JPS6023312Y2 - 電気メツキ用通電体 - Google Patents
電気メツキ用通電体Info
- Publication number
- JPS6023312Y2 JPS6023312Y2 JP577281U JP577281U JPS6023312Y2 JP S6023312 Y2 JPS6023312 Y2 JP S6023312Y2 JP 577281 U JP577281 U JP 577281U JP 577281 U JP577281 U JP 577281U JP S6023312 Y2 JPS6023312 Y2 JP S6023312Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- current
- carrying
- carrying body
- electroplating
- electrode
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Electroplating Methods And Accessories (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は電気メツキ用通電体の改良に関する。
電気メッキでは電極に電流を導く手段として通電体が用
いられている。
いられている。
第1図及び第2図は横型、第3図は竪型の連続電気メツ
キ設備の一部をそれぞれ示すもので、第1図及び第2図
に示す横型の設備では、ストリップ1の下側の対極につ
いてストリップ1の下方に通電体2を一体的に設け、こ
の通電体2上に電極を載置するようになっており、また
第3図に示す竪型の設備では、ストリップ1の傍に通電
体2′を設け、この通電体2′に電極3′を懸吊せしめ
るようになっており、このような通電体2,2′として
は、従来Cu。
キ設備の一部をそれぞれ示すもので、第1図及び第2図
に示す横型の設備では、ストリップ1の下側の対極につ
いてストリップ1の下方に通電体2を一体的に設け、こ
の通電体2上に電極を載置するようになっており、また
第3図に示す竪型の設備では、ストリップ1の傍に通電
体2′を設け、この通電体2′に電極3′を懸吊せしめ
るようになっており、このような通電体2,2′として
は、従来Cu。
Ti、 Pb、 Pb−3n製等の角柱状のものや、C
u製の角柱体の外側をTi、 Pb又はPb−3n等で
ライニングしたものが採用されている。
u製の角柱体の外側をTi、 Pb又はPb−3n等で
ライニングしたものが採用されている。
ところで、このような通電体を用いた電気メッキでは、
通電体と電極との接触圧の関係で両者間にスパークが生
じ、このスパークにより通電体が損傷を受けることがし
ばしば生じているが、このように損傷を受けた通電体を
そのまま使い続けた場合、その損傷部から通電体を構成
する金属(例えば銅イオン等)がメッキ液中に溶は出し
、この溶は出した金属イオンがストリップに付着してメ
ッキの品質を劣化させてしまうという問題がある。
通電体と電極との接触圧の関係で両者間にスパークが生
じ、このスパークにより通電体が損傷を受けることがし
ばしば生じているが、このように損傷を受けた通電体を
そのまま使い続けた場合、その損傷部から通電体を構成
する金属(例えば銅イオン等)がメッキ液中に溶は出し
、この溶は出した金属イオンがストリップに付着してメ
ッキの品質を劣化させてしまうという問題がある。
従って損傷を受けた通電体は速やかに交換する必要があ
るが、従来の通電体は、上記したように全体が一体物と
して構成されているため、一部に損傷を受けた場合でも
通電体全体を交換しなければならず、その交換作業に手
間と労力を必要とし電気メッキの能率性を阻害するとと
もに、メッキのコスト高をモ招<という不都合があった
。
るが、従来の通電体は、上記したように全体が一体物と
して構成されているため、一部に損傷を受けた場合でも
通電体全体を交換しなければならず、その交換作業に手
間と労力を必要とし電気メッキの能率性を阻害するとと
もに、メッキのコスト高をモ招<という不都合があった
。
本考案は以上のような従来の難点を解消すべく工夫され
たもので、通電体の構成部分を部分的に交換可能なもの
とすることにより、交換作業の容易性とコストの低減と
を図ったものである。
たもので、通電体の構成部分を部分的に交換可能なもの
とすることにより、交換作業の容易性とコストの低減と
を図ったものである。
以下、本考案の実施例を図面に示すものについて説明す
ると、第4図ないし第6図は本考案の一実施例を示すも
ので、4はCu製の角柱体5及びTi、 Pb、 Pb
−3n又はA1製のライニング6からなる通電体本体で
ある。
ると、第4図ないし第6図は本考案の一実施例を示すも
ので、4はCu製の角柱体5及びTi、 Pb、 Pb
−3n又はA1製のライニング6からなる通電体本体で
ある。
本考案は、このような本体4のメッキ用電極と接触すべ
き側の面部41にC,Cu、 Ti、 Pb又はPb−
3n等の導電性材による分割型の通電補助体7を着脱可
能に連続的に取付けてなるものである。
き側の面部41にC,Cu、 Ti、 Pb又はPb−
3n等の導電性材による分割型の通電補助体7を着脱可
能に連続的に取付けてなるものである。
なお、本実施例においては、この通電補助体7の固定は
ボルト止めによっているが、通電体本体4が例えば本実
施例のようにCu製の角柱体にライニングを施しである
ようなものである場合には、Cu製の角柱体5にメッキ
液が浸透しないようにするため、前記ボルト8が角柱体
5まで貫通しないようにすることが好ましい。
ボルト止めによっているが、通電体本体4が例えば本実
施例のようにCu製の角柱体にライニングを施しである
ようなものである場合には、Cu製の角柱体5にメッキ
液が浸透しないようにするため、前記ボルト8が角柱体
5まで貫通しないようにすることが好ましい。
なお、前記本体4としては、本実施例のようにライニン
グ6を施したものに限らず、従来使用されている諸種の
構造、材質のものを利用することができ、例えばCu、
Ti、 Pb、 Pb−3n等の単一の材質からなる
本体とすることができる。
グ6を施したものに限らず、従来使用されている諸種の
構造、材質のものを利用することができ、例えばCu、
Ti、 Pb、 Pb−3n等の単一の材質からなる
本体とすることができる。
また、第7図及び第8図は本考案の他の実施例を示すも
ので、本実施例は第7図に示すように本体4に幅方向に
沿った凸条42を本体4の長さ方向に適宜間隔をおいて
設けるとともに、この各凸条42の両側面下部を内側に
切れ込んだ傾斜面とな腰さらに、本体4幅方向−側の各
凸条42゜42間に高さが通電補助体7の厚みよりも小
さいストッパー43を形成せしめており、一方、分割さ
れた各通電補助体7は前記凸条42,42間に形成され
た凹部10の形状に対応した形状に構成し、第8図に示
すように、この各種通電補助体7を前記凸条42,4間
によって形成される各凹部10にストッパー43が設け
られていない側から挿脱可能に嵌挿して通電体を構成せ
しめたものである。
ので、本実施例は第7図に示すように本体4に幅方向に
沿った凸条42を本体4の長さ方向に適宜間隔をおいて
設けるとともに、この各凸条42の両側面下部を内側に
切れ込んだ傾斜面とな腰さらに、本体4幅方向−側の各
凸条42゜42間に高さが通電補助体7の厚みよりも小
さいストッパー43を形成せしめており、一方、分割さ
れた各通電補助体7は前記凸条42,42間に形成され
た凹部10の形状に対応した形状に構成し、第8図に示
すように、この各種通電補助体7を前記凸条42,4間
によって形成される各凹部10にストッパー43が設け
られていない側から挿脱可能に嵌挿して通電体を構成せ
しめたものである。
以上のような通電体によれば、通電体がスパークにより
損傷を生じても、その損傷は前記通電補助体7に生ずる
だけであり、従って第4図ないし第6図に示すものであ
っては、前記ボルト8を外して通電補助体7を交換する
だけで、また第7図及び第8図に示すものであっては、
通電補助体7を凹部10から挿脱するだけで済むもので
ある。
損傷を生じても、その損傷は前記通電補助体7に生ずる
だけであり、従って第4図ないし第6図に示すものであ
っては、前記ボルト8を外して通電補助体7を交換する
だけで、また第7図及び第8図に示すものであっては、
通電補助体7を凹部10から挿脱するだけで済むもので
ある。
なお、上記損傷はその生ずる箇所が一定しておらず、し
かも一箇所でも損傷を受けた場合、そのままの状態での
使用は不可となるものであるため、上記のように損傷を
受けた部分の通電補助体7のみを交換すれば足りること
になる。
かも一箇所でも損傷を受けた場合、そのままの状態での
使用は不可となるものであるため、上記のように損傷を
受けた部分の通電補助体7のみを交換すれば足りること
になる。
また、横型メッキ装置においては、一般に第2図に示す
ように電極3の消耗に応じ、適当な移動手段9によって
電極3を通電体2上で移動せしめるものであるが、本考
案の通電体をこような横型メッキ測置に適用した場合、
通電補助体7をC製のものとすることにより、その上に
載置される電極の移動の際の摺動性を良好なものとする
ことができる。
ように電極3の消耗に応じ、適当な移動手段9によって
電極3を通電体2上で移動せしめるものであるが、本考
案の通電体をこような横型メッキ測置に適用した場合、
通電補助体7をC製のものとすることにより、その上に
載置される電極の移動の際の摺動性を良好なものとする
ことができる。
以上述べたような本考案の通電体によれば、本体4の電
極と接触すべき側の面部41に導電性材による分割型の
通電補助体7を着脱可能に連続的に取付けてなるので、
メッキ用電極との間で通電体がスパークにより損傷を受
けても、その損傷箇所の通電補助体を交換するだけで済
み、このため通電体交換の作業性を高めて電気メッキの
能率化を図ることができ、しかも従来の如く通電体全体
の交換の必要がないことから、生産コストの低減を図る
ことができるという利点がある。
極と接触すべき側の面部41に導電性材による分割型の
通電補助体7を着脱可能に連続的に取付けてなるので、
メッキ用電極との間で通電体がスパークにより損傷を受
けても、その損傷箇所の通電補助体を交換するだけで済
み、このため通電体交換の作業性を高めて電気メッキの
能率化を図ることができ、しかも従来の如く通電体全体
の交換の必要がないことから、生産コストの低減を図る
ことができるという利点がある。
第1図及び第2図は横型の連続電気メツキ設備の一部を
示すもので、第1図は縦断面を示す説明図、第2は横断
面図を示す説明図である。 第3図は縦型の連続電気メツキ設備の一部を示す説明図
である。 第4図ないし第6図は本考案の一実施例を示すもので、
第4図は平面図、第5図は側面図、第6図は第5図中V
I−VI線に沿う断面図である。 第7図及び第8図は本考案の他の実施例を示すもので、
第7図は本体及び通電補助体を組付は前の状態で示す説
明図、第8図は同じく取付けた状態で示す説明図である
。 図において4は本体、7.7a、7b、1c・・・は通
電補助体、41は面部を各示す。
示すもので、第1図は縦断面を示す説明図、第2は横断
面図を示す説明図である。 第3図は縦型の連続電気メツキ設備の一部を示す説明図
である。 第4図ないし第6図は本考案の一実施例を示すもので、
第4図は平面図、第5図は側面図、第6図は第5図中V
I−VI線に沿う断面図である。 第7図及び第8図は本考案の他の実施例を示すもので、
第7図は本体及び通電補助体を組付は前の状態で示す説
明図、第8図は同じく取付けた状態で示す説明図である
。 図において4は本体、7.7a、7b、1c・・・は通
電補助体、41は面部を各示す。
Claims (1)
- 通電体本体のメッキ用電極と接触すべき側の面部に導電
性材による分割型の通電補助体を着脱可能に連続的に取
付けてなる電気メツキ用通電体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP577281U JPS6023312Y2 (ja) | 1981-01-21 | 1981-01-21 | 電気メツキ用通電体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP577281U JPS6023312Y2 (ja) | 1981-01-21 | 1981-01-21 | 電気メツキ用通電体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57121681U JPS57121681U (ja) | 1982-07-28 |
JPS6023312Y2 true JPS6023312Y2 (ja) | 1985-07-11 |
Family
ID=29804124
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP577281U Expired JPS6023312Y2 (ja) | 1981-01-21 | 1981-01-21 | 電気メツキ用通電体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6023312Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-01-21 JP JP577281U patent/JPS6023312Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57121681U (ja) | 1982-07-28 |
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