JPS60236742A - 断熱板 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、冷蔵庫、冷凍プレノ・ブ、冷凍ショーケース
等に用いられる断熱板に関するものである。

従来例の構成とその問題点 第１図及び第２図は従来の断熱板を示しておシ、以下に
この従来例の構成について図を参考に説明する。

図において、１は断熱板であシ、プラスチックスラミネ
ートフィルム等よりなる袋２内に発泡プラスチックス、
発泡セラミックス、粉体圧縮成形品等よシなる多孔質゛
成形板３が収容され、前記袋２内部を０．１Ｔｏｒｒ以
下まで減圧して形成している。

しかしながら、前記従来例においては、多孔質成形板３
に袋２が密着し、断熱板１０角４に、袋２の引張り応力
が集中するため、角４の部分で袋２が破れ易い。また、
角４の部分に袋２のシワ６か集中的に発生する。シワ５
の稜線において、袋２は鋭角的に折り曲げられるだめ、
袋２に微小な割れが発生し易い。従って、断熱板１０角
４の部分において、袋２が破損し易く、袋２内部の真空
を保持できないため、断熱板１の断熱性能を損なうとい
う欠点があった。

発明の目的 本発明は、上記従来例の欠点を除去するものであシ、袋
の破損を防止し、断熱板の断熱性能を損なわないように
することを目的とする。

発明の構成 本発明は上記目的を達成するために、周縁部をテーパー
にした多孔質成形板をプラスチックスラミネートフィル
ム等よりなる袋に収容し、内部を減圧したものであり、
断熱板に角がないので、袋の破損を防止でき、断熱板の
断熱性能が損なわれないものである。

実施例の説明 以下、本発明の一実施例を第３図と第４図を参考に説明
する。図において、６は断熱板である。

７はプラスチックスラミネートフィルム等よりなる袋で
、周縁部をテーパーにした連続気泡硬質発泡ウレタンの
多孔質成形板８を収容し、内部を０、Ｉ　Ｔｏｒｒ以下
に減圧して断熱板６を形成している。

本実施例においては、多孔質成形板８の周縁部をテーパ
ーにしているので、断熱板６０角９においても袋７にか
かる引張シ応力は分散され、角９の部分で袋７が破れる
ことはない。また、シワの発生もなくなり、袋７に微小
な割れが発生することも、ないので、袋７内部の真空は
確実に保持され断熱板６の断熱性能が損なわれることが
ないという利点がある。

さらに、多孔質成形板８に比べ相対的に熱伝導率が大き
い袋７を通って流れる熱流についても、従来は熱流経路
が直線であったものが、テーパーに添って流れるように
なるため、熱流経路が長くなシ、熱流抵抗が増すので、
断熱板６全体としての断熱性能も向上する利点がある。

なお、本実施例においては、多孔質成形板として連続気
泡硬質発泡ウレタンを用いたが、他のプラスチックスの
連続気泡発泡体及び、発泡セラミックス、粉体圧縮成形
品も使用可能であり、多孔質成形板の材質について制限
はない。

発明の効果 本発明は上記の様に、周縁部をテーパーにした多孔質成
形板をプラスチックスラミネートフィルムよりなる袋に
収容し、内部を減圧したものである０ （ａ）　多孔質成形板の周縁部をテーパーにしているの
で、断熱板の角の部分においても袋にかかる応力は分散
され、角の部分で袋が破れることかない。

（ｂ）　従来は、断熱板の角の部分に集中して発生した
袋のシワがなくなり、袋が鋭角的に折れ曲がることがな
いので、袋に微小な割れが発生することがない。

（Ｃ）　上記の様に袋が破損しないので、袋内部の真空
は確実に保持され断熱板の断熱性能が損なわれることが
ない。

（ｄ）　多孔質成形板に比べ相対的に熱伝導率の大きい
袋を通る熱流が、従来は熱流経路が直線であったものが
、テーパーに添って流れるようになるだめ、熱流経路が
長くなシ、熱流抵抗が増すので、断熱板全体としての断
熱性能も向上する利点を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の断熱板の断面図、第２図は従来の断熱板
の斜視図、第３図は本発明の一実施例における断熱板の
断熱図、第４図は同断熱板の斜視図である。 了・・・・袋、８・・・・・多孔質成形板。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
図 ！ ５

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）多孔質成形板と、前記多孔質成形板を収容し内部
   を減圧したプラスチックスラミネートフィルムよりなる
   袋とからなる断熱板。 ＠）多孔質成形板の周縁部をテーパーにした特許請求の
   範囲第１項記載の断熱板。