出口側では、長手方向に隙間をもって係合する状
態を示し、 第１５図は、クロービンが周囲の全てに僅かな隙間を有
する状態を示すものである。 Ｆ・・・ベース　Ａ・・・移送手段 ■・・・トランスミッション手段 Ｃ・・・カム手段　Ｂ１・・・整合手段Ｂ２・・・ピッ
チ調節手段　Ｌ・・・口・ンク手段Ｄ・・・オフセット
駆動手段 Ｒ・・・レジストレーション手段 １（・・・引きＪ友き手段 Ｅ・・・カウンターバランス手段 １０・・・アパーチュア １１、１１’　・・・レジストレーションプレート１４
・・・移送アーム　ａ、ｂ、ｃ・°°軸３９・・・クラ
ンク軸　４０・・・クロービン５Ｇ・・・カム手段 ６１、６２・・・レジストレーションビン図面／）ゆ書
（内容に変更なし） メ３＾；ノｌ　ノアｚｃ＝−ノ２゜ 、ＦＩ（）４゜ 手続ネ…正書　（方　式） 特許庁長官　殿　昭和６０年６月６日 １、事件の表示　いも 特願昭６０−１７７００号 ２、発明の名称 フィルムカメラおよび映写機のフィルム移送およびレジ
ストレーション機構 ３、補正をする者 事件との関係　特許出願人 住　所　カナダ国　オンタリオ州　トロント　イサベラ
ストリート３８ 名　称　アイマックス　システムズ　コーポレーション
４、代理人 東京都港区六本木５丁目２番１＠ 昭和６０年５月８日　（発送日　昭和６０年５月２８日
）６、補正により増加する発明の数　な　し７・？ｉｌ
Ｉ″Ｅ（７）対９　■・５任状５訪図面　、ぐ゛ｊ７コ
＼、８、補正の内容 １）願書を添付の通り補正します。 ２）委任状を補充します。 ３）図面を墨入れ図面に補正しまず。 ９、添付書類 １）訂正願書　正　副　各１通 ２）委任状および同訳文　各１通 ３）図面　１通

Claims (17)

【特許請求の範囲】
1. （１）　フィルムカメラおよび映写機のフィルム移送お
   よびレジストレーション機構において、平らなアパーチ
   ュア部分と第１の軸（ａ　”）に揺動中心を有する接線
   方向に連続する弧状の移送部分を含むフィルムガイド通
   路を形成する手段（１１，１１’　）と、前記第１の軸
   （ａ）を中心に揺動し、前記ガイド通路内においてフィ
   ルムの周縁のパーフォレーションと係合するように位置
   し、その各々がフィルムのパーフォレーションと係合す
   る少なく共１個の引っ込みクローピン（４０）を担持す
   る一対の間隔を置いて配置された移送アーム（１４）と
   、移送アーム（１４）間に配置され、前記第１の軸＜ａ
   　）に平行な第２の軸を回転中心としかつフィルムガイ
   ド通路と前記第１の軸＜ａ　＞の中間に位置するトラン
   スミッション手段（Ｔ＞であって、前記第２の軸（ｂ）
   を回転中心とし、前記アームの揺動を生じさぜるように
   前記アーム（１４）と回転中心を異ならせて係合される
   軸（３９）と、フィルム移送のために移送アーム（１４
   ）の前記揺動の第１の部分においてはフィルムのパーフ
   ォレーションと係合するように前記クローピン（４０）
   を突出させ、前記揺動の第２の部分においては前記ビン
   （４０）の引っ込みを可能とするカム手段とからなるト
   ランスミッション手段（Ｔ）と、第２の軸（ｂ）から側
   方に離れて位置する第３の軸（Ｃ）に配置され、前記移
   送アーム（１４）間のトランスミッション手段（Ｔ）に
   係合されてアーム（１４）の前記揺動を生ぜしめる駆動
   手段（Ｄ）と、および、フィルムのパーフォレーション
   と係合する少なく共１個のレジストレーションビン（６
   １，６２）、駆動手段＜Ｄ＞によって駆動され、移送ア
   ーム（１４）の揺動の前記第２の部分にａ３いてフィル
   ムと係合しかつレジストレーションを行なうようにレジ
   ストレーションビンを突出さＵるカム手段からなるレジ
   ストレーション手段（Ｒ）とから椙成される機構。
2. （２）　ラム幅フィルムを用いるフ、ｆルムカメラおよ
   び映写機のフィルム移送およびレジストレーション機構
   において、直角に起立するレジストレーションプレート
   （１１）を有するベースＦであって該プレート（１１）
   は、平らなアバ−デユア部分と、後方に位置し、ベース
   （Ｆ）に直角の第１の軸（ａ　）に中心を有する接続方
   向に連続する弧状の移送部分からなり、ざらにこのプレ
   ート（１１）上に位置し、これを補う形状を有し、パー
   フォレーション付の周縁を有するフィルムのガイド通路
   を形成するようにプレー１−（１１）から離れているプ
   レート（１１’　）を備えるベースＦと、前記第１の軸
   （ａ　＞に揺動中心を有し、フィルムのパーフォレーシ
   ョン付周縁と各々整合し、フィルムと係合する少なく共
   １個の引っ込みクロービン（４０）を担持する一対の間
   隔を置いて配置された移送アーム（１４）と、移送アー
   ム（１４）間に位置し、前記第１の＠（ａ）に平行な第
   ２の軸（ｂ）に取り付けられかつレジストレーション（
   １１）と前記第１の軸（ａ　）の中間に位置するトラン
   スミッション手段（Ｔ）であって、前記第２の軸（ｂ）
   に関して回転可能であり、クランクビン（３６）を備え
   ると共にこの各々が前記アーム（１４）の対の揺動のた
   めに移送アーム（１４）の１つと係合可能であるように
   したクランク軸（３９）と、各々前記一対の移送アーム
   （１４）の１つと密接し、移送アーム（１４）の第１の
   揺動中にフィルムと係合して移送するために少なく共１
   個のタロービン（４０〉を突出させ、アーム（１４）の
   第２の揺動中にクロービンを引っ込めるような形状を有
   する一対の間隔を置いて配置されたカム（３５）とから
   なるトランスミッション手段と、第２の軸（ｂ）から側
   方に離れて位置する第３の軸（Ｃ）に取り付けられ、移
   送アーム（１４）間で１〜ランスミッション手段（Ｔ）
   に係合されてこれを揺動させる駆動手段（Ｄ）、および
   、フィルムのパーフォレーションと係合する少なく共１
   個のレジストレーションビン（６１゜６２）、駆動手段
   （Ｄ＞により駆動され、先立つ移送アーム（１４）の第
   １の揺動でのフィルム移送に続いて移送アーム（１４）
   の第２の揺動中にフィルムと係合してレジストレーショ
   ンを行なうためにレジストレーションビン（６１，６２
   ＞を突出させる形状のカム（５６）からなるレジストレ
   ーション手段（Ｒ）により構成した機構。
3. （３）　前記移送アーム（１４）を各々独立して設けて
   、前記第１の軸（ａ）に個々に配置し、移送アーム（１
   ４）の対を互いに整合させかつレジストレーションプレ
   ート（１１）の移送部分に整合させる整合手段（Ｂ１）
   をさらに設けたことを特徴とする特許請求の範囲第１項
   または第２項記載のフィルム移送およびレジストレーシ
   ョン機構。
4. （４）　整合手段（Ｂ１）が、下方の移送アーム（１４
   ）を回転可能に担持する筒状のピボットポスト（１７）
   と、上方の移送アーム（１４）を回転可能に担持する筒
   状のピボット（１９）とからなり、さらに筒状のピボッ
   ト（１９）内に隙間を持って配置され、筒状のピボット
   ポスト（１７）とねじ係合するクランプ筒（２３）であ
   ってピボットポスト（１７）に接触係合するようにピボ
   ット（１９）と係合してクランプする回転可能なヘッド
   を備えるクランプ筒（２３）を設けたことを特徴とする
   特許請求の範囲第１項から第３項のいずれか１項記載の
   フィルム移送およびレジストレーション機構。
5. （５）　ピッチ調節手段（Ｂ２）が、レジストレーショ
   ンプレート（１１）のアバ−デユア部分に関して横断方
   向にかつレジストレーションプレート（１１）の移送部
   分付近に前記第１の軸（ａ　）を位置決めするようにし
   たことを特徴とする特許請求の範囲第１項から第４項の
   いずれか１項記載のフィルム移送およびレジストレーシ
   ョン装置。
6. （６）　ピッチ調節手段（Ｂ２）が、前記第１の軸＜ａ
   　＞にピボットを担持する摺動可能な調節アーム（２１
   ）からなり、さらに調節アーム（２１）を位置決めする
   ための横断方向の調節手段（２５）および調節アーム（
   ２１）を位置決めするためのラフな調節手段り２６）を
   設けたことを特徴とする特許請求の範囲第５項記載のフ
   ィルム移送およびレジストレーション装置。
7. （７）　ピッチ調節手段（Ｂ２）が、ビボットボスト（
   １７）担持する調節アーム（２１）を有し、調節アーム
   （２１）を揺動可能に担持する調節可能なピボット手段
   （２５）を設けて、横断方向に位置決め可能となし、ざ
   らにレジストレーションプレーｉ〜（１１）の移送部分
   から調節アーム（２１）を離隔させる調節可能な位置決
   め手段（２Ｇ）を設けたことを特徴とする特許請求の範
   囲第５項記載のフィルム移送およびレジストレーション
   機構。
8. （８）　ロック手段（Ｌ）が、ピボットポスト（１７）
   に対して隙間を有して調節アーム（２１）から起立する
   剛体のアンカーポスト（３３）であって、このアンカー
   ボスト（３３）に対して部材を係合させる手動的に係合
   可能なヘッドを有するクランプねじ（３４）とねじ係合
   するアンカーボスト（３３）を設けたことを特徴とする
   特許請求の範囲第２項から第７項のいずれか１項記載の
   フィルム移送およびレジストレーション機構。
9. （９）　トランスミッション手段（Ｔ＞が、移送アーム
   （１４）間の第２の軸（ｂ）に配置されたハウジング（
   ４５）を有し、このハウジングは、ベース（Ｆ）に支持
   されると共に、間隔を置いて配置された移送アーム（１
   ４）を作動させるように露出されたクランクビン（３６
   ）とカム（３５）を備えるクランク軸（３９）を回転可
   能に担持づるベアリング（４６）により支持されるよう
   にしたことを特徴とする特許請求の範囲第１項から第８
   項のいずれか１項記載のフィルム移送およびレジストレ
   ーション機構。
10. （１０）　クランクビン（３Ｇ）とカム（３５）の各々
    が、上方および下方の移送アームの各々の内部に露出さ
    れるようにしたことを特徴とする特許請求の範囲第９項
    記載のフィルム移送およびレジストレーション機構。
11. （１１）　前記ハウジング（４５）が、前記移送アーム
    （１４〉の一つを包囲する脚部（４７）によりベース（
    Ｆ）に支持されていることを特徴とする特許請求の°範
    囲第９項または第１０項記載のフィルム移送およびレジ
    ストレーション機構。
12. （１２）　第３の軸（Ｃ）上の駆動手段りが、間隔を置
    いて配置された移送アームの間の運動面の中間に配置さ
    れた第２の軸（ｂ）上のトランスミッション手段（Ｔ）
    に結合されていることを特徴とする特許請求の範囲第１
    項から第１１項のいずれか１項記載のフィルム移送およ
    びレジストレーションビン。
13. （１３）　第３の軸（Ｃ）上の駆動手段（Ｄ）が、レジ
    ストレーションプレート〈１１）のアパーチュア部分の
    後方に間隔を置いて配置されたことを特徴とする特許請
    求の範囲第１項から第１１項のいずれか１項記載のフィ
    ルム移送およびレジストレーション機構。
14. （１４）トランスミッション手段（Ｔ＞が、ベース（Ｆ
    ）に支持されると共に移送アーム（１４）間に位置する
    第２の＠（ｂ〉に配置されたハウジング（４５）からな
    り、このハウジング（４５）が、間隔を置いて配置され
    た移送アーム（１４）の運動面間に駆動プーリ（５０）
    を回転可能に担持するベアリングを備え、その際この駆
    動手段が、第３の軸（Ｃ）上の駆動軸とプーリ（５３）
    からなり、トランスミッションプーリ（５０〉と整合さ
    れかつ結合されるようにしたことを特徴とする特許請求
    の範囲第１項から第１３項のいずれか１項記載のフィル
    ム移送およびレジストレーション機構。
15. （１５）　前記プーリ（５０，５３）が、歯付ベルト（
    ４９）と係合する歯付プーリであることを特徴とする特
    許請求の範囲第１４項記載のフィルム移送およびレジス
    トレーション機構。
16. （１６）　レジストレーション手段（Ｒ）が、画面フォ
    ーマットの入口側における一対のレジストレーションビ
    ン（６１）と画面フォーマットの出口側における一対の
    レジストレーションビン（６２）からなり、第１の前記
    レジストレーションビン〈６１）が、隣接する一対のパ
    ーフォレーションを完全に占有し、第２の前記レジスト
    レーションビン（６２）が、隣接する一対のパーフォレ
    ーションの高さを完全に占有すると共に長手方向に隙間
    を与えるように幅が小さくなっているようにしたことを
    特徴とする特許請求の範囲第１項から第１５項のいずれ
    か１項記載のフィルム移送およびレジストレーション機
    構。
17. （１７）　駆動手段（Ｄ＞が、トランズミッション手段
    のクランク＠（３９）とビン（３６）と反対の方向であ
    ってかつ同一の角速度で動作する偏心したクランクビン
    〈５７）を含み、移送アーム（１４）の対の運動に対抗
    して揺動するカウンターバランスアーム（７５）を設け
    たことを特徴とする特許請求の範囲第１項から第１６項
    のいずれか１項記載のフィルム移送およびレジストレー
    ション機構。