JPS60234258A - ビデオカセツトチエンジヤ− - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、業務用娯楽機械に利用されるビデ才力セント
チェンジャーに関し、更に詳しくは複数のビデ才力セン
１−の中から所望のものを取り出してビデオデツキに装
填するための装置に関するものである。

〔従来技術〕

業務用娯楽機械は、これまでに多くのものが市販されて
おり、そのいずれもコインの投入で作動して所望の娯楽
を提供するようになっている。この業務用娯楽機械の１
つとして、内蔵した映写機により所定の時間だけ映画を
見せるものが知られている。しかし、この機械では、１
種類のフィルムしか入っていないために、所望の映画を
選択して見ることはできなかった。ビデオ産業の発達に
伴ってビデオを有償で提供する業務が主としてポデル業
界で広く行われている。しかし、この業務の殆どは、家
庭用テレビの空きチャンネルを利用して常に複数のビデ
オを順次流しておき、コインが投入された時に、所定時
間だり映像をブラウン管に表示するものであるため、選
択するビデオの種類に限度があるとともに、１つのビデ
オの全てを続けて見ることができなかった。また、各テ
レヒとビデオ装置との間を配線しなければならないため
、コストがかかり、その−ヒビデオの操作者が必要であ
るため、簡単に設置することが困難であった。なお、各
テレビ毎にビデオデツキを設け、予め用意した複数のビ
デオカセットの中から所望のものを鑑賞者自身が選んで
ビデオデツキに装填するようにすれば、最も簡便である
が、こうするとビデ才力セントが紛失することが多いた
め、実施化することができない。

〔発明の目的〕

本発明は、複数のビデオカセットの中から所望のものを
自動的に選択してビデオデツキに装填するごとができる
ようにしたビデオカセットチェンジャーを提供すること
を目的とするものである。

〔発明の構成〕

上記目的を達成するために、本発明は、複数のビデ才力
セントをカセット収納室内にそれぞれ収納したカセット
収納体を設け、このカセット収納体を回転して所望のビ
デ才力セン１−をローディング位置にセットし、このロ
ーディング位置にあるビデオカセットをカセット移送手
段で取り出してビデオデツキに装填し、またビデオ鑑賞
後はビデオデツキから排出されたビデ才力セン１〜をｌ
コーディング位置にある空のカセット収納室内に取り込
むようにしたものである。

前記カセット収納体は、パルスモータで回転され、所望
のビデ才力セントを収納したカセット収納室がローディ
ング位置に位置決めされる。このカセット収納体の位置
を検出するために、パルスモータに供給される駆動パル
スをカウンタするカウンタが用いられている。このカウ
ンタば、カセ５− ・７１・収納体が回転基準位置にきたことを検知するり
セット手段でリセ・ツトされ、したがってカウンタはカ
セット収納体の一回転内での駆動パルスをカラン（・す
る。実際には、カセット収納体が一回転するに必要な駆
動パルスをカセット収納室の個数で割った値で分周され
てから、前記カウンタに入力される。

〔実施例の構成〕

第１図は、本発明を実施したビデオ装置を示すものであ
る。本体ケース１の前面に、操作パネル１ａが設けられ
ており、これに６個の選択ボタン２、電源スイッチ３．
残り時間を表示する表示器４、コイン投入口５が設けら
れている。また本体ケース１の上面には、ドア６がヒン
ジ７で開閉自在に取り付けられており、のだりに開かな
いようにするためにキー８が設けられている。このドア
７は、ビデオカセットの入れ換え時に開閉される。

前記ビデオ装置９は、コード１０を介してテレビ１１に
接続されており、電源スィッチ１２をＯＮにし、チャン
ネルキー１３を押して所定の空きチー６一 ヤンネルを選択すれば、ビデオ装置９の作動時にはビデ
オテープに記録された映像がブラウン管Ｉ４に表示され
る。前記ビデオの鑑賞時間は、予め決められており、コ
インの投入時にカウンタがセットされ、そしてその残り
時間が表示器４で表示される。

第２図は本体ケースを外した状態にあるビデオ装置を示
すものである。本体ケース１で覆われるベース板１８の
上に、市販のビデオデツキ１９と、本発明の要部を構成
するビデオカセソ１−チェンジャー２０とが固定されて
いる。このビデ才力セントチェンジャー２０は、選択ボ
タン２で選択されたビデ才力セントを取り出してビデオ
デツキ１９に装填し、また所定の鑑賞時間が経過した時
にはビデオデツキ１９からビデオカセットを取り出して
再び内部に取り込む。

第３図はビデ才力セントチェンジャーの概略を示すもの
である。ドラム３０は、長い６個の辺と短い６個の辺と
からなる１２角形をしており、その短い６辺に６個のカ
セット収納室３１２〜３１ｆが設げられ、各カセット収
納室３１２〜３１ｆ内に、ビデオ力セツ）３２ａ〜３２
ｆが収納されている。これらのビデオテープｌ　３２　
ａ〜３２ｆは、ドア６を開いてトラム３０をまわずこと
により、各カセット収納室３１２〜３１ｆ内に挿入する
ことができる。前記ドラＪ１３０の回転中にビデオカセ
ット３２ａ〜３２ｆが抜は出ないようにするために、カ
セット収納室３１２〜３１ｆ内に設けたハネ板で係止さ
れている。前記ドラム３０は、回転軸３３に固着されて
おり、その一端にパルスモータ３４が取り付しＪられて
いる。

前記ドラム３０の回転位置は、回転基準位置を始点にし
て１回転する間にパルスモーク３４に供給されたパルス
をカウントすることにより検出される。この回転基準位
置は、ドラム３０の側面に取りつげた遮光板３５をホト
インタラプタ３６で検知することにより知ることができ
る。

第４図に示すように、ローディング位置の左右に、一対
のカセット移送手段５０．５１が設けられている。この
カセット移送手段５０は、３（Ｉｌｉｌのプーリ５２〜
５４と、これに掛けた上下２本のゴムベルト５５．５６
と、前記各ブーＩ）５２〜５４を回転自在に保持したア
ーム５７とを含んでいる。

前記ブーＩＪ５２は、回転軸５８の上端に固着されてお
り、カセット移送用モータ５９の回転がベルト６０を介
して回転軸５８に伝達されるため、この回転軸５８とと
もに回転し、一対のゴムベルト５５．５６を回転させる
。また、前記回転軸５８は、軸筒６１内に収納されてお
り、アーム駆動用ソレノイド６２が通電された時に、レ
バー６３を介して軸筒６１を回転させる。この軸筒６１
の上端に、前記アーム５７が固着されているから、ソレ
ノイド６２が通電されると、アーム５７が回転軸５Ｂを
中心にして回動し、一対のゴムベルト５５．５６を切欠
きを通してカセット収納室内に挿入する。前記他方のカ
セット移送手段５１も同様な構成になっているため、説
明上必要と思われる部分について符号を付しである。な
お、符号７３はローディング位置にあるカセット収納室
に、ビデ才力セントが収納されているかどうかを検出す
９− るためのカセット有無検出スイッチであり、符号７４は
ビデ才力セントがローディング位置にある空のカセット
収納室内に正しく取り込まれたかどうかを検出するカセ
・７ト位置検出スイッチである。　′前記ビデオデツキ
１９は、枢動自在なフロントドア７６で閉鎖されたロー
ディング室７７を備え、前記カセット移送手段５．０．
５１で挟持されながら移送されたビデ才力セントで前記
フロントドア７６が開かれ、ローディング室７７内にビ
デオカセットが装填される。このローディング室７７内
には、周知のように磁気ヘッド及びテープ給送手段が配
置されており、ビデオカセットが装填された後に、ビデ
オテープに記録された映像が表示される。また、このビ
デオデツキ１９は、１＠分の映像再生が終了すると、自
動的に巻き戻しが開始され、そして巻戻しが完了すると
再び再生が開始される。鑑賞の残り時間がなくなると、
エジェクトボタン押下用ソレノイド７９が通電され、レ
バー８０を軸８１を中心にして回動させ、その先端のロ
ーラ８２でビデオデツキ１９のニジエフトポ１０− クン８３を押す。

第５図はビデオカセットの係止を解除するための機構を
示すものである。前記カセット収納室３１ａには、バネ
板８５が設けられており、これでビデ才力セントが抜は
出ないよう保持されている。

このハネ板８５は、軸８６に軸支されたレバー８７が時
計方向に回動した時に下方に押され、ビデオカセットの
係止を解除する。このレバー８７は、その一部に係止解
除用ソレノイド８８が連結されている。なお、符号８９
は、ドラム３０とビデオデツキ１９との間に配置され、
ビデオカセットを支持するガイドプレートである。

第６図は本発明の電気的構成を示すものである。

前記選択ボタン２．カセット位置検出スイッチ７４、カ
セット有無検出スイッチ７３．コイン検出スイッチ９０
．カウンタ９１から出力された信号は、制御回路９２に
送られ、所定のシーケンス制ｆａｌｌを実行する。制１
３１１回路９２としては、例えばマイクロコンピュータ
が用いられ、トライバ９３〜９８を介して、前記ドラム
駆動用パルスモータ３４゜カセソ１〜移送用モータ５９
．アーム駆動用ソレノイド６２及び７１．エジェクトホ
タン押下用ソレノイド７９１表示器４．及び係止解除用
ソレノイド８８をそれぞれ駆動する。

前記制御回路９２から出力された駆動パルスは、分周器
９９で分周されてから、ｎ；１記カウンタ９１に入力さ
れ、ここでカウントされる。ごの分周器９９ば、カセッ
ト収納室が１個分だげ回転するに必要な駆動パルスが入
力された時に、１個のパルスを発生ずる。また、前記カ
ウンタ９１は、ホトインタラプタ３６から出力されたり
セントパルスが入力された時にリセットされ、そして再
び分周器９９からのパルスをカラン１〜する。

次に、第７図を参照して１−記実施例の作用について説
明する。ビデオ鑑賞に際しては、まずコイン投入口５か
らコイン例えば１００円硬貨を投入する。この投入され
たコインは、コイン検出スイッチ９０で検出され、その
検出信号が制御回路９２に送られる。制御回路９２は、
内蔵したタイマをセソトシ、その残り時間を表示器４に
表示する。

コインの投入後に、メニューを参照して鑑賞したいビデ
オを決め、このビデオに対応する選択ボタン２を押す。

前記選択ボタン２が押されると、ドラム駆動用パルスそ
一夕３４が回転するから、複数のビデ才力セントを収納
したドラム３０が回転する。これとともに、駆動パルス
は分周器９９で分周されてからカウンタ９１に入力され
、ここでカウントされる。このカウンタ９１は、ドラム
３０の回転基準位置を検出するホトインタラプタ３６か
ら出力されたリセットパルスでリセットされるから、ど
のカセット収納室がローディング位置にきているかを検
出することができる。そして、所望のビデオカセットを
収納したカセット収納室がローディング位置にきたこと
が検出されると、制御回路９２はドラム駆動用パルスモ
ーク３４の回転を停止させる。

前記ドラム駆動用パルスモータ３４の回転が停止した後
に、アーム駆動用ソレノイド６２．７１を通電してカセ
ット移送手段５０．５１を変位さ１３− せ、ゴムベル１−５５．５６及び７ｏを切欠きを通して
カセット収納室内に入り込ませる。これとともに、係止
解除用ソレノイド８８が通電されるから、バネ板８５が
レバー８７で開かれ、ビデ才力セントの保持が解除され
る。そして、カセット有無検出スイッチ７３からの信号
により、ビデ才力セントが収納されていることを確認す
る。この後、カセット移送用モーフ５９が始動してゴム
ベルト５５．５６及び７０を回転させるがら、ビデオデ
ツキ１−は挟み付けられた状態で移送される。このビデ
オカセットは、カセット収納室から抜き出され、ビデオ
デツキＩ９に向かって移動し、そしてビデオデツキ１９
のフロントドア７６を押し開いて、ローディング室７７
内に装填される。

前記ビデオカセットの送り出しが完了したことが検出さ
れた時に、アーム駆動用ソレノイド６２゜７１及び係止
解除用ソレノイド８８の通電が停止し、その後カセット
移送用モータ３６の回転が停止する。なお、ビデオカセ
ットの送り出しの完了は、ビデ才力セントを送り出すに
充分な予め定め−１４− た時間だけカセソ］・移送用モータ５９が回転したかど
うかによって判断している。

ビデオデツキ１９に所望のビデオカセソ１〜が装填され
ると、すなわち、ビデオカセットの送り出しが完了して
から、所定の時間が経過すると、制御回路９２は、再生
開始信号をビデオデツキ１９に送って映像を再生する。

この映像は、テレビが使用状態にある時に、ブラウン管
１４に表示される。そして、表示器４に表示されている
残り時間かなくなると、映像の再生が終了する。なお、
１回の鑑賞時間の間で、ビデオテープの給送が終了する
と、ビデオデツキ１９は自動的に巻き戻しを開始し、再
び最初から映像の再生を開始する。

前記残り時間がなくなると、エジェクトボタン押下用ソ
レノイド７９が通電されるから、ビデオデツキ１９のエ
ジェクトボタン８３が押される。

これにより、ビデ才力セントは、ビデオデツキ１９から
排出され、カセット位置検出スイッチ７４がＯＮにされ
る。このカセット位置検出スイッチ７４がＯＮすると、
制御回路９２はまずアーム駆動用ソレノイＦ６２，７１
及び係止解除用ソレノイド８８を通電する。その次にカ
セット移送用モータ５９を通電してこれを逆転させ、ビ
デオカセソ１−を空になっているカセット収納室内に戻
す。

そして、カセットの取り込めが完了すると、アーム駆動
用ソレノイド６２．７１及び係止解除用ソレノイド８８
の通電が停止する。これとともに、カセット移送用モー
タ５９の回転が停止し、１回のシーケンスが完了し、そ
して次のコインが投入されるまで待機状態となる。なお
、前記ビデオカセソ１〜の取り込みが完了したかどうか
は、カセット位置検出スイッチ７４がＯＦＦであり、か
つカセット有無検出スイッチ７３がＯＮしているかどう
かによって判断する。

〔発明の効果〕

上記構成を有する本発明は、複数のビデオカセットの中
から所望のビデオカセットを取り出し、これをビデオデ
ツキに自動的に装填することができるようにしたから、
従来のように大損りな装置を用いることなく、簡単に所
望のビデオを選択して鑑賞することができる。また、カ
セット収納体をパルスモータで回転させるとともに、こ
のパルスモータに供給された駆動パルスをカウントして
カセット収納体の回転位置を検出するようにしたから、
カセット収納体の割り出しを簡単な構成で行うことがで
きる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明を実施したビ°デオ装置の外観を示す斜
視図である。 第２図は本体カバーを取り外したビデオ装置の平面図で
ある。 第３図は本発明の一実施例を示す概略図である。 第４図はカセット移送機構を示す要部の平面図である。 第５図は係止解除機構を示す要部の側面図である。 第６図は本発明の電気的構成を示すブロック図である。 第７図はビデオ装置の作動を示すフローチャートである
。 １７− ２・・・選択ボタン　４・・・表示器 ５・・・コイン投入口　９・・ビデオ装置１１・・テレ
ビ　１９・・ビデオデツキ２０・・ビデオ力セッ１−チ
ェンジャー３０・・ドラム ３１ａ〜３１ｆ・・カセット収納室 ３２２〜３２ｆ・・ビデオカセット ３４・・ドラム駆動用パルスモータ ３５・・遮光板 ３６・・ホトインタラプタ ５０．５１・・カセット移送手段 ５５．５６．７０・・ゴムヘル１〜 ５９・・カセット移送用モータ ６２．７１・・アーム駆動用ソレノイド７７・・ローデ
ィング室 ８３・・エジェクトボタン ７９・・エジェクトボタン押下用ソレノイド手段・・板
ハネ ８８・・係止解除用ソレノイド。 １８−

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. （１）複数のビデオカセットの中から所望のものを選択
   してビデオデツキに装填するビデオカセットチェンジャ
   ーにおいて、 前記複数のビデ才力セントを複数のカセット収納室内に
   それぞれ取り出し自在に収納するカセット収納体と、こ
   のカセット収納体を回転させるパルスモータと、このパ
   ルスモータに供給される駆動パルスをカウントして所望
   のカセット収納室がローディング位置にセットされたこ
   とを検知するカウンタと、前記カセット収納体の回転基
   準位置を検知して前記カウンタをリセットするリセット
   手段と、ローディング位置にあるカセット収納室からビ
   デ才力セントを取り出して前記ビデオデツキに装填する
   とともに、前記ビデオデツキから排出されたビデオカセ
   ットを空のカセット収納室内に取り込むためのカセット
   移送手段と、前記ビデオデツキからビデオカセットを取
   り出す際にビデオデツキのエジェクト機構を作動させる
   手段とからなろことを特徴とするヒデオカセソ１−チェ
   ンジャー。
2. （２）前記カセット収納体は、半径方向に延びたカセッ
   ト収納室が所定の間隔で複数個形成されていることを特
   徴とする特許請求の範囲第１項記載のビデオカセットチ
   ェンジャー。
3. （３）前記リセット手段は、前記カセット収納体に設け
   られた遮光板と、この遮光板の通過を検出するホトイン
   タラプタとからなることを特徴とする特許請求の範囲第
   ２項記載のビデオカセソ１〜チｌンジャー。
4. （４）前記カセット収納室には、ビデオカセットが抜は
   出ないようにするための係止部材か設りられており、ビ
   デオカセットの取り出しに際してビデオカセットから離
   されてその係止が解除されることを特徴とする特許請求
   ０範囲第３項記載″５デ’Ｆ　＋カセントチェンジャー
   。　！
5. （５）前記カセット移送手段は、ビデ才力セントの移遂
   時にローディング位置にあるビデ才力セントに当接する
   ように変位し、ビデオカセットを挟め伺けた状態でこれ
   を移送する一対のヘルドであることを特徴とする特許請
   求の範囲第４項記載のビデオカセットチェンジャー。