JPS60232163A - 芳香剤 - Google Patents
芳香剤Info
- Publication number
- JPS60232163A JPS60232163A JP59087727A JP8772784A JPS60232163A JP S60232163 A JPS60232163 A JP S60232163A JP 59087727 A JP59087727 A JP 59087727A JP 8772784 A JP8772784 A JP 8772784A JP S60232163 A JPS60232163 A JP S60232163A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fragrance
- liquid
- container
- microporous membrane
- aromatic agent
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はガスを透過するが、液体を透過しない微多孔膜
を使用した香料溶液からなる芳香剤に関する。
を使用した香料溶液からなる芳香剤に関する。
液体香料または香料溶液は一般にガラス、プラスチック
等の容器に収納され、その液体より揮発する蒸気を容器
外に導き空中に揮散させることによって芳香剤、消臭剤
等の目的を達成させている。しかるに揮発する蒸気を容
器外に導く手段は、液体は液体溜より吸上げて表面積を
大きくした部分に移し、ここより蒸気として揮散させて
いるので、この部分は容器が開口しており、誤って容器
を転倒させた場合、この部分より容器内の液体が漏洩す
ることがあり、それによって種々の不都合を生じている
。
等の容器に収納され、その液体より揮発する蒸気を容器
外に導き空中に揮散させることによって芳香剤、消臭剤
等の目的を達成させている。しかるに揮発する蒸気を容
器外に導く手段は、液体は液体溜より吸上げて表面積を
大きくした部分に移し、ここより蒸気として揮散させて
いるので、この部分は容器が開口しており、誤って容器
を転倒させた場合、この部分より容器内の液体が漏洩す
ることがあり、それによって種々の不都合を生じている
。
その対策としてガスのみを透過し液体を透過させないプ
ラスチックフィルム、例えばポリオレフィンフィルムを
容器あるいは容器の一部として使用する芳香剤があるが
、かかるガス透過性のフィルムは単一でない混合香料に
あっては。
ラスチックフィルム、例えばポリオレフィンフィルムを
容器あるいは容器の一部として使用する芳香剤があるが
、かかるガス透過性のフィルムは単一でない混合香料に
あっては。
ガスとして透過しやすいものと、透過しにくいものがあ
って空中に揮散する臭いは液体での組成と著しく異なっ
たものとなったり、特にポリオレフィンフィルムでは液
体中に水分、アルコール−グリコール類が混在する場合
、ガス透過性は著しく低下し、芳香剤としての目的を達
成できない欠点がある。
って空中に揮散する臭いは液体での組成と著しく異なっ
たものとなったり、特にポリオレフィンフィルムでは液
体中に水分、アルコール−グリコール類が混在する場合
、ガス透過性は著しく低下し、芳香剤としての目的を達
成できない欠点がある。
本発明者はかかる不都合を生じないガス透過性フィルム
を種々検討した結果、微細な孔を多数有する特定の膜を
使用することによって液体は透過せず、ガスのみを揮散
させ得、しかも揮散するガスは液体の組成と同一であり
、使用中細孔の目詰りなどの不都合を生じないことを見
出゛し本発明を完成した。すなわち本発明は有機溶剤に
溶解させた。または水に乳化 可溶化させた香料溶液と
ガスを透過するが、液体を透過しない微多孔膜からなる
芳香剤である。
を種々検討した結果、微細な孔を多数有する特定の膜を
使用することによって液体は透過せず、ガスのみを揮散
させ得、しかも揮散するガスは液体の組成と同一であり
、使用中細孔の目詰りなどの不都合を生じないことを見
出゛し本発明を完成した。すなわち本発明は有機溶剤に
溶解させた。または水に乳化 可溶化させた香料溶液と
ガスを透過するが、液体を透過しない微多孔膜からなる
芳香剤である。
本発明に使用するガスを透過するが、液体を透過しない
微多孔膜は孔径が1μm以下、好ましくは0.5μm以
下の細孔が無数にあるフィルムで、ポリ四フッ化エチレ
ンまたはポリオレフィン、ポリウレタン系の微多孔膜に
フッ素処理した微多孔膜が挙げられるが、この中ポリ四
フッ化エチレンが好ましい。微多孔性ポリオレフィンフ
ィルムは表面張力の小さい液体を透過させることがあっ
て好ましくない。
微多孔膜は孔径が1μm以下、好ましくは0.5μm以
下の細孔が無数にあるフィルムで、ポリ四フッ化エチレ
ンまたはポリオレフィン、ポリウレタン系の微多孔膜に
フッ素処理した微多孔膜が挙げられるが、この中ポリ四
フッ化エチレンが好ましい。微多孔性ポリオレフィンフ
ィルムは表面張力の小さい液体を透過させることがあっ
て好ましくない。
本発明の芳香剤に使用する香料は特に制限はなく常温で
適宜な蒸気圧を有するものが好ましく、従ってその香料
と同時に揮散する溶剤も沸点が2EIO℃以下、特に好
ましくは150〜190℃の無臭のものがよい。具体的
にはイソパラフィン、ノルマルデカン等である。
適宜な蒸気圧を有するものが好ましく、従ってその香料
と同時に揮散する溶剤も沸点が2EIO℃以下、特に好
ましくは150〜190℃の無臭のものがよい。具体的
にはイソパラフィン、ノルマルデカン等である。
本発明の芳香剤は容器として上記の微多孔膜のみを使用
してもよく、また容器本体は従来のようにガラス、プラ
スチックであって、その一部に微多孔膜を使用してもよ
い。微多孔膜を容器とする場合は勿論、容器の一部とし
て使用する場合であっても、微多孔膜に液体が接しても
ガスのみを透過し、液体は透過することはない。
してもよく、また容器本体は従来のようにガラス、プラ
スチックであって、その一部に微多孔膜を使用してもよ
い。微多孔膜を容器とする場合は勿論、容器の一部とし
て使用する場合であっても、微多孔膜に液体が接しても
ガスのみを透過し、液体は透過することはない。
微多孔膜より液体の不透過性を一層確実にするため、香
料溶液に若干の増粘剤を添加して粘度を上げることもで
きる。この場合香料溶液のIO重量%迄の増粘剤を添加
する。増粘剤としては無臭のものが好ましく1.エチル
ヒドロキシエチルセルロース、エチレンプロピレンコム
等を挙げることができる。
料溶液に若干の増粘剤を添加して粘度を上げることもで
きる。この場合香料溶液のIO重量%迄の増粘剤を添加
する。増粘剤としては無臭のものが好ましく1.エチル
ヒドロキシエチルセルロース、エチレンプロピレンコム
等を挙げることができる。
本発明によれば転倒しても液体の漏洩はなく。
使用期間を通して均一な芳香が揮散される液状の芳香剤
を提供できる。従ってゲル状の芳香剤のように芳香が初
期に強く、ケル体が小さくなって表面積の減少による減
衰もない極めて優れた芳香剤である。
を提供できる。従ってゲル状の芳香剤のように芳香が初
期に強く、ケル体が小さくなって表面積の減少による減
衰もない極めて優れた芳香剤である。
次に実施例を挙げて具体的に説明する。
゛実施例
香料と有機溶剤としてノルマルデカン95チ。
増粘剤としてエチルヒドロキシエチルセルロース5%か
らなる香料溶液をガラス製容器に注入し、容器の開口部
をポリ四フッ化エチレンの微多孔膜にトフロンNTF−
5200孔径o5ttm日東電工製)で蔽って芳香剤と
した。
らなる香料溶液をガラス製容器に注入し、容器の開口部
をポリ四フッ化エチレンの微多孔膜にトフロンNTF−
5200孔径o5ttm日東電工製)で蔽って芳香剤と
した。
この芳香剤を20℃の部屋に設置し蒸発による重量変化
を測定したところ下表の如く極めて均一な蒸発速度が得
られた。
を測定したところ下表の如く極めて均一な蒸発速度が得
られた。
対照品は同一香料、ノルマルデカンを1. Zヒドロキ
システアリン酸10%でゲル化させたものである。
システアリン酸10%でゲル化させたものである。
手続補正書(自発)
昭和59年6月l1日
特許庁長官 若 杉 和 夫 殿
■、事件の表示
昭和59年特許願第87727号
2 発明の名称
芳香剤
8、補正をする者
事件との関係 特許出願人
住所 東京都新宿区下落合1丁目4番10号名称 エス
テ−化学株式会社 代表者 鈴 木 誠 − 4゛代理人〒1.oi 住所 東京都千代田区神田神保町2丁目42番地5 補
正の対象 願書及び明細書(タイプ浄書)
テ−化学株式会社 代表者 鈴 木 誠 − 4゛代理人〒1.oi 住所 東京都千代田区神田神保町2丁目42番地5 補
正の対象 願書及び明細書(タイプ浄書)
Claims (3)
- (1) 有機溶剤に溶解させた。または水に乳化・可溶
化させた香料溶液とガスを透過するが、液体を透過しな
い微多孔膜からなる芳香剤。 - (2)−ガスを透過するが、液体を透過しない微多孔膜
が孔径1μm以下の微孔を有するポリ四フッ化エチレン
膜である特許請求の範囲第(1)項記載の芳香剤 - (3)香料溶液が10重量%以下の増粘剤を含んでいる
ものである特許請求の範囲第(1)項記載の芳香剤
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59087727A JPS60232163A (ja) | 1984-05-02 | 1984-05-02 | 芳香剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59087727A JPS60232163A (ja) | 1984-05-02 | 1984-05-02 | 芳香剤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60232163A true JPS60232163A (ja) | 1985-11-18 |
Family
ID=13922943
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59087727A Pending JPS60232163A (ja) | 1984-05-02 | 1984-05-02 | 芳香剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60232163A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013527865A (ja) * | 2010-04-15 | 2013-07-04 | ピーピージー・インダストリーズ・オハイオ・インコーポレイテッド | 微多孔質物質 |
JP2016531965A (ja) * | 2013-10-04 | 2016-10-13 | ピーピージー・インダストリーズ・オハイオ・インコーポレイテッドPPG Industries Ohio,Inc. | 微孔質材料 |
JP2020018363A (ja) * | 2018-07-30 | 2020-02-06 | エステー株式会社 | 薬剤揮散具及び薬剤揮散具に使用する薬剤 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57136513A (en) * | 1981-02-18 | 1982-08-23 | Nitto Electric Ind Co Ltd | Material for controlling release of physiologically active substance |
-
1984
- 1984-05-02 JP JP59087727A patent/JPS60232163A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57136513A (en) * | 1981-02-18 | 1982-08-23 | Nitto Electric Ind Co Ltd | Material for controlling release of physiologically active substance |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013527865A (ja) * | 2010-04-15 | 2013-07-04 | ピーピージー・インダストリーズ・オハイオ・インコーポレイテッド | 微多孔質物質 |
JP2014095096A (ja) * | 2010-04-15 | 2014-05-22 | Ppg Industries Ohio Inc | 微多孔質物質 |
JP2016531965A (ja) * | 2013-10-04 | 2016-10-13 | ピーピージー・インダストリーズ・オハイオ・インコーポレイテッドPPG Industries Ohio,Inc. | 微孔質材料 |
JP2020018363A (ja) * | 2018-07-30 | 2020-02-06 | エステー株式会社 | 薬剤揮散具及び薬剤揮散具に使用する薬剤 |
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