JPS60235604A - 逆浸透膜分離装置 - Google Patents

逆浸透膜分離装置

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JPS60235604A
JPS60235604A JP9148984A JP9148984A JPS60235604A JP S60235604 A JPS60235604 A JP S60235604A JP 9148984 A JP9148984 A JP 9148984A JP 9148984 A JP9148984 A JP 9148984A JP S60235604 A JPS60235604 A JP S60235604A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
raw water
reverse osmosis
osmosis membrane
water
pressure pump
Prior art date
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Pending
Application number
JP9148984A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Maeyama
前山 彰
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kurita Water Industries Ltd
Original Assignee
Kurita Water Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Kurita Water Industries Ltd filed Critical Kurita Water Industries Ltd
Priority to JP9148984A priority Critical patent/JPS60235604A/ja
Publication of JPS60235604A publication Critical patent/JPS60235604A/ja
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  • Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の利用分野] 本発明は逆浸透膜分離装置に係り、特に逆浸透膜分離器
への給水圧力が常時最適なものとなるように、原水供給
系統に設けられた高圧ポンプの回転数を制御するように
した逆浸透膜分離装置に関する。
[発明の背景] 逆浸透膜分離装置は、逆浸透膜を内臓した逆浸透膜分離
器、高圧ポンプを備えており該逆浸透膜分離器へ原水を
加圧して供給する原水供給系統、逆浸透膜を透過して得
られる生産水を取り出す生産水取出系統、逆浸透膜分離
器中で濃縮された濃縮ブラインを取り出す濃縮ブライン
系とを備えて構成されている。
このような逆浸透膜分離装置において、生産水量は装置
稼動中に原水の水温、逆浸透膜の汚染、圧密化等により
変動するのであるが、回収率が所定値以上であること及
び当然ながら所要量の生産水を得られることが要求され
る。
而して従来の逆浸透膜分離装置においては、原水供給用
高圧ポンプの出口側に設けた弁を絞ることなどにより、
原水の水温の変化、逆浸透膜の汚染、圧密化等に対応し
て所要量の生産水量を得るようにしているが、適確な原
水供給圧となるように弁開度を制御することは容易では
なく、常時良好な生産水量及び回収率とするには難があ
った。
一般に逆浸透膜分離装置の稼動中に生産水量が減少して
きた場合には、原水の供給圧を高めればある程度生産水
量は増大し回復する。しかしながら逆浸透膜が汚染され
ていたり圧密化が進行していたときには、回収率(回収
率=(生産水量)/(II縮ブライン量+生産水量)、
回収率=(生産水量)/(原水水量)、又は、回収、率
=(原水水量−濃縮ブライン量/(原水水量))が低下
し、逆浸透膜の回収率が低くなってしまう、この回収率
の低い状態での装置の運転はランニングコストが高いと
共に、ブライン量が多くなり原水を無駄に消費するので
好ましくない、この原水は、一般に、凝集沈殿、濾過、
精密濾過等により前処理された貴重なものであるからで
ある。
また必要量の生産水を確保するために原水供給圧力を必
要以上に高めて運転すると、逆浸透膜分離器のシール部
分等に悪影響を及ぼすので好ましくない。
また従来の制御システムでは、高圧ポンプは常に一定の
回転数で回転しているのであるが、高圧ポンプ駆動用の
モータ容量は極めて大きいので、動力を無駄に消費しそ
れだけランニングコストが高い。
[発明の目的] 本発明の目的は、上記従来技術の問題点を解消し、原水
水温の変化、逆浸透膜の汚染、圧密化に自動的に対応し
、所要量の生産水を確実に生産でき、かつランこングコ
ストも低減される逆浸透膜分離装置を提供することにあ
る。
[発明の構成] この目的を達成するために、本発明の逆浸透膜分離装置
は、原水の水温、原水供給圧、原水水量、生産水量ある
いは濃縮ブライン量を検出し、これらの検出値に基いて
、生産水流量及び回収率が所定範囲となるよう原水供給
系統に設置された高圧ポンプの回転数を制御して原水供
給圧を調節するよう構成したものであって。
逆浸透膜を内臓した逆浸透膜分離器と、逆浸透膜分離器
へ原水を供給する高圧ポンプ、原水水温を検出する温度
検出手段及び原水供給圧を検出する圧力検出手段を有す
る原水供給系!、逆浸透膜分離器から生産水を取り出す
生産水取出系と、逆浸透膜分離器から濃縮ブラインを取
り出す濃縮ブライン系と、前記各県の少なくとも2ケ所
の系に設けられている、その系の流量を検出する流量検
出手段と、前記各県に設けられている検出手段からの出
力を入力して高圧ポンプの回転数と逆浸透膜分離器の回
収率を演算する演算器と、演算器の演算結果により高圧
ポンプの回転数を制御する高圧ポンプ回転数制御器と、
を有することを特徴とする逆浸透膜分離装置、 を要旨とするものである。
[発明の実施例] 以下図面を参照して本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明の実施例装置の系統図であって、逆浸透
lll1によって濃縮側2、生産水側3に区画された逆
浸透膜分離器4.逆浸透膜分離器4の濃縮側2へ原水を
導入する配管5、逆浸透膜分離器4から濃縮ブラインを
取り出す配管6、生産水を取り出す配管7、原水導入用
配管5に順次に設けられた水温計8、高圧ポンプ9、原
木圧力計10、濃縮ブライン取出用配管6に設けられた
濃縮ブライン流量計11.生産水取出用配管7に設けら
れた生産水流量計12を備えている。そしてさらに、本
実施例装置は、水温計8、圧力計10、流量計11.1
2の各出力が入力される演算器13、演算器13の演算
結果を受けて高圧ポンプ9の回転数を調節する制御器(
本実施例では可変周波数可変電圧式の制御器)14を備
えている。
なお図中15.16は配管6.7に設けられた弁である
。また上記実施例においては、流量計は濃縮ブライン取
出用配管6及び生産水取出用配管7に設けられているが
、この他に、原水導入用配管5に設けるようにしても良
い、いずれにしてもこれら3つの配管5〜7のうちのい
ずれか2つの配管に設ければ十分である。
このように構成された逆浸透膜分離装置において、演算
器13は水温計8、圧力計10、流量計11.12から
原水の水温、原水供給圧、濃縮ブライン流量、生産水流
量信号が入力され、これに基いて所定の回収率及び生産
水量となるように原水供給圧及びこの供給圧にするため
の高圧ポンプ9の回転数を演算するのであるが、次に第
2図のフローチャートを参照しながら、具体的な制御の
一例について説明する。
まず初期設定値に従った生産水量が得られるための、基
準の原水温度、基準の原水圧力及び生産水量と回収率の
基準範囲を予め演算器に入力設定しておく(ステップ■
)、なお回収率の範囲は膜の特性、原水の性状などから
決められる。
次に原水温度を入力する(ステップ■)、そしてその時
の原水温度(一番最初の演算においては運転開始時の原
水温度)に応じた原水供給圧力を演算し、さらにその原
水供給圧力を得る高圧ポンプ回転数を演算し、その回転
数を表わす信号を高圧ポンプ回転数制御器に出力する(
ステップ■〜■)。
高圧ポンプは制御器により制御されてこの回転数で回転
し、原水を設定された圧力で逆浸透膜分離器4へ供給す
る。この状態の運転となった後、生産水量を読み込み(
ステップ■)、生産水量が基準範囲内にあるか否かを判
断する(ステー2プ■)。この生産水量が所定範囲内の
値であればそのまま採水を続行する。
もし、生産水量が許容範囲を越えて多かったり、または
少なかったりした場合は、原水圧力PIを補正し、(即
ち、生産水量が少ないときにはステップ■でPi +Δ
Pに、多いときはステップ■でPI−ΔPにそれぞれP
Iを変更する。)ステップ■に戻る。
定期的に原水温度を測定する。即ちステップ[株]で時
間t1経過の度にステップO,oに移る。そして水温度
に変動がなければそのまま採水を継続しくステップ[相
])、原水温度に変動がある場合にはステップ■に戻る
また定期的に濃縮ブライン量をチェックする。
即ちステップ[株]で時間t2経過の度にステップ[株
]に移り、濃縮ブライン量を入力し、この流量を予め設
定された回収率からめられる流量の基準範囲と比較しく
ステップ0)、基準範囲よりも少ないときには自機原水
圧力を減少し、その圧力となる高圧ポンプ回転数を演算
し、この演算結果を制御器に出力しくステップ0〜@)
、ステップ■に戻る。
濃縮ブライン量が基準範囲又はそれよりも大きいとき(
即ち回収率が基準範囲又はそれよりも大きいとき)には
必要量の生産水が生産゛されているか否かをチェックす
る(ステップ0〜O)、そして回収率が所定範囲内であ
っても生産水量が不足する場合には、膜の洗浄や取替を
行う必要があるので、注意信号を出力する(ステップ0
)0回収率及び生産水量が許容される状態のときには採
水を継続し、ステップ[相]からステップ[株]へ戻る
。このようにして所定の回収率で、必要とする量の生産
水を生産することができる。
[発明の効果] 以上詳述した通り、本発明は原水の水温、原水の供給圧
力、原水水量、濃縮ブライン流量あるいは生産水量を検
出し、これに基いて原水供給圧力が適正値となるよう高
圧ポンプの回転数を自動的に制御するようにしたもので
あり、原水水温の変動、逆浸透膜の汚れや圧密化に対し
ても所定の回収率で必要量の生産水を安定して確保でき
る。
また高圧ポンプの動力の無駄な消費も解消されるので、
ランニングコストも低減され、逆浸透膜°分離装置の省
エネルギー化が図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例装置の構成を示す系統図、第2
図は同装置の制御例を示すフローチャートである。 1・・・逆浸透膜、4・・・逆浸透膜分離器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) 逆浸透膜を内臓した逆浸透膜分離器と、逆浸透
    膜分離器へ原水を供給する高圧ポンプ、原水水温を検出
    する温度検出手段及び原水供給圧を検出する圧力検出手
    段を有する原水供給系と、逆浸透膜分離器から生産水を
    取り出す生産水取出系と、逆浸透膜分離器から濃縮ブラ
    インを取り出す濃縮ブライン系と、前記各県の少なくと
    も2ケ所の系に設けられている、その系の流量を検出す
    る流量検出手段と、前記各県に設けられている検出手段
    からの出力を入力して高圧ポンプの回転数と逆浸透膜分
    離器の回収率を演算する演算器と、演算器の演算結果に
    より高圧ポンプの回転数を制御する高圧ポンプ回転数制
    御器と、を有することを特徴とする逆浸透膜分離装置。
JP9148984A 1984-05-08 1984-05-08 逆浸透膜分離装置 Pending JPS60235604A (ja)

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